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短編のたった30Pで泣きました

荒井よしみ先生の漫画の大ファンです。
ショタ受けが性癖な方なら買って損はありません。

まず、表題にもなっているユピテルにおねがいは、ショタ2人に大学生の攻め1人という最高のシチュエーション。荒井先生はショタを描く神です。画力がすさまじい。なのにストーリーもシッカリ萌えます。
エロシーンの描写も最高です。デッサンがお上手な方のエロシーンは安心して物語に入り込めます。

そして、私が一番感動したのは、最後に掲載されている「星の花」という短編です。
ぜひ、ネタバレ無しで読んでもらいたいです。途中まではおじさん×ショタという普通の売春ものかな?と思いきや、濃厚エロシーンのあと、まさかの号泣しました。
何度も何度も繰り返し読んでいます。そのくらい素晴らしい漫画でした。伏線の回収も素晴らしい。

何度も言いますが、ショタ受けが性癖な方は荒井よしみ先生の漫画を買って損しません。
素晴らしい作品を世に送り出してくださったことに心から感謝致します。

群像劇的?的な面白いBL

落語心中から雲田先生のファンになり、BLを描かれていることを後から知り、こちらも読んでみました。

短編集なのかな?と思いきや、一つ一つのお話が繋がっていてストーリーも面白く、BLとしてもとっても萌えました(*ノ∀ノ)

雲田先生の描く漫画の、おふざけな感じの描き方と、ちゃんとデッサンの整った線の綺麗な絵とのバランスが私は好きです。

今作の物語は、切なくもあり、笑いもあり、濡れ場もあり、大満足な一冊です。
クミちゃんとサクマの2人を中心に、物語が動いていく様子が面白かった。

受けが美しく、攻めが可愛い。

とっても好みの作品でした。

物語の流れも自然で、絡み中のやり取りもすごく色っぽくて、良かったです。

私はわりと、受けが絡みの最中にペラペラ喋る作品が苦手なんですね、男性向けのエロ漫画みたいで笑

だから、しっぷ先生の描く、受けちゃんの自然な喘ぎ声とか、ふふ、みたいな笑い方とか、仕草とさ、そういう部分がすごく自然で、物語にすんなり入ることができました。

攻め視点の、イライラや焦りや色んな感情が見れて、可愛いなぁと思う。
すごくヒットした作品でした!

ボロボロ泣きました

大好きなパブリックスクールのシリーズ4作目。
今回はスピンオフでした。
前3作品の数年後のパブリックスクールが舞台になっており、前シリーズに登場したエドワード達が卒業した後の、つまり彼らの後輩たちの物語です。
直接エドワード達が物語に影響する場面は少ないので、本作だけでも十分楽しめますが、私は全3作品を読破しているので、前作から引き継がれている部分だったりを発見して読み取るのがファンとしてはとてもうれしかったです!


さて、今作もやはり、愛の物語でした。
樋口先生は本当に、色んな愛の形を表現するのがお上手だなと。

今作は前作同様、パブリックスクールを舞台にした貴族のご子息たちのBLでありながらも、「毒親」と、その毒親に翻弄されてしまう子どもたちがとてもリアルに書かれています。
愛されて育てられなかった子は、やはり人を愛することが難しい、という負の連鎖だったり、自分がされて悲しかったことはせずに、自分がされたかったことを人にしてあげようとする愛だったり、感情移入せざるを得ない部分が沢山あって途中で本に顔を伏せて泣いてしまいました。

もはや、BLという枠に収まってしまうのは勿体ないと思ってしまうほど、愛とは、子育てとは、などに気づきを与えてくれる作品でした。

樋口先生のブログで以前、「わたしの人生は母を許したいと思うことから始まり、小説を書くにいたった。」というのを読んだことがあります。
親子関係について、樋口先生ご自身も色んな悩みや葛藤があったんだなあという事を知りましたし、そんな方だからこそ、こんなに感情を揺さぶる物語が書けるのだと思いました。

私自身にも母親を憎んだり責めたりした経験を経て、ようやく許せるようになったので、今作の物語と自分の経験がリンクするものがあり、泣けました。
親の愛を知らずに育ったスタンとケイトの2人が不器用ながらも少しずつ、寄り添っていく過程がとても美しかったです。
素晴らしい作品に出会えたことに感謝しています。

ただ、1点だけ、、1点だけ、ワガママを言わせてもらうと、「受けが他の誰かに襲われちゃうピンチにタイミングよく駆けつける攻め様」という構図が、虫シリーズしかり、パブリックスクールシリーズしかり、樋口作品の定番になってきている気がして、受けがピンチになると「もうすぐ攻め様が助けにくるな~」と先が読めてしまうのが少し残念(笑)
でも、私は健気な受と高圧的なスパダリ攻め様が好きなので、これはこれで楽しめました。

樋口先生の次回作も楽しみです。

タイトルの意味を知ったとき涙が止まらなかった。

「ショートケーキの苺にはさわらないで」のスピンオフ作品。
先に前作を読んでからの方が感動が増しますのでおススメ。

今回のドールである高嶺は、前作のシンちゃんと対照的なツンデレさんで、なぜ反抗的な性格になってしまったのかという背景を知るとせつなく、物語の最高のスパイスとなっています。
そんな斜に構えているドールちゃんが、優しい阿部ちんと出会って少しずつ心を開いていく過程が丁寧に描かれています。
心理描写が自然で、読者にスムーズに共感させるあたり、さすが凪良先生です。

高嶺が阿部ちんに出会うまでの人生は、シンちゃんのときと同様、辛いものでしたが、阿部ちんの童貞特有の「デュフデュフw」みたいな気持ち悪いやりとりがあったりして笑える場面がいくつもあり、物語に抑揚がついていて本当に飽きずに読めちゃいました。

そして、前作の南里とシンちゃんのエンドもわたし的には最高に良かったですが、こちらの阿部ちんと高嶺のエンドも圧巻でした。
タイトルの意味を知ったとき、涙が止まりませんでした。
読み終わってしばらく、本を閉じて、泣きました。
間違いなく神作品です。
前作も今作も、私の人生にとって大切な本になりました。

作品を書いてくださった凪良先生に心から感謝しています。
ステキな物語を世に出してくださったことに、ひたすら感謝です。
その想いしかありません。

あとこれは、読んだ方にぜひ聞いてみたいのですが、世界中のドール達が自由になれる日という【2119 9 29】に、高嶺はあの世に旅立ちましたが、その少し前から日本中のドールが誤作動を起こしていましたよね。
私は、2119 9 29の日に、高嶺だけじゃなく世界中のドールが一斉に停止したのではないかな?と解釈しました。
人間の支配から解放され、自由になれた日なのではと。
真意は分かりませんが、そうであったら素敵だなと思いました。
そうなると南里とシンも停止してしまうことになりますが、永遠の命は幸せとは限らないので。

泣き崩れました...

陵辱系のエロが好きなので、かわいそうな受が読みたくて買ったのだけれど....
想像以上に泣かせにくるストーリーで、いい意味で裏切られました(´・ω・`)

前世の記憶が混在するストーリーで、最後の最後まで伏線がちゃんと仕込んであり、物語として本当に面白かったです。
泣きます。恐ろしいくらい泣きます。
BLっぽいイチャコラは最初だけで、途中からは映画なんじゃないかというくらい壮大な愛のストーリー。
ひたすら、愛です。
ここまで幸せを願ったカップルは無かったんじゃないかなってくらい、2人の幸せを願わずにはいられないほどでした。そのくらい、2人の人生が壮絶すぎて。

読んだ後は、すこし放心するような、あったかいような、しんどいような。
私にとっては、自分の心の中の「愛」の色相が増えたような、そんな気持ちになりました。

絵としては描かれていませんが、文章上の流血などの描写が結構あるので、そういうのが苦手な人は避けた方がいいですが、そういうしんどい場面を乗り越えても読む価値のある愛の物語でした。

今まで色んな作家さんのBL小説を読んできましたが、凪良ゆう先生はやはりさすがですね。
心理描写の神様です。買ってよかったです。感謝しかありません。

傷を負う者同士の純愛。

お互いを想い合う愛が深い...!!!

序盤は受けの不遇な生い立ちが不憫でかわいそうに感じましたが、攻め様が救い出してくれて徐々にお互いが惹かれあっていく所が本当にキュンキュンしました!

攻めの佐助の素朴さというか、与六を助けてすぐに体を求めない所にもとても好感が持てました。
男気溢れる容姿なのに、ちゃんと丁寧に接するんだなあっていう。
初っ端から襲い掛かるような攻めも好きですが、佐助の場合はそのギャップに惚れます!

あと、与六が経験豊富で佐助が童貞だったという設定にも萌えましたw
「どうりでお互いフェラばっかりしてると思ったら~」みたいな//

2人とも心に傷を負っていて、それを補完し合うように寄り添っているのが、愛だなあと感じます。
一度味わってしまうと性に貪欲になる、人間らしさが2人とも表れていて、そういう描写も上手いなあと思いました。

エロの描写もさすがですね!!!
挿絵も天下の笠井あゆみ様!お美しい!!!

ハピエンを目指しつつハラハラムラムラしたい人にお勧め!

まずはプレイについて。
「泣きながら犯される受が好き」的な、陵辱プレイ好きな人はには絶対おススメ!

よくぞここまでエロを詰め込んでくれた!!!というくらい、陵辱、獣姦、ピアッシングなど次から次に変態プレイが出てきて、私はすごく好みでした。
(男性向けエロ漫画のような、すぐ欲しがる受けがあまり好きではないので、受けが嫌がっている描写に萌えます)

あと、竿役にしても、ちゃんと受けのファウジを気持ちよくさせようという意識があるプレイが多く、奴隷モノだったとしてもちゃんと救いがあるので読んでいて不快にはなりませんでした。



んで、物語について。
こちらも良く練られていて、最後の1ページになるまで読み手をハラハラさせてくれる構成が素晴らしかったです!

受けは最後の最後まで俺様な高慢野郎なんですが、攻めと関わることでちょっとずつちょっとずつ態度が変化している様子が攻めのハッサン視点で読み取れ、文章力に思わず「うまいな~」と唸ってしまいました。

特に、攻めの心理描写が上手いな~と思います。
仕事だと割り切り、受けのファウジに対して無関心な攻めのハッサン視点でファウジを見ると、自分に気があると勘違いして高飛車になるファウジがめっちゃ滑稽に映りますw
そこから徐々に心が変化していく様子が面白い。

ハッピーでほのぼのとしたホモが読みたい人は読まない方がいいですが、ちゃんと最後はハピエンなので安心してください。
そこを目指しつつハラハラドキドキムラムラしたい人には本当におススメ。


====ここからネタバレです!未読の方は読まないで!=====




まあ1点だけ違和感ポイントを挙げるならば、「父親がクズだったから息子も連帯責任を負わされる」という設定にしては、ファウジに降りかかる災難が度を越えているような気もしなくはない...という所でしょうか。

失明させることは無かったんじゃないかな、、、みたいな。
目が見えないせいでお金を偽札とすり替えられていたり、食事を不味くさせられていたり、そういう不憫な描写が多くファウジに同情しました。。。
可哀想なのはプレイだけにしてほしかったな、みたいな気持ちも無くはなかったかな、プレイはまだファウジが感じてるだけ救いがあるしw
映画「ダンサーインザダーク」に少し似てるかな。
あそこまで救いようがない物語じゃないけど。

シリーズで一番さわやか青春!

虫シリーズ5作目!
樋口先生、さすがです。
私は虫シリーズで毎度毎度、愛について学ばせて頂いている気がします。
樋口先生の作品にはいつも、「愛情が発生する動機」がすごく細かく描写されているから、擬人化というファンタジーの作品にもリアルさがちゃんと出ていて、感情移入できるので大好きです。
タイトルがまた秀逸なんですよね~ちゃんと中身とマッチしていて、なるほどな~と感心してしまいます。

他の方のレビューにもありましたが、今回は今までの作品の中でも痛さの少ない作品だったなって思いました。
寝とり寝とられ、、、とくれば、きっと受けの歩ちゃんが、大和とエッチした後に志波あたりにレイプされちゃうんだろうな~可哀想にな~でもいいな読みたいな~と思って読んでいたんですが、なんとまさかのイマラ止まりとは....期待していたのに残念w
痛いの苦手な方にとってはちょうどいいのかもしれませんね。
でもちょっと、志波ともう一人(名前なんだっけ)には、ヒール役としてもう少し暴れてほしかったというのが本音ですねw

あと、皆さんのレビューを読んでて笑っちゃったのが「今回はシリーズで一番素直で真面目な攻めだった」という感想www

本当にその通りだと思いますw

うまい具合に最後の最後まで翻弄され続ける健気な攻めが可愛いw
メール1本でテニス頑張っちゃうとか、高校生っぽい所が、いいなって。
虫シリーズの他の作品は、成人編の方が多いので、高校生っぽさが新鮮で読んでてキュンキュンしました^^


そして、受けがフタナリなのもプレイとしてはとってもエロエロで私は好きでした!
異形再生が整ってからのプレイも是非読みたい!!!!


あと、お馴染みのマヤマヤや澄也が出てくるのが虫シリーズファンとしては嬉しいw
読んでる最中も「あ!マヤマヤだ!」ってつい声が出てしまいますw
いつかマヤマヤのカップリングも読んでみたいな~

メンヘラな攻めが愛を知って成長する姿が可愛い!

1作目、2作目を読了して、3作目を飛ばして本作である4作目を読んでしまいましたw
1と2があまり繋がっていなかったので、大丈夫かなと思ったんですが、本作は3作目とめちゃくちゃ繋がっていたので少し後悔...けど、めちゃくちゃ面白かった~。
正直、1と2と4の中だと一番好きかも!


特に兜のヤンデレ具合がわたし的に最高でした!!!
ことあるごとに「他の男とやってない?」とか質問してきたと思えば、プレイ中はあっちゃんのことひっぱたいたり、会うとすぐ「入れさせて!」って連呼したり、情緒不安定な攻めってなんか珍しくて、「これ完全にヘンヘラやんけ~w」っていう兜が可愛かったw

今までの1と2の攻めは、気が強くて何でも出来て堂々としてる王様のようだったから、例え攻めと受けがすれ違ったとしても、「攻めは受けが大好き」っていうスタンスは変わらず、ずっと愛情を注いでる感じだったのが微笑ましいけど、ストーリー的にはある程度流れが読める部分があった。

けど今回の兜は、序盤あっちゃんを好きだと言いながらも蔑んだり馬鹿にするような事を平気で言ったり、ひっぱたいたり、SEXにも愛がなく、「人を愛することを全然分かってないんだなこの人」...言動が目立っていて、でもそれが逆に、あっちゃんと関わることでどう変化するのかを読んでいくのがとっても面白かった。
器用でそつなく誰にでも優しく、っていう、優等生兜がどんどんメンヘラに堕ちていく様がツボでしたwww

そして、あっちゃんは確かに、過去に過ちを犯した自分を兜に出会ったことで許せるようになったのかもしれないけど、2人が出会ったことで一番変化したのは実は兜なんじゃないかな?と思った。

映画に例えると、まさにプリティウーマン!!!笑