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kouguu no omega
絵で見てふつくし、読んでも美し。
設定はよくある設定ですが、
王子と后(予定)の二人のキャラクターもすごくよかった。
后といえど男オメガはやはりどの世界でも身の危険が付きまとう立場。
そでも気高く芯の強さは失わない。
主人公の后に惹かれる作品でもありました。
また彼を取り巻く側近女性もよかったなあ。
神作!!!
壮大なストーリーと、主人公イリヤの丁寧な心理描写に心を掴まれました。彼の成長が感じられる展開は圧巻です。
そして!!美麗な絵!! 冒頭の結婚式のシーンなんて、まさに神々しさが溢れています。
主人公イリヤは、美しく賢い王子。ですが、Ωであるために祖国では辛い経験をしてきました。そんな彼が、あたたかく豊かなハヌ国に迎えられ、大切にされることで少しずつ変わっていきます。
イリヤの魅力は、その美貌だけじゃありません。一見ツンツンしていますが、賢さからくる余裕がどこかセクシーです。そして、生い立ち故に自己肯定感が低いところも健気で目が離せません。
さらに、敵である例のアホ王子に屈しないイリヤの姿が痛快です。イリヤ様最高!!!
そしてハヌ国の若き王様ハーリド。幼いながら兄二人を飛ばして即位した天才です。イリヤとリラックスしているときは年相応の子どもらしい一面を見せることも。ですが、随所でイリヤを特別に思っている描写が本当に素敵です。
徐々にイリヤも心を開いていきます。二人の精神的な絆が強まる様子に「幸せ…!」と感じていたその時、衝撃の展開が!!!え?!ハーリド?!何が起こったの?!ハーリドオオオオオ!!
こうして、感情のジェットコースターのような終わり方をする上巻。最後の展開がすごすぎて、下巻をすぐにでも読みたくなります!
※上下巻読破済
雪の王国に生まれた美しい王子はΩという性を持つことから王族でありながら虐げられてきました。そんな心を閉ざした彼が政略結婚という形で別の国(Ωを尊ぶ国)の王様に嫁ぐことになりました。未来の夫にも会わないまま結婚式まで過ごしている中である少年に出会います。
その少年との出会いから彼の中で止まっていた物語が動き出していくのですが、壮大な話でした。とてもただのBL作品とは思えないくらい満足感がありました。南国×エジプト×中華という感じの雰囲気の作品でした。というのも、この国の宗教観がエジプトに酷似していたり、背景は南国の宮殿ような雰囲気だったり、服装に少し中華っぽさがあったりという感じでした。主人公(受)は色白ですが、お相手(攻)含め登場人物の殆どは褐色の肌を持つのでそれが苦手な方は向いてないかもしれません。
Ωの主人公は母国での経験によって冷めた性格をしていますが、彼の成長や心境の変化が細かく鮮明に描かれていて、気づいたら物語に没頭してしまうと思います。
露久先生作品初読みです。絵が美しく世界観にピッタリですね。
上巻のみの感想です。
お話も冒頭から流れるように進んでとても読みやすい。どうなる?どうなる?とページをめくる指が止まりませんでした。
オメガバと宮中の後継者争いのお話のマッチングがバッチリ(少女漫画でありそうな設定だけどいいんです)
ハーリドが数年後にはイケメンになるでぇとワクワクしながら読みまして(下巻表紙は薄目でしか見ておらず)お約束とは言え、ラストに想像通りのお姿で登場して喜びました。読者の期待に応えて下さる作家さま好き。ま、相性でしょうけれども。
イリヤとハーリドの出会いから心を通わせるシーンが美しい。短いくだりでイリヤの考え方、生き方が変わることが自然で共感できてすばらしいです。
ハーリドがイリヤに惹かれるのがさりげないながら強い思いだとわかってよかったですし。
スゥヤもすごくいいですね。
下巻楽しみです。
強い受けが好きなので、試し読みでイリヤが気に入って購入。
顔は綺麗なのに、ズバズバ言う。
時々出てくる、目つきの悪いイリアも可愛くて気に入っています。
攻めのハーリドはかわいいです。
絵が綺麗なのと、お付きのスゥヤ、タルジュも好きです。
年の差カップルで、攻めが幼いですか、関係の深まりも感じます。
国ごとに常識が違う設定も面白く読めました。
萌評価なのは、もう少しじっくりエピソードを読みたかったからです。ないものねだりです!
とても美しい作品。大好きなジャンルです。
上下巻で完結では物足りない
ストーリーは王道ど真ん中。展開も読めるし、どっかで見たことあるな、という印象は拭えない。
でも、わかっていても胸アツ。
できれば、2人の関係がもっとかけがえのないものになるようなエピソード欲しい!2巻完結では無理だと思うけど。
あと、勇敢で聡明な女性で成立してしまう印象。環境整備や技術提供は女性でもできるし、ストーリー上女性の方が魅力的なだったような気もする。
殺し合いたくないのは理解はできるけど、反乱軍を立ち上げるくらい血気盛んな方がBLの醍醐味というか、攻受ともカッコよくて好みだったなぁ。という気持ちになりました。
BLアワード2024エモーショナル部門2位おめでとうございます!!!やっぱりそうですよね、素晴らしすぎますよねこの作品。作者のお二人方、ほんとうにありがとうございます!
もう皆さんはこの作品の素晴らしさをお分かりになっているでしょうから、ひとりごとを呟かせていただきます。
そもそも受け様であらせられるイリヤ様が私の理想の受け様すぎ問題なのですが???本当は賢く知性溢れるお方なのに、Ωという性にコンプレックスを抱えておいでなんです。幼少期をα至上主義の祖国で過ごしたおかげで、ちょっといじわる(でもほんとは優しい)。最初は猫をかぶってて、どうせ世の中はどうにもならないって思っていらっしゃるんです。でも政略結婚の道具に使われたとしても心だけは渡すものかと気丈に振る舞う姿はカッコよすぎです!
さらにさらにこの世のものとは思えぬ美しさをフル活用しるところも恐るべし!!!
10歳のハーリド様はお可哀想に笑
そんな幼い年齢からイリヤの色香にあてられたらもうゾッコンでしょ!
そのイリヤ様がですよ、、、8歳も年下の男の子に段々惹かれていく様子は神以外の何物でもないです!
いや、ハーリド殿下に身を任せてもいいんじゃいんですか?まさに太陽の化身のようなお方ですよ!このお方なら安心じゃ!(誰目線やねん)
ハーリド様も恐ろしい子、、、!少年らしいピュアさを発揮してイリヤ様にアプローチする御様子は癒されますなあ。後宮は退屈だと呟くイリヤ様を、なんとか楽しませようとする姿もよきよき。
まじで過去最高作品でした!!!
アラブ系のオメガバースです。上下巻でストーリーがきれいに収まっているので、買いやすいし読みやすいです。
上巻は年下の他国の王に嫁ぐことになった自国で冷遇されていた王族の受けがメインです。
冷遇され、自暴的になっていた受けが年下の攻めに出会うことで、強い意志を持って強く生きます。
オメガバースですが、エロさはなく、本当にストーリーがいいです。
自国ではΩは冷遇されていたけど、嫁いだ先は、神の使いとして崇められる。大切にしてくれる王や従者のため、働きをかえそうとする受けにキュンキュンです。
ネタバレですが、攻めは前半出てくるのみで基本は受けがメインです。
また、ショタ攻めではなく、攻めは成長します。
レビューの高さからずっと気になっていてやっと読めました。上巻のみ読んだ感想です。
Ωとして生まれ人生を諦めながら生きてきた小国の王子イリヤと同盟国の王ハーリドが政略結婚させられるところから物語は始まります。
時代設定がよく分からない、異国のお話はあまり得意では無いのですが、すごく面白く読めました。
私はオメガバ大好きなのですが、上巻のみ読んだ感想だとオメガバ得意じゃなくても普通に楽しめるくらいストーリーがしっかりしています。
何より絵が美しい!
本当にきれいで、見とれてしまうシーンが満載です。
上巻のみでは何も完結しておらず、エッチなシーンもありません。
早く下巻を読んできます!
初めて読んだ作家さんでしたが、美麗な絵が王宮を舞台にしたストーリーにとてもマッチしていました。冒頭のカラーページのイリヤには思わず見惚れてしまいました。幼いαの国王に嫁ぐ年上のΩという導入で、もう2人が前途多難な道を進むであろうことは想像がつきますね。それでも、聡明な者同士打ち解けるのは早く、2人の会話は穏やかで思いやりが溢れていて、温かい気持ちになれました。Ωのイリヤが中盤までは何にも諦めモードだったのが、徐々に王や国を守ろうと目覚め、元来の強さを前面に出していく所も受けとして魅力的ですよね。展開的に上巻はほっこりするシーンが束の間で終わってしまいますが、ストーリーには引き込まれ、下巻への期待が高まっています。
すみません、上下読んでからのレビューになります
いつも表紙と試し読みで購入するのですが、ストーリーの進め方がすごく良くて、途中だれることなく最後まで夢中になって読めました。
(下巻では)もちろんエロいシーンもありますが、すごく綺麗で上品さがあって良かったです。
今年購入して良かった本として、色んな方にぜひ読んで欲しいなと思いました。
王族なのに、Ωに産まれたことで全てを諦めて生きていたイリヤ。政略結婚の道具となり南の豊かな国に嫁ぐ事になりました。後宮に入って直ぐに庭に迷い込んだ少年と言葉を交わします。結婚式当日、実はその少年が自分が嫁いだ国王ハーリドだったと知ります。
ハーリドもイリヤも気を遣わずに気軽に過ごせる後宮で自然体で過ごしているのが微笑ましかったです。イリヤは皮肉屋だけど、実は真実をちゃんと見抜いている様な心の声が彼の聡明さを感じました。そして、ハーリドがかっこいい!時間が無いと言いながらも、虎の子タルジュをイリヤにプレゼントしたり、国の将来を語る時はいつも美しい自分のお気に入りの景色を見ながらイリヤに話しかけたり。ハーリドは少年だけど、人生諦め過ぎていたイリヤでも、一生側にいます!ってなってしまいますよ。
ハーリドが行方不明になって、そこから、イリヤが決死の覚悟で宮殿から逃げる、そして助けてくれたのがハーリドの一番上のお兄さんだった、という流れは…ちょっとあれよあれよと都合が良過ぎたりしましたが⁈またザインも分かりやすい頭の悪い王子だったので、この先、絶対ハーリドは生きてるよね!と、わかってはいたものの、ラストに大きくなったハーリドのお姿を見た時にはカッコよくワイルドなハーリドにガッツポーズが出ました。
イリヤも、ハーリドを失った失意の中で、困窮する庶民が自分なんかに跪いて敬意を表してくれたのを見て、本来ならその尊敬の対象はハーリドだった。ハーリドの存在の大きさをかんじてこの国を救いたいと。そんな風に思ってくれたのがとても彼の成長を感じました。本当に真っ直ぐに側で使えてくれるスゥヤと、赤ちゃん虎から大きくなるタルジュの存在も、とても良いです。異国の王室の話が好きな方は衣装がとても素敵なので是非見てほしいです。
ようやく再会した二人と国の行く末はどうなるのか?下巻が楽しみです。
なんといっても、本当に絵が綺麗…!表紙を見てうっとり、ページを捲って口絵にもうっとり、豪華絢爛な宮殿の様子や宝飾品にため息が出ました…美、美、美の世界です。
オメガに生まれた不遇な王子であるイリヤが他国のアルファ王に嫁ぐも、彼はまだ8歳の子供でー
と続く王道ストーリーですが、絵の美麗さと無理のない流れとテンポで非常に読みやすく、下巻まで一気読みしました。
(※ハーリドの兄である第一王子が好きな人と結ばれるために王位を捨て外に出たなど、「ハヌ国では王室の者でも自由に道を進む」というのは少し都合がいい設定かなあ…なんて思いつつ。
実際の王国では王位継承権1位の王子が王位を捨てるとなったら、一大事だよなあ〜と…ファンタジーに真面目なツッコミを入れてしまいすみません;)
個人的にタレ目キャラ大好きなので、タレ目のつぶらな瞳のハーリドにきゅん。
下巻で思う存分、大人になったハーリド凛々しい姿も味わえ、満足感でいっぱいになりました。
特に、眠っているイリヤに我慢できずにキスしてしまうところ、湖のほとりで頬を染めながらイリヤに花を渡すシーンに萌え転がりました✨
少しずつイリヤがハーリドに心を開き、絆されていく(?)様子がまたくすぐったくて。
オメガバース苦手な方にも、それほど抵抗なく楽しめる作品なのではないかと思います。
美麗な王宮ファンタジーの世界をぜひ、味わっていただきたい!・:*+.
表紙のイリヤの綺麗さに心鷲掴みされましたが、一気にストーリーにも引き込まれました。
Ωだからと自分を認められないイリヤを
子供ながらに一生懸命に思いを伝えて溶かしていくハーリドが素敵で…大人になってから
相応しい男になってから番うなんて、また
男前過ぎて…さらに心鷲掴みされました。
やっと幸せになった2人のその後、甘々な結婚生活のお話も読みたいですね!
オメガ、アルファの話しは苦手でした。
もって生まれた性により、あからさまな差別や虐待がある内容は見ていて楽しいものはなくずっと避けていました。
でも評価を見て立ち読みから購入し、読めて良かったと思います。
美しい世界観、愛を貫く2人に感動しました
ちるちるWEBページを開けるたび、レビューランキング何週にも渡り載っているので気になって気になってしょうがなかった。試し読みでショタだったので「うーん、ちょっとなぁ」と躊躇していたけど、下巻の試し読みであのショタがいい男に成長しているではありませんか?それも褐色もあいまって色気ムンムンで。もう購入ボタン押してました。はい、上下巻一気に。お話も読み応えありました。ただ1巻では心の結びつきのみだったのでもうちょっと艶っぽい部分あってもよかったかなぁ。せっかく受けが絶世の美女なので。
政略結婚で嫁がされたΩのイリヤ。
自分の性にひどく劣等感を持っていたが、ハーリドや侍女と接する中で少しずつ心に変化が生まれる。
しかし策略により過酷な運命が二人を襲う。
簡単に表現できない深い作品。
あえて言えば、何もかもが綺麗。
主役CP、脇役、世界観、ストーリー展開&ラスト、タイトル、絵(表情・装飾・背景)。
悪役がちゃんと悪役してたのも良かった。
イリヤがハーリドの意志を受け継いだところで涙が止まらなかった…
書影とあらすじで絶対好きなやつって分かってたけど予想以上だったな。
歳の差&時間差ギミックも最高よ…
守られる存在だけではなく自分で切り拓く気高きオメガが好きなので、そんなイリヤが見れてとっても満足度が高いです!!!
あとはショタ攻めが成長してえぇ男になるのを
みたい方も是非読んでほしいですね。笑
上下巻に分かれているのでストーリーも読み応えがあり
読み物としてとてもおもしろかったです。
強いて言うなら、会えなかった期間も読みたかったです。
複数巻でも全然いけたのではないかと思ってます!!
素晴らしいオメガバ作品でした。
上巻だけの感想です。
初めて読む作家さんです。
お名前は見たことありました。
お二人で活動されているんですね。
ドラマチックな展開に心奪われまくりです。
早く下巻が読みたい。
歳の差とか、顔も頭もいいオメガとか、好きなもの詰め合わせすぎるわー…ありがとうございます…
絵も綺麗ですごくイイです。
ずっと想ってたことも書き下ろしで伝わってきた。
クソ兄貴ムカつくけどビジュアルが良すぎて嫌いになれない…割と好き…
これで受けだったらめちゃくちゃ熱いんですけど、そういうのはある…?
作者買いでしたがこれまたとんでもなくヤバいほど癖に刺さる満足度10000000点のお話でした。
まず設定と世界観が作り込まれてる、作り込まれすぎてもはやハリウッド作品級かと。特に主人公2人の関係がとにかく素敵でした。信頼と、愛情と尊敬と...愛するもの同士としてもそうですが、相手を慮る人同士の関係としてもグッとくるものがありました。心豊かで、人情に厚く、聡明な彼らであったから出会うべくして出会ったんだろうな...2人とも人望がありすぎる。
そして先生の繊細なタッチがこれまた天才級。美しいお顔立ちが好みなのはもちろんですが、それだけでなく、表情に力強さや聡明さが滲み出てます。惹き込まれ、ドキドキハラハラしながら楽しませてもらいました。(後半泣いた)
下巻までも大ボリュームで大変ありがたいのに、続きが見たくてしょうがないです... 個人的には侍女頭さん、本当に大好き。イリヤを慕ってくれてありがとう(誰目線)
じっくり何度も読み返したくなるお気に入りです!
まず、作画が優勝している。
カラーページが本当に美しい!
ハーリドとイリヤの掛け合いもたのしく・・・ハーリドが良い男に成長するのが確実なので、美麗作画の王族オメガバ(えっちなやつ)を期待して読み始めたんですが、ストーリーの巧みさにやられました・・・!
上巻はまさかのすぐにハーリドとお別れで、ヤバい次男になんかされちゃうのかと震えましたが、そこはイリヤ!強い!
先が気になって仕方ないのでレビューはこの辺にして下巻を読んできます。
オメガバとファンタジーって正直どちらも私の性癖ではないんですが、
これはめちゃくちゃ面白かったです!食わず嫌いはいけないですね!
露久先生は、そもそもD+で連載していたサイコサスペンス調BLでハマった作家様で、萌え云々以上に物語をきちんと読ませてくれるな~っていう印象がありました。とはいえ、、こちらは冒頭の通り設定があんまり…と躊躇していたのですが表紙デザインの美しさに惹かれて、読み始めたら……めちゃくちゃ面白いやんけ~~!とページをめくる手を止められず…ワクワクしながら夢中で読んでしまいました。
美人Ωと幼帝のαの婚礼…って設定も、ショタ苦手マンとしては性癖じゃないんですけど…もうそういうのを超えて楽しく読めます。キャラクターも魅力的なんですよね(モフモフ含め)。子供なのに大人の表情をしてすでにスパダリの風格!ハーリドや、クールビューティーなイリヤの斜に構えた感じとか、人物描写がとてもうまいな~と思いました。
上巻はBLBLした要素は薄いんですけどスリリングな展開にドキドキしながら、最後に”え?!”っていうところで下巻へ…になるので、ぜひ下巻を手元に置いて、読む時間をたっぷりとって世界観にどっぷり浸って読むことを推奨しますw。
上下2巻のボリュームにふさわしい壮大で読み応えのある作品でした~。
王宮や登場人物たちが纏う衣装も美しさの極み…!
終始、視界が豪華絢爛でした…。
王族でありながらΩとして生まれたために政治の道具として
同盟国の王の元へ嫁がされることになった小国の王子・イリヤ。
けれど、夫となる王のハーリドはまだ10歳の少年で…。
えー、ショタ攻めかぁ…なんて一度はがっかりしたものの、
ページをめくる度ハーリドの可愛らしさに引き込まれてゆきました。
王というだけあり、落ち着き大人びているハーリドですが、
イリヤの前では子供らしい好奇心や気を引こうと必死だったり、
滲み出る年相応のあどけなさに微笑ましさが溢れまくっておりました。
眠っているイリヤにこっそり口づけるハーリドが愛おしすぎる!
子供ながらにイリヤに真剣に愛を伝えるシーンでは
その一人前のαらしさにキュンとさせられてしまいました…♥
ただ、Ωとして生まれたというだけで
実の親にすら一度も愛してもらえなかったイリヤの荒んだ心も
ハーリドのまっすぐな愛情にじわじわと絆されてゆきます。
年の差という壁はあれど、ようやく二人の想いが通じ合い始めた…
そう思った矢先、イリヤの元にハーリドの訃報が届きます!
末弟であるハーリドが王位を継承したことを妬んでいた実兄から
襲撃を受けたのでした。
ハーリド亡き後、イリヤもまたその身体と命を狙われますが、
自分の夫はハーリドのみ、と心に決めたイリヤは後宮を飛び出します。
あんなにひねくれ者だったのに…ハーリドの死後も一途に想い続け、
彼の意志を引き継いで民に尽くすようになったイリヤの成長ぶりは
ちょっと胸熱です。
だけど、物語の中ではハーリドの死後から8年が経過。
上には「亡き後」なんて書いてしまいましたが、
もちろん、ハーリドが本当に死んだなんて思っちゃいません。
なんとか生き延びて王位の奪還のタイミングを狙ってるんですよね?
でも…それにしては8年は長い…
ピチピチの花嫁だったイリヤも相変わらずの美人ではあるものの、
すっかり未亡人なオーラが板についちゃって…
そろそろ帰ってきても良い頃合いでは?
なんて期待していただけに、上巻のラストはテンション爆上がり!
待ちに待った二人の再会&王の帰還ですよ~!
この展開は概ね予測はついていたし、まさしく王道ではあるのですが、
わかっていてもやっぱりわくわくしちゃうよね!!
と、興奮冷めやらぬままに下巻へ!
面白いです。第1話からぎゅっと掴まれて、そのままノンストップで上巻を読み終えました。
ファンタジーのマンガは書き込む事が多くて大変だなあと思います。本作もご多分に漏れず、着ているものや宝飾品、屋敷、庭、風光明媚な風景、虎などなど、登場人物も多いですし、感心しきりです。
父王にも顧みられないオメガ性の王子(それも13番目)が、三男で若年とはいえ一国の王の后となる婚姻譚。
ハヌ国の方があたたかく資源も豊富なのに、どうしてこのような釣り合いの取れていない条件で婚姻を受け入れたのかが気になります。
また、イリヤの故郷であるロメリダールは技術の国ということで、機械工学を国の特色としていて、上巻の最後においても都に残った民達がイリヤの指導で機械や武器を作っているのですが、鉄鉱石や鍛冶について触れていないのが些か残念ではありました。
そういう細かいところが気になってしまったのですが、それでも圧倒的な絵の美しさ、魅力的な登場人物、わかりやすく破綻のない話し運びにより魅了され、わくわくしっぱなしで今も早く下巻を読みたいです。
上巻では、ハーリドはまだ10歳だったので、オメガバース特有の発情期の描写などはほんの少しでした。下巻ではハーリドは18歳のようなので、イリヤとの関係性も大きく変わっていくことでしょう。楽しみです。
こんにちは。『后宮のオメガ』みました!!
イリヤがハーリドの前で見せる笑顔や発情期の時のとろとろな顔がほんとに可愛いくて、不覚にも魅了されてしまいました(笑)
特に好きだったシーンはお花をハーリドからさしてもらうシーンです。誠実でまっすぐに気持ちを伝えれるハーリドには羨ましい気持ちが湧き。皮肉?を言いながらも照れた顔で受け入れるイリヤにはわかるよー眩しいよね!って気持ちでした。
今からみる方は買って損はありませんので是非
花も咲かない雪深い小国から、青い海に囲まれた自然豊かな黄金の国へと。
全てを諦めたような表情の青年・イリヤが嫁ぐことになったのは…と、嫁入りもののオメガバース作品です。
こちらの作品、なんだか不思議な感覚になりました。
主人公であるイリヤが、自身がオメガ性ということもあって全てを諦めていそうというか…読み始めから淡々としているんです。熱を感じられないというのかな。
そんな低温状態のまま后宮での生活を追っていく形になるのですが、これが次第に少しずつ若干の熱を帯びていくわけです。淡々としているけれどほんのり熱がある。この変化が面白かったですね。
オメガ性が蔑まれる雪深い世界でずっと生きて来たイリヤが、結婚相手となるまだたった10歳の国王・ハーリドとの出逢いによって雪解けていきます。
8歳の年齢差もよく効いていて、后宮での気安いやり取りが読んでいてすごくかわいらしかったなあ。
幼い彼の自国を思う真っ直ぐさと、オメガのイリヤではなく、イリヤ自身への真摯な言葉に動かされていくのがこう…とても良いんですよ…イリヤは太陽に出逢ってしまいましたね。
読み始めと上巻終盤ではイリヤという人がまるで別人のようです。しっかりとキャラクターが立ち、淡々としていた彼がどんどんと気高く美しい芯のある人になっていきます。
サブキャラクターでは、侍女長のスゥヤと、ハーリドが贈った虎のタルジュが好きでした。
タルジュの成長具合で時間の流れを感じられるのも良かったですし、美人に大型動物が懐く図は美味しいなあなんて思ったり。ビジュアル面ではハーリドの長兄が1番好みでした!
波乱の展開にハラハラとしながら読み終えた上巻。引きの部分が絶妙に続きが気になる引き方で上手いんですよ。
下巻までしっかりとハーリドとイリヤを追いかけたいです。
これは話の内容も寛大でしっかりしていて、受けと攻めの純愛も最高で、見応えのある上下巻でした…。とてもオススメです。オメガバが大好きなのですが、オメガバ設定じゃなくても感動できるなと思いました。虎が可愛いし、仕えてる女性も良かったです。とにかく攻めが最高の男で、受けも綺麗ね強い男だと思いました。迷ってる人は、買いましょう。
外国のお話はあまり読まないのですが、好きな作家さんが
「すごく良かった!なんであんなお話が描けるんだ!」みたいなことをツイート(ポスト?)されていたので購入。
結果として感謝です。〇〇先生呟いて下さってありがとうございます。
上下巻一気に読みました。
お話は外国だけどわかりやすく、オメガバースなのにエロエロじゃない。←褒めてます!
そして露久先生の絵はいつも美しい。
これは唸りました…ちょっと凄い作品だと思います。
もう筆舌に尽くし難いほどの名作…圧倒的で圧巻される壮大な純愛ラブストーリーに心が震えました。
オメガバースとしても珠玉、異国ファンタジーとしても最高な作品でこの二つの要素が見事に融和してて本当に完璧な名作品だと思いました。
イリヤとハーリドの二人、王と王后としての矜持や生き様、王国を舞台に壮絶なストーリーに巻き込まれながら立ち向かってそして王と王后として成長して行く二人の様子がもう堪らなく良かったです。
この作品、舞台設定やメインキャラとサブキャラの魅力や個性、そしてストーリーと結末まで本当に最高でした。
イリヤが特に魅力的なキャラで王后としてどんどん高潔に、そして国母として相応しい存在になって行く様子やハーリドを愛していく姿が最高に尊かったです。
最初はオメガである自分の運命に人生を諦めていたんですがハーリドに嫁いだことによって明らかに変わって行きます。
その変化が見ていて目を細めてしまいそうでそしてその気高くなって行く様には身震いさえしました。
相手の王・ハーリドも最初は子供なんですが作中でイリヤと生き別れになり8年の歳月を経て再会します。
ハーリドもまた王としての器で成長と共にその器量を増してくのが気高いなって感じました。
王として、何よりイリヤの伴侶としてもう最高に素敵な存在でした。
でも決して傲慢ではなくイリヤを常に対等に扱い自分の下にはしませんでした。
だから作中でもこの二人が並び立つことが多いのですがそのパワーバランスが本当に素晴らしかったです。
むしろイリヤの方が強いかも…w ハーリドはきっと生涯イリヤには敵わないと思います(笑)
それくらい見ていて心がじんとする二人なんですよね。
語彙力が無くて上手く纏められなくて本当にもどかしい…読んで下さればこの思いを分かってくれると思ってますw
皆さんとこの作品から得られる満足感と感動を共有したいです。
気になれば購入している作家様
本作は連載から拝読していました。
上巻はハーリドとイリヤの出会いから、ハーリドとの再会まで。ハーリドのショタ期が可愛い、イリヤの前で年相応になるのがよい。訴求力のある王になるべくして生まれた人間と、オメガとして祖国では虐げられてきたイリヤ。二人が出会って、交流するうちに生まれる関心と愛しさと、そばに居るために得る気高さが美しい。
描き下ろしの「止まった時計」、上手いですよね。感嘆のため息が出ます。
異国の世界観やハーリド、イリヤをはじめとする登場人物も皆キャラが立っていて、物語に浸ることができましと。
へへ、またもや表紙買いじゃ~♪
まだ上巻しか読んでないんですけど、面白かったよ。
そうだねぇ。一言で表すと「お膳立て」かな?
物語もいい意味でシンプルだし、あっという間に終わった感じ。
先が気になります。
あと、Ω王子のイリヤが意t外と辛口で好きでした。
なにこのひねくれ者… いいぞ、もっと言ってやれ―!!
ってなりますw
最後になりますが、
たまに絵が雑に見えるとこが気になりました。
特に輪郭や背景とかが、ちょっとね。
ジャケ買いでした。
美しい表紙に微笑!そして中表紙!美しい〜
…ですが、上巻には中表紙のようなシーンはありません(残念!)
Ω王子が嫁いだ王様は少年です(びっくり!)。
物語冒頭の傷つき、心を閉じているΩ王子には心が痛くなります。
そこに登場する侍女のスゥヤ。こういった作品に登場する
心の綺麗な女子って好きなのですが、とても素敵で素晴らしい。
可愛らしく描かれていて癒されました…
そしてもふもふ好きにはたまらないタルジューーーー‼️
すごく丁寧に描かれていて可愛さ満点です。
電子購入し、テレビ画面に接続して隅々まで拝見しました。
そのくらい描き込みが素晴らしいのです。
小説は行間を感じて萌えますが、コミックスはこういった
獣の表情(仔虎特有の靄がかかったような瞳や抱っこのときの前足とか)や
装飾品やしつらいなどに作者様のこだわりと美意識が感じられて
感激しました。
そして上巻のキーとなるシーン
朝日の中、少年王ハーリドが思いを告げるシーン
イリヤが受け入れた表情がとてもとても印象的でした。
この時のイリヤは寝ているところから起こされたので素顔
髪は乱れて、ピアスもしていない…「素」の状態
暗い顔で嫁いできて、やっと素の状態で微笑みを浮かべた
あの表情がとても心に残りました。良いシーンでした。
上巻ではここからが急転直下になりますが
後半心に刺さったのはイリヤが市民に囲まれるシーン
とても不穏でしたので、ハラハラしましたが
私も民と一緒に泣きました…生きていて良かった!
王后として覚悟が決まったシーンに感激です。
ハーリドを失って8年、失ってもなおハーリドが夢見た未来へ
歩み続けるイリヤ、支え続けるスゥヤ、大きく成長したタルジュ
…そしてハーリドと再会か?!というところで終了。
読み応えもたっぷり、見どころもたっぷり、
可愛さも美しさもみんなまとめて素晴らしい作品でした。
BL要素はまだありませんが、それは上巻ゆえ…
上下で一つのお話ですものね。
上下巻構成のボリュームあるストーリー。
非常に美しいイリヤの表紙が目を惹きますね。
資源に富んだ美しい国に嫁いだΩのお后が、愛する夫のため、国のため、民のため、奮闘していくお話です。
…まぁ、それは上巻までの内容。下巻ではまさかの事実が判明し、ストーリーが大きく動いていきますが、それについては後半にて^ ^
オメガバースだけど、それと同時に一国の動乱を深く描いた壮大なドラマです。上下巻編成でじっくり描かれているので見応えがありました。
夫であるハーリドを失い国を乗っ取られ…っていう激動に巻き込まれたオメガの后・イリヤが強く逞しく生きていく様を描いているのが上巻の部分。
そうですね…ひとことで言うと、イリヤはジャンヌダルクの様な存在です。
新王の悪政により疲弊した民を先導し率いる姿は気高く美しく、逞しい。后としての矜持を強く感じます。
そんなイリヤですが、この国に嫁いだ当初はトゲトゲのツンツン態度がすごくて、投げやりで誰のことも信用してない感じでした。それがハーリドと出会いイリヤの態度が変化していきます。
イリヤより歳が離れていて、しかも政略結婚の相手であるハーリドは、オーラこそ王たる威厳がありますが見た目は少年。2ショットは兄弟って感じで、イリヤと釣り合いがとれていないんですけどハーリドのイリヤへの想いは本物です。見た目はショタなのにちゃんとイリヤのことを自分の后として扱っているところは、キュンとしちゃいます。(早く成長しておくれ〜)
このまま幸せな生活を…とはいかないのが、嫌だけど面白い展開になっていくんですよね〜。どん底に落ちたイリヤを待ち受ける運命から目が離せません。
この巻では、オメガバース色はそこまで強くなく、国の内乱事情についてのことがメインです。下巻への布石となる内容なので、なかなか苦しいシーンが多くなってしまうのは仕方がないですが、そのモヤモヤは下巻で回収されるのであと一冊の辛抱です。
下巻も波乱がいっぱいだけど、見せ場が多いのでいい意味でハラハラドキドキさせられますよ。
国の顛末と共に、ハーリドとイリヤが辿る結末を見届けるために下巻へGOしましょう!
表紙のあまりの美しさに、思わず手に取りました。
表紙の美しいΩは、心が強く自分を持っている人でした。
全てを諦めているように振舞ってはいるけれど、芯が通っているので、ちょっとやそっとじゃへこたれません。
この強さが美しさに拍車をかけています。
攻めは最初は少年姿。
序盤はショタおに要素が出てくるので、苦手な方は注意が必要です。
小さいのに振る舞いは王なので、その見た目に合わない大人っぽさがあります。
ただやはり子ども。
大人なΩに照れてるところなんて、あまりに可愛かったです。
結構序盤で退場してしまった攻め。
もう少しこの2人の心を通わせている姿が見たかったな...というのが正直なところ。
少しの間しか傍におらず、矢印がようやく向き合ったかな?というところで急展開。
甘さが少し足りませんでした。
攻めと離れてからも、Ωは強く美しい。
数あるオメガバ作品の中でも、珍しいのでは。
この部分が他とは一線を画していて、買った意味がありました。
あと、途中から登場するトラがあまりにもふもふで可愛いです。
絵も綺麗なのですが、物語もすごく面白くて引き込まれました!
攻めの国ではそうではありませんが、オメガに対して差別があります。
受けはオメガなので辛い思いをしてきました。だからなのかわかりませんが、受けは少し皮肉屋です。
そんな受けが、攻め(まだ子供ですが素敵な大人•攻めになるんだろうなと感じます)に心を開く姿が萌えました!
また、受けの強さもかっこよくて素敵でした。
攻めの兄への暴言等への対応がすごい。綺麗なだけでなく、頭の回転も早く凛としててかっこいいです。
ハーリドα×イリヤΩ
あまりにも素敵すぎた!
民族的な美しい世界観の描写に圧倒される、
政略結婚から始まる年の差の恋。
王后と王として、愛し合う者として、
イリヤとハーリドの内外の魅力が光っている中で、
2人が愛を育み、磨き上げ、
その愛が国をどのように変えるのか・・・、
切なくて愛おしくてただただ感動するばかり!
ただのオメガバース王族ものでは終わらない
壮絶な恋物語にうっとりと萌えてしまった!
小国の王子、18歳のΩのイリヤが、
大隣国の王国のハーリド王との政略結婚をすることになる。
そのハーリド王が、まさかの10歳の子供。
(すでに褐色のイケメンっぷりのカッコ良さが伝わってくる!)
最初は恋愛にほど遠いと思われた2人の関係が、
次第にほのぼのと進展し、ついには恋の予感が芽生える。
知らず知らずのうちに純粋さから真剣な特別な絆ができて、
それが好きだよ。
小さな体で男らしいまっすぐな気持ちを伝えるハーリド。
そんなハーリドを全身全霊で承諾するイリヤ。
魂が震える!ウルウルしちゃったよ〜。
イリヤ、
品のある美しさの持ち主。
Ωとしての運命を背負いつつ、Ωの自分ほぼ諦めている。
強気で顔で気楽そうに見えて、ちょっと猫被りで、
内に秘めたΩの可憐さと強気さがキュン痛とする。
子供のハーリドをなめていたが、
Ωではなく、イリヤ自身としてを認めてくれるハーリドに惹かれて、
自分を受け入れて変わっていく様子がまたキュンと刺さる。
ハーリド、
クールな外見して、孤独感もあって、無邪気な一面もある。、
イリヤに遊ばれる感じがもどかしくて、
ピュアキスシーンがめっちゃ可愛い!
子供だけど、国王としての信念力もしっかり持っているのがすごい。
ハーリドの腹黒な兄の陰謀が迫っていて・・・
一旦離れてしまう2人。
イリヤが王后としての力強さを見せる瞬間、胸が熱くなる!
イリヤを守る、忠実な加護ペットの虎ちゃんと、頼りになる侍女さん。
他の国の王子、ますますおもしろくなる要素。
まだエロなし、
8年後〜
18歳になったハーリドが下巻に姿を見せる!
本当に上下巻同時発売ってありがたいです。
時間をかけて出会いから成長や2人の恋愛を追うには1冊では足りないし、だけど2巻が数ヶ月後や数年後では待ちきれない!!
出会った時は可愛く幼い少年のハーリド。
将来絶対に超絶スパダリ攻め様になるのがわかるほど可愛いけど格好良い少年。
受けのイリヤの美しさは…もう上巻の表紙を見て頂けたら言葉はいらないと思います。
本当に露久ふみ先生の美麗なキャラクター。
表紙を見て上巻下巻ともに言葉を失う美しさです。
オメガバ好きな方にも勿論おすすめですが、オメガバ初心者の方にも読みやすいストーリーです。