好きな人と一緒にいられたらそれだけで幸せ

巣箱の王子様 下

subako no oujisama

巣箱の王子様 下
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神276
  • 萌×239
  • 萌15
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

8

レビュー数
29
得点
1582
評価数
333
平均
4.8 / 5
神率
82.9%
著者
秋平しろ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
価格
ISBN
9784813033783

あらすじ

同性愛者である秘密を会社の浅桐さんに知られてしまった青柳くん。
浅桐さんが心の王子様だった青柳くんは、ショックのあまり会社を辞めようとする。
そんな彼を引き止めるため、浅桐さんが打ち明けた自らの秘密。
それは自宅がゴミ屋敷ということだった!
ゴミの城に幽閉された王子を救出すべく、青柳くんはお片付け役を志願。
そうして浅桐さんの家に通ううち、架空じゃない実在の男の人である王子の姿が見えてきて……

表題作巣箱の王子様 下

37歳,広報部長
29歳,庶務課社員

その他の収録作品

  • 憂いの王子様
  • カバー下漫画

レビュー投稿数29

お互い幸せにしてあげてほしい

上巻から止まらず一気に読んでしまいました…‼︎
浅桐さんが別格の存在なのは分かるんですが、青柳くんも十分に可愛らしい顔立ちなのに(ノンケの浅桐さんが最終的に可愛くてたまらんくなってる肌に)あんなにも過去のセフレ達に対して惨めな想いをしなくてはいけなかったのが、『ゲイであったから』という、セクシャルマイノリティの根幹的な問題にも関わらず、創作では避けられがちな描写がしっかりされていて、そのリアリティさがのめり込んで読めた大きなポイントだったと思います。
なのでどうしても卑屈にはなってしまっているけども、青柳くんの天性の優しさゆえそこが全然嫌な感じにならなくて彼の可愛いところにちゃんと(?)なっていました。
丁寧な積み重ねで、ノンケの浅桐さんが最終的に青柳くんのことをあれだけ大事に想えるようになったのもしっかり共感できます。
凄く優しく可愛い作品でした。

0

無限に読み返せる♡優しいラブストーリー

優しい絵柄や登場人物にうっとり、
面白いストーリーにドップリでした。
普段リーマンものは食指が動かないのですが、出会えてよかったです。
本当に素敵な作品でした。

青柳くんの憧れの浅桐さん。
王子様間違いないです、コマが眩い。
美しいだけでなく、
優しくて天然で可愛らしい。
凹む青柳くんを励ますために
自分の秘密を差し出すくだりが
とーーーっても面白かったです。

始終、青柳くんが王子様の幸せを願って尽くすのが、とても切なくいじらしかったです。
2人がすれ違うシーンは胸が締めつけられました。

お兄さんグッジョブ!からの
晴れて結ばれて青柳くんの
「何があっても俺が幸せにしてみせる」って決意
かっこよかったです。
最後浅桐さんの涙、互いの救済だったことに胸アツです。
浅桐さんの生立ちを知ってから読み返すと、更に味わいが深まり、無限に読めます。

お互いに大事にされて末長く幸せに。
読了後に多幸感に包まれる作品でした。

追記
カバー下にとんでもなくハッピーな
描き下ろし発見しました。。。!
尊いです
気づいてよかったです(^^)

1

定期的に読み返す神作

巣箱の王子様っていう謎のタイトルから始まり、上下巻の長さ…これは期待できると即購入しましたが、最高の作品です。ずっと定期的に読み返しては感動しています。

笑えるのに泣ける、ちょっとリアリティのあるシリアスな話もあり、この2人が惹かれ合う経緯が最高です。
ドラマCD化でも他の媒体でも見たい聞きたいと思わせる作品です。ここ数年の作品の中で一番この作品が好きです。作者さん、どうか続きをください。

1

いつか王子様が

上巻に引き続き扉絵がとってもかわいい。
目次ページの配色もメインカラーと揃いのようになっていて素敵!

さて、BLに誤解・思い込み・すれ違いはつきものとはいえ、作中での青柳くんの暴走っぷりに少々ハラハラとしてしまったのですが…
なんだかんだとすれ違いながらも、お互いへの気持ちが自覚していたよりもさらに大きく育っていく姿に、早く素直になって話し合って!ともどかしさでいっぱいになりました。
この辺りの展開はやや長尺だったかなーと感じなくもないのですけれど、だからこそ後の展開がドンと効いてくる。
恋愛未満ばかりだった切ない過去を思えば、青柳くんがネガティブになってしまうのも理解が出来るものです。
そこに王子様こと浅桐が嘘のないやさしい言葉で青柳くんの心に柔らかく寄り添っていくんですね。

こちらの作品、上下巻ともにセリフのチョイスと会話のシーンがすごく良かったなあ。
どれもシンプルな言葉でありながら、感情がしっかりと乗っていてストンと胸に落ちてくるものばかりで好きです。
素直で誠実で、でもどことなくぽやっとしたかわいらしさのある浅桐が口にするストレートな言葉の破壊力ったら。
なんだか下巻は終始攻めの浅桐がツボで仕方がありませんでした。
なんてじわじわ萌えがつのる人なんだ。
青柳くんが思い描いているほど完璧なみんなの王子様ではなくて、強くもなくちょっと臆病で、気を抜くとすぐに部屋を汚部屋にしてしまう不器用でかわいらしい普通の人だったのがこれまた良かったところでして。

いつか王子様がなんて有名な楽曲がありますが、攻め視点の巻末ショートを読むと今作は「いつか(きみの)王子様に」がぴったりな言葉かなと思います。
愛情深そうな彼はこれからもずっと1人を愛し続けるでしょう。
とびきりの笑顔に癒される素敵な作品でした!

3

可愛いのに切ない、切ないのに可愛い。

上巻で二人の心が繋がっていくのを優しく可愛く丁寧に描いてくれたのが、すごくすごく好きだったので……正直こんな風に酔った勢いで襲っちゃうなんて残念と、最初は思ったんですが。
でも何か、許せてしまった。だって、青柳の残念な恋愛観から始まって、王子への欲や期待が芽生えては打ち消して葛藤してきたことも、それでも心から王子のことを想って尽くしてきたことも、ずっと見てきたんだから。
浅ましくても卑しくても、ズルくても弱くても、仕方ないじゃん……人間だもの。
それに、王子の方からも返して来てるんだから。ほっぺにちゅーからの「可愛いね」が、あまりにも王子らしくて破壊力が強かった……! ほんとに可愛かったしね、青柳くん。

相手の心を深く考える二人の優しさが、一歩踏み外したら悪い方へ悪い方へ転がって、すれ違うのが切ない。すれ違いまくってるのに、どこまでも優しい。優しいのに、そこに青柳の恋愛への卑屈さが掛け合わされると、王子の心を切り刻んでしまうのが痛々しかった。らしくなく言葉を荒らげる王子、もっと怒ってもいいぐらいなのに、半端に呑み込んでしまうのがまた青柳を追い込んでしまう。優しさがここまでお互いを傷つけることがあるなんて。
辛い展開が続くなかで、ちょっと笑わせてくれるのも好きでした。二人して木の影から覗いてるとか何なんだ、吹いちゃったよ。可愛いがすぎる。

眠れる巣箱の王子様がやっと自ら目を醒ましたんだから、兄の登場は無くてもよかったんでは?という気もしないではないけど、兄が面白かったからまあよし。いろんなことが一気に解決したし。
大切な人を守るため闘おうと(傘で殺ろうと…)するの、さすが王子様。

気持ちを通わせることができてからは、元々が素直な二人だから、これでもかというぐらい好き好き可愛い言ってましたが。
これからも、突拍子もないすれ違い漫才を繰り広げていくんだろうな。それで誤解がとけたらイチャイチャして。いつまでも幸せに。
私は「王子」呼びが結構気に入ってるんだけど、恋人になったらどうなるのかな?と気になってたから、最後にちょっと触れてくれて、自分的にすごく腑に落ちて良かったです。

王子の部屋に、アヒルちゃん?みたいなものが増殖してたのが気になった……嬉しそうにル○バに乗っけてる王子が目に浮かぶなあ。

1

No Title

世の中はこんなにも多様性やハラスメント禁止など高々に謳いあげていても、ゲイが生きにくいのは言うまでもないが、無精子症の男性もまた生きにくい世の中だと痛感させられた社会派問題作でした。

お話の二人はとても可愛くてほんわか男子達なのに。

自分が子供ができにくい体か普通かなんて分からないけど、あえて子供が作れない男性と結婚する勇気は正直自分にはない。結婚して、不妊治療後判明したら話は別だけど。

この主人公たちのよう好き同士の二人がいつまでも幸せに暮らせる世の中になれるといいな。と思いました。

2

ふわふわビターそして甘々

上巻はふわふわしててちょっと苦い展開だったのが下巻にやっとくっついて甘々追加。
下巻も読み応えのある内容でした。
2人ともこれまで散々悩んできた2人なのでこれからは仲睦まじくお部屋のお掃除頑張ってほしい。
王子が青柳くんを可愛いって思うたびに良かったねー青柳くん!って気持ちになりました。

3

No Title


青柳くんが自分のことなんて誰も好きになるわけがないって思ってしまって諦めてるのが切ない……。それにしても掃除スキルが素晴らしいw 王子の過去のショックも計り知れないだろうなぁ...

そしてあんなことに……!なかなか本音を話し合えないところに現れた救世主よかった!お互いがいてほんとに良かったね

1

泣けたよ〜

泣けて泣けて。
読み終わった今、どこがどうだったとか具体的に言えないのですが。
良い人と良い人がすれ違っちゃって、悲しくて悲しくて。

でもすれ違うのも無理もないというか…。
誰も悪くはない。ただ話をしなくて青柳が暴走はしてしまったけど。

本当は自分はどうしたいか?
それを見つけて叶えるのは大変ですよね(泣)
つい目を背けて逃げがちですが(私も)

誰でもいいことなくなったね!君じゃなきゃダメみたいだよ!青柳。
浅桐もやっと自発的に掴んだね!

ご機嫌な二人の顔がニコちゃんマークみたいで可愛いです。

君だけの王子になるのも悪くないよ♡

もうどこがどうでだからこうでとか考えるの無理!心が動いたから神で。

4

二人ともかわいい

上下巻、まとめてレビュー。
作家さん買いです。
秋平さんの作品を上下巻で読むことができて、まずは幸せ!

キラッキラのイケメンエリート浅桐さんを「心の王子様」と崇めている青柳くん。
青柳くん、かわいかったなぁ。
なんていうか、全編通して存在そのものが癒し。
だから、ノンケの浅桐さんが青柳くんを選んだ理由がつべこべ言わなくてもわかる。

なんでこんないい子が、粗末な扱いを受けていたのかしら……
過去の男たちを成敗したいわ。

ほわほわコミカルなテイストだけど、浅桐さんのゴミ屋敷化に至った残酷な理由と「好きな人と結ばれたら、青柳くんはどうしたいの?」という問いに対するシンプルな青柳くんの答えがガッチリ組み合わさって、浅桐さん!青柳くんと出会って良かったねぇ!!という気持ちでいっぱいになります。
「青柳くんじゃなきゃだめ」ってのが無理なく本当にその通りだと思える。

ほんと青柳くんいい子。
残された写真と共に過去のことを打ち明けてもらった時も「残っていて良かったですね」と心の底から言えて、そして「俺の存在も浅桐さんの一部になれるのだろうか この先会えなくなっても‥‥」というモノローグなんか、いじらしすぎて泣ける。

攻めの浅桐さんもナイスでしたねぇ。
休日のノホホンとした姿のメガネ浅桐さんにも萌えたし、ポンコツなところも萌える。好き。

そして書き下ろしの攻め視点が最高でした。
顔しか取り柄がないと思うに至ってしまった王子様の悲哀と、そして怯え。
愛が滾りすぎるがあまり、青柳くんはいつか他の男に目移りする日が来るのでは……と無駄に苦悩する王子様。
(永遠にそんな日は来ないに決まってるのに!)
こういう攻め、大好きなので読んでてニマニマが止まらなかったです。

6

大好きです

読み終わった後の満足度高くて、最高に幸せな気持ちになります。今年1番の充足感です。ほわっとした綺麗で優しい絵柄の中で進む救済も含んだストーリーに魅了されました。性や体質って自分ではどうしようもない事なのですが、それで諦めてしまう気持ちが理解できるのでとても沁みました。王子の破壊力の強い可愛らしさと天然炸裂しているところに青柳くんがしっかり突っ込みいれていたり(爆笑です)言葉の選び方、細かい表現に感情移入して、喜怒哀楽全ての感情を全て使って読破しました。素晴らしいです。全部のシーンが愛おしいのですが、酔った勢いで結ばれた後に会社に向かった王子がキラキラしていて(可愛いの暴力)読者としては、恋じゃん!!って分かるので、後のすれ違いシーンでは、胸がギュッと痛み泣きました。でも諦めなかった王子もかっこよかったし、どんな姿でも変わる事なく愛情を向けていた青柳くんも王子様に見えました。2人の王子様が!!ダメな部分も相手の一部として愛しいと想えれば素敵な事なんですよね。最後の嫉妬する王子のお話しも可愛くて悶えてしまいました。これから2人でくすくす笑い合いながら、幸せに歳を重ねていくのだろうと思うと、更に幸せな気持ちになります。続編も出来れば!!読みたいです。今度、作品片手ににペンギンのいる水族館にお出掛けしようと思います。年齢や境遇は選ぶかもしれませんが、たくさんの方に読んで欲しい作品です。

6

日課です

毎日読んでいますが、読む度に色々な感情を呼び起こしてくれます。心温まる大傑作です。書き方変えれば重いテーマも含んでいますが、それを感じさせない多幸感がありました。BLが苦手な人にもお勧めしたい作品です。2人がすれ違うところは、どちらの視点からも感情移入して涙腺が緩みっぱなしでした。心理描写や言葉が全て染み渡ってきます。こんな風に愛し愛されるって素敵だなと思います。作者さん買いではありますが、出会えて良かった素晴らしい作品です。

3

ハッピーハッピーエンド

上巻からひきつづき。

酔った勢いで遂に一線を越えてしまった浅桐と青柳。

やっとくっついた~!と思いきや、
なんだか雲行きが怪しくなってきたぞ・・・?

これまで片想いばかりでまともに誰かに想われたことのない青柳は
あらぬ誤解から退職とお見合いを決め、
一方で優しすぎる性格とヘタレ根性が災いして臆病になってしまう浅桐。

あんなにいい雰囲気だったのに!!と
声にならない叫びをあげたところで突然、青桐兄の急襲。

弟とは似ても似つかないテキトー自由人な兄でしたが、
そこは兄、ナイスフォローで見事二人のキューピッド役を務めてくれました。

拗れに拗れてしまった二人の想いを代弁してくれ、
ようやく二人は両想いに。

青柳と浅桐、それぞれに過去に傷を抱えてきたけれど、
こうして結ばれてようやく報われた思いでした。

切なさもあるけれど、優しくて可愛らしくて、
読み終えた後は心がほっかほかになっておりました。
ハッピーエンドを通り越して、ハッピーハッピーエンドでした♪

3

良質な上下巻‼

上下巻でのレビューです

上巻の終わり方…!
まさかの急展開に「えッ?!Σ(゚Д゚)」と思った読者の方は多かったのではないでしょうか…???
あんな終わりでもし、下巻が同時発売でなかったら気が気でなくて耐えられなかったかも知れません…
本当に同時発売にしてくれて良かったですし、そして上下巻だからこそゆっくりここまで進んで来れたし描き切る事が出来た2人の気持ちがとても胸に響きます

全体的に青柳君の少々暴走気味なキャラのお陰でコミカルに進むのでとっても楽しく読めます!
青柳君が笑いの担当かな?なんて思ってると浅桐部長が急に天然ムーブをかましてくるので耐えられず笑ってしまったりもしばしばですwww
私的なお気に入りは浅桐部長の出勤待ちを木の陰から待つ青柳君を後ろから窺う浅桐部長のシュールな図
そしてそこに大オチで現れる山田部長wwwちょっとカオスで笑いました!!

笑いながらも心を温かくしてくれる良質なお話しでした
少しだけ浅桐部長の元カノの打算的な所が好きではなかった、、、という所はありました(なぜ近場で…?という点が好きになれなかったのです…)が、先述の山田部長や青柳君の庶務課の同僚さん達など素敵な人も多いので基本は心を大きく乱してしまうような事がなく読み続けられるのも良き所でした
何よりも「お兄ちゃん」という最高のサポートキャラにも楽しませてもらいましたしね♪

攻めも受けもそれぞれに同じくらいに好きな所や魅力に感じる所があって、私としては全力でCP推しが出来るのもすごく好みでした!!
愛すべき2人でした

個人的な読み方の話ではありますが今週末はとっても良質なリーマンBLとの出会いが続いて大変癒されました♡

8

上下巻さいこー!

上下巻でたーっぷり
秋平先生のお話が読めて
めっちゃ幸せでしたー!

秋平先生作品の
明るくてちょっとおばかな受けのキャラが
めっちゃ好きなんですけど
青柳くんがそれドンピシャで
最高にテンション上がりました。

王子のくすくす笑いに萌えたし
独特な略し方のモンゴルぱちに爆笑。
めっちゃ好き!ってなりました。

いままでお金を払って
自分の欲を満たしてきた青柳くんと
相手の幸せのために
自分の気持ちを封印してきた王子。
これまで「諦める」ことが
普通だった2人が幸せになってくれて
ほんとうに良かったです!

8

やはり全体的に濡れ場は少なめ

下巻も上巻に引き続き濡れ場は控えめなので本当にストーリー重視、BL初心者さん、濡れ場シーンあまりない方が好き、の方とかにはだいぶおすすめ作品だと思います。
また年上×年下なんですが年齢差的にはでも攻めのほわわんとした感じや、タイトルからきてるゴミ屋敷の件などで、わりと受けの方がしっかりしている感じが強いです。
また、下巻の方は巻の初めに勢いで合体までいったたものの、そこから二人のすれ違いなどがありとにかく先の展開が楽しみでなりませんでした!

0

もどかしさに煽られまくるっ…!のに・・・大層な幸せに包まれます♡

はぁぁぁ~良かった…‼すんごくLOVE STORYでした♡

とても丁寧に進んでくれるお話しなので「救済」がメインになっていくかな?と思ったりもしたのですが救済でも勿論あるけれどそれ以上に恋愛のもどかしいすれ違いや胸キュンを味わい尽くせる下巻でございました (ღˇ◡ˇ*)♡

完全にMVPは青柳お兄ちゃんですけどね!
もぉ完全に犯罪者フラグ回収か…!?と思ったらさ、、、めっちゃ陽気なお兄ちゃんでしたよ!!
…最高でしたっ(笑)

でも1番の最高はやっぱり2人の笑顔(о´∀`о)
仕切り直しと言っていいのかな?
過ちや勢いなんかではなくて、しっかりお互いが求め合った後の2人の幸せそうな笑顔が…!最高 of 最高!!
えへっだったりテヘだったりクスっとほわっと笑顔の絶えない2人だったけれど、この2人の笑顔は「幸せだーーー♡」「幸せだねーーー♡」っていう気持ちが溢れた笑顔そのもの!!!

これからはお互いの性格も考慮して、たくさん話し合いながら、たまには変な暴走もしながらも楽しく日々を送って欲しいです
そしてお互いの為にもそしてお隣さんのテラスを守る為にもいち早く一緒に住んだ方がいいね、この2人は( ´3`)~フフ♪

電子にはカバー下がなかった…(DMM)
読みたかったなぁ~


修正|セリフ吹き出しなどでカバーしたりするような修正不要な描写で世界観を壊すような事はありませんでした

2

なんじゃこりゃ〜〜〜!

(上下巻あわせての感想です)
秋平しろ先生はお初でした。
やや独特の絵柄でなかなか手を出せずにいたのですが、今作は大好きなオフィスラブということで、ついに踏み出してみました。
そして、完全に虜になりました!

絵柄、ストーリーのテンポ、台詞選び...どれもこれも完璧でした。
苦手で避けていたはずの絵柄も、作品の魅力を最大限に引き出す要素で。

ネガティブにネガティブを重ねたような性格の青柳くんが上巻の終わりから下巻の始まりにかけて急に大暴走したのち、完全に思い込みの沼に沈んでしまうところが切なかったです。

一時はどうなるかと思われましたが、最後には大満足のハッピーエンドで良かったです(泣)

2

下巻を読んで…

はぁ、そう来ましたか青柳くん…実に欲に忠実で申し分ない。と思ってしまいましたが、関係が進むどころか大暴走でハラハラさせていただきました。
でも決して嫌いじゃないです。www

思ってたのと違った点は朝桐部長が決してスパダリじゃなかった点です。下巻では彼の過去のトラウマが明らかになってて、どうして青柳くんに惹かれたのかが分かって随分前からの両思いだったのだと知る事が出来ました。

ちゃんと朝桐部長が言葉にしていれば青柳くんの暴走もなかったんだと思ったし、青柳くんが居ない朝桐部長はあんな事になってしまうのかと納得でした。

どちらも臆病故に言葉に出来なくて相手に誤解を与えてしまってます。お互いに抱えていたものが根深かったことが分かるエピでした。

そして話をややこしくするのが田舎から上京して来た青柳くんの母親で、彼の状況を更に追い詰めるんです。両思いだって分かってる読者はかなり焦ったく感じると思います。

ここで重くならないのが秋平しろ先生の手腕でして、話にだけ出て来た当てにならないという青柳くんの兄が登場します。この兄のキャラが凄く良くて停滞してた2人の関係を動かす事になります。

兄が去った後の2人の表情が凄く幸せそうで、読者も多幸感を味わう事が出来る作品だと思います。

大好きな秋平しろ先生の作品を上下巻でじっくり読むことが出来て幸せでした。
また、カバー下の漫画も最高ですので多くの方に読んで欲しいと思いました。

6

下巻…さらによかったァああああ!!(←エコーかかってる)

下巻の冒頭では、王子様な浅桐と青柳が寝てしまいます。
寝てしまうといっても、あっちです。
大人の意味の「寝る」、ですね。
で、朝起きて激しく同様する浅桐に、青柳は自分のしてしまったことの重大さに気が付き、許されないことをしてしまった、と今度こそ辞職や慰謝料などを考える事態にまで追い込まれてしまいます。

まったく浅桐はそんなことを思っていないのに、、、


そして浅桐を避けるようになる青柳。

そこへ田舎から青柳母が上京してきてお見合い話が進んだり、、、


顔を合わせなくなった2人は、お互いのことを悶々とただ考える日々が続きます。
そしてようやく顔を合わせることができてもうまく誤解が解けず、より絡まった糸がこんがらがってしまう始末、、、

どう考えても両片思いなのに、全然うまくいかない感じが大好物のまりあげは的には、最高の美味しい展開に切なさで身悶えました!!(ドMか笑!)

からの、不審者ニュースがテレビで流れたあとで、青柳家に近づく何やら怪しい後ろ姿が、、、
と思ったら、まさかの青柳兄!!

この兄はいい人で、むしろ2人の仲を修復させた救世主的な感じもしましたね??

兄の登場から一気にハピエン!!
読者のお気持ちも最高潮になっていく感情!!
両想いのえち後の幸せな2人の笑顔は、こちらまでほっこり温かいお気持ちが胸に灯るのを感じました。

それから浅桐の髪を乾かす青柳!!
良き!!
よく攻めが受けの髪を乾かしたりするシーンを目にしますが、その逆って個人的にはあまり見かけないから、ううっ…! 最高…! ってなりました。
からの外での浅桐からのプロポーズにも似た告白が最高でした!!

そして、恋だけじゃない。
色々人生を諦めていた青柳の居場所は、ちゃんとそこにあったことを知ることになる感動のラスト。


お城も王子様も手を伸ばせば触れられるところにちゃんとあった、って。

なんだか、いいモノローグですよね。
じーんときました。

ということで、巣箱はどうやらリバウンドしてしまうらしいので、これからも2人で巣箱の快適さを保ちながら愛を育んでいってほしい。そんな心温まる上下巻のお話でした。
好きすぎるお話でした♡


4

タイトルの妙

酔っ払った勢いでキス(BLで何度見たことでしょう)の後、最後までしてしまうんですね。これもありますね。
酔った勢いで進展するのはストーリー上だけでなく、浅桐にとってもよかったことだったと。
浅桐が青柳はどうしたいのかばかりを考えて自分の意志が後回しになっていることがわかるまで時間がかかり。
その間、青柳は浅桐を避け、ネガティブぐるぐるを続ける。
青柳が思い込み激しく暴走気味なのは母親譲りですかね。
余談ですが、私がBL好きなのは2人のやりとりが見たいからで、片方の独りよがりぐるぐるが続くとすみませんが短めにお願いしたいです〜となっちゃいます。恋愛において1人ぐるぐるやじりじりは避けて通れなかったり、それも楽しいのかもですが。

それぞれ自分に向き合い話さなくちゃとなってからのハピエンの流れがよかったです。
青柳兄もいい人だったし。
青柳はそれこそ夢のようにしあわせだろうなと思いました。

浅桐が王子様でも完璧ではなく、巣箱作りをしてしまうので青柳が必要というオチもよかったです。
もちろん愛情あってのことですね。

2

一緒に、前へ。

浅桐さんのことは好きだけど「手の届かない人」だと一線を引いていた青柳が、ついに衝動のままに動いてしまった…!というところで終わっていた上巻。

その先を知るべくドキドキで読みはじめたのだけど、いったとしてもキスまでかな?と思っていた彼らが一気に肉体関係になったのは正直驚きました。
でも。青柳の気持ちがこれまでのセフレに対するモノと違うのは明らかなので、衝動的な始まりだったとしてもしっかりと想いを伝えて、拗れずにいい関係になってくれるのだろうと安心していました。

ところが!話し合うことができなかったふたりは、見事にすれ違って拗れまくってしまうわけです…。
恋愛経験値の低い青柳の「浅桐さんのことを思って」という言動すべてが裏目に出てしまうし、浅桐さんも戸惑いと動揺から動き出せなくなってしまうしでハラハラしっぱなし。
顔を合わせて話をしたところで上手く噛み合わずに修復不可能になってしまうのではないかと本当に心配でした。

そんな時に現れた救世主・青柳の兄(笑)
ゆるーくチャラく、そして不審者全開で登場した兄の核心を突く言葉によって事態はガラリと好転し、やっとその気持ちが交わることに。
恋に臆病だったふたりですがスタートラインに立ってしまえば怖いものはもうなくて、お互いを想い合う優しさにあふれたやり取りに感動したのでした。

おちゃらけたところのある青柳といつもふんわりしている浅桐さんの人柄のおかげで、クスッと笑えてほんわかできるあたたかなお話に見えますが、そのテーマは実は結構重ためだったのかな、と。
読み終えてからズシンとのしかかってくるような苦しみはあったけれど、揃って前を向いて歩き出せたふたりにとっては、辛かった過去もひとつの思い出として捉えられているのかもしれないなと感じて、少し心が軽くなりました。

ふたりにはずっとずーっと幸せでいてほしいな。自然とそういう気持ちにさせてくれる本当に素敵なお話でした。最高に面白かったです!

4

ほんわかしてきます

すみません、きっとあらすじなどは他の皆様が書かれてると思うのでホントに感想的なもので書かせてもらってます。
とても現実味ある内容も含まれてるし、重めのものもあるのに、苦しいとか悲しいとかでなくじんわりと暖かみを感じながら読めるとってもすてきな作品と思います。
みんな持っている自信のない部分や表面にはでてないけれど傷を読み手自身とは全く違う世界であるかもしれないのに癒やされていくような、ほんの少し上向きになれるような、そんなお話でした。
疲れてるなぁと思うときに読んでみたいな、読んでほしいなとオススメしたいです。
読めて良かったです。ありがとうございます。

3

心温まる幸せな作品

浅桐×青柳

距離が近づいていくところに、
体まで・・・やってしまった。だが、

ゲイの葛藤が生々しくて、
自信が足りないのゆえに引くとする青柳。

臆病で伝えられない気持ちに迫られてしまう浅桐。

お互いに好きだけど、
不器用で宙ぶらりんでもどかしい!


ゲイとノンケ、それぞれの叶わなかった理想が切ない。
2人が寄り添ったり、すれ違ったりする過程が、
いい面だけではなく、
お互いのすべてを受け入れ合う救いとなっていく。という愛情が感動的で、
恋の難しさの合間に笑いがあって、
読みやくて、心温まる幸せな作品でした。

2

最高のハートフルラブストーリー!!

上巻が2人の人柄や境遇、距離を縮める過程を知るためのお話で、下巻はBLとしての本筋、2人の恋愛のお話という印象でした。

ちょっと辛い面もありつつ基本ゆるふわ癒し系だった上巻に比べすれ違いからくる切ない展開が多めでまたゆるふわで幸せな2人を見るまでとても辛かった〜!

浅桐さんが青柳くんと身体の関係を持ってものすごくウキウキ可愛くなっているのを見た後に青柳くんが焦っているのを見てこの後の展開を想像してとてもしんどかったです…
でも青柳くんもなぁ〜自分のことを恋愛として好きになってくれる人なんかいないって経験から思ってるのもましてややったことで殴られたことまであるって思ったら謝り倒してお金渡しちゃう気持ちもわかってしまうところが辛い…
本当に嵐のように登場して悩ましいところ全部掻っ攫っていったお兄様に拍手喝采ですね!!!間違いなくMVP!!

幸せそうでふわふわしててちょっと面白いゆるきゅんな2人の日常をもっともっと拝みたいくらい本当に大好きな2人です!!

よく見たら表紙も中々のインパクトですよね…おとぎ話のようなふわふわピンクの青柳くんの周りに舞ってるのお札だし、キラキラ王子様の浅桐さんの背景ゴミだし!!センスに脱帽です!!

9

手を伸ばして触れることが叶った、王子様

青柳くんのお兄ちゃん……!!!!




グッジョブ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(๑•̀ㅂ•́)و✧

もう、この一言に尽きるー!!!いや、他にも言いたいことはあるんですけども。不審者のように現れ、風のように立ち去ったお兄ちゃん(笑)が、めっちゃいい仕事してました◎

王子と青柳くん、お酒の勢いもありとうとう一夜を…となり、その後のすれ違いは切なかった。。

それをね、お兄ちゃんが!!あーー、いいお兄ちゃんだったわ。。

そして、自分の気持ちを見つめ、認めてちゃんと言葉にして伝えられる王子のカッコ良さよ。王子が王子たる所以ですね…

終盤の王子視点の「憂いの王子様」、こちらの内容も、最高of最高でした・:*+.
自分は「顔だけの男」だと思い、前の彼女と別れた原因からも「男としての自信」を失っていた王子。
そんな王子を変えてくれたのが青柳君で、今はもう王子にとって唯一無二の人なんだな…と。はあ、感激。。グッと来るわ。。

最高の読書時間をありがとうございました、と言いたいです✨

5

悩める王子様

上巻からの続きを経て、2人の間に巻き起こるBLムーブはまさかの展開!
こ…こんなことがあるとは。冒頭から嬉しビックリです!(〃ω〃)

2人の恋愛模様はスローペースを予想していたので、正直なところ驚きましたが、これによって2人の関係が大きく変わっていくことは喜ぶべき案件。だって、あんな勢いでもなければ、この2人の仲は簡単には動きそうにないからです。


下巻からは浅桐の視点と青柳の視点が入り混じります。浅桐の視点があるとないとでは物語の理解が進みにくいと思われるので、これは有り難かったです。浅桐の真意は下巻の盛り上がりに欠かせないので、じっくり堪能して下さいね。
浅桐の中に眠る青柳への想いを自覚してゆく過程は戸惑いながらも前向きです。ここにきて青柳を恋愛対象として意識する浅桐の心の中はぐちゃぐちゃだけど、それだけ青柳に本気なんだということが分かります。
錯綜する二人の想い、すれ違う恋心、勘違いや誤解のオンパレードにずっとハラハラさせられっぱなしでした。結ばれるべき2人が結ばれない方向へ傾いていく焦ったさといったら…めちゃくちゃ切ないです。

どちらも圧倒的に言葉が不足していて、しかも本心をきちんと伝えていないからすれ違うんですよね。相手の出方を伺ったり、反応をみたり、先回りして間違った行動をとったり、どれもこれもが悪手ばかり。
彼らには不安もあるけど、でも期待の方をもっと感じました。ここからどう挽回をはかっていくのかドキドキしながら、2人の行動からずっと目が離せませんでした。

臆病で不器用な2人の恋の行方がどうなっていくのか非常に気になりますが、どうか温かい目で見守って下さい^ ^


キラキラした王子様の素顔は1人の悩める男の姿なのかも知れないけど、自分1人のためだけに悩んだり弱さを見せる姿だって、王子様に変わりはないんですよね。自分だけに見せる、自分だけが知っている特別感は、ある意味理想の王子様。
これからは未来永劫青柳のためだけの王子様でいて欲しいなと思います。

ホッコリと心が温まる世界の中で、幸せに浸る浅桐と青柳の笑顔がとても印象的でした。
魅せるストーリーが素晴らしい最高の読後感でした(*´︶`*)

4

最高です!

可愛かったです!!

不憫そうで可愛くて健気だけど制欲強めな受けとおっとり無自覚王子様攻めの
とっても愛しいラブコメでした

シリアスになららないように散りばめられた
可愛さと笑いが最高

キュンとしてほっこりして楽しかったです

秋平さんの漫画は幸せです

11

切な焦れったいッッッッッッ!!!

あっ……、
あっ……、
表紙は青柳がお金で……、
浅桐は汚部屋なんだ……。

読む前は表紙をそんなに気にしてなかったけど
タイトルといい、表紙といい、上手いな……。

青柳がお金で解決してる奥に隠してた願望。
浅桐が汚部屋の中に隠している本当の自分。
どんどん露呈していく下巻は涙腺が緩みまくりでした。

2人とも、コミュニケーション能力はあるのに
肝心なことは言葉にしないからすれ違うんですね。
そりゃ相手も誤解するわ。すれ違うわ。当たり前。
ってツッコミいれたいほどヘタレ。

ただ、そこに至るまでの彼等の心理描写が丁寧で
ヘタレにはヘタレの理由がちゃんとあってーーー。

ゲイだからと本気の相手にされず、
好きな子にもお金を払って抱いてもらってた青柳。

浅桐は元来自分の感情を伝えるのが苦手そう?で、
身体的な自信喪失も加わってどうにも拍車がかかる。

恋愛に対する自己肯定感の低い者同士が
ぶつかって、誤解して、すれ違って、、、、
もぉぉぉぉぉぉぉ切な焦れったいッッッッッッ!!!

浅桐なんてさー、
青柳から告白されてるんだよ?
めっちゃ好きオーラもらってるんだよ?
なのになんでッ!なんでッ!!!(;皿;)ウガーッ!

って思わなくもないけど仕方ないのか。
汚部屋作っちゃうぐらい繊細な部分だもんね (泣)

青柳のなんでもお金で解決するクセ。
これもかなりグサッと刺さりました(;ω;)
いっぱいいっぱい傷ついてきたんだろうな。
ゲイだからって自分を卑下しちゃうの見てて辛い。

そんな自己肯定感が低い者同士が優しく寄り添う。
今までに無いほどの幸福感に満たされていく姿…!
互いの傷を受け容れて温め合う彼等に涙腺が緩みまくりでした(;///;)

これからはバリバリに愛し合って
自己肯定感爆上げ幸福ライフを送ってくれ~~~!
と願わずにはいられませんでした(;////;)

あと脇役の山田部長。
ノンデリのおっさんかと思いきや良い人でしたね。
個人的に脇に登場した中で一番好き!(﹡´◡`﹡ )
(カバー下漫画で登場したのうれしー!)

8

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