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mamanaranai kare
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
まさか凪良ゆう先生の最新BLが読める日が来るとは思いもしませんでした。しかも美しい彼の続編。
一般に行かれてからそこかしこで、もう凪良先生はBLを書かないだろうと言われているのを見て私の中でも書かれたとしてもきっとまだまだ先のことなんだろうなぁと思っていました。
しかしXであの原稿の写真が上がった時。あまりの嬉しさにこれは夢なんじゃないかと本気で思いました。
正直なところ凪良先生のBLが読めるならもう何があっても星5って思ってたんですけど、なるほど、結構人によって意見が真っ二つになったんだなぁという印象。
まず挿絵の件ですが確かにほぼない!が、葛西先生は最近イラストを書いていらっしゃらない?(新刊情報などを見る限り)ようなので新刊の表紙の素敵イラストを見れたのがハッピーだと思ってます。
内容についてですが、他の皆さんが書かれている通り平良成長の巻でエッチシーンは無かったです。でも前巻の清居が頑張った巻を読んだ私は平良も本気で挑戦しているのを見て感無量でした。内容についてはもう1回ちゃんと読んで書こうと思います。
話は戻りますがエッチシーンについて、私は特に小説でのそういうシーンを重視していないので特になんとも思わなかったです。ただ、皆さんの言いたいことは凄くわかります。なので私はどうしても読みたくなった時に今までの巻で補給しています。
もう多くは望みません。書いてくださってありがとうございました!!
待ちに待ったひらきよ新刊!本当に楽しみにしていました!
平良くんは気持ち悪いし、清居くんは美しいキングだし、やっと会えた!と感無量でした。でも、2人とも成長していますね…そこも感無量。清居くん、平良くんのキモさにちゃんと向き合っていて偉い!
序盤、前作で一生一緒と誓ったわりに3歩進んで五歩後退みたいな平良くん、今作で世に出ちゃった平良くん、今後どうなるんでしょう。
カメラマンになって清居くんの魅力を余すところなく映し出すのが彼の到達地点なのかなー
野口さんの短編がすごくよかったです。
あと、新キャラの恩田さん、あんまり好きじゃなかったけど、最後持ち直しました。平良殿下に今後も酷い目にあうこと確定でご愁傷様でした。
濡れ場なしは個人的にはまったく気にならなかったけれど、挿絵の少なさというか無さはちょっと残念でした。
これからも楽しみに待ち続けるシリーズだと思います。
良かった点:
平良の成長、それを支える清居。どちらもそれぞれの葛藤を乗り越えまた一歩前進している様を凪良ゆう先生の圧巻の文章力で訴えかけてくる様はなんと至高なのだろう。
前作までで、今回のプロットまでははっきり考えていはずなのに、全てが前から綺麗に繋がっていて、本当に素晴らしい。
先生の文章は、本当に深く、心の奥まで染み通り、胸にくる。今回もその言わんとする一語一句が本当に深くて、涙した。
やはり私はこの作家先生が好き。大好きなのだ。
先生の綴る言の葉を読むことが出来る奇跡に感謝したい。
だからこそ、ここからは勝手だけれど、自分が思う中立となった感想を書こうと思う。
残念な点:
・本文内の物語に沿った挿絵が皆無。
・濡れ場が一切ない。
挿絵に関しては、 葛西先生の事情もあるのかもしれないので、仕方ないのかもしれない。
しかし、BL作品としてどうなのかと正直思った。大人の事情もあるのだろうが、今後もこういうスタンスでBLを描くなら、BL小説を愛するものとして私は疑問に思い続けるだろう。BLを愛し、凪良先生の作品を愛しているから余計に。
一般文芸作家となったことが、今回の濡れ場がない1冊になってしまったのなら、長年のファンとしては、正直とても複雑。
先生の力量はすでに古参ファンは知っているし、今はをれを一般文芸で思いっきり堪能することが出来る。だからこそ、BL作品というのを、先生のBLとしての小説を期待していた。
一般文芸の出版社が先生を離さないし、これからどんどん幅広いファンの獲得が目標なのも分かる。ギャラもBLより格段と違うし。
だからこそ、ファンとしてはとても複雑なのも正直。『美しい彼』シリーズ以外のBL新作はもう読むことは今後ないのかなと思うとそれもまた悲しい。。。
なので、清居と平良大好きだけれど、今回は中立とさせていただいた。
ならば、今後先生はもっともっと大きな賞を取って、先生のBL作品を愛したファンをことごとく納得させて欲しいと思う。そう言った面では今後ますますの先生のご活躍を応援しているし、期待している。だって、どんな形でも結局私は凪良ゆうという作家の綴る作品を愛してやまないのだから。
やっぱりこのシリーズは、葛西リカコ先生のイラストが好きだな~、葛西先生の新しいイラストを拝めて(少なかったけれども…)、もうなんだか胸がいっぱいになってて……(涙)、いや小説はもちろん面白かったです。(そこは、さすが!としか言いようがないくらいに。)
シリーズの前巻(”悩ましい彼”)はお仕事小説の印象だったと思い返して、過去の自分のレビューを見てみたら、熱量高めの(当社比)内容にちょっと自分で引くくらいw、5年経ってかなり鎮火した気がします。シリーズ読む熱量って、時間が経つと難しいんですよね。
が!予想通りスケベはないですけど、ふたりの関係性の進展が予想以上にBLBLしてて嬉しく思いました。そもそも、キモイ攻めはあんまり好きじゃないんですよね。とはいえ、なんだかここまでくると芸術的(というか、本当に芸術家だしね)、そんじょそこらのキモイ攻めとは別格、むしろ平良こそキング!って清居が少し不憫に見えました。まさに平良ターンっていう本巻、平良の抱える複雑で巨大な感情描写が個人的には過剰に思えて……”萌×1”に留まりました。
というわけで、なんだかんだ一般的なバカップルに近くなっているような印象をうけつつ、波乱はあったけれど彼らなりに順調に愛を育んでいる様子が読めてよかったです。最後の野口さんの掌編がかなり好みでした。ぜんぜんBLみないんですけどねw文章の美しさ、締めの一文はかなりグッときましたね。
もう読めないのでは…と半ば諦めつつも待ち望んでいました!
美しい彼の続巻!先生お忙しい中ありがとうございますー!!!!
今巻は、平良のターンが多いですが、キングこと清居Sideの話も適度にあり、存分に新しい平清を摂取できました。
他の方もちょくちょくレビューにて書かれていますが平良の成長が著しく、今までの気持ち悪い平良をお求めの方はちょっと物足りなく感じるかもしれません。が、満足度は高いと思われます。
何だかんだ割れ鍋に綴じ蓋カップル平清が好きな方必見です!!
秀作の評判通り、心揺さぶられる素敵な作品でした。本当に読んで良かった‼️
とっかかりは、表紙絵の幸せが滲み出るような雰囲気に惹かれて、読んでみることにしました。結果、どハマりして、シリーズ一気に読破しました。
仕事や恋愛のことで悩みながら、互いを鼓舞しながら成長していく姿をみることができて、清々しく、読後感も最高でした。
2人とも仕事がとても忙しいけど、恋愛優先ではなく、仕事のことに軸を置いてるところから、信頼関係の深さがわかって、安心して読むことが出来ました。
平良に危険の迫る出来事や、写真の方向性で悩み迷うことがありましたが、
追い詰められた時に、清居に対する気持ちを再認識して、清居のことだけを考え、極限の状態から脱出することができたときは、涙が出ました。
清居の、自分に逃げ場を作らない、より高い方を目指し続ける生き方は、人として素晴らしく、カッコよいですが、個人的に平良の昔から変わらないキモウザな様子と、清居に対するブレない真っすぐさに惹きつけられ、応援したくなります。
平良と清居のあまりにも噛み合わないやり取りが、漫才みたいに愉快なテンポで進んでいくのが、どんどんクセになりました。
素敵な作品で、大満足でした。
番外編をまだ読んでいなかったので、これから読みます!
「美しい彼」の4巻、シリーズでは5冊目、最新巻です。
3巻からは5年経ちました。その間に著者の凪良先生が文芸でご活躍になったり、「美しい彼」の映像化が当たりに当たったり、色々ありましたので、4巻をずっと待っていたけどもう出ないかな、と弱気になっていたものでした。
今年の夏に発売が大々的に宣伝されて、そして実際に書店で本を手に取ってみてようやくじわじわ実感したような次第です。4巻の発行がとても嬉しくて、書店での大量な入荷数にも驚きました。
前置きが長くなりましたが、4巻はこれまでの4冊の延長線上にあるものの、登場人物が大きく飛躍した作品になっていました。
瑞々しい、の一言に尽きます。
簡単にいえば3巻は清居が役者として一皮むけた作品。努力して階段を上がっていた清居が大きな壁にぶつかり、考えてもっと努力して体当たりで壁をぶち破った内容でした。
4巻は平良が写真の世界で認められ、自己評価と他己評価の乖離に悩み消化できないまま歩いていたら上下左右が分からなくなって、自分自身と向き合い切って道をみつけるお話。
3巻と対になっていますが、作中の時間も経っているので4巻では登場人物が少しずつ変わって行っています。
作中の時間においても人は生きて悩んで学んで、絶望したり乗り越えたり停滞したり歓喜したり、少しもじっとしていない。現実世界と同じです。
特に、平良も清居も22歳と若いので、日々発見と喪失を重ね、不器用に愚直に歩んでいます。4巻はとくに、二人の成長を感じ、瑞々しさに打たれ、周囲のおとなの眼差しの温かさにうるっと来てしまいました。周囲のおとなも数年前、数十年前には同じような時を過ごしてきたのだと分かるからです。
描かれているステージは、芸能界だったり写真芸術の世界だったりと、クリエイティブで華やかなものですが、すべて人間と社会とが凝縮されて顕現されているなと思いました。
よい作品でした。シリーズ中、それぞれの巻ごとに描かれているテーマがありますが、4巻が一番好きかもしれないです。
プロローグでのっけから驚いたのは、清居が平良の世界を、理解はしなくても受け入れていること。待ったり、聞こうとしたりすることに、「あれ?」と思いました。
でも清居の性格は依然としてよく知る清居のままだったので、時間の経過と成長をまずここで感じたものでした。
最後まで読んでわかったのは、ここでもうこのような描き方をしていたことが全てだったのだということ。
あちらこちらで「美しい彼」特有の面白さ(蝋燭で円を作って内的宇宙に潜り込んだり)を交えながら、無垢で直情的な二人の若さを描いているのが良かったです。
巻末の「青は藍より」を読めたことも良かったです。
ブラックボックスは言い過ぎかも知れないけど、明かされてこなかった野口さんの経緯。平良を見つけた時の思いも良く分かりました。
自分を見ているような親近と才能への脅威を感じる一方で、いまの自分だから出来てしまう見守りや手助け、クリエーターとして挑みたい思い、すべてがこの短いお話に詰まっているなと、ますます野口さんという人を魅力的に感じました。
だから平良のことを「嫌い」と言ったことの内実も分かるというか。言葉の表面と、内包されているものは違うというか。
奇しくも平良が清居に「きらい」という言葉を発していて、そのときに、野口さんの発した「嫌い」という発言を思い出しました。こういう仕掛けも良かったです。
絡みが!
ひらきよの甘くてエッチな絡みがとっても
少ないです…涙
新作を読むにあたり、既刊全部読み返して
このシリーズのおもしろさを再確認。
ヒラのきもうざ具合に清居のオレ様乙女っぷり。
凪良先生は天才か!と思ってしまう言葉選び。
凪良先生のエロ表現も秀逸なのでそこに期待をしすぎました…w
今回は平良のカメラマンとしての成長過程がメイン。
苦悩、葛藤、傲慢さ。
きっと誰もが経験したことのある若い時の経験で、読んでいるこちらもかなりきつかった…
平良がギリギリの状態で撮った写真、
挿絵はないんだけど文字だけで想像して…
すごくすごく印象的でした。
実際に平良がとった写真、すごく見たい…
と思いました。
平良メインの話で面白かったです。
初の個展、開催する会場さへもこだわり。
新しい人物平良のマネ立候補の登場、当て馬にもならない人だったので私は全然平気でしたが、当事者の清居はそら堪らなく嫌なものがあるだろうなぁ、と純粋に面白かったです。
生活スペースに他人がいるってストレスだよなぁ、と。
またもや別居しますが、別居するけど別れない!とか清居の確認がかわいすぎて、こんな人を行かせてしまう平良はめっちゃモテメンなのでは…と。
きもださきもださ言われていますが、きもださを極めるとモテメンになるんでしょうか。
長野へ撮影に出かけた平良が土砂崩れに巻き込まれてそれを清居も清居マネも平良の師匠である野口さんも探しにいく展開はドキドキしました。
野口さんの警察への意見がめちゃくちゃ面白かったです。それでも空振ってしまい、他の助けを引き連れてその場所にいくなんて、野口さんヒーローすぎました。
この2人の話は永遠に読めます。
平良が木村伊兵衛賞、とってもとらなくても読みたいです。
大大大好きで待ちに待った新作なので3日かけてじっくり読ませて頂きました。最近の凪良ゆう先生のご活躍は目を見張るばかりで、嬉しくもあり誇らしい反面、少し寂しくもあり複雑な心境でした。
でも、今作を読んでみれば優れた文章力と構成力は確かであり、BL界に限らず凪良ゆう先生の作品が認められるのは納得でした。
「美しい彼」はBLCD、ドラマ、映画、コミカライズと、どのコンテンツも成功していて作り手の作品に対するリスペクトと理解度が飛び抜けて素晴らしいのも特徴的でした。
私もどのコンテンツも好きなのですが、やはり原作が1番だと思っています。脇役含め登場人物たちの軽妙なやり取りにクスッとしつつ、主要キャラクターの成長に一喜一憂し、頭の中で物語が動いて行くという体験はなかなか出来るものではないと思います。
既読済みの冒頭の雑誌掲載作で一気に引き込まれ、表題作からの書き下ろしで彼等が新たなステージに登るさまをじっくりと堪能させて頂きました。同じ箇所を読みながらニヤついて転げ回りたかったのが何度あった事か!お話の面白さもそうですが文章の面白さに読み終わるのが嫌になるほどでした。
さてさて今作は平良のターンであり、彼の実力が世に認められるとともに1番苦手とする他者との交流が待っていたのです。清居の為に自分の味方でいてくれた人々の為に平良なりに頑張るだけれど、その姿にモヤっと来る清居の心情に共感して、彼がいつ物分かりの良い彼氏の仮面を外すのかとワクワクが止まりませんでした。
そして平良の精神的自立に暗雲が立ち込めた時に彼自身にも生命の危機が訪れて、清居の愛情を再確認して師匠である野口さんの偉大さを知る事になります。この辺の緊張感からの平良の清居への思いと執着などが暗闇の中のストロボという形で書かれてるのがとても印象的でした。
この作品では例の賞のノミネート前までしか書かれていません。役者の仕事も順調で忙しい日々を送る清居と、個展の成功で一躍時の人となった平良が周りの理解を得つつ、恋人同士として同棲しながらどう成長して行くのかとても楽しみです。
個展のお祝いに駆けつけた「清居会」の面々が羨ましく、パン姐さんの出番はもっと欲しいと思いつつ続巻を楽しみに待ちたいと思います。それまで健康でいなければ!