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chameleon ha te no hira ni koi wo suru
初作家様です
聾×聴の大学生同士の物語といえば実写化にもなった某有名作品が思い浮ぶのですが、あちらと違いこちらの作品はBLとしての機能もきちんと果たされていて、あぁこのふたつの要素はひとつの作品で成り立つものだったんだなと感心しました。二人が交流していく中で惹かれ合う過程もとても自然に感じられて、これはきっと作者の丁寧な描き方があってこそなんだろうなと思いました。二人の関係が進みそうな二巻とても楽しみです。
(もちろん某有名作品も素晴らしいと思っております語弊があったら申し訳ない)
読めば読むほど引き込まれていく、
そんな魅力溢れる作品でした。
2024/04/07 読了
余談。ケイトが「おれどうみても日本人」と言っていましたが私にはどうしても外国人にしか見えなくて困惑しました(笑) 金髪イケメン外国人じゃなかったのかー!
厘先生作品初読みです。
感動しました。
藤永が伝えたい気持ちが強い人で。
ケイトが伝わらない辛さを知っている人で。
その2人のわかり合いたい気持ちが強く惹かれ合っていくのがとてもよかった。
紙面(電子なので画面)から先生の伝えたいという気持ち、パワーがめちゃくちゃ伝わってきました。
私は普段は目や顔のアップが続くのは苦手で引きの絵が多い方が好きなのですが、本作では目の表現がすばらしいです。目は口ほどに物を言う…を表現されていると感じました。
2人とも目がきれいで絵になるのがいい。画力の使い方がすばらしい。ど素人が生意気にすみません。
もちろん手の動きも美しくよかったです。
藤永は映像のお芝居としては大仰で、演出家のダメ出しを聞いても自分のやり方を曲げないんですよね。
自分の演技が活かせる場所(舞台)で生きようと望む。
ケイトに対して伝えたい気持ちだけでなく、ケイト
が伝えたいことも理解しようと努力を惜しまない。
ケイトが思うように一般的には伝わりにくいと根負けしてあきらめてしまうことが多い。
でも藤永はそうじゃない。
藤永は伝える才能があり、わかろうとする気持ちも強い。
ケイトにとってそれがうれしいのがとてもよくわかる。わかり合える喜び。
藤永も自分の伝えたい気持ちや演技を才能だと褒められて涙を流すほどうれしい。
欲していたものを与え合える人同士の出会い。
そりゃ行き違いもある。
聴者同士でもわかり合うことの難しさは普遍的なテーマですし。
ろう者と聴者ゆえの難しさもある。
だからこその伝えたい、わかりたい、わかり合える気持ちが伝わって、行き違いもすぐに解消できて感動的でした。
恋愛感情が芽生えて、探るような会話から、キスをして。
キスの意味を確認する中で言葉の行き違いがあったかなとお互い思うところも上手いな〜と思いました。
気持ちを告げ合うところ、ハグするところ、相手にキュンとするところ…どのシーンもすばらしい。萌えでした。
ケイトが本名を明かすシーンも感動〜。ケイトの笑顔がめちゃくちゃいい。
ケイトのセリフでうまく言えない音の活字が斜めになるのもいい。手間がかかるでしょうに。そこも伝えたい気持ちが表れていると感じます。
対してケイトの心の声はとてもしっかりしていて、ギャップもあっていいですね。
ケイトの過去の辛い体験が深刻になりすぎない描き方なのも好きです。
読後すぐの感動のままに書いたのでいつも以上に支離滅裂です。
胸いっぱいです。
2巻楽しみすぎます。ありがとうございます!!
以前ずっとレビューランキングに上がっていて、これは読まねばと購入後、しばらく積んでいました。アワードノミネートをきっかけにようやく読みました。
積んでいたのは、多分光系作品だろうなと思ってしりごみしていました。光系ちょっと苦手なので。
でも読んで良かったです。評判通り素晴らしい作品ですね。
耳が聞こえないケイトと、大学生で俳優の藤永の出会いと恋を描いた作品。
偶然出会った二人が、手話を通して交流を深めていき、やがて恋に落ちる…なんだかドラマみたい!全体を通して、キラキラして爽やかな作品だな〜と感じました。
普段手話に触れることはないので、こういった作品で手話のことを知ることができるのはありがたいなと思いましたし、この作品がすごく人気作であるのも、なんとなく嬉しいことだなと思います。
人物は特にケイトが好きです。長身イケメンで年下くん。健気なワンコでかわいいっ。
好きなシーンは、停電した電車の中のキスが、とてもロマンチックに描かれていて素敵だな〜と思いました。
あとケイトの家の前で、「あなたのことがだいすきな前島蛍都です」って伝えるシーンも、ケイトのドキドキが伝わってきて、キューンとしました。
ちょっとだけ気持ちの行き違いがあったけど、すぐに解決。ラストはこれまたドラマチックな感じでしたね!(ごめんなさい、こういうちょっとオーバーな描写は少し苦手です)
想像していた通り、これぞ光のBL!という感じで、ずっと二人がキラッキラしています。そしてゆっくり進んでいく正統派な恋という感じで眩しいです。
正直言うと、ここまでキラキラした作品は苦手な部類に入ります(夜明け系が好みなので)。
とはいえ素敵な作品だし、ここまで高評価なのも納得です!
1巻は両想いになったところで終わりました。ふれあいは軽いキス止まりです。予告によると2巻は二人の関係がもう少し進みそうかな?
人と人の繋がりって何だ?壁って何だ?障がいって何だ?色んな事を考えさせられる作品です。音を伴った言葉がある方が便利だけど、その言葉があるがゆえに起きる行き違いもあり、音のある言葉がないことは伝えるのに苦労するけど、だからこそわかろうとお互いに努力する。壁があったとして、そこをどう進んでいくのかは、人それぞれで正解も間違いもない。自分が今関わっている人たちに、自分はどう向き合えてるかな?誠実であるかな?読みながら、そして読後にもここまで考えさせられるお話し、漫画ではなかなか無いのでは。何回読んでも感動します。
一巻でこんな心もってかれる作品他に知りません。
えろもまだなくて、ちょっとBがLしたかなー、、ぐらいしかないです。
が、それが余計にめちゃくちゃ沁みる!
名作すぎる!
画力は言わずもがな。
絵も美しいし、何よりストーリー重視の方は絶対読んだ方が良いです!!
レビュー高評価ですが、エロがなしという個人的にあまり選ばない感じなので、なかなか購入に至りませんでした。
読み始めると、作画の綺麗さとストーリーにすぐに引き込まれました。
インパクトの強い、表情が際立つ絵なので、好みは分かれるかもしれませんが、苦手な方も最後まで読んでみて欲しいです。
難聴と聴者で、伝わりにくいこともあるけど、勘違いやすれ違ったりしながらも一生懸命お互いに伝え合おう、分かろうとする描写がたくさんで素敵なお話だなぁと心が洗われました。
エロがなくても楽しめて、あっという間に読み終えました。あったかくて切なくてきゅんです。
2人の恋の行方が気になって、2巻が早く読みたいです。次巻はお互いどんな伝え合いをするのか、とても楽しみです。
語彙力がなくうまく伝えられませんが、まだ読んでない方、強くおすすめします。
Xの試し読みで気になりすぐに購入しました。絵が綺麗で読みやすくストーリーも良かったので一瞬で読み終わってしまいました。耳の聞こえないケイトが喋っているセリフの一部で文字が傾いていてイントネーションが変わっているのがすぐにわかったり特に手話の描写は躍動感が凄くて本当に動いているように見える絵が凄いなと感動しました。目で話す、目で聞くというのが納得できるほど2人の目力がとても印象的でした。電車のシーンでは耳の聞こえないケイト、耳の聞こえる藤永だからこそのやり取りに胸がぎゅっとなりました。2人の思いが通じあったところで終わってしまったので続きがとても楽しみです!これからも応援してます!
1巻のみでまだ連載続いてますが、間違いなく作者さんの代表作になる傑作だと思います。
伝えられないもどかしさを抱える大学生俳優さんが、難聴の後輩大学生と出会い、手話や表情や身体の全てを使って心を伝える喜びに溢れてる素敵なお話。
難聴のケイトが、自分の気持ちに素直で恋にも積極的に生きていて、とても魅力ある子なんです。
難聴に対する描き方が、かわいそうなのではなくとてもフラットなところもすごく好き。手話という新しい表現方法を手に入れて、世界が広がって豊かになっていく藤永の姿を、私たち読者は微笑ましく見守り応援していられます。続きも楽しみ!
耳の聞こえないイケメンわんこ大学生と、思うように評価されない俳優大学生のおはなし。
お互いの優しさや、思いや、夢や、気持ちの全てがとてもピュアできれいで、心洗われるような作品です♡
手話の表現もきっと難しいと思うのですが、とても綺麗な描写で描かれていて惹き込まれます。
続きがとてもとても気になるので、次巻を楽しみに待ってます!
SNSで試し読みして気になり、電子版で買って、あまりにも好きすぎて紙の本でも買いました。今年読んだ中でも特に大好きな作品で、周りの人にも勧めまくっています。
重度難聴のケイトと劇団所属の俳優フジナガが、手話や読唇で少しずつお互いのことを知っていく、「もっと相手のことを知りたい」と心を傾けていく描写にときめきます。個人的に、フジナガの話し方がなんとも優しくて大好きなポイントです。2人がこの先どういう関係を築いていくのかとても楽しみです!