美しい彼

utsukushii kare

美しい彼
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神853
  • 萌×2135
  • 萌50
  • 中立17
  • しゅみじゃない42

31

レビュー数
125
得点
4972
評価数
1097
平均
4.6 / 5
神率
77.8%
著者
凪良ゆう 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
葛西リカコ 
媒体
小説
出版社
徳間書店
レーベル
キャラ文庫
シリーズ
美しい彼
発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784199007804

あらすじ

憧れの級友に抱く、信仰にも似た想いーースクールカーストLoveストーリー。

「キモがられても、ウザがられても、死ぬほど君が好きだ」無口で友達もいない、クラス最底辺の高校生・平良(ひら)。そんな彼が一目で恋に堕ちたのは、人気者の清居(きよい)だ。誰ともつるまず平等に冷酷で、クラスの頂点に君臨する王(キング)――。自分の気配に気づいてくれればいいと、昼食の調達に使いっ走りと清居に忠誠を尽くす平良だけど!? 絶対君主への信仰が、欲望に堕ちる時――スクールカーストLOVE!!

表題作美しい彼

クラスのパシリの高校生
クラスの人気者の高校生

その他の収録作品

  • ビタースイート・ループ
  • あまくて、にがい。
  • 月齢14
  • あとがき

レビュー投稿数125

なるほどなるほど確かに平良はキモかった(いい意味で)

言わずもがな名作。
新刊が出たから久しぶり3年ぶりに読み返しました。
一言で言うとやっぱり平良の思考回路はネガティブすぎて理解不能!
後半になっていくにつれ可愛さ増し増しになる清居にキュンキュンすると同時に平良のネガティブ具合に清居が可哀想になります笑
まあでも紆余曲折を経て何とか恋人同士になって1巻は終了。
何はともあれ2人が気持ちをぶつけ合う最後のシーンは最高ですね。プライドの高い清居から言うのもすごく良かった。
というか私の中では何故か小山くんの好感度、初めて読んだ時すごく低かったんです。3年越しに読んだ今なぜあんなに彼への好感度が低かったのかとびっくり。小山くんめちゃめちゃ健気でいい子じゃん!
確かに清居からしたら小山くん絡みで辛かったシーンはあったけど、、、
当時受け至上主義だった私は清居を悲しい気持ちにさせた小山が嫌だったんですかね?時が経って読み返してよかったなとめちゃめちゃ思いました。

0

未だかつて無い俺様

凪良ゆう先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
もどかしい 3
ツンデレ 3
俺様 3
エロ 2
な感じだと思います。

平良くん×清居くんのカプです。

言わずもがなの有名、人気作品だと思うので、今更私がレビューを書くのは烏滸がましいと思うので、事細かくは書きませんが、設定や世界観、物語りの展開もですが、やはり何と言っても登場人物の心理描写に引き込まれますね。

本編中盤までは平良くんの視点で、自分自身もですが如何に清居くんが平良くんにとって大きな存在なのかがこれでもかと語られています。
でも本編中盤からの清居くん視点になると、やはり清居くんもある意味普通の男の子で、平良くんが崇め奉る神のような人物ではないと分かるし、だからこそ清居くんの平良くんき対する想いが物凄くもどかしいし、感情移入し過ぎて、何故か私が泣いてしまう程でした。

平良くんの癖になる気持ち悪さと今まで出くわしたことがない、ある意味の俺様攻め。清居くんの圧倒的な存在感、でも意外と共感し易い俺様でツンデレ受け。2人の心理描写に引き込まれること間違いなしなので、是非とも読んでほしいです。

0

記録

BL小説界圧倒的No.1です!!
新旧様々なBL小説を読んだけどやっぱりここに帰ってきちゃう
10周以上は読んだと思う。神評価が当たり前すぎてレビューしてないことに今更気づいた、、、
今年最新作が出るようなので楽しみで仕方ない

3

タイトル通りの美しさ

今まで出会ったBL作品で1番好きな作品です。
BLアワードの小説部門で3回も1位を獲得してるだけあって、面白いです!
美形受けとキモイ攻めって最初はどんなもんなんだと思ってましたが、読んだら面白すぎて、ずっと口角上がりまくりでした!
とにかく、平良は良い意味でキモすぎて最高。
女王様ツンデレ受けは、やっぱり可愛い。

小説が苦手な方は、ドラマ版、漫画版もあるのでおすすめです!

現在、凪良先生が美しい彼4巻を執筆しているそうで、予習として何度も読み返してます。
2人の成長が楽しみ…!

3

あんたたち最高じゃねぇか!!

初BL小説読了です。

やはり噂に聞いてましたが、凪良先生の作品は面白いからあっという間に読み終わるというのは本当ですね〜。

にしても、平良、君キモすぎるよ笑笑
好きすぎてストーカーしたり、本人の目の前で容赦なく褒めちぎったり、仕舞いにはデュフフの笑いまで、、、

清居のことが好きすぎるあまり、神的存在として崇めすぎて、清居もイライラしてしまうくらい最高に狂ってる執着攻めですね。

でもその崇めすぎることによって、清居は本当の自分を見て好きと言ってるわけではないと苦しむんですよね、、
清居が逆に平良のほうが俺様なんだと気づいて、話が何度も通じずに焦ったくなっているシーンはもう本当に立場逆転して清居が振り回されてる!?って感じでさすがに彼を不憫に感じました笑

でもそんなにすれ違ってしまうのは、やはりお互いを意識しすぎて、大好きだからこそなんじゃないかなと思います。

つまり、あんたたち、もう両思いだよ!なのに回り道しまくりで逆に最高じゃねえか!!お互いが大好きすぎるの最高かよ!ってちょいと羨ましくなったということです。

2章までは平良視点で、どうして清居は手にキスされてもあまり動じず、パシリに使ってる平良をこんなにもすんなり受け入れているんだろうと思いましたが、3章で清居視点が読めて、そういうことね!となりました。

しかも清居は気づいたときにはだいぶ平良のことを好きになってしまっていて、鈍感すぎる平良にもう待ちきれず自分から想いを打ち明けた彼には拍手喝采です。

結ばれた後のえちシーンも糖度MAXで最高です。
清居の努力がやっとここで報われた気がしました笑

続きもあるようで、、
さらにこの2人を追うことができるなんて嬉しい限りです。
絶対読みます。

2

ひらきよ初め

今となっては宝物でしかない大切な大切な作品です。ドラマで出会って、原作を読み、これ以上ないぐらいハマりました。ハマって抜けない沼の底に今もいます。
今や、文芸で名を馳せる凪良先生ですが、その繊細かつユーモアのある表現力・人物×背景設計は天晴としかいいようがありません。この先の人生でも永遠に大切にさせていただきたい、そんな作品です。

2

試し読みだけじゃ分からないぞ!!

少しだけ試し読みをしてみたところ「攻めがウジウジしてるのが俺様攻めが好きな自分からしたらキツイし、受けがヒロイン力がなくて可愛いくないな…」と思い読むのを途中でやめてました。それから何ヶ月か経ってから読んだらまっっっっっっっっっじで面白くて読んでなかったことを死ぬほど後悔しました( ; ; )清居がめっっっちゃ可愛いすぎる。ヒロイン力がないっすね〜とか言ってた過去の自分を殴りたい…!圧倒的No.1ヒロイン。平良は、「これ1周回って俺様攻めになってる…!?」って思わせる効果がありますので面白いです。あと、極々たまにカッコイイシーンがあるし、Hなシーンはカッコよく見えるし(なぜか)、そういうカッコイイシーンが少ないからこそ輝く部分があるので攻めが気持ち悪いって理由で読まないのは損な気がします…!!たくさんbl小説を読んできたので、美しい彼シリーズはもちろん知ってましたが、自分に合わなさそうという理由で無視してきました……本当に後悔しかないです。皆さん、読みましょう。

2

何度も読めるゴッドレベル作品

This is one of those books that kept me glued to each and every page until the very end, after which I re-read the book maybe 35 times before obsessing over the blcd and live action.

This novel is in no way realistic - it definitely over-dramatises the whole 王様 x loser trope which can be a little cringey for some people for sure (ngl the live action drama kinda did it dirty for me) BUT I felt that the overall speed (ie slooooooooow burn) and dynamics of Hira and Kiyoi were written well enough to help me close one eye

1

「美しい彼」コンテンツはすべてここから始まった

刊行済みの小説は全部読みました。
ドラマも放送済みのものは全話読みました。
コミカライズ、先週発売された2巻まで読み終えました。

それなのにどうしたものか……「美しい彼」コンテンツの原点たる小説のレビューを未だ書いていないではないか!
書くのを忘れていたっていうただの間抜けな理由なんですが、逆に今書けて良かったかも。小説以外にも触れながら評することが出来ました。


美しい彼の世界を堪能してしまくった後だから分かる。この1巻から平良と清居の物語が全てが始まったということが。
スローモーションのように流れる2人だけの時間、透明感のある空気、まっすぐで純粋な愛情、密かやな恋心……最初小説を読んだときに感じた気持ちが、コミカライズにもドラマにも忠実に再現されています。
クオリティがすごいです。


この作品といえば清居の気高い気品と、平良が清居を盲信している描写が印象的です。でも、想いを確かめ合う肝心な告白シーンは、清居のドギマギ混乱感と、平良のクール感が目立ち、2人の立場が逆転したみたい。
すごいですよね、同じ時間軸でも2人の視点では全く違うものを見てるように感じるんですから。こうした別視点からの描きでストーリーに深みを与え、より作品にのめり込ませていく凪良先生の文章の力、魔法の筆致に酔いしれました。


ドラマもコミカライズも読んで思ったのは、清居の「キモ」や「うざ」いには愛があるんだなということ。このたった2文字に隠された清居の言葉には、文字通りの意味もあれば平良への好きの気持ちの意味だって入っています。
素直になれない清居の愛情表現の1つだと考えたら、キモいもウザいも好意的にみえちゃいました。

続刊を全部読み終えていても、やっぱり2人の始まりであるこの1巻は素晴らしいストーリーだなと思う。難解な恋心をここまでうまく表現し、その世界観を構築する力は圧巻。既に何回も読み返しています。


現代の若者たちの恋愛ストーリーなのに、どこか壮大にも感じる物語。
いつでもどこでも楽しんでいきたいと、本棚の一番良い場所に据えています^ ^

4

キャラクターの個性が光る作品。平良くん気持ち悪いです…

「美しい彼」がBLアワードでトップを独占するほど、人気で有名な作品だと知り、凪良先生の作品はずっと読みたいと思っていました。とある日近所の書店をぶらぶらしていたところ、凪良先生が一般文芸作品「汝、星のごとく」で直木賞、本屋大賞にノミネートされていることを知りました。これは私に凪良作品を読めとの神の思し召しだと思い、さらに「汝、星のごとく」の凪良先生サイン本が売っており、即購入し読了。とても素晴らしい作品で凪良先生のファンになりました。

「美しい彼」は正直読み進められるか不安でした。スクールカーストの底辺にいる平良に感情移入して苦しくなりそうだったからです。私も学生時代スクールカースト上位のクラスメイトに、いじめまがいのことをされていました。私は作品に深くのめり込む方なので、若い頃を思い出しメンタルがおかしくなるのではと不安でした。
ですが、そのような不安はすぐに消し飛びましたね。平良のうざきもさと清居のツンデレ、2人のキャラクターの個性と話の面白さに、私の不安は軽く凌駕されました。

BL小説の多くは「受け」を主に書かれているものが多いと思います。ですが「美しい彼」は平良と清居それぞれの視点から書かれており、2人の心情がとてもよくわかります。平良視点だけだときもうざばかりが前に出てしまっていたと思います。清居の視点があったことで、清居がツンデレで女々しいところもある可愛いやつであるとわかることができました。

凪良先生はストーリーやキャラクターの個性を深く練られる先生なんだな、エロは淡白なのかな、と思い読み進めていましたが、エッチの描写も素晴らしいではないですか!!甘々で、平良と清居が溶け合うような様子が目にありありと浮かんで最高でした。先生ごちそうさまです。
特に私が好きなのは「頼りなく開かれた足の間にはまだ平良がいて、力をなくした性器を飴玉みたいにしゃぶっている。」という一文。あそこを飴玉で表現するの可愛すぎるよ〜。平良が清居の恥ずかしい部分も大切にしている感じがして良かったです。

私はあまり小説を読むのが得意ではなくて…途中まで読んで挫折してしまうことがあるのですが、「美しい彼」はスルスルと読むことができました。とても読みやすくてあっという間にお話の世界に引き込まれて、いつの間にか読み終わっていました。とても素晴らしい作品に出会うことができました。

3

世界観を変えてくれた

実写化のドラマから入った者ですが、5週してやっと小説を買いました。
もーとにかく最高です!ドラマとは違い自分でシュチュを想像できちゃいます。
今まで小説に手は出してきませんでしたが、美しい彼のおかげで小説のよさを知れました。本当に感謝しかないです。
私の一日の始まりは美しい彼から始まります、もう朝からひらきよの絡みを見れる幸せ………空飛べますよ。
受け(清居奏くん)と攻め(平良一成くん)の性格が真逆なのもすごくいいです。交わらないはずの2人が交わってしまった…すごく好きです…………。
ですが、平良くんの弱気な性格がたまに読者をいらいらさせてくるかと思います笑そこもまた読みどころです!!!

終始にやつきが止まらないので人が多いところで読むのはおすすめしないです。まじで変な目で見られます。

所々でてくる挿絵も綺麗すぎて5分は見ちゃいますね。濡れ場のシーンの挿絵もあるので見られないようにご注意を…!

ほんとに美しい彼はBLの世界観を変えてくれます。読んで損はしないかと思います…

実写のシーズン2楽しみすぎます……

3

挫折しました

高評価に惹かれて購入しました。
とても読みやすかったです。
ただ、面白かったかと言われると、残念ながら私には良さがわかりませんでした。
本編3巻は読み切りましたが、番外編の短編集はどうにも進まず途中で挫折しました。

主役2人の心情が、どちらにも共感できないんですよね…
攻めのキモさウザさが強調されていますが病的であり、その独特な言動や思考を面白おかしく受けとめていいのか迷うというのが正直なところでした。
この作品に限らず、一途すぎる愛は気味が悪いと思ってしまいがちなので…
私の感性が世間様とズレているんでしょうね…

7

やはりボーイズラブの金字塔

 BL小説にハマり出した時に購入していたのですが、あまりの評価の高さにかえって敬遠していました。昔からどうもベストセラーが苦手なタイプなので。。思い入れのあるジャンルだけに自分の感性と違ったら…という不安もありつつ、ドラマの方も気になるので先に原作をと思い手に取りました。
とんだ取り越し苦労でした。評判どおりのボーイズラブの金字塔にふさわしい作品でした。非常に文章が読みやすいので、普段小説を読まない層にもオススメできますね。
 
 個人的には年々恋愛がメインのものより、世界観等やストーリーが練られていたり、関係性が凝られたものを好む傾向になっていました。この「美しき彼」を読んで、恋愛小説もいいものだな…と感じました。ただ恋愛ものとはいえ、絶妙な変化球があり、そこが大きく刺激になったところがポイント高かったです。

 平良のようなタイプの攻めが希少で、応援したくなるタイプで新鮮でした。平良が自分の世界で解決してしまう独特な性格な為、なかなか二人の仲が進展しないのでヤキモキさせられました。私もオタクの端くれなので、何かを崇拝してしまうという気持ちは良くわかりますが、リアルの世界にそういう感情を混ぜてはいけませんね(笑)若い時に一定の層にはありがちかも…と懐かしい感情が疼きました。

 一見対極にある二人が、一緒になるにつれ意外に似たもの同志だと気づかされる過程も面白かった。清居が平良に向けるニ文字の定番の言葉は、部外者から聞くとネガティブな発言だけれど、「エモい」という清居なりの愛情表現だったのかなーと思うと他人に踏み込めない、二人しか分からない空気感がとても素敵だなと思いました。
二つの個性がぶつかり合って化学変化を起こす恋愛。二人の場合絶妙で常に右斜め上なのが良かったです。
片思い時代、一緒になった後どちらも気に入りました。ずっとこの二人の掛け合いを見ていたいような気分になりました。

 あとがきを読んで、作者さんの趣味に走られた話が読者にも瞬く間に受け入れられて、大人気作品になる…というサクセス・ストーリーは、BLジャンルならではで面白いなーと思いました。あとがきも本文の丁寧な文章表現のままの内容で、凪良先生の性格がわかります。才能は当然ながら、お人柄の部分も文芸界の方で重宝される所以だなと実感しました。

イラストも平良と清居の雰囲気が伝わる絵柄が素敵で、このイラストで良かったです。

6

美しい彼

見るたびに感動し、お互いに助け合う話が本当に良かったです

2

キングと平民の恋

とうとう読みました。
3年前に「美しい彼」シリーズ3冊購入したのに、ずっと積読だったんですけど、ようやく読みました。

なかなか衝撃的なお話でした。さすが凪良ゆう先生。ぐいぐい引き込まれました。

最初はこのカースト底辺の男と、美しい彼はどうやって恋人になれるのか。恋人になれる気がちっともしませんでしたね。
平良の清居への想い。あんなに真っ直ぐに強い想いを持てるのってすごい。キモとかウザと言われても清居からの言葉は違う意味に捉えることが出来るんですね。
清居がキリスト様から恋人に変わった時の平良の変わりよう。性欲が止まらなくて、今までどうやって性欲なしに触れ合えたのが謎なくらいでしたね。

清居の平良への想いの変化が興味深かった。溺れるくらいの愛情が彼には必要だった、という事でしょうか。高校の時から、もっと平良のこと好きなのかと思ってたけど、まだ意識してなかったんですね。
平良が自分の中の「清居」を好きで生身の自分を見てくれないから泣いたところ、感激しました。
ちゃんと2人の気持ちが通じて良かったです。

この先はどんな展開になるのかな?
平良も意外とイケメンみたいだし、楽しみです。

4

もっと早く読めばよかった

すごく有名なこの作品を今さらながら読みました。

女王様の清居とクラスの最底辺の平良が
どのように仲良くなって付き合うのかが
最初は全然わからなかったのですが
読んでいくにつれてなるほどー!と思いました。

平良が良い意味で気持ち悪くて好きだったし
清居の気の強さもすごく良かったです。

清居視点と平良視点、両方の視点が入っているので
この時に平良はこう考えてたけど、清居はこう思ってたのか…などと思えるのがとても新鮮でした。

お互いが両片思いなのに清居は意地はってるし
平良はまさか清居が俺の事…!なんて全く思ってないし
なんか切ないけど面白さもありました。
平良の鈍感さって、自分に自信のない部分からくるものだから
そこに関しては切なさを感じました。

女王様の清居が泣きながら平良にキレてるシーンは最高でした…!!!
最後まで読んで、なんで今までこんなに素晴らしい作品を私は読んでこなかったのだろうと思いました。

読もうか悩んでいる方には一日も早く読んで欲しいなぁと思いました。

7

圧倒的な面白さ

きもうざストーカー平良くんと、そんなきもうざをどうしようもなく大好きになる清居くん。

難しい言い回しなど一切なく、それでいて凪良ワールド全開の世界観。スラスラ読めてその世界にどっぷりと浸かってしまう感覚。
どストレートに面白かった。
あまりの面白さに度肝を抜かれました。


腐女子ではない妹が、同じ作家さんの流浪の月を気に入っていたのでこちらを貸してみました。
次の日には電子書籍で全巻揃え、一晩で読破してました。

6

BL小説入門のきっかけ

ボーイズラブノベルで初めて購入したのが美しい彼でした!!
興味本位で手を伸ばし、気づけば1-3巻、番外編まで寝る間も惜しんで読んじゃいました。
きっと美しい彼でなければこんなにノベルにハマらなかったんだろうな〜って思います。
安心してラブラブを見ていられるカップルですね。美しく強い清居と独特な世界観をもつ天才平良の今後をずっとずっと見守っていきたいです。
美しい彼がこの先もシリーズとして長く続くことを祈ってます!

2

丁寧な心理描写に引き込まれる。

 登場人物の造形、構成の面白さ、展開の意外さ。何より、惹かれてしまう2人の関係に引き込まれて読みました。
 あとがきに、キモイ攻めが好きです、と書かれていますが、ここまでキモくなくても…と思うくらいキモい攻め。でも、癖になるんです。
 それは、清居が惹かれてしまう魅力があるから。
 平良と清居、それぞれ違う感じ方をする、違う人間であるからこそ、惹かれあい、すれ違います。2人を応援したくなります。
 高校生が悩みながら成長していく物語としての骨格もしっかりしていて、するすると読めました。

2

良い意味で表紙のイメージと全く違った

名作と名高い本作ですが、表紙の雰囲気&「切ない」系トーンの作品だという情報から「ジュブナイル世代特有の切なさやほろ苦さが滲むキラキラ爽やかスポドリ系BL」だと勝手に判断しておりまして、そういう設定にあまり萌えない私は本作をろくに調べもせず完全スルーしてしまっていました。

そして丁度ドラマが放映されて話題になっていた頃、私は尋常じゃなく強気美人受けに飢えておりました。
10代の受けってあんまり刺さらないんだよなぁと思いつつ(幼い印象の受けが苦手)、美人でツンデレならアリかも…という思いと、「BL小説の名作と言えばで名前が挙がらないことはまずないレベルの人気作だし、まあ勉強のつもりで読んでみるか」という思いがあり、軽い気持ちで手を出しました。

確か、1巻を購入したのが夜の23時頃だったと思います。
気づいたら翌朝の7時でした。
無意識のうちに番外編含め全巻一気に読破していたようです。夢中になりすぎていたのであんまり記憶にありません。

確かに切なさもありますし、「甘々ラブラブキラキラハッピー.゚・*.」では全くないんですけど、切なかったとか辛かったとかそういう感想ではなく「めちゃくちゃ萌えたし面白かった」という感想がすっと出てくる感覚です。
甘いシーンやコミカルなシーンも沢山ありますし、清居視点が始まってからは本当に萌えすぎて悶絶の連続でした。可愛い…可愛いぞ清居奏…!!

ストーリーやキャラの素晴らしさについては既に多くの方が語ってくださっているので、私はサクッとこの一言で締めたいと思います。購入を検討している方、そして過去の自分への言葉です。

強気美人受け好きなら買ってください。

12

最高

繊細な恋愛で好きです

2

小説を読み始めたきっかけの1冊

コミックから腐女子になった者ですが、最近はよく小説を読みます。そんな私が最初に購入した小説がこの美しい彼でした。初めてBL小説を読むのにも、すごく読みやすいなと思ったのが最初の印象です。どんどん展開が進んでいくので飽きないし、気付けば読み終わっていました。もともと小説は苦手ではなかったのですが、この本をきっかけにBL小説の面白さに目覚めてしまいました。なので、初めて小説読むという方にもオススメの1冊です。

内容はあらすじにもあるように、スクールカースト最底辺のきもうざ平良と、美しすぎるスクールカースト頂点で後に芸能活動に進む清居の、お互い拗らせまくりで進むようで進まない、高校〜大学生1年生までのお話です。

最初に読んだときは初めてのBL小説で特に気にならなかったのですが、ドラマ化をきっかけにまた読み返したとき、この本の構成の珍しさに気付きました。大体、受け目線で小説は展開していくことが多いと思うのですが、この美しい彼は違います。ほぼ、攻めの平良目線で話が進みます。平良目線でも清居の気持ちは何となく察せられるものなのに、コミュ障ボッチの平良には清居の心情なんて分かるはずもなく…。でも清居のターンで幼少期のことが触れられていて、何故清居がきもうざ平良に惹かれてしまったのかが分かるので、説得力もあり。平良が清居のことを「キング」と崇め奉るのですが、そんなキングがカースト最底辺の平良に振り回されるのが不憫で…。気付けば読者からキング応援隊になってました(笑)

お互いに拗らせまくっているので、なかなか話が進まないけど、それがこの本の萌えポイントで、凪良先生の手腕なんだなと思います。こちらのYou Tubeチャンネルでオススメされていたので、CDに手を出そうか、悩みに悩んでいます。

9

恋にも似た感覚

既刊全巻読みましたが、格が違うの一言に尽きます。
3巻通して(2021.12.22現在)、キャラクターの動機が一度としてブレず、攻受どちらの視点でも物語を楽しめるのがまたいいです。

1巻ではこれから続く二人のなれそめ。
ここから3巻まで飽きることなく読めました。トイレ以外、食事のときも目を離せなかったです。つい徹夜して読みました。寝食忘れて没頭できる作品に出会えたことに五体投地したいです。
それだけ、物語に求心力があって、どうなるんだろうといハラハラドキドキ感というより何も考える隙を与えず脳内が飽きた頃に新しい要素をぶっこんでくるんですが興奮を通り越して、一周まわって無我の境地。

物語を追うごとに、キャラクターの魅力が爆発していき、どちらの視点もわかる。わかって痛い、目を背けたい気持ちになって、でもこの感情や関係性の行方はどこへ向かっていくのかと追いかけられずにはいられなくなります。まるで、麻薬です。もしくは、神が差し出した甘露。
読んでる最中は、まるで、恋にも似たような感覚でした。そんな心を小説に持つなんて……。

これを読まずに死んだら後悔するレベルです。
できることなら、既刊すべて読み切ることをオススメします。
まだ番外編というご褒美があるので、そちらも購入したいと思います。

10

一気読みしてしまった…!

実写化されたドラマを観てキヨイの美しさにドハマりしてしまいました…!1巻とあそことここがドラマだとこんなふうにくっついていたな!という発見があって面白かったです。先に小説を読んでいた方は、「ここもっとしっかり描写してほしい!」とか、「ここはちょっとちがう!」とか、思われたのではないでしょうか?

キヨイくんのイメージは、大体原作通りかな?ドラマの方がちょっと可愛いよりな気もします。どちらも好きです。最高。

ヒラくんは、原作の方が男らしい感じがします。体がおっきくて、ガッシリしているイメージ。ドラマだとキヨイとの体格差はあまりないですが、原作はもう少し差がある?かな?

コヤマくんは、結構イメージ違いました!原作は小動物系。ドラマではすごくイイ子で突き抜けた陽キャラ感➡︎せつない!という感じで、あまりあざとさとかは感じませんが、原作の挿絵だともう少し小悪魔っぽいのかな??

どちらが先でもすごく楽しめる作品だと思います!こちらを読んで、2、3巻と短編集?も購入しました。読むのが楽しみです!

7

ドラマを観ての再読です

今年になってから「美しい彼」のBLCDにハマったところに実写ドラマ化のお話がでて、楽しみ半分怖さ半分で放映日を楽しみにしていました。と言っても私の住む地区ではやってないので、TVerで眠い目を擦りながら観ています。

そして昨晩2話目を観た後に1話目と同様に設定は微妙に変えてるのに、原作の雰囲気を壊していない事に驚きと喜びを感じました。

それで、更に細かい差異とか共通点を見つけたくて電子で購入して再読したんです。

評価ボタンだけ押してたのですが、変わらず神評価でした。朝方まで興奮しながら読んで、仮眠を取って午後からまた読みました。www

改めて凪良ゆう先生は天才ですね。あの人間関係を悲惨にならずに、軽妙なタッチで書いてて更にラブにまで発展させられるんですから。


平良のネガティブ俺様さに改めて清居が気の毒に思ったり、キモいウザいと思いながらも嫌いになれない清居を可愛いと思ったり、清居の魅力に溢れていました。

そして小山弟のあざとさを再確認しました。
清居が小山兄から平良との話を聞いた時の衝撃を考えると胸が痛くなります。
再会した時の平良を惹きつける清居の引力の描写の凄さには脱帽でした。


ドラマから入った方にも是非とも原作を読んで欲しいと思いました。


ドラマは予告を観る限り3話はコンテスト後の城田達とのいざこざから卒業まで進むみたいですね。
原作ではここで一気に平良と清居の仲が近づいて、卒業式後の清居の「じゃ、またな」で平良が盛大な誤解をしてしまう訳です。
ドラマでどんなシーンになるのかとても楽しみです。


なので、小山弟が登場するのは4話からなのでしょうか?
6話しかないのがとても残念です。出来ればドラマも「憎らしい彼 美しい彼 2」「悩ましい彼 美しい彼 3」と続いて欲しいと思いました。

そして「悩ましい彼 美しい彼 3」のBLCDと「美しい彼 4」も出してくれると信じています。

10

俺様受が『惚れた弱み』だと言わんばかりの攻へのベタ惚れ行動が萌



ちるちるBL小説 通算ランキングぶっちぎり第1位の作品
いじめられっ子×いじめっ子だった高校時代からある日を境に付き合いだしたふたり。この作品はなんといっても攻めがキモダサ底辺男なのに、実は隠れスパダリ攻めというのがとてもいい✌️攻めの溢れんばかりの超超ビックでかなり気持ち悪いドン引きレベルの愛の結晶ともいえる小説です。
付き合いだしてからも、俳優になった恋人(受)を最前線で熱烈なファンとして追っかけ、同棲しながらも下僕のように奉仕し、意味のわからない平良ワールドで震える気持ち悪さを毎度更新する攻・平良一成。
.
.

なのに、嫌悪を感じないのは『きも』の忖度なし一刀両断で、キング清居が平良を受け入れているからなんだよね
清居は自分の中の倫理観のルールに沿わないことは決してしない凛とした美しさと華になるキャラクター。自分は清居の俺様で唯我独尊って感じなのに、平良のことになると自分の心の制御ができず自分の気持ちを全然察してくれないド天然平良に俺様キングの清居から縋っちゃう所がめっちゃ好きだった〜!!俺様ツンデレ受けはエグい‍

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美しい彼→憎らしい彼→悩ましい彼→番外編の順番ですが、どの巻のエピソードが濃いしふたりの成長が見てとれて(特に平良)、愛情が頂点に達した時の...最高だった〜!!もうね、俺様清居が『惚れた弱み』だと言わんばかりの平良へのベタ惚れ行動一つ一つが萌えだった(´,,•ω•,,`)♡悩ましいからは飄々としてる清居の人間臭さや2人の人生のターニングポイントにもなるような出来事が訪れ、恋も自分の人生も、生きる世界は違えど高め合うふたりがとてもいい清居が大ピンチの時に万を辞して現れるスーパーヒーロー平良は満点大優勝の彼氏様だァッ
.
.
もーすぐドラマと展示始まるから楽しみですなドラマCDも買えたら買お〜と!!俺様受け、変態隠れスパダリ攻めみたい人は是非〜!!

10

文章も展開もすべてが美

CDから大ファンになりました。
文章のひとつひとつが丁寧でストーリー展開がツボすぎます。
お互いの気持ちの移り変わりが非常に順追って丁寧に描かれており、どうしてこういう性格になったのか、なぜ、惹かれあうのか、少しも納得いかないところがなかったです。
そして、なんと言っても誰からみてもキモいの固まりの平良。
読めば読むほど彼のキモさの虜です。
気がつけば清居とハモるようにきもっ!と言ってる自分がいました(笑)
読み終えるとあー、読み終わってしまったという寂しい気持ちと、読んだ!という満足感。これからも大注目の作品です。

6

美しい彼に夢中

デュフフってなった~~~
スクールカーストはな…と避けてたけど、
葛西リカコさんの挿し絵の美しさに惹かれて読んでみたら!!
ふわっと漂う色気、強気な部分が素敵で、ぴったりはまってました。

清居はとんでもない俺様だけど振る舞いが清々しい!!キング清居がキモオタ平良を「なんであんなやつなんかに!」って怒りながら、結局振り回されるの可愛くて可愛くて…照れ隠しがすぎる強気受け万歳!!

清居は素直になれないし、平良は清居を崇拝するあまり思考がぶっ飛びすぎるしで、二人が噛み合わない噛み合わない。概ね平良が悪いよね、変人すぎて…それでも嫌いになれず、一生懸命になっちゃう清居にキュンキュン。

仕事のスタンスや平良を後押しする姿はカッコいいのに、かわいー部分も満載な清居、最高です。
ダメ=もっとが通じず、言葉をまんま鵜呑みにする平良に素直にならざるを得ない清居…
平良!いいぞいいぞ!もっとやれ!!

ユーモアもときめきもいっぱいで読み応えたっぷりでした。

6

神です!

あらすじはほかの方も書かれているので感想だけ。出来るだけネタバレにならないように書きます。

すごく萌えました。私は強気美人受けが性癖なので、清居はどストライクに私の心に刺さり、またきもい攻めも性癖だということにも気が付きました。

はじめは平良の視点で書かれていて、清居の美しさや平良のキモさをかなり感じることができました。凪良先生はなぜこんなにも変な人物に輪郭をしっかりと与えることができるのだろう、と先生のすごさを実感。後半は清居の視点から書かれていて、清居あんたこんな子だったのね!と、清居への愛しさが急増しました。

また凪良先生は人間の書き方がリアルだなぁと思いました。平良と清居の高校時代は特に。読んでいて嫌にならなかったのは、流石の匙加減だなと思いました。題材にされているのかなと思うスクールカーストやいじめも、あぁ高校時代ってこんな感じだよなと青春特有のキラキラした感じと一人一人の心の未熟な感じが思い起こされました。

BL小説はあまり読んでいなかったのですが、この本はとても満足感が高かったです。次巻も絶対読みたいと思いましたし、本当に清居がかわいいです。ほんとになんで平良を好きになっちゃったんだろうね(笑)清居も平良もお互いに違う意味での苦労が絶えなそうです。でもこの二人は間違いなくベストカップルだと思います。

まだこの本を読まれていない方は是非手に取ってみることをお勧めしたいです!

駄文失礼しました。

8

面白い!

あ~面白かった!
噂には聞いていたけれど、これは友人にもすすめたくなる一冊でした。
平良のキャラも際立っていたし、凪良先生の書かれる人物って「実際にこういう人いそう!」と思わせるキャラ設定と感情の描写がすごい。
平良の一途な思いに切なくなったり、応援したくなったり…。
読んでいる手が止まらず、一気に読み切ってしまいました。
続きがあることが嬉しくて、さっそく注文しました!
また、ドラマCDもあるそうなので、そちらも興味が湧きます。

6

評判通り

ずっと読みたかったので期待通り面白くて満足でした。

最初の方はいじめの描写が結構多くてきつい時もありましたが(それで萌✕2にしてしまったのですが、後々読むと無駄なシーンはないです。これでも最小限にしてくれたんだなぁと凪良ゆう先生と編集の方に感謝しています)、それを乗り越えると本当にいい話だと思いました。 誰かを好きになってその誰かを守れるようになるという話はよくあるんですけど、この話は誰かを好きになることによって自分を大切に思えるようになったというところに魅力があると思いました。純粋なBLでもありながら平良(攻め)の成長物語でもあるという、なんとも贅沢な作品です。

清居がツンデレだったり、平良がねちっこい触り方をするのも意外性があっていいと思いました。基本的に二人とも変人で、だからこそパズルのピースがハマるような相性の良さなんですよね。それに、オバサンとしては大学生でここまで自己分析できている二人なら将来安泰だなと思いました。自分に何が必要で何ができるのかしっかり理解していて、青春モノというよりも大人な恋愛って感じがして読んでてしっとりした気持ちになります。
全体的に落ち着いていてきれいな話なので、疲れている時に読んでも楽しめると思います。評判が気になって悩んでいる方には今すぐ読んでほしいです。

7

続編も読みたい

コミック派の私が初めて読んだBL小説でした。
作者さんの作品も初読みでしたが、それほど読書家ではない自分にもとても読みやすい文体。
難しすぎる単語なども無く、情景も身近な物の描写で容易に想像ができました。

吃音症もちの平良が憂鬱な高校生活の中で、清居に出会い、その美しさやキング然とした振る舞いに心酔していきます。
その一途さ、ひたむきさは信仰と呼べるほどで一読者の自分からみてもかなりキモい。
「キモい」「ウザイ」と言いながらも満更でもなさそうな清居も大概ナルシスト…というか、寂しがり屋で独占欲の強いタイプ。
ホントに需要と供給のバランスが素晴らしい。

清居が平良に手を差し伸べればすぐにでも発展しそうなお話なのですが、平良はそんな風に清居を思ったことはなく、自分は"キングのお手がついたおもちゃ"だと本気で考えているあたりがまたキモい通り越して怖いです。

清居目線の「あまくて、にがい」のエピソードが良かったです。
キモい男だけど可愛い、可愛いけどキモいという相反する感情の狭間で平良を好きなのだと自覚するキングが良かった…。
一筋縄ではいかない相手に翻弄され、苦悩すればするほど萌えました。

また、小説のエロはコミック以上に官能的でドキドキしました。
もしかしたらBL小説の方が自分には向いてるんじゃないかな、などと思ったり。
手っ取り早く読めてしまうコミックを手に取りがちですが、少しずつ小説も読みたいなと思うきっかけになった作品でした。
BL小説初心者にとてもオススメです。
BL小説一冊目でハマれる作品に出会えて幸運でした。

10

強気美人受けの真骨頂

ランキングで長い間気になっていたものを購入しました。
主人公たちを一言(?)で表すなら、

かなりツンがすぎる美人受けと、思い込みが激しい陰キャネガティブ俺様変態攻め (情報量!)

という感じがしました。この作品にハマれるかは、受けのツン度と攻めの変態具合を受け入れられるかで大きく変わる気がします。
個人的にはどストライクでした!!

前半の攻め視点、リアルで的確な比喩表現に感服!私まで清居に酔いしれそうになってしまった…危ない…
後半に受け視点があったことで、二人をより理解することができてとても良かった!強気美人受けが主食の私としては、受け視点はご馳走様の一言に尽きます…

受けが何度も言う「きも」「うざ」の変化が!尊い以外の何物でもない…(拝)
こういうのを貶し愛って言うのかな…尊いね…

しばらく余韻だけで生きていけそうなくらいですが、続編も購入したので逝ってこようと思います…

5

独特な感性の攻め視点がおもしろかった

高校という閉鎖的な社会の中で、さらに自分の世界を確立している攻め視点がメインのお話でした。攻めの受けに対する感情と思いが独特すぎて、受けがかなり翻弄されてしまっています。それが物語がきれいに終わらない感じで逆に先が読めなくて面白かったです。一般的なBL小説であれば、前半の半分で話が完結しそうなのに、後半で受け側の心の動きの描写を継続しているのが読みごたえありました。
文量としてはそこまで多くないものの、内容が濃いのでかなり長編を読んだ感覚になります。

3

久々にこんなに萌えました!!

今まで漫画しか読んだことなくて何か小説を読みたいなーと思ったのでランキングの上位にあったのでこれにしよう!と読み始めました。そしたら当たりも当たりでめちゃくちゃ面白くて一気に読んでしまいました!!平良はめちゃくちゃ気持ち悪いし清居の嫉妬が可愛すぎて悶えました!!
私は語彙力がないので内容のあることは言えないんですけれどとにかくオススメです!!2巻も3巻も最っ高です!早く4巻が読みたくてうずうずしています!!この2人のバカップルぷりをもっと見たい!!!!!

8

( ;∀;)

メモ
神評価570って、スゴイと思い電子書籍で購読。

きっと私は異常なのだと思う。何も心が動かない。
好みじゃないというだけなのかしら? 私のツボにはまらない。
もう一回読み直します。

感動感激しなかったって、とても寂しい。不満も湧かない。

14

平良視点めっちゃ好き

平良視点の前半がめちゃめちゃ美しいです。

平良視点で語られる清居がとにかく美しい。語彙力がなくてうまく言えないのですが、夕日に照らされて平良が清居の手にキスする扉絵(裏)のような雰囲気でずっと進んでいきます。清居がすごく美しく描かれているので、平良が清居を神のように崇める理由がよくわかるし、気づいたら私も清居を神のように崇めてました笑
世界観に引き込まれていて、さすが凪良先生、話の持って行き方がめちゃめちゃお上手です。

ただ、清居視点がなんかしっくりきませんでした。平良の考えは特殊ですが、彼なりの物差しがあるということがわかるので、すんなり話に入っていけました。一方清居の感情は平良に比べると、他に足がついていないというか、平良という特殊なキャラをここまでリアルに落とし込めたのに、なぜ平良に比べたらだいぶ普通な清居はリアル感がないんでしょうか。


あと、これは私個人の考えなのですが、清居がなぜ受けなのかわからなかったです。
BLというのは、攻めはこういう性格で、受けはこういう性格で、こういう風に考えてて…というのが結ばれる前の経緯で語られて、それを踏まえて「ああじゃあこっちが攻めね」ってなると思うんですが、今回の作品は私個人的には感じられませんでした。



まとめると、前半ものすごくいい!最高!後半よくわからない!
です。
(前半の美しさがものすごく好きだったので、清居視点になった途端そのテイストが消えてしまって寂しく思ったというのはあるかもしれません)

2

ずっとずっと大好きです

神シリーズです。
今更ながら、凪良先生本屋大賞おめでとうございますということで。
ごめんなさい。レビュー要素は全く無いです。ただただ愛を叫んでます。
初めに読めたBL小説が、美しい彼でほんっとに良かったです。

とりあえずさ、めちゃくちゃ面白いんだよね。
平良の気持ち悪さ、清井くんのツンデレ具合が性癖に刺さりすぎて、続きがもう気になって、一日で読んじゃったよ…。
清井くんの可愛さにノックアウトされちゃって、トイレの中でデュフっと笑ったり、なかなか二人の気持ちが通じ合わなくて涙を流したりしてたんで、家族から怪しまれてしまった。

私はBLを好きで、新作を漁ったり、友人におすすめを聞くとき、至高の一冊を探す旅をしてるって思う。そしてこの作品はわたしにとっての終着駅で、バイブルだ。
巻数を重ねるごとに心の距離が近づく二人の尊さといったら!!
でも、一巻の二人の両片想いなもどかしい距離が一番すきだったりする。

美しい彼を好きになりすぎて、他のBL小説、全く読めてない。
他にもたくさん萌える神小説は絶対あるのに、これより面白くて萌えるのはないんだろうなぁって思っちゃう。
でもそれでいいや。

私が好きになった頃はもうだいぶ人気だったけど、好きになってから悩ましい彼発売決定、ドラマCD発売決定が決まって供給がたくさんあって、すごく幸せだった。

悩ましい彼が載った雑誌発売日には、本屋まで走って雑誌を買った。
BL雑誌、買うの初めてだった。意外と良心的な値段なんだね。葛西リカコ先生の神々しいイラストもついてて、久々に平良と清井くんを肌で感じることができて、読み終わるのもったいなさすぎた。

それで悩ましい彼がとうとう手に入ったときは、口絵の限界突破してる尊さに本を投げ出しそうになってしまった。
いや、雑誌掲載一回目には60ページくらい載ったはいいけど、後からぜんっぜん載んないし、いつ本は発売なの!?ってもやもやしてた気持ちが全部吹き飛んだ。
わたしはただ、この口絵のために長い期間待ち続けていたんだなぁって納得しちゃった。
でも、発売したらしたで、もったいなさすぎて読めなかった。

頑張って読んだ。
結果、平良と清井くん、めちゃくちゃ理想的で素敵な恋人同士になったね…。おばさんはただ嬉しいよ…。
この二人はもうこれが理想的な最終形な気もするけど、でも、まだまだこの二人の続きがみたいんだ。

ドラマCD発売決定のときには、清井くんのcvが斉藤壮馬というのを見て、ちょうどヒプマイにハマっててなおかつ幻太郎推しだった私には、平良じゃないけど神が采配した出来事に思えて、めっちゃ興奮した。
でも、これでイメージに合わなかったら…。恐る恐る再生のボタンを押した。

聞いて、斉藤壮馬より心に残ってたのは小野友樹だった。
彼の吃音、すみませんしゃべらせていただきますごめんなさい、という感じ、でもそれで一本通っていそうな感じ、これは平良だ!!と確信した。
そして、小山くん役の堀江瞬さん。
発表時、発売時に引用ツイートたくさんしてて、インタビュー記事を読んだら、一回しかミステイクしてないみたいで、BLCD、しかも脇役なのに、このプロ意識の高さ、彼は人気出るだろうなぁと思った。もちろん演技もすごく良かった。
斉藤壮馬は、なんだか"かわいい清井くん"だった。
本人も言っていた通り、きも、という台詞にも優しさが溢れてた。
斉藤壮馬は大好きだったけど、私はきも、のときは清井くんは気高くて、平良のことなんて価値なしのジャッジを下しているのに、最後は平良にデレてたところがむちゃくちゃ可愛くて好きだったから、解釈違いを感じた。
でも、CDはちゃんと予約して買った。公式に貢ぎたかったし。高く感じたけど。

結局、美しい彼のドラマCDがちるちるでぽんぽん神評価を叩き出していく中、私だけが解釈違いを感じたままだった。
けど、2時間以上も美しい彼の世界を音声で堪能することができただけで、すごく幸せだと思った。解釈違いがあっても好きなシーンがカットされてても、やっぱりすごく好きな作品が高く評価されるのはめちゃくちゃ嬉しかったのだ。
わたしの周りの人にこの作品を薦めても、面白いけどー、と言って、私ほどハマってはくれない。私はこの作品に妄信的になってるから、そりゃそうだけど。
だから、なおさら嬉しかった。


そして、最近凪良先生が本屋大賞を受賞した。
Twitterのインタビュー記事を見てたら、BL卒業!!と書いていた。
え????????????は???????????
あぁ、えーと、一旦落ち着こう。

どうやら見ていくと、それはマスメディアの早とちりだったらしい。
凪良先生が引用リツして、卒業してないです〜これからも需要がある限り書いていきます。とおっしゃっていた。


あーーーーなんだ、よかったぁ。
すごくすごくホッとして、そして、わたしはこの作品がすごく好きなんだとまた感じた。
本当に、この作品に出会えて、腐女子になって、BLを好きになって、今日を生きていて、良かった。
今夜もまた、この作品を読みながら平良と清井くんについての妄想を巡らせて、幸せな眠りにつくのだ。

9

文句なしの名作

あらすじは他の方が書かれているので省略。
というか、レビューもたくさん素敵なものがあるので評価だけでもいいのですが・・・

一筋縄ではいかない恋愛。
日常の小さな尊さや違和感、それを積み重ねていく二人。
決着点は見えるものの、ページをめくる手が止まらない。

凪良さんは本物のストーリーテーラーなのだと思いました。
ほかの作品も読んでみます。

6

受けの存在そのものが攻めにとって救いになってるのが尊い


スクールカーストの最底辺にいる平良と頂点に君臨する清居、パシリだった平良がどんどん清居のことを好きになって、気持ち悪いくらい純粋にまっすぐに清居のために尽くす姿は読んでて可哀想で切ないのにほっこりした。熱烈すぎる平良の気持ちに心を開いていく清居は、素直になれないのか、素直すぎるのか「うざ」とか「きも」って一言でばっさり切り捨てていくんだけど、それさえも清居からもらえたものなら宝物みたいに大事に受け止める平良の愛が深くてときめきました。
音楽室でファインダー越しに向き合う二人の時間は、描写が美しくて一文字も逃したくなくて必死に文字をおいかけてた。
卒業式のシーンは、この先の二人を思うと泣けて泣けて仕方なかったし、その後思った通りすれ違って、また出会えた時はこちらまでほっとしてしまった。とてもドラマティックな作品。事前情報ではすごく切ない、という評価をみての購入だったんだけど、個人的には、とてもハッピーな甘々小説といったところ。告白が清居からなのも可愛かったし、必死に告白しながらも「なんでこんな奴を」思いながら感情昂らせて泣いてしまった清居、最高にかわいかったです。平良に芽生えてしまった独占欲も、清居には嬉しいだけなんじゃないかと思うと、こちらまで幸せになれました。

4

愛は人を救う

かなり久々にBL小説を読みたいと思い、評価が高く続編も刊行されている(付き合った後が描かれていると思うとわくわくするので)こちらを電子版で拝読しました。

粗筋も試し読みも読んで購入したのですが、覚悟していたより主人公の平良くんの生きづらさが描かれていて、全く救いのない学校生活を思うと可哀想で……
けれど清居くんに惚れてからの描写でそんな気持ちがどんどん救われていきます。
秘密の逢瀬なんて平良と一緒にどきどきしました。
「愛は世界を救わないけれど、自分ひとりは確実に救ってくれた」
ここまでの生きづらさを思うと……良かったね……!

なんでそんな思考回路?そこでもう少し踏み込んで伝えなよー!とやきもきしながらストーリーは進み、この二人くっつけないんじゃない?どうやって告白し合うのよ……と心配している内に離別が訪れ……

しかし離別があるということは再会がある!!
楽しみに読み進めました。清居のほんのわずか見せる気のあるそぶりにニヤニヤしつつ、どこまで行っても平良は平良だなぁと呆れ笑いしつつ、拍車の掛かった崇拝とも言える恋慕の感情をじっくり味わいました。

平良が清居を崇拝するあまり、惚れる対象が存在することのみで生きる希望、勇気付けられ、見返りを求めない。
清居の心情が分かるお話(え、ゲイだったの!?と驚きました)のやきもきもよく分かる。

二人の数年を追い掛け、両思いラブラブエピソードまで入って大満足の一冊。
あ、受け攻めが思っていたのと逆でちょっと驚きました。

さらに電子版は清居の俺について来いばりの男っぷり?やらしっかり入ってる嫉妬やら平良のデュフフやらが楽しめます。

続刊求めない読むのが楽しみです。

5

納得の面白さ

評判が大変良いこの作品、まんまとハマりました。
あとがきで仰っている凪良先生と同じく、気持ち悪い攻めが好きで、平良(虐められ 攻め)が清居(美しい彼)に盲目的に信仰心を抱くにつれどんどんこの作品が好きになりました。
イジメ描写があるものはあまり好きではないですが、平良が清居という精神的拠り所を見つけ強くなっていくのが良かったので、嫌悪感はあまりなく読めました。

この作品の二度美味しいところは、前半平良視点、後半は清居視点であるところ。
明らかに好き好きっていうのが分かる攻め、好かれてちょっと引いている受け…実は受けはものすごく攻めが好きってシチュエーションが大好きで、この作品はまさにそれ。清居は実は平良のことが好きなのに、プライドが邪魔をして全然アピールできない様子が清居視点で見られるのは嬉しい。また、ただ清居がアピールできないから平良が気づかないだけではなく、アピールしても全然わからないんですよね〜
俺様なのに健気…清居かわいいよ清居

10

王もただの人

すごく評価が高くて、ずっと気になっていた作品。
読み始めて、評価の高さの訳がすぐにわかりました。
スクールカーストのお話を読むのは苦手ですが、こちらの作品の攻役平良は、頂点の清居をキングと崇拝している。この崇拝っぷりが、徹底していて自分の想像を上回り、先の読めない展開へと引き込まれました。
清居も、キモイなどとけなしますが、筋の通った手下扱い?が逆に心地よく、その折に出てくる、2人だけの時間にニヤつきが止まりませんでした。
前半平良目線で、清居の美しさ素晴らしさを感じた後に、後半清居目線の物語。
キングもただの人だということと、自分のプライドを砕いて告白した清居が可愛いく見えました。
ホントに面白く、幸せになれました。
大好きな作品です!

10

ページを捲る手が止まりませんでした

久しぶりに「気が付いたら朝だった」という体験をしました。

読み始めたらページを捲る手が止まらず、朝になっていました。
それくらい夢中になって読みました。
とにかく面白かった。
この辺でやめて続きは明日読もうなんて考えはこれっぽっちも浮かばず
二人の交わらない世界を、真剣なのに滑稽にも見えるやり取りを永遠に見ていたい。

『あぁ。文章を書くことを生業とする』というのはこういう事なんだな…。
プロの小説家って凄いなぁ…と読了後しばらくボーッとしてしまいました。

学生の頃は寝る間も惜しんで小説を読んでいたのですが
社会人になってからは小説より漫画を好んで読むようになりました。
自分にとってBLが「趣味」というよりは日々の疲れや仕事のストレスを癒すもの、
明日への活力・元気の源になっていたので寝る前に読むには漫画の方が良かったのです。
でもやっぱり小説っていいですね!
小説の良さ、文字を追う楽しさを思い出させてくれた作品です。

「美しい彼」を読むきっかけは今回も小野友樹さんでした。
小野さんが平良役にキャスティングされたと記事で読んだので原作を調べました。
私、「スクールカースト」という単語が苦手…というか大嫌いなんです。
社会で生きていく中で色々辛いことがあるのに
なんでBLの中でまでカーストなんて見なくちゃならないんだよ、って思ってしまって。
CDだけ買えばいいかな~と思っていたのですが利用している電子書籍のレビューで絶賛されていて
「ハッピーエンドが約束されている」との言葉を信じて購入。

ほんと~~~~~~~~に買って良かった!読んで良かった!
どこかで『BLは大人の女性の心の美容液』と書いてあるのを目にした記憶があるのですが
まさにその通りだと思いました。
なんだか体にとても良いものを摂取した気分と言うか
冗談ではなく髪の先から爪の先まで栄養が行き渡っている気がします。
作品の持つ力って凄いですね…。

「スクールカースト」という言葉から想像するような目を背けたくなる様ないじめなどはありません。
クラスの中心にいるグループにパシリとして使われていても買った物の代金は貰っているし、
平良自身が清居の役に立てることに至福の喜びを感じているので暗さは感じません。
花火大会の場所取りもカラオケの順番待ちも「目立つグループに無理やりやらされている」のではなく
全ては「崇拝するキング」である清居奏のため。
その献身は清居からは「きもうざ」と言われてしまうけど
読者である私からするとここまで突き抜けられると爽快です!
執着攻めではなく崇拝攻め。いいです。すごくいい。

全ての台詞、シーンが美しくて大好きなのですが
「人を救うのは優しさとか思いやりだけではない」と語る平良の言葉が好きです。
心の中に流れる川に浮かぶアヒル隊長だけが心の支えだった平良が
清居に出会って変わっていく様は感動的です。
平良の清居への想いは平良にしか分からない独特の表現で語られているんだけど
意味不明な事を並べているようで全編読むと全ての言葉がストンと入ってくるというか…。

平良にとってなぜ清居だけが特別だったのか

それを全編通して丁寧で美しい言葉で伝えてくれているんですよね。
この読んだ後の爽快感。幸福感。BL好きで良かったと心から思いました。
小野さんがCDにキャスティングされてなかったら出会えなかった作品なので
出演オファーを受けて下さった小野友樹さん、
小野さんをキャスティングして下さった制作会社のスタッフ様に心から感謝しています!
小野さん演じる平良…これ絶対ハマり役ですよね…!!
清居を崇め奉る時の声と気持ち悪くデュフフと笑う声。
CDの発売が楽しみです。

平良の事ばかり書きましたが、清居視点のエピソードがとても可愛かったです。
二人が恋人同士になるまでが清居視点で描かれているのですが
「清居くん、平良相手に頑張ったよねー!」と褒めてあげたい。
好きだから普通に付き合いたい清居と
好きだから付き合うなんて考える事すら烏滸がましいと思う平良。
じれったい!でも可愛い!!
私と同じく「カースト」という言葉に引っ掛かっている方にぜひ読んでもらいたいです!
おススメです!心の底からおススメします!

18

期待しすぎたの・・・

高評価のみなさん。ごめんなさい。
ここから読まないで。








うーーーん。楽しめなかった。

良くも悪くも普通。っていう。

キャラは個性的ではあるが魅力的ではないし、愛が深くもないし。
ストーリーもやや平凡。
ハッピーエンドでよかったね?ぐらいな。くっつくこと分かって読んでるわけで。
特に面白くもなかった。

作者への期待で最後まで読んだということに読み終わって気付いた。
きっといい話のはず。どこかで面白くなるはず。
ってページをめくって・・・あれ?なんだろう。だった。

決して読後感が悪いわけではないんです。
なんというかジーンとかキュンとか感じなかったんです。







15

電子にも挿絵がつきましたー!

シーモアで挿絵なしから挿絵ありに差し替えしたという通知がきたので、久しぶりに読み返しました。

挿絵、素晴らしかった。
この素晴らしい挿絵を見てしまうと、もう挿絵なしのあの頃には戻れない……という感じです。
(ほかの挿絵なし小説も早く!)


最初のスクールカーストの王様と下僕という関係だった頃はとても恋愛関係に陥りそうにないのに、一冊の本が終わる頃にはしっかり恋人同士になっているところがお見事だなぁって思います。

私は清居視点になってからが好きです。
「キモ!」「ウザ!」と言いつつも、平良が寄越す視線にいつしか底知れぬ満足感を得て、他の人では満足できなくなっていく様子がじわじわきます。

そして「キモ!」「ウザ!」と平良に吐き捨ててるけれど、実はこれはそんなキモい男を突き放すどころか、好きになるのを止めらない自分自身に対して自戒とか絶望感混じった気持ちも込めつつ言ってるんだろうなぁ。


私が一番好きなのは電子限定のSS「Chestnut 」

ケーキに栗を乗っける工場ラインのバイトを始めた平良が、栗を乗っけながら

「この栗の一粒が、清居とふたりで暮らす部屋の家賃になる。
 この栗の一粒が、清居とふたりで眠るダブルベッドになる。
 この栗の一粒が、清居とふたりで………」

と何度も繰り返されるところは、いつ読んでもおかしくてキモくて最高です。

7

おもしろい!


後半の攻め視点からの展開がよかった!

4

面白かったです

面白かったー
1度目はあまり感じなかったけど読み直したときに
受けからは確かにきもいといわれても仕方ないなって
納得しましたw
高校生のときの名前が付けられない交流とか特に好きだな

5

とんでもない攻めの登場だ!!!


小説は二度読む事はほぼないのですが、この作品は、何度も読みたくなる味わい深い作品です!

ストーリーはもう置いといて、キャラクターの感情の描写が多彩で、面白くて、新鮮で、完全にこの本の中でひとりひとりの人間が完成しています。起きた出来事を並べてちょっとキャラクターとしての感想を書く、みたいな小説に面白みを感じないのですが、この作品は一人の人間の脳内を丸ごと味わっている気分になるようで、もう4頁あたりで私は主人公になっていました(笑)

そしてストーリーですが、なんなんだこの攻めは!
底辺とかそんな次元ではないんですよ、平良一成くん、と言う種類なんでしょうね…
完璧すぎるんですよ、自分を卑下するスペシャリスト!
泣きたくなるほど極めています。
続々と飛び出す斜め上、いや、宇宙からの発言に、高飛車の受けくんが可哀想にすらなりました。
最高の攻めくんです。私は大好きです!!

Mっ気がある方なんかはこの本をより楽しめるのではないでしょうか(笑)


そして美しい受けくんの貶し愛が…これまたたまりません。
気になるくせに、寄ってきたと思えばぷいっとしてあまつさえ口から猫パンチをくらわすような彼に一喜百憂する攻めくんは愉快にさえ感じました。

視点は受け攻め両サイドあって、受けくん視点だと、より一層攻めくんの『スペシャル』な性格を感じることができて、何度も書きますが、高飛車で三角形のトップにいるはずの受けくんが不憫で仕方なかったです。でも決してあきれて読みたくなくなるんじゃなくて

ほんと、ほんと攻めくんバカ、もっとやれ…!

そんな複雑な感情を味わうことができました、最高ですこの本

続編が出ているので、試し読みでピンと来たら同時購入がおすすめです。
続編さらにやばいので(笑)

8

二人の今後の関係に期待

凪良さんのツイートで、来年に第3弾が出ると知り、それならば…と読んでみました。
電子書籍で購入。イラストはありませんでした。残念。

驚いたのが、スクールカースト。新聞でもその存在を知ってはいましたが、リアルもこんなに過酷で理不尽なのかも…と思うと、なかなか物語に入っていけませんでした。平良が吃音でからかわれるのも、胸が痛くて。デリケートな題材は、結構な踏み絵だと思います。それがいい方に働くなら救いを感じるのですが、この作品ではそこまではいっていないような気がして。でも、平良と清居の関係は新鮮で面白く、戸惑う気持ちと面白い気持ちで、最後まで揺れてしまいました。

最底辺の平良が、頂点に君臨する美しい清居にあこがれ、奴隷になって存在を感じてもらおうとするのは、それが彼の心を守るなら、いいのかもしれないと思いました。平良が大学に入り、スクールカーストから解放され、理解ある仲間を得たとき、心の底からホッとしました。やっと人間らしく扱ってもらえるんだなと。

面白いと思ったのは、やはり、平良と清居の力関係が逆転するところです。
清居が実は平良を好きで、その想いが全く伝わっていなくて、あれこれと策をめぐらし、やっと同居にこぎつけても、なかなか恋人関係になれず。清居が懇願してやっと抱いてもらう、その必死感にちょっと溜飲が下がりましたし、そんな清居は可愛かったです。無自覚に清居を変えてしてしまう平良の鈍感力が、いいなあと思いました。私は断然平良が好きです。独自の思考回路でも、相手の嫌がることはしたくないと考える優しさは、彼の一番の美徳だと思います。

平良と清居がすれ違わずに心を通わせられるのは体を重ねるときだけ、というのが面白くもあり、少し寂しい気もします。二人の変にかみ合わない会話が本作品の魅力ではありますが、もう少し心が通い合う機会が増えていったら嬉しいと個人的には思います。平良もどんどん欲張りになっている自覚があるみたいだし、この先、期待できるかもしれないですね。「憎らしい彼」もさっそく読んでみます。

4

新しいタイプ

こんなタイプのBLがあるとは!!と、とっても驚きました!
凪良先生のあとがきにもありますが、攻めが気持ち悪いです。読み進めていて、中盤までは攻め視点なのでどうやって二人がくっつくのか想像できず、早く読みたい!と焦りました。
中盤からは受け視点で、どういう環境で育ったのかが分かり、攻めに惹かれていく様子がすごく分かりました。清居くんが自分の中で受け入れられないのに平良を求めしまってもだもだするところが特に最高です!
この小説は神中の神なので本当にたくさんの人に読んでいただきたい…!

7

神なのに・・・

文庫本を持っているのですが、ショートストーリーが読みたくて電子書籍も買いました。ところが「憎らしい彼」にも同じ内容が載っていまうした。何だかいろんな意味で残念です。知っていたら買わなかったと思ったので、投稿しました。
感想も一言。「美しい彼」だけ読んだら星3くらいでしたが、「憎らしい彼」を読んだら星5になりました。あわせてで1冊だと思います。シリアスなのにクスッと笑えるすばらしい作品です。先生、続きを書いてくださいませ。

10

じれったい

在学中もいいのですが、卒業後の再会からが良かったです。 平良と清居の再会ですが相変らずです。 ですが平良の横には…。 ああ、この2人のすれ違いがもどかしくて、いじましい。 片やデンパに片や意地っ張り。 お互い好き同士なのにもう何してんの! 小山君には悪いけど、彼がいたからこそ、この2人がくっついたよね? 小山に対しての嫉妬が可愛かったよ清居。 泣きながら素直に告白するところもよかったよ清居。 でもって普段は下僕体質なのに、その時は主導権握っててよかったよ平良。だけどもう少し周りを見渡そうね平良。

7

読んでると声出して笑っちゃうようなコントBL!!!

「ショートケーキの苺にはさらわないで」を読んでから凪良先生のファンになり、こちらの作品も読んでみることに。

読み終えた直後の感想は、「うわ~なんか外れ引いちゃったかも...」だったんですよw
けど、続編の「憎らしい彼」も一緒に買ってしまっていたので、仕方なくというか、そっちも読んでみると...不思議と、評価が上がりましたwww

なんだろう...この作品は、BLのエロを楽しむとか、すれ違う2人の切なさに泣けるとか、そういう楽しみ方を期待していた当初の自分には全然合わなかったんだけど、どこか自分の心の中の違うボタンを押された気がする...

と言うのも、2人の会話はある意味すれ違ってるんだけれど、そのすれ違い方がとってもユーモラスで、読んでると声を出して笑っちゃうんですよねwww
なんだろうな、コントでいうと、「ラーメンズ」とか「アンジャッシュ」とかのコントが好きな人はツボにはまると思うwww
会話が食い違ってる者同士を客観的に見ると本当に面白いwww

特に受けの清居は平良の妄想ワールドに全然ついていけてないんだけど、読んでる我々からすると、平良視点でずっと物語を読んできたから、妄想のキーワード(アヒル隊長とか)を理解できるから、共感できたり。

言葉で表現するのは難しいな、評価も高いし、一読をお勧めします

11

イジメが題材ではなかった

いくつかにお話が分かれている作品です。
一話目が高校時代。二話目が大学生。
そこまでは攻め視点です。
三話目は大学生で受け視点。そして最後は再び攻め視点となります。

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攻めの平良は子供の頃から吃音があり、それも相まってカーストの底辺に生きる高校生。
それが大学で自分の吃音を受け入れられ、世界が一変します。

受けはカーストの頂点に立つ、同級生の清居。
美しく傲慢とも取れる態度ながら、周囲を惹きつける魅力のある少年。
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好きな人に貰った物は紙切れ一枚でも特別だと思えた子供の頃が懐かしく、平良の気持ちわかるなあなんて感じつつ読みました。
ずっと実はイジメ題材と思っていて、躊躇していました。
絶賛レビューが多いのも知っていましたが、それも読んでいません。
ただ、少し前に続編が出版され興味を再び持ちました。
結果は『もっと早く読めば良かったな』というもので…
実際確かに大学までのお話は、平良がイジメられている様が多く描写されています。
ただそこでわたしが凹まなかったのは、清居がそれに加担するような世界の狭い思考の持ち主ではなかった故です。
彼にとって高校の学級内のことなど一部でしかないというのが、ひじょうに良かった。
そして視点が変わることで、どちらか一方(特にいじめられる側)に気持ちが添わずにいられたことも大きいです。
視点主が平良である時はひたすら清居は神様のように崇められ特別な存在にこちらまで感じますし、清居である時は平良がとことん変な奴でストーカーでありつつ自分が崇め奉られることに快感を感じる。
凪良さんすごいなと改めて感じた作品でした。

9

攻めが…キモいんじゃなくて気持ち悪い(笑)

普段はあまりBL小説を読まないんですけど、気になったので読んでみました。

吃音症で陰キャでモサい攻め×プライドが高く強気でスクールカーストの天辺に君臨している受け……、
☆始業式のクラスでの自己紹介で吃ってしまい、受けがいる目立つグループに目をつけられパシリとして扱われるようになった攻めの平良くん。奴隷のように、理不尽に扱き使われています。
読んでるのも辛いぐらい不憫でなりません…、最初は平良くんもパブロフの犬の如く現状を諦観したり何とも思わない風を装って耐えています。
受けの清居くんは理不尽な苛めっ子()というか所謂DQNグループに属しておりますが、パシってもちゃんと金は払ったり度が過ぎたイジメはセーブしているし、平良くんが他のクラスメイトからイジメられた際も(理由は本当自分本位的なものではあるが)さりげなく救ったりしています。
…攻めの平良くんは、受けの清居くんのそんな姿を見てすっかり惚れ込んでしまいます。

一見、清居くんの言動は自分勝手でイキってるし不遜だし何だコイツ…って思うかもしれませんが、平良くんのような不憫な境遇ですと輝いて見えるのかもしれません。作中でも平良くんが言及しております。
悪意の塊のような屑でゲスな人たち、表立って攻撃はしてこないけれど日和見主義で半ば惨状を面白がっているような野次馬根性の傍観者たち、弱者に善くする事で自己満足に浸る偽善者たち、そんな人ばかりに囲まれて居たからこそ、清居くんが他の誰かとも違う特別な存在に思えたのでしょう。

清居くんは自分の意志や考えをしっかりと持っています。
他人の事や周りからの評価はどうでもいい自分本位なところもありますが、どんな状況になろうが自分を曲げないブレない強さでもあると思います。
高飛車でプライドは高いけれど、生来の外見の美しさだけでなく、夢のために陰で努力したり真摯な姿勢も大変好感がもてました。
他人を貶めて優越感に浸ったり、声や態度だけデカくて中身は雑魚な連中とは全く違います。
攻めも、そんな姿に惹かれたんでしょう…。

受けが攻めに惹かれた気持ちもよくわかります。
なんで陰キャでキモくてストーカー気質で電波な男に惹かれたのか?…この2人が恋愛に発展するのか?と冒頭を読んでいて全く想像もつかなくて疑問でした。

受けは幼少期は母子家庭の鍵っ子で寂しい思いをしてきました。母親が再婚した後 弟妹が産まれ放置されることが多く、十分に構ってもらえなくて寂しい思いを重ねてきました。
その影響で「誰かに熱く求められたい…」っていう思いが募り、芸能界を目指しています。

受けの清居くんは、自分にブレることなく直向きに熱い好意を示してくる・執着してくる攻めをキモい…と思いつつ優越感を得て、更には幼少期からあった「誰かに熱く求められたい…」という欲を満たすことができて、いつの間にか攻めの平良くんが受けの中で特別な存在となったのでしょう。

読了して、需要と供給がマッチングしたお似合いのカップルじゃんって思いました。

自分の好きな、ヘタレわんこ攻め×美人受け…、けれど作中で受けが言ってたように攻めの平良くんは「ヘタレわんこ」というよりは、清居くんをも凌駕する「俺様」かもしれません(笑)

「わんこ攻めにワンワン尻尾振られて好き好き攻撃されてやがて絆される、やれやれ系の受け…」もしくは「ご主人様にお熱なお利口な忠犬わんこ攻めをうまくリードする美人受け」っていうパターンはBL漫画でよくありますが、今作は「ご主人様大好きな雑種のちょっとお馬鹿わんこ攻めが必死に忠犬ぶって空回り、言動が予測の斜め上すぎて ご主人様の受けもコントロール出来ずに振り回され躾に悪戦苦闘…」みたいな感じでしょうか。

受けが後半からはスーパーデレモードに突入して、意外にも嫉妬深かったり甘えん坊だったり、素直だったり…その変貌ぶりがとても良かったです。
続編も読んでみようと思います♪

11

どっちがどっちを振り回しているのか分からない関係

ふ…とうとうこの作品のレビューを書く日がきました。どう書いてもこの作品を好きという気持ちをうまいこと書けない気がしていた(今もしている)のですが…続編を読む前に書こう。

凪良ゆうさんの作品読んだのは「散る散る、満ちる」に次いで二冊目でした。当時はスクールカーストという言葉も知らなかったのですがなんとなく不穏な…もっと陰湿な展開のある作品だと思い込んでいて、刊行から一年ほど経って読みました。

吃音症と元来のきもうざな性格を拗らせている平良と、奔放で自分勝手で美しい清居の物語。表題作を含め4つのエピソードが収録されています。平良視点の「美しい彼」「ビタースイート・ループ」、清居視点の「あまくて、にがい」、最後に再び平良視点の「月齢14」――全く違うタイプの二人が恋に落ちてしまうというシンプルなお話ですが、二人はそれぞれの理由で「この気持ちは恋心だと知っているけれど、恋であるはずがない」と思っています。平良にとって清居は唯一絶対の特別な尊いキングだから。清居にとって平良はきもくてうざいストーカーみたいな奴だから。それでも、それなのに、怖いのに、腹が立つのに、好き。ままならない想いに翻弄される二人が愛おしくて、この作品に関しては本当に二人とも同じぐらい好きだなーと思いながら読みました。

序盤で平良がイジメられている描写もありますが、作品のテイストとしてはコメディー寄りだと思います。なんせ平良の言葉のチョイスが可笑しい。平良って傍から見ると確かに不気味…もとい不思議な男の子だろうなと思います。底辺ぼっちであることに悔しさや悲しさを感じつつも潔いほど清居ファーストなので、見ていてとにかく爽快でした。彼には彼のロジックがあって、他人から見れば納得いかない言動でも真っ直ぐな理由があるのでその点も面白かったです。

平良の情熱に清居が絆されるだけの展開じゃないところも好きでした。二人の間にあった壁を蹴破ったのは清居なんですよね。どっちがどっちを振り回しているのか分からない――平良は、清居に振り回されてあげている…ようにも思える関係性にドキドキしました。

後半、平良こそが俺様野郎だと気づく清居に胸キュンでした。どっちが厄介かといえば平良のほうだとずっと思っていたので、そこに気づきつつも好きな気持ちを止められない清居…どんだけ健気なんだ…くぅッ。隠れ男前(きもうざだけど)な平良と、隠れ健気(乱暴者だけど)な清居。それぞれのギャップに萌えまくりました。

続編ではどんな二人に会えるのでしょうか。楽しみです。

15

どこが特別です?

もしもこの作品は先生の早期作ならまだいいのですが、私は数年前の「真夜中クロニクル」と一部の凪良先生のいい作品を先に既読で、後で「美しい彼」を読で⋯この本はどこが特別ですか?
もしも「真夜中クロニクル」は今の新作でも神評価できるくらい面白い代表作と思いますが、逆に「美しい彼」はただの先生の十八番と「真夜中クロニクル」のライト&強弱逆転バージョンと思います。先生のいつもの暗い学生時代、大学生活は解放と友達が得た、いつもの小道具あり(アヒル隊長)。既視感は重いのでつまらないです。ごめんなさい。

12

凪良さん作品大好きなのに…

神評価の多さに惹かれて読みましたが、私もどこがそんなに高評価なのかよくわかりませんでした。
凪良ゆうさんの作品が大好きなのに何故だろう?やはり「きも」「うざ」の連呼かなあ。ツンデレが書きたかったんだとは思いますが、この下品な言葉遣いが成人編になっても治らないのはなんだかなぁ…。
さらに文章が上手すぎるのか、攻めが本当に気持ちが悪い。アヒル隊長がうんぬんも、いい加減卒業しなよ…と思いながら、引きぎみに読んでしまいました。作品がお好きな方にはごめんなさい。率直な感想です。

18

うーん。。。

私的には、何故この作品がこんなに人気があるのだろう。。。という感じです。前半は読んでいてあまりいい気分ではありませんでした。

15

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