祝♡愛を知る

京極家の誓い

kyougokuke no chikai

京極家の誓い
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神83
  • 萌×26
  • 萌3
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

253

レビュー数
20
得点
448
評価数
93
平均
4.8 / 5
神率
89.2%
著者
木下けい子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
シリーズ
京極家の結婚
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784813034179

あらすじ

愛されるということ 愛するということ
全部、君が教えてくれた

法務大臣の父の政治的思惑から生まれた
誠志郎と尊の偽装結婚に、幼い礼央との共同生活。
始まりは嘘だらけだった京極家だけれど、
いくつもの試練を乗り越え、
誠志郎と尊の間には恋が、
ふたりと礼央の間には愛が、生まれていた。
「ただいま」と「おかえり」を言う相手がいる幸せを知った。
それでも…尊には自分の家族にコンプレックスがあった。
そんな時、尊の母が倒れたと連絡があって!?

京極家シリーズ、ついに完結!

表題作京極家の誓い

俳優の息子、バツイチ
政治家の3世で政治家秘書

その他の収録作品

  • 京極家の幸福

レビュー投稿数20

いろんな家族の形といろんな愛

大好きなシリーズがついに完結。

毎月、結構な量のBL漫画を購入しますが、再読する漫画は一部、何度も読み返すのはそのなかでもさらに一部です。
今作は大好きで、何度も何度も読み返していました。

主役2人のきれいな恋愛が主軸ではない物語が素敵です。

政治家京極の家族、芸能人京極の家族、誠志郎と尊の家族、礼央の家族。そして政治家の奥様グループの姿から見えるいろいろな家族の形、政治家二世の言動から見えるそれぞれの家族の形。

ほろっとしたり、笑ったり、ほのぼのしたり、時に少しイラっとしたり、しながら、いろいろな人間の生き方、ドラマを追いかけたシリーズでした。

最初は偽装結婚で、円滑とは言えなかった会話、礼央との生活が、ゆるやかに、時に事件がありつつ、家族となっていく様子もとても素敵でした。

前半では政治家京極ファミリーのことはたくさん描かれていましたが、芸能京極ファミリーのことにはうっすらとして触れられていませんでした。
それが最終巻になって、京極ママとパパのそれぞれの人となり、いわゆる一般的な家庭ではないけれど、家族としての形があって、大事にしあっていることがわかるエピソードもあります。

ひとつのお別れがありつつ、大きな意味での家族のつながりがしっかりあり、これからの彼らの生活も想像、思い描ける素敵な最後でした。

1

愛じゃよ。

終わってしまうのが寂しいくらいに素敵な作品でした。
一歩間違えれば相当シリアスな雰囲気になる可能性もあるのにさすが木下先生ですよね。
穏やかなシーンが多くて心が温まりました。

恋愛感情として愛はもちろんあるけれど(らぶらぶ通り越して揺るがない絆で安心感)他にもさまざまな形の愛が見れて満足感がいっぱいです。

礼央とのお別れにうるうる。
創作で出てくる物わかりの良い子どもって現実味が無くなるパターンもある中、本当に先生の描き方が良い塩梅で。

尊の母も一見子どもに愛が無い親だと思われましたが、(現に尊自身も苦しんだことだし)分かりにくいだけで愛はあって。ついに尊と尊ママとのわだかまりが溶けるシーンが最高でした。けして感情のぶつけ合いといった華やかなシーンでは無いけれど普通の会話の中で進んでいくのが逆に感動しました。
最初に誠志郎が礼央に対して言った言葉を尊がはっと思いだすところ良かった。
誠志郎と尊ってベストカップル、いやベスト夫夫だなあ…

2

「崇高で神聖なもの」ではなくて。

ピリッとした雰囲気の1巻から少しずつ柔らかく、甘く、頼もしく変化してきた表紙絵が、最終巻では明るく綻んだ笑顔に! なんだか二人の歴史を感じてしまって、表紙からすでに感慨深いです。

ラストはやっぱり尊の両親との対峙。
といっても激しく対決したりするのではなくて。これまでの誠志郎との結婚生活を通して、尊の中ではもう母親と向き合える下地は出来上がっていたんですね。
どこまでもブレない貴子ママも、意外なキャラだった和日郎パパも、どっちも好きです。子どもの育つ環境としてはいろいろアレだったけど、黒の京極家もなんだかんだ素敵な家族。
完璧なんじゃなくて、いろんな形の結婚・家族があっていい。このシリーズのテーマそのものでした。

わかってはいたけど切ない礼央との別れ。礼央の前では泣かないのが誠志郎らしい。ウルグアイ、とかズレた論理を持ち出すところが栄一郎パパ譲りよね。
2回目の結婚式はthe大団円という感じでした。尊が黒は自分で白は誠志郎と拘っていた1回目とは対照的に、お揃いの袴で素敵でした。GI値をちゃんと習得してる芳子ママ、さすがです。

家族BLとして、とても素晴らしい作品でした!

1

寂し〜

大円満で完結して大満足で読了しました。こんなにも満ち足りた気持ちにして頂きましてありがとうございました♪気持ちが通じ合ってからの2度目の結婚式が素敵で2人の紋付袴姿が眼福で凄く得した気分になりました。

普段隠された親の気持ちにグッと来た今巻でした。尊と誠志郎の入学式の時の話が上手く使われているのが流石でした。シリアスになり過ぎないところが今の作風であり、ベテラン作家である木下けい子先生が進化しているのが分かる作品でした。

私の家族がヨーロッパで暮らしていて仕事柄ゲイの方も多いので、会話に普通に彼等が登場するので日本も早くそのように日常として受け入れて欲しいと思いました。その点この作品は今現在の日本より一歩進んでいると思ってます。

そしてこの作品の優れているところは、主役2人もですが脇を固める面々が素晴らしい点です。一人ひとりにドラマがあって、尚且つ一つの作品として調和してるのが素晴らしいです。

普段こんな事はあまり思わないのですが、この作品はTVドラマ化に向いてるのではないかと思いました。テーマもお話の軽妙さもピッタリだと思いました。配役は可愛い礼央くんだけ心配かな?

完結して寂しいですが時間のある時にゆっくり時間を掛けて再読したい作品です。

2

お表紙の2人の笑顔に感涙!! の最終巻。

もう最終巻なんですね涙涙

偽装結婚から始まった黒と白の京極2人。

ここまでに色々あって、誠志郎と尊にはホンモノの恋が芽生えてきて。
そして、礼央とも良き家族となっていたのですが、、、
今回、覚悟していた礼央との別れに、、泣

礼央のずっとこれからも2人と一緒にいたいよ~的な発言に、思わず涙がドワッと溢れ出しました。


その前に、尊と尊母や、自身の生い立ちなどが明かされます。
子どもの頃から女優である母には、愛されていないと思っていた尊。
けれど、彼女が倒れたことでそれは誤解だったことが判明します。
分かりずらい愛情といいますか。
尊父に関しても、でしたが。

後々、尊母が誠志郎へプレゼントしたタイピンのあの宝石って、あの例の指輪のモノですよね??
返ってきた指輪は今度、どんなかたちで誠志郎へ渡すのかなあと思っていたら!!
めっちゃ愛されてるじゃん…尊…!! と、あのタイピン見てさらに確信して、涙腺崩壊でした。

で、正反対な2人の母たちも、意外とワチャワチャしていて安堵&可愛くて殺伐からほのぼのしました。


物語中、結婚とは、愛し合っている大人だったら誰がしてもいいんだ、的な尊のあのモノローグ?は、まさに今の世にぴったりで。
じーんとしましたし、あの結婚式から手を繋いで帰る2人や、最後の「今日も愛してる」には、これからもずっと2人幸せで、いつしか誠志郎は政界のトップに立って。
尊はファーストジェントルマンにしてもらって長生きしてほしいと願いたくなりましたし、どこかでそんな2人とまた出逢えたら嬉しいなあと、奇跡までをも願いたくなりました。

余韻が天才すぎた作品でした。

2

大ハピエン

好きなシリーズが終わってしまった。
すばらしい完結でした。
表紙、2人が紋付袴でいい笑顔で手をつないでいる。最高です。

最終巻では尊とママの話がメインで、尊は長らくわだかまりがあったけど、わかりにくかったママの愛情を感じることができ彼らなりのいい母子になってよかった。
尊は誠志郎と愛情を育み、その家族やレオとのふれあいの中でママの気持ちや関係を見直すことができたんですよね。

誠志郎と尊のBLではありますが、家族の話でもあり、結婚の新しい形を問うメッセージが軽快かつあたたかくてずっと楽しかったです。

2人の家族、周囲がいいキャラ揃いなのがすばらしい。
政治家やその伴侶、俳優ってパワフルで個性的なキャラ多そう〜と思いますもんね。
そんな人たちが誠志郎と尊、レオを取り巻き、家族や結婚の在り方を後押しする構造で、愛情+わいわいユーモアに富んだ世界観に魅せられました。

結婚式のシーンはじ〜んとしました(BL全作で結婚式を描いて頂きたいくらい好き)。
本シリーズの醍醐味である家族や周辺キャラ勢揃いで、三世代(レオたちが未来を感じさせる)いたのが感動的でした。

家庭平和は世界平和、結婚は自由、人は愛情(カラアゲ)でしあわせになれるなぁ〜と改めて思わせてくれた作品です。

2

いつの日かファーストジェントルマン姿の尊を

 振り返ってみると、時代を先取りした作品であったし、かといって重々しくもならず、木下先生にしか描けない空気感と人間模様だったように思います。現実の世の中は徐々に徐々にLGBTQに寛容な世界へと変わりつつあるのは確かですが、彼らを扱うドラマや映画は増えても、公表する芸能人や政治家はほとんどいませんし、まだまだ海外の状況には追いついていませんよね。尊と誠志郎の親たちのように、同性カップルの子供たちを介してこんな風に親同士が仲良くできる光景が増えたら、なんて幸せだろうと思いました。

 女優の仕事も息子も同じくらい愛している尊母もかっこよかったです。子供の尊には寂しい言葉だったでしょうけれど、常に自分を一番大切にしていれば子供のことも真に大切にできると思います。別れはいつか来るものという誠志郎母の言葉も印象的でした。でも、せっかく築いた関係性ですからレオとはこれからもたくさん会えるといいなと思います。

1

幸せな完結巻

祝・完結!
でも終わってしまって寂しい(泣)
ほんとに良いお話だったなー『京極家シリーズ』。
夫夫愛の話であり、夫婦愛の話であり、母子愛の話であり、家族愛の話であり…『愛』の物語でしたね。

最終巻、まず表紙が最高に幸せ!裏表紙も家族勢揃いでステキ!!
最終巻は残されていた尊の家族のお話がメインで、尊のママとパパの関係性が明らかになりました。ちょっとビックリ展開だったけど、それをわかって最初から読み返すと尊ママの態度とか「なるほどねー」と思えて面白かったです。
尊パパは男と結婚した尊をどんな思いで見つめていたのだろうと、その辺りのお話も詳しく読んでみたかったなー。
終盤は完結してしまう寂しさと尊と誠志郎の愛情溢れるやりとりにひたすらウルウルしてました。
色んなBL読んできたけど、読み終えていちばん幸せを感じた作品でした。ありがとうございました。

1

泣いてしまった…切なさと甘さと幸福感と。最高のシリーズ完結巻

紙で全作揃えている、大っっ好きなこちらのシリーズ。
いよいよ、シリーズ完結巻です。

一昨年、木下先生の「灰かぶりコンプレックス」が完結した時と同様、
寂しい気持ちでいっぱいです。

間違いなく”ハッピーエンド”ではあるけれど、
切なくしょっぱく、胸に来るもののある終わり方。
でも、これ以上ないよね、という納得の終わり方。


こちらの一冊、電子で買いたい…という気持ちをグッとこらえ、
コミコミさんからお迎えできる日をいまかいまかと待っていました。

アクリルコースターを手元に置いて、心を整えて、いざ読み始めて…
もう、礼央の涙のシーン、涙を堪えきれなかった、、( ; ; )

礼央との別れは4巻を読んだ時から覚悟していたけれど、
3人で積み重ねた日々を知っているからこそ、寂しさが募ってしまいます。

でも、別れがあっても3人での日々が消えるわけじゃない。
それは大切な思い出として、そしてこれからも続いてゆく
尊と誠志郎と礼央の絆として根付いたものなんだな、と感じました。


そしてこの巻、あらためて誠志郎に惚れ直す一冊だったなあ。。

礼央の前では泣かなかった誠志郎。
「尊 俺と結婚してくれ」と、偽装ではない”本当の”結婚式を挙げようと
プロポーズする誠志郎。

母親との確執を抱えた尊にそっと声をかけ、背中を押してあげる誠志郎。


どのページ、どのコマの誠志郎も「これでもか!」というぐらい
男前でカッコ良くて、痺れました。大好き…


そして尊サイドのお話は、母親との関係についての
かなりシリアスな展開でした。

複雑な事情でカップルとなった両親のもと、
寂しい思いをしていた尊だけれど。

すごくすごく捻れていて真っすぐではなくて分かりにくいけれど、
確かにそこには尊母なりの”愛”があったんだなあ。。

意地をちょっと横に置いて、お互いの気持ちに寄り添い合う
尊と尊ママの姿にも、涙してしまいました。自分の涙腺は一体どうなっているのか。。


尊の父母、誠志郎の父母、そして尊×誠一郎。
いろんな夫婦/夫夫がいて、それぞれの事情があって…


そんな中で、作中の

「愛し合ってる大人なら誰だって結婚していい。変な結婚なんてない」

この言葉が深く深く、胸に刺さりました。


愛し合ってる大人が、誰でも結婚できる世界。縛られない世界。
まだまだ全く”寛容さ”のない日本では、実現は100年以上先かなあ…なんて
遠い目をしたくなっちゃいますが;

そんな世界が一日でも早く来ますように、と
そんなことを強く思った最終巻でした。

結婚式での二人の和装と笑顔が、本当に本当に最高に素敵!!!
輝いてます✨

家族のかたち、愛のかたち。夫婦/夫夫ってなんだろう?ということ。

そこに”唯一の正解”なんてないんだなあということ、
結婚って「今日も愛してる」の積み重ねなんだということ。
(これ、結婚だけじゃなく、付き合ってる時にも忘れないようにしたいなあと
思いました)


色々なことを考えさせられ、でも結局のところ
人を好きになるって、愛するって、いいな!と
そんな思いで胸いっぱいになるシリーズ完結巻でした。

感無量、何一つ文句などなし、★を2倍にして10個ぐらい付けたいほどの
「神」です。
この寂しさを埋めるため、また1巻から読みします…!


★修正:白抜き(紙本)
局部などが見えるアングルは少なめ、お風呂での攻めフ◯ラ時は白抜きでした。

1

終わってしまった…。

京極家シリーズも5冊目にして完結です。

ここまでくるともう終わりなんてなくて
ずっと続いてくれるのかなぁ…なんてうっすら思っていたので、
これで京極家の3人とお別れだなんて寂しいです。

今巻ではまさかの法務大臣の父の隠し子疑惑が世に出てしまいます。
そもそもその事実を隠すために始まった誠志郎と尊の偽装結婚だったのに
ここにきてバレちゃうんか…とちょっぴり拍子抜けでした。

そして、誠志郎父はあっさり大臣を退任。
ですが、誠志郎と尊の結婚生活はもはや偽装でもなんでもないので、
二人の愛情が揺らぐことは全くございません。ご安心ください♡
この一件を経て誠志郎と尊の結婚を応援する周囲の団結力は高まり、
夫夫の愛情もいっそう深まって、痛い思いをしたのは父一人だったのかも?

その後は子供の頃の思い出から疎遠になっていた尊親子の和解、
遂にやって来てしまった礼央との別れなどが描かれています。

すっかり親子のようになっていた誠志郎と尊と礼央。
もう母の存在など忘れてずっと3人でいておくれと思っていたけれど、
やはりこのままというわけにはいきませんでした。

この結末は想定内と言えばそれまでではありますが、
やっぱり実際にお別れのシーンは悲しくて悲しくて涙が出ちゃいました。

母親との暮らしに戻れると無邪気に喜びながらも、
次の瞬間には誠志郎と尊と離ればなれになってしまうことに気が付いて
「みんないっしょにすめばいいじゃん」と提案する礼央。
そうだよね、礼央にとってはもう二人はお母さんと同じくらい
ずっとそばにいたい“家族”になっていたんだよね。

「ずっといっしょにいたいよ」と泣き出す礼央を優しく諭す二人でしたが、
二人が泣かずとも私はもう号泣でしたよ。
だけど、やっぱりその後、礼央に隠れて目が腫れるまで泣いていた誠志郎。
誠志郎のこういう冷静に見えて情の深いところが温かくて好きでした。
そんな誠志郎を包み込んでくれる尊の温かさも。

ラストは二人の結婚式で締め括られます。
二度目ではありますが前回は偽装結婚だったので、今回は本当に愛を誓って。
二人の両親も勢ぞろいで、もちろん礼央も、
朝倉先生までお祝いに来ていて、全員大集合です。

お母さんズが意外と打ち解けていたり、
尊父が誠志郎父をロックオンしていたり、
礼央と誠志郎の甥っ子が仲良くなっていたり、良き結婚式でした。

そして、紋付袴で手を繋いで家に帰ってゆく二人の後ろ姿に
言いようのない寂しさと、愛情を噛みしめました。


「おかえり ダーリン」と尊。
「ただいま 旦那様」と誠志郎。

ああ、この愛が永遠に続きますように。

2

感動と笑顔に溢れた圧倒的フィナーレ!

『京極家の初夜』を書店で購入してから、3年と数ヶ月。偽装で始まった仮初めの結婚生活も今は昔……本作の『京極家の誓い』でもって、2人の夫夫関係がホンモノとなったことに感慨深い思いでいっぱいです(*´︶`*)

表紙の紋付袴のツーショットが素敵ですね。手を繋いで映る尊と誠志郎の幸せそうな笑顔がなんと素敵なことか。この衣装を身に付けたシーンが作中に登場するのですが、ああ……もう何と表現していいのか分かりません。
誰もが幸せな笑顔で溢れた素晴らしい景色にウルッときてしまって、2人の新たなステージの始まりに感動・感動・感動……。祝福の笑顔が胸に沁みました。

尊の母との関係も、礼央との生活の終わりも、色んなことに区切りがついていく最終巻の読み応えはすごかった。全ての場面展開が見どころになっていて、このシリーズ作品がもう終わりを迎えるのだなという雰囲気を感じるのは寂しくもありましたが、嬉しい気持ちもありで正直複雑な心境です。
まーでもやっぱり嬉しさの方が圧倒的に勝ちですけどね!^ ^


ダーリンと旦那様の深く愛し合う姿は多幸感の塊で、この2人だけの世界がずっと続きますようにと願って止みません。彼らが醸し出す甘い空気感に当てられて、最高で最強の読後感でした( ´∀`)

個人的には母親ズが大好きです。意外と気の合う母親たちのキャッキャウフフに思わず笑顔が綻びました♪

2

朝倉先生???

5巻で完結!
おめでとうございます!!!
終わってしまった事は寂しくもあるけれど、5巻というボリュームもまたとても読み易く、一気に読み返しても丁度良い長さのシリーズなのは嬉しいです
(その後の延長も随時募集です♡)


偽装で始まった結婚式をやり直して終わる…!最高のやり直しでの最終巻でした♡
尊と誠司郎を祝うみんなに囲まれたお写真も素敵でした(*´▽`*)

そんな中私が気になったのはやっぱり朝倉先生の存在w
なぜ最後の家族写真に礼央はもう家族として当然だけど、朝倉先生もご一緒に写ってらっしゃったんでしょうか???
これは・・・延長戦、ありますか?!
なんて、期待してしまいました♪

朝倉先生、なかなか良い素材をお持ちだと思うのですよね~(´艸`*)
政治家としての腹の見えない飄々さとか、攻めとしての可能性も感じるし、猪突猛進タイプの実直年下攻めに押されまくる受けって事もおもしろそう?!
なんて・・・読後も楽しめる朝倉先生の存在にメインそっちのけでレビューを書いてしまいました!

だって尊と誠志朗は、言う事ない位の完璧な夫夫なんですもの♡
京極ファミリーwith礼央、最高でした!!
みんな大好きです

2

No Title

シリーズをずっと読んでいて、とうとう完結です。
あっという間に終わってしまったような気がするけれど、シリーズ5冊目、長い!
早く単行本で読みたかった作品。読後感はじんわりと胸にくる感じで、やっぱり木下先生の作品、自分の好みです。
今回は尊があまり語りたがらなかった自分の親子関係に焦点があたります。そこかしこに尊が思い返す、誠一郎の言葉がしっくりきます。尊が誠一郎を信頼して好きなんだなということが感じられて好きなシーン。登場人物がみんな素敵!
別れは寂しいけれど、二人が幸せに暮らしていく様子が感じられて、いいなぁと思える最後でした。

1

大団円!!

 シリーズ全て、読んでるとほっこりニヤニヤ。前巻で礼央くんの騒動?の真相が明らかになって落ち着いて、次は…。
 そう、やっぱり二人がさらに向き合い、深まっていく最終巻となりました。特に、尊と母親、尊と父親も含めた家族にスポットが当てられています。誠志郎の問いかけに自分の家族のことを淡々と話す尊。子供の頃の様々な想いも描かれていて、ああ、尊はホントに家事をしながら自分なりの普通の家庭をつくって行きたかったんだなあ、と実感しました。その志向家族が、幼い頃に垣間見た白の京極家なのかもしれないな。白の京極家と言えば芳子さん!強かなんだけど、可愛くって、礼央くんとはいいコンビになりましたねえ。
 礼央くんには二人の仲を繋いでもらったこともあったけれど、これからの二人はきっと大丈夫。誠志郎の「結婚って普通の日々の積み重ねだからさ」はこれからの二人の人生を言い表してますよね、じ~ん。
 本当に、薫風のように爽やかな、陽光を仰ぎたくなるような読後感。これからも何度も読んで穏やかなニヤニヤに浸りたいと思います。木下けい子先生、ありがとうございます!

1

祝‼完結(ღ˘͈︶˘͈ღ)「旅は道連れ世は情け」ファーストジェントルマンへの道は続くよドコまでも♡

これほどまでの贅沢はあったでしょうか?
今日は一気に1巻からこの最終巻迄を読み耽りました!!!!!

最初の1巻からレビューを書きたい気持ちもありながらも、先を読みたくて読みたくて…‼
一旦レビューを置いておいても2人と2人を囲む世界を知りたい…‼とノンストップで一気読み⸜⸜٩( 'ω' )و //

今、この最終巻を読み万感の想いで胸いっぱいになりながらこの幸せな気持ちのままのレビューを残したくてレビューを書いてます♡
この勢いで1巻から書いちゃうと最終巻前に言っちゃいけない事とかも書いちゃいそうなので、自制の為にも最終巻にまとめて書こうと思います

1巻|京極家の結婚
2巻|京極家の初夜
3巻|京極家の蜜月
4巻|京極家の純愛
5巻|京極家の誓い

「結婚」
”お前も道づれだ‼”
なんて華やかな結婚式には似つかわしくない物騒なモノローグで始まった尊と誠志郎のW京極家の結婚生活
まさか2人以外にあんなに大きな隠し玉があったなんて、、、‼
ドラマが過ぎる設定なのに、決してやり過ぎ感を感じない匙加減にガッツリ掴まれました♪

「初夜」
タイトルの「初夜」に辿り着くまでがじっくり描かれた2巻
2人の時は恥ずかしながらも手繋ぎ、スーパーで3人で連れ立って歩く姿も板について来てるのは微笑ましくってにっこりしちゃう♡
対外的には上手く行ってるようだけど、一方夫夫の間ではそれぞれ、自分に自信が持てない誠志郎に、経験則から「愛」を間違える事に臆病になる尊
そんな2人のモノローグは
”愛ってどこから生まれるんだ?”
そして2人同時に感じた”愛が生まれたキス”が愛おしい٩(๛ ˘ ³˘)۶♡٩(๑ºั︶˘๑)۶

「蜜月」
朝倉先生に婦人会の面々、、、誠志朗周りが賑やかになりつつも得体のしれぬ政界のお歴の面々に果敢に挑む尊が頼もしい限り!
マダムイベント満載で尊株が爆上がった感でした⤴⤴⤴
そして何と言っても”芳子ちゃん”(誠志朗母)
キュートだけど誰よりも「愛の絆」を大事にする強い人‼
礼央と芳子ちゃんの最強タッグむ含めて「蜜月」な3巻、”きゅん”でした♡

「純愛」
とうとうこのW京極家の結婚の発端となった礼央の全容が、、、‼
誠志朗父への大きな誤解は解けたものの、逆にそれは怜央との別れも意味してるという点が寂しくもあり、、、というとっても感情がかき乱されたな~。。。
でも、ふと4巻のタイトルを考えると、、、
そう、「純愛」なんですよね~。。。
条件前提での偽装からの始まりだけど、その部分が無くなってしまっても残るものがもう既に2人の間には芽生えてる、、、。゚(゚´Д`゚)゚。
巻タイトルにグッと来ます

「誓い」
そして、とうとう最終巻…!!
”道づれだ‼”から始まった2人
”道づれ”から連想する「旅は道連れ世は情け」という言葉の意味を調べてみましたら、、、

[旅では道連れがいると心強く、楽しいものになるように、世の中を渡るのにも、それぞれが互いに思いやりをもって助け合うことが大切である。]
とAIが答えてくれました

誠志朗には尊、尊には誠志朗という人生という旅を続けていくにはこれ以上ない”道連れ”となった訳ですね~♡
是非とも芳子ちゃんの宣言である尊がファーストジェントルマンになる日が訪れる事を願って止みません(ღ˘͈︶˘͈ღ)

最後、尊の生活感が出たお部屋とかが見れたら最高だったなぁ~なんて、、、最初から一気読みした私的には思ったりもしましたが、、、
それでも、温かくなる未来を感じるシリーズを読めて満足この上ないです♡

尊、誠志朗、礼央、そして芳子ちゃんの夢の国のお話しも、尊と礼央が育てたお野菜の収穫も、、、
いつかひょっこり見れたら嬉しいです|ू•ω•)チラ♪

色んな家族のカタチや同志のカタチに愛のカタチ、、、
たくさんの”道連れ”を伴って進むこの世界がとても愛おしかったです♡
平和が1番♡*:.。.٩(๑❛ᴗ❛๑)۶.。:*♡

2

とうとう完結!

「結婚」「初夜」「蜜月」「純愛」ときて「誓い」。偽造結婚からだんだんと惹かれ合い愛し合うようになって本当の家族・夫夫になるまでの京極家の物語がとうとう完結。
誠志郎と尊の夫夫に幼い礼央との三人の家族。誠志郎と両親。尊とママとパパ。礼央と母親。それぞれの家族や愛の形はいろいろあって、ギクシャクしたりコンプレックスがあったりしたけれど、やっとすべての家族が丸く収まりました。
最後には家族揃っての結婚式をもう一度します。偽造ではなく愛に溢れた結婚式を。

5巻を通していろいろな試練やすれ違いなどありましたが、じっくりと誠志郎と尊の過去現在が描かれていていてからのハッピーエンドだったので、それぞれの気持ちや行動に無理がないので違和感を抱くことなく読み進めて行けました。特に過去の話をしたがらない尊が少しずつ誠志郎に自分のことを語っていくのは、尊の心が楽になっていくようで読者としても嬉しかったです。

今巻のメインテーマは尊と母親の関係です。女優である母親に愛されていなかったことで、人を愛することや家族・結婚についても深く理解できていなかった尊ですが、誠志郎と過ごしていくうちに愛する気持ちも親の愛情もわかり始めます。また、元妻ともきちんと話して決別もでき、母親とのいい思い出にも気づいていきます。
そんな母親が倒れたと連絡が入り、尊と母親、そして父親が病室で再会します。
その時のモノローグ、1巻で誠志郎が礼央に行ったセリフです。「男同士でも 女同士でも 年が離れてても 若くても老いてても 愛し合ってる大人なら 誰だって 結婚していいはずだ 変な結婚なんて この世にはない」ほんとにその通り。京極家のみんな幸せな結婚なんですよね。
ラスト、みんなに祝ってもらいながらの和装の結婚式、ほんとによかったです。誰もが幸せそうで。
これからもバカップルでいてね!誠志郎、尊お幸せに!

ただちょっと残念だったのは朝倉先生が活躍してなかったこと。もっと絡んでくると期待してたんですが。次、朝倉先生のスピンオフきますかね?
三十四歳、四代目代議士朝倉先生のスピンオフ、待ってます!

2

終わりよければ…最高です‼

ずっと見守ってきた大好きな、京極家シリーズも5冊目を迎えました。まさかの最終巻にショックを受けながらも、最高のハッピーエンドに感無量です。

最後だからか家族総出演で、色々と事件が起こってましたが。

もちろん全てが円満に解決し、皆が幸せそうで何よりでした。

そんな中、2人の仲は偽装から始まったとは思えない程甘々となり、遂には結婚式のやり直しまで見れて…言葉もありません。その前の、2回目のプロポーズも萌えたのは言うまでもなく。

なのに萌2評価なのは、可愛い礼央君とのお別れがあったから。期間限定なのは分かっていましたが、それでも寂しさは抑えきれません。

そんな礼央君との再会と尊さんのファーストジェントルマン姿を是非とも見たいと、続編を熱望してページを閉じました。

0

大好きな作品‼️ 誠志郎と尊の袴姿に感動

先生買いです。
シリーズでずっと追っかけていました。ストーリーが好きで、
毎回楽しみにしていましたので、本作が最終話と思うとなんだか寂しいです。

登場人物のキャラがみんな立っていて、それがとても楽しい。
特に気に入っているのが誠志郎とお父さんのやり取り。
グダグダのお父さんに対して、誠志郎が片っ端からぶった斬って
クソ親父と吐き捨ててシメるところなんて、毎回楽しい!

みんなのアイドル礼央には、何度泣かされたことか。
ちょっとませてて、誠志郎と尊のことが大好きで、素直で癒される。

今回尊の出自も明かされる。
尊の両親、尊と両親、誠志郎と尊、誠志郎と尊と礼央、結婚や家族は
百組いたら百通りの形があって、性別とか、血のつながりとかを超え、
はたまた結婚という形にも囚われることなく、
互いが幸せを感じることができる関係が大事なんだなと。

もう一度結婚式を挙げようと言った誠志郎。愛が溢れてる 涙
結婚式の写真、最高でした。
幸せそうな尊と誠志郎を見ることができて、大満足でした。
素敵なストーリー、涙あり、笑いあり、とても大好きな作品でした。

2

家庭平和は世界平和!

え~~、終わっちゃうんですか~~っていう寂しさ(涙)と、
紋付き袴のふたりの尊さ(嬉)と、ちょっと複雑な心境の完結巻でした。
シリーズの初めの頃は誠志郎の事情が多かったけど、今回は尊の内面のターンでややトーン重めの印象を受けました。(ネガティブではないです!)

非凡なところから平凡なところに流れつくっていう展開が新鮮だなぁと5巻目にして感心してしまったのでした。
政治家の二世と有名俳優の二世という特殊な家庭環境に育ったふたりが、特殊な事情で結婚をして見出したのは、ドラマチックなラブストーリーではなくて、普通の積み重ねのなかにある幸せ、大人同士が愛し合っていれば変な結婚なんてないんだ~自分たちが幸せならOK!っていうシンプルなセオリーにシンプルに萌えました。

攻め受けだけじゃない、登場人物が多士済々でしたよね。ほぼ主役な玲央くんをはじめ、BLだけど手強い女性キャラが多いのですが、不思議と邪魔じゃない嫌じゃないんですよね~(特に今回は尊ママ!オールラウンダー”大”女優なんだな…あの舞台が気になりましたw)。

”愛の数だけ、いろんな形の幸せがある”って無敵ですよね。尊が気負いなく「結婚って楽しいよね」っていう場面が素敵だな~って思って、そこには、愛するひととの生活がある自分の”居場所”に対しての揺るぎない信頼感と安心が垣間見えて、まぁなんか…やっぱり人間にとって”居場所”って大切なんだよねって思えて仕方なかったです。
(ただしオチは「バカップル爆誕!」ですw)

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友引の結婚式 正午だけは凶なのよ

あら なんかまた飛び出しちゃったのかしら え 皆さま電子派ですか?
いやまぁ でも出てきてしまったので こそこそっと

これももう5冊目なんですね すんごい好きなのは2冊目の初夜
順延になったあれ あそこの尊にグッときたんですよね たぶん誠志郎以上に 惚レタス

そういや最近みてないです 惚レタス
アイツの目がね怖いんですよ こう ヒラメの目ってんだかカレイの目ってんだか いやどっちかに片寄ってないからただの寄り目?

おっとっとっと こうやって脱線してくんですよね 毎度


すんごい好きなのは初夜とは申しましたが 次の蜜月ではうるっとさせられ あれもよかったんですよね で!そこに登場した尊のトラウマ 実母・松田由貴(女優)

因みに 礼央のお気に入りは トラ 誠志郎母・芳子が作るパンは ブタ

この巻尊母がいきなり登場したんですが あたしが気になってるのは前回のケンカの原因 礼央の件
結局母親が迎えにいくまでってなったけど 赤の他人を預かれないってのはどうでもよくなったの? 頼まれれば政治家云々は うーーーん ここがちょっと引っかかてるんですよね

でもそこはなかった Orz


いつもどこか寂しげで腹にイチモツ抱えてんだろうなとは思って参りましたが まさかの ですよ そんな事情があったんかいと
ただでさえ曲者っぽい母親に 芸能人の息子ってのまで背負わされていてのそれか と

ただ 愛されてないわけではないんだな 愛されているんだけどソコを見れない
礼央は子どもだから致し方ないとして 尊も誠志郎も

今気づいたけど このお話しって尊再生のためのお話しだったのかな
愛がわからない ってところは誠志郎も尊も同じなんだけど 与えられることが当たり前でわからなくなってる誠志郎と欲しいときに与えられず我慢することでわからなくなった尊じゃさ

無意識でも与えられた記憶がある分誠志郎は分け与えることができる みたいな ??? 
え また見当違いなこと言っちゃってるかしら 
あ 読解力のない方ですね って書き込みは不要ですよ わかっておりますからw


母心を返すところだけは殊勝に見えたけど 尊の元嫁が自分本意だし身勝手だし ほんっと ほんっっっとにもぉ
確かに愛が何かもわからないまま結婚して傷つけたって負い目はあるんだろうけど 話なんかしなくてもよかったじゃん  ハァァァ 胸くそ悪い 
ここだけが唯一のモヤモヤどころとして残ってしまったのが フガイナイ 


愛しいひとの存在 愛することの意味 家族の形 あり方
「結婚」なんていうただの儀式で形式でしかなかったものから 赤の他人同士が積み重ねる日々に好きを知り苦手を知り 大切なものを抱え 支え補い 喜びも悲しみも 病めるときも健やかなるときも共に歩く道を
って イッキにざっくりみんなが収まるところに収まっちゃってなんだか 呆気に取られて寂しいのか喜ばしいのか
でも終わっちゃったんだよな… バカップルと化したふたりの元に一身上の都合で家出してきた礼央乱入でもう1本あってもいいんですけど コチラとしては


タキシードで始まり和装でおわる 読み終えた今日がたまたま友引!
なんかね この終わりにぴったりな日だったわ タイトルネタ探してたまたま見つけただけ だけどw

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