カメレオンはてのひらに恋をする。 2

chameleon ha te no hira ni koi wo suru

カメレオンはてのひらに恋をする。 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神243
  • 萌×249
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

11

レビュー数
41
得点
1435
評価数
303
平均
4.7 / 5
神率
80.2%
著者
厘てく 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
スクウェア・エニックス
レーベル
ガンガン BLiss
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784757592612

あらすじ

一番好きな君と、“同じ言葉”で話したい
「期待して信じてくれた人がいたから、もう一度演技に向き合えた」俳優の藤永は「自分だけの演技を頑張りたい」と決意を新たにし、漫画原作の舞台化作品のオーディションを受けることに。しかし、先天性難聴のケイトは観劇することに不安を感じ、藤永の魅力が多くの人に見つかっていく中で、焦りと寂しさを募らせていく。「目に見えないものまで君のこころとからだ、全部ほしい。こんな気持ち、伝えてもいいの?」離れたくない想いが拍車をかけて、手話さえ見えない至近距離で見つめ合う。これは、そんなもどかしい恋の物語。

表題作カメレオンはてのひらに恋をする。 2

大学1回生,先天性重度感音難聴者,19歳
大学3回生,俳優,21歳

その他の収録作品

  • 描き下ろし① sideケイト
  • 描き下ろし② ケイトの日常
  • カバー下

レビュー投稿数41

手話も演劇もBLも楽しめる作品

 2巻も画力やストーリー展開のエネルギーが衰えることなく、最初から最後までとても読み応えがありました。藤永が新たな挑戦、新たな出会いによって大きく成長を遂げる姿を見れたのも、1巻で演技への自信をなくしていた彼を知っている者として痛快でした。彼のポテンシャルの高さがどんどん花開いていけばいいなと思います。

 ケイトは俳優業に本格的に取り組むことになった藤永と会える時間が減ったことや、演技する藤永の生の声や歌を聴けないことに悩み始めます。が、距離を置くとか観劇しないとかいう発想にならずに、ちゃんと藤永の世界に歩み寄ろうとする姿勢に好感が持てました。愛しい人を得た今、耳が聴こえたらという切望は何度でも浮かぶかもしれない。でも、聴者側がこれを言うのはなんの慰めにもならないかもしれないけれど、聴者が気付けない、ケイトだからこそ気付けた世界の美しさ、藤永の魅力もあるはず。これから芸能の道で活躍の場を広げるかもしれない藤永の一番多くの面を一番近くで見れるのは自分なのだと自信を持って、好きな人との青春を楽しんでほしいです。

1

恋愛だけじゃない素晴らしい物語

1巻で友達ではない存在になった2人。
ケイトとの出会いを経て藤永は決意を新たにし、漫画原作の舞台化作品のオーディションを受けることになります。
しかし、難聴のケイトは観劇することに不安を感じ、藤永の魅力が多くの人に見つかっていく中で、焦りと寂しさを募らせていき…

藤永舞台編とも言うべき2巻でしたね。
2巻の最後で舞台の幕が開いたので次の巻にも舞台の話は続いています。
藤永って私が思っていたより、多分ケイトが思っていたより、ものすごい俳優さんなんだな…と言うことが分かりました。
藤永は学校を休学し舞台の仕事へ、ケイトとの時間も取れなくなり距離は離れたように見えますが、ちゃんとそこは繋がっています。
舞台が終わったら話をしよう、と言うことは次巻に色々は持ち越しです。
とても丁寧に描かれる2人の恋は一気に進むことはありませんが、そこがこの作品の素晴らしいところです。
ちゃんと丁寧に、リアリティを持って、大切なことが描かれています。そして絵も美しい!

2人の恋がおそらく動く3巻が楽しみすぎます!

1

薄くなってなくてよかった!

1巻が出たとき、レーベル的に1冊がボリュームダウンするのではないかと懸念していたけど…
ページ数が減ることもなく、話も面白さしかなくてドキドキしっぱなしだった。
不器用ながらも少しずつお互いが前に進んでいる感じが好きです。
絵も上手いし話も面白くてマジエモ…今続いてる話の中でも大好きな作品の一つです。

レムさんもいいキャラしてるね。
今のところ当て馬みたいなことにならずに居てくれてるから、ちょっとした刺激くらいに留まってくれてたらいいな。
それ以上になると良いキャラ故になんだか可哀想な気持ちになってしまうから…

次は冬頃の発売か~~期待して待ってます!

3

カメレオン

題名のカメレオン、1巻ではちょっとカメレオン色薄いかな~?と思っていましたが、2巻では濃かったです。
色々な役をこなせる役者って、やっぱり見てて面白いな。

この作品、回想の時以外で嫌なキャラがモブでも出てこない。みんな優しい!今後出てきたらそのキャラすごい嫌いになりそうw

私的にはもうこれ付き合ってるでしょ!と思うところですが、言葉に重きをおいて大切にする2人ならではなのでしょうか。キスもするし、好きと伝えられても「付き合おう」とは伝えられない。相手が何か夢中になっているモノがあるからなのか…いじらしい。

先生は本当に人たらしを描くのが上手。どちらかが魅力的過ぎるということもなく、どちらも素敵なのがいい。
次巻今年冬!ありがたい!楽しみ~

この舞台の原作漫画、オタク心を燻るw

3

応援したくなる二人

藤永がお芝居で評価されていく流れになりそうだけれど、歌や声色の多彩さを絶賛されているの、蛍斗には寂しいじゃな〜い
でも、でもでも、きっと蛍斗に聞こえない分藤永が余計に聞こえるので良いんだよって、二人はなってって欲しい、世界が違うって風に見えたり、世界が違うってわけではないんだからって風に見えたり絶妙
本来話す言語が違う二人が互いに相手側の言語で伝えようとし合って、もう本当に応援したくなっちゃう人達だわ

劇場で蒼魔が歩いてくる通路側、藤永の身内なら絶対に蛍斗の席が1番良い席だよね

聞こえないことそのものが個性ってんじゃ人気俳優の恋人でいるには自分がつまらないんじゃないかな
藤永が前に進むことで、二人共が成長して、蛍斗自身の魅力が増していくと良いな

5

きゅんきゅん!!そして人としてかっこいい

藤永もケイトも顔がイケメンなのはもちろんのこと、人間性までイケメンで惚れ惚れします。どっちかが辛い時はもう片方がどっしりと構えて待つことがでるかわいいかわいい2人です。最初こそ言語の違いで想いの行き違いがありましたが、そこも双方が少しずつ少しずつ寄り添いあっていくことで解決していっています。そここそがこのカメレオンは手のひらに恋をするの真髄だと私は思っています。この2巻では本格的に藤永が演技の、役者の世界に足を突っ込んで行っているわけですが、藤永に舞台が成功してほしいのはもちろんのこと、これからどんな障壁が出てくるのかドキドキハラハラの気持ちで見終わりました。厘てく先生の美しく繊細で、それでいて藤永の中に潜みふつふつと湧いてくる、演技への情熱が見受けられる力強い絵が大好きです!!!

7

早く続きを読みたいーーーー!!

2巻発売まで待ちきれず、単話で追っており単話を繰り返し読んでました。
で、コミック一冊となったのを読みましたが、やっぱり最高ですね。
ワンコ好きにとっては、ケイトは愛おしくてたまらんです。
だから寂しくなっちゃった というシーン、何度読んでも萌え転がる。
素直に気持ちを伝えられるケイト、お利口さんだね、よしよしと頭なでなでしたくなってしまう。

安易な合体シーンは見たくないけど、この二人の初合体が待ち遠しくて仕方ないです。
ケイトってどういうエッチするんだろう。
めっっっっちゃ意味あるエッチになりそうで、期待して待ってます。

3巻出るのを待てないので、この先はまた単話で追います。
単話の9話(2巻に収録済み)が5/1に配信されたので、10話はいつかなー?とワクワクしながらサイトを見に行ったら
「奇数月1日、コミックシーモアにて先行配信!」とあり、9/1……??と絶望しています。
それくらい、楽しみにしている作品です。

6

もどかしくて超じれったい

続刊が来るのを心待ちにしていた。正直言ってこの話大好きすぎるので若干盲目になって上手く評価できないかもです。
正直2人の関係値が1巻の時点ではまだ友達っていうのが大きくて、2巻でここまで二人の関係がより親密になるなんて思ってもなかったから何度もキスしてるシーンがめちゃくちゃドキドキした。お互いがお互いを大事に思うあまりのすれ違いと、思うがあまりのもどかしさがたまらなく好き。このふたりの距離感バグも大好きだし戸惑いつつも受け入れちゃってるのが可愛すぎる。もう一生愛し合っててほしい。
お互いがこんなに大きな形でお互いに同じくらい影響し合えてるこんな平等なカプなかなかない。最近読んだ漫画でも攻めか受けどっちかの印象が強すぎるけど、この漫画も最初は、あ、ケイト一強か…と思ったけどフジナガの魅力が出るわ出るわでもうどっちも同じくらい好きなキャラです。今いちばん好きな漫画。
いい塩梅でそこまでピュアでもイチャラブばっかりでもないし、かといって悲壮感も全然だしむしろキラキラだし、誰にでも読んでほしいこの漫画は全員におすすめしたい。

9

引き込まれる

1巻でも凄く引き込まれる、いつものBL漫画とは違う印象でしたが、2巻でもやっぱり食い入るように読んでしまいました。やっと藤永の本当の力を発揮出来る舞台、良き共演者に巡り会えたと思います。レムさん最初は尖ってるだけかと思ったけど、実はいい人だし、ちゃんといいものは認められるし藤永といい仲間になれそう。ケイトが結構嫉妬しそうだけどケイトの色んな気持ちの変化も良くわかるし、最後スマートグラスを使って舞台を観ると決心してくれたのも今後に大きく関わってくるのかなと思います。千秋楽後に藤永から大事な話があるって言うのも凄く気になるし、ケイトにとってハッピーな事であって欲しいと願わずにはいられません。2巻は舞台が始まった所で終わってて、えぇ〜おあずけ〜って感じで3巻が早く読みたくて仕方ないです。藤永の手話を使う場面も少し出て来てるけど3巻ではもっともっとみたいです。「1番話したい人と同じ言葉使いたいじゃん」と普通にサラッと言ってのける藤永が素敵です。次は2人がもっとイチャラブしてくれることを期待したいです。

5

読んでいたくなる、知りたくなる、優しく強く刺激されるシリーズです

攻めだけの話しでも受けだけの話しでもない
それぞれの話しでもあり、2人の話しでもある
だからこそ角度をちゃんと変えて双方向なだけではなくて多角度から彼らがどう思っているか、どう思われているか、、、という所をちゃんと丁寧に描き出してくれています

だからこそじっくり読んで行きたいと思えるし、もっともっと2人を、そして2人を取り巻く環境もそしてこれからも知りたくなる!!と自然に誘われてしまう作品

彼らの世界が狭くならないように家族や仕事仲間、ライバル、学校の友人などが適宜無理なく登場してくるのもとても自然でこの作品の奥行きを感じます
2巻は新キャラのレムが印象強かったですが、ケイトとこちらも初登場の弟君との兄弟間の空気感が凄く好きでした(笑)

何もこの作品へのこうして欲しかった…!こんなのが観たかった…!という要求が無いです
興味が無いとかでは当然ありません!
完璧だからこその満足以外の感想が無いのです…!
唯一あるとすればこのままの丁寧な流れをそのままに、、、!
どうぞ性急な流れにならないよう、、、可能な限りじっくりゆっくり続いて欲しいです

ずっと読んでいたい素晴らしいシリーズです

6

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