I HATE

I HATE
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神123
  • 萌×2123
  • 萌69
  • 中立14
  • しゅみじゃない14

--

レビュー数
33
得点
1328
評価数
343
平均
4 / 5
神率
35.9%
著者
ナツメカズキ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784864422178

あらすじ

お前は俺の味だけ知っていればいい

10年振りに偶然の再会を果たしたヒロと桐谷。
2人は高校最後のひと夏だけ”キス友(フレ)”だった―。
忘れたい過去の記憶。
しかしそれは、27歳になっても誰とも付き合えないという形でヒロを縛り続けていた。
一方、再会後も平然とする桐谷だったが…。

クールな男達の熱い感情が迸る!
超大型新人・ナツメカズキのデビューコミックス!

会いたくなかった
こいつには

表題作I HATE

桐谷薫,ホスト
廣瀬希,家具ショップ店員

同時収録作品No where,Now here

陽本赤也、デザイナー
伊月あおえ、役所勤務

その他の収録作品

  • Love is hera…?
  • ABOUT THEM!

レビュー投稿数33

長い片想いの末に

ものすごく久しぶりに読み返しました。これがデビューコミックスって本当にすごい。

2作品とも好きですが、やっぱり私は表題作カップル推しです。
強引なようで肝心なところで押しが弱い桐谷と、何かとギャーギャーしつつも腹を決めたら男前なヒロのバランスがたまらん…!

10年も片想いし続けていてやっと再会したのになんでもっとグイグイいかないの?と、桐谷に詰め寄りたい気持ちになりつつ(笑)
好きだからこそ臆病になってしまう、そんなリアルな感情に心を掴まれました。
偶然の再会に胸躍らせていたとしても、高校時代のことを思い出せばグイグイいけなかったんだろうな。

今回の再会まで何の接点もなかったのに10年も片想いしていた桐谷の一途さにもキュンとするし、
高校時代に「キスフレ」だった頃から、恐らくヒロも桐谷のことが好きだったのだろうなーという無自覚両想いな感じもめちゃくちゃツボでした。

赤也・あおえカップルのほうも長い片想いの末に結ばれるのですが、ノスタルジックな気持ちにさせてくれるところが本当に素敵だなーと改めて思いました。

何度読んでも新鮮に面白いなと感じて引き込まれ、今回もとっても満たされました!

0

読むたびにギャアアアアって!なる。

8年も前なのかーー!!!

たまに読むんだけど、読むたびにギャアアアアって!なります。

クールに見える男の執着愛。
けっして泥臭いことはしなさそうな男なのに、わざわざ追ってきて10年片思いとか最高。
ようやく再会できた受けを前にして、そばにいれる幸せを噛み締めてる様子とか、ぎゃあ最高。
「ちゃんと俺で気持ちいいか」ってセリフも最高。
基本メンタルつよつよなのに、受けを前にすると弱気なところが出ちゃうとこも最高。

キスフレっていうのがいつ読んでも意味わかんないなって思うけど、チューしたくて必死で考えた策なんだろうなと思うと、萌える。

【No where,Now here】
こっちも同じ世界線で繋がってる別カプのお話。
幼馴染・再会・一途な攻めと萌える題材の盛り合わせ。

いやいや、いくらなんでも単なるチョークがそんな長時間残ってないよとは思うけど、それでも萌える。
特に、あの雑誌のインタビューを借りた全世界への公開告白とか。

素直じゃない受けってあまり好きじゃないのだけど、ナツメカズキさんの描く受けは、素直になれない不器用さが愛おしく感じられて好きだなー。


0

萌えすぎて泣いた!表題作が好き!

表題作の攻めが萌えツボをがつがつ刺激してくるタイプでやばかったです!10年の片思い!執着!わずかな希望に縋って上京、そして再会!学生時代の強引さと嫉妬とか。諦めようとして健気な顔を見せるとか。ちょっと望みが見えたら調子に乗って口説くとか。あぁぁこのカッコ良い絵柄でそんな可愛いことされたら萌えるしかない!
冷静に見れば、なんで桐谷はそこまでヒロが好きなの?って分からないし、短編二話分では足りない物語がたくさんありそうでもったいなく感じます。でもここまで拗らせた桐谷を見てたらもう何でも良くなっちゃったんですよね。そんなに好きならいっちゃえよってなる感じ笑。
ヒロは文句言いながらも束縛されてた方が安定しそうで、なんだかんだぴったりカップルのような。職場のメガネにもっとイジられて欲しい…あのメガネめっちゃ好き。
私的ベスト攻め萌え作品です。桐谷サイコー!同時収録作の記憶がぶっ飛ぶくらい表題作が、主に桐谷が良かったです。番外編とかないのかな…その後の彼らの日常が見たいです。大好き!

1

不器用な男たちの再会ラブ

【ホスト×家具屋】
同級生の再会ラブ。DKのときキスフレだった二人(なんだそれけしからんな)。
独特の線細めの書き込まない絵柄がなんかエロいです。ウ●ハナ先生系。ふつうにおもしろい。

【デザイナー×公務員】
置いていかれる感。わかるな〜。こじれるやつ。公園の絵しりとりが最初から最後まで効いてます。良い。上のカップルと高校で繋がっている。

あとがきでエンカウントして交わってます。ほのぼのムードな後日談?です。

0

初コミックスだなんて…!

ナツメカズキ先生の別作品を読んで
好きだったのでこちらも購入したのですが
こちらがデビューコミックスだったのですね!!!(*´▽`*)
知らなかったです~(*´▽`*)

こちらには2つのお話が入っており2カプとも同じ学校の子でした。
と言っても高校生のお話ではなくどちらも社会人になってから発展するお話です。
どちらも共通点は攻めが高校生の時から受けの事を好きだったということです。

ナツメカズキ先生と言えばシリアスな作品が多いイメージが勝手にあったのですが
こちらの作品は全くそんなことがなく社会人の恋愛模様です。


最初のお話は最後までエッチしておらず
初夜が見たいなぁとなったのですがそれでも可愛いお話で読めて良かったです。

2つ目のお話は個人的には受けの体調悪い時に抱くのは
待ってあげて欲しかった…。と勝手に思ってしまいました。

0

中身はキザでなくてよかったw

先生の初単行本なんですね。
私も初読み。

絵がかっこいい!
クールな絵柄から、少しキザな内容なのかしらん?と勝手に予想したけどそうでもなかった(失礼)よかった。
あまりにかっこいい「だけど」なのが苦手ならものでw

ちゅうがたくさん見られたのもいい。

クールな桐谷の方ががヒロを好きすぎて、10難関こじらせて、再会後もやっぱり好き…と悶々としたり、受け入れられて喜ぶのが萌え。
(好みのイケメンが片思いしている姿が好きなので)

ヒロがなんやかんや言いながら桐谷を受け入れた後も、まだ抵抗感があったのは、往生際がわるいわね〜と思ってしまったw

描き下ろしで、もう1編の元同級生CPとの共演、こういうの好きです。
2CPのやりとりが楽しい

気になることが1点。
絵がめちゃくちゃかっこいいけど、メンズの腰が幅広めなのは作家さんのこだわりなのかな。その方がリアルとか。
個人的には少しくびれがある方が好みだなと思った(せめて受けだけでもw) 

他作品も読んでみたいです。

0

ホモ率4/4の突発的同窓会

困ったことになりました。
ナツメカズキさん、大好きになってしまった。
注文していた4冊が今日届いて一気読みしておりますが、全部好き。
もう残すところ1冊なのが悲しいくらいに全部好きだー!

2CP、しかも全員が高校の同級生という1冊。
こういう別の話の登場人物同士がつながってる設定、好きです。

「l hate」「I love」
高校時代、手の早い桐谷に圧されるままにキス友をしていたヒロ(廣瀬)。
あるときを境に桐谷を避け、逃げるように上京したのに、仕事で桐谷と再会して…。
桐谷、ホストになってました。
1話目はヒロ目線、2話目は桐谷目線なので、2人の気持ちが余すところなく描かれています。萌えます。
桐谷のキスが気持ち良くて、でも同時にぐいぐい来られた瞬間の桐谷が怖くて、トラウマになって、女子とキスができない=童貞状態のヒロ。
トラウマ回想の時点でわたしたちはもう「はい、来た!溺愛執着系!」と思うわけで。
モテチャラ男の一途なんて、大好物でしかない。
というわけで2話は10年片思いを続ける(と言っても対女子は手が早いようです)桐谷の、もはや変態っぽさまで醸し出されたヒロが好きでどうしようもない状態が拝めます。
とは言え、能天気に「好き好き」になるのではなくて、桐谷の方にもトラウマを持たせているのが説得力増量でした。あと好きな子のことはどんな些細なことでも覚えてるというエピソードが盛り込まれてる辺りも、好感度が上がるポイントでした。
ちゃんと人間の内面を平面じゃなく立体で描ける作家さんだからこそ、登場人物が愛おしく思えます。

「no where now here」(1、2、last part)
こちらは3話構成。
幼馴染みでずっと一緒だった赤也(あかや)とアオエ。
社会人になった今、アオエは地元の市役所勤務。赤也は雑誌で特集が組まれるほどのデザイナーとして東京で活躍しています。
5年振りの赤也の帰省で2人の関係に変化が起こるのですが、こっちもものすごく人物の描き出し方が良いです。
地元に残ったアオエにとって、自分の日常である地元のことを懐かしい思い出として語られるのは、今生きている自分さえも思い出の一部にされたみたいで気分の良いことではないという辺りとか、しみじみ感心してしまう描写でした。
公園の遊具に描いた絵しりとりのエピソードもすごく効果的に使われていて、一体どうやって思いつくんでしょう?すごいとしか言えません。

巻末にはショートストーリー的に2CPが対面します。
その後のいろいろもちょこちょこと読めて楽しい。

最初のCPを見たとき、わたしの目測では桐谷が185くらいで、ヒロは172、3だと思ったのですが、これが何と後半の2人の情報で桐谷186、ヒロが178の「デカイ2人組」と判明したのが一番の驚きでした。
ヒロ、小動物系にしか見えませんよね?

いずれにしても、買ってよかった!
ナツメカズキさん、出会えてよかった!

1

クールな男たちの乙女心

クールな男たちの大人な恋愛ものに違いない…と思いきや、
見た目に反して純愛を抱える男たちの恋物語でした。

長い間、秘めてきた恋心が報われる瞬間の幸福感ったら
もうなんと甘やかなのでしょう。
これから始まる幸せの日々を思うとニヤけが止まりませんでした。
後日談、後日談がもっと欲しい!笑

『I HATE』
ヒロには忘れたくても忘れられない、過去の記憶がある。
それは高校時代の親友・桐谷とひと夏の間に何度も交わしたキス。

桐谷の〝キスフレ〟という言葉を信じて、気持ち良さに、
その行為の意味も考えず、流されるままにキスをした。
けれど、彼から向けられる真剣な眼差しが怖くなり、逃げ出して…

それから10年、高校卒業以来、桐谷とは音信不通になり、
他人とキスが出来なくなってしまったヒロは今も恋人ができないまま。

そんなある日、トラウマの根源・桐谷と運命の再会を果たします。

意識しまくるヒロに対し、昔のことなど忘れたかのように接してくる桐谷。
だけど、その内心は実はすごく乙女なんです。
桐谷は高校のときから、ヒロに拒まれた後もずっと想い続け、
ヒロに一目会うために地元から東京に出てきたという一途さ。

昔話した好きな建築のことやヒロのコーヒーの好みを未だに覚えていたり、
クールを装いつつ、会話や行動の端々から好き好きサインが溢れ出ちゃってます♡

それなのに、いざヒロを目の前にすると強気になれず、臆病で、
普段の俺様っぽいクールなホストの顔とは全然違うんですよね。
それがヒロに対してだけ、という特別感がまたいいのです。

図らずも、押してダメなら引いてみろ作戦が功を奏し、
念願の恋人同士になるものの関係はなかなか進展せず。

本当はもうとっくに我慢の限界にもかかわらず、10年前のように
ヒロを失うのが怖くて手を出せないところとか、可愛いなって
思っちゃいました。

ヒロに触れるときに「ちゃんと〝俺〟で気持ちいいか?」て
わざわざ確認しちゃうとことか、自信なさげで健気なんです…
余裕なくって、愛の重みを感じて、キュンってきちゃいました。
初回から挿入しないところにも愛を感じましたよ。

あと、市子さんが男♂なのは全く気付けませんでした(笑)

『No where,Now here』
幼馴染同士が再会して、長年の恋心が成就するまで。

少しずつ変わっていく、生まれ育った街並み、友人たち、
そして、幼馴染の赤也。
あおえは自分だけが変われないまま、取り残されてゆくと思い込んでいて…

赤也から告白されても〝変わってしまった〟と戸惑うあおえ。
だけど、最初から好きだったんだから何も変わってないわけで。
それに、きっと無意識下ではあおえも赤也に対して友情以上の情を
抱いてたと思うのです。

最後はあおえの予想外の行動力にびっくりでした(笑)
このままフェードアウトなんてことないよね…と思ってはいたけど、
動いたのは赤也じゃなくてあおえでした。

はじめは可愛げのない受けと思っていたけれど、本当は寂しがり屋で
臆病で素直になれないところとか守ってあげたい欲を刺激されちゃいました。

番外編でも桐谷&ヒロに人見知りしたり、二人の同棲を羨ましがってたり、
もう可愛いの塊でした。

1

イケてるメンズ(by 居酒屋店員)達

萌と萌2の中間ですが、商業デビュー作とは思えない完成度で上に振りました。

絵が上手い!
高校の同級生が大人になって…の王道ストーリー2作品の収録ですが、絵と間を取るコマ使いが上手いので、お洒落な感じでお話が進みます。スマホを使った演出もいい。王道だからこそナツメ先生らしさが分かる。
描き下ろし部分で本編ではあまり出ていなかったキャラの個性が見れて嬉しかったです。本編で描かれるとなお嬉しい。

(もやっと点)
髪型違うだけで顔面が皆同じに見える

※電子書籍 ひかり/修正薄め カバー裏・裏表紙無し

0

絵柄・作風ともに大好きです

「 I HATE」
高校生時代の関係が忘れられずに再会するまでずっと引きずっていた受けと
再会するまでずっと受けの事を想っていた攻め。ステキです。
タイトルがHATE(嫌い、嫌悪などの意味があります。)
なのでもっとギスギスしてるかと思いましたがそ
んなことはなかったです。
挿入無しでこれからの発展を想像させる感じがよかったです♪

「No where,Now here」
小さい頃からの幼馴染カプ,
昔から攻めに好意を寄せていた攻め×不器用で周囲から誤解を受けやすい受けです。
序盤の何気ない台詞や描写がとても良く,後半では
受けの心に居続けている攻めを掻き乱している描写が大好きです。

描きおろしは二組のCPのちょっとした小話です。

全体的にとても好みでした。

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う