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his little umber
人気らしいし、絵も嫌いじゃないからと購入。
とくにジャンルも見ておらず読んでいたら、まさかのファンタジー要素。なるほど、獣人ものなのね。なんて思ってたら天使!?と、予想外の連続でした。
話の内容はとても純愛です。泣ける。
琥士郎くん可愛くて健気で真っ直ぐで最高です。源慈の葛藤も良かった。ストーリーもしっかりしつつ、エロも充実しています。おじショタみたいな感じ。性教育、大切ですね。ただ、一線は最後まで超えないのが源慈らしい。
天界に連れてかれてしまうと逃避行したのは良いものの、まさかの死のリスク。そして何の因果かなのか、つばきさんの事故とも関わりありと。琥士郎のため別れを決意したものの、抜け殻になってしまう源慈の姿に泣きました。でもそれを救ってくれるのがつばきさんというね。つばきさん、本当に素敵な人。
最後、琥士郎の羽根が燃えたときの泣き顔、その時の源慈が手を掴んで離れないと決心した姿に号泣しました。
ハッピーエンドでよかった!!!!
2人とも結構ガチムチなのもポイント高いです( ̄▽ ̄)
また、琥士郎のお兄様が個人的にめちゃくちゃ癖でして、イオくんとのスピンオフ期待したいのです……!!!
二巻の表紙は源慈で後ろには豹の琥士郎が居て今回もとても素敵な表紙です。
扉絵が片翼の琥士郎の背中の絵だったので、やっぱり天使だったんだ。って思いました。翼を失って人間世界に墜ちた理由には、源慈との並々ならぬ因縁があったようです。
だから、お互いに出会ったのかな?と。
源慈は琥士郎を助けたつもりだったけど、実は助けられたのは彼自身だったんだなと思いました。
一巻でも、既に、椿さんの父親と少しわだかまりがとけましたが、これも琥士郎のおかげだったし。なかなかヤクザである自分の生きてきた為に椿さんを失った悲しみを忘れられないで後悔し続けていたのを、そして、孤独でいたのを救ったのは琥士郎なんですね。
天使が人間世界で翼を現すと存在が消えてしまう様な話でしたが、実際は翼が消えただけで琥士郎は天界追放で普通の人間になってしまったのが、ちょっと都合良い話の展開すぎたかな、、とは思いましたが。天界に帰らなきゃならない理由というのも琥士郎にしてみればそんなメリットなかったと思いますし。
それでも、人間になった琥士郎は人間の時間と同じだけの歳のとり方をするようになったようです、15年後の二人の少し落ち着きが出てきたお顔にまた見惚れてしまいました。
とても絵が素敵で、ストーリー展開には見どころもあるのですが
ヤクザでありながらずっと後悔している源慈のグジグジした所や、源慈が好きという琥士郎の気持ちはどこから生まれたのか?どうもキャラクターの性格や行動原理が私には掴みにくかったです。
前知識が無くても楽しめると言う事でしたが、なんとなく読む順番を間違えたのかなという寂しさがありました。
物語もたのしめたけど個人的にはそれより登場人物のキャラが魅力的で神!となった作品。
私が一番心奪われたのは琥士郎。
メチャクチャカッコいいのに堪らなく色っぽくてとんでもなく可愛い!
しかもケモ耳属性で背中に羽の傷跡を持つ天使なんて
もー大好きな設定をこれでもかと盛り込まれた極上キャラ!
もちろんビジュアルも超〜好みの性癖ど真ん中。
しかも子供時代の琥士郎の可愛さたるや
ヒョウのぬいとセットで可愛い!
ヒョウになっても可愛い!
とにかく大好き!
一方の源慈はガタイが良く強くておおしい男前
…なのにやもめ暮らしで結婚もせず孤独な男
そんな渋く硬派な源慈が琥士郎の世話に奮闘するというギャップがたまらない
最高の二人を見ているだけで顔がにやけてしまう…
そんな作品。
上下巻まとめての感想です。
人が豹になる設定に、古のテレビドラマ『闇のパープルアイ』を思い出しつつ、なんか激しい物語なのかな? と思ったらそんなこともなく、ぼんやりとした概念商業BLをまんま絵に描いたような話でした。
絵がめちゃめちゃ綺麗です。豹がけっこうリアルに豹! って感じで、特に膝関節の辺りとか首筋のところとかが最高です。動物好きにはたまらないと思います。
一番好きなシーンは源慈の膝の上でごろんごろんする豹化琥士郎のところです。リアル豹なのに表情がでれんでれんに融けてる。精悍な野性動物のはずなのに、極めつけの駄犬みたいな顔になっちゃって。そんな情けない様に覚える、背徳的な喜びよ……。
ストーリーは上記の通り概念商業BLストーリーなので、端から端まで既視感がすごくて、しかしここまで何処かで見たネタを豪速球でビシバシ投げまくって来るのは逆に凄いのかもしれない……数打ちゃ当たるならぬ数打ちゃ蜂の巣ってやつだ……と正直自分を奮い立たせて頑張って読みました。ぶっちゃけ、頑張らないとちょっと難しかった……。
豹、だと思っていた琥士郎が実は天使のようなものだと発覚したところで、私は考えるのをやめました。これは考えるな! 感じろ!、系のお話なのね!? 固いことは抜き抜き! 固いものは抜き抜き……。そういうことだったのかぁ。
と悟って以降は楽しく読めました。
人生に疲れて息抜きと癒しを求めている、動物好きで疑似親子萌えの癖をお持ちの方におすすめです。
1999年の大晦日、なぜ琥士郎が豹の姿で源慈の前に現れたのか。下巻では、それぞれの過去が明らかになり、そして繋がります。
お互いを想うがゆえのすれ違い、そして選択。2人は離れ離れになるかと思いきや、最後は安心のハッピーエンドです。火が燃え移ろうと琥士郎から手を離さない源慈の男気、最高でした!2人が初めて繋がるシーンも濃厚でよかったです。
源慈の亡き妻・椿さんや、天界のお兄様&その恋人、2人を取り巻く人たちなど、それぞれにきちんと役割があって、最後にはどのキャラも愛おしくなりました。源慈と琥士郎が世界のどこかで、幸せに過ごしていますように!
下巻も最高過ぎました。サブの時雨さんがかっこいいのはもちろん他の登場キャラたちもどれも魅力的で最高です。
今回の虎(か、人間か分からない)にされてしまった天使設定が本当これもまた魅力的かつ圧倒的な面白さでした!
絵が元々好みなのはもちろん上はストーリー重視中心でしたが、下ではストーリーはもちろんえろも濃厚かつ二人が、どれだけ愛し合ってるのかが分かる描写に本当に最高の言葉しか出てこないです。
初回限定版小冊子はえろかと思いきや二人のエピソードではありましたが、これもまた最高に二人に浸らせてくれるものでした。
上巻同様に自分には合わなかったということをつづる内容になっていますので、ご容赦ください。
上下巻作品は両方買ってから読み始める性分なので、上巻で終われず。上巻で合わないな〜と思っても、下巻で刺さるシーンが突如現れる可能性も僅かながらある。
さて、下巻。天使を持ってきちゃったか〜〜〜〜。BLに限らず数多あるわけです、天使を扱う作品は。天使なんて存在だけでロマンチックなわけで、羽根をとばせば作画もそりゃ映える。そんな沢山の天使作品を読んできた中でこちらは自分の琴線には触れず。それでいいなら最初からのすったもんだはなんだったんだ。逃避行ものとしても、天使ものとしても、獣化ものとしても寄せ集めた結果、中途半端だったなぁ。
期待した結果の落差であり、ここまで皆さんの評価が高いところを見ると、自分が追いつけなかったのでしょう。そういうこともある。
毎ページ号泣してたのでなかなか先に進めなかったです。こんなに泣いた作品は久しぶりでした。
上下巻そんなに厚めじゃないからサラッと読めるかな?と思ってたけど大間違い!内容が厚み以上に濃くて良い!!
予備知識なく購入しましたが、買って大満足でした。涙腺弱い方は本当に注意してください(笑)
本来は黒髪細身ちっこい受けが好きなんです私。
でも!こちらの琥士郎ちゃんは!!
けっこうガチガチ良い筋肉してますけども!
かわい~♡のなんの。
表紙のハードめなタッチからは想像できない癒し成分多めの読後感。
ところどころ出てくるちびっ子琥士郎と豹のもふもふ加減にキュンでした
お話がテンポよく進み、おお!そこで琥士郎とつばきさんが絡んでくるのね!背中の傷はそういうことだったのね!と一気に読んでしまいました。
年月を重ねたふたりもどちらもめちゃかっこいーな!!とすぐに2周目突入したのであります♡
寂しがり屋で、どこかが欠けたような2人が寄り添って温め合って、一緒に生きていく、痛いけれど優しくて温かくて、読み終わったあと幸せになれるBLです。
受け様は、人外。
幼少期に攻め様に拾われるため、育ての親と子供のような関係性です。
そんな親子のような2人が、成長することにより関係性が変化してゆく…!
すごい萌える展開です!
ただ恋になっていくだけではなく、攻め様と受け様それぞれが抱えていた過去が明らかになっていき…。
一筋縄じゃ行かない、簡単にはハッピーエンドを迎えられない、そんな読み応えのある展開でした。
自分の全てをかけてもいい、それでも相手の幸せを願いたい。
そんな相手がいるって素敵だな。