囀る鳥は羽ばたかない 1

saezurutori wa habatakanai

鸣鸟不飞

囀る鳥は羽ばたかない 1
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神996
  • 萌×2122
  • 萌74
  • 中立30
  • しゅみじゃない53

--

レビュー数
113
得点
5720
評価数
1275
平均
4.6 / 5
神率
78.1%
著者
ヨネダコウ 

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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
囀る鳥は羽ばたかない
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784813030133

あらすじ

ドMで変態、淫乱の矢代は、真誠会若頭であり、真誠興業の社長だ。
金儲けが上手で、本音を決して見せない矢代のもとに、
百目鬼力が付き人兼用心棒としてやってくる。
部下には手を出さないと決めていた矢代だが、
どうしてか百目鬼には惹かれるものがあった。
矢代に誘われる百目鬼だが、ある理由によりその誘いに応えることができない。
自己矛盾を抱えて生きる矢代と、愚直なまでに矢代に従う百目鬼。
傷を抱えて生きるふたりの物語が始まる──!

H&C Comics ihr HertZシリーズ

(出版社より)

表題作囀る鳥は羽ばたかない 1

百目鬼 力,元警察官でインポの部下
矢代,ドMで淫乱のヤクザ,道心会傘下,真誠会若頭

同時収録作品Don't stay Gold

影山,火傷フェチの医者,内科医
久我,22歳,年少上がりの黒服のバイト

同時収録作品囀る鳥は羽ばたかない

モブ(刑事)
矢代(ドMで変態・36歳・真誠会若頭)

その他の収録作品

  • 漂えど沈まず、されど鳴きもせず

レビュー投稿数113

これは…大変だ…

かなり長い期間、BL的な分野から離れていました。
その時空を超えて沼らせてもらえるくらいの超絶ド級の神作品だと思います。

こういう作品に出会うと、ごちゃごちゃ何か話すより、
も、もうとにかく読んで…考えないで感じてくれ…ほんとお願い…。ってなる。

暴力的な描写や、性的な虐待表現もこの作品の根幹を担う要素なのでもちろんあります。ただ、作者の方の力量だと思いますがグロには寄らずサラっとしており、暴力や虐待がとても苦手なワタシですが、そこまで辛くありませんでした。でも、ちゃんとものすごく痛いです。

心から感心したのは、コマひとつひとつにまったく無駄がないところ。
とばし読みなんかできませんので、ヨネダ先生の意図を受け取るため、毎回真剣勝負です。状況を説明する際には多少長いですが、登場人物たちのセリフはおそらく最小限。画面の隅々にまで神経を使うので、拝読中はハンパなく疲れます。読後も作中でメンタルをガシガシ削られるので本当に疲れます。

それでも次号の作品を万全の状態で拝読したいから見落としがないように必死で繰り返し読み続けます。登場人物たちのコミカルな部分に癒やされたり、新しい発見に泣いたりしながら。

読んでない方には、もう元に戻れなくなるけど読んでもらいたいと思うし、すでに読んでらっしゃる同士のみなさまには、ワタシも毎回クソ辛いけど、結末を見届けるまで絶対に死ねないと思ってますと固い握手を交わしたいです。

ヨネダ先生、こんな素晴らしい作品を本当にありがとうございます。
ヨネダ先生の本気を頂いて、やっと人生頑張れるようになりました。

2

続編に期待

映画のような重厚なストーリー。
今後の百目鬼と八代の関係が気になります。

0

一巻から、儚い感じです。
切ないし、矢代に感情移入すると胸が締め付けられますが私が経験したことのないような経験や気持ち、色んなものを押し殺して生きてきたと思いますので、私が矢代をわかるというのは烏滸がましく感じます。
ヨネダさんの絵が最高です。見ると悶えます。
単刀直入に、エロを感じます。色気がすごすぎます。

2

読み始めたら沼

まず、1.2巻までは好みが別れると思います。正直主人公矢代の性癖はかなりきついです。でもなんか過去を知ってしまった時自然と許せるというかなんかむしろ心にくるものがあります。
そしてストーリー重視の方は4巻までよんで欲しいです。そこで苦手なら好みではないかもです。
1巻では主人公とは別カプのお話がありますがそこにでてくる久我という男がまぁいいやつでして、このストーリーに出てくる中で1番と言っても過言では無いくらい人の気持ちに聡いです。
この作品の中に足りないのは人の気持ちに聡くてお節介なやつなんだと思いますね、。だから展開がまぁ少しゆっくりめな気持ちもします。
ですが登場人物の気持ちは所作や顔、言葉でわかっても先が全然読めません。簡単に言うと幸せになる未来が見えません。そんな大変な状況で乗り越えて幸せになってくれると思うと本当に泣けます。
この作品に出会うまで好きな本を電子でも紙でも欲しい人の気持ちが理解できませんでした。(だってお金かかるじゃん?)でもこの本だけは手元に置きたいと思いました。大好きな作品です。

1

一巻から心を持っていかれました。

まだ読んだ事がない方は絶対に読んで欲しいです。

0

久我くんへ

矢代や百目鬼の話ではなくて、久我の話をするだけです。
おそらくもう新たに描いてはいただけないキャラクターです。
架空の人物なのに今頃どうしているのかなぁと思ったりします。
影山医院で看護士しているのかなぁ。
大学通っているかなぁ。
過去の壮絶さは影山の存在によっては相殺されたなんて思いません。
たぶん過去に関係なくキラキラした芯がある人だったのではないかと。
だから描かれた後の妄想をするにしてもマイナスな未来を思い浮かべることの方が難しい。
まあ、マイナスを考えたくはないんでしょうけど。
うまく言えないけど、大好きです。
また会いたい。

1

発売当時に読んでいれば神だったかも

8巻も続く作品の一巻目。だけど始まりは表題作とは別のカプ、巻末には過去話、そのおかげで一冊の中で綺麗に伏線回収されて分かりやすいという不思議かつ絶妙な構成でした。
本編は、BLの到達地点(最終的なカプ)だけが示されて、それ以外のヤクザな話をどうしていきたいかは分かりません。細かく説明入れてるからには何かあるんだろうけど、一巻ではなんとも言えません。
序盤はまだ矢代の中で影山の存在が大きいっぽくて、捻くれた片思いに萌えました。「あいつの高校時代にちょっと似てる」と百目鬼に言う矢代のセリフにはどれくらいの重さがあったんでしょうか。
百目鬼が矢代に惚れる土台は早くも出来上がってしまったので、この時点ですでにBのLは矢代次第になってる気がします。8巻まで長いけど、まさかずっと矢代が拒んだりグダったりの繰り返しじゃないよな…と一抹の不安が。一巻だけ出てる状態で読めばもっとテンション上がってたかも。
表情と独特の空気感と間で魅せる心理描写に惹かれて読みたくなるけど、ストーリーだけを抜き出して見ればありがちな人間ドラマで邦画っぽい。十年前の漫画だし、やっぱりその時代に読まなきゃ感動はないのかなあと思いました。
(※4巻まで読んで無事神作品となりました。まとめ買いしといて良かった!)

0

本気で腰を据えて読まないと理解出来なかった

理解出来なかったのは話の内容ではありません。
この作品の魅力が、です。

とりあえず人気作品だからと飛びついて読みましたが、初見時の率直な感想は「だめだ、分からない…」でした。
面白さが全然分からない。なまじ話の内容自体はちゃんと分かるだけに、「どういう話なのかは分かったけど、この話の何が面白いんだろう…」と思ってしまったのが正直なところでして。

でも凄まじい人気作だから、度々話題になったりしてますよね。その度に1巻を読み返しては「やっぱり分からん…」となっていました。
悔しかったです、本当に。大人気作だし、ファンがめちゃくちゃ多いからファン仲間も作りやすそうだし、二次創作だって結構な数ある。こんなに多くの人を魅了してる作品なのに、その魅力を理解出来ないのが悔しくて悔しくて仕方なかったです。

そんなある日、私は目の手術をしまして、「目は使ってもいいけどあんまりキョロキョロ動かさないでね。ゆっくり動かしてね」と言われました。
やることを全て終えてしまって暇だなーでも動画とかゲームとかは駄目だろうしなーと思ってた時に「内容を知ってる漫画ならゆっくり読んでもストレスにならないよね、続きが気になったりしないし」と考え、その時再び手が伸びたのが「囀る」の1巻だったんです。

いやー、ほんと…一体今までどれだけ雑に読んでたんだ?って感じでした。わたし的にはちゃんと読んでたつもりだったんですよ?
でも、一コマ一コマをじっくりゆっくり読み進めると、あー、はいはい、なるほどね、これがこの作品の魅力ね、っていうことがじわじわ伝わってきました。
矢代さんと百目鬼の心情が、じっくり読み進めることでこんなにも伝わってくるとは思いもしなかったです。視線ひとつにすらこだわりを感じると言いますか、これって意図的に作られているのでしょうか?はぁー、凄いなー、ってめちゃくちゃ感銘を受けました。

残念ながら魅力を理解した上でも「好みとは異なる」というのが本音ではあります。これはもう私自身の問題ですね。劇的な展開が好きか淡々とした展開が好きか、とかそんな話です。だけど、これだけ高い評価をつけられている理由はとてもよく分かったので神評価です。

私みたいに魅力をすぐ理解出来ない人って珍しいのかな、珍しいからこれだけ高く評価されているんだろうなと思いますが…もし私と似た感想を持ってる方がいたら、是非一度じっくりゆっくり読んで欲しいなと思います。

6

名作たる理由

1年前とかそのくらいにシリーズまとめ買いしたにも関わらず、積んであった本作。
名作だという事と、主人公の名前くらいは知ってたんですが今日やっと1巻に手をつけました。

期待値はもちろんMAXで、でもハマれるかハマれないかは分かんないなぁ〜ってな気持ちだったんですが、1話読み終えるか読み終えないかのうちにはもうどっぷりと…。
流石に超超有名作だけはありました。

ドMバリネコの矢代もイイですし、インポの元警官百目鬼もイイですよね…。
矢代の過去、片想い、など傷ついてはいるのですが、義父に開発されて淫乱ドMになって現在は割と性欲処理的な部分では充実してるっていう''タダでは起きない"図太さみたいなのが良かったです。
かと思えば、百目鬼の妹に探りを入れに行き、妹だと分かってホッとしてる感じが凄く可愛らしかったです。
萌えました。

2人が惹かれあってるのは間違いないのですが、百目鬼のインポは果たして治るのか?
矢代に対してドSに振る舞えるのか?
そこが非常に気になる部分ですね。
百目鬼の「ヤリたくてしょーがねー」っていう顔が早くみたいです!

まだ1巻のみですが、これは間違いなく神作です。
最後までどうか神であって欲しいな〜。

5

読んで苦しい、読み終えて苦しい

いつか二人には幸せになってほしいと切に願ってしまう作品です。

3

この作品が収納されている本棚

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