のぼせるからだ

noboseru karada

沸腾的身躯

のぼせるからだ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神37
  • 萌×222
  • 萌17
  • 中立4
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
23
得点
328
評価数
82
平均
4.1 / 5
神率
45.1%
著者
ミナヅキアキラ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス CRAFT Series
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784813053378

あらすじ

商店街で人気のパン屋を営む鈴見佳永は、アイドルのようだと言われる自分の容姿にコンプレックスを抱いている。そんなある日、鈴見が近所の銭湯「草羽湯」を訪れると、そこにはやたらと男前な番台がいた。なぜか番台からの不躾で執拗な視線を感じる鈴見。後日、その男が、書家として著名な草羽史奏だと知るのだが・・・。
(出版社より)

表題作のぼせるからだ

実家風呂屋の番台もする書家
繁盛しているパン屋の店主・28歳

同時収録作品さめないやまい

酒屋の息子
銭湯の息子

その他の収録作品

  • こじらせる日々
  • あとがき

レビュー投稿数23

すっとばし展開と絵柄、特に鼻の黒い影が惜しい!(ぇ、そこ?w

1年半前に読破。
同著者の「スモーキーネクター」シリーズがすんーーーごい良かったし、「ドメスティックビースト」もなかなか手ごたえがあったので、本作も設定と試し読みチェックだけで即座に読むことを決めました。
以下2CPのお話が収録されています。

①「銭湯の番台(兼 書道家)xパン屋の店長」
ちょっと攻めさん荒っぽすぎない?w
てかいろいろとすっとばしすぎ!w
もっと段階を踏んでほしかったなー…
受けの下の名前が佳永(よしなが)というのも、まるで苗字みたいでしっくりこない。
でも書道家攻めがクッソイケメン、なおかつスパダリ溺愛なので言動もめちゃくちゃカッコ良かったです…大満足!

②「攻めの甥xその幼馴染」
安定のみずみずしい幼馴染モノで良かった。

この頃(2011年)の絵柄は上述の2作とちょっと違ってクセがあるというか…
特に鼻の形が特徴的で、鼻の向こう側に出現する黒い影がどーも気になります。
でも全体的に絵がキレイで読みやすく、スルスルと読めました。
特にお風呂えいちお好きな人にオススメです。

<注意点>
①攻めに片思いする女性がいます

0

銭湯で晒される想い

◆のぼせるからだ(表題作)
 銭湯の番台兼書家×パン屋店主。この組み合わせだけでも萌えますが、なんといってもこの作品の魅力は草羽のアプローチの仕方ですよね。押して引いて、押して押す。これより少しでも強引に迫っていれば、ストーカーとほぼ変わらないくらいなのですが、彼は鈴見の反応を正確に読み取っていて、ここぞというタイミングで押している。だから、鈴見も読者も拒否反応が出ないのだと思います。あなたをまだ知らないから知りたい、だから付き合いたい、という気持ちも嘘がなくていいですね。駆け引きが上手い人だなぁと。そして、あざとさを感じさせず、常にその時の正直な反応を返す鈴見もとっても可愛いんです。顔だけで中身がないと言われることに怯える彼に、等身大でいいんだと教えてあげて欲しいですね。

◆さめないやまい
 草羽の甥・晴日の話。叔父と違って、まだあどけなく純粋な晴日に、片想いする酒屋の蒼汰。学校のシーンなどはなく、ほぼ銭湯と実家でのシーンだけですが、未成年らしい瑞々しい距離の縮め方にきゅんとしました。晴日も実は蒼汰をそういう目で見ていたというわけではなく、蒼汰に恋愛的好意を告げられて初めて自分の好意の本質を理解していった流れもリアルで良かったです。

0

新たな気持ちで読んでみる

再読なのに全く覚えていなかった……
記憶力がヤバすぎる;

強引な書家攻め・黒羽と健気なパン屋・鈴見。
黒羽の実家の銭湯や鈴見のパン屋が、同じ商店街にあるところが生活感があって面白いですよね。

ストーリー自体も切なくてドキドキして良いのですが、黒羽の気持ちが分かり辛いと感じました。
初めは、軽い気持ち?興味?だったのかな……?
鈴見に拒絶され、次第に本気になった……?
そのように汲み取れだのですが、もう少し分かりやすかったら黒羽にも感情移入できたような気がします。

対して、鈴見の過去やコンプレックス、手に職をつけて自分の足で懸命に生きている様子は痛いほど伝わってきました。  
こういう愛されたい人は、きっと男同士の方がいいんだろうな。

 
同時収録作は、表題作のスピンオフです。
黒羽の甥・晴日と幼馴染の蒼汰のお話。
こちらは初々しくて可愛かったです。
ちゃんと2人の揺れる気持ちが描かれていて、すごく切なくてキュンとするラブストーリーでした。

1

画面を黒く染める書家

まず表紙をめくって次に出てくるカラー絵!
椅子に座ってうたた寝の和服草羽さんが美しすぎます。

書家とパン屋さん、専門的な表現は特にされていないのですが佇まいや存在感がしっかりしていて、設定がお話に溶け合っていたのがすごく良かったです。
内心臆病でがっかりされたくない佳永と、自信家で動じずグイグイ迫る草羽の組合せもすごく良い…

作品全体は黒とトーンを抑えた白っぽい画面なのですが、そこに黒髪の書家草羽が現れ佳永の心を掻き乱すのと同時に、画面を墨のように侵食していくんです。そこが目に面白く、ワクワクしました。

なる程、顔がいいのもそんな苦労があるのか…という佳永の悩みでしたが、そこに怯えつつ負けないように手に職をもちお店を繁盛させ、職場の人間関係も良い様は強くかっこいい人だと思いました。
それでも店頭に出れば自分に声をかけてくるお客さん達に
(パンを
美味しいと思ってくれてるだろうか)
って、切な過ぎるよ…そんなパン職人(泣)
居るなら通うから場所教えてください。

2

求められて…

銭湯でのお話ですね。

表題作
唐突ですね。攻めはなぜいきなりそこまで受けを好きに?顔に似合わない体とコンプレックスで頑張ってるから?
受けもここまで自分を求められて嬉しかったの?
いきなりエッチもファンタジーなんだけど急でついてけませんでした。

収録作
銭湯の攻めの甥っ子と商店街の向かいの酒屋の息子との幼なじみ同士ですね。
子供の頃からずっと一緒にって約束してたのに受けがイギリス留学しようかな?と思ったところから急に事態は急変し。
攻めはずっと受けが好きで、子供の約束じゃなくて本気だったんですね。戸惑う受けですがやっぱり攻めとは離れがたく…。
なんでまたすぐヤるかな。いやまだだったけど。
その後レクチャーを受けて本番。
ファンタジーなのに毎回不粋ですが、すぐヤりすぎ。もっと気持ちの動きの面やあれやこれや読んでからなら受け入れられるんですけど。

1

銭湯でアレコレ

表紙をじっくり見ると、タイルと水滴がなんとも官能的ですね。

◾︎草羽(くさば 書道家 銭湯の番台)×鈴見(パン屋の店長)
最初は苦手なタイプだった草羽は徐々に可愛くなりました。ミナヅキアキラ先生の他の作品も、こんなタイプの攻めと受けがいて、その攻めはどうにも好きになれませんでしたが、草羽は変化が描かれています。
鈴見があまりにも男性との恋愛に頓着しなかったのも不思議だった。ゲイやバイに偏見ないって言っても、銭湯に普通に入れるタイプの男がそう簡単に男性と付き合って男性に欲情できるものだろうか。
28歳でパン屋の店長やってるのは相当厳しい設定だし、人雇ってるって無理な気がする。実家がよほど太くないと。
と、まぁなかなか気になることの多いお話でした。

◾︎蒼汰(そうた 酒屋の息子)×晴日(はるか 銭湯の息子)高校生
表題の草羽の甥っ子のお話です。可愛い

1

新たな扉を…‼︎

ミナヅキアキラ先生の作品は初めて読んだのですが、非常に面白かったです。絵は独特の雰囲気があるので好き嫌いが分かれるかなーと思いましたが、私はとても綺麗な絵だなと思いました。鈴見が可愛いくて、草羽は一目惚れだったのかな?なんて推測してしまいました。最初、グイグイくる草羽に鈴見が拒否し続けるという流れがあるのですが、これがもう最高で…すんごく萌えました♡こういうの好きだったんだ私…と、新たな好きシチュを発見しました。ただ、グイグイ行き過ぎる草羽にちょっと引いてしまう場面もありましたが笑笑流石に仕事中に口説きにくるのはヤメロ笑笑段々と読み進めていくうちに鈴見さんが草羽に惹かれるのが少しだけ分かりました。ページをめくる毎に草羽がカッコよくなっている…‼︎
草羽の甥っ子晴日と幼馴染の蒼汰のお話もめちゃくちゃ良かったです。晴日が可愛い!この作品で1番好きなキャラかもしれないです(*^^*)あと、なんだかんだ叔父さんやってる草羽、好感度アップです笑

4

鼻血男子が光ってます❤︎

銭湯モノをお探しの方に是非ともオススメしたい!と思い、レビュー致します。
老舗の銭湯、「草羽湯」を舞台に二組のカプ、オトナとdkの恋模様が展開されるのです。
まず、オトナのお二人は、「草羽湯」の店主兼、書家の草羽史奏。黒髪で洗練された印象の攻めです。受けは、草羽湯と同じ商店街で自分のパン屋を持った鈴見佳永。
才能と魅力に溢れた草羽と、アイドルのように整った容姿がコンプレックスな鈴見の、静かながら葛藤しつつ、深まっていく感じに萌えました。彼らの話が「のぼせるからだ」その1からその3になります。
97ページからの「さめないやまい」が男子高生編。
草羽の甥の春日(ハルカと読みます)と、近所の酒屋の息子の山之辺蒼汰の二人の物語。蒼汰が攻めになり、私が萌えた鼻血男子です。
ミナヅキアキラ先生ならではの、飄々として男っぽい蒼汰と、しとやかな和風美人系の春日。
蒼汰が鼻血を噴くのは、二人がなんとかなってからの書き下ろし、「こじらせる日々」でなのですが、「どこまでやった」と唐突に切り出した草羽に、アナルエッチのやり方を指南されている内に、鼻血がたらっと。
いい!ガンバレ蒼汰!
鼻血を出して股間を押さえ、トイレにひょこひょこ向かう蒼汰に「若いな」とか言っちゃう草羽の余裕。
今作で私が一番グッときた場面です。
草羽湯と商店街の詳細な描写はありませんが、雰囲気は分かり、何気ない場面にもドラマ性が感じられる良作だと思いました。


3

下町の銭湯が舞台です

下町の銭湯を舞台にふた組のカプを描いています。
まず最初のカプ【のぼせるからだ】は著名な書家×パン屋の店主
パン作りで汗だらけになり、休憩中に近所の銭湯を訪れたパン屋の店主(受け)。
そこにいた番台(攻め)はやたら目力が強くただものではない雰囲気を放つ男で、おまけになぜかじーっと食い入るように自分を見つめ…。
このじーっと見つめている様子がなんか好きです。というかこの人、実は著名な書家で時々実家の手伝いをしているらしいんだけど、番台に座ってるのは趣味と実益を兼ねてですよね…とツッコミたい。

攻めは狙ってる時が一番楽しいというバイで、まさにハンター。受けみたいなタイプは最初は少し強引に、あとはなし崩し的に…とアプローチを練っていつでも陥せるとばかりに余裕な感じ。
で、狙われたパン屋さんはアイドル顔負けのお綺麗な顔なんだそうで(絵だけでうわぁ美人!と判らなかったのがちと残念)、昔からやたら顔のことばかり言われるので、顔に頼らず自らの腕で食っていけるようになりたいと小さいながらも自分で店を構えている男。
攻めに「俺だけにこの服の下、見せてくれない?」とか強引に持ちかけられて初心い反応は見せるんだけど、当初攻めが考えていたような「なし崩し的に」とまではならず、いつのまにか攻めに余裕がなくなって知らずしらず自分の書にも影響が出てしまう始末…ってところが読んでる側からすると、してやったり♪です。

同時収録の【さめないやまい】
のぼせるからだに登場した書家の甥っ子と近所の酒屋の息子という幼なじみもの。
小さい頃から何をするも一緒だった二人だけど、もしかしたら離れ離れになる可能性が出てきた事により思わず長年の思いをぶつけてしまい…。
片方がずっと好きで、片方は突然の相手の思いに戸惑って…というありがちなストーリーだけど、二人に起きた変化が丁寧に描かれてて楽しく読めます。

【こじらせる日々】
甥っ子と酒屋の息子が付き合い始めたのを知って、大事な甥っ子に痛い思いをさせる訳にはいかないからと、男同士のやり方を教えてやると口頭で説明をする書家。(身体で実践じゃないのでご安心を)
おかげで落ち着いて優しくいい雰囲気で進んでいたのに、途中で相手のあまりの可愛さについ血が昇って暴走!いたい!とビンタをくらってしまう…というオチです。

5

その表情エロいです。

表紙の受けである鈴見の表情がエロいです。
シャワーで濡れたのかシャツも肌に張り付いていて、乳首の位置がわかります。

パン屋と銭湯の設定ですが、普通に考えたら思い付かないような気がします。
(パン屋はハードな仕事なのはわかります。夏だとよけいね。)

銭湯で一っ風呂浴びてぇな~って考えたらガテン系のお仕事してる人が出てきます。

草羽さん大人のくせに凄くズルいんです。
そんな求め方されたら断れないですよ。

表題作も良いんですが、表題作よりも草羽さんの甥っ子とその友達の話が好きです。
初々しくて可愛い。
蒼汰ががっつき過ぎちゃって我慢きかなくて、はるの中に挿入しちゃうんですけどはるが「いたい!」って言って平手打ち。
先は長そうですが可愛いカップルです。

3

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