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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
最終巻。
私にとっては思いがけない展開。
と言うのは、優士さんが病んでしまう。
症状としては胃潰瘍だけど確実に精神のダウンですよね。
駿人と菊花がアメリカに行き、家を売って、一人暮らしになって、という生活の変化がじわじわ…
自分は何のために?みたいな無力感とか。孤独感とか。
あとはやっぱり駿人との関係性もあると思う。
1巻で駿人に告白された時。一番はじめは絶対に優士さんは駿人に何も抱いてないんですよ。保護対象としか。
だからどうすればいいのか、どうすればよかったのか…的な積み重なった負担はあった、はず。
そうして体も心も弱った時に、変わらず想いを告げてくる駿人にすがったのだ…
私にはそんなふうにも読める。
だから安易に駿人良かったね、とか。
優士さんハラを決めて、とか。そういう言い方はできない。
形としては駿人の長い長い片想いが実った、と言えるけど、ロマンティックではないですね。弱よわで病み病みで、保護者が逆転したみたい。
でもそれでいいとも思うんだよね。だって「家族」なんだから。
一方、コウx日高編も続く。
コウもあれから内的に違う人みたいになっている。
日高も。
良くも悪くも。駿人と優士もだけど、一度変容したら元には戻れないんだな…
結局、菊花が「強い」「しなやか」みたいな役割を背負わされちゃった?彼女だって色々傷ついてるんじゃないのかな。一つ一つ、誰にも何にも言わずに自分で噛み砕いていたんじゃないのかな。
あー!!!!
最終巻!!!!すごくよかったです。
最終巻も優士の件でハラハラがありつつ
駿人はやっぱりすごいなぁと思いました。
駿人の言葉が優士を救ってくれるんですよ。
あぁ…すごくよかった…。
最後までエッチするところはないのですが
それが逆にいいなぁと思いました。
もっともっと二人の未来を見てみたいし、
ずっとこの先も読みたいと思った作品でした。
そして、コウと日高が再会して、こちらも何か動きがありそうな感じがするなぁともったら
まさかの告知にびっくりでした。
嬉しいの一言です。
この作品を知って読んでほんとによかった。
秀良子先生ワールドは最高です。
曖昧な始まり方で、最後まで曖昧なまま終わりそうな雰囲気に、どきどきしながら見守りました。
駿人が家を出て完全にダメになる優士。高校時代も帰って来なかったのに、あのころとは何が違ったんでしょうか。家に一人になってしまった環境や、必ずしも戻ってくるわけじゃないと気付いてしまったことも大きいのかな。
優士は駿人をつなぎとめることが重要で、恋心とかそういうのはよく分かりませんでしたが、二人が納まる描写として、それがとてもしっくりくる気がしました。
気になったのは、スマタ知らないか…って呟く優士は駿人の性生活を知らないんだなって分かるとこ。駿人はセフレがいるっぽかったのに、優士の中ではまだ子供なのかな。まあ小さなズレの修正はこれからってことでしょうか。
ラスト数ページは泣ける感じで良かったんだけど、これで終わり…?とも思います。やっぱり日高とコウの話を番外編にして、駿人と優士をじっくり六巻かけて描いて欲しかったです。二人のこの先を、安心できるところまで見たかった。
とはいえ作品としては大好きなので、最終巻に神以外は付けられませんでした。
完結は存じ上げておりましたが、終わってしまうのがあまりに寂しく、今までずっと温めていました。やっと読むことが出来たので、拙い文章ではありますが感想を述べたいと思います。
正直1巻を手に取った時は「甥×叔父設定はドストライクすぎるひゃっほー!」という軽い気持ちだったので、ここまで壮大な愛の物語になるとは想像していませんでした。
序盤は猪突猛進を地で行く駿人と、ずるくて面倒くさい大人優士のあまりの嚙み合わなさに爆笑したりしていたのですが、徐々に駿人は成長していき……あの獣のような彼を見てきた身からすると本当に大人になったなあとほろりとしてしまいました。
「家族」の象徴だった「家」を失い、心身ともに不安定に陥る優士。そんな彼を言葉ひとつで安心させられるほど頼もしく成長した駿人がまぶしいです。
優士にとって家族とは「同じ家に暮らす人」。そんな優士に、常にそばにいることだけが愛ではないと駿人は教えてくれる。駿人にとっての優士は、たとえ離れていたとしてもいつだって「帰る場所」。駿人のまっすぐな言葉に優士がどれほど救われたことか。
終わり方もとても好きでした。「開かれた終わり」というのかな、細部までばちーん!と描ききってしまうのではなくて、読者にその後を想像させたり、解釈を委ねたり……秀良子先生の作品のそのぼんやりとした温かさが好きです。
あと、出てくる女の子がみんな魅力的なのもいいですね。顔立ちがそれぞれ違っていて、性格もきちんと個性があって。美浦さんの人生も国枝さんの人生も、もう駿人と交わることはないのかもしれないけれど、彼女たちが駿人に影響を受けたように、彼の中にもまた二人との出会いによって変化した部分が静かに残っているのだと思います。たとえそれが普段は意識すらしないような小さなものであっても。
初夜に関してはもしかして無いのかな、まあこの二人に関しては別に無くてもいいな……と思っていたので、見せてもらえただけで嬉しかったです。駿人は悔いが残る結果だったようですが(笑)
そしてこれは書こうか迷ったのですが……色々なレビューを読むとコウ×日高のCPが凄く人気のようですが、個人的にこちらはあまりハマらずでした。最初逆だと思ってたからかな……日高みたいなあっさりした顔の攻めが好きなので……
でも無論こちらのCPの幸せも願っているし二人の終着点が気になるので、番外編で描かれるのであれば見届けたいと思います。
あと少し楽しませてもらえることに感謝しつつ、最後の最後までこのいとおしい家族を見守りたいです。
このカバーの笑顔。ながかった氷河期がついに?を予感させます。
前巻の最後でゆうじ陥落か?がにおわされたラストのまま、この巻へ突入。
みるみるかっこよく成長し、テニス一筋の駛人。一人だちしつつあり、テニスへの非凡な才能をみせる彼を意識するゆうじ。
翻訳業をするゆうじは、アメリカについていくんだろうなあ、と思っていたら裏切られました。
家は売られ、いったん家族はばらばらに。。
もう自分のことを想ってくれないのかとあせるゆうじ。そして、アメリカに行ってしまった駛人が恋しく、病気になってしまう。。
そこからのラストがよかった。
作者さんいわく、はっきり恋ともならないびゅあBLが描きたかったということ。
もしかするとこの甘いラストはなかったのかも。それはそれで心にささる作品になかったかもしれない、と思ってしまいます。
そして、切なすぎたコウ×日高のこれからも描いて下さったのがよかった。日高かっこよくなりすぎ。
なんと、続編があるらしくて、今からとても楽しみです。
やっぱり秀さんのストーリーはすごいですね。面白い。
プラトニックラブを描きたかったという初心を、秀先生が最後まで持ち続けていたというのが伝わってくる最終巻で、安易に一般的なBLらしい展開に持っていかなかったことに感謝したいです。もちろん、BL要素は多々ある。駿人と優士の関係性はBL以外の何物でもないし、この最終巻では濡れ場もある。けれど、ここに至るまでの経緯は本当に長かったプラトニックラブで、やっと名実共に恋人になり体の関係を持った今でも、プラトニックラブの延長線上にあるような、そんな空気すら感じました。
常識、冷静、羽目を外さない人、という枠の中から一歩外に出ることができなかった優士。今までそれを彼に強要した人はいなかったはずなのだけど、家族が当たり前に集まってくる場所という普通の家庭を熱望していた彼にとって、それは無意識に課せられたものだったのかもしれません。自分は置いていく側にはけっしてなれず、常に置いていかれる側だという恐怖も。誰もが安心してくれる普通の人間でいることで、辛うじて皆が戻ってきてくれる、そんな気持ちがあったのかな。その感情を彼は完全に昇華させられたわけじゃないと思います。それでもコウにお尻を叩かれて、駿人に手を引っ張られてなら、一歩踏み出すことができた。駿人が隣にいる限りは大丈夫、今は優士がそう感じているだけで十分なのでしょう。
◾️駿人(inアメリカ)×優士(叔父)
優士の人となりがやっと紐解かれました。いつの日にか運動会で家族以外の中に居る学生の駿人をカメラ越しに新鮮に見つめた優士でしたが、友人の中に居る優士はあぁこういう人なんだなと。そして1人になるとこうなってしまう人なんだなと。コウのモノローグがまさにです。これ、モノローグなくても読者は察せられると思うんですけど、モノローグを秀良子先生がわざわざ入れた意味よ。より強く、そこに残る。必要とされたくて、居場所が欲しいタイプなんだろうか。
もしも駿人が国枝さんと付き合ってうまくいって、優士の居るところに帰らない未来を選択していたとしたら、優士はなんだかんだ学生時代の友達に紹介された女の子と付き合って、なんだかんだそれなりに生きていったのかもしれない。それもまた人生。
結局、優士の感情が恋愛なのか分からないですけど、彼らは双方が双方を必要としていて、一番幸せな形におさまったのなら良いことなんでしょうね。
とても面白い作品でした。8年楽しませてもらって、どうやらまだ楽しめるようで、ありがたい。
きっかちゃんの予言通りバリクソいい男に育った駿人が童貞とか。たまんないね!
完結!!!ということで、さっそく読ませていただきました。
巻数としては6冊とそんなに長い印象はないのだが
始まりから今までがどれだけ長かったことか!
待ち遠しかったことか!
まだ子供だったハジマリ。
家族であり、同性であり、年の差もあった相手を好きになって
日々の中で薄れていかなかった想いが
ようやく(´;ω;`)ウッ…
実はもっと激しい感情があったのかもしれないが
読み手としては至極穏やかでゆるやかな空間の中で
一つの家族の成長を見た気がします。
自分の気持ちを自覚してからも長くて、続きの巻を待つのも長くて(ぇ
最後の最後
ようやく結ばれるのかと思いきやwwな
濡れ場がまた可愛くて良かったです。
続編でそのあたりが描かれるのかしら。
描かれるのかしら。
描かれるのかしry・・・(殴
とにもかくにもおめでとうございます。
ゲイに目覚めちゃったあの子が少々気になるところではありますが。
続編も楽しみにさせていただきます。
同じ家に住んでる人たちのことって、弥生が言ったのに、菊花が家族構成員が流動的な家庭で育っていることが気になって仕方がない
母親からの手紙もろくに読まななっているけれど、菊花の心のこと一番に考えてくれる人はいるんだろうか
同じ家で暮らすことをやめている間に恋愛の対象に変わっていったんだから駿人には家を出る必要があったんだけどね
やっぱり庇護対象を性的に見るのは普通しないことだから、家を出たのは成功だよね
菊花は駿人が一番好きなんだし、多分二番目はコウだし、もちろん優士のことだって好きに決まっている
菊花も幸せに大きくなっていきますように
家をあっさり出たように見えて一人でちゃんと暮らすことができなかった優士のこともなんか愛しい
優士があの中山家を作って守ってたんだもんね
そこでコウが大人になって駿人が恋をして菊花が…菊花はまだ途中だからみんな気持ちを寄せ続けてやってほしい
中山家の面々はもちろんなんだけれどその他の登場人物達がその後も自分の人生を生きて行くんだと思わせるところも良く、脇役はそこにぽっと現れたんじゃなくて、主人公らの物語とその人達の物語が重なった瞬間みたいに描かれているところが良い
日高に関してはどこかで幸せにってのではちょっとさみしいんだけど
家族だから大丈夫で家族だからダメで家族だからずっと好きで家族だから許せない
今は別の人の住むお家に暮らしていた中山家のお話を読み終えました
全6巻でのレビューとなります。
帯に「堂々完結!」の文字!!
全6巻…忘れっぽい私は、続刊が出る度いつも1巻から読み返すのですが、5巻が出てから積読となっておりました。スミマセン…m(_ _)m
そしてやっと読了。
いつもあるカバー下の秀良子先生のあとがき。
何巻だったか忘れましたが「メタモルフォーゼが好き」とありました♡
あんなにちいさかった駿人が、既に結構大きくなってましたが、最終巻で本当〜にオトナになっておりましたっ!!
男の子ってどんどんメタモルフォーゼするんですね…そして、成長の引き出しが多すぎるよ駿人(泣)
それに比べて家族の面影を失った優士はどんどんダメになっていきます。
どんどん輝き大きくなっていく駿人。
時々出てくる駿人のまわりの女の子の存在も秀逸、まさに秀良子先生の真骨頂『女子BL』ですね!!
10年の恋の大団円。またじっくり読みたい作品です。
完結おめでとうございます!!
1巻を読んだ時点では
中学生の甥×叔父って一体どう展開していくの?
これ、結ばれちゃってもいいの?
と全くその先を想像できていませんでした。
だって、恋をとれば家族は壊れ、
家族をとれば恋が実ることはない。
だけど、きちんと結ばれました。
どちらも欠けることなく、家族であり、恋人となった駿人と優士。
10年をかけて、想い、悩み、ようやく通じ合えた二人。
前巻のラストでやっと自分の感情の名前を知った優士。
「優士 俺のこと好き?」と聞いてくる駿人にも「好きだよ」とあっさり!
認めてしまえばなんとも潔い。
10年間待ちわびた優士の告白に、歓喜のあまり言葉が出てこず、
「まじ…?」とだけ呟き優士を抱きしめる駿人が可愛らしかったです♡
けれど、喜びも束の間、駿人と菊花のアメリカ行きの日がやってきます。
二人の移住をきっかけにみんなで住んだ家は売りに出され、
優士とコウもそれぞれ一人暮らしを始め、家族はバラバラに。
しばらく経ったある日、コウの元に
かかってきた電話は優士の入院を知らせるものでした。
コウが駆けつけるとそこには目が虚ろで、抜け殻のような優士がいました。
家族と離れ離れになり、心の穴を埋めるかのように
仕事にのめり込みすぎた結果、倒れてしまった優士。
家族=〝同じ家に住む人たち〟の優士にとって家がなくなることは
家族を失うに等しく、その喪失感から心の均衡を崩してしまったのでした。
中山家に優士がなければならない存在であったのと同じで、
優士に安心を与えてくれていたのも家族の存在だったのです。
その後、駿人との電話で身も心もボロボロになった優士の
心からの「お前に会いたい」に胸がぎゅっと締め付けられました。
「世界のどこにいても俺は優士のとこに帰るから」
10年前からずっと、変わることのない熱い想い。
駿人のその言葉に優士がどれだけ救われたことか。
駿人は本当にいい男に成長しました…
それから―
日本に一時帰国した駿人。
空港での熱烈キスに、おうちでのべったり具合といい、甘いです♡
「俺のこと好き?」「…すきだよ」がもう二人の合言葉みたいになっている(笑)
優士はいつも通りに見えながらも、内心では駿人がどこまでを
求めているのかと悩んでいたり、乙女思考が微笑ましいです。
「もう10年待ったし」と男の顔をする駿人に、二人の関係が
変わらないようで変わってしまったことを実感し、嬉しかったです。
途中、駿人に経験の有無を確認する優士。
いや、駿人にかぎってあるわけないでしょ!と内心ツッコミをいれつつ、
わかんないから教えてという駿人に優士同様、きゅん萌えしてしまいました。
結局初夜は失敗に終わりますが、駿人をいとおしげに
抱きしめる優士に愛を感じ、心が満たされまくりました。
かつて友人からも
〝自分で引いた「常識」みたいなラインから出てこないやつ〟と
評されていた優士。
すごく変わりましたね…自分から常識のラインを越えてしまうなんて…
これも駿人の愛の力ですね。
優士はいつの日か駿人の目が覚めてしまうのではと
怯えているけれど、そんな日は永遠にやってこないと思う。
優士ももう移住しちゃえばいいのになぁ…
最終巻ではコウと日高の再会も描かれていました。
日高との別離以降も変わらず女の子と遊ぶものの、
以前にも増して熱のない日々を送っていたコウ。
「不満も感じず生きている」という割に不満げで、
〝女の子が好きだったばかりに〟なんて言い回しも後悔たらたら。
そんな中、偶然街中で日高の声を耳にして…
声に反応ってどれだけ会いたかったんだよっていうね。
また会いたいというコウに
「連絡先はかわってない けど俺から連絡しない」と日高。
日高の反応が少し意外でしたが、まぁ、はっきりフラれてますしね。
それでも会いたいというコウの方がずるいです。
日高へのメールの文面に悩むコウが
「まるで初恋みたいだ」といっていたけれど、
それは〝みたい〟ではなくて、初恋そのものですよー!(確信)
番外編ではコウと日高編の恋の決着&駿人と優士のイチャ甘恋人編が
見れますように!今から楽しみです♪
1巻から読み直しました。こんなにも時間の経過を見事に描き切っている作品はあまりないんじゃないかな~と感心しまくりましたが…、駿人と優士のいちゃラブ(?)がもっと見たかったなぁ…と思ってしまいました。総合的には神かも、と思いながらも、、6巻単体としてはその手前、、でした。
優士が不安定な幼少期を経て、”安心して帰ることができる場所”ということに誰よりも固執していたんですね。”家”を失ったことで、”帰る場所”=”拠り所”をなくして心身ともに崩壊し、初めて彼にとって本当の”拠り所”を確認できたのだなと思いました。この作品は、主に駿人の成長(変化)の物語なのかと思っていたのですが、実は、優士が友人に指摘されている、自分の引いた”常識”を頑なに守ろうとする生き方が、駿人に対する名前の付けがたい感情によって変わっていったという”メタモルフォーゼ”の物語でもあったのか~と思いました。
駿人に関しては、物語を通して、少年から青年になっていく見た目の成長が著しいのですが、内面的な部分はあまり変わっていない印象です。何よりも誰よりも!自分の気持ちを信じる強さが美しいし、実は弱くて脆い優士との対比が面白いです。人から求められることで実力を発揮するタイプの優士は、駿人がいないとただのダメなおっさんです。
そ・し・て、コウと日高の物語の続きは読まずに死ねない!と思っていたら、スピンオフ決定のようで嬉しすぎます。とりあえず、再会を果たした2人(よかった!)、コウが日高に連絡することにめっちゃ悩むなんて、すでに2人の関係性の”メタモルフォーゼ”が始まってるし。もう、今からドキドキしてます。
完結おめでとうございます!
ラスト少し駆け足気味だったような気がして、優士と駿人の愛が深まる様子をもうちょっとゆっくり見たかったな、という思いがあります。
個人的には、経験のない駿人(やり方わからないは、マジで?と思いましたが)を優士が優しく攻める!ってパターンを希望していたので、受け攻め逆かぁ…となりました。
ここまでキス止まりのプラトニックな感じでゆっくり育んできたんだから、むしろエロシーンなくてもいいな…とも思いました。すみません。
気になるのはコウ×日高の方で、こちらの方がBL的には俄然萌えるので、続編でそちらを描いてもらえるのかな、と期待。
やっとと言うかやっぱりと言うか、堂々完結!の帯を見て期待してたんですよ。
一応の決着は着きましたが、個人的には消化不良です。
優士の性格は分かっていたけど、ああなるまで表に出せないのは難儀だなぁと思うのです。
そしてカバー下の秀先生の懺悔通りに、駿人と優士は最後までしていません。
だけど2人は既に両思いだし、駿人が頑張ってくれるから問題は無いと期待してます。
それよりも日高が…泣
あんな男(コウ)に惚れたばかりに…
巻末に番外編シリーズが始まると告知が無ければ暴れてました。w
どうか、どうか、秀先生、日高を幸せにしてあげて下さい。なんならコウザマァな展開からの両思いで、コウを懲らしめて下さい!www
1巻から追ってきた中山家のお話も最終巻。
良いところで終わった5巻から続きを待ちわびていました。
駿人と優士。思えば、中山家のこの2人から始まったお話でした。
彼らはひと回り以上も年齢差があるわけで、駿人と比べてしまうと、明らかに優士は"大人"なのです。
成人も迎えていない子供の目線から見た大人というのは、もう少しで手が届きそうで届かない、追い付けそうで追い付けないもどかしい存在。それが近親者で、保護者のような立場であれば尚更ですよね。
そんな"大人"だった優士。
巻数が増し、作中で駿人が年齢を重ねて成長していく度に、優士についていた"大人"という記号がぺりぺりと剥がれていくようで、読み進めるに連れて、保護者でも叔父でもなく「ただの中山優士」になっていく様が人間臭くて好きです。
STAYGOLDという作品の魅力はどこか?
私は、作中で描かれる"変化"だと思っています。
子供が大人へと育っていく、肉体的・精神面の成長と変化。
唯一無二のようだった、とある親友との関係性の変化。
知りたくなかった感情の名前を知ってしまってからの変化。
優士がクレヨンを折りながら無心に描いた、歪な形の安心出来る家を失ってからの変化。
最終巻となる6巻では、大人側だった優士とコウの生活と心情の変化が巧みに描かれています。
秀良子先生の心理描写が非常にお上手で、苦しいほどに惹き込まれ、どうしようもなく魅せられる。
中山家という、歪な形をしたユートピアのようだった家を失ってから、些細なことから大きなことまで、失ったものや大切だった物事に初めて気付いていく。
ただ家を出ただけなのに、ずっと一緒にいた家族のまだ知らなかった一面だって見えて来たりもする。
これが、子供組じゃなくて大人組なのがまた良いんですよ。日本に残ったのも大人組ですし。
若者が、学生が大人になれば世界は広がっていくけれど、大人は大人でしかないんですよね。
世の中に完璧な大人なんてあまり居ないんじゃないかなって思うのです。
ちょっとのことでだめになったり、ふと過去を後悔してみたり、後悔をしても今更どうしようもなかったり、仕事と日常の合間でなあなあになりながらぬるま湯状態で生きていたり。
優士とコウの姿が万人にぴったりと重なるわけではないとは思いますが、なんだかリアルだな、分かるなと思う。
何かを失い、1度バランスが崩れたところから優士とコウはどう動き出すのか?
名前を知ってしまった、あの感情は?
やはりここが1番気になるところ。
生きていれば日々の物事は否応なく流れていくけれど、何年経っても変わらない想いを真っ直ぐに伝え続ける駿人が、優士にはずっと、それこそ何年も前からいたんです。
帰る場所の描き方が単純に"家"ではないところが良かった。好きです。
菊花ちゃん。あなたが言った通り、お兄ちゃんは本当にかっこ良くなったよ。
そして、今までコウに関しては本人のモノローグが多くはないこともあり、掴みどころがない人という印象が強かったのですが、今作で印象がかなり変わりました。
コウに、魂のかけらを失ったとまで思わせる日高。
簡単に上手くいく関係ではないのがこの2人の魅力であり、行く末が気になって仕方がないところです。
コウと日高に関しては、これから番外編でじっくりと読みたいななんて。
すっきりとした終わり方かというと、5巻のあの盛り上がりを考えれば、6巻は決してすっきりとはしないと思うのです。
ですが、何度か読み返して余白やモノローグをひとつずつ咀嚼すると、この終わり方は余韻があって良いのかもしれないなと。
萌萌と神評価のどちらにするか悩み、やはり神評価で。
1巻から順番に。何度も読み返したい作品となりました。
正直、やっと…一息つけました。8年!8年!無事に実りましたね。長かったです
きっといろんな出会いがあった中、優士さんのことをずっとずっと思い続けてきた駿人くん。かっこいいなぁ
今じゃ優士さんの方が気持ちが大きくなってるんじゃないかな?と勝手に予想しています。
失礼ながら欲を言えば菊花ちゃんの姿をもう少し見たかったなと、6巻で終わるのもさみしい。
再会した日高くんとコウくんの続編、優士さん駿人くんのお2人がまた拝めるのかと思うとまた先の楽しみが増えてうれしい限り!
秀良子先生の作品はどれも本当に良いですね。真剣に紙も全巻購入しようかと考えているところです。
ついに最終回ですか…本屋でたまたま見つけることができてよかったです。
うじうじ、というかずっと葛藤している優士がついに腹を括りました。
そして頭の中で、駿人のセリフがずっと反響しています「世界のどこにいても俺の帰る場所は優士」…あってますかね、こんな感じのニュアンスでしたよね。ジーンと沁みました。
初エッチ、まあしてないけどこれはエッチ、精神的にエッチ。この2人の初めてが見られるなんて…このまま終わるか…まあ、いいさ、そこまで見せてくれなんて下世話だよな私ってやつは…と少しだけ、少しだけ思っていたところでエロ展開きました!!!!!!!!!!やったーーーー!!!!!!プラトニックで終わると思ってた!!!!!!!!そっか!ずっと優士だったから君童貞だったんだ!!!!最高でーーーーす!!!!!そして続編か!やったーーー!!!私日高のことも信じてるよ!諦めんな!がんばれ!
話をあとですると言う優士に、翌日の「試合最後まで見てくって約束してくれんなら」と言う駿人がかわいい。
そして、常人離れした集中力で試合に勝つ駿人!
それだけ優士が好きだとわかりますわね♡
で、試合を見るだけ見て帰る優士ぃ。そりゃ駿人も怒るよw
「好きだよ」
と言ってもらい
「まじ?」と2回言う駿人がかわいい。
「失敗したくねぇ 怖い」
と思うのも。
「くればいいのに 優士も」
と本音言うのも、頭ぐりぐりマーキングするのも萌え〜。かわええ。
「絶対結果のこして帰ってくる 絶対」
の駿人の横顔が…切ない。涙
ほんとはめちゃくちゃ寂しいのに、そこは男だからね。決めたことだもんね。偉いわぁ。
「すべてのものごとは ひとところに留まることなく否応なく流れていく」
優士の独白ですが、前に日高が心の中で叫んだ色即是空 空即是色でもありますな。
LINEの優士の返信が「また一言だけかよ」と怒る駿人がかわいいね。
コウは相変わらず女性と遊んでいるのか。女性が服を着ている横でスマホを見ているコマが挟まれているのは、本気ではないてことよね。
「でも世界のどこかに自分の大切な人が生きていると思える今日は悪くないのかもしれない」
確かにそうね。
優士は友だちと久々に飲んで、自分の人生について考えただろうし。
駿人のことを思って生きていくことを受け入れている心境ですね。
「魂のかけらを失ったまま今日も生きている」
コウが日高を思っています。
コウが日高の腕を取った所でやっと日高の顔が出た。
しかも1ページまるまる日高の姿、ぶちぬき1コマ!
コウと日高、似たような髪型になってる。
優士が胃潰瘍になったこと、コウは駿人に伝えるのね。
それ正解。
ちゃんと自分から聞いたと言っていいと駿人に言うところが、できた弟だわ。
駿人がいなくなり、家がなくなり、一人になって、仕事を抱え込んで…ずっとみんなで家族として暮らしたかったと、優士は寂しさを募らせてきたのね。
子どもの優士が家の絵を描いていたように、優士にとって家や家族がしあわせの象徴だったんだろうな。
自分でも言っているように、頑丈な安定した場所で安心していたかった。
それがなくなって、初めて、こんなにもこたえるものだと、じわじわ描かれていて、優士の辛さが痛いほど伝わってきた。
こんなになるまで弱ってやっと、駿人に
「お前に会いたい」
と言えるなんて。皮肉だけれども。
駿人の
「何年経ってもどんな場所でもかわんない 俺が帰るところは優士だから 絶対に」
なんて心強い言葉。
離れているから駿人がうろたえるかもと思ったけど、さすがしっかりしている。
「だから待ってて」
これ、駿人が進学する時も優士に言ったよね。
おお!空港でのちゅう!!
熱いわぁ。
なんか優士がきれいになっているし、駿人はますますかっこよくなっている。
10年待って…長かったねぇ〜と感動しつつ、やり方わからん、て駿人ぉぉ〜ww
妄想したり調べたりしなかったのね。そこはテニスに打ち込んでいたかしら。中学生の時はあんなに積極的だったのに意外で。
経験がないのは一途ですごいなと、しかもアメリカにいるのに、と思うよ!
あ、あとがきによると…初夜失敗が先生がお好きで、もともと5巻くらいまで両思いにならないプラトニックなBLを描きたい…とのものだった。
なるほど。
必ずしも、くっつく=ベッドイン、でなくてもいいわけですしね。
こういうBLがあってもいいのではないでしょうか。
くっつくまで長いなぁ〜とは正直思いましたがw
番外編があるとのことなので、負けず嫌いな駿人はリベンジするのかしら。
そして、コウと日高はー!?
気になります。
個人的な好みを言わせて頂くと
駿人がやり方を知らないなら、優士が攻めっ気を出せばいいじゃない。
と思ってしまいました。
優士×駿人の方が好みではあるんですよね。
ラストの
おはよう、おやすみ
いただきます、ごちそうさま
行ってらっしゃい、ただいま
おかえり
の言葉は、一緒に過ごしているから、相手がいるから言えることで、とてもあたたかい良い日本語だと思っていて、先生はこの作品で、こういう言葉を交わし合える人が「家族」だと描きたかったのではないかなと思いました。
だって、その前のシーン
朝、落ち込む駿人に対し、エプロンして
「朝ごはんできてるけど」
と言う優士が表情には出ていないけど、心なしかうれしそうに見えるんですもん。
もちろん
「食べる」
と答える駿人も。
自分は一昨年ぐらいにたまたま無料のを読んでハマってから追っていたので1巻発売当時から追っていたわけではないんですが、1巻から8年ぐらい?追ってきた人はやっと…!という気持ちだろうなあと。
駿人は最新巻では23歳とすっかり大人になっていますが、1巻の中学生の時からずっとカッコいいですね!駿人が本当に男の子としてカッコよく理想です。
皆で住んでいた家を売って家族はバラバラになり優士は一人暮らしを始めますが体調管理が出来ずボロボロになってようやく駿人に本音を漏らし…。明日日本に帰ると言い出す何より優士優先で行動力のある駿人がこれまたカッコよくて…。
優士はどっかでまだいつか駿人が魔法から覚めて自分に飽きてしまうかもと思ってるのでしょうが末永く一緒に生きていって!
まだまだ2人がいちゃいちゃしてるとこが見たくて物足りない!と思っていたのですが、番外編が決まっているとか?
一度目は失敗気味でしたし、駿人と優士の成功パターンも見たいです!
まずは完結おめでとうございます!
駿人の曇りのない想いがようやく優士に届いたのかと思ったら
優士は一人になってしまうとこんなにも無理をしてしまう人間だったなんて…。
海外で頑張る駿人の邪魔をしてはいけない、
心配をかけてはいけないというのも愛のうちかもしれませんが
駿人にとってはたまったもんじゃないですよね。
どこでもドアがあったならって思わずにいられなかった気がします。
でも駿人はいつまでもこどもでは無かったし
一番欲しい言葉を一番欲しい時に優士にくれて
とてもとても頼もしかったです。
意外だったのは駿人がやり方を知らなかったこと。
もういくらでも脳内で優士を抱き潰してたのかと勝手に思っていましたがピュアなのも素敵ですね。
優士がずっと大人のようで大人のフリをしていたみたいな内面が切なくて
年齢を重ねているからといっても満たされないことはあるものですが
改めて駿人の存在でこれからはきっと大丈夫ですね。
なんといっても日高が!心の中ではめちゃくちゃ叫んでいそうなのにやっぱり顔に出さないのが!!苦しい!!!
コウの「またな」がエンジン音で消されそうなのに日高にはしっかり聞こえていたのが
ものすごく日高らしくてやっぱり今でも大好きでしょうがないんだね…。
それでも自分からは連絡しないという強がり…いや、強がりではないな。
あくまでもコウ次第という、これも愛なのね…。
そうですよね、振られて打ちのめされたのは日高だもんね。
このまま終わりにならない様なので是非日高の恋も報われてほしいです!!
コウだって本当は魂が誰を求めているのか分かっていながら
女の子が好きだからって本音を認めたくないだけだと信じたい。
口には出さないからわかりづらいし伝わりようもないんだけど
それなりに色々考えてるキャラの面々が愛おしいです。
菊花にもお友達が出来て良かった。
2巻を読んでから、これは完結まで待とうと決めました。そこからが長かった…。
新刊が出る度に購入欲を抑え、ポチッとカートに入れては削除し、ちょこっと試し読みしては悶絶しながら待ってました。
ようやく!ようやく!!完結おめでとうございます!!
長編だけあってゆっくりと進んでいき、感情移入もどっぷり。
もっと早くくっつくかなと思っていた主人公二人でしたが、10年。私も10年待った気分です。
感情的にはずっと前から両思いっぽかったですけどね。よくみたらいっぱいキスシーンあるし(笑)
初めてを優士に捧げられてよかったね、駿人。
家族が家族でなくなる、家族でいたいのにそうさせてくれない駿人は目まぐるしいスピードで大人になり、自律し、自分の感情に素直で…あんな中学生いる!?ってくらい芯が通ってて美しかったです。
意外な道に進みましたが、根底には優士への気持ちがあってこそだと思います。離れて自分をさらに見つめなおし、それでも気持ちは変わらなかった。だからこそのラストだったと。
あとは二人の幸せを願うばかりです。
また新しいホームができるといいのですが…。
そして、当然気になるのはコウと日高。
日高の限界オタクっぽさがシリアスな中にちょこっと笑いを足してくれていましたが、基本的には最高に切ない。再会シーンがあってよかった。
コウは、日高の愛を自分から見つめることができるのか。
これからが気になります。
そう、番外編。
いや、番外編て。
続編ですやん!!
まだ完結しとりまへんがな!!
またこの先が待ち遠しい。
今度こそ待っていられないかもしれない…。
秀さんのストーリーテラーぶりに
すっかりやられました
優士にとって「歪」な家は
依存先だったんです
リスクは取らず、安心安全牌を
生きる優士にとって
無常な世の中を生きる不安を
薄めてくれるのが「歪」な家族でした
初めて感じる孤独と不安
依存先を失い足元が崩れ
新たな依存先が仕事になりました
自己犠牲的献身は強度依存症
だとは本人は気づかずに
仕事量は器を超えて優士は
パンクしてしまいました
初めて優士が向き合った不安を
吐露したのは駿人でした
駿人が男前でしびれます!!
真っ直ぐな強い思いが
優士の心の不安を拭ったと思います
最小限の言葉と間合いから
こぼれ落ちる感情が
たまらなく切なく甘くて
死にそうでした
いい歳した中年が前途ある若者の
熱すぎる思いに応える勇気は
思慮深いほど不安でたまらないでしょう
繊細な心の機微が手にとるように
伝わります
ラストの2人のやりとり
「やり方は?」
「わかんないから教えて」
優士のきゅんに
そりゃそうだ!!!と
激しく同意しました
男前なのにちょいちょい可愛い
駿人にメロメロです
番外続編を心よりお待ちしてます
コウ&日高もどないかして
くれるのかしらとわくわくです
自分の本棚にありはするものの いつ脱落してもおかしくない棚の2位に入ってました
作家さんは好きなんです
【リンゴに蜂蜜】【彼のバラ色の人生】が好きすぎて 捨てられない本しか入れないベンチ収納の先頭飾るくらい
なんなんですかね? 原因不明なんだけど その2作品以外にいまいちハマりきれず
1番苦手な作品が【STAYGOLD】でした
たぶん 視点が定まらないことが凄く苦手なんです
1巻で 家族の成り立ち
2巻は 大人と子どもの狭間
3巻は 必要なモノと不必要なモノ
4巻は 周りが抱える思い
5巻は 自分の気持ちも込めた所在地
『自分は壁か空気』
って そんな読み方が出来てたら ここまで苦手にはならずにすんだのかな?って
誰かに肩入れしたい訳じゃないけど
誰にも感情移入せずに読める性格でもなくて
焦れったすぎて 前のめったのも敗因なんだと思ってます
ほんとにごめんなさい
この作品に手をだしたのが 4巻の発売前
評価高かったので参戦したけど 今回のこれで終わりでよかったなって
悪気はないです
評価下げてやろうとかそんな気もないです
でも みんなさんが諸手をあげて『良い』って言う作品にも苦手を抱えるヤツはいるんだなって 優しい目で見ていただけたら
それぞれの旅立ち 各々の想い 戸惑い 憂い 焦燥
家族の意味とか 切れない関わり
捨てきれない思いも 帰りたい場所もッ!
言いたいことはわかる 気はするッ!
あ~ごめんなさい 描き方で各々の気持ちの変化や移ろいは手に取るようにわかるのに お話が混ざりすぎて なんの感情も持てずただ文字を読まされただけ そう思えちゃうんだ
これがドラマだったら分かりやすかったのかな?
あたしが悪い
そう 視点を切り替えられないあたしが全部悪いです
軽いノリを好んで読みすぎるからなんですかね?
相関図まで作って読んでるものもあるはずなのに
この際なので 非難覚悟で言わせていただけるなら
あたしこのお話 クサレチンポのコウと 一途すぎる日高の話だけがよかったですッ!
さーせんッ!
ずっと追いかけてきたStayGoldが一区切りを迎えました。もだえるような熱い情熱のようなものはなく、淡々と、でも落ち着くところに落ち着き、結果そうなるべく完結しました。
5巻の終わりに「あ〜〜〜も〜〜、ゆーじー!」て叫んだのを覚えています。
そして、やっと10年ごしの……!
だめ!足りない!もっと駿人✖︎優士をください!
あと、コウ✖︎日高もこれからっしょ!(希望)
キッカかわいくなった!
番外編が楽しみすぎます。
1年間待ってました。5巻のラストに悶えたあの日から。
途中on BLUEで33話を読んでしまい、超絶後悔した…なんて過去も越え。
この巻を読み終えての率直な感想は、「正直足りない!全然足りない!」です。
5巻のあのラストから、6巻始めのあの展開になったところで「一巻じゃ収まらなくない?」という予感はあった。
とは言え、大事な試合を翌日にも控えてあのまま盛り上がっちゃうのも違う気がするので、展開には何の不満もありません。
10年間の片思いですもの、ゆっくりゆっくりでいいんです。
7巻があるのなら、ね。
最終巻なら駿人と優士はもちろん、コウと日高、駿人の母ちゃんどうなった?とかも回収してもらえたらなって思いがありました。
もちろん長年の片思いを成就させられた駿人にはおめでとうと言いたいし、素直に会いたいって言えた優士はホントによく言えましたって褒め称えたいです。
負担になりなくないって優士なら思ったはずだけど、もうギリギリ限界きてたんだね…。
弱った優士を見るのが辛かったですが、案外脆い内面や、自分じゃそれに気づかない、優士の本質みたいなものに触れられてますますキャラクターに共感を持てました。
コウと日高もまだまだ時間はかかりそうではあるけど、何かが動き出しそうだし。
てか日高学校辞めて帰って来たんだね。それもまた気になりすぎる。
足りない足りない思ってたところに、番外編の連載決定のお知らせ!
えと、番外編てコウと日高がメインになったりするのかな?
で、駿人と優士のイチャイチャももっと見せていただけるって解釈でよろしいか??
続編楽しみに、楽しみにしておりますので!
あと、美浦さんのその後を知れて嬉しかったです。
菊花のboyfriendも可愛くて、目尻が下がりました。
あとがきのネタが分かってしまう私。懐かしかったです懺悔室。
初夜失敗は私も割と好きかも。ズーンな駿人が可愛くて萌えました。
STAYGOLD 甥×叔父、完結です。
綺麗にまとまったハーピーエンドとは言えないラストでした。個人的に。でもこの作品に関していえばこれが最良で最善だったと思います。
是非読んで下さい。
しっかりした目標を持って着々と突き進む駿人。
無理な仕事スケジュールをこなして身体を壊す優士。
二人の、なんていうのかな、彼らはこういう性格?性分?みたいなのがわかりやすく描かれていると思いました。
振り返って考えると、駿人は中学生の時から成長を見守ってきてて(まだまだこれからとは言え)彼を形成する根っこ的なとこは大体わかっていましたが、優士のことは実はあんまり知らなかったんだなーと今回思いました。
ラスト六巻にしてきちんと優士のことを知った気がします。
一言で言うと、誰かの世話を焼くことで自分を保てる人?めっちゃ個人的印象だし家庭環境とかあると思うけど、あー優士って一人でいると駄目になるのかなー、という印象。
生活能力が皆無とかでは全然なくて、精神的支え?自分を必要としてくれる誰か?が一人はいないと、割と自分を保てないのかも。
そんな人が、若くて未来に希望が溢れてて迷いなく突っ走る駿人をみて、不安に思わない訳ないですよね。
邪魔しちゃいけないって思っちゃいますよ。逃げるのはあれだけど、逃げたくなっちゃうのわかる。
まぁそんなよわよわに弱ってる優士にとって一番必要な言葉をくれるのが駿人なんですね。
晴れて恋人、最終話はイチャラブ尽くし!ではなかったですが、色んな萌えに溢れてました…ありがとう…。
とりあえず落ち込む駿人が最高に可愛いしあんだけモテて経験ないとかもうどんだけ優士好きなの?って感じです。
それなのに優士は「目が覚める日が」とか言ってるし。ここを見ると、まだまだ色々ありそうだなーと思ってしまいます。
でも確実に二人は前進してるし、きっと大丈夫だろうと思わせてくれました。
何より嬉しかったのは!!番外編の連載!!!
日高とコウがメインになるのかな?こちらで優士と駿人に会えるのも楽しみです。
最後に、菊花ちゃん!いつも癒しをありがとう!お幸せに!!
番外編でも会えると信じてる!!!
駆け足で読み返しつつ、各巻に足跡を残しつつ、ここまでやってまいりました。
秀先生の8年の年月を一気に駆け抜けた気分。
最初のページを開いた瞬間、まさか…と思いました。
5巻ラストの思わせぶりなところから、駿人がアメリカに行ったところまで飛んだのかと。
あのあとは回想でほんのり知るしかないのかと。
焦りすぎでした。
ちゃんと5巻ラストから続いてました。
そしてかなーり濃い1冊でした。
京都の夜が明けて、試合をして、東京へ戻ってから。
この先の駿人の人生に自分の居場所があるのかという漠然とした不安を抱いていた優士ですが、まだ駿人と同じとは言えなくても気持ちをやっと伝えたー!
あの瞬間の駿人のすごく嬉しそうな表情と、無表情な優士が対照的で気になりました。
駿人とキッカのアメリカ行きが決まって、中山家に「家を売る」という大きな変化が。
家を出てひとりで暮らしを始めてからの優士がつらい…。
寂しさを埋めるように仕事を詰め込んで、倒れるまで働いて。
「アメリカに行っちゃおうよ!」って何度思ったことか。
それだけ優士にとっては「家族」が大きな意味を持っていたということがひしひしと伝わってきます。
姉が出て行ったとき、駿人が高校の寮に入ったとき。
いつかは帰ってくると思っていたときと違って、もう家族を待つ「家」がない。
近くに誰もいない、健康でもなくて、仕事しかない。
孤独に潰れそうになったとき、駿人との電話で絞り出すように言った一言に頭皮までずわーーーっと鳥肌が立ちました。
極限状態になって、何もかも削ぎ落とされて残った気持ちがそれだったんだな、と。
コウの方も日高に再会します。
女の子が好きだけど、きっとずっと日高はそばにいてくれる存在で、変わらないと思ってたんだろうなあ。
「またね」と言ったコウの気持ちは、親友としてだったのか。
失った魂のかけらは、コウにとって「女の子が好き」とは別次元のものなのかなあ。
この2人のその先は番外編で読めるのでしょうか。
久しぶりに美浦さんも登場していて、駿人が彼女の人生にどれだけに影響を与えたかが分かります。
国枝さんのその後もちょっと見たかったかも。
終わり方がまた鳥肌でした。
13才だった駿人の目には優士しか映っていなかったけれど、今の駿人にはテニスがあって、たくさんのひとと出会っても、駿人にとっては優士が「世界で一番好き」なひと。
そしてどこへ行っても「帰る場所」。
「ただいま」と言って帰ってくる人がいて、「おかえり」と返す人がいる。
あたたかい気持ちに包まれました。
番外編も楽しみです。
前巻でぐーーーーんと持ち上げて、散りばめられた要素を多く拾わずそのままとりあえず完結させた、ような
続編があるとのことなので期待
けれども最後のあとがきに作者の方が書かれていたように、両想いになれないBLという点では大変上手く書かれていたと思ってます
2つのカップルのうち、1つはなんとか最後に両想い?になったのかな。多分
もう1つのカップルは最後まですれ違っていたけれどなにか発展がありそうな感じ
これこそが作者の描きたかった両想いにならない展開ならばこの読んだ後に感じている不消化こそが作者の狙いだったのかもしれないですね
でもやっぱり両想いを祈っていた私的にはメインの二人の惹かれ合う描写をもう少し濃ゆく描いて欲しかったなんて思ったりしました
個人的には日高が濃ゆすぎてメインの二人が大分薄れてしまった感がしてしまう
自分もそこで燃え尽きたかんじがあります
続編では日高にも触れてほしいけどやっぱり1巻を読んだときのようなメインカップルの展開をワクワクしながら楽しみたい感もある
もう一度1巻から読み返しながら続編を待ちたいと思います
完結。秀先生がインタビューで関係性の逆転と変身が描きたいと仰っていたのを見事に表現した作品。優士の心の変化の描き方が素晴らしすぎる。二人の関係のちゃんちゃんでくっついて終わらない感じ、表現が天才だった。 駿人の成長と開花が丁寧に描かれていて、私にとっては代えがたく心の真ん中に置く作品となった。最後まで真っ直ぐな駿人の視線に読者である私の心の中まで見透かされているような気持ちになった。 日高編も待ちきれないし、そこで登場する駿人たちも楽しみ!
ネタバレです!
個人的に!個人的に!!
受けが弱るのが性癖なのでめちゃくちゃ萌えました!!!
家族が傍にいないと孤独に押しつぶされる…そんな弱った優士がとても良かったです。
失ってから気づくものってあるよね、という。
最終巻おめでたい!でもさびしい…と思ったけど番外編が続くということでやっぱりおめでたい!
あともうひとつ個人的に!
初心だった受けが失恋きっかけに奔放になるのも性癖なのでめちゃくちゃ萌えました!!
日高くん最高!!
番外編が楽しみです!
『STAYGOLD』の6巻にして完結編。
いやー、良かった。
素晴らしい完結編でした。
アメリカに行くことになった駿人と菊花。
あれだけ優士に愛をささやき、グイグイと迫ってきた駿人が、日本から遠く離れたアメリカに行くことになり―。
優士は、「家族」という枠を捨てることができなかったんですよね。
だからこそ、血のつながらない姉を愛してしまっても彼女に想いを告げることはなかったし、駿人からの想いも受け入れることはなかった。
二人とも「家族」だから。
けれど、家族ってなんだろうね。
血の繋がり?
一緒に住んでいること?
共に笑い、泣き、食事をすること?
駿人と離れたことで、優士はその答えを見つけたんですね。駿人を失うことは、すなわち自分自身をも失うことなんだなって。
その優士の感情の機微の描き方がとにかく素晴らしかった。
BLにおける「男同士のセックスの描写」って人によって受け止め方は様々でしょうが、秀良子さんの素晴らしいところは、そのセックスに至るまでの感情面がきちんと、そして緻密に描かれているところではないかと常々思っていまして。
優士にとって、駿人の存在ってどういったものなのか、そこがきちんと描かれていたように思います。あれだけ大人で、駿人を軽くいなしていた優士の孤独の姿に、不謹慎ながら萌え滾ってしまった…。菊花も駿人もそれぞれ新しい場所で成長していくのに、あんたは駿人がいなくなっただけでそんなに腑抜けになっちゃうのかい…。
どんだけ駿人のことが好きなのよー!って。
一途に、ひたむきに優士を想い続ける駿人の想いも。
自分の想いの「答え」を見つけた優士にも。
「帰る場所」を見つけた二人に、心からのエールを送りたい。
二人の濡れ場がね、めっちゃ良かったです。
駿人の暴発ぶりに思わず爆笑しました。頑張れ、若人よ。
そしてこの二人と並行して描かれていたのがコウと日高くんのお話。
この二人も良い…。
めっちゃ良い…。
女の子が好きで、男である日高くんは恋愛対象ではない。
けれど、女の子は好きだけれど、この心にあいた隙間はなんで?
そんなコウの心の叫びにめっちゃ萌えた。
男だから。
だから、日高は恋人にはできない。
いや、そうだよね、ノンケさんだもんね。
そこですぐにくっつかないのが秀良子作品ならでは、ではなかろうか。
この二人も駿人×優士と同じようにぐるぐるすれば良い。
そこから、傷つけあいながら、迷いながら、二人で答えを探してほしい。
駿人×優士の2人がくっついちゃって、終わっちゃったなーと思っていましたが、コウと日高くんの恋のお話に移行してくれるようで思わず飛び上がるほどうれしかった。
正座して、続編をお待ちしております。
遂に最終巻!と、ワクワクして読みましたがすっきりしなくて残念。
……と思ったら、「番外編シリーズ連載決定!」との予告が!!
だよねー。だって、日高とコウの2人が宙ぶらりんだもん。
番外編は、きっとこの2人よね?と、今からまたワクワク。
恋の話でもあり、家族の話であり、人生の話でもあった本作。
恋の表面をなぞるだけじゃなく、本当に大切なものと向き合う怖さ、失う不安、生きていく上で大切なものとは何かというところを丁寧に描いている。
最後までそんなところが素晴らしいと思える作品でした。
血の繋がり、年の差……いつか覚めてしまうかもしれない不安。
そんなものが優士の中にあって、駿人と離れたことで優士の中の何かが壊れてしまったという感じ。
かなり鬱っぽくて心配しました。
テレビをつけ、友人と会う。
そんな些細なことから優士の寂しさが推測できて、すごく切なくなりました。
何度も入院を繰り返し、遂に優士の口から吐露された本音。
「お前に会いたい」──これは泣けた。
それに対する駿人の返しが素敵で、これまたグッときた!
これだけ長い年月に渡り貫き通す想い、離れていてもなお変わらない気持ちの強さに心打たれました。
年が離れていようが遠距離だろうが、こんなに真っ直ぐな感情で向かってこられて心が動かない人はいないよね。
駿人の成長に伴い、変化してきた2人の関係や感情を思うと胸熱。
そして、遂にその時が来るのですが、駿人はDTだった♡
あんなにイケメンでモテモテだったのに、優士のために取っておいたのかと思うとキュン死にしそう。
素股だけでしたが充分でしょ!
あっさり暴発も好きです♡
この2人は収まるところに収まった印象。
ちょっと恋人っぽくなってるのも良き。
ただ、問題?は、日高とコウよね。
日高がビッチになっていてびっくりだよ!
今後の2人が気になって仕方ない。
それにしても、ラストに登場したのが美浦さんとはね…。
「おかえり」といって迎えてくれる場所があるって安心できますよね。
優士と駿人、お互いがそういう場所になれたのかな。
番外編も楽しみです。
待ちに待った最終巻。最高に面白かったけど、感想を言うのが難しい。
家族としての距離感を保ったまま終わる可能性もあったと思う。駿人なしでは耐えられないと気づいた優士と、優士に変わらず強い気持ちを向け続ける駿人との間にある感情をなんと呼べばいいのか分からない。
行きすぎた家族としての愛情なのか、普通の愛情なのか、いろんなものがごっちゃになって曖昧なまま終わったなというのが個人的な感想。
難しく考えすぎたのか、モヤモヤが少しだけ残るラストだった。