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“完璧”な孤高の皇帝×身代わり花嫁の秘めた熱情 中華ロマンBL開幕!
kisaki to kawa
山中ヒコ先生の可憐なタッチで中華王朝ものが読めて嬉しいです。性別を偽っての後宮入りはBL界隈でたびたび見られる導入ですが、濡れ場の比重が大きくなりがちなところ、こちらの作品ではあくまで治水工事のために迎え入れたという名目が崩されることはなく、皆の洪水対策への熱心さもなかなか見応えがありました。龍楊が計画的に王佳を迎えたことはやはり想像通りでしたが、1巻では王佳の心を恋愛的な意味では捉えきれておらず、まだまだこれからといった印象。過去の出会いを明かさずにどこまで王佳の心に入り込めるか、2巻に期待したいですね。2人が初めて出会った時の王佳がいきいきしていて魅力的だったので、龍楊に対し再びそんな大らかな態度をとれる日が来るといいなと思います。
中華BLも増してや後宮が舞台!そして山中ヒコ先生も実は初めて・・・!
イメージとして壮大なテーマで深い愛を描き上げる先生という印象が強く、腰を据えて読んだほうがいい先生なのでは?と身構える印象が強かったです
じっくり読み込める時に読みたいなーってずっと頭の片隅と電子サイトのカートに存在し続けておりました
そんな先生の新刊が長らく&徐々に徐々にレビューランキングに上がって来ていて、気になり過ぎたのでレビューを拝見したらどれもこれもワクワクするような内容ばかりで…!!
そして案外身構えずとも読めそうなのでは?と感じたので読んでみる事に!
なるほど(*´▽`*)‼
これは良い!!
お話しの軸がしっかりしていて浮ついていない
確かに腰を据えて読みたいけれども決して敷居の高さは感じない
中華も後宮もビギナーな私でも何も難しくなく読める!
多少キャラのお名前は耳馴染みがなかったりしましたがこれもきっとシリーズで読んで行けば慣れていきそうです
山中先生の繊細で儚さを感じながらも同時に意思を以て訴えかけてくるような作画も、非常に美しく目に優しく脳と心を潤してくれました
お仕事も後宮ロマンスもこれから!って感じがとても楽しみな1巻でした
今回は私のように何かに躊躇してまだ読めていない方や、もしかして同じような点でどうしようかな?って方がいたら是非おすすめしたいな、と思い内容には触れずにネタバレなしレビューにしてみました
内容が気になる方はどうぞ、先に上がってる素敵なレビューをご参照下さい
尚、あらすじを読んで「妃として」という所で例えば女装や女性描写が気になった方には心配ないのではないでしょうか???とお伝えしたいです
厳密には女装なんだとは思うのですが、この時代や背景に余程精通していなければ「妃として」の姿に過度な女装っぽさは感じられなかった気がします(私が不慣れだからでしょうか、、、?)
また1巻では恋愛や色事として攻め受け以外の女性の影は感じませんでした
私はこの作品を手に取ってみてとっても良かった!と思っています
続き、楽しみです(*'▽')
中華風の異国ものは、個人的に馴染みがなかったジャンルですが、キャラクターの魅力と骨太で分かりやすいストーリーに引き込まれ、一気にハマりました。最高です!!
まず、主人公の王佳がとにかくかわいい。一人で治水の研究を続ける、大層な変わり者の坊ちゃん。しかし、治水への類い稀な情熱と知識以外は、ものすごく鈍感で、欲がなく、人間関係の構築がまったくダメ。優秀なはずなのに、どこかポンコツな雰囲気が漂っています。でも、根はまっすぐで真面目に頑張るいい子。しかも見目麗しい男の子です。
そしてお相手はなんと皇帝。この方、皇帝らしく様々な事情を抱えているのですが、とにかく王佳への執着と溺愛がすごい。そして、王佳が全く気づかないその寵愛ぶりが、もどかしくも最高でした!
ド執着スパダリ攻めが好きな人、ド天然受けが好きな人、絶対読んで!!
とにかく読みやすい!!!!登場キャラクターたちも素敵で、世界観にどっぷりハマること間違いなし。
大きな目標を持つストーリー展開からも目が離せません。続巻が楽しみです!!
中華BL。妹が後宮に入ることになったが陛下の命令で兄の王佳に身代わりで入るよう言われる。治水工事の名目で昼はそこで働き夜は後宮にという条件。王佳はやっと治水工事の話をきいてくれ長年の夢を実現に向けて動ける事を選び承諾。王佳は治水の事しかしてこなかった為他のことはサッパリ。陛下に規則だと言われるとそのまま信じてしまう。王佳を治水を口実に迎えるには何かあるかなぁ〜と思ってたらやっぱり接点がありました。王佳は覚えてないけど、陛下にはとても重要ポイントで執着してたよう。王佳は恋愛に疎く、コミュ障っぽくてなかなか大変そうだったけど、一緒に働く人達や陛下によって助けられ少しずつ変わっていってるかなと思いました。最後の陛下の看病をする事で陛下を凄く思っている気持ちを大事に陛下の事を受け入れてくれたらな〜と思います。まだまだこれからの2人なので今後の展開に期待したいです。この巻はBL初心者の方にも良いかもと思います。ディープなものとか、激しいのとか、ピュアっピュア系ではないかなと思うのでそういうのを求めてる方には物足りないかもです。まだ動き出すかなって所です。
中華BLか…、私の苦手要素って思ったんだけど、1話で心鷲掴み!めちゃ面白い。
私の苦手なのって中華ファンタジーバトルBLだったわ。こちらは何かと戦ったりオカルト的な展開はありません。
洪水による災害を防ぎたい青年と青年に恋した孤独な皇帝のお話。
身代わり花嫁・異国BLって某大人気作品と設定似てるなと思いつつ、趣きが違って良い。
キャラクターとストーリーが違うからまだ全然別モノ。
主人公の王佳は、高河の氾濫を防ぐにはどうしたらいいかに夢中すぎて後宮に妹の身代わりに入内する事にさほど疑問に思わない鈍チン。
河川の流れを変える大工事計画を遂行したい→ただの役人として召しつかえただけだと計画の話を皇帝とは頻繁には話せない→後宮に入れば日々工事について皇帝と語らえる(予算のおねだり込み的な)と皇帝自らの提案に言いくるめられるチョロさ。
初夜も男同士なのに?!と驚きつつも形式上のしきたり、致したかどうか確認されるからしないといけないって言われて受け入れちゃったりして。
見た目が王佳は可憐だし皇帝の溺愛ダダ漏れ興奮が止まらない姿はたまらんです。
皇帝の王佳に惹かれる理由は描かれていますが、1巻のエピソードでは王佳と相思相愛って程に感じられなかったのですが、最後の方思い合ってるような描かれ方してましたね?あれは看病して心配してるだけなのか、大切な人って感覚になったのかどっちなんだろうか。
とにかく、見目麗しい男達が何人も出てくるお話でこの先も楽しみです。私は王悟が好きです。
王佳はなんとも思ってないけど、三角関係みたいになっていくんかな?
王佳がいい匂いだと言い出した東虎に対して西長と王悟も嗅がせてってくんくんしてるの面白かったです。いい匂いの美人ってドキッとするやん。
紙本で購入
穴部分とちんに白線修正。
エッチなシーンはないと思ってたら最後の描き下ろしにちょこっとあります。
大好きな作家さんの新作だー!という事で内容も調べず購入しましたがまだまだお話自体は序盤なのに1番好きな作品になりそうな雰囲気〜!
王佳の性格がすごく魅力的だと思います。現代でもいるよね...悪い子じゃないんだけど周囲と歯車が合わないというか...無意識に失礼な事言っちゃうというか...。
彼らの人間的な変化も、政治的なお話も、中華宮廷の煌びやかな雰囲気も今後の展開が楽しみです!
山中ヒコ先生の作品はどれも世界観が独特で美しく、壮大な印象があります。
これまでの作品は全て買いそろえており、かつ、何度も繰り返し読んでいますが、新作は毛色が違いすぎるので、入手から読むまでに時間がかかりました。
読み終えて、思わず声が出ました。
すごい、なんだこれ。
中華風のファンタジー作品で、世界、設定、とてもしっかり作られていて、理解をしていくのに少々、時間がかかります。
ふわっとは読めない、じっくり読みたい、骨太のお話でした。
治水に関して勉強になることもあり、その観点でもおもしろいです。
変わり者でどうやって治水するかに夢中な青年の王佳は、真面目で実直でちょっと不器用。
皇帝のちょっと無理があるような、わかるような理由により、昼は治水作戦の役人、夜は后としてつかえることになります。
皇帝のそばで過ごすうちに、その人柄を知り、尊敬し、慕うようになりますが、それ以上の気持ちは芽生えません。
皇帝の言動はけっこうわかりやすいようにも思えますが、王佳は人の心に疎いところがあり、気づきません。
皇帝が王佳を囲い込むためにやった前例がないであろう、独特なあれやこれや、は理解しがたいものではあると思うので、それはしょうがないのかもしれません。
秀でているところはたくさんあるのに、不器用なところはとても不器用な2人、という組み合わせにとても萌えました。
皇帝はつらく厳しい過去を経て、完璧を目指し、実際にほぼ完ぺきな皇帝となっていますが、王佳の前だけでは、意地悪と言ったり、わがままを言ったりするのが愛らしいです。
2人を取り巻く人々も色彩豊か、いろいろな立場、人がいて、とても魅力的です。
物語まだまだ序盤であろう一巻は、これから始まる壮大な物語の序章のように感じました。
これからの2人の恋模様はもちろん、治水工事についてもとても興味を持ちました。
早くも2巻が読みたくてたまらなくなっています。
読み終えて、最初の心の叫びが「続きを早くくれ~!!」でした。
たぶん面白いというのはこういうことなんだと思います。
中華世界を舞台にした背景も、攻めから受けへの一途すぎる執着溺愛も、
受けが偉業を成し遂げようとする壮大なストーリーもどこをとっても魅力的。
ただひたすらに攻めと受けのイチャあまを享受したい派な方には
向かないかもしれないけれど、読み応えや丁寧な恋の成就の過程を
楽しみたい方にはぜひに!とゴリ押ししたい1冊です。
物語の舞台は架空の中華の国“甘”。
河川の治水工事に情熱を燃やす青年・王佳はある日、
宮廷に召され皇帝直々に「妃」となることを命じられます。
さて、男が妃とはこれいかに?
若き皇帝・龍楊のおことばによりますと、
治水事業について語り合うには一役人の立場では
身分差がありすぎて皇帝と度々謁見の機会を得ることは難しい。
けれど、妃として後宮に入れば頻繁に言葉を交わすことができる。
こんな突拍子もない提案、
どう聞いたって王佳を自分に嫁がせるための建前ですよね。
なのですが…この王佳、河のことには鋭い思慮を働かせるも、
それ以外のこととなるとはっきり申し上げてポンコツなんです(笑)
そうして治水工事を成功させるためなどという口車にまんまと乗せられて
昼は役人として治水事業に情熱を注ぎ、夜は妃として皇帝の寵妃として
一身に愛を注がれる二重生活がスタートしてしまいます。
てっきり形だけの入内と思っていたら、夜伽までしっかり求められてしまい…
さすがの王佳もおかしいと思い一応の抵抗を見せはするものの、
「宮中の規則なのだ」の一言に流されて初夜を迎えることに。
本編では初夜の詳細は描かれず事後シーンにとんでいますが、
直前まで抱き、抱かれていたとは思えない二人の和んだ風景に
ちょっと笑ってしまいます。
人を疑うことも知らず無垢というか…どこまでも鈍感な王佳。
河川工事に関しては“変わり者”という評判を差し引いても、
民の暮らしを守るために洪水を無くさねばという熱い信念と
その博学さ、大胆な策に同僚たちからも一目置かれる程なのに、
こと対人関係となると一気に幼児レベルに。
龍楊からこれでもかと溺愛されているにもかかわらず、
その愛には一向に気付かないどころ贈り物を断ってしまったり、
同僚相手にも無神経をぶちかましてギクシャクしてしまったり、
悪気がないのはわかっていても天然が炸裂していてもどかしくて堪りません…!
だけど、根は素直なので自らの非を反省することもできるし、
龍楊から対人関係についてこうしたら良い、とアドバイスを受ければ
その言葉通りに行い結果を嬉しそうに報告しに行ったり、
初めて見るもの、聞くものにも一喜一憂し、そんな赤ん坊のような
ピュアさが可愛くて憎めないんですよね。
こんな王佳に一体なぜ皇帝である龍楊がこんなにも執着しているのか…
実は二人には王佳が記憶していない過去がありました。
皇帝の息子として生まれたことで嫉妬に狂い歪んでゆく義母を目の当たりにし、
自分のせいで幼い弟を失うなど辛い生い立ちから一時は自死をも考えた龍楊。
けれど、偶然にも王佳に命を助けられて心までも救われ、
そのたった一度の出会いと温もりを忘れることができなくなったのでした。
ここまで王として何ものにも動じることなく泰然と振舞っているように
見えていた龍楊ですが、彼の抱える脆い部分や不器用な程に
一途な王佳への恋心など、年相応の青年の素顔が明かされると
猛烈に愛おしさが増してきました!
以来、陰から王佳の動向を監視するよになり、
ときには裏から手をまわして王佳の縁談をぶち壊し(二度も)、
当の本人たちはあずかり知らぬところから
ずっと王佳を見守ってきた(囲い込んできた?)のでした。
立場や時代が違えば立派なストーカーになっていたかもしれません。
それ程に一途に健気に愛してきたというのに、
肝心の王佳は覚えてないどころか、やっと念願かなって
妃に迎えても相変わらず河のことばかりでそっけないし、
一国の主をここまで翻弄する王佳…大物すぎんだろー!
そんな龍楊の努力のがほんの少し報われたのか、
一緒に過ごすうち龍楊の心身を気にかけ、
その重荷を少しでも分かち合いたいと思うようになった王佳。
それは主を想う忠心なのか、夫を想う恋心なのか。
恋愛成就というにはまだ少しばかりかかりそうです。
早く龍楊の愛に気付いてあげて~!
描き下ろしでは本編で省かれていた初夜の一部が垣間見れます♪
淡々としているように見えていたけれど、内心ではずっと恋焦がれてきた
王佳にやっと触れることができて歓びに、興奮に震えていたんだなぁ…。
王佳のことになると必死で、大人げない龍楊が可愛く見えちゃいました。
面白くて一気読みでした。最初はNo.がふってあったので購入するか迷ってたのですが、迷ってた自分をブン殴りたいくらいに愚かだったと今では思ってます。既に世界観に夢中で早く続きが出ないかと切望してます。
最初は中華風だと身構えてしまってましたが、ルビが今風の言葉になってたりと読み易くて、こんなやり方もあるんだと目から鱗でした。
そしてなんと言ってもキャラが魅力的なんですよ。それは脇役までもで読んでて楽しくなりました。
更に皇帝(龍楊)の表情ひとつにしても私的には萌えまくりました。きっと嫉妬してるんだろうなとニブチンの王佳に変わって想像して悶えまくりました。
最初は龍楊は王佳のことを知ってて後宮に入れたんだなと分かるものの、その理由が分からないのですよ。ですが後半の龍楊が皇帝になるまでのエピを知ると、一気に龍楊の王佳への執着を知り哀しくも面白くて彼を応援したくなるのです。
人の心が分からないと落ち込む王佳が龍楊の言葉に従って行動して周りと上手く行っていく様子とか凄く面白かったし、熱を出した龍楊を一生懸命に看病する王佳と関係が深まる様子に凄く萌えました。
彼等が成し遂げようとする壮大な事にも目が離せなくて、凄く読み応えのある作品でした。お勧めです。
ファンタジーですが史実をモデルにしている、ということでお隣の大陸のあの広大な河のことです。
治水工事に情熱を燃やす王佳と王佳のこと探していた皇帝のお話で、山中先生独特のキャラの表情わかりづらい感(私にとっては)も手伝って非常にモダモダしてしまいます。控えめにいってすごく面白いです。
なぜ王佳に執着してるのか、が1巻であっさりわかりますが、王佳は気づかず。おーこれ気づいたときどんな反応するんだぁ、とワクワクしています。
お仕事の話が中心のようですが
相手は皇帝、ということで房事のこともついてきます。役人として取り立てるのではなく何故か性別隠して後宮にあげられる王佳、気付かない王佳!!天然です。
あと子パンダを是非とも王佳に育てていただきたい。子パンダ最高です。
壮大な治水事業も気になりますが、受けの天然っぷりと皇帝の執着っぷりも読みたいです。
次巻も買います。
中華BL好きなので作者買い
ファンタジーというよりは昔の中華をベースとしたリアルよりのおはなしかな。
最初は民のために河の洪水をなんとかしたいというテーマが主のお仕事BLとして受けの奮闘ぶりを読んでて面白いなと読んでいたのですが、後半の攻め視点からはもう!好き!な要素がてんこ盛りで助かりました。
攻めの陛下は俺様というよりかはまあ王様なのでそんな印象は受けず。寡黙というか硬派なタイプの王様で。
受けの王佳(おうけい)は攻めの規則だからという言葉になるほど!と全くの疑問を持たずに受け入れるところは攻めの執着を知るとちょっと滑稽でツボでした
この攻めの方が好き好きだけど受けは全く気付かずに目標に全力なのが好きなんですよね。あとむっつりの波動を感じる
えっちなシーンは少ないというか本編はほぼ無いのですがそれにより輝く描き下ろし!もうこれは本編。
次の巻が出るのが待ち遠しい……!何回も読みなおして待ってます。
先生買い。ほんとに、河川をなんとかすんべと頑張る后でした。お話、設定、うまいなーと思いつつ、まだヤマはこれから?という気がするので、萌にしました。自分が仕組んだことなのに、一人悶える皇帝の顔がたまらん・・
河川は洪水して当たり前 という時代。それでも河があふれるのをなんとかしたいと一生懸命考えていた王佳の元に、ある日宮城からの呼び出し。皇帝陛下とお会いし、治水工事を行いたい、ひいては妹の代わりに後宮に入り、話をあれこれ聞かせてくれ・・・なんてことになるとは、と始まります。
++ 良かったところ
受けが治水一筋一直線、まったく揺らぐ気持ち無し。皇帝陛下が、自分の上奏していた治水のことを読んでくださっていたなんて!と感謝の気持ちでいっぱい。そしてなんとか治水を成功させねば!と一生懸命さん。
なんだけど。
皇帝、実は・・・・・・・ってところがハマる。(多分そういうのが大好物な方いらっしゃるはず)苦悩するんですよねえ、皇帝。キラキラクールそうなイケメンなんだけど!
その悶え顔が、当巻のイチオシでした。次もよもう~
まりあげはは大好物です♡
執着溺愛攻めもですね///!!
今作はそんなお話で、終始萌え転がって読んでました。
が、ただ萌え転がるだけではなく、お仕事面? 河の事業に携わることとなった、受けのことも丁寧に描かれており、色々な視点でお話を楽しむことができました。
それにしても話は戻りますが、攻めのセコム具合最高じゃありませんか?!!(激しく同意を求める暑苦しいまりあげは)
どうしてそこまで攻めが受けを大切に保護し、愛しているのか。
その理由が物語の途中で判明するのですが、まさかそんなことが!! と息を呑むこと間違いなしです。
個人的に、攻めが身分高いほうが大好物なので、問答無用で大好物な設定なわけなんですけど、お話が本当に良くて…中華BL特有の難しさもなく、滑らかに読めるので、ぜひ中華苦手かも、、と、思う方でも楽しめると思われます。
というか、セコム攻め好きな方はぜひ課題図書として読んでいただきたいです。
続きものということで、、、
この作品の攻めの受けへの本気愛をずっと読み続けていたいほど虜になったまりあげは、狂喜乱舞で次巻を待ちたいと思います。
嫉妬しまくってる攻めが良きだし、規則にちょろいんな純粋受けちゃんはかわいいし、受けの職場の上司はかっこいい当て馬っぽいし、本当に最高すぎるお話です!!!!(しつこいけど、良かったので叫ぶ)
河川の治水事業に並々ならない知識と情熱がある王佳が妹の身代わりとして宮廷に入り昼間は役人として、夜は妃として皇帝に事業の報告や相談をする、、という建前で宮廷に入ったんですが。
読んでいくと皇帝の龍楊がかなり王佳に執着しているのが分かります。最後まで読むと龍楊と王佳との間に何があったのか分るのです。しかし、まだ王佳は河川の仕事のために自分は妃になったと思っているので、全く恋愛的な意味で龍楊をみていなかったのですが、少しずつ自分の悩みを聞いてもらったり、龍楊の皇帝としての重圧などを知ることで、王佳も龍楊を意識し始める、、という感じで。これから二人がどんな恋愛、そして河川の仕事が進んで行くのかも楽しみになるお話でした。
王佳の仕事仲間との話も面白く、お仕事BLとしての魅力を感じました。王佳が川を暴れ龍に例えて、自分が龍に乗って手網を握っている(イメージ)ページがあり、それはつまりは、今後の二人の関係も表しているのかもしれないなぁと思いながらその場面を見ていました。皇帝=龍でもありますよね。
脇役がとても魅力的で、私は宦官の端正と、仕事仲間で褐色肌の王悟がお気に入りです。侍女の小梅も可愛いですね。
そして庭にパンダが現れるというとても奇跡的な癒しが良かったです。
王佳の仕事が上手くいかないと安定した治世を目指す事の妨げになってしまうのですが、龍楊の独占欲(宮から一歩も出さない事)と現場をみたい王佳の仕事のバランスがこれからどうなって行くのか、とても楽しみに読み終えました。
キャラクターが魅力的なので既にこの世界にハマってしまいました。個人的に描き下ろしのラストの一文がとても心に染みる一言だと思います。今後の困難の予感もありつつ、二人の絆でたくましく進んで欲しいと心から思いました。
歴史に基づいたフィクションとの事です
なのですごくその当時の空気感などを感じる事が出来つつも、キャラ達の会話で少しコミカルな感じも味わえるのでとてもバランスの良さを感じます
特に史実に基づいているとは言えフィクションだからこそのファンタジー的要素=兄と妹が入れ替わり皇帝に嫁ぐ、というBL的な萌え設定がとっても楽しみです
※作品情報の設定がファンタジーですがこれは恐らく”架空の”という意味でのファンタジーという意味だと思いますので魔法が出て来たり怪物が出て来たり、、、という類ではありません
架空の国での架空の出来事というファンタジーだと思います
尚、怪物は出て来ませんがとてつもないカワイイモンスターなパンダが登場します!!庭にパンダが居る生活、、、癒しですね(*´ω`*)
背景や衣装、勿論お名前など含めて中華テイストがあまり中華BLに明るくない私でも美しく楽しめます
とても読み易いです!
何と言っても攻め受けキャラの属性が分かり易く、程好い脇キャラもしっかり配置されていて世界観の広がりがある!
人物が魅力的なので安定のBL軸的ドキドキを感じられるのがすごく楽しいです
歴史宮廷BL、とても面白いです!
まだ始まったばかりですし、他の中華BLをあんまり読んでいないのですが、そんな私でも十分入り込んで楽しめる読み易さと中華BLの魅力を十分に感じられるお話しでした!
先生の新刊うれしいです。
先生が描くキャラが色っぽくて好きなんですよ。
表紙がまず美しい。
1巻なので序章な感じですが、舞台設定、人物の相関、2人の関係性がしっかりわかって続きが今から楽しみです。
治水に関する固有名詞、事実関係が私は少し難しく感じましたが、お仕事BL(大好き)として具体的に動き出したらもっと頭に入ってきそうです。
実際の中国の歴史としても川の氾濫が国が傾くほどの災いで治水に力を入れ成功した支配者が国を繁栄させたといううっすら記憶があるので、王佳の熱弁がわかるし、その重要さを理解し実行させようとする龍揚は優れた皇帝なのだなと感じました。
過去、苦悩する龍揚を助けてくれた王佳に対する龍揚の思いがエモかったです。
皇帝という絶対的立場でありながらままならぬ片思いがたいへん萌えであります。
そんな龍揚の思いをまだ知らない王佳ですが既に龍揚に心を寄せ始めていてぐっときます。これから盛り上がる予感しかないですもんね。
王佳は人の気持ちがわからないと悩みますが、龍揚を助けた時のやさしさや妹思いだったり、そんなことなさそうなのに治水のことになると人の心が見えなくなることがあるのね〜と思いました。
王悟と真単が好みどストライクで思わずひゃーと喜びました。イキガミとドナーの鬼道系。色気と男っぽさと愛らしさが同居した先生が描かれるキャラの中でもいちばん好きなタイプです。
山中ヒコ先生の「イキガミとドナー」が大好きで、何度も読み返しています。
そんな先生の新刊!
電子で買いたくなったけれど、ぐっと我慢してコミコミさん便で届くのを
待っていました。
やっと読めて幸せ…・:*+.
この1巻、まだまだラブは薄めですが…
中華風で本格お仕事(治水事業)もので執着攻め(皇帝♡)と、
自分の萌えが詰まった内容、夢中になって読んで惚けました。
妹の身代わりとして後宮に召し上げられた王佳(受け)。
皇帝・龍楊に言いくるめられ(?)絆されて、あれよあれよという間に抱かれ…
と始まる二人の関係ですが、実は王佳は気付いていないけれど二人は以前会ったことがあってー
と続くお話です。
命を救われた皇帝が、一途に王佳のことを想い続けて文字通り”見守ってきた”という
ところ、攻め視点で描かれる後半部分に特に激しく萌えたー…!!!
自分が体を張って守ことはできないけれど、密かに近習を見張りとして送り込み
守ってきた、そして王佳の縁談は握り潰してきたー
そんな男前一途攻めの執着ほど心に刺さるものはないです。。最高!//
体は繋いだものの、王佳の方は皇帝を恐れ多く思っていて、
自分の中に生まれた恋心や心情の変化にもいまいち気付いてない様子が可愛い…
出てくるサブキャラたちも皆それぞれ魅力的です。
特に自分はパンダ(ホンホン❤︎)の愛らしさと、褐色肌の王悟に心掴まれました。
自分の”恥”とするところ、人に知られたくない部分を天然な王佳に
ズバッと指摘され、逆上してもおかしくないところをそうはしない彼の心の広さ・強さが魅力的✨
王佳の侍女・小梅ちゃんのいたいけな様子にも胸キュンでした。可愛いよー!
大胆な治水工事の行方、そして今はまだ皇帝の一方的な執着の感ある二人の恋の行方。そのどちらからも目が離せない!
1巻が発売されたばかりですが、今から2巻発売が待ち遠しいです・:*+.
思った以上に読み易かった…!!
良かった…!!
中華BLジャンルです
舞台は王宮
でも王宮の中での皇帝と后のお話しだけでなく、そこに土地を治めていく政に繋がる河川の基礎工事の一面も加わります
現代の話しではないからこそこの「河川の整備」というお話しがすごく大きな話題となってこの物語のお話しの広がりを支えています
未知の自然を相手にすること自体が神への冒涜、禁忌とされる位の時代だからこそ、そこに手を伸ばす者はなかなかの変わり者とされるような時代
河を龍に見立てて河を整備する事を手綱を握ると表現するくだりがとてもいい得て妙で素敵!
反面生活の基盤を支えるために必要な事の優先事項が判断できる先見の明があった事が分かる、聡い王佳(受け)が魅力的
この王佳が時の皇帝、龍楊の命により昼は河川工事を司る任を拝し、夜は側室として皇帝の閨に入る所がこの作品のBLとしての軸
龍楊の思惑はお話しが進むと読者には分かって来ますが、王佳にはさっぱり、、、その上元から河の事と妹以外には興味も薄く、、、人の気持ちには大層疎いものだから龍楊が本当は何を求めて自分と夜を共にするのか分からず終い
ほぼ宮廷内の「規則」で押し切られていますw
この辺のやり取りはコミカルさもありながらも、しっかり良い具合のすれ違いと溺愛の片鱗が見え隠れ…♡
王宮ロマンスとしての見どころはまだまだ大きな波はありませんが、王佳が側室として宮入しているので他の側室が存在するのか?そして皇后となる人物は?といった所も今後は気になる所です
そして河川工事
こちらはBL的なお話しで言えば「本格お仕事モノ」としても楽しめます
このお仕事を王佳と共にするチームの上司も要注目のナイスルッキングガイです♪この彼、王悟の存在に気が気でない龍楊の王佳への独占欲の発動もニヤニヤが止まりません(๑´ڡ`๑)~♡
更に龍楊の「皇帝」というサイドから考えると彼の担う責務への多さに対して抱える葛藤や派閥の問題などが気になる所、、、
チョット変わり者と思われてるけどその実賢い王佳
聡いけれどウブい王佳
そんな王佳への惜しみない寵愛を見せつつも本人にはその想いが届きそうにない皇帝、龍楊
スパダリ風味多めで王佳を導きつつも、「規則」というパワーワードで王佳を翻弄するチョット狡いお茶目さのある龍楊
魅力的な2人の恋と仕事が繰り広げられる舞台が悠久の時を思わせるかつての王宮…
意識をすっ飛ばしてこのかの地に想いを馳せて読める没入感覚(ღ˘͈︶˘͈ღ)
山中先生の物語の世界への吸引力の高さの前に、ただただ川の流れに身を任せるが如く誘われ、この世界の河の流れの行きつく先を見届けたくなる1冊です!!
次巻が大変楽しみ!!!
そう言えば…!気になったので「川と河の違い」を調べました
川…自然の川
河…人が造った構造物
なので、山中先生のお創りになった「后と河」という河に身を任せる、というの意味でレビュータイトルには敢えて「川」ではなく「河」を使ってみました♪←誤字ジャナンイダョアピールデス…小サッ…ソウ、ワタシハ小作人スタイルw
好きな作家様。「500年の営み」「イキガミとドナー」が特に好きな作品。
本作は連載中から拝読して、単行本化も心待ちにしていました。
1巻ということでお話はまだまだ続きます。
まずタイトル通り、読んでいる間は年下攻めって気付きませんでした。皇帝が堂々としてるので同い年くらいかと思ってたら、ペーパーに年下攻との記載が!
そうか皇帝、年下攻めか〜、良き♡
確かに出会いの回想シーン読むと、そうですね。2〜4歳くらい下かな?
単話のレビューにも書いたんですが、この二人のビジュアルがめちゃくちゃ好きです!
王佳(おうけい)は普段は河オタクで、身なりに構わずちょっと汚れてるのに、夜に王貴人となった時の美しさのギャップときたらもう!最高♡
皇帝はシュッとした高身長長髪男前でかっこいい!体格差も大変良きです。
1話を初めて読んだ時には、結構歳がいってる(28歳)のにウブな王佳が、皇帝に上手いこと言いくるめられて初夜を共にする展開に、もうキュンキュンしました♡ 王佳チョロ可愛い〜。
2話以降は、治水計画などについてかなり詳細に描かれます。しっかり描写で興味深いです。
王佳は初めは職場に馴染めないながらも、だんだん仲間と仲良くになっていく。けど皇帝がやきもち焼いてモヤモヤ。気持ちの行き違いが生じてじれったい展開に。
(インタビューによると、イケメン上司の王悟は当て馬とのこと!そこまでの感じでもなかったので驚きましたw)
後半には攻め視点になり、皇帝の過酷な過去が描かれます。二人の出会いのシーンは、切なくてキュンとさせられました。
ラストは、皇帝が苦しそうだけど、二人がいい雰囲気になってきたところで終わり。早く続きが読みたい!
攻め視点の描き下ろしは、皇帝の気持ちがしっかり描かれて(ド執着攻めだった〜♡)最高でした♪
史実をベースにしている本格派な中華ファンタジー、大変面白かったです!
ぜひドラマCDも聴きたいな〜と思いました。
2巻も楽しみに待っています♪
電子 少なめ白短冊修正(「電子のみで楽しめるスペシャル修正仕様」ですが、修正箇所は超少ないです。でもゆるゆる修正で◎!)
あ~嫁系BLはなぁ~、たとえすり替わり目的でもなぁ~あんまし読まないんだよなぁ…
と思ったものの、皆さんの絶賛レビューが続いてたので、利用している配信サイトでの販売開始と同時にポチリ(意思よわッw
だって「500年の営み」も「イキガミとドナー」シリーズも全部神作認定しましたのでね。抗えなかった…
(てゆーかすでに、赤河左岸さんの「屍と花嫁」である程度の免疫できてました)
女装しててもちゃんと読者には男性に見えるし、手もちゃんとごつごつしていて腕のスジも見えます。
周りの目も欺けるだろうなという絶妙な中性っぽさも兼ね備えている。
そうか、「王子様と灰色の日々」でもそこら辺の絶妙な描き分けをなさってましたね。
さすがだ…
内容はですね…キュンキュンきました。
ギュンギュンと形容してもいいでしょう。
良すぎて途中で目まいしました(病院池
しかもところどころちゃんとオモロイw やっぱりヒコさんのギャグセンス好き!
あと、私的にこの描写があるとそれだけで評価が爆上がりするテッパン描写があるのですが:
◆2人ともベッドで横になった状態で、攻めが頬杖ついて受けの顔を眺める◆
(受けは寝てても起きててもどっちでもok)
本作にもありました…(拝む
その時の攻めの表情だけでなく、その前の「ああ 問題はない」の表情、「フウ」の表情 etc. 無表情に見えて実はこんなに表情豊か。
その絶妙な表情の描き分けができるヒコさん、素晴らしいです。
一枚絵の構成力もおありなので、1ページ丸々龍を乗りこなす主人公のコマが出てきた時には度肝を抜かれました。
今にも絵から飛び出しそうなほど、龍も人物も生き生きとしています。
龍好きにはたまらん!
(ぼぉや~ よいこだ ねんねしな♪ が脳内こだましたover40読者は私だけではないはず)
子パンダ好きにもたまらん!
巻数はまだ続きますが、私が知る限り治水工事のお仕事BLは初めてなので、お仕事BLお好きな方、動物大好きな方、無表情攻めお好きな方はぜひ。
褐色肌の太眉ゆるふわウェーブ黒髪イケメンも拝めます(拝む
<描き下ろし内容>
・初夜を詳しく描写
・物語の根幹を成すほどの超重要情報が散りばめられている
(以上の理由から、単話で追ってる方も必読です)
中華BL大好き!長髪攻めはもーっと大好き!な私が大喜びの新作ということでウキウキで拝読させていただきました!
1巻のところでは皇帝陛下の思い(重めのLOVE)と、受けの王佳の思い(すごい上司への尊敬と畏怖)がうまい具合にすれ違っていてまだまだ恋愛成就の兆しは見えておらず読者の私もしっかり焦らされております…。
本巻は王佳が目論む治水についての前提知識や同僚との出会い、皇帝陛下の生い立ちあたりがメインなのでほんとのほんとに序章。
2人の恋愛がどんな形になっていくのかまだ見えてきませんが、山中ヒコ先生の物語づくりを信頼しているので、この壮大なお話をじっくり描いていただけるのを有り難く追わせていただきたい思っています!
個人的には王佳の相棒となった褐色イケメンの王悟もすごく好きでした!
治水にしか興味がなく人を怒らせてしまうタイプのコミュ障である王佳。
そんな彼が王悟と良き相棒になるため言った一つのセリフが、王悟の抱えていたコンプレックスを一気に掬い上げるようなシーンがあり、本当に素敵でした…
王悟は絶対にいいやつなので三角関係にならず良き相棒ブロマンスを見せてほしい…でもイケメンだから当て馬になるかもしれない…王悟傷ついてほしくない…
はやく皇帝陛下のでかすぎる愛情と情欲が、王佳にちゃんと届くカタルシスを味わいたいし、王佳の治水工事に狂うお仕事っぷりもたくさん見たいし、同僚たちとの絆が深まるのも見たいし、次巻以降も楽しみだらけです!
あ、あと最後に大事なことを書き忘れていました。
赤ちゃんパンダが出てくるのも最高です。ずっと出てて欲しい。
すごい作品に出会ってしまった。。。((((;゚Д゚)))))))
大河ドラマの中華版って感じです。脳内のドーパミンが分泌しまくって、最高の世界観を堪能。読み応えの塊のような作品に大興奮しました!
なんといっても内容の濃さ!!まだ1巻だけど凄く面白かったです。
BLカテゴリーに据え置くのが悩まれるほどの歴史書のような重厚な趣もあるし、でもBLとしてのラブ味もちゃんとあるしで、とにかく全部が素晴らしいのひと言でした!
壮大なスケールの中華BL物語は、"治水オタク"な主人公・王佳が妹の身代わりとして後宮に入り、かつ治水事業に携わることから始まっていくストーリーです。
軽くひょいひょいっと読めない難しさは多少ありますが、腰を据えてじっくりと読める濃密さがいい。地理学云々、治水技術云々が色々と話に上がる舞台背景がしっかり描写されているからこそ浸れる世界。過去の混乱の治世、脆弱な治水環境などなど……国難に置かれた現状に立ち向かう男たちの知恵と努力の物語である一方、男なのに皇帝の花嫁に迎えられるといったBL的物語にほわぁぁぁ〜となりました(//∇//)
"それ、身代わりじゃなく明らかに本命だよね?"
の裏読みが簡単にできるほどの皇帝・龍楊の密やかな恋心についついニンマリ(*´꒳`*)王佳を想い続けてきた龍楊の執着はなかなかのものでした。
龍楊の想いはまだこの1巻では王佳に1ミリも伝わっていないけど、今は我慢のとき。恋愛事に疎い王佳を落とすのは難しいでしょうが、側妃として後宮に迎えたラッキーチャンスを是非とも生かして頑張って欲しいです(*´∀`*)
真面目で堅苦しいストーリーになりそうなところ、ちょいちょいコミカルなシーンはあるし、BL展開は魅せてくるしで、バランス力に優れたストーリーだと思いました。
皇帝権限と後宮ルールを建前に、王佳に接近していく龍楊のアプローチには笑っちゃいますが、この調子で絆していって欲しいです(笑)
じっくり、ゆっくり系のストーリーになりそうなので、焦らずゆっくり見守っていこうと思います。
作家さま買いです
え~まぢで~ とか思いますよね まぢです
1番すきな作品は【エンドゲーム】ちょっと苦手なのが【500年の営み】
そう 何も隠しちゃいないがあたしはファンタジーものに滅法弱いッ!
しかも 時代物や諸外国もの 王朝・貴族・華族・武家 あとなんだ?そこいら辺りも苦手だし
その中でもとことん避けてきたのが 中華系
まったく理解できる気がしないッ! キッパリ
いや 本気で悩みました買うか否か ただ作家さまのお話の作りがすきで きれいごとだけじゃない どこかにうっすら仕込まれる恨み辛み そんなものを開けてみもしないで避けてはイカンと
なので時代や国を理解できないあたしがどこまでお話に食い込めるか 半ば試験的な試みってことで おそらく上手く読めはしないってのを踏まえ先にお詫びを ←え
あの お話自体に難しさはなかったです
宮廷入りに目が眩む父の元 度々氾濫を起こす暴れ河をなんとかしたい子息と その家の娘を嫁に娶ろうとする帝との 身代り婚 ってところなので
ただ 今まで読んできた身代わり婚とはまるっきり違う
王佳(おうけい)のほだされっぷりは見事だし 帝のペテン(←手管といえ#)ぷりもクスッときちゃうんだけど 最大の魅せ場は王佳の治水(ちすい ※水害を防ぐ工事 それに関する行政)への執着 ここを核にお話が進んでいくので最早これは
お仕事BL !!?!
治水にしか興味が持てなかった王佳のコミュ障がもたらすすれ違いの数々
それをひとつずつ丁寧に諭し正す帝と それに答えようとする王佳の素直さ
帝が若干ジェラって見えるのは 閨に侍るも素直じゃない王佳の んんんッ! ここから先は言えませぬぅw
正直 中国3,000年の歴史に苦手があって宮中だの妃だの大いに不安材料しかなかったし お話の理解力云々より彼らが話している会話自体をうまく飲み込める気もしなかったんだけど 読み始めてしまえばテンポよく進んでいくし 戦で何軍もが入り乱れてなんて事もないので個人的混乱をきたす場面もなく
結果 時々はいる謎のパンダタイムにほぇぇとしながら ただじれったい帝と夜の顔である妃の縮まらない距離や 与えられた職務に真摯に取り組む昼の顔 治水にかける男達の思い「完璧」に込められた一念とそれを救った熱をゆっくり読めたのが自分でも驚愕 ほんとに びっくり で 肝心なことを申しあげれば
Σ めっちゃいいところで終わったぁぁああん もぉーーーーーーーッ!
河川工事のための1年限りの仮初め婚 王佳のなかに芽生える帝への思い
ちょっとヤバめの皇帝の執着 これが過酷を極める治水にどう影響していくのか
いやまぢ 終わるか? こんなところで? ないだろぉ ないわぁ ←いま真顔で本に訴えています