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uragiri mono no love song
冒頭、助けてって言えよ。。と後ろから抱きしめるシーンから始まり、2人の関係の予想がつくのですが、基本的には屈託のない奔放攻めと、ツンデレ受けというカップルです。
舞台はどこかのイタリア(なんだそれ)。
同じファミリーの中に、昔気質の政党派と、それに縛られない自由派がいてしょっちゅう対立している。2人はその2派閥のカポ(幹部)。
いがみあっているようだが、ダンテ(自由派カポ)は自分に気があるようで、だんだんほだされるジーノ(純血派カポ)なのでした。
1つのテーマになっているのが、イタリア純血人と、体に後をつけられている他民族との対立。
純血派を率いながらも自分は痕付きと呼ばれる他民族であることを隠しているジーノ。
上巻は舞台が整った感じで、2人がいがみ合いながら惹かれ合っていくストーリーです。
しかしラスト、波乱の予感が。
下巻に続きます。
ガンガンスクエニのスタイリッシュ系ニアホモ漫画(「東京エイリアンズ」とか「黒執事」とか「ラッキードッグ」とか「Vassalord.」とか)にハマった人にすすめたい初心者向けBL漫画。だがHはしっかりあり。
イタリアの架空の島を舞台に純血派VS自由派の対立と次期ボスの座を巡る争いを描いた漫画で、男前攻め×強気受けのケンカップル好きにはおすすめ。
最後まで飽きずに読める位には面白かったのだが何だか物足りずあんまり刺さらなかったのは、マフィアがテーマなのに明るすぎる……身も蓋もない言い方すれば底が浅すぎるから?痕付きと蔑まれるジーノでさえ闇を感じない、人として超真っ当。
19××年が舞台らしいが「この前の戦争」って台詞から推察するに第一次大戦の後だろうか?第二次大戦後なら移民に焼き印なんて時代遅れだし人権問題。第一大戦後なら移民は敗残国のドイツ系?てことはジーノはアーリア人??時代考証突き詰めると結構ガバい。
残念なのはイタリア舞台なのに新聞やぬいぐるみのプラカードが日本語表記な点。わかるよ日本語じゃないと読めないしわからないし訳してくれたんだよね?だけど外国や異世界が舞台の漫画でそれされると興ざめというか滅茶苦茶萎えるわけで……私だけ?せめてイタリア語の下に和訳付けるとかさ……。
総じてライトなノリで、BLにハマりたてかまだ読んだことない人向け。恋愛のみの話だとどうしても起伏がなくて飽きちゃうので、抗争の行方や黒幕の暗躍で引っ張ってくれたのは好感触。ただ黒幕の正体は非常にわかりやすい。むしろアイツしかいねえ。
ぶっちゃけエロさえ抜けば今すぐGファンタジーとかゼロサムとかあのへんの少年誌で連載できる内容。「黒執事」「アルカナファミリア」「ラッキードッグ」通った人はハマる多分。このネタならエロ挟まずバチバチの少年漫画に徹してくれた方が好みだった。
絵は崩し顔に少々癖があり好みが分かれる。受けのソックスガーターがエロい。一巻が露骨に「続く!」エンドだったので二巻はどうするかな……まだ読んでないけどジーノ(オリジナル)は生きてるよね?
他に気になる点は移民問題や人種差別扱ってるのに、服の下の痕以外でまるで区別付かないこと。皆肌白いしパッと見わからず混乱する。
何はともあれ勧善懲悪で読みやすい漫画だったので、細かいことは気にせずバディっぽいBLを読みたい人はハマるのでは。
CDを聴いたので何度か目の再読。
何度も読み返していますが、物語も人物も世界も魅力的で素晴らしい作品です。
イタリアマフィア、という映画でもあまり接することのない世界の物語。
かっこいい男、人情、血縁、などが描かれているので、なじみやすい日本の任侠ものではいけなかったのかな、と途中で思いましたが、読み終えて、これはイタリアマフィアの話だからこそ、純血と混血、という価値観、広い世界だからこそ、かっこいいのだと思いました。
独特な世界観、設定がよく練られていて、かつ、難しくなくて、すんなり読ませてくれておもしろいです。
余計な知識を増やす必要もなく、新たな勉強をする必要もなく、その世界に浸れます。
マフィアファミリーの次期後継者の選考が、死傷者を出さないようにすること、という指示もかっこいいです。
マフィアものなのに、死傷者が出ない、跡目争いなんて、今まであったでしょうか。
ダンテのいたずらによって自宅が爆破されたジーノ、後継者選考期間に、同居することになります。
王道ではない展開が、どんどん続いて行くのに、それぞれムリなく、理解し易いというのもすごいです。
物語の組み立て方が秀逸だと感じました。
自由派幹部のダンテは、その主張の通り、自由でかっこいいです。
純血派幹部のジーノは、その主張の通り、高貴でかっこいいです。
ダンテが大型犬のようにジーノにからんだり、甘えたり、ふざけたりする様子、ジーノが鬱陶しそうに、でも冷たくすることなく対応する様子、どちらも違った可愛さがありました。
それぞれを慕う部下たち、純血の上流の人たち、街の人たち、それぞれの思惑、人間関係が入り乱れるなか、純血派幹部のジーノの正体がダンテに知られてしまいます。
正体を知られたからには殺すしかないはずのに、殺さなければならなかったのに、殺せなかったジーノ。
自分の気持ちがよくわかっていないけれど、とにかくすべてに一生懸命、必死な様子がかわいそうで、切なくて、がんばれ、がんばれ、と応援しながら読み進めました。
ジーノの秘密、嘘は、大切な人の気持ちを守るため、その思いを継ぐためのもので私利私欲によるものではなく、ダンテとのやりとりでどんどん調子を崩して、目指すべき気高い言動が取れなくなって、人間味が出てくる様子は、切なく感じつつ、萌えました。
ダンテはジーノが好きで、守る、仲間が大事で仲間も守る、やることなすこと、全て、男であり、漢であり、とてもかっこよいです。
想いが通じ合って二人三脚で組織を守り、盛り立てていけそう、というところで人助けでの怪我により正体がばれてしまうジーノ。
死を覚悟したジーノの素直な言葉の数々が何ともかっこよくて、男気にあふれていて、感動し、涙が出ました。
そして次期後継者選考の話し合いの場でのダンテの演説もとてもかっこよくて素敵で、感動しました。
そうして時期ボスに決まったジーノ、その就任式の前の夜、部屋に忍び込んできたダンテとの熱く激しい混じり合い、事後の口喧嘩、全てが程よく、程よくバタバタしていて、程よく甘くてとっても素敵でした。
これで素敵なハッピーエンドかと思ったら、不穏な展開、謎と裏切りのあるラストとなりました。
え、これで終わり!?え、まだ続くの!?と、漫画を読んでいて久しぶりにラストで慌てました。
ハッピーエンドでもよかったのに、新たな謎を残してのラストが素敵でした。
裏切者、は、途中まではジーノのことかと思っていたのに、ダンテだったことも、読者も二度裏切られて、なんとも粋なタイトルでした。
書店で久しぶりにジャケ買いしたのが本作。
とにかく絵が上手く、好みでもあったことからすぐ手に取りました。
マフィアものも大好きなのでワクワクしながらいざ...。
さて。ジャケ買いした本作ですが、結論 : 本文ページも充実していてとっても満足でした。
自由を掲げる兄貴肌のダンテと、伝統を重んじる真面目なジーノ。そんな二人はマフィアのそれぞれの派閥のトップでバチバチすることもしばしば...と、キャラクターの対比が分かりやすく作品にすぐ馴染めました。
マフィアものはもともと大好きなのでその点も満足で、対立や抗争も描かれそんな中で実は幼なじみなダンテとジーノが秘密の関係を結んでいく様子にドキドキします。
ジーノは自身の身体にとある秘密を抱え、それが彼の出生などにも関わってくるのですがその辺の描き方もとても楽しめる内容でした。
単純な恋愛ものにならず、なんだか一難ありそうな展開も好きです。
そんなジーノを全力で受け止め抱いていくスタイルのダンテはTHE・兄貴肌!という感じで
見ていてとても気持ちがいいのも読んでいて楽しかったです 。
ジーノはなんだかんだ言いつつも彼のこの性格に救われているし、誰からも信頼され頼りにされるダンテのことを心のどこかで憧れているんだなぁと読者である私たちもジーノの気持ちを体験できるようなそんなキャラクターでした。
ふふっと笑ってしまうようなやり取りも多く、対立している派閥の頭であるという立場を取り去ってしまえば二人はただの悪友のようでとても微笑ましかったです。
1巻はラストの終わり方がとても不穏で、この先どうなっちゃうの!?これはバッドエンドなの...??と当時とても慌てました笑
しかし続編があるということを知り、多分絶対ハッピーエンドなんだろうなという気配も察知したので安心して続編を待ちたいと思います。
このレビューを描いてる時にはもう2巻を手にしているのですが、1巻の終わり方が終わり方なだけにこの作品が気になっている方は是非1、2巻セットで購入することをオススメします笑
重たくなりすぎないテーマや世界観で2人の恋愛模様を上手く表現されている作品だと思いました。
山あり谷ありではあるのですがハッピーエンドが約束されているのでそういう意味では気楽に読み進められます。
ジャケ買いしてよかった作品の一つで同先生の他作品やドラマCDも先日購入しました。
ダンテとジーノに幸せになってもらいたい!と願ってやまない日々です。
すごいハイテンション!展開はスピーディーで大人数で賑やかにドンパチしてて、読んでてずっと楽しかったです。1巻で後継者問題を解決し、次巻への引きも完璧!メインキャラも魅力的で、気付けば引き込まれてました。
マフィアの時期ボスという立場上、敵対するジーノとダンテ。主義主張の違う二つの派閥を束ねるボスは大変そう。当然内外で反発があり、あちこちで事件が。
ジーノとダンテの関係性が変化していく流れの中で、人助けや争いの仲裁をしてみたり、ボスとして人としての成長が見られたり、盛りだくさんな内容。
ジーノも、たぶんダンテも、抱えているものが重く切ないです。いつも明るく振舞っているだけに、そうした裏側部分が見えるとぐっときてしまいます。
本編ラストは衝撃でした。読者はある意味で安心できるところはありますが、ジーノの気持ちを考えると…。
前作を読み、作家買いすると決めていた作家さんですが、こちらは完結してから読もうか迷ってました。でもこの1巻は1冊の満足度が高く、さらに続きが読みたい気持ちにさせられるので、完結前に読んでも後悔ナシです。最高でした!
またもやどんな話か分からずに読み始めて思ってたのと違ってました。
日常系わちゃわちゃラブコメかと思っていたら舞台は海外、マフィアの跡取り争い。なんならロミオとジュリエット的関係。
しかもお互いに秘密を持っていてラスト、えーー?!こんなとこで終わっちゃうの?気になるわ〜って後引くとこで2巻に続く。
この作品で気に入ったところは、ケンカップルに見えて案外素直なところ。いつまでもツンツンしてる受けはめんどくさい。今作のジーノは、照れたり怒ったりするけど、自分の気持ちちゃんと言えるし行動するし好感持てます。
そんで何より見た目が好みです。作者さんどっちかというとお尻フェチなのかな?って思ったのですが、とてもいいアングルや構図がいくつかありました。シャツだけ羽織った後ろ姿のジーノの下尻がチラリと見える絶対領域感。手持ちにある方見てみて、私は最高!って思ってしまった。(P104)
それ以外でも、シャツガーターを愛用してるのもエロくて最高。なぜこんなにもガーターはそそられるのでしょう?
構図も凝っているし、セッのシーンでコマ割を飛び出している描き方がされているのが迫力を感じさせてくれて良かった。
ジーンの事溺愛してるダンテが恋に落ちた描写も良かったしより好きになった理由も説得力があってよかった。
2巻が気になるけど、完結してからまとめて読みたい気もする作品です。
シーモアで購入
太めの白線修正。しっかり描かれているものが見えています。バッキバキ系
イタリアマフィアもの。
裏切り者がキーワードですね。
ジーノの必死さと気高さ、ダンテの攻め味、良かったです。
こうやって好きな子を追いかけて口説いて危機には駆けつけ助けて。許しが出たら抱きまくって。良い攻めですね!
受けを丸ごと包み込むような。
あんなに逃がしてやるって言ってたのは…。
人気の高さに前情報無しで読みました。
凝りすぎて、わかったようなわかってないような…。誰かシンプルなチャート作ってくれないかなあ。
もうね、好き
これに限ります(語彙力…)
この二人は幼馴染みでマフィア、そして対立する派閥の二人なんです!素晴らしいと思いませんか!?
そして、「別に聞いてない!」って思うかもしれないんですけど、溺愛攻め×強気受けって私の一番好きなカプなんです!
同じ癖をお持ちの方は読んでみてください!!
さらに、絵が皆さん見てわかる通り、スッゴい綺麗なんですよ!
是非、表紙買いしちゃってください
(間違いないです、私が保証します)←誰やねん笑
終始何言ってんだって感じだと思うんですけど、読んでみたらわかります!本当に!「うわぁ好き」って絶対なるので!読んで!ほんとに!!お願いします!
マフィアのファミリー内の派閥が違うもの同士のロミオとジュリエットのような関係の二人のストーリー。
ジーノの秘密がダンテにバレた事がきっかけで二人は対立する立場ながらも身体を重ねる関係になります。最初は秘密をバラされるかもと思うジーノですが、ダンテの事を知っていくうちに彼の事を理解すると共に自分自身が仮初の存在だという事を思い知らされます。
キャラそれぞれの心理描写が丁寧で、感情移入してしまうシーンがたくさんでした!
海外のマフィア…という馴染みのない設定が少し分かりにくくて、暴力的なシーンもあるので苦手な方もいるかもしれません。
えちシーンは二人の身体がしっかり描かれていてえちえちです♡
表情がとてもいい。