記憶喪失になった怜の前に、怜の恋人だと名乗る大学生の黒田とカメラマンの堂島が現れるところから始まります。
記憶を失う前と後で別人のようだといわれ、拠り所のない不安に苛まれる怜に胸が締め付けられました。
しかも、記憶を失う前は性に奔放だったなんて今の怜からは想像できないので失った記憶の重さを痛感してしまいます。
黒田と堂島のどちらが本当の恋人なのか。
それとも、怜が二人に恋人だと嘘をついたのか。
少しずつ明らかになる記憶の断片を繋ぎ合わせても答えには辿り着けないので、今後の展開が気になります!
シーモアは白抜き修正でした。
黒田と堂島ともキスをしますが、身体を重ねたのは黒田だけです。
しかし、これから堂島も態度で示していくらしいので、早く続きが読みたいです!!
高校生の直央と洸星のピュアなアオハルでした。
幼馴染でもなければ特に親しくもなさそうな直央と洸星がお互いを名前で呼び合うので2人の距離感がよく分からず戸惑いました。
自分とは違う世界にいて少し憧れている、たまに話をするだけのクラスメイトとキスしてしまう洸星の好奇心に危うさを感じましたが、直央の思惑通りに直央のことで頭がいっぱいになる洸星が可愛かったです。
17歳になるまで恋人は作らないという直央が女友達にキスするのでモヤっとしましたが、洸星が好きだと気付いてからは洸星としかキスしないので安心しました。
直央のブラコンな兄に2人の関係がバレたらどうなるのか気になります。
キスのみなので修正はありません。
高校で出会って付き合った慧と拓巳のお話です。
大学進学を期に同棲をして順風満帆に過ごしているように見えて、大学を卒業したら別れると決めているので、ずっと切なさが付き纏って、とても切なかったです。
好きなのに別れなきゃいけないのか。
でも、世間体を気にしてまで一緒にはいられない。
そうして別れた後も相手の幸せを祈る姿に胸が締め付けられます。
ここからどうハッピーエンドになるのかと最後までハラハラしましたが、再会してすぐに復縁するので心からホッとしました!
これから慧と拓巳が生きやすい世界になってほしいなと願わずにはいられません。
シーモアは白抜き修正でした。
えっちに積極的な拓巳が可愛くてえっちで最高でした!!
冷血領主のアルタイルの元にシャウラが貢ぎ物として捧げられたところから始まります。
シャウラには幼いアルタイルと過ごしていた前世の記憶があるため、気さくにアルタイルに話しかけていく姿が微笑ましかったです。
自分に過去の記憶があると明かさず、シャウラとして接していたことも好感が持てました。
初めはシャウラに冷たい態度を取るアルタイルが段々と絆されていく過程にキュンと来ました!
シャウラへの独占欲が抑えられないところが最高です!!
修正の必要がないように描かれています。
シャウラの表情がとても艶っぽくてえっちでした!!
余裕のないアルタイルの表情にもドキッとさせられます!!
次巻はアルタイルの兄が登場するようで、今から楽しみです!!
田塚と仁藤が家族と向き合う3巻でした!
前半は谷口の恋の行方が描かれています。
2巻であんなに思わせぶりな態度をとっていた赤瀬がまさかの無自覚だったことには驚きましたが、自覚してすぐに告白してくる潔さには好感が持てました!
そして、慌てふためく谷口が可愛くて堪りません!
谷口の恋が実って本当に良かったです!
田塚と仁藤はようやく初夜を迎えました!
ebookはトーン修正でした。
あっさりしていて、あまりエロさは感じませんがようやく迎えた初夜なので微笑ましいです。
仁藤は家族にカミングアウトして受け入れられましたが、田塚は家族にカミングアウトしなかったので今後に不安が残る最終巻で残念でした。
恋人になった田塚と仁藤がお泊りしたり、プールにいったり、お祭りに行ったりする2巻でした!
順調に仲を深めていく二人ですが、キスより先に進みたいと田塚が先走り、ギクシャクしてしまいます。
仁藤視点だけでなく、田塚視点でも描かれているのでもどかしさが募る一方でした。
しかし、仁藤もキスより先を前向きに考えるようになり、抜き合いもしたので、次こそは初夜かな…?!と期待してしまいます。
それに仁藤の友達である谷口の恋の行方も気になります。
1巻で告白して撃沈したことかまだ尾を引いている谷口ですが、後輩の赤瀬と良い感じなので上手くいくことを願っています!!
3巻が楽しみです!
幼稚園からの幼馴染である田塚と仁藤のお話です。
初めは仁藤視点で進んでいき、後半で田塚視点になるので田塚が何を考えているかが分かって楽しく読めました。
たまに話がブツ切りになっていたのは残念でした。
中3で田塚の告白を断った仁藤が大学生になってようやく田塚への気持ちを自覚するものの、今更好きとは言えないと悩むところが切なかったです。
田塚はずっと仁藤を好きなままで、恋が実って本当に良かったです。
仁藤の高校時代の友人である谷口が同性の後輩に告白して撃沈してしまったのは可哀想でした。
どこかで救済されてほしいです。
今巻ではキス止まりの田塚と仁藤の今後が楽しみです。
告白されれば誰とでも付き合う逢見が楓に告白されて付き合うところから始まります。
楓と付き合っている間も女性と浮気しているので苦手な方はご注意下さい。
恋人ができても逢見は浮気を止めないのに恋人を作る意味はあるんだろうか?と逢見が恋人を作る意味がよく分からなかったです。
逢見を好きだという楓もアイドルが好きなファンのようにしか見えず、女性とキスする逢見をみても嫉妬しないので本当に逢見が好きなの?と思いました。
楓の反応が今までの彼女と違うので逢見が段々と楓に興味を持つのは分かりますが、それで本当に好きなの?とモヤモヤしてしまいました。
修正のないように描かれています。
あっさり挿入してしまう初夜でした。