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saezurutori wa habatakanai
第1巻から、矛盾という言葉がとても印象的に残っています。
矢代と百目鬼。
彼らの関係性は簡単には進展しないと思っていましたが、これほどまでにもどかしくせつないのか…と胸がいっぱいに。
百目鬼が矢代を想えば想うほど、矢代が百目鬼に新たな感情を覚えれば覚えるほどに、彼らがこれまで生きてきた中でついてしまった深い傷あとがフラッシュバックして邪魔をする。
10以上も年下の百目鬼にここまで一途に想われ、自身を構築するひとつひとつの部位をやさしく丁寧に確かめるように全身で愛され、己の感情に戸惑うばかりの矢代。
この気持ちを受け入れたいけれど、もし受け入れてしまったらいったい自分は。
矛盾した気持ちと激しい葛藤が渦巻く、痛みを感じる心理描写が本当に素晴らしかったです。
矢代という1人の男の深みから抜け出せそうにありません。
何気なく側に置いていたはずの男が、いつのまにかどうしようもなく心を乱されてしまう存在になってしまっていた。
骨太な裏社会関係はもちろん、巻数が増す毎にBL面もじわじわと変化を魅せてくれる、非常に読み応えのある作品だなと思います。
BL的には大事な巻になるかもだけど、それより印象に残ったのはヤクザものの魅力についてでした。
あちこちで男惚れが発生してて、血生臭いのに熱くキラキラしてて、なるほど!っていう。読み手でハマればその沼は深そうだとか、作り手は描き応えがありそうだとか。どこまでも濃くできそうな世界ですごいなあと。
肝心の矢代と百目鬼の関係は、やっとここから第一歩、しかしここから長そうだ…という感じでした。矢代は殻を壊されて、即、より一層分厚いシェルターを築いてしまったみたいな。
それでもまだ影山は特別だったんだ…てとこが切ないです。正直、私は矢代を幸せにするのは影山であって欲しかった。本気で傷めつけて欲しいときに抱きしめてくる相手なんて、一緒にいるのは苦しすぎる。勝負じゃないけど、分が悪いと思っちゃう。それなら影山のように、何もせずそばにいてくれるだけの相手の方が楽。
久我に言われなければ気付きもしなかったことを矢代に突きつける影山のセリフは、何かしらの感情が乗ってたのかな。矢代にだけ一方的に致命傷を与えていたなら、それもまた切ない話だと思いました。
はぁ〜
一気読みしてため息ですわ。
萌え、感動、切なさやるせなさ、痛み、感嘆、色々な意味でのため息です。
ヤったら組みを追い出されるって分かってたから、絶対ヤらないだろうと思ってたんですよ。
なのに、なのに…ヤっちゃったよぉ。
や、最高だったよ?
百目鬼の全身の愛撫からの挿入ね。矢代が戸惑いを隠せないのが良かった!
欲しいと言ってください、っていう焦らしも良かった!
本当は痛いのが好きなんじゃなくて、痛いのが好きじゃないといけない環境だったって自覚してしまったんでしょうか、矢代は。
これからの矢代が心配だなぁ。だから百目鬼に側にいて守って欲しいけど、それを許さない状況に歯噛みしました。
それとこの巻では、ヤクザ同士の濃い関係も描かれていて萌えさせていただきました。
義理とか盃とかで縛られたヤクザ社会の男同士の関係ってモラルは別として、萌えるなぁ。
男の嫉妬もまた良し。
こんな展開今まで聞いたことがない!!
BL好きの予想をはるかに超える圧巻のベットシーン。
ベットシーンだけで48ページ以上。
ほぼノーカットと思えるほどの長さ。
行為の過程が丹念に描かれているので、2人の絡み合い、影響しあう心情が、繊細に丁寧に切なく浮かび上がってきます。
何度も読み返して2人の心情を深く読み味わうのも良し、一読でショックに打ちのめされて先を急ぐのも良し!!
抗争の中で明らかにされる脇役の過去も驚きでした!
矢代と百目鬼が初めてセックスしたというのに、喜べない辛さ…。
5巻は読み終わった後に言葉が出ませんでした。
強いて言うならこの手で平田を殺りたいです。
そして竜崎の純情に、彼には是非助かって欲しいと思いました。
最後まで平田の胸糞悪さに腹が立ちました。何あれ、もしかしてずっと前から三角を裏切ってたの?それでのし上がってたんなら救いようが無いと思いました。竜崎に刺されて死んでしまえは良かったのに。
そして百目鬼を置いて来た矢代…影山は本当にニブチンだ。
あと最新刊の7巻まで2冊になりました。
怒涛の展開に血圧が上がりそうです。www
劇場版を最初に鑑賞しました!ほんとに、音楽もいいし、絵も綺麗だし、エロ加減も含めて最高でした!劇場版を見た時、矢代の声が矢代でしかなく、初めて声優さんってすごい!って思いました!その後、Netflixで同級生も続けて見ましたが、矢代か草壁くんかっていうぐらいこの2作品は私が声優さんにも意識を向けたアニメーション作品になりました!どちらも映画(アニメーション)入りですが、面白すぎて所謂BL作品は初めてでしたが、全巻購入し、一気見しました!本当に神でした!どうか矢代と百目鬼に幸せが来ますように!
百目鬼が不能ではなくなったことを知った矢代の一言。
返事を待たずに終わった4巻から、ついに…。
5巻は2/3が矢代と百目鬼だけのシーンという、まさに神回。
「セックスしてみるか?」という矢代の言葉に対する百目鬼の返事は…、NOでした。
断られたことで苛立つ矢代は、気付いてしまいます。
百目鬼が久保とは違うということを。
どこか壊れているという点で同じだった矢代と久保。
体に欠陥を抱えた百目鬼のことも、同じように「どこか壊れている」人間だと思っていたのに、そうではなかった。
近付けてはいけない人間だった、と告げる矢代が見ていられません。
自分が男に抱かれるのはセックスが好きだから。
そう思い込まないと生きて来られなかった矢代。
他人に入れ込むことがなかった矢代が初めて感じた「失うのが怖い」という想い。
でも側に置いていたら、いつか失うかもしれない。
それならいっそ…と思っても、手離せない。
この葛藤が苦しいほど伝わってくるんです。
百目鬼の想いを受け入れることは、それまでの自分の生き方を全否定することになる。
だから拒絶したいのに、それもできない。
切ないです。一言吐き出すごとに、自分の身を削いでいくかのような、こんなに苦しい告白シーンを見たことがありません。
そして百目鬼に抱かれながら、ずっと「吐きそう」「やめろ」とばかり言うのも悲しい。
三角が言っていた「あいつは惚れた相手と寝たことがない」という言葉が思い出されます。
わたしは惚れた相手と寝ることで、矢代の殻が外れるのではないかと期待していました。
そんな甘いものじゃなかったんですね、矢代を覆っていた殻は。
愛おしいと全身で伝えてくる百目鬼の手や口を、頑なに拒む。
「お前は…イヤだ」という台詞が、矢代の傷の深さを表しているようでつらい。
素直に愛されてしまったら、もう元の自分を取り繕えなくなってしまったら、矢代はこの世界で生きていけない。
そんなこと、ある?と思いました。
何も溶かすことはできず、解すこともできず、一瞬たりとも満たされない。
欲しいと思いながら、欲しがることを恐れて、怯えた顔ばかりの矢代に胸が詰まりました。
お互いに想い合っているのに、こんなに悲しいセックスがあるのかと。
幼い頃、細く開いた襖の向こうで背を向けて眠る母に向かって縛られた腕を伸ばしながら、養父に犯された記憶。
その場面が脳裏をよぎったあとに、細く開いたカーテンから差し込む光を見て涙を流す矢代がとても印象的です。
おそらく読者は誰もが予感していたと思います。
きっと矢代は百目鬼を切り捨てるのだろうと。
元の自分を保つために。
愛を込めたセックスのあとで、あんなに悲しい表情を見せられるなんて思いもしませんでした。
思っていた以上に矢代の傷が深いことを感じて、読んでいるわたしまで絶望しました。
残りの1/3は平田と竜崎の件です。
思った以上に平田が悪党すぎて、予想以上に竜崎の矢代愛が深くて驚きます。
それにしても重い1冊でした。
愛は地球を救うと言いますが、矢代を救うことはできないのか…。
「囀る鳥は羽ばたかない」先日、たまたまYouTubeで見つけた作品。気になってコミック全巻購入、既読後に皆さんのレビューを読んで感動して涙が止まらなくなりました。ファン初心者の私がレビューなどおこがましいと思いましたが、率直に感じたままを書き綴らせてください。
当初は任侠ものなので躊躇しましたが、拝読していくうちに気づいたら、心、全部持っていかれてしまいました。独特な男社会、関係性、泥臭い、義理人情、裏切り、妬み、欲しいものは自らの身体を張ってでも奪う…そして、「大切な人を命懸けで守り抜く」
本編へ〜矢代は百目鬼に対する感情に自身が作り上げた「自分」が壊れてしまいそうな不安や苛立ちを覚え始め、一方で百目鬼は矢代を愛し始めて過去の呪縛から解き放たれつつあった。
つくづく感じたのが、一線を超えてしまうといいようにも悪いようにも関係性に何らかの微妙な変化をもたらすということ。この2人の場合、一線を超えてしまうと終着点が…だから、百目鬼は当初、拒否したのですよね。
2人の性描写、とても愛が溢れていて綺麗で素敵でしたし、お風呂場での2人のやりとり、百目鬼の涙、感情や表情の変化の描写が絶妙でうっとり。とくに、私は2人のキスシーンに感動しました。何度、読み返したことか…素晴らしいとしかいいようがないです。
そして、私が最も心打たれたシーンは、百目鬼が父親に似ているかもしれないと言ったとき、百目鬼が矢代の体を気遣い、辛そうだと動いたときに、矢代が2度にわたって百目鬼に優しく手を伸ばすシーンの描写、愛おしさが伝わり、艶やかで綺麗でたまらなかったです。こんなこと、愛がないとできないですよね。私個人的には先生の手の動きの描写、髪をかきあげる仕草やタバコを持つ手、キスシーンの際や性描写の際に矢代が百目鬼の首に手を回すシーンが大好き。愛らしく、セクシーで、とても胸が熱くなりました。
今まで感じ得なかった「何か」を感じた2人、矢代と百目鬼の言葉の中に色々な意味での変化が見えてきて…
矢代の涙…百目鬼との行為で、本来あるべき感情、本来あるべき姿に気づき、本当の意味でのセックスはどういったものであるかに気づいた涙であったような(あくまで私の想像ですが)…百目鬼の「痛みがなくとも…」矢代が、すべてに解放されるまでにはほど遠いかもしれませんが…
一方で自分が壊れてしまう…すでに壊れている矢代が、様々な葛藤の中で確立させた自身を保つことができなくなる不安と虚栄心から百目鬼を「捨てた」のか…。以前、影山が言った「矢代の自己完結は自己防衛」この一言に尽きる気がしました。心に傷を持っているものにしかわからない。大体、人間という生き物は、変わること変化することに拒絶反応が起こり、恐れる習性がありますから。
私なりにエピソードから探ってみると、素直な矢代の気持ちが出ている一方で、「捨てる」ありきで、この行為に及んだのか…矢代の立場で考えると、そうせざるえない矢代が可哀想で、百目鬼の目線では百目鬼が不憫で、とても胸が苦しくなりました。矢代が百目鬼を「雛鳥」例えたのも彼らしいなと。
そして、自身の身を犠牲にしてでも…「誰にも触らせたくない」実直で一途に想いをぶつけるオスな百目鬼、「俺がほしいと…」自分の立場では矢代に何も求めることも謝罪することもできない。事後、終わることが目に見えてわかっていた百目鬼の「繋ぎ止めたかった」は本当に切なかった。
今後の展開はどうなるのか…過酷な過去、辛い経験をした2人だからこそ、どんな形であれ、幸せになってほしい!そう切に願うばかりです。
とうとう………とうとうこの時が………
「なんでも頭の言うことをきく」な忠犬の百目鬼が、Hのときだけ「頭が痛いの好きなら痛くします」とはならずに、最後まで「優しく」抱いたのが印象的でした。
矢代が今まで呪いのように自分は痛くないと物足りない、と洗脳していたのに百目鬼は気づいていたのか。
自分自身すら目を背けていたことを知る恐怖とか、失う怖さとか、克服しきるのは難しいと思うけど、矢代が素直になれますように。幸せになれますように。
さて5巻。冒頭から1冊の半分まで延々の、圧巻のセックスシーン。
これは「囀る〜」ファン、BL読みは息を詰めて読みましたよね。
百目鬼は本懐を遂げた…のでしょう。
だけど矢代は?
綺麗だ好きだと言って強い恋情で触れてくる男とのセックスは?
非常な恐怖感を抱いているよう。
さて中盤からは例の平田の罠。
竜崎はもはや駒であることをやめ、矢代は相変わらずの薄笑いで自分でも動き出す。
そして平田の過去が語られるのだけど…
これは思った以上に昏い情念が渦巻いている。
表面上は、出世欲。
その実態は、当時若き三角の片腕・黒羽根への強烈な嫉妬。殺る、と定めたその時の平田の目!
ラストの影山との会話で、矢代はトドメを刺されたんでしょうかね?
読者からすると、ま〜この鈍感め!だけど…
思うに、竜崎と影山、また竜崎と百目鬼はある意味対になってるような気がする。
高校時代からずっと矢代を知ってる影山。
だけど「友達」だから彼の性の部分は知らない。
一方竜崎もずっと矢代を知ってる。影山と逆に性ばかりの腐れ縁。
そして竜崎は本当はある意味矢代に惚れている。だけどヤクザの作法を知っているからそこは口には出さない。
だからこそ矢代も竜崎にカラダを預けていたわけで。
勃たないから、とそばに置いた百目鬼と反転して同じような存在なんじゃないかと感じた。
そして、この巻には竜崎の救済も感じる。
愛を口にせず酷く抱く竜崎のやり方が矢代へのラブレターだということは、それなりに矢代に通じてて。
だから矢代が竜崎を平田の罠地獄から助けた。
でも竜崎は言っちゃったの!『誰がお前以外の男とヤるかよ』
こんな愛の告白しちゃって。乳首への噛み付きキスがお別れの挨拶になりませんように。
ページを捲っても捲っても終わらない濡れ場、圧巻でした。1つひとつの表情、仕草、体勢がここまで丁寧に描かれている濡れ場は、なかなかお目にかかれないと思います。特に、矢代が否応なく高められる快感を堪える表情がすごくリアルでした。快感を我慢する時と苦痛を我慢する時の顔って紙一重なんだなというのがよく分かる。百目鬼と矢代の関係を追ってきて、本当に良かったなぁと心から思いました。
そして、最後の矢代の涙。理不尽に与えられる痛みを死ぬほどの思いで受け入れていた幼少期。痛みに悦びを感じるのだと己の性癖を作り上げ、その中で自分という人間を塗り替えて生きてきた今までの人生。そんな経験しか持たない矢代が、初めて惚れた人に優しく労られながら抱かれたこの時、どれほど驚き、戸惑い、満たされたのか、私には想像もつきません。
矢代は百目鬼を捨てたと言うけれど、一方的な行為であるそれは、彼のどうしたらいいのか分からないという感情を如実に表していると思います。こんなに頭のキレるヤクザの頭ともあろう人間が、1人の部下にただただ惑わされている。冷静に話し合ったわけでもなく、勝手に切られたからこそ希望があると思うので、百目鬼は諦めずに矢代を追いかけて欲しい。もちろん彼はそうするんでしょうね。百目鬼だけでなく、竜崎の秘められた想いも知ることができ、それぞれの人間の感情の交わり方もすごく面白いなぁと思いました。三角の無意識な罪深さも、たまらなく魅力的でした。
王道中の王道です。まさに神。BLヤクザものといえば、この作品のをおいて他に無いと言ってもいいくらいど真中です。
少しだけ2人の展開が進まないと思うかもしれませんが、必ず5巻まで読んで下さい。まさに神です。
受けの圧倒的な孤独と女王様感と、攻めの圧倒的な孤独が絶対的な距離として伝わってきます。
こんなに近くにいるのに、何もならないし、肝心なことは何も伝えられないまま状況だけが進んでいきます。絶対に関係を深めてはならない、そのことだけが攻めを守ると思っている受けと、愛する人のためなら命も捨てる覚悟の攻めです。命がけの中でお互いを思っているのに、意思の疎通はありません。とにかく王道で、高評価の作品なので、是非お勧めします
ずっと気になっていたんですが、シリアスそうだったので長々手が出せずにいました。
5巻まで買ってイッキ読みして、もっと早く買っておけばよかったと後悔するくらいです。
タイトルって、矢代のことだけをさしていると思ってましたが、ラストページを見てから百目鬼の方がしっくりくると思うようになりました。
囀るだけ囀るけど、矢代の元から飛び立たず自分の意思でそこにいるって感じなんだと思いました。
何はともあれ、続きが楽しみです
何回読み返したかわからないくらい読んでいる一作です。
惚れた相手とセックスをしたことがない、セックスは挿れて出すだけの気持ちいい行為としか認識していない矢代が百目鬼と経験したことのない感情が入るセックスをする、という本来なら幸せな展開なはずなのに何とも切なく悲しいものに。
百目鬼の矢代への気持ちは雛の刷り込みと同じだ、と言っていた矢代はやはり愛情だとは信じれないのでしょうか...信じたくないのか。
百目鬼と身体が結ばれ、ここからふたりの関係はどう変化し、そこから矢代がどう変わるのか...想像がつくようでつかないのはさすがヨネダコウ先生だなぁと思います。
コミック派なので続きはまだ読んでいませんが早くふたりが身体だけではなく結ばれるのをただ待つばかりです...
神すぎて何も言えないです・・・
本当に、何回読んだかわからないくらいです、このシリーズ。
読めば読むほどのめり込んでしまいます。
こんなに心を揺さぶられる作品に出会えて幸せ・・・
この作品が完結するまで死ねません。
ただひたすらに矢代と百目鬼が愛しいし、
そして二人が幸せになってくれることを願っています。
1巻から、しっとりと夜の闇のような。黒い表紙だったのが。
4巻にて、暁か、夕焼けに佇む百目鬼になり。
この5巻。白と水色のシャツに、薄い髪色の矢代の美しい表紙に、夜が明けてしまうのかと、感慨深いものがあります。
ここに来て、1巻の「男、おとこ、オトコ、兄貴だの、親父だのと、まるで仮性ホモの集まりだ。」と言っていた、矢代のモノローグが効いてくる。
男の嫉妬ほど、根深く恐ろしいものは無いと。平田の三角さんへのそれは、ほの暗く募っていったものだと。ゲイを憎んでいる平田の事だから、気づいてはいないだろうけれども。その気持ちは恋と何が違うのだろうか。この黒い気持ちが黒羽根を殺し、取り巻く人々を破滅へと向かわせる気がしてなりません。
百目鬼と矢代のソレは皆さま美しく語られてますので♡そちらをぜひ。
今更ながらハマりまして、コミック・ドラマCDを繰り返す日々です。皆様のレビューも拝見して、それぞれの解釈、感想を自分と照らし合わせ、また考えて…まさに中毒(笑)
ここからは私の今の時点での個人的な感想です。
5巻は冒頭から矢代と百目鬼がついにセックスします。作中で矢代が「穴に入れて出すだけ」という通り、事象としてはそれだけなんですけど、自分の経験したことのないセックスを経験してしまって、矢代は百目鬼を捨てきれるのか、という点に私は注目しています。
数日後にはドラマCD第5巻が発売になるので、声優さん達のお芝居でまた私の受ける感覚も変わるはずで、それがとても楽しみです。
抗争の行方も気になり、連載中のイアハーツも購入してしまいました(汗)
素晴らしい作品に出会えて感謝です!
好きな男に抱かれたことがない矢代にとって、インポの百目鬼は抱かれる心配がない安全牌。
百目鬼は矢代に邪まな気持ちを見抜かれると舎弟でいられなくなるから、惹かれていても想いを伝えることはできない。
愛の交歓でもあるはずの行為が、二人の間ではなぜか”溝”となってしまっている。
そんな二人がカラダを繋げることができたら、”溝”は消えて、一つの終着点が見えてくるんだと、二人の恋愛的な関係は好転するんだと思ってました。
そしてやっと百目鬼と矢代はカラダがつながったのに、好きな男に抱かれるってことがどんなことか初めて知った矢代は、いままでの不幸に気付いてしまったみたいに見えて、今までよりずっとずっと悲しい。
矢代を抱いていることに百目鬼から罪悪感が滲んでいて、想い合ってる二人の行為なのに、どうしてこんなに悲しくなってしまうんだろう…
こんな悲しくなってしまうセックスシーン見たことない。
でも、予想と違うから、このシリーズはまた違った一面を見せてもらえるのだと続きを期待せずにはいられません。
老大终于被温柔相待了一次,可是却因为之前总是不相信会有人真的爱他,他内心在渴望被爱与认为自己无法得到爱之间徘徊,我真的希望鬼鬼能抓紧找到老大,向他表明心意,告诉他真的非常爱老大,可以保护老大,给他安全感,老大的童年真的太惨了,真的希望他得爱
鸣5的H场景渲染得太完美了! 百目鬼捧着老大的
脸亲吻的场景的那一幕分镜,亲吻的同时落下的
泪水真的好心疼,终于迎来真的h的场景,鬼真
的对老大很温柔,老大遇到喜欢的人,明明是普
通的,温柔的,被好好对待的性爱也是能够高潮
起来的吧!这并不是痛才是性啊!是因为爱所以性啊!!
现实是骨干的,是残酷的,但又是惊心动魄的,平凡的黑道角色却拥有了不平凡的爱情,这就是一直吸引我的理由吧!从拿起书的那一刻就放不下,前前后后读了4遍,以后还会继续翻看。因为喜欢这种被虐心的感觉,喜欢残酷的现实,喜欢他们相爱的过程,喜欢每一个故事情节。真的很谢谢老师,让我再次相信,残缺的灵魂也是值得被爱的,也是有希望被爱的,也是可以值得活下去的,谢谢!
首先非常感谢老师带来的鸣鸟不飞第五卷,ヨネダコウ老师非常会讲故事,塑造的每一个人物都特别有吸引力,每一帧分镜都能让人回味很久,鸣鸟不飞真的是现阶段我最爱的BL作品。这次的第五卷中,终于迎来了矢代和百目鬼第一次爱爱,而之后百目鬼却睡着了,很多小伙伴说鬼鬼渣攻(笑),其实我是可以理解的。百目鬼也是经历过很多悲伤往事的人,虽然经历了很多但内心依旧十分的温柔细腻,所爱的妹妹,矢代受到伤害,经历了很多危险,亲手教训了坏人,难得和矢代有了第一次亲密的接触,世外的纷扰都与我无关只想享受此刻的温情,熟悉的小屋和爱的人,终于可以有一点点放松的情绪,所以在激情过后(...)会睡着。矢代和百目鬼都是内心温柔善良的人,希望他们在动荡不安的黑暗里可以相互扶持,一定要赢得幸福!最后表白ヨネダコウ老师,一定要注意休息,期待您给我们带来更好的作品!
激动人心的突破性进展终于来临。ヨネダコウ老师是个很会讲故事的人,尤其擅长气氛烘托,让不同的角色按照各自的性格来行事,笔下的每个人都如此鲜活。百目鬼与矢代之间,起于第一眼的好感,在长达4卷的时间里,彼此反复猜心、试探,却始终没捅破那层窗户纸。终于在第5卷,黑道斗争图穷匕见进入白热化,而主角之间也在近乎暂时与世隔绝的封闭空间里,剥开表面的伪装,真心以对。不自信的逃避、失去主动权的恼羞成怒,和面对感情时的自卑与不知所措,矢代是一个集各种矛盾于一体的迷人角色。根植于人类个体的攻击性在他身上奔腾不休,终于在百目鬼诚挚、包容的感情上得到了释放。不管以后老师会给予怎样的安排,至少在第5卷中,他们心意相通,不再孤单
人生总是不完美,但是人总是追求完美,我觉得两位之间大概就是最完美最深沉的爱情了吧,每次看这个作品总是会看到流眼泪,甚至于已经把这本作品划出耽美分类了,吸引我的只是他们之间的最纯粹最真挚的情感。老师勾画人物性格的功底真的很强大,能够触动到女生心中最敏感的那块地方。每个角色都有各自的魅力,龙崎的男人味,七原忠犬,杉本小可爱,三角慈父,天羽一本正经,甚至反派平田也魅力十足,让我恨不起来。至于他们2人,我是坚信会有很好的结局的,请老师加油,我们会一直支持你,同时也要注意身体啦!(ノ´▽`)ノ♪
算是现阶段最喜欢的一个作品了。矢代这种带有伤痕却能任然温柔对待其他人的角色实在让人心碎。总是很急切的希望看到他身边出现能给与他保护与温柔的人,于是有了百目鬼。(笑)一直让自己麻木的感觉疼痛才是快感的矢代被百目鬼温柔的对待之后,那层“谎言”破碎,他看见过去的自己所承担的痛苦,又看到眼前的真实,这一刻感受到了空虚。所以他害怕的逃走了。可能不管人生之中有多少无奈和注定悲惨的结局,还是希望看到这些坚强的角色能幸福的走向结局。矢代要挺住啊~~
弗洛伊德对受虐狂有如下解释:“假如人生活在一种无力改变的痛苦之中,就会转而爱上这种痛苦,把它视为一种快乐,以便自己好过一些。”因为幼时被臭老男人猥亵过,所以自我构筑了极端扭曲的自我保护机制。看似男男时M身S心实际是因为怕自己对待女性控制不住施加幼时遭受过的暴力因此选择自己和男人时作为承受暴力的一方。因为老大说过自己不是同性恋而且曾经试过和女人做,我可以这样理解吧?所以是个十分温柔的人♡。因为心里有自己的白月光而且是为了那个人才不得已走上了黑道这条路,并且很有手腕能力所以做到了现在组里头目的位置。不同于外在表现出无下限的那一面,我非常清楚他的内核,是个非常纯真,坚强,善良,温柔的孩子。我很尊敬他。是我在这个世界上最喜欢的虚构角色。所以……让这个好孩子得到幸福吧!拜托老师了!
I have never seen a story like this.No matter about what character I am prefer,this comic attract me most.Yashiro, a gentleman who are extremely elegant but with deep sorrow.The air around him is full of sexy, this is the place that fascinated me.I want to have sex with him
鳴鳥不飛真是我的菜,劇情也很喜愛,每個人物都有自己的抉擇和立場。攻鐵老師真是很會講故事,百目鬼的,老大矢代的,影山的,有通過獨立故事表現出來的部分,也有通過他人之口表述出來的部分。人與人,永遠是聯結的關係。即使它是一個黑道的故事,看上去是冷酷的,但總能看到講義氣的人,難以割捨的情感,不得已的做法,無法挽回的結局。如果久我是影山大叔註定的那位,那麼百目鬼就是老大的最佳歸屬。有一張圖是初入黑道的矢代在室內,而少年的百目鬼背著劍道的東西路過窗外,更覺得這種時光回溯般的美妙,感歎宿命的神奇。始終把它當成愛情故事來看。
一直都太喜欢鸣鸟不飞了,很多话想要说,但是却不知道怎么说出口,只会说真的太喜欢鸣鸟了,曾经在深夜里突然醒来,然后想起矢代就流泪了,我怎么那么喜欢他呢,感受他多年的寂寞,感受他的深情,感受他的淡淡的苦涩,这样强烈情感的冲击力真的很让人震撼,也很让人难忘,有时候想起矢代那么多年以来沉默的暗恋又真挚炽热的情感,想起他坚韧强大,就会让人心疼起来,正如百目鬼所说的,矢代是一个美好,强大,纯净又善良的人,他无与伦比,极其美好,遇到这部作品真的太好了,也特别感谢攻铁老师把他们带给我们,祝福攻铁老师身体健康!幸福如意!也期待着矢代能够得到幸福!和百目鬼长长久久的在一起!
非常喜欢这部作品,一直期待着第五卷的发售。仔细地阅读卷五单行本,矢代和百目鬼之间命运般的情愫、极道人士间的信任与忠义等等都再次深深地触动着我。百目鬼那溢满出纸张的深情和爱惜,矢代对真情的小心翼翼地渴望与不知所措,龙崎对矢代笨拙的单恋,黑羽根对三角先生的至死相随,平田对黑羽根和矢代的妒意和杀心,这些人物的情感都被作者用细致的作画、流畅的分镜和精妙的台词描绘得非常细腻与真实。
而且平时木讷可爱的百目鬼,在击敌时爆发出的猛劲与暴力,时而散发出的S气息,对恋人的独占欲,至死不渝的追随与陪伴,每一点都在强烈地拨动着矢代的心弦吧www非常期待后续的剧情发展!矢代的极道人生会如何发展,他与百目鬼之间的关系会如何变化,我都非常期待!我会一直支持下去!
Yoneda Kou sensei breaks all conventions with yashiro, part tragic byronic hero, part dorian gray - a masochist powerful, hedonistic, and comfortable in his own skin, even if he is largely the product of abuse. unbreakable, in the way the broken are indomitable. doumeki is, by contrast, a simple man who prefers to be a vehicle for others rather than an agent, comparable to shadow from neil gaiman's american gods.
This is by all means her seminal work. not just romance, but a treatise on the psychology of crime, trust, and abuse, and the realm and dynamics of power.
Made it to vol 4 chapter 28 and can't wait to see what happens next. Yashiro had a horrible childhood that twist him that he gets off by being hurt and done by any and everybody. However, in high school he did meet a guy who became his friend that he actually fell in love with but it was one sided. Now Yashiro is a yakuza and unintentionally falls him love with his subordinate and ex cop Doumeki. I need to know what happens next.
I love this story. It's realistic when it comes to childhood trauma and the effects it can have on the victims that can mess up their life in a way that makes it hard to be normal again.
"Every part of him looks beautiful to me"
Dear Gods of Universe, please send me someone who loves me like Doumeki loves Yashiro.
矢代小可爱特别迷人,却又让人心疼。一见矢代误终身,是真的了。一直记得那句话,青年易钟情,只奈恋难成。。。。。影山是矢代的劫,但鬼鬼是上天送给矢代的礼物!虽然是漫画,但是真的希望他们不要再有风波和挫折了!鬼鬼都掉手指了哭唧唧,心疼啊。。。希望在鬼鬼小天使的融化下,老大能够越来越快乐,放下从前,所有的苦难与背负尽头,都是行云流水般的此世光阴。最后希望攻铁太太可以开开心心,我们永远支持你,谢谢你为我们带来这么好的作品
鸣鸟不飞卷五,矢代留下了眼泪深深触动了我,矢代从小被继父强暴又无法反抗,就形成了自我保护的机制 ,暗示自己有痛感才爽、被施暴很爽 。他一直以来做爱的快感也大部分来自疼痛,而这一次和百目鬼的初夜,请允许我这样称谓,和以往都不一样。百目鬼温柔地爱抚,让他达到了前所未有高潮,矢代意识到原来不是疼痛才是爽,原来自己一直以来的暗示是一种虚假的保护壳,原来自己经历了那么多痛苦……所以流泪了,作为读者也深刻领悟到了那种心情,随之流泪,谢谢ヨネダコウ老师带给我的感动。
遂に待ちに待った、矢代と百目鬼のラブシーン!!
お洒落なホテルのスイート、といった高級感のある部屋ではなく、ちょっとボロッちい部屋に煎餅布団を敷いて…というのがなんとも二人の今までの人生を表している感じがして最高でした。
今まで矢代を荒々しく抱いてきた輩とは違う、ただ一心に思いを伝えてくるような百目鬼の健気さに胸が締め付けられます。
また、その読者的達成感のあとの組織的動き…
実にほの暗い雰囲気でまさにヨネダ先生にはあげて↑落とす↓を見事にされました。
まだまだ半分過ぎと伺ったので楽しみに続刊を待ちます!!
ようやく5巻。
はじめて百目鬼が登場したとき、何かに似てるなーと、何だろうと思ったんですがターミネーターでした。ひたすら矢代の命令に従うその姿はターミネーターそのものかと(笑)それがだんだん感情が出て来てヒトになり、5巻でとうとうオスになったな~。
百目鬼的にはセックス云々というより、側に居たい一心で矢代を抱きます。
健気だよ、百目鬼。
矢代にとってははじめての愛のある告白とセックス、そりゃ戸惑うよ。
矢代にとっては乱暴なセックスが彼の精神を安定させるモノなのかも。
そりゃそーだ、小3から義父に性的虐待を受け続けていたんだもの、精神が崩壊してもおかしくない経験。変態でいることで己を保っているんでしょう。切ない。
本来の矢代は純粋なんだろうね、だから百目鬼は矢代を綺麗な人と思うんだろうね。
セックスが終わると矢代はその子供時代の壮絶な虐待を思い出し泣きます。
要所要所でその事を思い出すよね、やはり矢代にとっては忘れられないトラウマなんだろうな。
そうして、矢代は眠っている百目鬼を置いておいて出ていきます。
百目鬼を失うなら捨てる方がマシということなのだろうか。
失うのモノがないのが矢代の強さ、でも守るものが出来ても強くなれるんだよ、ヒトって。
百目鬼はしばらくして目が覚めて追いかけるけど....。
一方竜崎は平田にボコボコにされますが、隙をみて平田を刺し、逆に平田に刺されます。すんでのところで警察に踏み込まれ捕まります。全ては矢代の竜崎を救うための作戦。連行される前に竜崎と矢代は話をします。竜崎なりに矢代を思い、助けたんです。竜崎なりに矢代に惚れてたんですね。矢代もわかっているんだろうな。過去の喧嘩もこうなるとイチャイチャに見える(笑)
しかし竜崎は意識不明の重体に陥ります。平田は軽症なのに。
昔、三角さんには黒羽根さんという右腕がいました。
ですが、平田は黒羽根のポジションにつきたかったのか、嫉妬なのか、黒羽根さんを刺し殺します。平田って昔からそういうヒトなのね。言葉失うわ。
三角さんの若い頃、渋いね~。
矢代は竜崎に頼まれた通り竜崎の恋人を救出し、影山の所へ連れて行きます。
影山って鈍感というか無神経というか、矢代に影山からは言われたくない一言を矢代に言います。ま、そういう影山だから矢代と友達になれたのだろうけどさ。
5巻の多くは二人のセックスシーン。エロいけどエロくない。
思わず、頑張れ百目鬼!!と言わずにはいられませんでした。
でもって、今後の百目鬼にもターミネーターの如く矢代の側にいようが居まいが、ただひたすらに矢代の支えになって欲しい。
竜崎、死ぬんじゃないぞ。
でもって、天羽さんは30才そこそこかと思っていたら、40代なのね、天羽ファンとしては天羽さんと三角さんの関係を掘り下げて欲しい。天羽さんも矢代に負けず劣らずの切れ者、そんな天羽さんが三角さんの右腕になり、ここまで歩んできた歴史がみたいとも思います。
いろんな事が決着ついていないけど、一段落の5巻でした。
電子配信12/22 0:00だったのを即購入。大事に大事にゆっくり読んで興奮冷めやらずにレビューしたくて真夜中2:00のこの時間です。
最初はの23〜25話までは泣きっぱなしでした。本当にいいものを見せていただきました。こんなに優しくてキレイで哀しい濡れ場は今までの人生で見た事ないです。
名場面、名セリフ、名モノローグの連続でこれらが連携して、さらに作品に深みが出て私の様々感情が渦をまいてます。
その中でも最も心を揺さぶられたのは矢代の「お前は綺麗だから〜」でした。ヨネダ先生はどうしてこの言葉を考え、ここの場面にもってこれるんでしょう!もう完敗です。これだから「囀る〜」は別格なんです。
また、これだけ深い作品なので他の方のレビューを読むと私が全く気付きもしなかった点や解釈を教えられる事が多々あるので、今回も紙媒体で読んだ方はどう思ったのかな?レビューを読みたい読みたい、でも何の先入観も入れずに読まねばとジレンマと格闘してました。
この5巻でもありました!「囀る〜(2)」のレビュー欄で「トイレの前で百目鬼が眠りこけてるのを矢代が見つけたシーン。空白のコマがいくつか続いてるけど、あれはハッキリとは見えてないけキスしてますよね?」という書込みがあったんです。
私はそこは百目鬼を矢代が優しく見つめてる時間と解釈してたので5巻を読む上で大変助かりました。あの時ね!もう矢代はあの頃からだったのね!と気付けました。
ただ、百目鬼の服装で気づく皆さんも多いかもしれませんね。私はただの回想シーンかと軽く見過ごしてしまう可能性大!でしたのでありがたかったです。
そして5巻後半からはまたお話が広がりはじめ、竜崎や平田、三角に天羽まで描き込まれています。嬉しい事に5巻から人物紹介に年齢が加わってました。
天羽さんは年齢不詳のイメージでしたがキャラ達の年齢に納得してしっかりと頭に叩き込みしてしまいました。三角さんアラカン!(人物紹介の所で思ったのですがふりがなが大きくなってますよね?ありがたいです)
多くの方が書き込んでらっしゃいますが、5巻でも竜崎はカッコ良かった〜。26話の表紙も盛り上がった気持ちと目で見てるので今までは百目鬼抱いてっ!(キモっ!)でしたが4巻、そして5巻で完全に竜崎抱いてぇ!(キーモーっ!)状態でした。
そして乳首にこんな伏線があったなんて!もう、ホントにヨネダ先生は何を見たら聞いたら食べたらこんな事考えつくのだろう!
ただただ矢代の乳首がカーイーのかなー矢代魔性!なんておノンキに思ってたけど、ノンケ間違いなしの竜崎も自分自身では矢代に惹かれるのを止められない思いをジレンマそれを腹立ち紛れにに乳首カミカミしてたけど、この車の中では、矢代の服を見て、そして「すえた臭いさせやがって」で、『あの日、キレイなふきんで拭けと渡して大事にしてやったのに!なんだよこの臭い!百目鬼のか!?』くらいに思って今回は強めに乳首カミカミカミくらいしちゃったのではないでしょうか?
しかし影山は友達として矢代にヤクザをやめさせようとしてましたよね?かわいそうな奴なんだとも思ってるし。
竜崎も矢代の事をかわいそうな奴と思ってたけど、オンナの様に守ってやろうとずっと思ってたとは!
それでヤクザにゃ向いてない、やめさせてやりたいと思ったんですね。ここで大概の読者、男性も女性も竜崎の男気にやられてしまうのではないでしょうか。
私なんて竜崎に男気どころか雄を感じた!私の抱いてぇぇぇ!が再び発動!(だからキーモいー!)。
手遅れになっちゃったけど、矢代にオンナの事を頼んでいきますし。
こんななんとも切ない竜崎との別れのシーンを鯨と鮫とののやり取りで笑わせて次のシーンへの切替とさせるヨネダ先生の手腕に今度は敬礼したい!
そして平田の闇、いやもういっそ病という字を当てなければいけない。
この平田の不穏なシミは広がっていき、やがて物語のキレイな部分まで覆い尽くすのではないかと不安にさせられます。
情なんて持ち合わせてないような平田の動力は1巻にある矢代のモノローグ「男 おとこ オトコ 〜仮性ホモの集まりだ」が表す情から派生した執着と嫉妬。竜崎の屈折してわかりにくいけど暖かい情とは間逆のぞっとするような歪んだ情なのでは。
これらの原因の三角ですが、矢代をどうしてもヤクザ、組員にしたかった、上に引き上げたかったのは黒羽根が組員でなかった点も関係してくるのですかね。
以上はユルい頭で考えてみました。
あとがきによると「囀る〜」を連載し始めて5年半過ぎましたとありました。
このクオリティを保って5年半と驚き、この5巻で折返しにきてまだ続きますとのお言葉にまた嬉しい驚き!
まだまだ「囀る〜」の世界に浸ってられるのです。ブルーベリーでも食べて目を労わりつつ長生きせねば!
今回もいいところで終わってるんですよ。といっても「囀る〜」は毎話でもいいところで終わってますよね。
(1)〜(5)を読み返しながら楽しみに(6)を待つ事にします。
お互いの気持ちをさらけ出して、ひとつになるのがゴールかと思っていたら・・・まだまだ折り返しという嬉しい誤算でした!
あの矢代が、百目鬼が、あんなに素直に気持ちを伝えるとは思わなかったです~(涙)
2人とも本当に頑張りましたよ。。。
物語の引き出しがとても多いヨネダ先生の力量に感服。
まだまだ主役2人の気持ちが本当の意味でひとつになったわけではないし、
まわりの人々の物語も面白くて、もっと読みたい!もっと知りたい!病に。
登場人物たちがみんなとても魅力的になんですよね。
特に竜崎や三角さんがとっても男前です!
登場人物達の引き立て役のような平田。
ただ血がドバっととか、指を落とすとか、痛いシーンだけは減らして(なくしてもいい!)欲しいです。。
血に弱いヘタレな私。
最終的なゴールがどうなるのか、全くわからない作品ですが、
2人のハッピーエンドを願ってやみません。
早く次巻が読みたいです。
いろんな意味で緊張感の高い5巻でした。
進みそうで進まなかった矢代と百目鬼の関係性が動きはじめることから生じるそれぞれの戸惑いと激化する抗争の中で次第に明るみに出てくる男たちそれぞれの思惑と。
23話、24話は本当に圧巻でした。
浴室での矢代の告白には壮絶な葛藤が見え、心臓を鷲掴みにされます。
その後のキスシーンが情感たっぷりで、どうしようもなくロマンチックで悶死するかと思いました。
いったん正気に戻った矢代を介抱しながら、雄スイッチが起動してしまった百目鬼の言葉「この身体を もう誰にも触らせたくない」「俺しか欲しくなくなるように」は、あまりにストレートで感動しました。はじめて結ばれる二人のラブシーンなのですが、それば超絶美しいものの、矢代の心身の震えが伝わってくるようで終始不安な印象を覚えるのでした。
後半のヒューマンドラマ、竜崎の「情」の顛末にはうるっときます。嫉妬に燃える平田というモンスターをつくった罪作りな三角さんの過去がわかり、そんなことが!ってことがこれからもっと出てきそうで今後の展開にますます期待大。
それぞれが、それぞれに抱える思いにやっと正面から向き合い、そして動き出していく、物語はこれから!という印象を受けました。
いつも新しい感動があり、本当に最後の最後まで目が離せない、惹きつける作品です。
雑誌でも読んでましたが、一冊にまとまって読むと切なさ倍増でした。
待望の百目鬼と矢代の絡みなのに、こんな辛い思いを伴うなんて…。
お互いの想いをぶちまけセックスをする事になるが、そこに甘さや喜びは一切見えないんです。
幼い頃の性的虐待から自身の「痛み」に気付かないフリしてそれを快感と勘違いさせてきた矢代が、百目鬼の丁寧で優しいセックスにより誤魔化し続けてきた今までの痛み・辛さを認識してしまったかのようなあの矢代の涙。
「俺を壊すな」と言う矢代の言葉から、百目鬼により今までの自分が崩れるという予感もしていたんだろうな…。
矢代に置いていかれた百目鬼は勿論矢代を追いかけて行くんでしょうが、百目鬼を捨てた矢代は元に戻させないんだろうし…と今後の展開が不安いっぱいです。
そして竜崎の矢代への想いがまた切なかった!
竜崎の件といい、平田が過去やらかした事といい、平田どうしてくれよう…と腹たつやらムカつくやら。
平田の一連の行動の起因が三角さんなんですよね。
三角さん…罪な男だわ。
物語はまだまだ続くそうで、今後も胸が苦しくなる展開なんだろうな。
ハラハラドキドキしつつ連載(六巻)を追いかけたいと思います。
4巻の最後がはらはらどきどきだったので、この先どうなるのか?
結ばれるのが自然なのでは?と思っていたので結ばれて良かったです!
この展開が読めて幸せです。でも、結ばれるのに紆余曲折がありましたね。
なんで相思相愛なのに悲しそうなのかなあ
矢代は優しく抱かれるとよわくなっちゃうタイプかな。
ずっと、乱暴にされながら主導権を握って突っ張っちゃうタイプ…
畳の上では死ねないかもしれないね。
そして、百目鬼捨てて、またやくざの抗争へ
その辺なんだかお話についていけなくなってしまう体たらく
本気で百目鬼、矢代追いかけて
「追いかけて、追いかけても、つかめないものばかりさ
愛して、愛してもうおぅ、近づくほど見えない…」
ばりですかね…
この先の展開を末長く、首をキリンさんにして待とうと思いました
今までに沢山のBL作品を読ませてもらっているけれどここまで衝撃を受けた作品は無いかもしれない。言葉を尽くしたいけどでてこない。。。ほんとに単純に凄い、凄すぎる……って思った。BLに限らずNLでもなんでも心臓を持ってかれる、っていう感覚に陥ったのは数少なくて、そのうちの一つに入る。
ほんの少しだけネタバレ↓
1回目読んだ時はただただうわ、うわあぁうわーーーって言いながら読んでたけど何回も何回も繰り返し読むにつれて冷静になってきて、あの最後に虐待されてた過去を思い出すなんて、矢代はまだ全然救われてないんだろうなと思った。矢代自身もよくわかってないくらいこんがらがってるんだろうなと思った。百目鬼でさえ矢代を救えるの?幸福を教えてあげられるの?って感じ。。。後書きにまだまだ続くと書いてあったので百目鬼がここからさらにパワーアップするのだろう……。
最後に…
囀る鳥は羽ばたかないって誰のこと言ってるんだろう?と思ってたけど今巻では囀る鳥=矢代のそばで綺麗だと頑なに言う百目鬼のことなのかなぁなんて思った。
こういう作品を読んでしまうと、いつも自分がどれだけ〈神〉評価を大盤振る舞いしているか反省させられます。格が違うというか、凄過ぎて神を1つしか押せないことに酷くもどかしさを感じさせられました。付けられるものなら神を10でも20でも付けたい。私の読んだ作品の最高傑作になる一冊と言っても過言ではないほど心を鷲掴みされた一冊でした。
前巻が、こんなセリフを残してオアズケなんて〰️と絶叫したくなるところで終わっていたので、発売日が待ち遠しくてウズウズして読み始めましたが、予想をはるかに越えてよかった…。
(当然といえば当然ですが)今までの矢代がしていたようなただの性欲処理のようなセックスとは違って、一つ一つの行為はもちろんのこと、二人の心の揺れを非常に丁寧にかなりのページ数を使って描かれていて「エロくて悶絶〰️」とか「きゅんときちゃう」といったものとは全く違った苦しいほどの胸の昂りを感じる絡みで何度も何度も読み返してしまいました。
その一方で、二人が抱える目を背けたくなるほどの壮絶な過去やトラウマ、取りまく環境や置かれている立場などいろいろなものが絡み合っているせいで、確かな想いがあってもこの二人は一線を越えるところか、口に出すことも儘ならないと考えていた私としては、身体を重ねるところまでたどり着ければ少なくとも気持ちの部分だけでも好転するものと安直に思っていただけに、百目鬼の抑えきれない想いの告白や、自分だけのものにしたいという独占欲、身体中への優しさ溢れる愛撫、そんな真っ直ぐな想いに対してさえ受け入れられない矢代の涙はたまらない気持ちになりました。
あの涙は、痛めつけられないと感じることができない身体と思わなくては生きられなかった自分自身に気づいてしまったからなのか。手離したくないと思うほど愛しい人に優しく求められることで初めて知った悦びの代償が、自分を守るための虚像だとしたら切なすぎる…。
百目鬼を切り捨てた理由も、雛鳥の刷り込みと同じで自分に心酔するのは勘違いとばかりに言っているものの、むしろ堅気の世界へ無理矢理にでも戻したい矢代の愛情のようにも思えるし…、自らの一番柔らかくて大切な部分を削ぎ落とし極道に生きる覚悟を決めたようにも思える。一方の百目鬼も自分が矢代に向ける抑えきれないほどの想いとは違った〈矢代の何か〉であったとしてもすがりつき繋ぎ止めずにはいられなかったなんてあまりに切ない。一線を越えてお互いが気持ちの深い部分に触れ、今までの関係から変化せざるを得なかった二人のこれからにますます目が離せなくなりました。
そして当て馬好きの私としては(笑)竜崎の不器用に矢代を想う姿に今回もかなりきゅん…ときてしました。瀕死の傷を負っていながらも、怪我を隠して、憎まれ口を叩いて、極道辞めろって忠告したり、さらには乳首まで噛んじゃうなんて…格好良すぎるよ(泣)そんな竜崎に向ける矢代の笑顔がまた素敵で…まだまだ竜崎には素直になれないこじれた愛情みせてほしい!
平田のオッサンの嫉妬深さが半端じゃないことも明らかになったことで話もまだまだ拗れていきそうな気配もするし、後半全然出てこなかった百目鬼の動向も気になる…。
それぞれの抱える闇や、もがき苦しむ姿を見るのは切ないながらも加速していく展開にますます期待は高まります!あぁ6巻が待ち遠しい!!
最近この本を読み始めたので、皆さんほど読み込んではいないと思いますが、感想を。
矢代はその壮絶な性的暴行を受け続けたせいで「ドM、変態、淫乱」という自分を演じることで、自分を客観視して生きてきたんだと思います。
ですから、乱暴なセックスは自分を保つための手段なのかな?と。
ですから、矢代の乱暴なセックスシーンはそれもどことなく物悲しく切ない。
それが百目鬼とのそれは今まで経験したことのない行為。
矢代が着ている「変態、ドM、淫乱」の鎧の奥には、性的暴行を受ける前の純真で無力な少年がいるんでしょう。矢代はその鎧を脱ぎたくないんだろうな、辛いから。
だから「俺を壊すな」と言ったんじゃないかと。
でもって、百目鬼の一途すぎる思いも矢代には怖かったんじゃないかと思います。
今まで痛い目に遭わされたり、軽蔑されたり、無感心され続けた人生、でもって、あんな壮絶な子供時代をたった一人で耐え続けて来たんですもの、怖いよね、いろんなことが。
矢代の涙は、あの無力な少年に戻ってしまったゆえの涙なのかなと、でもってまた「変態、ドM、淫乱」という自分を演じるべく百目鬼の部屋を出ていきます。
かなりの切れ者の矢代、他人の何手先もの策を講じる、かなりの策士。
百目鬼を遠ざける手立てをしたのかな・・と思うけど、セックスの途中から、百目鬼は強く、かっこいい男に変化したように思います。
最後はセックスの主導権は百目鬼だったような。
そんな百目鬼なら矢代が講じた策をも乗り越える行動力が備わったのでは?と。
今までの百目鬼とは違う百目鬼になっている・・・と思いたい。
頑張れ百目鬼!いい意味で矢代の思惑を超える行動力で矢代を守って欲しい。
でもって平田は「クズ」、最低の人間です。
男の嫉妬は怖いとつくづく思いました。
平田は誰にとっての「黒羽根」「百目鬼」になることもできず「三角」「矢代」のようにもなれない人間。だけど自己評価だけは無駄に高い。こういう人いますよね、嫌われるけど。
三角さんと黒羽根さんの関係や天羽さんとの関係も書かれていました。
三角さんが襲撃されて黒羽根さんは指を詰めたんでしょうか?
矢代と百目鬼のような関係、そういう黒羽根さんをつまらない嫉妬で刺し殺す平田。
で、今も矢代にもつまらぬ嫉妬で命を狙う男。そんなちっさい男が幹部になどなれるはずがないのに・・・。
しかし三角さん自己評価が低い、それが災いのもとになっているんですよ!過去も現在も!
でもって、竜崎!死ぬんじゃない!頑張れ。
彼も矢代の中に純粋さを見た一人。助かって!!
三角さんと天羽さんの関係はわかりましたが、もっと掘り下げてほしいなと。
天羽さんに興味津々です。また、今後のさらなる活躍に期待。
杉本と七原の関係も知りたい。
願わくば主要キャストは死なないで欲しい、平田も。
おそらく前半戦のクライマックスの巻かと思います。
まだまだお話は続くようですけど、なんとなく一段落という感じ。
後半戦、この男たちの生き様をゆっくり見ていきたいと思います。
とにかく矢代が魅力的すぎて、大好きです。
一日千秋の思いでじりじりと待ち続けた『囀ずる鳥は羽ばたかない』の5巻。
4巻が、そんな殺生な~!というところで終わったのでコミックス派の私はかなりのたうち回りました。
個人的な予想としては何だかんだでセックスしないだろうな、と。
そして、5巻。
逸る気持ちを抑えつつ深呼吸してからページをめくりました。
私、人生で初めてセックスシーンで涙。
セックスを拒んだ百目鬼に対して矢代が放つ心ない言葉の数々、わざとそんな言葉を選んで投げつけているのに、いざ百目鬼が傷付いた様子を見てとると、百目鬼以上に傷付く矢代。
百目鬼のまるで子どもの作文のような不器用でまっすぐな告白シーンをその場ではどうでもいいように流したのに、お風呂場でその意味を理解する矢代。
このタイムラグというか、人からのまっすぐな愛情を瞬間的に受け取れない矢代が悲しい・・・。
お風呂場で百目鬼に「・・・お前をどうにもできない」と力なく呟く矢代が脆くて壊れそうで読んでいて胸がキリキリしました。
小学校三年生から義父にいいようにされ、呪いの呪文のように「痛がると余計子供ができちまうんだぞ」と言われる。
子どもがそんな言葉を言われたら、心を、体を守るために自分すらも騙していくしか生きていく術がない。
痛くない。自分は痛いのが好きなんだ。痛くなければ感じない、気持ち良くない。
これは、誰かに強制されているのではなく「自分の意思で痛いのを選んでいる」。
そしてねじ曲げられた自己認識は「ドM」に塗り潰されて。
この自己認識は己を守るための砦だから崩されるのはとても怖いし、本能的にそうならないように幾重にも予防線を張って逃げている。
きっと無意識の自己防衛反応。
そこに朴訥で直情バカ(誉めてる!)の百目鬼がきて、矢代はどうしようもないほど揺れる。
崩されそうに揺れる足場に恐怖しながら、百目鬼に構わずにはいられない。
それこそ過去、眠る百目鬼に優しいキスをこっそりしてしまっていたくらいに。
二人のセックスシーンは切なくて愛しくて。
矢代を大切に大切に扱う百目鬼。
もっと痛くしろ、と言う矢代に「しません」と断固拒否。この辺りの百目鬼の確固たる想いの強さに胸が熱くなります。
どうでもいい奴等としかセックスしてこなかった矢代にしたら、百目鬼とのセックスは何もかもが初めての感覚。戸惑いもあれば、おそらく信じていたもの(セックスなんて全く大したことがない)が崩される恐怖もあったと思います。
矢代の「・・・・・・壊す・・・な 俺を」の言葉を百目鬼は「体」を壊すな(無茶をして体を傷付ける意)と捉えたけど、矢代は「心」の事を言っていて。
この伝わらない感じも哀れを誘う。
セックスの最終盤、なぜここで思い出す!と辛い気持ちになりますが、この愛あるセックスだったからこそ引き出されてきた記憶だったのではないかな、と。
心の奥深く誰も触れられない場所に沈め、矢代自身も認知していなかった「ドMに後天的にさせられたんだ」という事実と向き合ってしまったように感じたシーンでした。
この気付きがいずれ良い方向に進んでくれることを祈るのみです。
矢代が百目鬼に何も告げずに部屋を出て、周囲の人には「百目鬼は捨てた」と言う。
自分から手放し、ヤクザの世界から遠ざけようとするのは矢代なりの愛であると思うけれど、切なくて仕方がありません。
影山に百目鬼への想いを指摘されて(というか、影山は久我に教えてもらっただけ!)、百目鬼はインプリンティングされた雛鳥と同じだと。
矢代が百目鬼から向けられる想いをどんな風に捉えているのか本当のところはわからないけれど、あんなに曇りない想いを向けられてなお「雛鳥」と断ずる矢代の自己肯定感の低さがただただ悲しい。
抗争に目を向ければ、三角は会長から矢代をまわりに認めさせたければ組を持たせて独り立ちさせろ、と言われる。
ということは、暫くは若頭になることはないのかな。
竜崎はまったく報われませんが(愛)情をひっそり閉じ込めていた姿に純情な男だと改めて認識。
若かりし日の、窓辺にもたれた儚い矢代がずっと心に在り続けていたんだな、と。
恋に落ちた瞬間(心に棲まわせた瞬間)から、もうどうにもならないと分かっていただろうことを思えば不敏。
そして、平田。
想像以上に腐った男で!!地獄に堕ちることをひたすら願う。
当初、男の嫉妬は醜いなー、くらいにしか思わなかったのだけど、嫉妬というよりもっと根深く暗い衝動を抱えていることが判明。
ちなみに。
鯨。
見てないようで見てる人。車に乗り込んだ矢代のズボンの裾の水滴に気付く辺り神経細やかなのねー!
神以外の評価をつけることなどできない素晴らしい巻でした。
この先もまだこの物語を読める幸せを噛み締めています。
いろんな場所に沈めた心が揺さぶられ、静かに動き始めた巻だと感じました。
この巻で少しだけ「矢代」という人物の 心の柔らかい部分が つまびらかにされた気がしましたが、深い所を知れた分、余計に混乱・困惑した気がしないでもない。
今までの「可愛い部下」ではなく、一個人としての「百目鬼」の存在を認める浴室でのシーン。
「演じる」ことも忘れ、百目鬼に対する思いを ぽつりぽつりと語る矢代さんを見て「高校時代のあの場所から 彼はほとんど進めていないんだなぁ」と思いました。同時に、こんな風にあの時 影山にも言えていたなら、何かが変わっていたんだろうか…とも。
思い違いをしていたのか、百目鬼 頑張れ!の気持ちが強過ぎて私が敢えて考えないようにしていたのか定かではありませんが、思っていた以上に矢代さんの中の影山の存在が大きかった・・・
矢代さんの人間関係というか、近しい人との距離感の基準は まだまだ影山なんですね。
待望…のシーンはありますが、甘いだけじゃないからなぁ。でも、濡れ髪をタオルで拭いてあげる場面は良かった。過去とリンクさせる演出が本当に素晴らしい。
百目鬼からのキスで、自分に沸きおこる感情の答え合わせをしていったり…矢代さんは知っているんです、愛しさが込み上げた時 人はどういう行動をとるのか。
でも「この人は本当に恋を知らないんだなぁ」てことも、読み手は容赦なく突きつけられる。
連載されている本誌を読んでいて 私がいつもドン底に突き落とされる、二人が体を重ねる終盤の辛い過去がフラッシュバックするシーン。
ぐっちゃぐっちゃであろう 矢代さんの感情の中で何故あの場面が甦ったのか、正直私には分かりません。
男とヤるのが好き…なのではなく、本当は「相手の劣情を煽る自分が悪い」とか考えていたら、悲しすぎる。
好意を持って もっと知りたいと思い、向き合って 良いとこも悪いとこも受け入れようとするには、矢代さんはこの上なく しんどい相手だと思う。
でも百目鬼には矢代さんの手を決して離さないで欲しい。
浴室で、優しく包み込むように彼を抱き締める百目鬼が とても素敵だったので。
とうとう2人がーーー!!!!で感無量な1冊でしたね。
矢代さんのセリフや行動が痛々しくて切なくて何とか幸せになってくれないものかと願わずにはいられません。。
百目鬼、良い男だね。
あんたの愛情で矢代さんを幸せにしてやってくれー!!と読者はみんな思っているに違いありません。。
ただ、なかなか一筋縄ではいかないようなので、これからもそっと見守ります。
後半の抗争部分は、久しぶりに読んだら色々忘れちゃってたので前巻読み直します。。
ついに…矢代と百目鬼が…な巻です!
これが長い長い!この巻の半分は二人きりのやり取りとセックスシーンに割かれています。百目鬼がほんと丁寧で愛を感じる!ここまで前戯にページを割くBLもあまりないのでは?ですが結局二人の本心はまだハッキリわかりません。個人的には一瞬挟み込まれる矢代の子供時代のカットに泣いてしまいました。可哀想な子供には弱い…。
後半は組の抗争の話に戻ります。竜崎やっぱり憎めないやつです。平田の若い頃の話も出てきて面白かった。
矢代は結局百目鬼が好きなんでしょうか…、そこらへんまだなんとなくハッキリしません。そろそろ物語は終盤かと思いましたが、まだ結構続くようで楽しみです。
前巻を読み終わった後たまらなくなって雑誌を買いに走ったのがもう1年以上も前だなんて!
第23話、あれから何度読み返したか分かりません。
この回の矢代の発言が、1〜4巻をそれなりに読み込んでいたつもりだったにもかかわらず私の中ではとても予想外なもので、一読目心底驚きながら読んだことを覚えています。
雑誌のレビューに書いた内容とも少し被りますが、その第23話について改めてここでがっつり触れさせてください。(※ネタバレご注意ください)
この作品を4巻まで読んで、百目鬼の矢代に対する感情は色恋のそれというより、もはや「崇拝」に近いものなのだろうということは百目鬼のそれまでの発言からも明確で、これがどう前者の感情に変わっていくのか(もう少し正しく言うなら、どのようにしてこれは恋なんだと“自覚する”ことになるのか)、その転換点はいつ訪れるのか、本当の意味で百目鬼が“勃つ”っていうのはおそらくそういうことなのだろうと、そんなふうに考え、その瞬間を今か今かとじっと待ち続けていました。
そして4巻を読み終わった時点では、きっとそれには百目鬼側のひと頑張りが必要なのだろうと考えていたんです。矢代側がトリガーになるのは矢代のキャラからしてきっと無いだろうから。
でもね、見事なまでにそれは覆されました。
第23話、矢代があまりにも予想外な告白をし始めます。
矢代にとっての百目鬼は「共感」の対象だったんです。
矢代は百目鬼を自分と同じだと感じ、そういう意味でこれまでずっと百目鬼を特別視してきたのだと、そう自分では思っていたのだと。
矢代の口から共感なんて言葉が出てくることにも驚きましたが、それ以上に何でそう思うに至ったのか。
私には矢代の思考回路が全く理解できず、これまでの話をもう一度読み直し、ここでようやく1巻の「漂えど沈まず、されど鳴きもせず」が大きな伏線だったことに気付きました。
矢代の恋愛偏差値は、思いのほか低かったのです。
そして、この矢代の思わぬ心情吐露が百目鬼に大きな変化をもたらします。
百目鬼の目から不意に流れる涙の意味。
思わずつられ涙が溢れてしまった美しい転換点でした。
「強い」と信じて疑わず心酔していた相手があまりにも脆く儚い人だと分かった時、崇拝の魔法は自然に解けていくものなのだなぁ。
「自分はちゃんとこの人の何かではあるのだ」やっとここまで来たか百目鬼。
劣情として閉じ込められていた恋情が一気に溢れだしたであろう百目鬼の涙と心の中を思うと堪らなかったです。
ここからの展開はもうもうもう!!!やばかった…
いまだかつて一夜のセックスにこんなにもページ数を割いたBLがあっただろうか。
話数にして2話分、5巻の1/3のページ数を使っているにもかかわらず間延び感一切なし。すごい熱意!
百目鬼によってたっぷり丁寧に愛される矢代の姿はなんだかもう感無量で泣けてくるし、最初は矢代が可愛くて悶えが止まらなかったのがそのうち矢代にシンクロして私まで心臓がバクバクしてくるし頭から酸素がなくなって吐きそうになってくるし、ホントやばかったです。
パパッと読み進めてしまってはもったいない!と思い、ゆっくりじっくり読ませていただきました。矢代の可愛さはもちろんのこと、百目鬼のオス顔がついに見れたことも感無量だなぁ。なんという攻め方をする男なのか。想像以上のものを見せてくれる攻めでした。
夜明けとともに訪れる矢代自身の心の「夜明け」。きっともう矢代は今までのようなエッチは出来ないだろうなぁ。
あ!2巻の矢代宅のトイレ前でのあのシーンの「答え」もありましたよ( ´艸`)
あの時の自分の行動の意味に矢代は今ようやく気付いたのでしょうね。
思えばあそこで私の囀る萌えはハッキリと始まったのだっけか。
しかしながらまぁ、だからといってこの2人すんなりとはいきません。
えぇもう全然想定内でしたとも。
次の転換点が訪れるまで、またじっと待ちます。
後半はヤクザサイドのストーリーに戻ります。
頭の切り替えがちょっと大変でしたが、前巻から続く竜崎目線の矢代もまた私にとってはグッとくるものであり…ここからの展開も非常に見逃せないものでした。
竜崎の心の中が切ない…
そして三角のことがついに少し見えてきます。そこから更には平田のことも。
5巻のこの怒涛感はなんなのでしょう!
あとがきによると「まだ結構続きます」とのことですから、この先どんどん色んな感情の絡まり合いが浮き彫りになってくるのでしょうね。
楽しみです。
今はちょっとまだ前半への思いが強過ぎて全然頭が回らないけど、落ち着いたらこちらサイドのことも一度しっかりと整理しなければ…
私がヨネダコウさんを読み始めたのは遅ればせながら2014年の後半あたり。
あれから数年弱、こんなにハマっているとは思いませんでした。
今こうして描き続けてくださっていることがとても有り難いです。
10周年おめでとうございます。
なんだか私は、大変な思い違いをしていたのかもしれない。
インポの百目鬼と、相手選ばずの淫乱を標榜しつつその実シビアに選びまくってた矢代(どうでもいい相手としかやらない)。一線を越える、ただそれだけのことがとてつもなく困難に思える二人だったから、そこさえ乗り越えれば、何かもうすべての難題は一瞬で解決して、めでたしめでたしで終わるかのような幻想を勝手に抱いてしまっていた。
ヨネダさんもあとがきでおっしゃってます。この五巻はようやくある意味で区切りの巻、ではあるけれど、「実はまだ結構続く」と。そう、続いてもらわなければ困るのです。だってまだ何ひとつ答えをもらってない。百目鬼も、私たち読者も。
混迷の最大の原因は、矢代本人がいまだ混乱のただなかにあるから、としか言えません。この巻のほぼ半分を割いて、濃密に描かれた二人の初めての夜。百目鬼はどんなに欲情に駆られてもやっぱりいつもの百目鬼で、大事に大事に矢代を抱く。一方の矢代はといえば、まるでいつもの彼ではなかった。これまでどんなに凌辱されているように見えても、行為の主導権は決して明け渡さなかった矢代のしぶとさ、したたかさといったものがすっかり影を潜めて、終始いっそ頼りない、いとけないとでも言いたくなるようなその風情。百目鬼のことを「雛鳥」呼ばわりしていた矢代だけど、その呼び名、そっくりそのままアンタにさしあげますから。
それでも夜が明ければ 眠る百目鬼を残して一人去る矢代。ただ自分のやるべきことを果たすために。このときの彼はもうすっかり普段の切れ者の顔を取り戻していて、周囲にも気取らせない。百目鬼に残されたのは「自分はちゃんと、この人の何かではあるのだ」というあいまいな手応えだけ。これじゃ悩むなって方が無理だよ。
前半はほぼ二人きりの濡れ場一色ですが、後半はいろんな人の思惑、過去の因縁も入り乱れて、複雑な心理戦の様相を呈してきます。中でもやっぱり光るのは、土壇場に追い込まれてなお褪せない竜崎の矢代に対する想い。そうか、この人はずっと矢代のこと、守ってやりたかったんだ…矢代にはいつもしてやられたり、翻弄されたり、揚げ句は逆に守られる始末でままならないことばかりだったけど、最後に見たその笑顔がまた泣きたいくらいに綺麗だなんて…忠犬百目鬼とはまたひと味違う荒くれものの純情に萌えました。
そして矢代以上に罪つくりな男、三角さん。あなたが無自覚に垂れ流す漢の魅力は、あなたのあずかり知らぬところでいろんな男たちの運命を狂わせ、悲劇を生んでいたなんて。会長のいう「あんまり色々大事にしすぎるな」はけだし名言。情が深いのもほどほどに。
何度もページを行ったり来たりしながら、矢代の気持ちを取りこぼさないように読み進めました…0(:3 _ )~
4巻の「セックスするか」からの、カラーページ!
そこからなだれ込むのかと思いきや、百目鬼の告白~宇宙人パニック!この流れが最高過ぎます…。
3分の1近くページを使っての濡れ場ですが、百目鬼の溢れる想いと、矢代の抗う想いと素直な想いが切なくて涙を堪えながらエロシーン読みました…笑
百目鬼の部屋から出ていく矢代のあの表情は、どういう気持ちだったんだろう…。まだこれだけじゃ掬いきれてない気がして、今後更に気になりました。
竜崎もいい味出してます。彼の矢代に対する思いも、言葉で表すのは難しい…。この間柄もスッキリする時が来るのかな…生きて!
平田の過去や三角の半身、メインである矢代と百目鬼以外のキャラクターも生き生きしていて興味をそそられる本当に良作だと思います…が、もう最後は影山が矢代に突きつけた一言に全部カッ攫われましたよね( ˘ω˘ )
やっぱり!二人が気になる!!!
あとがきに、まだ結構続きます。とあったので、もう思う存分続いてください!一生ついてきます!!って感じでした( ͡ ͜ ͡ )
あまりにも色んなとこに萌えすぎてすっかり抜け落ちてましたが…さりげなく矢代が彼シャツしてます…はぁ…尊い…0(:3 _ )~
百目鬼の彼シャツの矢代…はぁ…なんて色っぽいんだ…ありがとうございます(´;ω;`)
待ちに待った『囀る~』の5巻。発売を心待ちにしていました。
ネタバレ含んでいます。ご注意を。
『囀る~』はBLなので矢代さんと百目鬼の恋のゆくえが軸にはなっているわけですが、でも、『囀る~』の魅力はそれだけではなくって裏社会の世界がきっちりと描き込まれていることも大きい。痛い描写もかなりありますが、それでも裏社会で生きる男たちのプライドと意地をかけた駆け引きがめっちゃカッコいい作品なのです。
なのですが。
5巻は矢代さんと百目鬼の「気持ち」という部分でかなり進展した巻だったように思います。
4巻の終わりで百目鬼のインポが治ってくる。
そんな百目鬼にかける「せっかくだしセックスするか」という矢代さんのセリフが、彼の強がりにしか思えないのは私だけか。
自分の身体を武器にのし上がってきた矢代さんにとって、セックスは駆け引きの道具であり、ギブアンドテイクであり、性欲を解消するためだけのものであり。だからこそ、自分の部下とはセックスしないというルールを課してきた。
そんな矢代さんの百目鬼に対する執着心、失いたくないと願う情、そして。
矢代さん自身、百目鬼に対する想いの「カタチ」が分かっていない風なのがこれまためっちゃ萌える…!
「怖い」
「壊すな 俺を」
とつぶやく矢代さんが、キタコレ!
彼に怖いものなど、今までにあっただろうか。過去の、あの恋の相手以外に。
今まで、彼が自分を守るために身にまとっていた鎧が、百目鬼によってはがされようとする瞬間。
矢代さんが経験したことのない愛情のこもったセックス。
あれだけ色事にたけた矢代さんの動揺っぷりが可愛すぎて、萌えが滾ってつらかった。
そして何より、二人の濡れ場が、めちゃんこ美しかった…。
前半は百目鬼の想いの限りがつまった濡れ場でほぼ占められていますが、後半は『囀る~』ならではの裏社会が描かれています。
竜崎の、矢代さんに対する想い。
平田との対決。
そして矢代さんのヤクザとしての顔。
矢代さんが有能すぎてどないしましょ、と思いつつ。
竜崎の死亡フラグが立ってますが、三角さんの大切にしていた舎弟絡みの過去や、平田の過去。そして何より矢代さんと百目鬼の恋のゆくえ。
早く続きが読みたい~~!
5巻も萌えが滾って仕方のない、神作品でした。
待ってました5巻!!
4巻でいよいよセックスか...?!と期待していたので本当に待ちに待っていました。
結論としては今までの中で一番だったように思います。なんといっても矢代と百目鬼が結ばれるのが一番グッときましたね。
百目鬼を追い詰めながらも自分も追い詰められる矢代。動揺してそのままお風呂に入ってしまって何故自分があんな行動をとったのか、どんな感情を抱いたのか、ただ考えてさらに困惑する矢代、最高です。
そこに来て抱きしめ、暖かい深いキスを降り注ぐ百目鬼にどう受け止めればいいか分からないものの矢代なりに受け入れ抱きしめ返す描写は、二人の思いが繋がったのかな? と思いました。
頭のてっぺんから足の先まで、ひたすらに舐め尽くしてマーキングするように甘い愛を注ぐ百目鬼に、甘すぎて受け入れるのが大変で吐きそうという矢代に対しての発言は、矢代の全てを受け入れる覚悟ができているという意味の表れなのかなあと思いました。
繋がるシーンはなんかもう滾りますね、ひたすらに。あまりの百目鬼の愛におもわずイってしまう矢代が最高に妖艶です。愛のあるセックスをこれでもかというくらいに注がれた矢代はどんな感情を抱いたのでしょうか...。自分の気持ちを自覚して、その後どうなって行くかが楽しみです。
久々の竜崎登場、かと思いきやしばらくは会えなくなってしまいそうですね。それが矢代なりの守り方だと思うととっても切なくなります。竜崎もまた矢代に惚れていた男の一人で、その気持ちを明かすことなく去って行く姿カッコ良すぎです。
とにかく、切ないの一言にすぎますね。平田の過去も驚かされるものばかりでした。もう一度一巻から読み直して復習しようかしら...
次巻はいつですかね。矢代と百目鬼に幸せが早く訪れることを願います
⚠︎清々しいほどのネタバレ⚠︎
ついに百目鬼と矢代繋がりましたね...(物理)
そう、、まだ物理です繋がってるのは、あくまで!!ここからが佳境でしょうなぁ...平田、竜崎の心の内もどんどん明かされていきましたからね!
盛大にネタバレなんですが、前半がほんとにずっとエッチシーンで、それはもう心が締め付けられるようでした...優しくされるの本当に慣れていないんだなぁと。今までずっと淫乱でドMな矢代さんが大好きだったはずなのに、今回のシーンを見て心が痛みました。
最後の最後で義理の父に犯された時を思い出してしまったのは何を意味してたのか...
私頭の回転が悪いのでここ深そうだけどどういう意味なんだろ...?ていうのが今回も多々あって悔しい...
そして後半はあんなにエッチシーンを見てたのが幻かのごとく百目鬼がいない!でもここで竜崎と平田が持ってくんですね〜
私自身、竜崎の恋路(かどうかは微妙だけど)を応援しているんです!結ばれてほしいとかじゃないんですけど...まあ正直に言うと最後にもう1回矢代と...!本音で、やってくれないか、!
ってところでしょうか。。
やっぱり竜崎の矢代への想いは愛情とか恋愛感情とかより庇護欲寄りなんだろうな、と。好きです。長い間淫乱な子を見てきて何だかんだ自分もやることやってるのに、コイツを救ってやれたらな...とか自分勝手にも思っちゃうキャラド性癖...
竜崎さんちゃんと生きてまた矢代と再開してくれ...
そして平田なんですけどここがよくわからなかったです。回想シーンみてるとほんと三角さんスパダリ...惚れる...ってつくづく思います。おじさんって素敵。
まあそんなことより、一番わからなかったのがなんで平田が黒羽根さん刺したのかってところ。根本的にわかりませんでした...平田は何を狙ってたんだ...?
誰かコメントでも解釈とか聞かせていただけたら嬉しいです。
とりあえずここまで全部まとめると
もう1回読み直そ...
です。これからもまだ続くなんてほんっっと拷問ですね!!さいこう!!
12/22のレビューで矢代の「キス」がわからなかったと書いてたニブチンなのでエラそーな事言えませんが、
平田は黒羽根さんを刺した、あからさまな殺意をもって、ではないかと。
ただ私もこれらのシーンでわからないなぁと思ってたコトがあるのですが、平田がビルの入口の下でチャカを持つ手が震えて見えませんか?
コレは当初は本気で黒羽根さんの助太刀を考えてビビってたという事ではないかと。ソレを黒羽根さんに「怖くなったか?」と言われてバカにされたように感じ、激昂してそのまま殺してしまった。
でも平田は当時から平田。チャカだとアシがつくからと冷静にナイフで刺し殺した事が描かれてるのではないでしょうか?
ココからはますます違ってたらゴメンなさいですが、銀友会の奴ら2人を黒羽根さんが殺したのわかってて平田は三角さんに「黒羽根さんと2人で報復してきました。オレがムショ行きます」と答えてましたよね?
引続き冷静に考えててムショ勤めすれば三角さんの信任を得る、そしてそのごほうびの親子杯、若頭までの出世コースまで手に入れる事を計算してたのかなーと。殺人ってマジメにお勤めしてると10年くらいででてきちゃいません?でも10年は棒にふらないか、計算上等平田くんだしなー。
あとは平田は竜崎にもあからさまな殺意を持って刺したのではと。竜崎は手加減したのではないでしょうか?そしたらますます竜崎がカッコ良過ぎかなぁ。
質問返しでスミマセン。
か
今回は、ネタバレなしではではお話できませんのでダメな方はスルーしてくださいね。
とうとうヤッちまったぞ~~~!!!
二人の心の葛藤が私の心にも突き刺さって痛い!
捨てられる事を恐れる百目鬼と捨てることを恐れる矢代。
しかし、とうとう我慢できずに百目鬼が突っ走っちゃいましたね。
優しく抱かれた事のない矢代さんは、百目鬼に抱かれて最後に涙を流す。
はぁ~。そして、逃げた。
やっぱりな展開なので驚きはしないのですが、矢代さんに早く幸せになってもらいたいのですが・・・。
竜崎のこれからや、三角さんと平田の過去編をからめつつ、続くって!
あとがきにまだ結構続きますってせんせがおっしゃられてましたが、これはちょっとした拷問ですよ!!!
大体1年1冊のペースですので、それがどの位続くのか考えただけで発狂しそうですが、何年でも待つ所存です。