美しい彼 4

utsukushi kare

美しい彼 4
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神19
  • 萌×25
  • 萌0
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

221

レビュー数
6
得点
116
評価数
25
平均
4.7 / 5
神率
76%
著者
北野仁 

作家さんの新作発表
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原作
凪良ゆう 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
美しい彼
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784199609930

あらすじ

平良に一喜一憂するなんて、俺はおかしい。
これが恋だなんて、これ以上の屈辱はない──

切望していた再会の後、久しぶりに清居と二人きりの
時間を過ごすことになった平良。けれど解散する間際、
清居から告げられたのは予想外の問いだった。
「そいつ(小山)と俺と、どっちが好きなんだよ」。
卒業式のキス。平良からの連絡を待ち続けた日々。
偶然と思われた再会の、その舞台裏──
もう一度会いたい。もう二度と会いたくない。
揺れ続けた清居の想いが、ついに答えを指し示す──!?

表題作美しい彼 4

平良 一成、大学生
清居 奏、19歳、大学生モデル兼俳優

レビュー投稿数6

新しい気持ちで再度この世界に飛び込める幸せ

4巻おんもしろかったー…(´∀`*)
複雑な心理描写が映える今巻。12話から切り替わる清居視点は必見です。

今巻は2人の距離がグッと近づくベース作りとしても大事なターン。見逃せないシーンがめちゃいっぱいです。
それに加えて、清居視点で語られる平良への感情、あの日あのときの行動の理由などなど、清居の過去も含めて赤裸々に語られていくところは読み逃し厳禁案件。清居のミステリアスな表情の裏にある感情に触れると、ストーリーが俄然面白くなってきます!!
小説版を読んでいるので分かっちゃいる展開ですが、ネタバレが分かっていてもすごく面白い。例えば、清居の真っ赤に照れる表情とか、ちょっとした目線の動きとか、登場人物たちの動線とか。小説の文字だけの世界に、北野先生の絵がそこに添えられるだけで画面が華やぎ、場面に深みと彩りが出てくるように感じます。

4巻は清居の平良へのモヤモヤぐるぐる感情とでも言いますか……好きで堪らない感情、嫉妬で苦しい感情、ほっとかれて寂しい感情、自分のことを見つめる視線に嬉しくなる感情などなど……がてんこ盛り。清居ってこんなに人間くさかったのねと、読んでてニヤニヤが止まりませんでしたっ!
平良の行動が謎すぎて理解不能っていうウンザリさも見えますが、それ以上に平良にどうしようもなく惹かれていくドキドキ感情に襲われる清居の素顔。か……かわいい…。清居がとんでもなくかわいくてかわいい……(〃ω〃)
小説読んでても、新たな気持ちでまたこの世界に飛び込める幸せ。至高の領域です。


このコミカライズ版が発刊されるたびに小説を引っ張り出して、物語の進捗状況を確かめるのが恒例になっている私。そして都度小説版を最後まで読んではウヒャウヒャして、次巻購入するモチベーションを保っています。小説版にかなり忠実に近いカタチで進んでいるので、次巻はあのシーンくるな…とか想像・期待するのも楽しいです。
小説版に照らし合わせると、物語は中盤以降に差し掛かってきています。同居が始まる次巻以降の展開が…ああ楽しみ!

1

ほんとに

丁寧なコミカライズに今回もありがとうございます。

高校卒業後の再会のシーンから清居のモノローグがわっと描かれます。
原作小説は既読で、その中でも大好きなシーンがこの4巻にあります。

平良が清居に自分の思い(清居からしたらありえない考え方)を語るシーンの中の、清居のツッコミ。
わたしはこの清居ツッコミシーンが大大大好きなので欲を言えばこのツッコミに大いにコマを使っていただきたかった。
でも残念なことに流れてしまうくらい平良のセリフの方が目立っていました。

平良の表情がコミックで読める点はすごく良いです。小説だと文章なので、きっとこんな表情なんだろうな、という想像の部分がそのまま描かれているので、合ってた!というのと、それくらい凪良先生の描写力が素晴らしいんだなぁと改めて実感します。

照れてる清居の表情みれるって最高です。

1

はじめてのチュウとか歌ってる場合じゃなかった

活字を読むのに必死になって内容の理解までおっつかないせいなのか 小説に手をだせず なれど人気小説はやっぱり気になる

ありがたいですよね コミカライズ

なんですが当方生粋の天邪鬼 人気作になればなるほどハマれないっていう
それを承知で読むから質が悪い? あ でも大満足で読み終わった人気作も多々あるので ここは読みたい欲求に免じて ←長いわ


このお話ももう4巻なんですね
正直 うまくハマれていないのでお復習なしで読みはじめたんですが お復習しなきゃダメだったw


2巻で見せた清居の無知と素直さ ここを見ちゃったからなのか 脳がかってにいい子認定しちゃって再会からの高慢さにちょっと嫌気がきちゃってたんでした そうそうそう
ここがうまくハマれないポイントなんです きっと
変な独占欲はあるクセに こいつも大概な天邪鬼だなとは思って見てはいるんだけど 可愛いげがなさすぎてイヤになるというか

清居が悪いわけじゃないんだけど 清居がわるい ←悪くない((怒))  

清居信仰もここまでくると恋ってなんだったっけ?になってたんだけど 恋なんて所詮暗くて薄汚くて吐き気がするほど生臭いドロドロと湧いてくる欲や感情の塊だったわ と改めて思いださせていただける巻になっていたなと
向けられる執心に酔いしれていたのが 執着に変わって独占欲にまで発展していくのがすんごい丁寧に描かれたお陰で清居苦手の克服にもなったし

自己の中で膨らむ感情に混乱しての八つ当たりをコミカルに思えたり可愛いいとすら見える日がくるとわ Orz

やっとこのお話にノレた? あたし
前3冊はどうにも読む速度すら上げられなくって苦戦したんだけど 驚くほどテンポよく読めて愕然 ←え

清居の意地っ張り具合にあたしがほだされたところでこの巻おわり
皆さまの読み方とは違うのかもしれないけれど 互いが譲らないもののおかげで面白いほどかみ合わない熱ってのを次も楽しみに

てか 意味わかんないわこの子達 ウフフ

2

だんだん自分の気持ちに気付く

美しい彼のコミカライズも4作目。
原作の小説は既読です。
先の展開を知っていてもコミカライズだとより物語の世界が分かりやすくなっているような気がします。
原作小説の挿絵を描かれてる葛西リカコ先生の絵も素敵なのですが、北野仁先生が描く清居と平良も美しくてカッコ良いので眼福です。
まわりの沢山の登場人物や挿絵では描かれていない部分も楽しめるところがコミカライズの素晴らしいところだと思います。
お話は高校を卒業後に平良と清居が再会するところから始まって、平良が借りてる叔母の家に清居が演劇の練習の為に通うようになるまでのお話。
徐々に清居が平良に歩みよってきているのですが、平良の方はもうすっと同じテンションなのでモヤモヤする清居、これからお話もぐっと進んでいくはずなのでますます続きが楽しみです。

1

ずっと待ってた!清居ターン

とうとう来ましたよ!
待ってた清居ターン。
原作「あまくて、にがい」からが清居視点です。

原作小説、ドラマCD、実写ドラマ
どれも清居視点に切り替わってから物語の動くスピードが変わる感じがしました。
小説は心を持っていかれて読むスピードが増した。
ドラマCDは原作に忠実で清居の意地っ張りだけど寂しがり屋で平良に振り回されながらもどうしようもなく好きな気持ちが可哀想でカッコ悪くて可愛い感じに表現されてた。
ドラマは実際に最終話1話に清居視点持ってきてたのが、テンポよく感じられた。

漫画バージョンは、スピードが上がる感じはしなくてどっちかと言うと清居の表情をガン見しながらニヤニヤする自分がいました。
平良に執着する気持ちがなんなのか自分で気付いていないところからオレ様なりに気持ちを伝えたはずなのに(オレ様のファーストキスをあげたんだぞ、お前に的な気持ち)想像と違う展開になってずっと心を乱されてる清居。いろんな清居の表情が興味深かったです。あと、熱っぽい平良の表情も。

キングと奴隷な関係に見えて実は違うんだよね。
この先清居の可哀想可愛いシーンが満載なので楽しみでなりません。
もう、5巻が待ち遠しいです。

4巻は、清居のちびっ子姿とエビコロが見られたのが良かったです。小さい頃からオレ様キングの面影がある。もっと素直な感じの少年なのかなと想像してました。エビコロは原作の頃からどんなのだろ?って気になっててドラマではコロッケみたいなのに確かエビの尻尾も付いてたんだよね。
なので、エビをポテトコロッケで包んで揚げてあるのかな?なんて思ってたんだけど、漫画では海老カツっぽいね。(原作も読み返すとエビを細かく叩いたエビだけのコロッケってちゃんと書いてました)
エビをポテトコロッケで包んでるのって食べた事ないし凄く気になってたんだけど、海老カツかー。お母さんも[.エビフライ]って言ってたもんね。清居がずっとコロッケって言うから私の想像上のエビコロが実際の物から違うものに変わってました。

紙本で購入
修正のいるシーンは全くなし

1

清居様メインの4巻、最高…!

この4巻で原作小説の折り返し地点とのこと(原作未読です)。
キング・清居視点がメインの新刊、恋するキングの姿に震えた…!最高の4巻でした。

さりげない心情描写や独白に、心に残る言葉が散りばめられていて…
特に心に残ったのは、平良視点での「夢を見るということは 五ミリの隙間に一センチのものを入れたいと願うことで」という言葉。

幼い頃の無邪気な夢も、いざ追いかけようと思うと怯んでしまうし、予防線を張りたくなる。
「成功のビジョンより、はじき出された時のことを考えてしまう世代でもある」と続くこの言葉、刺さりました。自分はもう夢見ていられる世代ではないけれど、どの世代の人もきっと経験したことのある、覚えのある思いなんじゃないかな。

そして二人のラブ面!
小山弟の存在により、はっきり分かりやすく炙り出され、認識せざるを得なくなった
自分(清居)の中の恋心。意地っ張りキング・清居様の全ての言動が、もう「好きだ」って言ってるよね……清居側から見る、一途な想いが胸にぎゅんと来すぎて、胸を掻きむしりたくなりました…

「平良はバカだ アホだ 一回死ねばいい」の後に続く清居の独白。たまらん。。

めちゃくちゃ歪んだ形で求め合い、すれ違う二人にたまらなく…なんて言ったらいいのか…心を鷲掴みにされました。
最後のシーン、別れ際の二人の赤面が、もう。平良にはずっときもいままで(←オイ)、清居にはずっと清居様キング様のままでいて欲しいけど、どうやってここから二人の想いが交わっていくの!?と、気になってたまりません。

5巻が今から待ち遠しくてたまらなくなる、最高の4巻でした✨

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