もちベーグルさんのマイページ

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女性もちベーグルさん

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過去一BLというジャンルだけでは勿体無いと思った作品

2巻です。総評として、椿くん人間として惚れる要素しかない。
近くにいて仲良くなれるかと言われたらほぼ100%無理だと思うんです、ビビって遠巻きにしてしまううちの1人にしかなれない。でも本当に人間の本質的なところで圧倒的にまともな人間で眩しいくらいかっこいい。ちょっともう普通に世界救う系の主人公できそう。ダークヒーローとして。

そして今回椿くんと兜にもちょっとBL的進展があって兜の無邪気さや意外と独占欲が強いところに可愛い〜となったと同時に彼が幽霊である現実を思いっきり突きつけられてとても切なくなりました。

個人的にこの作品最も得体がしれないのは間違いなくイビツくんではないでしょうか。相変わらず行動が読めなくて、前巻よりは椿くんと兜側の人間だと思えましたが、それにしても何をしでかすかわからない感じ、1番怖いです。一緒にいて吉と出るか凶と出るか…

もちろん画力の暴力は健在です。ストーリーとキャラ設定の厚さと画力のインパクトで読後の疲労感と満足感もピカイチです。
そしてまた今回もとんでもないところで終わる〜!!BLの長期連載ものでもこんなにえ!え!ってとこで切られるの珍しくないですか…続き、切望してます。

美しいファンタジーBL

セフレ、やっぱなしでの作者様の同月刊行の2冊目です。セフレの方が明るく元気なラブコメな作品なのに対してこちらは美しいファンタジーBLで幅の広さに驚かされました。

まず全体的に本当に美しいなと。雪山の背景はもちろん、民族衣装のような服装や家の中の描写も細かい。何よりリュカの民族が白髪で男女ともに髪が長いのが特徴なのですが、リュカがあまりにも美しい!そしてそんな中1人黒い毛をもつヴェルクが村の人間ではないことを引き立てていてよかったです。

幸せに溢れていた普通の日常が一瞬にして壊れ、また同じような温もりを手にすることを恐れているリュカ。だからこそ強引で意志が固いヴェルクがずっとそばにいてくれて本当に良かったなと。そして前に説明のあった「瀕死」という伏線を回収し、寿命とかの問題も全て解決する形での結末。お見事でした。
最後に素直になったリュカを見ることもできて良かったです!平穏な日常がいつまでも続きますように。

身長差萌えの正解を見た

前情報皆無の作者様買い作品です!
途中のモヤモヤ含め最初から最後まで萌え倒した1冊でした…

まずもう2人ともなんやかんや恋愛慣れしてないからピュアで可愛いし、真実を告げる前もちゃんと付き合ってからもずっといちゃいちゃはしてるから1冊通して糖度高めで大変良い。

正直勘違いから始まった恋でもお互い両思いになってるのほぼ確実なんだからもはや本当のことなんて知らぬが仏では!?ってめっちゃモヤモヤしてしまった…結果碧が陽翔の勘違いを知ってたから告げてスッキリ、ちゃんと心から付き合えてよかっただけど…こういう勘違いから始まったやつはいつでもそこでモヤモヤしてしまう…

個人的推しポイントはなんと言っても身長差です!!碧の隣に並んだ時、常に陽翔の顎が上に向いてるんですよ!そこがちゃんと描かれていて爆萌えしたし、卒業式の時内緒話するのに陽翔がちょっと上向いて碧が屈んであげてるシーンにもう発狂です!!

本当に可愛くてずっと激激に萌えまくった1冊でした。最高!!

焦ったい!!もどかしい!!可愛い!!!!

はちゃめちゃにピュアで可愛すぎてニヤケが止まらないDKBL作品です!!

まずビジュがとても好み。攻めのじろーの無表情クールっぽいイケメンも受けのみつの小さくて可愛くて大きいけどちょっと眠そうにも見える感じのお目目も好きです。そしてそんなじろーが照れたように嬉しそうにはにかむのも可愛いし、みつが一生懸命になった時にお目目ぱっちりさせるのも大変可愛い。

そしてもうとにかくピュア!!互いがゲイであることを知り距離が近づいたものの、最初にお互いのことはタイプじゃないと線引きしてしまって中々好きになっても言い出せない王道ストーリーではあるものの、恋人の練習したりかっこいいとこ見せたがったり告白誤解したりともうとにかくもどかしくて可愛い〜〜もうむずむずして仕方なかったです。

とにかく応援したくなるピュアDKもの読みたい人集まれ〜!!!

身体から始まってしまった溺愛αのオメガバ作品

とにかくキラッキラなお目目と繊細で長いまつ毛が特徴的な繊細な絵柄の作品でした。
受けの麦くんがそれに加えてそばかすメガネの赤面顔なのがまた可愛い。そばかすって本人コンプレックスのこと多いし、揶揄われてた過去から卑屈になってる麦くんですがまさに儚げ美人…

そして攻めの近江が将棋の名人という設定もまた珍しいなと。作中近江は麦くんの意思を尊重して離れようとしたりと試行錯誤してますが、かなりの溺愛攻めっぽいし棋士だから頭いいし、麦くんが自分のものになったらもうとことん囲い込みそうだなぁとニヤニヤしました。

溺愛したいαと劣等感強めのΩの立場の違いに悩む系のオメガバ作品でした!

種くんが成長しつつも相変わらず可愛い!!!

優しく柔らかく穏やかな世界の中にちょっとピリッとしたり苦しかったりぐわーっとどうしようもなく気持ちが盛り上がるシーンが散りばめられたまさに三田織先生ならではの1冊でした。

前巻でさみしい気持ちを抱えた豊と穣一家が出会ってご飯を通じて寄り添って家族みたいになって、さらに晴れて恋人になった2人。そんなみんなの続編です。

前巻同様2人やみんなの掛け合いがゆるくてかわいくて思わずほっこりにっこりしてしまう僕らの食卓ならではの世界観は相変わらずそこにあってすごく嬉しかったです。そんな中でも確実に種くんが成長していたり、穣と豊の関係や気持ちが進展していたりと色々な変化が見えて、それもまた嬉しい。
とくに恋愛初心者の豊が穣をどんどん好きになって、好きで好きでたまらない!!とぐわーっとなってるのがものすごく伝わってきて嬉し恥ずかし大興奮でした!

そして新キャラ、穣が一番辛かったであろうときに深く関わっていた男の登場。三田織先生の作品の中では珍しく目に光がなく真っ黒な瞳がとても印象的で出てくるたびにぞわっとしました。これ以上彼が絡んでこじれないといいな~と強く思います。
まだ彼らの物語が続くとのこと、本当に楽しみです。どうか幸せでいっぱいの2人がもっと見られますように!!

彼らへの理解が深められる重要な巻

ただいま、おかえり新刊発売おめでとうございます!!
今回メインのお話は松尾×祐樹くんの進展と弘×真生の過去の一部に触れるお話でした。

まず松尾×祐樹くん!!もう2人が両想いなことなんて、というか祐樹くんの好意が松尾さんに向いてることなんて読者も周りの人たちもなんなら松さんだってとっくに気づいてるんですよ!!その上でこうゆっくりゆっくり祐樹のペースに合わせて丁寧に気持ちを通わせていく2人が焦ったくも尊い。ようやく!!と言うところにまで今回辿りついたと思うので次巻ではより恋人!と言う感じの2人が見れたりするのかしら…とウキウキしております。しかし年上からの溺愛、最高ですね!!

そして辛いことを乗り越えて一緒になったという設定は序盤からチラホラ見ていながらも初めて詳細に描かれた弘さんと真生の過去話。普段、特に最近は幸せそうで祐樹やみちパパにも愛を語れるくらい満たされた真生を見てきたので大変しんどかった…状況的しんどさもそうですが精神的にめちゃめちゃ抉られる。いつも自信満々で真生への愛に全力な弘さんがものすごく葛藤して板挟みになりながらも真生と離れるのだけは嫌だとブレずにいるのもまたぐっとくるものがありました。本当に辛い過去の一部が描かれただけだろうにこんなにしんどい…今が幸せそうでとても救われます。

どんどん登場人物が増えて、とくに仲良し親族+みち家族が集まってみんなでワイワイするのがデフォになってる感じが楽しそうで多幸感に溢れてて大好きです。本当に大好きです!

ツンデレは不変の萌え属性

獣人もいる異世界へと転生し、超ツンデレな猫獣人とひ弱な元DKのお話です。
元々ツンデレっぽい感じ好きなんですが、ここまでテンプレなツンデレ、久しぶりに摂取しました。めちゃめちゃ良かった…

まず猫とツンデレの相性が良すぎますね。
どんだけ口でツンツンぶっきらぼうで口悪いことを言ってても尻尾が素直。最高です。
そしてそんなツンデレのデレは相手に喜んでもらいたいと色々試行錯誤行動する面に現れていましたが、なんかもうあまりに健気で愛しくて涙が出そうになりました。しかもそれを相手に素直に伝えられはしないから行動し損になってるところまで愛しい。

そして色々使いながらも正確に本音を読み取って悶え倒すリョウもなかなかクセがあって良かったです。

そんなキャラが魅力的すぎる作品ですが、ストーリーもスリルがあって緊張感があるシーン、登場人物に同情して切なくなるシーン、ひたすら可愛くて萌えるシーン、嫌なやつを成敗するスッキリなシーン、そしてエロも盛りだくさんでとにかく大満足な1冊でした。最後まですごい勢いで読んでしまった…最高でした!

まるで一冊の童話のようなお話

とても繊細で終始胸が締め付けられるほど切なくて涙が出そうになる1冊でした。
現代ではないにしても現実世界が舞台のリアルなお話だけどストーリー展開と健気で心根が美しい青年、意地悪な継母のような性根が腐った女性、なんでも持っていて傲慢な男というキャラクターがまさにタイトルの通り童話のような雰囲気がある作品です。

結局嫌味な女は成敗され、傲慢な男は改心し愛に目覚め、心根の美しい青年が救われ恋が実るというドラマティックでロマンティックな結末ですごく良かったです。

物語中旬まで切ないもどかしいムカつく〜でいっぱいだったのが最後に怒涛の種明かしと展開を迎え、すごくボリュームを感じつつあっという間に読んでしまいました。

怒涛の展開、凄まじかった…

運命の番の登場により波乱を迎える2巻。
あずさがパワーアップしていてとても良かったです。

運命の番というワードが出てきた時点でどちらかにそういう人が現れるんだろうなぁとは予想できましたが、楓の暴走というか思考回路の異常さとあずさが思ってたより男前に助けに入ったの最高でした。
運命の番を前に番である自分を見て理性戻って自分のこと噛みたがる(噛んでる)のって最高に優越感だろうなぁ〜そして精神的に参ってる楓を受け止めて慰めてさらに自分にズブズブにさせて恍惚としてるあずさ、執着攻めとしては満点では…
逆に序盤でメンブレしかけてるあずさもまさにタイトル通りでグッときました。総じて良かったです。

とはいえanotherの蓮×ひかるがこれまた最高に良かったので、オメガバとしてはやはりΩ受けが好きだなぁと。ただ執着攻め作品として至高だと思います。