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chameleon ha te no hira ni koi wo suru
攻めだけの話しでも受けだけの話しでもない
それぞれの話しでもあり、2人の話しでもある
だからこそ角度をちゃんと変えて双方向なだけではなくて多角度から彼らがどう思っているか、どう思われているか、、、という所をちゃんと丁寧に描き出してくれています
だからこそじっくり読んで行きたいと思えるし、もっともっと2人を、そして2人を取り巻く環境もそしてこれからも知りたくなる!!と自然に誘われてしまう作品
彼らの世界が狭くならないように家族や仕事仲間、ライバル、学校の友人などが適宜無理なく登場してくるのもとても自然でこの作品の奥行きを感じます
2巻は新キャラのレムが印象強かったですが、ケイトとこちらも初登場の弟君との兄弟間の空気感が凄く好きでした(笑)
何もこの作品へのこうして欲しかった…!こんなのが観たかった…!という要求が無いです
興味が無いとかでは当然ありません!
完璧だからこその満足以外の感想が無いのです…!
唯一あるとすればこのままの丁寧な流れをそのままに、、、!
どうぞ性急な流れにならないよう、、、可能な限りじっくりゆっくり続いて欲しいです
ずっと読んでいたい素晴らしいシリーズです
この作品を読むことで自分自身が見落としていたような事に気付く事が出来る時があって、すごく背筋を伸ばしたくなるしもっと自分の意識もアップデートしたいなって思えて来ます
そう思える自分に出会えた事で少しだけこの作品を読む前の自分より自分の事が好きになれる気さえして来ます
押しつけがましさなんて一切ないのにこの2人を通して見える世界、知る事が出来る世界が自然と自分をそうさせてくれる気がしていて、、、すごくパワーをもらえる作品です
フジナガがケイトを、ケイトをフジナガが、お互いがお互いを知ろうとする事で自分自身の内にある感情に気付くように私もこの2人を、この作品をもっと知りたい!と思う事で彼らの追体験をしているような気分になれるんです
そして、ここに書かれる多くのレビューを読んで色んな受け取り方や感じ方を知ってまた気付く事が増える
得るものがほんとに多い作品なんです
気付けるっていうのは好きの第一歩だと思います
フジナガが自分の演技の幅を広げたのも演じる事が好きだからこそ
好きだからこそその想いが届かない事に苦しむ事だってあるけれど、好きだから諦めなければレム君みたいにフジナガに気付いてくれる人も、フジナガ自身が自分の可能性に気付く事だって出来る
ケイトとフジナガの2人の恋愛も本当に素敵だけれどこういう彼らを知る事で気付ける事がたくさんあって本当に素敵な時間をたくさん貰えてしまう
なんて贅沢な作品だろう!!
3巻を読めるまでたくさん1巻も2巻も読み直して、いろんな気付きを増やしていきたいです♡
待望の2巻!
前巻から引き続き、今回も迫力の表現力でした!
前巻ラストでは友人以上恋人未満だった二人。
この2巻では言葉では伝えていないにしろ、両想い確定でした。
おうちに招かれたり、キスをするようになったり、
ようやく恋人同士らしくなってきた藤永とケイト。
だけど、そんな中藤永はある舞台のオーディションに合格します。
やっと自分が輝ける舞台を見つけた藤永は稽古に打ち込みますが、
一方のケイトは寂しさを感じており…。
やっと手が届いたのに、また一歩遠のいてしまったような。
藤永の目には舞台の成功の先にケイトがいて、
フラフラになるまで頑張れるのもケイトのお陰だったりするのですが、
そんなことを知らないケイトは孤独を募らせるばかり。
両想いなのに、目の前にいてもすれ違ってしまう二人がもどかしい…。
次巻予告では二人の関係に進展が…とのことだったので楽しみにしております♪
本当にすごい漫画だと思います。
ただただ表現の豊かさと繊細さに圧倒されてしまいました。
厘てく先生、漫画が上手すぎる。
1巻目の素晴らしさをびゅんと軽く飛び越えてくるようで、どこを開いても見どころしかない1冊でした。
ほんのりと淡く色づいた恋愛感情から、自分自身と向き合う心の成長も1歩踏み込んだところまで描かれていて、内にあった2人の世界が少しずつ交わってさらに外へとひろがっていくよう。
聞こえないことや伝えられないことに対しての葛藤や、多方面から見た現実もしっかりと描かれているのだけれど、難聴者と聴者の恋愛にスポットを当てるのではなくて、あくまでも「伝えたい・受け取りたい」と想い合うケイトと藤永という若者2人の等身大のラブストーリーなところがすごく好きです。
1巻に引き続き、2巻のカバーイラストもお互いをしっかりと見つめ合う2人なのもうれしい。
繭を破って羽ばたいていきそうな藤永の役者としての成長も、藤永と接していくうちにケイトの中からあふれ出す激しい感情も、夢中になって読ませてくれるものがバランス良く揃っていて読み応えたっぷり。
話運びはもちろん、丁寧な心理描写と表現力が素晴らしく、それでいてとびきりやさしいんですよね。
まだまだこの2人をじっくりと追いかけたくなるような魅力がぎゅっと詰まった素敵な作品でした。
1巻も面白かったのですが、2巻はより面白かった!先生のあとがきで安心しました。そう、作品の目立つところから◯◯モノみたいなラベルが貼られたものが別に読みたいわけではなく、この2人が主役でこの2人が悩んだり成長したり愛を確かめ合ったりしてればいいんですよ、読者としては。
藤永くんが美しいな〜というコマが多くて嬉しかった。役者の変貌ぶりの見せ方としてふさわしい。
1巻でも思ったけどケイトくんて随分と慣れてませんか?イケ男ムーブが板に付いていませんか?今までにもお付き合いした人がいたのかな〜〜気になるな〜〜藤永くんがまだ気になってないところを先に気にする読者。
「どんな相手にも全力で伝えたい」
伝えることに貪欲すぎて、演技上では持て余されてきた藤永が、ようやく自身の能力を生かせる場所を見つけようとしています。
舞台でいえば、藤永は舞台の演者やスタッフ全体を把握し、そして受け手のスペックがどんなものでもひとりとして欠けることなく伝わるように演じようとする、そんな怪物みたいな才能を持っていたのです。
表情、動き、声、もはや存在そのものが全身で訴えかける、そんな藤永だからこそケイトとのこれまでがあったわけですが、ケイトからしてみると、藤永が遠くに行ってしまうようでやはり不安にもなるというもの。
藤永がこちらに向き合ってくれなければ、ケイトは伝えることも、藤永を知ることもできないのだから…
藤永に休学願の用紙を届けに行って、改めてケイトは感じます。
自分のことをこんなにも分かってくれるのは藤永だけだけど、藤永の伝えたいことは万人に届いてしまう。でも自分は藤永の素晴らしいと絶賛される歌声を聴くことはできないわけで。
焦りとか気後れ、聴こえない自分には藤永が理解しきれるのだろうか?という取り残されるような感覚にもなったと思います。
そして藤永をひとりじめにしたいという独占欲が溢れ出てくるところ、胸がぎゅっとなりました。
ケイトが今まで生きてきた中で、伝えようとして諦めたこと、わかりたくて諦めたこと、たくさんあったと思います。
でも、藤永にはそんな独占欲とか、会えなくて寂しいとか、隠さずにちゃんと伝えてるし、藤永だって「同じ気持ち」だと、会えて嬉しいとか、胸のドキドキとか、気持ちを共有しようとしてる。
聴こえても聴こえなくても、その前に大事なのは伝えようとする気持ちと行為。
一足飛びに恋愛関係(好き、愛してる)にいくのではなく、まずは伝える、伝え合うことをここまで重視して丁寧に描けるのは、すごいことなんじゃないかなぁ。
藤永の舞台を見るために用意されたスマートグラス。
ケイトははじめ使うことを躊躇っていましたが、全身で演じる、訴えかけてくる藤永を目の前に、迷うことなくグラスをかけます。
かけたからといって、藤永の思いが歪むわけじゃない。
藤永は、伝えるためにはどんなことでもするのだから、ケイトもどんなものを使ってでもそれを受け取ろうと決めたのですね。
ケイトだって、藤永に負けないくらい才能があるから。相手をじっと見て、気持ちを見逃すまいとする才能があるのです。
自分のことだけに集中した藤永の演技がどれだけすごいか見てみたい…!
そして、藤永が公演後にケイトに伝えようと思っていることと、ケイトが藤永に伝えなきゃと思っていることが同じだったらいいなぁ。
次巻も楽しみです。
1巻が素晴らしく感動してから1年弱で2巻を読めるのうれしい。先生ありがとうございます!
1巻のクオリティそのままに表現力のすばらしさに唸りました。
聞こえないケイトの世界と、ケイトと接し思いが高まる藤永の心の世界。
2人の世界が、手話や言葉、ジェスチャー、態度、スキンシップなどで交差しながら進む展開がたまりません。
「言葉はうすっべらくて信用してない」←レムいいこと言う!!
コミュニケーションは言葉だけじゃないし、言葉で説明しきれないし、ウソもあるし。
だから言葉だけに頼らず、全身で伝えよう、わかりたい…とひたむきな2人の姿に感動します。
誰よりもケイトがわかっていた藤永の才能が開花しつつある。その過程もよかったです。
お芝居、舞台の表現が迫力あってお見事。
藤永の才能が今後どこまで発揮されるのか楽しみです。
BL的にも萌えの描写がめちゃくちゃいい。
1巻からそうでしたが、ケイトの素直な愛情表現が特に好きです。
気持ちのままに藤永に触れちゃうところ。その手や口元がやさしく色っぽい。その描き方〜。
2巻では藤永のストレートな言葉にケイトが
「そういうところが好き」と赤い顔を隠しちゃうところがかわいすぎました。
お互いまだ知らないことが多いし、環境も変わるだろうし、その度に葛藤などあるかもしれませんが、2人なら前向きに進んでいきそうでワクワクします。
聴覚にハンデがある人、聴者…と言っても人によって聴こえ方、伝え方、理解の仕方はさまざまですもんね。聴者でも病気や加齢により聴力が下がることもあるし。
その辺りについてとても考えて丁寧に描かれていることがわかるので、より感動するのだと思います。
あと、レムがナイスキャラで好きです。
キレながら藤永を褒め倒すところは笑いました。
役者としての藤永の良き理解者、またはライバルになっていくんでしょうか。
BLあるあるの新キャラ当て馬ではなく(今のところ)そこも個人的にとてもよかったです。
1巻のレビューでも書きましたが、「藤永の並外れた表現力は、誰かの目にとまれば、今とは全然違う世界に羽ばたけるはず。」が、2巻で現実のものになりました。
2巻はかなり演劇に傾いた内容になっています。1巻を読みながら、ケイトの世界と藤永の世界の違いを思い浮かべて、なんとなく怖かったことが、想像してたよりももっと激しい感じで表出したという印象を持ちました。
私は「怖い」と書きましたが、でもこの明るみに晒すことは二人にとってとても大切で、前に進んでいくために必要なことなのだろうと思います。
演劇を通して、ケイトにとっての障壁ともいうべき、音。声。歌。言葉。本書ではそうした何もかもが立ち塞がり、突破しかけている最中に次巻に持ち越しになってしまいました。
私自身、演劇が好きなので、この舞台にかけるLemさんの思いにとても共感するし、作品づくりという現場に私も居たいと心から思いました。
2巻はそういう目でも楽しめます。舞台のオーディション、稽古、そして本番。才能のかたまりみたいな人たちが刺激しあって何かを作っていく、見ているだけでとても楽しいです。
それだけに、あれ今何を読んでいるんだっけ、と思うこともありました。いい意味でですよ。
コミックには音声がついていないのに、藤永の「声」や「歌」の素晴らしさ、異質さが手に取るようにわかります。なんでだろう。周囲の反応を描ききる作者の表現力? 画力、構成力、いずれも卓越しているのだなと実感します。
そして、早く3巻が読みたいです。
ほんっとに良かった作品、、、、!!!
相手と同じ言葉で喋りたいからっていう理由で手話覚えるのって愛だなってとっても思ったし、言葉で伝えるだけが全てじゃないんだって、伝え方は人それぞれあってすごくいいなって思えたし。言葉も手話もどちらでも自分の気持ちを伝えることができるってかっこいいし、素敵だと思った。。。
自分の知らない相手がいるのが嫌っていうこの嫉妬、独占欲のこの塊発言とっても可愛かったし、すごく好きじゃないとこんな言葉絶対出ない!!!
1巻めに比べて、実際の役に入り込んでいく藤永の姿が描かれている今作は、彼の役者としての葛藤や才能が細かく描かれていて読みごたえがありました。
共演者の演技やテンションを引き出す空気感は、昔読んだ「ガラスの仮○」を彷彿とさせるほどで、ひとこまひとこま目が離せませんでした。
アニメイト4pリーフレットは、ケイトのモテ威力について。
イケメンなケイトを釘付けにして、嫉妬までさせてしまう藤永の芸術性!
個人的には役者を選んだ上で、実写でも見て見たいです。