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yoake no uta
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
◆5月20日まで1~2巻が無料です◆
元気な時でないと読めないと思い、今まで温めておきました。
5巻読むのがキツかった方へ:5巻より読むのキツいと思います。
まだ根本的な謎は解明されませんが、アルト'sパパ目線でちょっとだけ理解が進みます。
ミカ問題の解決法、悪魔に乗っ取られた体だからやっぱりあの展開(村人たちに…)しかなかったのかなぁ…残念でなりません。
でも今後復活する希望も捨てきれないわたくし。
PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむエルヴァを見ているのは辛いです。
一点、「にわか」って現代日本のオタク用語じゃん…と一瞬思ったけど、その世界で言うところの「にわかファン」のことなんだと補完して自分に言い聞かせました。
逆にあのコミカルなシーンで重い雰囲気が絶妙なレベルでふわっと柔らかくなったのが良かったです。
<その他 良かった点>
・キス&BL的な癒し接触だけでなく ついに最後まで!(しかもエルヴァからも積極的に!)
・いつから好きだっかや出自の秘密など、二人がちゃんと話し合ってさらに絆が深まる
・もふもふサービス(羊の大群をエルヴァがもふるシーン)
・マニエリが可愛い。スシュカとくっついて欲しい!
・エルヴァからの手紙が最&高でした!
・「エルヴァのでっけぇ愛に打ちのめされた男」www
<注意点>
・「未成年虐待&レ○プの写真や映像が残っている」という言及アリ
(なんかエ○スタイン島を連想させる展開ですね)
・刃傷沙汰でモブ島民が数人タヒに、さらに覡の一人の首○り・タヒ・タヒ体損壊に関する言及やシーンあり
・えr描写は全然ガッツリではないので、えr重視の方には本巻は不向きと思います
・アルトが女性からラブレターをもらう描写あり
ラスト、めちゃくちゃ気になるコマで終わります。あの黒いのはなにー!?
エルヴァ様の親友であるミカイルが出てきたかと思えば復讐をしていたり
アルトの秘密や「抜け落ちた記憶」が明らかになったりと衝撃が続いた前作。
今回もなかなかしんどい始まりでした。
結局アルトが避けたかった最悪の結末になってしまったし
エルヴァ様の過去もアルト父の回想もえぐ過ぎる…
ミカとアルトが、エルヴァ様”にわか”について戦っているのだけが
可愛らしい瞬間だったなと思います。
これから、アルトが外の国に行きますが
アルトにも若干魔の手が忍び寄っている気がして、
まだまだ夜は長そうです。
えち展開:1回(展開が分かる程度の描写でした)
ミカイルによる襲撃騒動についてはひとまずの決着はついたものの、なんだかスッキリしない。
この顛末はこの物語にとって最善なのかもしれないけど、最高の着地点ではなかったです。少なくとも私にとってはですが。
結局ヨゴレの仕事は全て覡が背負わされるんだなぁと思ったらやるせません。
ミカイルの存在は一体何だったのでしょうか?
彼はこんな最期を迎えるために生まれてきたのでしょうか?
どこかで彼の幸せを祈っていましたが、それも叶わぬ祈りとなったことが非常に悲しいです。
島の特権階級にも、島民にも自分の家族にも、あまつさえ黒海にも利用され捨てられて良いように扱われたミカイル。彼の最期が、彼がかつて命をかけて守ってきた島民による虐殺によるものだとは、なんとも胸糞が悪いです。
彼の行動はやり方としては間違っていたかも知れないけど、大義名分としては共感出来るものがありましたし、自浄作用が死んでるこの島においては、彼は紛れもなくダークヒーローでした。
正義感の強い優しい青年だったと思います。過去の覡たちが受けてきた仕打ちを知って、この島に反旗を翻すくらいには。
あんな風な幕切れを彼に与えるなんて、あんまりじゃないかと読みながら涙を堪えていましたが、彼の起こした反乱にも少なからず意味があったのが救いです。
いつもの日常が戻ったとはいえ、あれだけの事件でしたから、ずっとスッキリしない重だるさが付き纏って仕方ありません。
2人がやっと結ばれるシーンがあったのに、手放しで喜べるだけのテンションが上げられなかったのは残念中の残念……!甘くはなりきれない雰囲気が全体的に漂っていたこともあってか、私の盛り上がり度はイマイチでした。(グスン)
で。また何かあるぞ的な匂わせプンプンで終わっちゃったし、これからまたどうなるやらです。
希望や期待に飢えまくってるこの気持ちが報われる日を早く望みます。
もう6巻まできちゃいましたか。登場人物が増えてるし、この世界の謎、黒海の謎、アルトは一体何者なのかなどストーリーが壮大になっててどんな結末を迎えるのか先が読めない。
今回話の進展はあんまりなかったけど、アルトの父の話、エルヴァの親友ミカエルとのやり取りが肝かな。アルトのお父さんは黒海だけど、人間の敵ではなかったみたいでよかった。ニナみたいに表裏ある奴ではなさそう。どっちかというと、人間界に影響されてどんどん人間寄りになってしんどくなっちゃったタイプ。
まさか、アルト父が覡なりたてのエルヴァと会ってた(殺そうとしてた)なんて!何という運命。
そんで、エルヴァの一言で殺すのを思い止まったなんて。
幼馴染のミカエルの死もあってアルトへの執着が強くなってるエルヴァ。ここに来て自分から誘って抱かれるだなんて思ってもみなかったです。
心の準備なくそのシーンがきたのでアルトも私も心臓バクバクでした。アルトの表情で緊張ともうたまらん感が溢れててエルヴァの年上らしい受け止め方とわんこアルトの飼い主らしい主導権の握り方が流石でした。エルヴァ尻抱き系男前男子!
フィニッシュまで描かない朝チュンでしたが、充分な盛り上がりのあるシーンでした。
次の展開は、アルトは島の外の現代文明へエルヴァと離れ離れ。なんか一悶着ありそうだな…。
巻末の番外編、Lettersめちゃ良き…
エルヴァが知ってるアルトと対外的なアルトが違うって事を認識していろんな感情が芽生えるエルヴァのお話。
人って対する人物によって見せる顔が違うからさ、あんなワンコで可愛い尻尾ぶんぶん!なアルトを見てるのはエルヴァだけなんよ。
そしてこんな可愛い恋文書いてしまうエルヴァにしてしまうのもアルトだけなんよ。
とっても良いエピソードでした。
紙本で購入
修正がいらない構図
ドキドキしながら、この6巻の配信を待っていました。
大好きすぎて、紙も電子も揃えているシリーズ、6巻。
もーーーー切なくて、悲しくて、、
この気持ちをどうすればいいのか。。
5巻も個人的にかなり辛い巻でしたが、この6巻でさらに心抉られました。
以下、だいぶ”ネタバレあり”のレビューとなりますので、
未読の方、ご注意ください。
決して”ハッピー!!!”という気持ちにはなれないけれど、、
でも、素晴らしい読み応え、心揺さぶる力のある一冊だと思います。
黒海と”契約”する形で生き延び、
息を吹き返して貴族殺戮を繰り返す元覡・ミカ(ミカイル)。
そのミカを止められるのは、同じ覡であるエルヴァ(受)しかいない…
幼馴染であり、兄貴分でもある彼を討つことになってしまうのか?
止める術はないのか?
読みながらきっとミカが助かる道はないのだろうな、と
半ば覚悟しながらも。
ミカの壮絶な最期、島民達の仕打ちは想像以上に凄惨でおぞましくて、、
ただ、そんな中でも最期の最期に、エルヴァがミカを抱きしめてあげられたこと。
実の母親に拒絶された彼の寂しさごと、包んであげられたこと。
それだけが唯一、救いに感じられたかな、、
涙を流さずにはいられない、一人の覡の闘いの終焉でした。
そしてこの巻、もう一つたまらなく刺さって切ない気持ちになったのは…
”黒海の子供”であるアルト(攻)の父親についてフォーカスされたお話。
エルヴァ様を送る馬車に乗っていたのが、
まさか、まさかのアルトの父親だったんですね。。
隙を見てエルヴァを殺そうと思っていたアルトの父親。
しかし、エルヴァの大きな大きな愛、決意に打ちのめされて。。
アルトとエルヴァの数奇すぎる運命、交差した二人の関係の奇跡を
感じずにはいられませんでした。
で!!!!
島の外へ行く許可が出たレティと共に、船に乗って外の世界へ行くことを
決意したアルト。
(↑実はこれ、領主・シヨンがあんなにあっさり許可したことにびっくり。
なんで…?その思惑は…?と、気になります)
最後の、服を脱いだアルトの背中のコマ!!!!
く、黒くなってますよね?( ; ; )
これに気付いた時、
もーーーーーやめてーーー!!!と叫びたくなった。。
そして色々衝撃的なことが多すぎて書けていませんでしたが、
この6巻でついに、アルトの正体をエルヴァが知ることとなりました。
自分がいつか、大好きで守ってゆきたいエルヴァ様を
傷つけてしまうのではないかー
そんな怯えと不安に苛まれるアルト。
そんなアルトを力強く抱きしめ、「大丈夫」と告げる
エルヴァ様の姿が神々しくて、美しくて、強くて…(号泣)
強い覡であるエルヴァだけれど、
精神的な不安定さを抱える彼を支え守って来たのは、
アルトだったと思うんですよね。
それがここでは、エルヴァの方がアルトの心を支える柱になるー
もう、ここも泣けてしまって仕方なかったです。。
そしてそこから、ついに体を重ねる二人。
この描写も、最高に最高に美しかった。。
まだまだこの先、困難が待ち受けているのは
想像に難くないけれど...
二人の絆は何よりも固く、誰にも、何者にも引き裂くことはできないと信じてます。
はーーーー…
7巻、今から待ちきれません。。
それまでこの6巻、何度も何度も反芻したいと思います。
★修正:なし(濡れ場はありますが、修正が必要な描写はなし)電子シーモア
※番外編描き下ろしは、エルヴァが見つけた
リタ→アルトへのラブレターについて。
手紙の内容を読んで、”これは絶対にアルトのことではない”と
勝手に確信(誤解)するエルヴァ様が可愛かった(*´∀`*)
そして最後のエルヴァ→アルトへのお手紙がまた、
萌えが爆発するよ…!って内容でした。もうこの手紙、食べちゃいたい。笑