能美先輩の弁明

noumi sempai no bemmei

能美先輩の弁明
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神598
  • 萌×282
  • 萌15
  • 中立9
  • しゅみじゃない31

1

レビュー数
87
得点
3372
評価数
735
平均
4.6 / 5
神率
81.4%
著者
大麦こあら 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
光文社
レーベル
光文社BLコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784334104429

あらすじ

自堕落な大学生活を送る正孝(まさたか)は、教授に誘われ参加した読書会で、同じ哲学科の後輩・瑛人(えいと)に出会う。
学科内でも際立つルックスでクソ真面目。しかもゲイだが、人の目を一切気にしない瑛人。正孝は興味深々で近づくが…?!

超強気クール後輩×ゆるクズ先輩。正反対なふたりが「魂の片割れ」を探す。
知を愛し、愛を知れ!哲学科BL♡

表題作能美先輩の弁明

大学1年生、哲学科
大学3年生、哲学科

レビュー投稿数87

どハマりして100回くらい読んだ

過去の出来事を何度も挟む描き方(時折同じ出来事を別の目線からも)、
読み返せば読み返すほど、「そうか、この時間軸はあの時か…」
「ここで怒っているのはこう言われたからだ…」と発見があって
何度も何度も読み返してしまいます。

家に帰って読み返し始めると3時間くらい経ってます。
ほんわかとした線で描かれた背景も気持ちがいい。
人物、背景がきっちりと描かれていて、カメラの視点もコマの割り方も
ただただ心地よい。なんか善いリズムです。
そんな中で二人のそれぞれの真剣な思いに触れられる幸せ。
空気のようにずっと摂取してしまいます。
本当に面白い。ちょっと書ききれていない気がする…大好きです。

5

哲学を愛する者たちの恋愛

哲学を愛する者たちの恋愛。
魂の片割れを探すゲイの攻めと、クズだけど哲学を愛し、実は優秀受け。
最初は体の関係から、でも相性は抜群
人の懐に入るのがうまい受けになんだかんだ絆されていく攻めがなんだかキュンとします。最初はかなり辛辣に拒んでいたのにだんだん受けのすることなすことを許していくところが可愛い。
名前の無い、受けが書いた論文を好きだと感じる、、それって魂で惹かれてるってことじゃん!
哲学について全然知りませんでしたが、とても楽しめました。

4

ダメなところも含めて、キャラクターが愛おしい

哲学科が舞台のBL、初めて読みました。「魂の片割れ」というプラトンの言葉が作品の随所で光っています。題材の目新しさだけで終わることなく、しっかりと練られた物語です。

享楽的な能美先輩と、真面目な瑛人くん。正反対のふたりが結ばれるストーリーは、コミカルなシーンあり、能美先輩が抱える心の傷あり。重すぎず軽すぎず、ダレることなく惹きつけられました。

可愛らしい絵柄なのですが、手や腕の描き方などは角張っていて、男らしさを感じさせます。個人的にはとても色っぽいラブシーンだと思いました。

ギャンブル好きだったりして能美先輩はなかなかにクズいのですが、なんか憎めないというか。愛嬌があります。瑛人くんは塩対応の裏側に、能美先輩へのクソデカ感情があるのかと思うと、やっぱり憎めないですね。
哲学、青春、キャラクターの成長。この辺のキーワードに興味を覚えた方に強くオススメします。

3

高い評価騙されて

哲学者や思想家の発言を引用するシーンがちょくちょく出てきますが, 哲学者の言葉,名言だけ引用して, 主人公の思想を描いていない気がします。とにかく浅い。
セフレ関係から好きになることも微妙に描かれて、クズ受けの心境変化も微妙。
あと大学生なのにどうしても子供に見えるのも気持ち悪い。高い評価騙されて、買ったことを後悔した作品でした。

13

最高すぎました!!!

WEBで試し読みして本を購入させていただいたのですが、とにかく絵が好きすぎます…!!可愛い…。そしてキレイで繊細で、1コマ1コマじっくり見てしまいます。コマ割りも読みやすく、とにかく大好きです。ストーリーもしっかりしていてすごくて、読んだ後の幸福感と満足感がすごいです。買ってよかったです!!今年1番のBL本でした!!

4

今年1はこれ

流れるように自然で洗練されたストーリー展開、漫画としての完成度がとても高いなと感じた。無駄なコマが一つも無いというか、全てのコマに意味があるというか。特に場面の切り替え方が好き。アンバランスな魅力を持つ二人の主人公は、読み進めるほど情が移って行ったし、ラストの盛り上がりではいろんな感情がごちゃ混ぜになり鳥肌が立つほどで、すっかり世界にのめり込んでしまった。読みおえた後も余韻に浸りたくなる、ステキな作品でした。BLという枠に囚われず漫画好きの人達に勧めたくなる。

6

ずっと高順位なの嬉しー

発売されてからずっと高順位にいてらっしゃる気がする。私もこの作品好きなのでめっちゃ嬉しいです!
クール攻めとチャラ男受けたまらん。
実は優秀なチャラ男、能美先輩。
彼がなんでこういう性格になったのか続編決定してくださったのでもっと深く知れそうで今後も楽しみです。

5

読み終わったときには一本の短編映画を見終わったような満足感がありました。

BL初心者の男性読者です。
友人のおすすめで手に取ってみました。

起承転結がはっきりしていてとても読みやすい作品だと感じました。
複雑すぎる心理描写もないのでキャラクターへの感情移入もしやすいです。
特に能力に対する嫉妬は男性あるあるですね。
(このシーンが一番好きです。)
女性の読者が多いので「愛」という言葉を使うことでそれが分かりやすく表現されているところも素敵ですね。先輩や上司に認められるよりも人気のある後輩や優秀な部下に認められることのほうが嬉しいというのも男性には共感できるところじゃないでしょうか。
BLというジャンルの特性上、恋愛に目が行きがちですがそれ以外の表現もすごく考えて作られていると思いました。

あと、クズ大学生の解像度が高すぎるところも…w

短期間に何度も読み返すのではなく、古いアルバムのような「思い出」にしたい作品です。

7

合いませんでした……

評価が高かったので読んでみたのですが、私には合いませんでした……。

最近商業BLを本格的に読み始めたのでとにかくなんでも試してみよう!と手に取ったのですが、クズ受けというのが、あんまり……。

自分がクズ受けが苦手だとわかったことは収穫だと思います。

あと、絵に男性らしさが見当たらないので致しているシーンも成人男性がしているようには見えず、ちょっと成長が早い小学生がしているように見えてしまい、全然萌えられませんでした……。

この二人が幼少設定なら問題ないのですが、設定年齢に比べるとちょっと違和感があったので…。

その点もちょっと残念だったかなと。
BLならもう少し男性らしさが欲しかった気がします。

10

惹かれ合うとはこういうこと

すごく、すごくよかったです。2人の距離が少しずつ縮まっていく過程も丁寧に描かれていて、読みながらまるでパズルのピースを1つずつはめているような、ワクワク感とドキドキ感が混ざったような、そんな感覚になりました。久しぶりにしっかりと「恋愛」漫画を読んだ気がします。この2人に出会わせてくださって本当にありがとうございます。

6

最高…

最近読んだ商業BLでいちばんすぎの作品です
ありがとう先生……続編期待しております

4

実質無料なんですよ

哲学?よう分からん。
って方が多いんじゃないでしょうか。
でも全然大丈夫です。この作品最高なので!!

哲学科の大学生2人の話で、
正反対な2人が惹かれあっていくストーリーが
1冊の中にテンポ良く、だけど丁寧に書かれています。
いい意味でそこまで哲学してなく、でもしっかりと哲学の言葉に沿った物語が描かれています。
この分野に触れた事の無い私でも物語に置いてかれないくらい分かりやすいです。
エロも、キュンもあり、尊いもあり全て絶妙でした
とりあえず手に取ってレジに並んで欲しいです。

購入してから、何回も読んでいますが
その度に「最高すぎんだろ!!!2人が尊い!!」  と語彙力を失う程度には、良作です。
何回も楽しめるので実質無料なんじゃないか(?)と思わされました。

2024年No. 1作品だと思います。


7

無愛想イケメンから漏れ出す可愛さったら。

まずはとにかく瑛人がドストライクでした!
中身がほとんど見えない1・2話の、目つきが悪くて無愛想で不遜なところも好みだし、3話でチラチラと内面が見えてきてからがほんと可愛くてハマっていって、とどめに6話の瑛人視点で悶絶。無愛想なまま、不遜なまま、微妙〜に正孝に懐いていくのがすごくいい。「夢に出てきて鬱陶しかった」なんて、瑛人すぎて可愛すぎる。
そもそも顔がいい。初登場のエレベーターの場面で、正孝と同時に「イケメン〜〜」って思ったし。そのルックスで実は子どもじみた負けず嫌い……正孝より一瞬前に「こいつ可愛いじゃん」って思っちゃった。瑛人のこの青臭さ、大学生特有な感じで好きです。

正孝のほうはチャラ系クズなんだけど不思議と愛着持てて、普通なら嫌悪感が湧くようなエピソードも笑えました。彼独自の「善く生きる」というモットーも何となくわかる気がする。
ただ、個人的には“大好き”とまではいかず、“嫌いじゃない”で留まってしまったかな。
家庭環境が原因で自己肯定感が低い、という設定が私にはしっくり来なかった。
幼い我が子の好きな本を「変」「役に立たない」と笑顔でバッサリ切り捨てて兄のようになれって……病みを感じるレベルの毒親で、何か複雑な事情(兄は先妻の子とか)があるのかと思ったら特に説明はなく。本当にただ兄が超優秀なだけの話?
自信を失くして好きなものを好きと言えなくなった…わりに、大学はしっかり哲学科に入るんだ? 実家暮らしでお小遣い付きってことは、親も普通に認めてくれたんだ?
親からの評価を上げるため料理や家事をやるのに、しょっちゅう外泊して酒タバコor香水のニオイさせて帰るのはマイナス評価じゃないの?
せっかく哲学科に入りながら、ろくに授業にも出ない? なのに実は優秀で、教授には何かと目をかけられて……これ、瑛人じゃなくても普通に周囲の反感買いそうだけど、みんな認めてくれてる。
この辺りの諸々がうまく腑に落ちなくて、正孝に同情するよりむしろ甘ったれた印象を持ってしまったので……もし続編があるなら、正孝の背景をもう少し見たいです。

身体だけの関係から始まって、正反対の二人が惹かれあっていって、恋が実るというド王道ストーリーだけど、お互いの気持ちが変化していく過程の描写がすごく好きな作品でした。
講義室で二人並んで座っている情景が美しすぎて、喉の奥がじわっと熱くなる。「魂の片割れ」って素敵だな。

3

だいだいだいすきな作品

もう最近で1番のおすすめはと聞かれたらこれって絶対答えるであろう作品No.!です。

大学の哲学科の後輩×先輩の話。
クールで優秀な年下攻に遊び人で何にも考えたなさそうな先輩受、このカップリングだけでもいいなぁと思うんですけど、本当にお話もすてきでした。クールで生意気で、やりたいならやってあげるくらいの態度の攻が嫉妬してる様は本当にいいですね…!

大麦こあら先生、とってもだいすきな 作家さんなんですけど、空気感がすごくいいんですよね。こう作品に流れる間っていうか。
2人の感情がすごくことばとかで 表現されてるわけじゃないのに、それがとても伝わってくるっていう表現力。本当に素敵で大好きだなって思うんですけど、この作品ももう本当にそれ!って感じです。
あと、こあら先生は恋愛の話の中に別に軸があって、それもしっかり描かれているので、お話としてとても素敵感ですけど、今回も「哲学」。
哲学をもっと知っていれば、もっと深く楽しめるんだろうなあと自分の無知を悔やむくらいには、哲学もしっかり入ってます。

先輩に振り回されていく中で、なんにも考えてないダラダラした先輩っていうイメージしかなかっtところから違う一面をたくさん見れて、惹かれていく様子は、すごくきゅんとするし
そんな先輩を私も好きになっちゃう笑

もうレビュー斗いか、自分の思いの垂れ流しをかく手がとまらないくらいには、すごくすごく素敵な作品です。
めちゃくちゃ人におすすめしたいです。

5

この作品がきっかけでBLを読み始めました。

漫画や小説は読みますが、BL作品を読むのは初めてでした。BLだからこそ成立するストーリーなのかもしれまけんが、読んでいて切なくて幸せになれる作品でした。この作品を生み出してくれた先生は凄く教養がある方なんだと、とても尊敬しました。この作品をきっかけに先生の作品全て購入させていただきましたが、どうかこれからも素敵な作品を描いていただくことを楽しみに待っています。

6

No Title

啊啊特别好特别好的作品!!
是特别萌的小情侣啊

5

神作品ですよ

こあら先生の全作面白いんだけど、これはダントツです。
大学の哲学科のお話です。と言っても小難しいことはなく、スルッと話に哲学を入れてくるので、哲学へのハードルが下がり興味が湧きます。まんまと「ソクラテスの弁明」買いました。(もちろん光文社さんの古典新訳です。活字慣れしてないので全然読み進められてないの悔しー!)
事情があり緩くクズ生活を送る自己肯定感の低い正孝と、それとは正反対に自分に絶対的な自信を持ち真面目に学問に取り組む瑛人。身体から始まった関係だけど、2人の気持ちの変化の描写が上手い!テンポが早いのに無理やり感がない!何気ないセリフがリアル(ギャンブルやら煙草やら)!絵が可愛い!おしゃれ!(こあら先生の作品て全部そうなんだよな~)
そして読み返す度に瑛人おまえこん時こんな心境だったんかーい!とのたうち回っておりました…
瑛人がだいぶクソガキなのに正孝にとっては「可愛い」なんだな~それって愛じゃん…でっかい愛じゃん…(大の字)
「知を愛し、愛を知れ」というコピー、バチっとハマっていて大好きです。
他の方もおっしゃってますが、クズ受けが地雷でなければ読んでほしい!(私的にはそんなクズではないけど)
続編決定しているとのことなので、2人のいちゃいちゃ(特に瑛人が信じられないくらい正孝に甘えてるところ)お待ちしてます!

5

Overrated-Philosophy is just a fashion accessory

I purchased this book because of the high rating recently. However, I was very disappointed. Philosophy is kind of a fashion accessory in this story, it is not discussed deeply to enhance the relationship of the two main characters. On the other side, the sentence quotes of the famous philosophers are kind of the decoration of the story. Everything was too weak to reflect the core part of the relationship. The other thing I didn’t like about this comic was because of the illustration, it was too childish. The main characters are university students. However, both look like middle school kids. (which made me very unconformable).
Particularly when the two are having sex, the illustration in not touching but I feel like 2 kids have sex. (which was bad).

12

神!!

試し読みしてからハマりました!絵もとても好きなので是非みんなに一度読んでほしいオススメの作品です!!!

5

天才!!

単話版無料分を読んでとても面白かったので、単行本化を待っていた作品。 期待通りの面白さでした! 哲学科の先輩・能美と後輩・瑛人のお話。 哲学…人生で一度も興味を持ったことのない分野ですが、中身を知っていればこの作品はもっと楽しめたのかもしれません。タイトルまでしっかり入れているところを見ると、読んでいる本の内容がそのときの状況と合っていたりするのかなと哲学に興味が持てました。 個人的に2人のビジュや絵柄がとっても私好みで作画も綺麗で読みやすかったです。ビックリするくらい自堕落なのに、後半まで読んでいくにつれて自己評価の低さに少し胸が痛みました。展開的には体からの話で、売り言葉に買い言葉のようなスタートですが、瑛人が誰のものか知らないままに能美の論文を読んで好感を持っていたところを見るにやっぱり2人のは運命なのでは?とキュンとしました。 両想い後、最初とは一転して瑛人が独占欲を出してきてキューン!!! 浮気したら殺す的なセリフが画面のエロさも相まって萌え転がってしまいました。結局攻めからの愛が重いのが大好きなわたしには最高でした。あまりの良さに読み終わった後の余韻が凄かったです。これは1巻で終わるのはもったいないのでぜひ続きを読みたいと思っていたので続編決定がとても嬉しかったです。

5

No Title

とにかく皆さん読んでほしいです。瑛人の''魂の片割れを探してる''のセリフがすごく好きです。単話から読んでいましたが描き下ろしも最高でした!哲学BL最高です!

4

こあら先生天才です

こあら先生の作品はどれも本当に面白いですが、こちらは今まで読んだBL漫画の中で1番好きだと思うくらい素晴らしいです…!安定に作画が綺麗で、仕草や表情などとにかく2人が可愛いです。なによりも哲学要素が本当に面白くて…!哲学自体に興味を持ち書籍を読みました。とても自然にストーリーに溶け込んでいて作品の面白さをぐっと引き立てています。ずーーっと2人の幸せな世界が続いて欲しいなぁと。続編も決まって今から楽しみです!何回も読み返したい作品です。素敵な作品をありがとうございます!

4

本編はもちろん描き下ろしが至高

単行本派の方はもちろん単話派だった自分含めて本編からの描き下ろしの素晴らしさがとにかく圧巻でした!
クズ受けが地雷の方以外はBL初心者の方も心理描写に重きを置いてる方も猛者の方も満足度の高い作品だと思います!
哲学がテーマの1つになっていて、詳しい方には更に奥深さが分かるように細かく描かれているのでおすすめの哲学本を読んで新たな発見が出来るのも新しいなと。
続編で恋人になった2人の関係性や先輩の過去や家族との関係性、進路の選択など気になる部分がまだまだあるのでどう描かれるのかとても楽しみです。

4

最高を通り越した超最高作品

今年1番大好きでお気に入りの作品です!哲学が好きなふたりの物語でノンケ受け好きにはたまらない作品♡徐々にふたりの距離が近づいていき、両片思いから両思いになる瞬間がたまりません!!!続編決定おめでとうございます!!これからも応援しております⊂(^・^)⊃

4

最高すぎました

タイプの違うふたりが理性ではない部分でお互いを求め合う、、これぞまさに恋愛って感じでした!!

4

No Title

今年大好きなマンガです!!

4

控えめに言っても最高でした

正直、タイトルに惹かれなくて…ってか弁明とか何?
作画かわいいけど、あんま難しいの読む気分じゃないな〜と思った私!殴るね!自分で笑
フォロワー様に勧められて読み進めたらまぁ最高!!
ツンデレなのよ!!攻め様が!!
まぁ靡かないの!でも抱く!!
もうあんまりネタバレしたくないの!
読んで!!!
後悔しないから!お勧め!!

5

今年1番!!

絵も可愛いし、展開も神です!!
表情も最高なので、何回も読んでます!

4

大好き

な2人です!! 色合いがもう可愛い。絵柄も可愛い。なのにちゃんとえちい。惹かれ合う過程も丁寧に描かれて、モダモダもキュンキュンもえちえちも全部堪能できる素晴らしい一冊です…!! BLアワード受賞を祈念して⭐︎

4

大好きです

迷ったら是非買って読んで欲しい作品です;;
なんと2025年続編も決まっている(幸)ため読むなら今です!!?!

哲学BLってなんだろう……?となる方もいらっしゃるかもしれませんが、大麦こあら先生のお話は細かいところの描写も説明も丁寧で、哲学を全く知らなかった私も、哲学っていいな、哲学に触れてみたい、そう思って哲学本を買い、読み始めたくらい影響力もある素敵なお話です。(しかも読み始めやすい瑛人&正孝解説リーフレット付)数量限定、かな?

感情描写が丁寧でキャラそれぞれの気持ちやお互いへの感情の変化をこれでもか!というほど感じられもはや苦しいときもありました……それくらい2人の世界にしっかりハマれます……!!お話ももちろんですが、こあら先生が描かれるイラストが一コマ一コマ綺麗で……わっ、!良すぎるっ!、!てなるシーンが沢山あります◎ そしてなんと言っても表情豊かなところが大好きです……。細かなこだわりもとても感じ、人物だけでなく背景や演出面でもまちがいさがしのように見れば見るほど読み込みポイントがあり解釈が深まって楽しいです……!
間違いなく2024年ベスト!を超えて今まで読んだ商業BLの中でもベストの作品です!!

こんなにも素敵な作品を届けてくださる、こあら先生をはじめ、担当の方、出版社の方すべての方に感謝です泣 ありがとうございます……!

5

最高

本当に買ってよかったです。1ページ目でもう能美先輩のビジュのよさにグッと惹き込まれてストーリーで心を持っていかれて、全てが最高でした...!哲学が題材ですが難しいとかではなく作品をより彩ってくれているのでたくさんの人に読んで欲しいです。キャラクターも魅力的で二人の気持ちが恋に変わっていく描写も丁寧で大満足な一冊です。実は自己肯定感低い能美先輩に気づく丹くん...体から始まったけど心も深く繋がっていくのがド刺さりでした。周りの方にもオススメして大好評でした!

4

今年のベストバイ商業BL No.1!!!

さいっこう!!!!!!

絵の綺麗さ話のおもしろさ展開の流れ読み応えどれをとっても1位です!!!!

周りにおすすめしまくりましたが周りも読んでよかった!教えてくれてありがとうと言ってくれたのでこちらも嬉しかったです!

続編も決まったようで早くカップルになった2人をじっくり読みたいです!!!!
待ち遠しいので単話買おうかなと思ってます!


(ただひとつ願うことはスピンオフカプが出てこないことですね…)

6

個人的2024年ベストバイBL

こあら先生の作品は以前から読まさせていただいてましたので、
連載開始から期待してたので、最初から私の中のハードルが高くなっていましたが、
もうそれ以上でした。
能美先輩のキャラは、こんな人が実際に近くにいたら私は絶対仲良くなりたくない人なんです。
酒たばこ、ギャンブル、ヒモ体質……
聞いただけでは、え、となりますが、
読んでくうちにこのクズ男、能美くんにハマってしまったんです(驚き)
ビジュアルが刺さったことも大きいですが、
知れば知るほど能美先輩ってちゃんとしているんです、
そのギャップに私すっかりメロってしまいました。
瑛人くんは知れば知るほど甘えん坊なんだと分かりました☺️良きカップリング
続編も決まりより、2人のバックボーンを深堀していくのか、ただただ2人が仲良く日常を送ってくれればそれでよくもありますが、とても楽しみにしています。

5

過去一大好きです

こんなに何回も一話一話を読み返した作品は初めてです!
続編決定とのことで、とても楽しみにしています

4

魂の片割れを探して

ちるちるにて上位にいたのと、絵が可愛くて購入してみました!
前情報なしで読んでみたのですが、思ったより能美先輩がクズ系で笑いました
絵は思った通り可愛いし綺麗
丹くんはクールな感じ
哲学ってあまり触れてこなかったが故にちょっと???ってなったけど、まぁそこは私の学がないだけなので置いといて……

始まりはまさかのセフレスタート
身体から始まりどんどん距離を縮めていく
ノンケだった能美先輩もどっぷりと
丹くんのセリフよかったなぁ
隠れていたら魂の片割れは見つからない
その通りだよぉ!!!

2人の関係は能美先輩の更に先輩が現れたことで変化する
若干拗れるけど、ご安心ください
ハッピーエンドです
おばあちゃんのセリフも良かったなぁ
分からないことは悪いことじゃない、分からないから考えるし人と話をする
よい〜〜〜!!!!

哲学を題材にしているだけあり、はっとさせられる言葉が多いように感じる
めちゃくちゃ哲学に興味出ました

エロは過激さはないけど標準〜多め
光の腐女子さん向き
初心者向けな作品かと!

1

よすぎるよすぎるよすぎる

私は、この能見先輩の弁明を読んでから
約1ヶ月間ほど何をしていても
二人のことが頭から離れない生活を送ってきました。
そのくらいとっても素敵な話でした。

瑛人くんはめっちゃくちゃ真面目なのに、能見先輩にだけクソガキムーブでかましてくる笑
そんな瑛人くんを、能見先輩は寛容に受け止めてるという関係性がとってもとっても良い!!

哲学を全く知らない私が読んだのですが、哲学って素晴らしい!と感じました笑
哲学の文庫のペーパーも入っていたので、
魂の片割れの大元の本を読んでから、
また能見先輩の弁明を読みたいと思います!

4

買うの迷ってたら買って欲しい!

能美先輩が結構クズだけど可愛い!!BL単体でも最高ですが、所々に哲学が入ってくるのでお話としても面白かったです。



最初の方セフレで展開ゆっくりめって感じでしたが、最後あたりのゲイの先輩出てきてからあたりはもう急展開かつ神展開でした。
お互いあいてをわすれようとしても忘れられなくて…やっぱりあの人は特別な人なんだ!!ってなるのが王道だけどやっぱり1番好きです
最後の方でくっつくからクリスマスデートとか付き合ったあとの話もっとみたいです…!

5

不思議なクセのある魅力的な2人

違うタイプの拗らせていて面倒くさい2人がセフレから恋人になるお話。
能美先輩が今のちゃらんぽらんになるきっかけ、過去のなにかがあるようなないような、という描かれ方で不思議でした。
後輩の丹は真面目でゲイを公表していてまっすぐな青年として描かれていますが、ちょっとわがまま、自分勝手すぎる気がしました。
言動がひどいなと。
特に、能美先輩を突き放すところ、そして、その後、能美先輩に恋愛感情を持たれていると確信してからのぐいぐいいくところ、だいぶ自分勝手に感じました。

しかし能美先輩もやることなすことなかなか自分本位のクズなので、どっちもどっち、似合いなのだと思います。

いろいろと不思議な点も多く、回収されていないフラグもあったように思います。腑に落ちない点も心にひっかかる点もけっこうありました。
しかし、全体を通しての雰囲気は、なんともかわいくて、好きでした。
セフレから恋人同士になる過程、やりとりが、きれいすぎなくて、いいなと思いました。

哲学に関する言葉、書物があちこちに出てくるのですが、単なる材料、キーワードかと思ったら、巻末に大量に哲学に関する書籍の紹介があってびっくりしました。
能美先輩が酔っぱらって、見たい、と叫んでいたソクラテスの裁判、に関してはかなり気になり、後で調べてみようと思いました。
大麦こあら先生は哲学がお好きなのかな?布教されてたのか、と巻末で楽しくなりました。

2人が恋人関係になってからのラブラブももっと読みたいし、哲学に関するエピソードももっと読みたいと思いました。
続編が決まってほしい作品でした。

0

はじめてBLを読みました...

普段交わらなさそうな2人が哲学を通じて距離が縮まっていく姿がとても良かった。良い作品はBL問わずですがこの話の後、将来がどうなってるか気になる作品でした。

BLや哲学を読まないのですが話に出てくるセリフや絵もナイス!読み応えのある一冊。初めてBLを読む人にもお勧めしたいです。

4

読了後の余韻がすごい

先生のデビュー作「カットオーバー・クライテリア」が本当に大好きで…!
しかしその衝撃が大きすぎて、2作目がイマイチ入り込めず(ガラっとファンタジーだったことも個人的に起因しており…可愛くてえっちで面白いのですがどうしても1作目を引きずってしまって)そこから何となく疎遠になってしまったのですが
今回、レビューが軒並み大絶賛の嵐だったので、手に取ってみました。

結論:この人生で読めてよかった!!!ちるちるさんとレビュアーの皆さまに感謝!!!!!!何よりもこの作品を産み出してくださった先生に頭が上がりません!!!!!!

いや危なかったですこれを読まずして人生終えるなんて損超えてゾっとするレベルです。

内容についてはぜひお読みいただければと思いますが、
一言だけお伝えするならば
お互いの視点から読ませてもらえるなど、心理描写が丁寧でありがたいです。
あと、適度に余白があるので読了後にも妄想が捗ります。

本当に、カバーイラストでは伝えきれないほどの
魅力いっぱいのキャラクターと、ボリュームたっぷり大満足なのでご安心ください!!と添えさせていただきます。
(ちるちるさんの作品ページのキャラクター紹介欄に使われているイラストが、
私的にもふたりのキャラをよく表しているので、ナイスチョイスde賞をお贈りしたいです)

先生と担当さんとが熟考されたご様子が分かる骨太な物語とキャラ作り、
それでいて、綺麗と可愛いが絶妙のバランスでかつヌケ感のある、流れるようなタッチの画面!濡れ場の生々しさ(ちゃんと準備する描写とか)もほど良いバランスで刺さりました。
これはぜひ続編をお願いしたいです…!!!!!

ドラマCD化も確定ではと思っていますので
今からキャスト予想して楽しみにお待ちしております♡

余談ですが、人生初哲学に興味が湧いたので巻末付録(電子版)にオススメされていた哲学書を購入してみようと思います。
あたらしい分野にも自然と足を踏み入れるきっかけになるBL、素晴らしいですね!

5

濃厚で胸きゅん、エモくてメロい欲張りハッピーセット!280ページ越えの渾身の1作

や~、趣深い。いとをかし。
そもそも哲学という扱いの難しいテーマをふんだんに織り込んだ哲学BL。これは生み出す方が相当頭の良い方であると見ました。電子版巻末には哲学書のオススメタイトルも載っていて新しいジャンルが生まれたように感じます。

絵柄は綺麗4:可愛さ6のバランスが取れていながらもえっちはかなり大胆。汗みずくになって、結構強引な攻めになし崩しにぐちゃぐちゃにされてる受くんがまあ卑猥(褒めてる)なこと。
ただし哲学好きな両者の絡みなので言葉も繊細でなんだか高貴な戯れに見えました。ドエッチなのに(合掌)

最初は受くんがあまりにヒモなのでお話がだらけてしまわないか不安でしたが、攻くんの塩&ぶっきらぼう加減がいい感じに物語をまとめていたかな。結局2人とも根はとても真面目で、好きなことに一生懸命で感情も豊かなので、きちんとその心の動きが表現されていてあっぱれでした。こりゃ300ページ近く盛り込まないと描ききれないわけだ。納得。

お話がしっかりしてる上で、濃厚なシーンや胸きゅんも欲しい、そんでエモくてメロい話はねえか!?という欲張りさんに超オススメ!!!

7

本当に買って良かった

大麦先生の絵が超絶好みで前作も読んでるんですがダントツでこちらが大好きでした。
哲学知らなくても読みたくなりました。

綺麗な絵ももちろんなんですが、哲学好きな2人の会話や台詞、描写や仕草がかっこよくて綺麗で感動できてすっかりハマっちゃいました。

クズでヒモなのかと思いきや頭良くて生活力ある先輩と真面目でクールなのに子どもっぽい後輩、どちらにも沼ってしまう。2人とも哲学を愛しててしっかり芯を持ってるところがかっこいい。

徐々に関係が良くなっていく描写も良いですが、あんなに嫌いだと言ってた瑛人の、超好き、からの束縛発言が最高すぎました。。
瑛人目線のお話しももっと見たかったです。

私今訳あって海外(しかも日本人ほぼいないローカル地)に住んでて小冊子やリーフレット等が見れないのが残念でならない〜〜!!泣
ですが何度も読み返して異国の地に1人の時間も楽しめてます。先生ほんとにありがとう。

というわけで是非続編(番外編でも!是非電子配信を!!)お待ちしてます。

6

ネタバレ読まずに、手にとって欲しい

もう何もかも好き。好き過ぎてレビューどう書いて良いのか忘れるくらい、好き!!
大麦先生の描く人物が物凄くツボです。

 今作の受の能美はクズなのに、芯はしっかりしていて能力もある。だけど自己肯定感が低いがために、その能力を発揮しようとしていない少し拗らせたクズ。顔が良い。綺麗。フワンっとしているシルエット堪らん。
 そして、攻の丹くん。自分をしっかりもった子で計画性もあり、努力家。そして顔が良い。何をしてもカッコいい。

こんな素晴らしい2人が出ているんだから、是非あらすじは見ずに読んで欲しい。
そして、CD化して欲しい!!音声でも聴きたいと心底思いました。是非!!

5

No Title

BL漫画を描いてくれる先生は本当に神様!絵柄が私の好みで、シンプルな線に少しだるっとした滑らかな感じがある。

1

めちゃくちゃ良かったです!

こあら先生の絵が好きなので作者さん買いしました。

賢いのにのらりくらりだらしなく
生きてるノンケ受け能見先輩と
イケメンで真面目に生きてるゲイ年下攻め瑛人
能見先輩のなんか面白そうからセフレになる2人
だけど性格は合わないし水と油。
共通点は哲学が好きってことだけ。
そんな2人がちょっとずつ好きになり
いつの間にか一緒の時間が増え
好きだって自覚なく嫉妬したり成長していく
ストーリーがめちゃくちゃ面白かった!
好きを自覚してからの瑛人が最高で
監禁しそうな執着でたまらなかった。
能見先輩の家族関係とか付き合ってからの
2人をもっと見たいので続編ください!

9

哲学BLとは

どんなものかと思いきや・・・
最高すぎてため息しかでません。
間違いなく次のBLアワード1位です。

大麦こあら先生の作品は出たら必ず買ってますが、
これがダントツ・・・好きです。まぎれもなく大好きです。

購入後、小冊子系の特典は全部買いました。
続編を熱烈に希望します!

13

好きすぎ

超よかったです。
私も最近で1番の作品でしたし
哲学科BL大麦こあら先生の大ヒット作になりましたね。もう重版四刷だそうですごい。
哲学科ってなかなか深い言葉、心理?
がでてきて面白かったし
まさかのせつないキュンもあり泣かされたりで
最高でした。
私も作家買いしてましたが
先生の作品で1番刺さりましたね。
1番すきです。
なんかのらりくらりゆるく
繊細だからこそ頑張れない
実は頭いいみたいな先輩ずるくないですか?
このカプのビジュ見たとき絶対黒髪生意気後輩攻めが
好きって思いましたが先輩思ったより
魅力ありましたね。
先輩ただのチャラクズ受けじゃなかったですよね。
けどやっぱり丹のビジュがでぇ好きです。
クソガキ攻めほんとかわいい。
はじめから先輩好きじゃん
魂のカタワレは全然タイプの違う先輩だったとな。
全然好きな哲学家が違っても
嫌いだ嫌いだって惹かれてる。
ほんと参りました。
とらのあな小冊子もかわいかったです。
電子も買いたい。

13

クズ受けの最適解は

存じ上げない作者様でしたが、FF様のレビューを発見して、間違いない作品かなと確信したので、
シーモアさんで読んでみました。
まず絵がすごく可愛くて良かったです。

そして感想としては、攻めがめっちゃ塩対応だったのですが、クズ受けの最適解はこういう攻めなのかな、と改めて思いました。
あとクズ受けって、ただのクズじゃなくて、なんだか影があるというか、ほの暗さがあるというか、そういうキャラが多いですけれどこちらの作品もそうだなと思いました。
そういうところも魅力的だなと思いました。

12

良き

久しぶりにレビュー書きたくなる位良い作品。色んな所に哲学引用されてるみたいで、みんなのレビュー読んで再読したら更に良かったです。大麦先生の他の作品も好きですが、こちらは更に完成度高く自分好みなので買って良かったです。特典付きの紙の本も初めて買いました。

17

尊いとはこのことか

ニーチェ
「愛とは自分とは正反対に生きる人間をそのまま喜ぶこと」

哲学ぅ・・・。倫理専攻の身としてはたまらない題材ですね。魂の片割れ探しているとか一般社会では「エッ?」て感じかもしれないですが哲科のなかでみんなフツーに受け入れてそうなのとてもいいな〜こんなキャンパスライフ送りたかった〜と思いながら読みました。

タンくんもノウミくんも捻れているようで魂がまっすぐなところが本当に尊い!えっちで楽しくてラブがせつないだけじゃなくて、なんていうか生き方を考えさせられるような、そんな話。タンくんの側から読むと二度美味しいと思うのでそっちver.もぜひ書いてほしいです!!

15

No Title


瑛人が好みの攻めすぎた魂の片割れを探す攻めかっこいいなぁ。態度は悪くても面倒見が良すぎるところとか...いや最高では...???正孝がちゃらんぽらんなのにほんとは出来る男なのも良い...。そこに瑛人がムカついてしまうのもわかる

特に描き下ろしの瑛人のあの一言で胸がドキドキしてきちゃったアニメイトの12Pリーフレット良かったですね...モブ山くん、仲良くしよう
光文社さんのスペシャル号外が挟まれてオススメの哲学書が載っていたのでちょっと読んでみたくなったな。

16

ぽよたくん

コズマルさんのレビューを見かけたので、さっそくシーモアさんで読んできましたコズマルさんのセレクトが一番信頼できます✨

半分読んだ辺りで尊すぎて天を仰ぎました!!

哲学科3年の能美先輩は容姿と頭脳を持ち合わせていながら、あえて自堕落、クズ、ヒモのような生活をしてその日が楽しければいいと思いながら生きています。
そんな中同じ科の1年生丹と出会い、目立つルックスと真面目さ、自分はゲイだとオープンに話し人目を一切気にしないその人柄に能美先輩は興味深々で近づいていきますが…。

哲学科BL…とあるように、作品の中ではたくさんの哲学者の本の名前が出てきます。…が、詳しくなくても全然問題ありません。難しく考える必要全くありません。
これは、正反対の人間が相手を知り、受け止め愛を「知る」ようになる…という至って単純な事が繰り広げられているだけです(最高!!)

二人とも、まぁぁぁ合わないんです。真面目とクズ、ゲイとノンケ、好きな哲学者も思想も違う。普通なら交わることの無い二人なんですよね。その二人が出会ってしまったがために、お互いを『知る』ことになる。合わないと思っていた人間が意外にも自分にとってぴったりだったと知ったら…もう転がり落ちるのは早いです。
読者も一緒です。能美先輩に対して「一番キライなタイプ」と言い放った瑛人が急〜〜〜〜〜に優しく甘くなった辺りで先輩だけでなく読者も『???』とクエスチョンマーク浮かべながらギャップに萌え死にます。
能美先輩視点から描かれていた話が、瑛人視点にガラリと変わるんですよね。それで読者はああっ!と気付かされる。

攻めの瑛人の顔がいい。普段無表情な顔もクールでかっこいいけど、唐突に笑った顔見せてくれることがあって吐血しました。
能美先輩はフランスの血も引いているらしく、美し可愛いです。

ラストの能美先輩の言葉が哲学とエロスの真理をバチコーンっと表現してくれていてやっぱりこの人(能美先輩)天才だわ…となりました!!
最後瑛人のドッロドロの独占欲見せてくれるので…執着好きな人迷わずいきましょう!
紙白塗り

18

No Title

全くタイプが違う2人が、わちゃわちゃしながら、なんだかんだで、くっつくのが可愛すぎる!
瑛人がほんっっとにツンデレで可愛すぎてヤバいです。

12

知を愛し、愛を知る。ナルホド。

大麦こあら先生~!
哲学科BL!こりゃまた抽象的なトコへ(嫌いじゃないナ)…とワクワク。

ebookでの購入でしたので、
購入特典は能美先輩の(ギャンブル)友達、室ちんとのお話でした。
シーモア限定特典の描き下ろしがとても良きと聞いているので
シーモアでも買おうかな~と思っているところデス!
(古典新訳文庫とこあら先生のコラボ付録はちゃんと付いています~!)

受けの能美先輩、デキるクズ笑ノンケ。
哲科の学部生って頭脳が良すぎて拗らせてるコが多かったので
(偏見かも!ごめんなさい!)
あーいたわこういうコ…と。
家は裕福で基本不自由なく暮らしてて、
勉強もできるんだけど、あえて退廃を目指す感じ。
もちろん拗らせてしまった理由もあるのですが。

それに対する攻めの瑛人くん。オープンゲイ。
地方(愛知?なのかな?)から上京してて、
真面目に学問に取り組んでる。
能美先輩がデキることは早々にわかってて、
そんな彼のあえての退廃っぷりにイライラ。(みんなそう。)
能美先輩に対してはクソ塩、鬼ツン。

2人は最初、セフレとして関わっていくのですが…。

見どころはド塩鬼ツンだった瑛人くんが、
徐々にデレていき、最終的にド執着鬼デレにキャラ変するトコかなと。

自堕落に生きている風だけど、根っこは哲学を愛する善き人間と
理解してくれている瑛人の影響で、自己評価低めだった能美先輩が
少しずつ自信をつけていくところもすてき。

愛とはなにか。なんて、雲をつかむみたいな問いだけど、
この作品、その答えのひとつを、
めちゃくちゃ具体的に読ませてくださるんですよね…。
半身を探して、見つけて、対話し、混ざりあってひとつになる。
哲学(プラトン)、ロマンチックすぎる~!

知的な刺激と、年齢相応にピュアな告白シーンで
脳がイキイキと活性化したところに、描き下ろし(神からの贈り物)で
瑛人のつよつよ上目遣い+「超好き」がぶっささってきちゃったもんで、
ワタシは目を閉じて静かにコト切れることしかできませんでした…。

こんな素晴らしい作品を拝読できて大変幸せでした。
こあら先生に感謝です…!

(ワタクシゴトで恐縮なんですが、このコたち母校の後輩でした笑
大学構内に見覚えがありすぎて、懐かしくてドキドキしちゃいました…)

14

読み応えありあり!

コミック1冊でこの読み応え!
もう、ここがとかあそこがとか言えないというか。愛を知るのにたどり着くお話?

学生ものは難しい年代なんですけど、このお話はとーーーっても良かったです!逆に学生だからこそ生きたなって思えます。

大好きな学問で好きなレポートや資料の作り手を見つけたら…。恋だよね!?

塩対応な瑛人が大学1年生とは思えない経験値としっかりさと。優秀なのにまじめにやらない、嫌いなタイプの能美になんだか猫パンチ繰り出してるみたいでした。

何簡単に諦めようとしてるんだよっ!なところ!すわ浮気か?でやり殺しそうなところ!
こんな形の愛がステキ。

7

哲学BL最高でした

自堕落な大学生活を送る能美先輩は、教授に誘われて参加した読書会で、同じ哲学科の後輩・瑛人に出会います。
ちょっとした興味で近づいた瑛人と気づけばセフレになっていて…

いやーこれ、評価が高いのも納得です!
最近読んだ本の中で1番よかったかも、くらいによかったです。
クールで真面目、ゲイであることもオープン、哲学を愛する後輩瑛人くんの魅力が半端ないです。
能美先輩も魅力たっぷりなのですが、この人を好きになれるかは分かれるところ、でも瑛人くんのことはみんな絶対好きです。言い切れちゃう!
ものすごいツンツンしているので、後半のデレがヤバ過ぎました。破壊力がー!
能美先輩視点で物語が進むのですが、瑛人くん視点のパートもあります。
お互い自分の気持になかなか気づかぬまま身体の関係から始まった2人はすれ違いを経て恋人関係になるのですが、後半パートが良すぎました。
とにかく瑛人くんにキュンキュンできる1冊です。
能美先輩も、色々あるけど私は可愛らしくて好きですねー!

先生の絵もとってもキレイで、瑛人くんは眺めているだけで幸せな気持に、能美先輩もめちゃくちゃ可愛いです。
2人のラブラブなお付き合い後、もっと読みたいなー!

12

なんかもう最高すぎました…今年No.1かも!!

好きな作家様です。
こちらは連載中に2話まで読んで、面白かったので単行本化を待っていました。しかしクズっぽい受けに怯んで積んでいて、やっと読みました。
結論としては、もう最高すぎました…。もっと早く読めばよかった〜!
価格がちょっとお高めだなと思ったら、漫画部分は電子で約280ページ。すごいボリュームで読み応えあります。(以下少々ネタバレあります)

まずは二人のビジュアルがとてもいい!特に攻めの瑛人が高身長でスッキリしたイケメン。色気もあってカッコいい!すごく好きです。受けの能美はクォーターで可愛い系のイケメン。美男×美男、最高♡

瑛人は無愛想なゲイ。一方の能美は調子のいいヒモ気質のノンケ。正反対の二人が、どうBLになっていくのか、序盤からワクワクさせられます。

能美が、初めは清々しいほどのクズだけど、実はかなり優秀だったり、コンプレックスがあったり、ギャップと奥行きのある人物で魅力的です。

「あんたよりずっとこの学問を愛してるのに」
「俺も哲学を愛しちゃってるからさ」
のシーンは、二人が初めて心が通い合う印象的なシーンで、二人ともかっわっっ!てなりました。

女性の香水の匂いをつけてきた能美を抱いた後、瑛人がシャンプーしてスンスンして「よし」て言うシーンもすごく好き!独占欲〜♡

初めは塩だった瑛人が、徐々に能美に絆されていく様子には、何度もキュンキュンさせられます。

いい雰囲気になってきたのに、なんとも間の悪い偶然で、誤解によるすれ違いが!
お互い誤解しあって離れる二人。
能美は瑛人のことばかり浮かんでくるのに、好きって自覚がなくて迷走しちゃう。この子はもう、危なっかしいな〜(汗)

そして終盤。講演会での一連のシーンには胸が熱くなりました。
その生い立ちから自己肯定感の低かった能美が、教授から聞いた瑛人の言葉に背中を押されて、学問に対して前向きになれたこと、少し自信が持てたことに、ジーンときました。

そしてラストの二人にはもう、胸がキューーンとして泣けてしまいました。二人とも可愛いなぁ。 良かったなぁ。

描き下ろしの、その後の二人ももう最高!
「超好き」の瑛人が可愛すぎる〜!
「試そうとしたって何?」とキレるもいい!
瑛人、好きになったら激重じゃないの!
ギャップがもう最高です♡

最後は、魂の片割れを見つけた二人が「このまま混ざろう」とギュッと抱きしめ合うシーンに、ジーンとしました…。なんて素敵なラストだろう…。

あんなに正反対だった二人が、だんだん惹かれあっていく過程に、何度もキューンとさせられる、素敵な作品でした。私の中では今年No.1作品かもです!

できればこの後の二人も読んでみたい。
続編か番外編、読めたら嬉しいです。

シーモア 白抜き修正(真っ白に抜かれてちょっと残念…)

15

ツン強からの猛デレ

なにこの充実した読後感!
本の厚みに引けを取らぬ読み応えにもう満腹です。

あらすじにある“哲学科BL”の文言に難解系かな…と思いきや、
エロに笑いに切なさに、そして愛に溢れた1冊でした。

大学の哲学科に通う正孝はギャンブルにセックスと
自他ともに認める自堕落生活を絶賛満喫中。

ある日、教授のおごり焼肉に釣られて読書会に参加すると
人目を引くイケメン後輩の瑛人と出会います。

第一印象からして既に愛想も可愛げもないけれど、
ゲイであることも隠さず「魂の片割れを探している」と
真の愛を求める瑛人に興味を惹かれ、セフレになることに。

本当は誰よりも優秀で哲学を愛しているのに、クズとして振舞う正孝。
けれど、瑛人を見つけてからは彼の家に通いつめ、彼とだけ体を繋げ、
無意識の一途さにキュンとしました。
本人がその気持ちに気付くのはかなり後の方になりますが、
振り返ってこの頃からずっと好きだったんだなぁと思うと
ニヤニヤが漏れ出てしまうのでした。

そして、出会った瞬間からツン強めだった瑛人も好きを自覚するにつれて
じわじわと甘みが増してゆく過程にキュンが炸裂しておりました!
悪態つきながらも家に入り浸る正孝を許し、
セックス後には手ずからお風呂に入れてあげたり、と
行動からにじみ出るデレに萌えを噛みしめておりました♡

正孝に彼女ができたと誤解したときには
一方的に正孝と縁を切ってしまう瑛人にドライを通り過ぎて冷たっ…と
残念に思ったものの、その裏では実は深く傷つき熱まで出してしまう
その一途さと繊細さに胸を締め付けられました。


最終話ではこれまで自己肯定感が低く、
だらだらと怠惰な日々を送って学問からも逃げてばかりいた正孝が
瑛人が好きだと言ってくれた探求者としての自分を貫くために
講演会に発表者として出席し一歩を踏み出す決心は胸熱でした。

そして、そんな正孝を影ながら見ていてくれていた瑛人。
最後は逃げ惑う正孝のこともちゃんと捕まえてくれてよかった…。
普段はクールな瑛人が必死な顔をして、
正孝に「好き」と言わせようとして追い縋り、
そんなギャップにガツンとやられてしました///
こんなの「好き」って言うしかないでしょう?

本編は互いの誤解が解けて想いが通じ合うまでが描かれて終わりでしたが、
描き下ろしでは両想い後のあまあまターンがたっぷり堪能できてしまいます。

これでもかと瑛人のツンを食らわされてきただけに
両想い後のあまあま雰囲気の中での上目遣いの「超好き」はヤバかった…。
その後の嫉妬に狂ったお仕置きエッチも瑛人の重すぎる愛が伝わってきて
最高の一言に尽きました///
瑛人のこのギャップ、反則過ぎる。。。

12

2024年読んだ中でいちばん!

素晴らしい作品に会えた。感無量です。
始まりから終わりまで、余分なことは何もなくて全てが流れるように起きて重なって、一つになっていく。ドラマのようでした。
人物設定がしっかりしていて主役カプはもちろん脇役までも魅力的。
あらすじ説明などに能美先輩がクズみたいに書いてありますが、深いところでクズではありません。弱い部分と向き合えず自分を大切にできていないだけ。
攻めの瑛人に出会って今まで知らなかった自分の心と向き合っていく。瑛という字には光輝く珠という意味があるようで。能美先輩を導いていく珠になってくれるでしょう。能美先輩は瑛人とあったことが人生の大きなターニングポイントになったと思います。
瑛人は自分をしっかりもった頑固な攻めですが、先輩をきちんと尊敬して、愛が深い。
相手の良いところを見つけ、伸ばす。これこそ真のスパダリかもしれません。
2人のそれぞれの愛の形は違えど、寄り添って溶け合っていく様がいい。
能美先輩の正孝という名前にも実家の格式の高さみたいのが滲み出ていて、ふたりの実家との関係やこれから先の進路も気になるし、続編を読みたいです。
今年のBLアワードにノミネートしてほしい。
たくさんの方におススメしたい。
BLを超えた作品です。
表情もコマ割も飽きさせず、最後の想いあったエチも綺麗なアングルで魅せてくれます。
でもちゃんとエロい笑。
ちなみに私は今回初めてちるちるでレビュー書きました。
この能美先輩の弁明をみんなに読んで欲しかったからです。
迷ってレビュー読んでるアナタ!
買って損はしないと思いますよ!
大麦こあら先生、どんな作品であれ次も絶対買いますね!!

12

哲学BL

面白かったです。
正反対なふたりの徐々に惹かれていくお話し大好きです~!

光文社さんてファッション雑誌の印象強かったんですが
こんなに哲学の本出してたんだ・・
巻末の紹介読んで初めて知りました。
今回のお話しは先生が提案されたのかな・・
もし編集さんからだったとしても
ここまで描けるこあら先生すごいなって思いました。
会社のPRにもなり哲学にも興味持つ人増えそうだしで良いですね!

後半がとくに面白くて最後の終わり方最高でした。
からの描き下ろしがアツアツで。シーモアで購入しましたが特典漫画もアツアツ。

ぜひ続きを描いていただきたいです~!!!
このふたりが付き合い始めたらどうなるのか読みたくなりました。

6

能美先輩の何がいいのか判らない

能美先輩のどこがいいのかさっぱりわからない。
タバコ吸ってて、人にお金を集り、パチンコで生計をたてて
人の家に上がり込む男…
お金をあさらない分だけましかなと思うけど、この男の何がいいのか…

ソクラテス自分も読んだけど(というか講義を一年間受けてた)、
なんか毎度ソクラテスを
感じさせる何かがあるのもうっとうしい

そもそもね、当て馬役の男性が「君はゲイじゃないでしょ」とか言い出す時点で
ほんとメンドクサイ
集団とは遠ざかっていると考えて悩むことをしたかったんだろうけど
その主人公に対してそんなことを言っといて、方や相手の丹にはうまくいけばいいよね調なのなんなんですか
倫理と哲学やってんだからひとに地雷落としたことも解ってやってんだろうに
全然そんなこと判りませんとでもいう感じのあのメガネの当て馬男も
人の家にズカズカ上がりこんでお金をせびる主人公も
ほんとなんなんだろうね、哲学って思わされた本だった。

欠片も魅力のない能美先輩が、哲学家としては大成していくとかで
きっと丹は死ぬほど苦しい思いをさせられていく人生しか見えないわ…

少しも楽しくなかった…

35

愛にハマるこれからの2人も見たいなぁ

 ページ数が多いなというのが初っ端の印象でしたが、読んでみたら途中でだれることもなくずっと面白く、結末が気になってどんどん読み進められました。哲学を愛する大学生って珍しいキャラで素敵ですね。高校倫理までの暗記科目として習う哲学は退屈だけど、実は人生や生き方に一番寄り添ってくれる、躓いたり迷ったりした時に道標となってくれる素晴らしい学問なんですよね。私は大人になってから哲学を扱った一般漫画を読んで、その面白さに改めて気付きました。

 能美がなぜここまで自堕落な生活を送ることになったか、そこまで詳しい描写はありませんでしたが、元々家庭内でコンプレックスを抱えていたところに一人暮らしが始まれば、監視役もいませんし無意識に坂を転げ落ちるように逃避に走ってもおかしくないのかもしれません。でも、彼の哲学を愛する気持ちだけは本物で不変。本来は教授の手伝いもできるほどの優秀さを持っており、丹が体の相性だけではなく元々は能美のそこに惹かれていたという点は、大事なポイント。好きな哲学者が違うからこそ、なんであの人はこの学者が好きなんだろう?と余計気になったんじゃないかなと思います。

 丹の理想の恋人からはまったく逆方向のかけ離れた場所に位置していた能美。でもやっぱり、初対面からありのままの自分を晒け出せる相手というのは実は一番貴重で、気付いたら己の心の奥深くまで入り込まれていたりするんですよね。体の相性が良くて、ムカつく時はムカつくと素直に言い合えて、哲学への愛は同じくらい。最初からお互い恋人になるにはぴったりの相手だったんじゃないでしょうか。本気の恋愛をしたことがなさそうな能美が、予想外に独占欲強めだった丹の愛にこれからどんどん溺れていくことを期待しています(笑)。

7

こあら先生の作品で1番好きかもしれない///!

肝心なのは、ただ生きることではなく、善く生きること。

これをモットーに、自堕落なイージー生活を送る大学の哲学科の能美。
肉食べたさに参加した読書会で、同じ哲学科の後輩、丹と出会い、自らがゲイであることを隠さない彼に興味を持つ。
そして、魂の片割れを探す丹と、全く真逆なクズな能美のセフ○関係が能美の押しの強さにより始まるわけですが、、、


たしかに勉強を頑張ってる丹の立場で、能美のスペックとイージーモードを目の当たりにしたら、ムカつくだろうなあと。
正直、ちょっぴり読んでいて能美のクズっぷりに苛立ってしまったまりあげはさん、、(反省)

だからこその、最後の能美の失恋(勘違いだったけど)ターンは良ききっかけで。
でも、能美もそうなってしまった経緯が生い立ちにあったわけで。

結局、丹との出会いは総じて良きものだったんだなあと(同じこと二度言ってる)!

で、丹も最初はからかってやるかくらいの気持ちで、能美と接していたのに、いつの間にか能美の存在に助けられ、好きになっていて、、、


それからラストの、能美が好きな人の名前を告げる途中で終わるあの演出。
個人的に大好きでした。


というか、続編すぐに読みたくなる終わり方ですよねえ??
恋人編とか!

哲学的な難しいことは出てこないのも、また読みやすくて良きでした。




5

魂の片割れを探して

今回は哲学科の強気でクールな1年生と
できるものの言動がクズな大学3年生のお話です。

受様が教授に誘われ参加した読書会でであった
魂の片割れを探す攻様にちょっかいをだす顛末を収録。

受様は哲学科の大学3年生です。
哲学が好きですが、女の子もギャンブルも大好きで
自堕落な暮らしをしています。

哲学科の教授と学内で顔を合わせた際には
久しぶり過ぎて単位を心配されて
デカルトの読書会に誘われます。

受様は面倒でお断りしようしますが
終わった後にき教授のおごりで焼肉ときいて
速攻「行きます」と返事をします。

そして向かった読書会にて
あるイケメン1年生の熱心さと真面目さに
感心しししつもあくびが止まりません。
この1年生が今回攻様です♪

その後の食事会で
受様は教授に「就活失敗したら助手に」と誘われ
縁起でもないと教授に詰め寄りますが

話の流れから将来をきかれた攻様は
フランス哲学を専攻して教職か教授を目指すと言い
23年生達に曖昧な反応をされてしまいます。

しかも攻様はオープンゲイだとカムアウト
受様はただの真面目君でなかった攻様に
興味を待ちます。

後日、
図書館で偶然出会った攻様を強引に
スクラッチくじ引きやスロットマシンに誘い
攻様のビギナーズラックで得た金で攻様を飲みに行き
攻様が"魂の片割れを探している"事を知ります。

その上酔っぱらって「お前になら抱かれてもいいわ」と
エッチのお誘いをかけて抱かれた挙句に
「お前の魂の片割れが見つかるまで相手をしてやる」と
宣言するのですよ Σ( ̄。 ̄ノ)ノ

果たしてこんな受様に攻様どんなの返した答えとは!?

WEB雑誌掲載作をまとめての書籍化で
くそ真面目な攻様と何事も適当な受様のスクールラブです♪

哲学科の学生同士の恋バナってことで
ちょっとお堅そうな感じがしたのですけれど

帯の「俺は、俺の魂の片割れを探しているんです。」なる
攻様の台詞にMYツボを激押しされました ヾ(≧▽≦)ノ

受様が不真面目なのには
優秀な兄の存在と哲学に理解のない両親という
家庭環境も影響しています。

攻様は不真面目なのに教授に認められている
受様が気に入らずに受様には塩対応でなのです。

対局な2人に見えましたが
哲学を愛する同士が一緒に過ごす事でお互いを知り
互いの誤解も解けていっていたところに

攻様同様ゲイで自分の半身を見つけたいという院生が登場
急速に仲良くなっていく2人に
受様の胸がチクンとするのにワクワク増しまし♡

哲学って生きるとはどういうことか
人はどう生きるべきなのかを探求する学問なので
どうしても難しさが先に立ちましたが

2人がまとまるまで
大変楽しく読ませて頂きました (^-^)/

4

超好き

いやぁ〜面白かった!面白い上に萌えた!期待もかなり高かったのに軽く超えてきた。『君がわるい恋の話』もよかったけど、さらに好き。もう大麦こあら先生の新刊はこれから即買おうと決めるぐらい好き。

バランスがすごい。知性を感じる漫画作品はままあるけれど、そこに萌えやらラブやらエロやらを乗っけられて、またそれら全部が上質という良さよ。瑛人が「あんたより〜」って言った時で既に可愛い〜って感じだったのに(そして瑛人の目のなんと美しいことよ)、先輩が「俺も〜」って言い出しちゃうもんだから完全に落ちたね。瑛人も落ちたかもしれないが、私がこの漫画と先輩と大麦こあら先生に完全に落ちたね。漫画がうまい!!!

能美先輩のクズさにも可愛さにも人に好かれるところにも賢さにも全てに説得力があるってすごい。瑛人のイケメンにもツン具合にも真面目さにも説得力がある。そうでありながらコミュ力はあるところも含め、こういう人間ですという芯があるキャラ作りがうまい。漫画がうまい!!!(2回目)
キャラ作りがうまいと言えばよ、白川教授の優秀な学生をどうにかこうにかしたいけど、押しすぎてはこない感じ、いいよね。

ものすごく綺麗に終わってるから続きを…っていいにくいのが悔しい。でもこの2人大好きだからもっと読みたい。

シーモア限定おまけ漫画 3ページもある!いちゃこらしてます。

13

"善く" 生きるとは

大麦先生初読みです。高評価なので気になり購入。290ページ…長いw 入り込めれば全然いいんですけど。
結論から言うと私はそこまでハマらなかったです。
能美先輩にどうも魅力を感じない。
丹のイラつく気持ちはわかる。
でも丹はいろいろ言いながらも能美を受け入れていて好きなんでしょうなと思いましたし。
当て馬が出てきたり、出前人が丹で従姉妹を彼女か何かと勘違いするのとか読めてしまったし、進展が遅くてやっぱり長いと感じてしまいました。

"善く" 生きることが、能美の最初の解釈から、最後は変わったのはおもしろかったです。哲学科をテーマにした良さですね。

生まれ変わっても俺になるのは絶対嫌という能美には共感します。ま、それも後に変わるでしょうけれども。
逆にまた絶対俺に生まれ変わるという丹はしあわせ者だなと思いました。

能美が優秀なのに不真面目なのは余裕があるから真面目にやる気がしないだろうし、家族へのコンプレックスからの逃避もあるんですね。
でも丹によって変わるのはよかったです。

13

コップに収まりきらない萌えがいっぱい

哲学BLとはなんぞや?と、あまり見かけない設定に惹かれて手を伸ばした結果、とんでもなく萌えてしまった1冊。
一気にドンと来る萌えというよりも、じわじわと盛り上がる心情の変化が空のコップに少しずつたまっていって、最後にはブワッとあふれ出していく感じ。
これはたまらなく良かったなあ…好きです。

題材良し・キャラクター良し・ストーリー展開良し・恋愛描写良しの4拍子が揃ったおもしろさでした。
哲学面に関しても難しくはなく、2人のはじまりとそれからをより魅力的にさせるエッセンスとして活かされていて楽しめましたし、哲学に対して明るくなくても問題なく読めるかなと思います。
良かった点をあげはじめたらキリがないのですが…
攻めの瑛人と受けの能美のキャラクターがすごく良かった。
ゴミを見るかのような目を受けに向ける攻めと、不真面目かつ楽観的なクズ受けのお話かと思いきや、読めば読むほど味が出るというのか…どんどん良い方向に印象が変化していくんですよね。

周囲の人々にはごく普通に接するというのに、能美にだけは態度最悪の塩対応な瑛人。
裏を返せば、能美に対してする「だけ」特別な対応とも取れるわけです。
それはなぜかなのかの理由についてや、能美の心の成長にも彼らが愛する哲学が絡んでいて、そうくるか〜!と読み応えがありました。
最悪が最高になっていくお話は数あれど、1冊の中で流れるようなリズム良く楽しく読ませながら、最後には多幸感でいっぱいにしてくれるバランスの良さを出すのって難しいんじゃないかなと思うのです。
起承転結がしっかりとしていてとっても読みやすかったです。なんておもしろいんだ。

それぞれが見せるギャップのある姿も自然に描かれていて、特に攻めの瑛人がなんだかもうかわいいやつすぎて頭を抱えました。
塩、塩、塩、からの遅くきた思春期ボーイの無自覚な何かの芽生え、余裕のなさと年下の独占欲。
彼の中で能美という存在が大きくなっていくのが、ちょっとした仕草や発言から伝わってくればくるほどたまらなくって。
能美があんなことを言ったから早く帰宅したのでしょうし、能美がスガキヤが好きだから多めに入れてほしいんですものね…こんなのずるい。
描き下ろしで見せる甘えのある顔といいキュートすぎます…

正反対な2人だけれど、同じ考えを持っていなくてもきっと半身にはなれるんじゃないかな。
そんなことを思いながら、最高に良かった〜!と本を閉じ今に至ります。
一風変わった題材を絡めて描かれる、初心で不器用な恋と心理描写が魅力的なお話です。ぜひ読んでみてください。
本編で萌え、描き下ろしでさらに萌えられるうれしい1冊でした!

18

攻めは可愛い

単話配信していたせいもあるかと思いますが、シー◯アさんで配信直後からレビュー数多くて気になって予定外で購入。
攻めの丹くんのキャラ良いですね!好きです。
目新しいストーリーではないものの、丹くんのキャラの良さで面白さが増したとこあるなー。
一方、受けの能美先輩はイマイチ好きになれなかった。冷静に見たらただのクズだなーって。言動が最低なんで惹かれる要素がない。哲学を愛してる…それだけで丹くんは恋に落ちたのか…??いつの間にか好きになってたパターンなんだろうけど、もうちょっと「これは好きになっちゃうよねー」っていう説得力欲しかった。だってクズ男なんだもん。
能美先輩に関しては、お母さん・お祖母ちゃん・お兄ちゃんと、何かしら人格形成に影響を与えたような感じを匂わせておいて、そこが大して深掘りされていないのも気になりました。

哲学はおそらく作者さんが専攻してたり興味があったりする分野なんだと思いますが、ストーリーへの絡め方がちょっと中途半端かなーと。もっと哲学的思考を全面に押し出しても面白かったんじゃないかな…哲学に馴染みのない人向けなのかもですが、なんかとってつけたような感じがしてしまいました。
(巻末の哲学書の紹介コーナーは面白かったです)
あと、ギャンブルも作者さんお好きなのだろうか…ギャンブル描写多すぎて正直萎えました。あれも能美に魅力を感じなかった大きな要因です。
読み終わった後の感想が「哲学とギャンブルの話だったなー」でした。
ストーリー全般的に面白かったんですが、ギャンブル描写と能美のキャラが萌えを減退させてしまいました。

25

哲学って奥深い

「哲学」ってあまり馴染みがなくてうまく飲み込めるか心配だったのですが。
ストーリー自体は難しくないし、流れに上手く哲学要素が溶け込んでいる感じが面白くてとても読みやすかったです。
それぞれの“哲学“への思いが無理なく結びついていたのがすごく良かった…!

最初はあえて自分と向き合わずにいる能美の言動がしっくりこなくて、日々その場のノリで生きている感じが好きになれないな…と思っていましたが。
表面上だけではない姿を知ると少しずつ印象は変わっていくことになり、そのキャラごと受け入れてしまいたくなる不思議。
ほぼ能美視点で進むお話ではあるけれど、彼のことがよくわかることで瑛人の気持ちにも共感できる展開に引き込まれまくりでした。

身体の関係に偏ってしまった部分を抜けて本心に辿り着いたあとも、なかなか素直になれなかったり入り組んだ思考が邪魔したりですんなり両想いとはならないふたりですが。
そういうめんどくさいところこそ、彼らの愛のカタチなのだろうなと感じられます。
本編ラスト、あえて核心を避けたシーンにかなりグッときました。

ボリュームたっぷりで読み応えがあったし、描き下ろしでは甘い空気を纏うふたりを見ることができて大満足!
「哲学」という文字面だけで捉えるとかたくて難しいイメージでしたが、とても身近なものなのだと教えてくれるような素敵な作品でした。

17

恋愛哲学

大学生同士で、後輩攻めx先輩受け。

真面目で哲学大好きなオープンゲイの瑛人と、本当は優秀だけど家庭環境により自己肯定感が低くなり、ヒモみたいな自堕落な生活をしている能美のお話。

「魂の片割れを探しているから、ゲイであることは隠さない」と言い切る瑛人だけど、瑛人は多分、出会う前から能美に運命を感じていたんだと思う。
実際に出会う前から能美の書いた論文に心惹かれて、会ってみたいと思っていたのに、優秀さを表に出さず、自堕落な生き方をしている能美に歯痒さや悔しさを感じてしまった。
だから、素直に好意を表せない気持ちも分かるよ・・・。

途中、瑛人が能美に対して塩対応なのが辛かったけど、能美の器の大きさや明るさに救われたし、だんだん能美に本当の意味で惹かれていってる瑛人が見え始めてからはトキメキがギュンギュンだった。

お互いにお互いを(意図的にでもそうでなくても)傷付けて、遠ざけて、離れてみて初めて自分の気持ちを認識して。
人を愛することで、自己肯定感を高められた時の能美の笑顔は、人として美しいなーと思った。この一連のシーンの大麦先生の構成力・表現力の高さには痺れましたね・・・!
人を愛して、自分のことも愛せるようになるって、本当に本当に素晴らしいこと。

「善く生きる」って、分かること・共感できること・分からないこと・理解できないこと、全部ひっくるめて、否定せずに受け止め、相手と対話を重ねていくことなんじゃないのかな。
瑛人と能美は、きっとこれからもいろんなことを対話しながら、共に生きていくんでしょうね。

作画・ストーリー・コマ運び、どれを取っても秀逸で、大麦先生の知的センスの高さを感じられる素晴らしい作品でした!

14

よかった

なんとなく周りのフォロワーさん達の反応で人気なんだろうなあ…
という漫画に対して「本当にそんなに面白いの?」という
穿った目線から入ってしまう意地悪な質なんですが…
(どんな作品でも叩きどころを無理やり探したらいくらでも出てくるので…。)

大麦先生、過去作から題材の部分(SEや今回は哲学など)がよく持ち上げられてる作者さんだなとは思ってましたが…。単純にキャラひとりひとりを考えるときに外せない要素をただただ入れているだけなんじゃないかな。

わかりやすさと萌えとエロとストーリーの塩梅。
作者のBLへの愛みたいなのを感じました。

9

『善く生きる』とは、魂の片割れを探す物語

最後まで一気に読み切ってしまいました。今は余韻に浸ってます。
こあら先生の作品は、細かい描写がとても丁寧に描かれていて素晴らしいです。物語にも不自然さなどが
無いので、スッと物語に入っていけます。
続きがとても気になるので、是非お願いします。

9

待ってました!

まずは能美先輩の弁明、発売おめでとうございます。
単話から追っていたぶん発売をとても楽しみにしておりましたが、可愛らしい表紙に目を惹かれることは言わずもがな、豊富な特典内容、ボリューム満点の描きおろしに満足度が100000を超えています。
歳下攻めは前々から好きだったのですが、そのなかでも1番の作品と言っても過言ではないくらいにお気に入りの一作です。
ふたりの関係値や、関わり方が最後まで目が離せずすべてをまるっと綺麗におさめたラストも魅力のひとつだと思います。ぜひ一度、手に取っていただきたい作品です。

9

ヘビリピ確定作品!!

読み方次第ではBLから得たい萌え以上の収穫も出来てしまう1冊・・・!
これはすごい(≧▽≦)!

先ずはBL的要素のお話しを・・・♡
後輩攻め×先輩受け
しかもゲイ×ノンケなのにゲイである後輩の方が最初は受けを嫌がるっていう構図です
ノンケなのにゲイに対してグイグイ行く時点で結構展開的には難しそうなのに、この能美先輩という受けキャラの性格を考えるとこの展開に全く強引さがなくって、しっかりお話しの面白さとして成り立っています

嫌がってる後輩の瑛人のキャラもまた良い!
嫌がりながらもなぜ嫌がるのか?という理由がしっかりあって、能美先輩を見ているからこその理由に完全フラグでしかないじゃないか…♡という萌えを感じてしまうのです

印象だけならお互いマイナススタートでその上カラダ始まりの2人
この2人がどう恋をしていくのか???
彼らが哲学を学ぶ大学生であるからこそ惹かれ合うその過程が本当に素晴らしいです
是非見て欲しい

BL的要素は完璧です♡
さたにさらにリピりたくなる要素として作中に溢れる「哲学愛」!
ぼんやり知ってる、聞いた事がある偉人だけでなく初めて知るような哲学者のお名前、名言が差し込まれてめちゃくちゃ興味を掻き立てられます
その名言をこのシーンで使うのか!キャラの想いをこの言葉で表現するのか!とぼんやりしていた偉人たちの言葉がクリアになって私の耳にも届きます
そしてその上手さに感動を覚えつつ最後まで読むと、数々惹かれた名セリフやマインドに実際触れられる、読める関連図書を紹介してくれる仕組みには感激しました
作品で感動を覚えた源を知れる!ってすごく嬉しい体験でした

それでもそんな並み居る偉人を押しのけて心のに残ったのは瑛人の「隠れてたら見つからないじゃないですか」というこの言葉♡
丹瑛人君は既に私の中で自分を表現する事に対して前向きになれる言葉をくれた哲学者のお1人です

素敵な言葉で思考を押し広げて下さった大麦こあら先生、素晴らしい作品をありがとうございました!

14

No Title

発売前から気になっていた作品、やっと読めました。すごく面白かったです。
哲学的なものは好きなのですが、昔ながらの暗澹としたところや鬱々しい登場人物がいなくて(鬱々しいのも大好きですが)そこがまた良いです。
大麦先生の描く人物がかっこいい。特に目元とか好きです。主人公の二人もタイプの違うイケメンで眼福だし、サブキャラの女子もかわいい。
能美先輩の自己肯定感の低さとか母親の無神経な圧に対する心の澱とか、まだ掘り下げられそうなので是非続編読みたいです。
丹くんが能美先輩を好きになっていく過程がとても自然で読み手にもすーっと入ってくるところも良いです。とても幸せな読後感。
おまけで挟まっていた光文社の宣伝が、学生のころ勉強した学者の名前や作品で懐かしくなりチェックしてしまいました。
素敵な作品です、買って良かったです。

10

単話派の人もコミック買うべき!

極上の書き下ろし!

気になりすぎるラストからちょっと先の2人が見れますよ!最高ですよ!両思いになったこの2人からしか得られない栄養があります!

今まで読んだ数々の書き下ろしの中でも、ダントツの満足感です!読むと幸せになります!

もちろん本編も最高です!クズなのに憎めない能美先輩と、スーパークールと見せかけて意外にガキな瑛人、最高のキャラクター!丁寧な心理描写で心をガッツリ掴まれました!

自分は大麦こあら先生のファンで、能美先輩の弁明は単話からずっと追っていました。単話派でコミックを買うか迷っている人、絶対買ってください!

両思い瑛人がアツい…!!もっと見たい!!この先、先輩呼びじゃなくなるのかな?!もっと見たい!!

14

おやおや、魂の片割れを探す後輩くんの夜明けは近いようです

【魂の片割れは・・・俺じゃない(能美)】

エロス度★★★★★★

おやおや、魂の片割れを探すクールな後輩くんに最低な誘い方をしたら本当に抱かれてしまうとは・・・かわいいですね。

超強気クール後輩・瑛人と自堕落な生活を送る先輩・能美が紡ぐ恋物語で、能美に対してだけクッソ生意気な態度であった瑛人の理由がかわいすぎです。

クズい面が目立っている能美の意外なギャップが魅力的であったり、自分とは正反対で魂の片割れでは絶対無いと思っていた能美への瑛人の気持ち・態度の変化がどツボに刺さり、少しずつ関係が良好になってきたかと思ったのですが、ここまできてつれないですね。

9

My Best Comics

主役の2人のキャラの良さはレビューでも絶賛されてる通りです
こんな属性でこんな性格だからが目一杯楽しめる2人のお話しでした
更に2人を囲む友人やゼミ生、そして教授の描かれ方もものすごく好みでした
流石哲学科の教授だな!って全く哲学科を知らなくても何だか納得できる人柄でした、白川教授

正直本当に哲学科というのは馴染みがなかったのですが、この作品を通してすごく興味を持ちました
極論、自分が大学に入る前にこの作品に出会っていたら哲学科に行ってみたい!とさえ思ったかも知れません(言い過ぎではなく…!)
それ位に面白かったですし自分の中に落ちて来る言葉に溢れた作品でした

もう既に「人として」核が出来つつある瑛人ですが、それでも能美先輩に対しては年下で、きっと未知との遭遇ばりに今までの自分で居るだけでは心を乱される相手なんだと思います
だからこその携帯ブロックだったと思うし笑

ちゃんと気持ちを確かめた2人のその後や(主に恋人を甘やかす瑛人と甘やかされる先輩をもっと見たいですw)、能美先輩が進むであろう進路の先もすごく知りたいです
もっと言うなら能美先輩のスーパーお兄ちゃんも登場させて欲しい
これは勝手な妄想領域ですし完全BL脳的発想なので大きな独り言ですが、葉山さんとの遭遇などがワンチャンあったり?!などは来ないか???という淡い期待を持ちつつ、熱く続刊を希望します!

自分のMy Best Comicsに新たに加わった1冊です
読んで良かったです

11

本当に大好きな作品です。

こあら先生の作品は全部読んでますが、連載から追えたのは今回の能美先輩の弁明が初めてです。

他の作品が良い事は当たり前でして、それについても触れたいですが今回は割愛します。まだ読まれてない方は是非読んでいただきたいです。私は初めて先生の作品を読んだ時、あのかわいい絵柄からは想像してなかったえっちが描写されてて驚きました。プラトニックかと思っていたのに笑 そこも含めて全部大好きです。

 今作のお話にうつります。
とにかく2人がかわいいのはもちろんですが、攻めの丹くんが、受けの能美先輩のことをだんだん好きになっていく過程がとてもかわいいです!そして、インタビューで先生もおっしゃられていましたが、クソガキ(褒めてます)でかわいいです(語彙がなくてすみません)!クソガキなんですけど、先輩以外への外面というか、、、一般常識をしっかり備えている子でとても好感が持てます。たぶん周りからの評価は、イケメンのしっかりしたいい子です。そんな子がこんな我儘に振る舞えるのは、先輩の懐の深さ?とかに無意識に気付いて甘えられているのかなって思います。単に第一印象が悪くて、イライラしてたり(ちゃんとイライラする理由があります!)、この先輩なら気を使う必要ゼロなクズだなって思ってたのかもしれませんが笑

能美先輩は終始かわいいです。そもそも大好きな絵柄というのもありますが、クズだけど人間としてしっかりしてる、、、してる、、、?してるのか、、、?笑 なんだろう、ちゃらんぽらんしてるけど、根っこの真面目さを感じます。善く生きる。という主義を貫いてるなと思います。そして何より、人が好きなのかなと。
ずっとどこか自信なく生きてたり、明確には描写されてませんが色々コンプレックスを抱えて生きてるのがわかります。だからこそ、言葉に嘘がない、飾らない正直ものな丹くんにたくさん認められる言葉をもらって、能美くんがこの作品一冊を通して少し強くなれている姿に感動します。最終回大好きです。丹くん側も、自分を飾らずに、そのままで、心地よく隣で過ごせる先輩のことが大好きなんだろうなって。そして何より、尊敬してる気持ちもあると思いますので、2人ともお互いがかけがいのない存在なんだろうと思います。

本当に感想を書くのがへたっぴなのですが、大好きすぎる作品で、少しでも読む人が増えて欲しいですし、こあら先生に感想が届いて、少しでも創作のモチベーションになってくれれば嬉しいなと思い書きました。
本当に素敵な作品をありがとうございます。
後日ファンレターを送る予定です!
特典全回収でした笑

連載、単行本作業お疲れ様でした!ずっと応援しております!

14

めっちゃキュンキュンした…!!!

恋に落ちる。痛みを知る。愛が深まる。

緩やかな変化がジワジワと伝わる描写に
ずっとドキドキが続いて胸がいっぱいになります。

なんていうか……ズルイんですよ!いろいろと!!
(もちろん良い意味で)

まず、受けの正孝先輩。
女にだらしなくて、ギャンブル好きで、万年金欠。
甘え上手でスルッと他人の懐に入り込むコミュ強者。
"楽しく生きられればそれでいい"の典型的享楽主義。

とか思ってたらさ~~~~。
超頭良くて、読書家で、哲学大好きマンっていうね。
本を読み耽る姿にそりゃあもぅギャップ萌えですよ。
あと家事能力も高いし、顔も良い、ハイスペックマン。

これは好きになっちゃよ~~~~~!!!!
(主語がデカくなるけど、大体のオタク大好物 ①)

じゃあなぜ?
そんなに才能がある人が享楽主義みたいな生き方を選んでいるのか。

先輩自身の口から理由を語ることありません。
けれど 攻め(瑛太)が先輩のことを
"自己肯定感の低い人"と解釈した時にパーッと視界が広がりました。

もしかしたら、本気を出すのが怖いのかも
もしかしたら、愛した人に愛されないのが怖いのかも
もしかしたら、そんな自分と向き合うのは怖いのかも

先輩は頭が良いから、
世界が見え過ぎちゃうのかもしれませんね。
見えないフリして生きやすい方を選んでね。

冒頭は《ヒモ!クズ!》みたいな感じだけど、
先輩の内側に触れる度に萌えて仕方なかったです。
マジで先輩はズルイ。虜になる。

んで攻めの瑛太もズルイんです。
先輩視点の瑛太は《クール!愛ナシ!》なのに、
瑛太視点になるとめっっっちゃデレるぞ???
(主語がデカくなるけど、大体のオタク大好物 ②)

初エッチは特になんですが、
先輩への態度には本当に愛を感じないんです…。
無表情で心底ウザそうにしててちょっと悲しい。

でもですね。
無表情で、態度クソ悪くて、ウザそうにしてても
先輩が家に来ると玄関の扉はちゃんと開けるんです。
あけすけで色気なくてもエッチが盛り上がるんです。

これには爆萌えしました。
ドアを開けるって結局そういうことじゃん!っていう。

瑛太の無自覚さが堪らないです。
瑛太自身が哲学を勉強している意味も相俟って、
表情こそクールだけど愛情深い子なんですよね。
瑛太視点に話が移った時にとてもドキドキしました。

恋に落ちる。痛みを知る。愛が深まる。

ラストはハタハタと泣きながら読んでました。
切なさと痛みの中に甘さがブワッと広がるのです。
あ~~~~堪らん。めっちゃキュンキュンする…!

あと、哲学って身近にあるんだな…と思いました。
全く未知の世界で難しそうなイメージが先行したけど、
例えばBLを通して触れる愛の形にも哲学は存在して。

趣味が合わない者同士が愛し合うのも哲学を通すと
めっちゃロマンじゃん!!!!ってなるんですよね。

あけすけで雑なエッチして雑に交流してるのに
ドラマティックで胸キュンが詰まった作品でした。
ドキドキが収まらない余韻が心地よかったです…!

16

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