恋も過ぎれば

koi mo sugireba

恋も過ぎれば
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神224
  • 萌×246
  • 萌11
  • 中立7
  • しゅみじゃない6

5

レビュー数
39
得点
1344
評価数
294
平均
4.6 / 5
神率
76.2%
著者
上田アキ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866537979

あらすじ

家具職人の蘇芳は、イベント会場で革職人の白川と出会う。誰にでも妙に距離感の近い白川に飲みに誘われ、怪訝に思いつつも意外と楽しい時間を過ごした蘇芳は、酔った白川を自宅に泊めることに…。何の気なしに服を脱がせようとすると、思わせぶりな白川に惑わされ、そのまま身体を重ねてしまう。翌朝、何事もなかったように接する白川に動揺する蘇芳だけど…?

「恋が満ちたら」に登場した白川のスピンオフ!!
天然人たらしの白川に翻弄されるクールな年下男・蘇芳はーー?

表題作恋も過ぎれば

滝沢蘇芳、家具職人
白川清、レザークラフト職人

その他の収録作品

  • 恋は過ぎても(描き下ろし)
  • カバー下

レビュー投稿数39

黒髪って良いよね

本誌を買い始めて最終話からいきなり読み始まったこちらのタイトル…!
最終話に相応しい熱さを感じて、早く読みたい!と単行本が出るのを待ちに待っておりました
無自覚ゼロ距離も好きですし
寡黙な職人も最高でしたーー!

表紙についてなのですが
表紙めっちゃ好きなんです
男のデカさと言いますか男らしさと言いますか。
実際に想像出来そうなリアルさと言いますか。。
体型がリアルなんですかね。
幸福度も良いですしとにかく良かったです。

0

人たらし

恋が落ちたらのシリーズのスピンオフ作品ですが、こちら単品でも充分楽しめます。
上田アキ先生が描く男性ってとにかくかっこいいんですが、恋が満ちたらで登場した白川さんがメインのお話です。
白川さんは人との距離が近いせいで、菱本さんが警戒していた人当たりの良いレザークラフトの職人さん。
そんな白川さんが家具職人の蘇芳に出会って、一緒に飲みに行って酔ったところを介抱されてそのまま流れで寝てしまう二人。白川さんってかなり魔性なのでは?!
色んな態度が物凄く思わせぶりすぎて本音がつかみにくい白川さんに最初は戸惑う蘇芳だけど、お互い好きになって。付き合うことになっても白川さん相変わらず誰にでも優しいからかなりモヤモヤする蘇芳。でもなんだかんだいいカップルで良かったです。
白川さんいい人だけど恋人になったら心配になっちゃうのわかる。エッチの時は色気が凄いし、これからもきっと蘇芳くんは振り回されるんでしょうね。

4

オリジナルに劣らぬ濃蜜愛

今作は「恋が落ちたら」シリーズのスピンオフ作品で、
前巻の「恋が満ちたら」で当て馬臭をほんのりと漂わせていた
あの白川さんのお話です♪

家具職人の蘇芳はクラフトイベントで出会った
革職人の白川と意気投合し、一夜を過ごしてしまいます。

一夜限りの関係、と高を括っていた蘇芳でしたが、
偶然にも再会を果たし、気付けば互いの家を行き来する仲に。

会えばご飯を一緒に食べ、家に泊まりもする。
友人以上ではあるけれど、恋人ではなくて。
無自覚に人との距離が近い白川に独占欲が芽生える蘇芳。

決してわざとではなく、無自覚だから罪深い。
それも万人に対して平等に距離感がバグっているから厄介!
モヤつく蘇芳の気持ちもわかるというものです。

その杞憂は恋人同士になってからも続き…
決して不仲ではないし、ちゃんと好き合っているのに、
白川が他の人と近づく度に嫉妬心を燃やしてしまう蘇芳が切ない…!

蘇芳が「ああいうのやめてくれ」と言葉にして伝えるも
当の白川にしてみれば無自覚ゆえに理解できないし、
気をつけようとすればするほどに空回ってしまうしで
どんどん心の距離が広がっていってしまう二人。

綻んでゆく二人の関係にもう気が気でなくて…
そんな嫌な空気を打ち破ってくれたのは意外にも白川でした。

これまでいつでも爽やかな笑みを浮かべて大人の余裕を見せ、
正直何を考えているのかわかりづらい彼でしたが、
蘇芳から突き放されるとまさかの逆ギレ&無自覚惚気を暴発させます!

キレたかと思いきや蘇芳の好きなところ、蘇芳への愛を並べ、
先ほどまでの険悪ムードはどこへやら。
白川の突然のデレの供給過多に耐えきれず真っ赤になって
その口を塞いでしまう蘇芳が可愛すぎました♡

一見スマートな大人同士の恋愛に見えて、
その中身は不器用でピュアな相思相愛でした。

それだけに正真正銘の恋人同士になった後はイチャ甘がとにかく濃ゆい!
はじめはクールな印象だった蘇芳も両想いになると溺愛彼氏と化し、
いつもは爽やかな白川は蘇芳を前にすると可愛いが止まらないんです!
他の人だと距離が近くても触れられても平気なのに、
蘇芳にだけは恥じらったり、ぎこちなくなってしまう白川の変わりぶりに
蘇芳への本気愛度が伝わってきてなんだかこちらまで
幸せな気持ちになってしまいました⁽⁽ (♡ˊᵕˋ♡) ⁾⁾

そして、想いが通じ合って変わったのはエロも然り。
その前だって十分に濃厚ではありましたが、さらに10倍増し!!!
まずキスだけで2ページ以上ってすごくないですか?
しかも、超濃厚なやつ。
その後はもはや鼻血噴出不可避です。
ドロドロに溶け合うように求め合い、
息も絶え絶えでとろける白川と貪欲に貪る蘇芳。
愛もエロもこれでもかと詰め込まれた集大成えっちに見惚れ、
二往復くらいしちゃいました///

描き下ろしでは白川の嫉妬という特大ご褒美まで見れてしまい、
(しかも、嫉妬相手は菱本さん)
最後の最後まで濃密なラブとエロを提供していただけました。
250ページ越えというかなりのボリュームではありますが、
ちっとも中弛みを感じさせることのない読み応え満点の1冊でした。

12

胸きゅんと、えちえちと、誠実さ。

無意識に他者との距離が近い白川さんと、落ち着いた雰囲気のある蘇芳。
それぞれに職人として仕事に誠実な二人が、話すうちに良い雰囲気になり、一夜をともに過ごす第1話で一気に引き込まれました!
白川さんの天然人たらしっぷりと、それを警戒しながらも引きずり込まれてしまう蘇芳の動揺と苛立ちから目が離せず、どきどきしました。
白川さんの誘い方、蘇芳の腕時計のベルトに指をかける仕種、やばいですね。表情も含め、色気たっぷり。
翌朝のナチュラルさがよかったです。蘇芳も心の中では動揺しながらも、表面上はスマートなのがよかったし、これからの二人が大人の駆け引きを経て、どうなっていくのだろうか、とわくわくどきどきしました。

実は、本誌で6話と最終話だけを読み、コミックス絶対買う!と決意した作品です。
あの白川さん(セイ)と蘇芳のこれまでを絶対に知りたい!と。彼らの出会い、これまでを読めて本当に嬉しいです。
蘇芳の「セイさん」呼び、セイの「蘇芳くん」呼びに、こういう意味があったとは…。知ることができて本当によかった。

セイに対する蘇芳の気持ちの伝わらなさをもどかしく感じながらも、そんなセイに対して負の感情が芽生えなかったことが自分でも意外でした。
いつもなら、そういうキャラに対して「なんでわからへんねん!」と苛立つか、呆れるかしてしまいがちなのですが、むしろ心配するくらいで。
おそらく、蘇芳がそこに苛立ちながらも、セイの魅力的なところ、良いところだと思っていることと、セイの描き方のおかげかと思います。
本当にセイも蘇芳も魅力的で。ラブラブになってくれて、本当に嬉しい!

蘇芳染めのブレスレット、蘇芳の思い入れ深い椅子きっかけの運命発言、運命から必然に変わったこと、インタビュー記事、描きおろしの独占欲、と並べていくと、セイが蘇芳をめちゃくちゃ大好きなことが伝わってきます。
擦れ違いを経て、お互いに「好き」と伝え合った告白の場面もめっちゃ素敵でした!胸きゅんです!
その後のえち(6話)がまたえちえちでラブラブで!これを最初に読んでしまったら、そりゃあ彼らのこれまでが気になりますよね!
最終話のリベンジ水族館デートもまた、感慨がひとしお。楽しそうな笑顔の二人を見られて、本当に嬉しいです。

好きなものは大事にする(優しく触れる)蘇芳、仕事に向ける眼差しをセイにも向ける蘇芳、それを喜ぶセイ、仕事に向けるセイの眼差しを自分にも向けてほしいと思っていた蘇芳、仕事が手につかなくなるくらい蘇芳のことで頭がいっぱいだと告白したセイ。
胸きゅんと、えちえちと、それぞれの誠実さも感じられるお話でした。真っ直ぐに向き合おうとする姿勢が素敵です。
とても魅力的なセイと蘇芳の二人をもっと見たいです!

7

クールでホットでちょい甘

上田先生が描くクールなイケメンが好きでして。そんな2人の組み合わせがいい。
クールながらも仕事にも相手にも熱があるところが好きでした。
特に蘇芳の方が甘えるのが萌え〜。
白川は無自覚な人たらしだけれども、中身はまっすぐな人なのもよかった。最初、ややこしい人だったらめんどくさいなぁと思ってしまったので。笑

蘇芳視点で白川に惹かれていく過程もよかったです。イラっとしながら気になるのはそういうことよね〜とわかって。
スムーズに進んでお付き合いしてからの2人の変化が、読みたいものを読ませてもらえてうれしくなりました。

木と革は年月を経て変化し味わいが出てくる。それを2人の関係に重ねたところがとてもよかったです。

ただ、流し目決め顔とかちょっとキザに感じる顔アップは恥ずかしい時がありました。すみません。

菱本さんと伊瀬くんの登場の仕方もステキでした。

7

白川さんがよくわからない

2人の見た目だけで言ったら、100万%好みです。
職人としてお仕事してる姿もそれぞれとても素敵。
蘇芳はそれに加えて性格も真面目で良いと思う。

問題は白川さんのほうなんだよなー。
彼の性格っていうか、距離の取り方がよくわからなかったです。

無自覚に誰にでも距離が近すぎるっていうことがまず彼の問題点で、まぁそれは理解できます。

でも蘇芳には、誘ったり思わせぶりなことしたりするわりに、蘇芳が頑張って「この関係ってなに?」とか「付き合おうよ」とか言ってくれてるのに、そこをはぐらかすのはなんでなの?
試してるの?素直になれないの?
その時点で素直に伝えておけばいいのに、見えてないとこで照れたり悩んだり、しまいには逆ギレっぽいし、蘇芳に好きだって直接言ってもらってから、ド照れ顔での「僕も好きです」
なんか、ずるい気がする…

白川さんにとって、表面上(身体の関係含めて)距離を縮めるのは問題ないけど、心を近づけてみせるということは、そんなに難しいことだったんだろうか?
蘇芳がはじめから白川さんのことを真面目に考えて、遠慮したりしながら思い悩んできたぶん、なんとなくそんな白川さんにはイラっとしてしまいました。

その後、気持ちが通じ合ってからの「今すぐ抱きたいんだけど」からの濃厚なシーンには何の文句もありません。
やっぱり蘇芳が最高にかっこよくてエロくて雄。
白川さんは良い表情してるんだけど、私的にはまだマイナスポイント取り返せてない感じ。

描き下ろしでは、白川さんが素直に独占欲出してたり(菱本さんなんか若返ってて、伊瀬くんと幸せそうで良かった)で可愛いかったのでようやくプラマイゼロかな。

続編があるなら、あまり蘇芳に心配や不安を抱かせないようにくれぐれもお願いしたいです。

8

顔面の破壊力!!

二人とも顔が良いんですよね。もちろんスタイルも良いし。先生の描く二人が本当に美しい。その二人が絡み合ってんですから、もうたまりません。内容そっちのけで絵ばっかり見てしまいます。後書きを見ると、担当さんが「二人ともイケメンで」と言ってくれたそうで、そうでなければ一人はゴリマッチョだったらしいので(まあ、それはそれで良いんですけど)担当さん、本当にありがとう。眼福ってこういうことだなって思いました。絵のことばっかりですけど、しょうがないです。本当に顔がかっこよすぎて、何が起こっても目が喜んでるんですもの。美しいものってそれだけで最高だなって思いました。

6

好きだなぁ

「恋が満ちたら」に登場した白川のスピンオフと知り迷わず購入しました。上田アキ先生が描かれる攻めが好きなんですが、スピン元の菱本さんが好きすぎて彼を超えるには若過ぎたので萌2にさせて頂きました。

それでも菱本さんには叶わないものの蘇芳のビジュアルも佇まいも、もちろん肉体美も凄く好みでした。そして白川さんですが他人との距離が近いのが無自覚なところが罪深く思いました。こういう人好きになったら大変だろうと思いました。個人的には恋人以外には冷たくて無関心なタイプのキャラが好みなので、蘇芳が何にイラついて拒否感を感じているのかが全く分かってない白川さんの魅力とはと最初は疑問に思いました。

ただ、後半になってやっと蘇芳の気持ちを理解するようになった辺りには凄く萌えました。お互いに大人なので直ぐには自分を変えられないものの、どうしても手放したくない者の為には変わることが出来るのは素敵な事だと思いました。

あとがきでお仕事シーンの比重に気をつけたとありましたが、客との打ち合わせは少なくて良いから蘇芳が家具を作るシーンは素敵だったのでもっと見たいと思いました。

上田先生の描かれる作品の空気感が好きなので、これからも楽しみにしたいと思います。

3

上田アキ先生らしい透明感のあるお話

「恋が満ちたら」のスピンオフ作品ということで即決、購入しました。
「恋が満ちたら」の2人はほんの少しだけ出てきます。

上田アキ先生らしい透明感のあるお話でした。
家具職人と革職人、クリエイターの2人の心と身体がひとつになるまでのあれやこれやを描いたお話。

2人とも自立した大人で、自分の作品を作る芸術家で、それぞれ違った魅力でかっこういいです。
ひょんなことから体の関係を持つ2人ですが、内面がわかりやすくないのがいい。
ステレオタイプじゃない2人、生活、製作、その他、読めないことも多くて、関係が手探りなのですが、そのやりとりがまた素敵。
翻弄されているのか、翻弄しているのか・・・。
きゅんきゅんしながら読みました。

4

2人ともエロすぎる

いやーセイさんも蘇芳くんもエッロいなー。
2人とも存在がエロい!!
で、駆け引き上手な大人の恋愛のように見せかけて、実は内面は臆病でピュアってところも良いですね〜。
でもヤる時はヤる!みたいな雄味もあるし、読んでてドキドキしました。
恋落ち・恋満ちの2人とはまた違った魅力あるカプですね。私はこちらのカプのほうが好みかも。
家具職人と革職人っていうクリエイター同士の想いの絡み方も、ストーリーの質をグッと上げていたような気がします。

5

この作品が収納されている本棚

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