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hajime no koi
組長の死をきっかけにヤクザから足を洗った間宮。組長は愛する人のために命を落としたけれど、恋をした事がない間宮にはその気持ちが理解出来ず…。そんな時に見かけた彼氏と一緒に幸せそうな笑顔の青年翔。後に翔が彼のためにデリヘルで身を売り働いている事を知り、その時間を買い占めて他の客の相手をさせないようにする間宮。
実は翔の相手は本当の彼氏ではなくかなり拗らせているのだけど、恋を知らない元ヤクザの間宮とお互いに不器用でもどかしいながらに気持ちを通わせていくのが良い〜。
初めての本物の恋。心から愛し愛されるのって素敵な事だよね。
おじさんと大学生の恋が、とてもピュアに描かれている素敵なお話でした。実は西本先生初めて読みます。表紙に惹かれました。
はじめの恋というタイトルながらも、恋も愛も実感したことの無いはじめが恋に落ちて行く過程だけじゃなくて、叶わぬ恋ばかりしかしていなかった香坂くんがはじめと一緒に過ごすことで、温かい気持ちや、幸せな気持ちに目覚めて行くのが、とっても萌えがありました。それに香坂くんは、無自覚なセクシーさがたまりませんでした。
そして、脇役で出てくる、タピオカ屋の店長や、動物病院の院長、元ヤクザの頭などみんな好感が持てて、一人一人がみんな色々な角度で好感持てる人達。そして、何より出てくるネコちゃんがとっても可愛くて。そういう様々な要素が、ヤクザに失望していたはじめの心を温かいものにしていくのが、とても良かったし。そういうはじめに恋心をどんどん感じていく香坂くんが可愛くて美人で。でも、香坂くんをはじめは美人とか、美しくしていて欲しい等とは思わずに、メガネ姿のままで良いって言ってあげるのが、はじめは優しいなぁと。
「幸せ」
という言葉とは縁のなかったはじめが、穏やかな同居生活で「幸せ」な顔を向けてくる彼にトキメク所は、本当にピュアな恋心を感じました。
そして、はじめはヤクザを辞めた時には分からなかった、愛する人の為に行動する気持ちを理解しました。孤独なヤクザが人間らしい感情を知って、人の為に生きる気持ちを理解したのが、とても嬉しくてほっこりした気持ちで、読み終わりました。とても好きな作品に出会いました。
上半身に派手な刺青をしている元ヤクザの真宮が獣医学生の香坂とピュアな恋をするというギャップを楽しむお話でした。
しかし、ヤクザはそう簡単に辞められないし、真宮が1千万を持っている理由が分からないままだし、香坂の売掛金を払う為に1千万を出すのは後先考えなさ過ぎだし等々、細かいところが気になりました。
組が組から離れた真宮を家族扱いする優しい世界観に最後まで馴染めなかったです。
シーモアは白抜き修正でした。
前戯長め挿入短めな初夜でした。
あの「トワイライト」の作者さんで合ってるよな?と何度も確認しました。
すごく印象が違ってびっくりです。
辞めヤクザと純情くんの恋物語か?と思っていたら、そんなもんじゃなかった!
1冊でこんなにも心を揺さぶられ幸せを感じられるなんて!久しぶりな読後感です。
人物の描き方がはじめは硬質なのに香坂は細くて柔らかな線で対象的ですね。
内容も熱い片想いの香坂の熱に惹かれたはじめ。恋ってやつを教えてくれよ…な元ヤクザなはじめ。元ヤクザにこだわり過ぎなのは自分で、関わる人たちはそんなことかまってないのに。
香坂のきゅんかわと思いきや、ズルいところも等身大な感じで善き!!
胸の謎の動悸に戸惑うはじめ。
いい!いいよ〜!
好きな人にはどうしたいか?どうなりたいか?
とーっても良かったです。あと一歩なにかあればもう一歩のところが惜しかったです(何様?)
年の差のゆっくり初恋ピュアラブでした。
はーー、すごく素敵な作品でした。
恋を知った人が見せる表情って、なんでこんなにも素敵なんだろう。
思わずどきっとする表情の数々に魅了されてしまいます。
平穏とは真逆の世界に身を置いていた真宮はじめ。
これは想像ですが、世の中の人々がおよそ経験はしないであろうハードな物事をひと通り経験していそうな36歳の元ヤクザが、きっと誰しも1度はしたことがある「恋」を知らないという設定に惹かれてやみません。
偶然バスで出逢った青年・香坂くんが一瞬見せた恋する表情を見てからというもの、何故だか妙に気になってしまって…と、恋を知らない真宮が恋だけではなく、今まで知らなかったいわゆるカタギの世界のあたたかさに触れていく姿がなんだかとっても良かったのです。
受けの香坂くんもかわいらしかったのだけれど、私は攻めの真宮が愛らしくてたまりませんでした。
なんだろうなあ。分からないことを分からないと言えて、16歳も年下の香坂くんに勉強を教えてくれと素直に言える素直さと真っ直ぐさがとても好ましく見えたんですね。
香坂くんとの生活の中で、時にときめいたり、臆病になったりもしながら「むずがゆい」感情を少しずつ知っていく真宮が良いです。
相手のことを想ってもっとむずむずしてほしくなります。
いかつめの男前な攻めの赤面顔って、なんでこんなにも栄養価が高いのでしょうか…たまらん。
それを魅力的に引き出しているのが、小さくてかわいい系の受けというのが王道ながらまたたまらないところ。
どちらも本当にかわいらしくて、そっと見守りながら応援したくなる2人でした。
自然な話運びとやさしいストーリーはもちろん、誰も傷付かず救済されていく読み心地の良さにぽかぽかとします。
終盤は少々ゴタついている印象を受けこちらの評価になりましたが、ハートウォーミングなんて言葉がぴったりの素敵な恋のお話です。
ああ良いお話だったなと思える、読んでいて気持ちの良い1冊でした。
ちょこちょこ登場していた娘を溺愛する堀のカシラが個人的にツボです。
体格差カプがあんま好きじゃないので全く読む気なかったんですけど、
ア〇ゾンがしつこく勧めるから仕方なくw
こういうの趣味じゃないって思ってたのに、ビックリするほど可愛らしくて好きでした! ゆっくり深まっていく二人の関係も心地よかったです。
ひとつだけ気になって点:
途中から香坂のショタ感が増しましたよね?序盤はもう少し大人っぽかったのに…
まぁしかし5年後の香坂に超萌えました!美人すぎ!!
できれば続編が欲しいです~! o(>w<)o
ヤクザ上がりのカタギ、という真宮のキャラクターが面白かったですね。強面な男の弱気な一面や可愛らしい一面などのギャップには誰もが弱いと思いますが、真宮の場合は見た目だけでなく正真正銘裏社会の人間だったわけですから、ギャップどころかいろんな場面で本人も周りも世界の違いを感じてしまう。そんな状態で、初めての恋愛に臨むいい歳した彼のことは、素直に応援したくなりました。
対する香坂は見た目は幼くても言動は時々しっかりしている片鱗を覗かせます。個人的には最初の妖艶な雰囲気の方が好みだったけれど、獣医学生としては自然な姿でしょうね。ストーリーも綺麗にまとまり過ぎている感じはありましたが、たまにはこんなアットホームな組もいいなと思えました。
多少の歪みがあるのは、多分手書き。絵が上手い。
愛の在り方、色々。
真宮はじめ:36歳、元金融ヤクザの若頭
不死身を誇る親分が、愛人を庇って死亡。 親分を失い、虚無に満ちる。
バス代を立て替えてくれた翔。
間宮が気になる翔は、体を売って稼いだ金で恋人をレンタルしていた。
間宮は、翔の時間を身請けする。ここから翔視点に変わる。
香坂翔、20歳、獣医学生
レンタル彼氏を買う為には身売りも厭わない。(ちょっとオバカちゃん)
でも本当は、「愛し愛されたい」人。
片想いではなく、愛する気持ちに、気持ちを返してくれる間宮に絆されていく。
どう生きたら幸せかってのは、人さまざまだけど、
恋愛も、会話と同じ、キャッチボールのように返ってこないと空しい。
ハピエン
密かに私がヤクザもので気になっていた「墨」のクオリティ・・・
ヤクザなのにタトゥーのようなデザインだったり、中途半端な入り方だったり、不安定な描写だったり、最悪シールに見えたりetc...
実は結構これだけで私は萎える事もしばしば・・・
ヤクザがヤクザらしく見えないっていうか、安っぽく見えるっていうか。。。
まぁ、ある程度自前の補正フィルターで補完してそういう時は意識しないようしているんですが。
でもモヤっとはしちゃう事が多かったのは事実でした。。。
そんな厄介なヤクザものへの様式美を求めてしまう私でしたが、、、
今回のはじめさんの彫り物ったら・・・!
流石、西本先生!!!!!!
と言う言葉しか浮かばない程、それはそれは立派なヤクザの「刺青」でございました!!
これだけで「はじめ」のヤクザだった、というキャラクターの凄みと拘りに説得力が増し増し!!!
こういたディティールを疎かにしないからこそ、多くのレビューでも先生のその画力に称賛が鳴りやまないのでしょうね。
こんなに先生の才能を遺憾なく発揮して下さり、本当にありがたい事です。
そんな訳で、ほぼ、攻めのはじめさんの刺青の事しか書いていませんが、、、
こういったひとつひとつのエッセンスを大事に書かれたこちらの作品に不満がありましょうか、、、
ひとつの拘りを丁寧に描く事が出来る先生だからこそ、お話しも当然ですがとてもとても丁寧に創り込まれており、繊細な情景描写が美しかったです。
先生の作品ではめずらしくヒリつく感じの少ないふんわとり優しいピュアなお話しでした。
2人の体格差にも”BLらしさ”を感じ、読んで良かったな、とじんわりさせて頂きました。
圧倒的な画力で惹きつける端正な純愛ストーリーでした。
心優しき元ヤクザとゲイの大学生、全く共通点のない二人が偶然出会って、運命的に再会して心を通わせ、いつしか恋におちる…優しい世界観に気持ちが温まりました。”ヤクザとデリヘル”っていうことで、切なさ沁み沁みなものかと思いきや…可愛くてほのぼのする内容でした。もうこの流れだったら別にエロなくてもいっかな~ってくらい前半はプラトニックな印象でキュンしてしまいました。
人生を立て直そうとしてるアニキと自己肯定感が低い香坂くんが、いいタイミングで寄り添えて、自然に互いの足りない部分を補いあっている様子がとても素敵でした。真宮のアニキも香坂くんも、それぞれ一人だったらとても弱いし、容易に道を踏み外すんじゃないかって思えるんですけどね、相手を大切にすることで自分自身も大切にできるっていう、よき愛のかたちがありました。
なんといっても、ねっこと香坂くんが法外に可愛いんです、ずるい。強面とねっこ、強面と香坂くん、強面とタピオカ、、しょっぱいものの後に甘い物みたいな無限におかわり可能な最強のダッグを楽しめました。んでも、やっぱ画力!って思ったのはアニキの紋々ですよ。アニキからダダ洩れるエロス!眼福でしかありませんでした…。
読んでると攻めのピュアさになんか照れが移ってくるようなみずみずしい作品です。
元ヤクザと獣医のたまご、ですが受けの抱えてるものがなんかもーいじらしくてかわいらしくて、綺麗な絵柄にも伴って最高です。
威圧感たっぷりの攻めも、髪をおろせば超絶モテ男です。
クズ男がでますし、お前にやる金なぞないっ!っても思いますが攻めの男気がすばらしくていいです。
思いがけない同居に味をそえるのが仔猫です。
強面男にきれいな男の子に仔猫!
眼福です。
今までの西本ろう先生の描くお話と違ってこちらはとてもハートウォーミングなお話でした。表紙から良かったです。
あどけない顔の美少年がいかついイケメンを熱っぽい瞳で見上げてて、優しく彼を見下ろすいかついイケメン
もう表紙だけで萌えますこれは絶対買いでしょ
最初に見た香坂くが美人で今風で表紙で見た感じと違ったので、あれ?と思いましたが、これには理由があって
2回目に会ったときは、メガネの垢抜けてない感じだったので、真宮もびっくり?しかもすれてなくて優しくて美人というより可愛い感じになってました。
真宮も人のよさが透けて見えます。ヤクザのときも良い奴だったんだろうなと思わせます。
その証拠に舎弟たちからはめっちゃしたわれてましたもんね
あと真宮が香坂君を、キミ呼びするのが可笑しいやら可愛いやらで良かったです。真宮実はものすごく実直な性格なのでは?
そんなこんなで香坂くんが、初めて恋を知った真宮と愛し愛される関係になれて良かった
あと動物がたくさんでてそれもこの作品をまるで日溜まりのなかで日向ぼっこしてるような安心感のある素敵な作品にしてくれてます。
あとヤクザさんたちがみんな良い人で、もうみんなで喫茶店でもすれば良いのにと思ってしまいました
ハードな作品も良いですが、こんなこころが暖かくなる作品も書ける西本先生の才能に期待が高まりますね。
苗字・名前をさん、くん、ちゃん付け。または呼び捨て、あだ名などでどんな風に相手を呼び合うのかで好感度・親密度を見てにやあとしてしまいます。
今作品ははじめ(攻め)が香坂(受け)を苗字くん呼び。
香坂がはじめを苗字さん呼びなんですね。
私は攻めが受けをちゃんと敬称付けて呼ぶのが好きです。
表紙の見た目+元ヤクザなのに、香坂くん呼びのギャップに終始キュンとしてました。
関係性が深まっても最後までお互いの呼び方は変わりませんでした。
ヤクザとかの裏社会系の話の場合、刺されたり撃たれたりして死にネタ・別れネタが頭をよぎってしまいます。
BLだとそういうオチがまずないのは解ってるんですが、表紙の朝顔、作品中の人物の背景にも朝顔が出てきて、もしかしてと深読みしちゃいました。
青の朝顔の花言葉が「はかない恋」「短い愛」なので。
朝顔、もしくは青じゃなかったか、それともただ単に死にネタ・別れネタが嫌すぎてそうじゃありませんように、と強く祈ってたせいで気にしすぎてただけかもでした。
表紙がバスで隣り合う二人、上にある広告も作中出てくる動物病院だったので、お花も何かしらの大きな意味があるのかなーとか考えちゃいました。
はじめがヤクザを辞めてハロワみたいなとこで職探ししてるんですが、担当者のおじさんが「前職はあっせん業・貸金なんですね」と確認してるシーンがツボでした。そっかーヤクザの仕事の内容を詳らかにするとそうなるか~と。
香坂くんは過去の恋愛で沢山傷ついてきたけど、はじめに対してきちんと自分の気持ち伝えたりするところが好感持てました。しかもメガネ受け!うん、君はいい子だ。
特に好きなのが「嫌いじゃないって言われるのが分かっててさっき俺の事を嫌いですかって訊きました」っていうとこと「抱いて下さい。一度でいいので」ってとこが、あざとい可愛い正直健気可愛い可愛いで感情が忙しい!
あとマフラーの巻き方が可愛い。りぼん巻似合う。
上記のセリフのシーンはお風呂場で香坂くんがはじめの背中を流してるんです。
そこでのやり取りではじめが香坂くんに自分の事を色々知られたら嫌われる、それが怖いって顔を覆うんですね。そこも萌える!
背中を流されてるんで刺青がばっちり出てて、かつガタイのいい男が嫌われるのが怖いっつーて嘆くんですよ!!はあ~たまらん。
もう二人まとめて抱いてやんよとかって思ってしまった。攻め受けどっちも可愛い。
作者さんのコメントで体格差を楽しんでもらえると信じてますってあったんですが、充分楽しませてもらいました!
アニメイトさんで購入したんですが特典のリーフレットは結構えっちくて。
賢者タイムではじめが、香坂くんに翻弄されてるような・・・まあいーかってオチでした。
西本ろう先生というと突き刺さるようなシリアスな作風イメージを
勝手に抱いていたのですが、今作はとってもハートウォーミング!
とりあえず、あらすじ+作家買いだったので、
“ヤクザ”やら“デリヘル”のキーワードからまたハードなストーリーを
想像していたものだから、予想外に心が温かくなってしまいました(´˘`*).。o
当初の想像とは違っていたものの、読み応えあるストーリーに
ギャップ満載のキャラクター、と最後の描き下ろしに至るまで
読み手の心を惹きつけてやまない1冊でした。
個人的には西本ろう先生の作品の中でも1番好きかもしれません♪
ヤクザの真宮は組長の死をきっかけに極道から足を洗うことに。
家も職も失ったその日 大学生の香坂と出会い、彼が恋人に向ける
恋焦がれる表情に目を奪われてしまいます。
恋に無縁な人生を送ってきた自身とは正反対の香坂のその表情が
忘れられない真宮でしたが、思わぬところで香坂と再会を果たし…。
最初から最後まで真宮が圧倒的男前っぷりでした!
彼を一言で表すならまさしく漢気!
若頭として舎弟たちを率いてきた男ならではの屈強さや懐の深さがあり、
裏社会で生きてきたにもかかわらず誠実で純粋な心をもち続ける真宮に
惚れ惚れしてしまいました///
外見はいかつい強面なのにこと恋愛となると途端に
ウブになってしまう普段との落差も微笑ましかったです♪
元ヤクザの大男が恋を知らないばかりに若い大学生にときめいたり、
戸惑ったり、ピュアなギャップにいとおしさが渋滞しておりました♡
そんな真宮にひょんなことから救われ、居候させることになる香坂。
派手な真宮とは真逆で地味な印象ですが、好きな相手にはどこまでも
一途な青年でした。
その献身っぷりは盲目的で相手がどんなクズ男であろうと、
自らの身体を売るほどに溺れてしまう恋愛依存体質なのでした。
その一方で真宮のためなら単身でヤクザの元に乗り込む男前な
一面もあり、可愛いだけではない強き受けでした。
途中、昔の舎弟に真宮が連れ戻され一瞬ひやっとしたものの、
その決着の顛末も微笑ましく、終始ほのぼのとしておりました。
舎弟たちとの和解によってずっと一匹狼だった真宮の孤独が解れ、
まるで本当の家族のような男たちの深い絆にじんときてしまいました。
「家族」の存在に背中を押され、抑え込んできた香坂への気持ちと
ようやく向き合う真宮。
それは彼が避けてきたのと同時に、焦がれてきた「恋」でした。
恋を知ったのも、告白も香坂にリードされっぱなしでしたが、
初めて身体を繋げるシーンでは宝物のように、優しく香坂の
身体を開いてゆく真宮に大人の男の色気が溢れていました///
だけど、最後はそんな余裕もなくなり、夢中で抱いてしまう
真宮にもそっと萌えを噛みしめました…よき。
真宮の大きな体に包み込まれてしまう華奢な香坂との体格差が
もう控えめに言って100点満点なのです♥
短いれど、濃密な二人の恋人えっちに浸らせていただきました。
描き下ろしは本編から5年後の二人のお話。
タピオカ屋の店長が経営する洋食屋でコックとして働き、
少し老けたものの男ぶりが上がった真宮と念願の獣医になり、
大人の色気が増した香坂。
年齢を重ね、環境が変わっても、互いを大切に想い合う気持ちは
一つも変わることなく、相変わらず純愛カップルな二人でした。
どうぞ、末永くお幸せに♡
西本ろう先生の作品にアウトサイダー的なダークさと辛く苦しいイメージを持っていましたが、前作「ビタープレイメイト」の男子高校生の恋愛でかわいくて甘い作品でした。
今作「はじめの恋」は元ヤクザにウリをする大学生だと知り、以前のような作風かと思いきや…‥
いや、前作以上のかわいらしさと甘々さでした!
タイトルの「はじめの恋」は、主人公「間宮はじめの恋」であり「はじめての恋」でもあるようです。
命をかけようとしていた組長を変えてしまった「恋」を知りたいと思っていた攻めの真宮が、偶然出会った「恋」する顔をしていた受けの香坂に「恋」を教えてもらおうとします。そして、一緒に時間を過ごすうちにふたりの関係が変わっていくお話です。
ふたり共、別に初心ではないはずなんですよね。経験はそれなりにしているはずなので。でもお話もキャラも設定もみんなかわいくて、なんだか少女漫画を読んでいるようでした。エッチなところも少ないからかもしれません。
西本ろう先生の作品の中では一番、BL初心者でも読みやすい作品だと思います。逆に、今までの作品を好きだった人にはちょっと物足りないと感じるかもしれません。
なんで今、タピオカ屋さん??と思ったりもしましたが…、コミックスの最後の方で数年後になっているので過去のことだからなんだなと思ったりします。そういった時代背景や設定などはよく考えられていると思いました。
初めて西本ろう先生の作品を読んだ時から画力の素晴らしい作家さまだと思っていましたが、最近も進化が止まらないですよね。
今作も設定の妙やストーリーの素晴らしさや魅力的なキャラで、一気に世界観に魅了されていました。
間宮の格好良さや香坂の表情の可憐さに目が釘付けになっていました。ヤクザの世界しか知らないからこその間宮の世間ズレした可愛さもとても魅力的でした。
香坂やタピオカ屋の店主や獣医師など多くの人たちに見守られながら、カタギの世界で必死に生きていこうとする姿に胸が熱くなりました。
漢気がありながらも心優しい間宮が香坂に恋に堕ちて行く様子も、香坂が間宮の本質を見て恋して行く過程もとても自然なんです。
間宮は元ヤクザですが人情味溢れる人物だからこそ、周りの人間もそういう人たちが集まっていて、ホッコリ優しい世界観なのがとても素敵な作品でした。何回も読み返したくなる読後感の良さでした。
元ヤクザと健気系美少年のお話
前半は割と堅物系攻めと守ってあげなきゃ系受けだったんですが、
後半からアレッ!?守ってあげなきゃなのは攻めで受けは割と強い受けだぞ!?となりました。
恋を知らなかった攻めが受けに「君に嫌われるのがこわい」と言うのはなんだか胸にくるものがあり、名シーンだと思います。
ヤクザだから経験値は高いというのもテンションが上がりました。
5年後は完全にスパダリと化してそうですね。
ただなんとなく所々で話がブチっとぶったぎられてるような、うまく言えませんが1冊の流れが綺麗にまとまっている感覚がなかったので萌×2です。
とてもかわいいお話でした。
ぴゅあぴゅあな恋でした。
エロもお触りも最終話までなしです。
純愛求めている方にはオススメです。受けも非常に可愛らしいです。恋に気付いた攻めも可愛いです。(リバ上等なので、攻めの受け側も見たいくらい…!)
タピオカ(猫)も可愛かったです。
元カシラの南條さんのスピンオフも読んでみたい。
アニメイト小冊子は、ナース服プレイの回収でした。こちらも可愛かったです。
紙本購入
修正はコミックス・アニメイト小冊子ともにトーンです。
組長の死をもって極道の世界から足を洗い、無職となった真宮。
心から尊敬していた組長が愛する女のために命を落とした…それにショックを受けたというよりは、これまで人を愛したことがないので理解できずにいた感じでしょうか。
真っ直ぐな性格ゆえに脇目も振らず組長の為に頑張ってきた彼の心は、ポッカリと穴が開いたようになっていて。
そんな時に出会った香坂とこれまでとは違う日常を送る中で、人を好きになることや大切に思う気持ちを知っていくという、とてもあたたかな展開にめちゃくちゃキュンとしました…!
元ヤクザということでバリバリに墨が入り見た目もコワそうな真宮ですが、少しずつ香坂に惹かれていっている様子はとってもピュア!そんなギャップも楽しめました。
天然でポワっと可愛いところがありつつ恋をするのを諦めない香坂の強さはかっこよかったし、真宮を慕う舎弟達も良いキャラばかりで。バチバチしていなくてすごくほんわかしました。
数年後のさらに幸せそうな彼らまで見ることができて大満足。ふたりとも素敵な人に出会えて本当に良かったね…!と思えるようなお話でした。
西本ろう先生のお話は割と闇深いお話が多いイメージだったので、読む前に少し覚悟がいるのですが、今回は先生のお話の中では万人受けするんじゃないかと思う部類で安心して読めます。
やくざを辞めた真宮はじめが香坂くんと出会って、正にはじめの恋。
年齢は重ねているし多分修羅場もくぐっているであろう真宮が香坂君の為に色々してくれるところから、最初は同情の気持ちもあったかもしれないけれど、徐々に恋に落ちていく様子がとても良かったです。
香坂君は、あまり良い相手に巡り合わず、お金をはらって恋人になってもらった相手に酷い扱いを受けてもすがっちゃうような幸薄そうな子だったけど、真宮と出会って与えられて自分のこと大事に出来るようになったような気がします。
連載から読んでいて、コミックスでは○○年後の2人が描き下ろしで読めて、より幸せな気持ちになれるので、是非コミックスで読んで欲しい作品です。
2人とも色々な経験をした後に出会ったのでこれからも幸せで。
先ず言わずもがな美しい絵!そして無理のない心理描写!
西本先生、、、!
私に生きる糧を与えて下さり感謝しかない、、、!!
今作はかなり「純愛」
「はじめ」にはやっぱり何も混じってないからこその美しさや苦さ戸惑いが詰まってますよね。
そんなきゅんPOINTを2人を軸にスッと心に沁みてくる1冊でした。
こんなに素敵なのに神評価にしなかった理由は当社比でのエロ成分量でございます。。。
ただ、濃縮されたシーンで繰り広げられる攻め様の攻め!は必読必死です♡
オトナな攻め技で精一杯可愛がっているシーンは大好物!!
数コマでも満足、満腹!ご馳走様です!!
なので決して買って不満ってコトは一切ございません!!
単純に私がゲスいだけでございます、、、(自分自身がせつねぇwww)
なのでBのLにて癒されたい!そんな時にはまたきっと読み返したい1冊です!
DK達のアオさでもオトナの切なさでもない、この2人だからこその「はじめ」だからこそのLOVEを楽しんで欲しいーーーーー!
ストーリーが素敵、作画も綺麗、そして、キャラクターが魅力的という、三拍子揃った作品です。
導入部分で、受の香坂くんは、天然ピュアっ子なのかな?と思っていましたが、あとがきにもある通り、『天然ぽい見た目だけど内面はそうでもないというギャップ』がとても良いです。
獣医を目指す名門大学の医学生であることや、デリホスのために“ウリ”を始めてしまったことなど、比較的設定が盛り込んではあるのですが、全体的にバランスが取れていて違和感なく読めるのが凄い・・・!
はじめさんの人生と相まって、恋愛物語ではなく、一人と一人の人間物語を読んでいるような感覚・・・(わかりにくい
はじめさんの元所属先との関わり方も、“元カシラ”が言っていた通り、“マトモな”組であれば、BLではお決まりの香坂くんを攫ったり、なんて言うことはなく、、動機からしても、無理のないストーリーだなと思います。
外からの力で“変えられる”のではなく、自分の意思で選んで、変わっていく二人。アフターストーリーまで、幸せで溢れている、読後感がとても良い一冊です。
↓ネタバレ含みます!
素敵な表紙とあらすじに惹かれて購入しました!今作も絵がとても綺麗です。エロはラストと描き下ろしにあるだけのピュア感強めな作品なのでBL初心者の方も手に取りやすい作品だと思います。
最初に試し読みで読んだ時は攻めはヤクザ、受けが試し読みラストでデリヘルとして現れたのでピュア・ラブストーリーになるのか?と思っていましたが、とても優しいまさにピュア・ラブストーリーでした!なのでキャラ紹介のところに付いている「男娼・水商売」という設定目当てで買ってしまうとあまりその要素はないので少し残念に思うかもしれません。
受けがめちゃめちゃ美人です!西本ろう先生の作品は2作品ほど読んだことがありますが今まで見たことない系統でした。今作も絵がとても綺麗で1コマ1コマ見入ってしまいました。
愛を知らない真宮さんと愛が欲しい香坂君、偶然の出会いからゆっくりと二人は互いがかけがえの無い存在になっていきます。
香坂君は顔がいちいち綺麗…!天然なところも真宮さんに惹かれてドキドキしているところも可愛いです。とってもいい子なんですが謎に行動力がありすぎたり、真宮さんに出会えていなかったらホストか悪い男によって身を滅ぼしてたのでは?と容易に想像できたりするので幸せになる道を歩めて良かったなぁと思います。
真宮さんは最初は恋愛なんてさっぱりだったのが徐々に気持ちを知っていきます。それなりに経験はあるのでしょうが、見た目は怖いのに初めての感情にピュア表情を見せる真宮さんが可愛かったです。
描き下ろしは5年後の話です。香坂君の美人度に磨きがかかっていました。共に過ごす日々を重ね益々お互いがかけがえの無い存在になった二人を見れて良かったです…!
心が浄化されるような優しいお話でした!ラストでその後の話が読めたのでさらに幸せに浸れます。帯にある通り、お互いこれが最後から一番はじめの恋なんだな、と読者も確信できるような二人で良かったです!
西本ろう先生はトワイライトから
読んでいますが個性が強い?というか
いいんですけどちょっと作画も含めてクセが強すぎ?
不倫だとかすごいお話が多くって
ちょっと苦手だと思ってるんですけど
今回の新刊ははじめての
激しくない?ほのぼの?ストーリーだそうでして
いままでで1番読みやすかったです。
らしい攻めの元ヤクザがイケメン素敵キャラでして
ふつうに良いお話でした。
硬派な恋愛したことない元ヤクザ×ゲイの大学生で
歳の差体格差カップル好きにはいいかも。
女の子っぽいルックスの小柄な受けくんも
受け身キャラじゃなくて
ヤクザの屋敷に迎えに行ったり
告白シーンも受けくんからでとてもよかったです。
西本先生にしては
エロは少ないですがストーリー重視でラストに
濃厚えっちあり。
マイルドになって読者が広がりそう。
けどまたとんてもないお話も描いて頂きたい気も
しますね。
西本さんのお話って今まで 灰色の空の下で生きてるような子が多くて どこか陰気で湿っぽいイメージが強かったんだけれども
いやいや 悪い意味じゃないですよ?
陰気で湿っぽい現状から生まれ変わったような朝を迎える ってところに萌を感じてたので
なんだけど 少しずつ変わってきてますよね?
で今回
すんッごい優しいお話きたーーーーッ!って感動? した
ライトでアップテンポというより コミカルさと天然さに のっけから曇天のほの暗さ期待してたのもあり いい塩梅の裏切り加減だった というか
ヤクザなシノギに終わりを告げるみじめな恋と 知らないその感情を探る途中で知った高鳴り
自分の知らない恋や愛より ひとを想うキモチや疎外感に絡めていろんな情ってやつを盛大に魅せにきてたし
難解で厄介で 理解不能で 空回って 落ち込んで 得ることで知る失う怖さとか ほんッとに丁寧に読ませてもらった
のだけれど 最後を重くしないようにだったのか おちゃらけちゃったかな? すこし
人情もので押し通すには尺が足りなかったのか 力任せにまとめた風になっちゃったのが うーーん 個人的には残念というか
いや 充分なくらい丁寧だった うん ほんとに
ひとを好きになって揺れ動く感情に 振り回されてれて怖じ気づいて それでも愛されることを拒みたくはないみたいな
いやぁ 勉強どうなったとか 調理し免許とったんか とか細かいところは気になるけど ←性格悪いよね
そんなものより オヤジが命を賭してまで守ったものがわかったってところが大事なわけで
相手のために 自分のために日々を大切に生きる ってのが読めただけで よかったってことなんだよね
元ヤクザ・真宮はじめ×獣医大学生・香坂翔
バスの中で切なく温かく見つめ合う2人。
心が落ち着く配色。
表紙だけで心が癒されます。
真宮はじめ(36歳)は
愛する女性のために命を落とした組長の死をきっかけにヤクザ稼業から足を洗うことに。
恋をしたことがないはじめはその行為が理解できなかった。
そんなはじめが出会ったのは恋多き獣医大学生の香坂翔。
恋を知らない、恋をしたい2人が真実の愛を見つけていくお話。
素直で飾りがない気持ちを顔で表していく香坂は、
きれかわと言いますよね・・・!
バスでの彼氏と別れるシーン、
恋に憧れる切ない感情を帯びているような表情は、
恋が疼く切ないものだと感心しました!
はじめと出会って
恋をするうるおい瞳孔と、
甘く切ない夢見る少女のような輝いている顔を見ると
恋をしたい!と思うようになります。
はじめの
威張で誰も匹敵できないかっこよさと、
刺青を入れて鍛えているたくましい体に胸キュンした!
男前で頼れそうな雰囲気も魅力です。
ーー
恋愛を知らないはじめは、
ただ愛とういイメージが掴めていないだけです。
子猫を大事にする気持ちは愛です。
香坂を思う気持ちは恋と呼ぶしかないです。
はじめの自分でも気づかない本心は、
恋愛に幸せそうな人たちを羨んでいる。
恋愛をしたい香坂は、
はじめの心から愛に焦がれている気持ちを理解している。
「彼氏」を買うために身体を売るほどに尽力する。
でも香坂がその「彼氏」を恋をしていない・・・!
昔の好きだった人との感情を重ねているだけ・・・。
恋愛を与えてくれた人に対しては恋愛できると錯覚しているでしょう。
恋愛への渇望、憧れ、
愛し愛されなければと
ーー偽物の恋愛で自分の価値を保つという感じではないか?
そんな恋愛に不器用な2人だが・・・
2人が出会うことで、
恋愛を他人事のように感じていたはじめは、
自分が恋をすると捉えて、
愛という感情を知ってきた。
今までの模造恋をしていた香坂は、
心の底から欲しかった本物の愛を手に入れた。
2人の恋愛は順調に運ぶようになっていてから
5年後、
お互いに
「昨日よりもずっと好き」という
真実の愛を見つけている
ーー2人は輝かしく愛しい!
愛という温もりがじわっと込み上げました!
心を安らげる作品でした。
すごい良い作品だぁぁー…。
誰かを愛したことのない元ヤクザの男と、誰にも愛されたことのない青年とのラブストーリーに心臓ギュッて鷲掴みされました!
素敵な表紙に誘われるように購入したけど、表紙は裏切りませんでした。ストーリーがすっごく良かったです。36歳の初恋ですよ…絶対面白いに決まってます。そして本当に面白かったです(≧∀≦)
登場人物みんな(香坂に絡むクズ男除く)好きだし、交わされるセリフや雰囲気、ストーリー運びもまるっと全部ひっくるめて好き。読み終わらない内からうるってきて、胸がジワッと温かくなりました。
「はじめ(名前)」と、「初めの恋」とを掛けてるタイトルが、なんて素敵なんでしょう。
細かく言えば主人公・真宮はじめのハジメテだらけの要素が実はいっぱい散りばめられていて、強面な風貌に似合わず初めての経験尽くしにあくせくしていく姿が、可愛くもあるしカッコいいです。
真宮の側には獣医師の卵である香坂がいて、真宮にとって何もかもハジメテを与えてくれる青年です。
2人の出会いはバスの中。
この時に真宮の初恋の土台は作られました。
このシーンですが、香坂の色気ダダ漏れな顔が艶めいていて、真宮じゃなくても心奪われますってー!な状態。(女の私でもトゥンクしましたよ)
香坂が美しくてホウッ…てなったあとの、オフの眼鏡姿のギャップがこれまた良くて、始まりからワクワク止まりませんでした。
香坂との出会いが真宮の生活面でも心情面でも色々と変えていくことになるのですが、2人が恋愛の局面に進んでいくまでの過程が本当に良くて。個性的な脇役たちと絡むことで、ストーリーに深みと面白さがどんどん増していきます。
真宮の恋の話がメインストーリーである一方で、香坂の恋愛救済ストーリーという側面も含んでいます。だから二重に見どころがあるんです(´∀`*)
誰かを好きになることって、ドキドキするし、守りたくなるし、側にいたくなるって言うポジティブな感情もあれば、嫌われるのが怖くなるというネガティブな感情も湧き上がるものなんですよね。極道現役時代、怖いもの知らずだった真宮が、恋を前にすると臆病になっている姿に、私まで泣きそうになってしまいました…(グスッ)
それだけ本気で香坂のことが好きで堪らないんだって伝わってくる最高の告白シーン。そしてそれに応える香坂の想いにも感動です。
真宮にとっても香坂にとってもここからが初めての恋愛。2人で一緒に好きの感情の答え合わせをしていくことでしょう(*´꒳`*)
それを受けての5年後エピソードが良かったー!めっちゃ色んなことが変わってる…特に香坂の美貌の破壊力が増してるー!
変わらずなのは2人のラブラブ具合(笑)
最後まで抜かりなく最高でした。ギャップ萌えをたくさん楽しむこともできたし大満足。
読後感良し、多幸感良し、全方位で素晴らしかったです。