スモーキーネクター Renew

smoky necter

スモーキーネクター Renew
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神325
  • 萌×254
  • 萌10
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
43
得点
1874
評価数
393
平均
4.8 / 5
神率
82.7%
著者
ミナヅキアキラ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
スモーキーネクター
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784813033202

あらすじ

ライターの羽瀬川みつると
不動産業を営む安仲有生ことアンナ。
幼なじみで恋人の2人には秘密があった。
アンナは人血を糧にする「バイター」、
みつるは「バイター」が好む血を持つ「ネクター」なのだ。
2人はお互いの血液なくしては生きていけない「共生契約」を結んだ。
幼い頃からみつるだけに想いを寄せていたアンナには夢のように幸せな今。
だが、それと同時にアンナはみつるにある負い目も感じていて……

表題作スモーキーネクター Renew

不動産業,バイター
記者でアンナの幼馴染,ネクター

その他の収録作品

  • 共同生活
  • あとがき

レビュー投稿数43

ストーリーに沿った究極の愛

設定を活かして深みが増した続編よかったです。
安易な当て馬が登場して嫉妬させて…というよくあるパターンではなく、この作品らしい関係性、事件という流れが上質なアニメ映画を観ているようでした。

共生契約を結んだことをアンナは負い目に感じ、みつるはアンナの役に立ちたいと思う気持ちが自然に入ってくるし。
特殊設定を活かしながら、試練を乗り越えて恋愛面での気持ちが強まっていくのがBL続編の理想のようでありました。
文字通りの一連托生。
自分がいないと相手が死んでしまう。
相手がいないと自分が死んでしまう。
身体的な面だけでなく、精神的にも俺はお前のもの、お前は俺のもの…という究極の愛が描かれていて胸いっぱいになりました。

特に帰宅したアンナが待っていたみつる一目散に抱きつくシーンが特に萌えでした。
未だにみつるとこうなったことを奇跡のように思っているし、うれしくてたまらないのが伝わってくる。

みつるは拉致されてもアンナを助ける強さがあり、エロ時でも男っぽさが残るキャラデザインがよかったです。

そしてそして、攫われたみつるを助けに行くアンナがかっこいい。
怒髪天をつくアンナの姿が念動力が強い超能力者のようで最高でした。
余談ですが、私は本格的な超能力BLが読みたくてミナヅキ先生のような画力で描いて下さったらめちゃくちゃかっこいいだろうな〜と想像したその一部を見せて頂けたようで興奮しました。
今後の作品も追わせて頂きます。うれしい。

1点気になったのは
吸血するのはわかるんですが、アンナが噛んで血を送るのはどういう仕組みなのかなと。歯に血管が通っているてことですよねきっと。
ちなみに吸血鬼の歯の仕組みを検索してみましたが諸説あるようでした。

0

世界観に引き込まれる

絵が素晴らしい。前作のスモーキーネクターもあっという間に、その世界に引き込まれました。
想い合うが故の2人の苦しみも悩みも切ない。

溶け合いたいくらいにラフラブな2人は本当に最高。

これで終わりなのか?
もっとイチャイチャな2人を見たいです。

0

大好きです!

バイターのアンナとネクターのみつるが共生契約を結んだ後のお話です。

共生契約でみつるを縛り付けてしまったことを後ろめたく思っているアンナとアンナの足手まといになりたくないみつるがすれ違っているところで、みつるが拉致られるという展開に読み進める手が止まらず一気に読んでしまいました!

みつるを助けるアンナもアンナを助けるみつるも尊くて胸が熱くなりました!
そして、旅行&同棲のイチャイチャっぷりが甘々で最高過ぎました!
アンナとみつるのこれからをもっと見ていたいです!大好きです!

シーモアはトーン修正です。
みつるの言動が大変可愛くて、煽られまくるアンナが最高に好きです!!

0

前作で読みたかったものがここに

う、うおおぉ〜…さ、最高だった〜!!
あぁー、面白かったです!満足度が非常に高い続編でした…!
「これが読みたかった!」が詰まりに詰まっていて、前作でもうちょっとほしいなあと思っていた部分が思っていた以上にドカドカと全身で浴びられます。最高!

前作で唯一無二・一蓮托生の関係となった2人のその後といえば、やはり甘いだけではなく困難なこともひとつやふたつ起こるというもの。
ですが、何よりもアンナとみつるの互いを想い合う気持ちの描き方が本当〜に素敵で!
好きだからこそ重荷を背負わせてしまったのではないか?と考えるアンナも、自分がアンナのために出来ることはないのか?と考えるみつるも、どちらも優しい愛情に満ち溢れていて、こんなの萌えるなって方が無理な話です。

スモーキーネクターといえば、前作同様アンナのみつる溺愛っぷりと言いますか…
みつるのことがかわいくて仕方がない気持ちが終始ダダ漏れかつ心乱されている様子を見るのが楽しくて、そのかわいらしい姿を思わず愛でたくなってしまうのですが、その逆を見られるのもまた楽しいんですよね。
アンナがみつるを包み込んでいるようでいて、みつるがアンナを包み込んでいたり、どちらかが片方に傾いているような比重の関係性ではないのがこの2人の良いところだと思います。
いわゆる人ではない存在なのに、人間よりも人間臭いところを持ち合わせたアンナが好きです。
体温が低そうな印象を持つ外見に反して、愛したがりの愛されたがりなかわいい人ですよね。
それをまるっと包み込んでしまうみつるの大きな愛情も良いんだなあ。

個人的に、続編ものは前作を超えるか超えられないかがはっきり分かれるものだと感じていて。
そんな中、今作は間違いなく前作を遥かに飛び超えてきた作品でした。
お互いのことをかっこ良くてかわいいと思っている、揺るぎない強い信頼関係で結ばれた2人が愛おしくてたまりません。
ハラハラあり、ドキドキあり、バトルあり、甘さもたっぷりの良作でした。絵も本当に素敵。
まだまだあんみつのお話が読みたい気持ちでいっぱいです。なんでこんなにかわいいのかよ…
スピンオフ作も読んでみたいと思います。

2

モーレツ最高…

スモーキーネクターがこんなに面白いことを昨日知って、続編のrenewを今早速読み終わって、最強におんもしろいってことを身をもって体感しているところです。

ヤバいー…最高に面白いぃぃぃぃ…
まさに前巻を凌ぐ続編。期待以上でした。

アンナとみつるの繋がりの深さ…これに尽きる続編でした。
事件もまたまた起きちゃってピンチに陥るシリアスな展開もありますが、それよりも2人の想い合う姿に涙ですよ、涙…めちゃくちゃ感動でした。


共生契約をした彼らは、どちらを欠いても最早生きるのが難しい条件下にあり、それが2人の絆を強固にしていると言ってもいい。作中では"一蓮托生"と言っていましたがまさにそれです。アンナが生きるためにみつるがいて、みつるが生きるためにもアンナがいて、こんな深い身体の繋がりがあるでしょうか。

契約といっても破棄できるものではないし、一度交わしてしまった"共生契約"には覚悟と責任感がつきもの。心から自分を委ねる相手とじゃなきゃもちろん交わせないし、相手の一生を背負うだけの気持ちが強くないと受け入れられない心と身体の契りです。
そうした強い縛りがあるからこそ、2人のBLもドラマティックで最高に盛り上がったと思います。


前巻の補完的な意味もありました。
アンナがみつるが自分を受け入れたのは同情からでは…?彼がそう卑屈に思うのは特殊な契約が根っこにあるからですが、それ以上に愛するみつるを自分に縛らせる心苦しさが強くあったからなんですよね。
でも違うよ、と。
みつるの方もまたアンナを欲し、共生契約を結んだのはみつるの強い意志そのものでもありました。


もうね、この2人のやりとり自体が神々しいです。普段の何気ないイチャつきも、ベッドシーンも、アンナの"くそかわ"連発も、愛情過多でニヤけてしまいました。
みつるの受け入れ方が素直で良いですよね、アンナをホッとさせるパワーがある。変に拗らせたりもしないし、アンナを温かく包むオーラに満たされています。

同棲後のお話が最高でした〜
ほのぼのとあまあまな彼らの姿は見飽きないですね。ずーーーっと見ていられます。
胸を穿つような彼らの愛の深さに酔いしれた素晴らしい作品でした。神評価以外の評価が見当たりません。

2

俺だけの!

愛したいと愛されたいで円満解決?

前巻を読んでから時間が経ってしまってるからか、んん?なんだっけ?なところがちらほら。

アンナがねえ、優しいみつるに共生を選ばせたと気にしてて卑屈になってて。
ずっとみつるを見守り守ってきたアンナ。
そんなアンナを守りたい強くなりたいみつる。

実はみつるも相当な独占欲があったのですね。

エッチは今巻もまるで格闘技?
もうみつるが愛しくて可愛くてたまらないアンナに私もたまらないよ!!

愛されたい自分だけのものにしたい絶対離さない。前向きな執着でラブラブで良いですね。特に巻末の同居編はあっま〜いです。

絵もとてもきれいですね。どちらも体つきがしっかりしてて、男と男という感じが良かったです。

0

イイ!すごく…イイ‼ほんと…イイっ!!!!

とんでもないアホなタイトルですが、、、
これ、今の読了直後の素直な感想です

まじで良かった…・・・‼
アンナの不安もみつるの焦りもお互いが大事だから、という切ないPOINTをきゅんきゅん抑えてきながらも暗躍する「家」問題でのバトルシーンが驚く位スゴイっ
ズバ抜けて画力が高いのが私のように余りバトルものを嗜まない身にも一目瞭然
こりゃスゴイΣ(゚Д゚)!!

分かり易い「一難去ってまた一難…」的な展開を超えていく事で2人の糖度も血も濃ゆ~くなって行く♡♡♡

バトル以外の絡み描写もこりゃスゴイ(●´ω`●)‼グフッ
しっかりとした男の子らしい躰の交わりとこの設定だからこその「噛む」という行為と体位に興奮してしまった

前巻より修正具合も良くて見やすかったのもありがたかったです(DMM)
折角の美しい画なので白抜き修正は煩わしかったので良かったデス♪

アンナの愛し方もみつるの愛され方もすっごく歯車がカチっと嵌ってる、これぞ【共生】という感じが伝わる
共に生きる…素敵な契約ですね~
はぁ、、、イイもん見たわぁーーーー‼

1

続編を超越した続編

化けたな、と思いました。最高でした。1巻は特殊設定の説明が必要だったのでやや駆け足に感じていたのですが、2巻に入ってから心情描写の深みというか、ふたりの関係のパワーアップに驚き、夢中で読みました。格段に作品、キャラクターへの「好き」の気持ちが爆上がりしました。

共生契約したその先。一蓮托生ということで、命の重さゆえに悩むところもあるけど、お互い大好き同士なのが溢れてて、重くなりすぎず適度にほんわか。精神的に自立しているけど、深く相手を求めているところが明るく健全で、背徳感のある共生契約という設定とのギャップで独特な空気感を出していて面白いです。

幼なじみなので信頼関係がしっかりできていて、安定感が半端ない。大事すぎてのすれ違いはあっても、読んでいて破局への心配は全く感じないのがすごい。長年のパートナー的な理解度はありつつ、付き合い始めたのは最近なので初々しさもありつつというおいしさ。

そしてとにかく、今巻はみつるがすごかった。これはアンナも長年惚れ続けてしまうよ。包容力の塊。命を背負うことに向き合い、自分にできることを模索する姿が頼もしい。恋人になる前から、実はしっかり独占欲もあったことを知り、ゾクゾクしました。
安仲家の方々と関係良好なのが、さすがのコミュ力&身内は歓迎してくれていることにほのぼのしました。

アンナも幸せに慣れてない感じが可愛い。本当にみつるが大好きなんだなっていうのが、全身で伝わってくる。自分に自信がなくて、ちょっと根暗なところもいい。
家絡みの場面では、知的で冷静だったり、めっちゃ強かったりと、しっかりかっこよくて。バイダーの保存を放棄した、と宣言するところがよかったです。

幼少期のふたりが可愛すぎる。一冊の中でちょこちょこ違う時代のふたりが入るので、幼い頃からの付き合いで、お互いを理解しあっているっていうのにグッときました。

そして本当にミナヅキ先生は画力が高い! ページをめくるたびに驚きます。大胆なアクションシーンだけじゃなく、ふとした構図、表情や仕草の描写力が恐ろしい。どうしたらこんなの描けるんだ。
特に、最終話の「いたいのとんでけ」に鳥肌立ちました。

描き下ろしはあまあま150%で、堪能しました。やりとりがいちいち最高。アンナもみつるも、それぞれがとても魅力的なキャラのに、ふたりになるとさらにそこが掛け算される。とても強いカップルです。

状況は切なさもあるけど、読んでいてあったかくなるふたり。前巻から一歩深く内面に踏み込み、関係性が尊かった一冊。このふたりならこの先も大丈夫、と思わせてくれました。
桜次郎もけっこう気になるキャラなので、スピンオフの単行本を楽しみに待っています。

4

2巻も最高かよ!

1巻を読んだ時の衝撃!圧倒的画力と特殊設定!
1巻では設定の説明を踏まえてお話が進んでいくのですが、2巻は共生契約後の2人のお話です。

愛したいアンナと愛されたいみつる
2巻ではよりお互いを強く想う気持ちが伝わってきました。

格闘シーンはもちろんなのですが、エロシーンもアクロバティックです。
作者様の画力が凄まじい。

アンナの「ばかたれ」が好きです。
設定もですが、セリフがささるんです。その時の表情も全部。

読後感半端ないです。
1巻を読んで2巻も読んで頂きたい素敵な作品でした。

1

2巻のほうが完成度が段違いに高い!

読者が見たかったもの、全てが詰まった続編!!

1巻を経て2巻を読むと、二人の関係の【友情→愛情→苦悩→成熟】という変遷と成長を感じられて、奥深い作品だなと感心した。

共生契約を結んで、幼馴染から恋人になった二人のあま~くエロい血液交換や本能のままに求め合う繁殖期のシーンは、ズバリこれが見たかったです!というところ。

2巻では、両想いの先にある苦悩が描かれている。
恋が成就し幸せな反面、みつるを死と隣り合わせの世界に引き入れてしまった背徳感に苦しむアンナ(攻)と、守られてばかりの自分の無力さを痛感するみつる(受)。
苦難を乗り越えながら、愛をさらに深め、二人にとって最適なカタチの共生契約とは何か…。

みつるは誘拐され、血液を大量に抜かれてしまう。みつるを助けに来たアンナも敵に刺され出血多量で瀕死の状態。
そこでみつるは、アンナを救うため、自身も貧血でフラフラにもかかわらず、自分の血を限界まで飲ませて気を失ってしまう。

目を覚ましたみつるは、恋人を危険にさらしてしまった自責の念から涙を流すアンナを見て、言葉を発する。
「アンナが俺をお前のものにしてくれたから、 俺にもアンナを助けられた。 俺にお前を守る力をくれてありがとう。」
二人が苦悩を克服した、一番泣けるシーンだった。

1

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