条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
孤高のバイオリニスト×難聴のデイトレーダー 正反対の世界で生きる二人の、至高のラブストーリー
sekai de ichiban tooi koi
1巻から3年も経っていたとは驚きました笑
この作品はぜひ紙で読んでいただきたいです(-人-)
細かいとこまで見て欲しい!!
2人だけの特別、なくてはならない存在。全く違うからこそバチッとハマってる。ゆっくり物語が進んでいくからこそ読み手の没入感もすごい…満足感半端ないです。
先生曰く、書きたいことがまだまだ沢山あるようです。時間かかってもいいので、2人の物語を読み続けたい!!
2巻萌え散らかしました、
神レビューは皆様の仰る通りでm(_ _)m拝
ワタクシ、少しはしたないレビューをば失礼いたします♡
五十鈴の可愛さにドップり、
十嘉君の押せ押せに萌えました。
「願い事」は五十鈴に耳を塞いでもらって
静寂を得ること..。キュン!
もっと強引なのくるかと思ってましたよね、五十鈴くんも!
十嘉君の存在が、
どんどん五十鈴にくいこんで
唯一無二の存在となっていく。
十嘉君の本気が伝わってよかった(;O;)
「十嘉君とだったらどうなってもいい」
(*ノェノ)キャー
玄関でステイだった十嘉君が!
ここまで許されて!
十歳差ですよ!19歳!
やんちゃを我慢して今回はきちんと
五十鈴の気持ちを聞く十嘉君、
がんばったね!
そこからのガッツき台詞(*ノェノ)再
五十鈴は十嘉君の言う通りカワエロいし...♡
十嘉君のタトゥーもセクシーすぎる。
美味しすぎます。
想定以上、K点超えでしたあ...♡
二人の欠けているところが
お互いで満たされてる。
多幸感あふれる2巻でした
続編がとーっても楽しみです!
1巻から続きが出るのをずっと心待ちにしていました。モノクロの、静かな映画を観ているような感覚に陥る、本当に良い作品です。一言でいうとエモい。お互いが惹かれ合う心情がとても丁寧に描かれています。恋愛だけではなく十嘉のバイオリンへの取り組み方も五十鈴の存在によって大きく前進していきます。波の音が聞こえてくるような、海辺の描写がとても良きです。足跡を後ろから辿っていくあのシーン、堪りません。2巻で二人の関係が大きく変化しましたが、まだスタートラインに立ったばかり。3巻がもう待ち遠しい。
前作ではまだ二人の関係はあいまいで、友達以上?というところ止まりだったのですが、今作では更に二人の関係が進んで少し頑なだった五十鈴さんの心が解れていくのですが、十嘉くんが時間をかけて五十鈴さんの気持ちが自分の気持ちに追いついてくるまで待ってくれるので、そういうところがとても優しくて暖かくて良かったです。
最初急に距離を詰めて拒絶されたので、一つ一つ確認しながら玄関まで入るのを許されていたところから、リビングへとステップアップしていくのが好感持てました。
そして、ついに二人が結ばれるところまで描いて下さって先生に感謝です。
お話まだ続くようなので、くっついてからの甘々な二人がこれから沢山みられると良いなと思います。
3年ぶり、待望の2巻!!
2人らしくゆっくり進みながらも、
やっと!というシーンが見れたのが最高に幸せでした。
やはり海辺のシーンがとても印象的で。
足跡を重ねる五十鈴の行動は
それ以前に比喩で表現されていた、
“迷い悩みながら独学でバイオリンを習得してきた幼い頃の十嘉“
の軌跡に寄り添うように思われ、感動しました。
また、恋愛面では甘いはずの『特別』という言葉が、
こんなに切なく感じられるモノローグは初めてです。
麻生先生の言葉選びにはいつも感服します…。
あとがきには3巻で完結とあり、寂しいですが、
結ばれたふたりのこれからのストーリーが読める
3巻が今から楽しみです。
待望の2巻!!!
2人のゆっくり進んで行くストーリーが最高でした。
五十鈴さんと十嘉くんの劣等感。
天才肌で大人っぽいけどまだまだ子どもの部分がある十嘉くん。
いつも人一倍頑張っては色んな事を諦めていた五十鈴さん。
お互い影響しいつの間にかお互い支えられていて
必然的に出会った2人なんだなぁと深く思いました。
2人が紡いでいくストーリーが美しく儚い...。
2人が幸せになってくれて本当に嬉しかったし
今から3巻で終わってしまうことが寂しいです。
1巻の余韻から抜け出せないまま続きを待っていたので、本当に嬉しいです!
二人のゆっくり進んでいく恋模様を見られて感無量です。
十嘉くんの切実な想いが成就して良かった良かったとお母さんのような思いで見守らせて頂きました。
五十鈴さんが段々と好意を抱いて様子もとってもいじらしく可愛くてにこにこして読みました。
海デートの2人の様子や海の音がなんの音なのか分からない五十鈴さんに十嘉くんが教えてあげるところが本当に素敵で名シーンでした。
先生が海へ行って本当になんの音なのか確認してきたと言っていたのが余計に真実味があって2人がどこかにいるような感覚を覚えました。
2人の今後をずっと見続けていきたいそんな作品です。
前巻では友人以上恋人未満で終えてしまっていた二人ですが、
この2巻でようやく想いが通じ合いました!!
五十鈴の気持ちが変わってゆくのをじっと待ち続けた十嘉に祝福を~!
一度は十嘉からの想いを拒んだ五十鈴でしたが、
改めて絆を深めてゆく過程で十嘉への恋に気付く瞬間にぐっときてしまいました。
音楽を愛しているのに、音楽の世界に馴染めない十嘉でしたが
五十鈴との出会いによって誠実に向き合っていこうとする変化が
感じられました。
そして、難聴であることを理由に外の世界に触れることに
臆病になっていた五十鈴が十嘉に手を引かれて一歩ずつ踏み出してゆき、
互いの世界を広げ合える二人の関係性が素敵でした。
両想いになったものの、物語はまだ続くようです。
次巻で完結とのことですが、一体どんな展開を迎えるのか、楽しみです♪
感覚的には前巻からそんなに経っていたとは思わずとても驚きました。前巻では十嘉(とおか)が告白して五十鈴が一度は断ったものの2人の間の空気は甘く、今巻でやっと友達でなくなった2人の関係性がまた良いのです。
十嘉は五十鈴から五十鈴は十嘉から影響を受けてて、お互いに少しずつ変わって来てることがとても自然に描かれてて時の流れがゆったりしてるのがこの作品の魅力なんです。
そして今回も見事だと思ったのが五十鈴が体験してるだろう世界を音のない漫画で描き切ってることでした。あと十嘉の子どもの頃のお話がまた音に関することなのですがこの描写もお見事でした。自分の子どもの頃の情景まで蘇って来ました。
とても難しい題材を情緒豊かに描き上げている素晴らしい作品だと思いました。派手さはないけどジワジワと染み入るようなお話でした。次で完結するようですが2人がお互いに共鳴し合った結果どうなるのかとても楽しみです。
1巻からかなり間が空いての発売だったため、間を空けずに読んでいたらもっと高評価になった可能性もありますが、実際3年ぶりに読んだ2巻は1巻ほど刺さるものはなかったかなぁというのが正直な感想です。理由は、要所要所でじんわり沁みるシーンはいくつかあったのだけど、2人の心情がほぼ一定というか最初から相手への好意は丸分かりで、加えてお互い思いやりに溢れた人間なのでぶつかることもなく、さらさら流れるようなストーリーだったからかな、と思います。難聴の人として特別扱いされたくないという五十鈴が、これから少しずつでも自分の素直な欲求やその時の気持ちを十嘉に吐き出せるようになっていくと、また2人の関係性に変化が出てぐっと印象が変わるかもしれないと思いました。
2巻の発売をお待ちしていました!
十嘉くんと五十鈴さん。二人ともそれぞれに魅力のあるキャラクター。
十嘉くんは、夢中になり、懸命に努力することができる。
五十鈴さんは、困難があっても諦めることなく、前を向いて進み続けることができる。
そんな二人が出会い、紡ぎ出す物語、奏で始める物語は、読者の心の奥底にまで触れるような強さを持っていると思います。
二人が距離を近付けていく過程、それぞれに抱えたもの、生き方、どれもが大切で、重要で、それらが丁寧に描かれている作品。
十嘉くんと一緒にいるとき、様々な理由で楽しそうな嬉しそうな笑顔を見せる五十鈴さんが可愛くて愛おしくて好きです。
五十鈴さんと接するうちに、少しずつ変わっていく十嘉くんが好きです。
自分にも、周囲のことにも、目を向け、対峙することを学び、意識するように変わっていく姿がなんだか瑞々しくて、見守らずにはいられません。
五十鈴さんも十嘉くんも、出会えたことで、とても大切なものをお互いに見出だせたのだろうと思います。
そしてそれは、ただ出会っただけでは無理で、接して向き合うことで紡ぎ出せるもの、奏でられるもの。
2巻の海のシーンは感動的でした。
あの出来事を経ての、あの告白。感動のあまり頭を抱えました。
1巻のあの出来事から、十嘉くんをなかなか部屋に入れない五十鈴さんの頑なさが少し意外でしたが、二人にとっては必要な過程だったのだろうと、今なら思います。
五十鈴さんの尊厳と、それを十嘉くんが尊重できるのかどうか。
五十鈴さんの意図とは異なるかもしれませんが、私はそのように感じました。
入室禁止を律儀に守ろうとする十嘉くんが「守ればいいんでしょ」というような投げやりな態度ではなかったところに好感を持ちました。
十嘉くんには、五十鈴さんを一人の人として尊重しする気持ちがあり、尊敬もしているのだと感じられて嬉しかったです。
次の3巻で完結とのこと。最後まで、いち恋を追いかけます。続きを楽しみにしています!
良かった…!
あとがきで先生が考えられていた別パターンではなく、今読んだこの2巻を読めて良かった…!(とは言え、きっとまた別パターンであったらその深さに翻弄されまくってる自分も容易に想像出来てしまうのですが…w)
とうか君にとっても五十鈴にとっても互いの存在と相手が居る空間の居心地の良さと、他では得られない「特別」を感じてる2人
とうか君は耳が良過ぎて煩わしい音さえも聴こえてしまうから、静かな空気を纏う五十鈴の側が落ち着く
五十鈴は自分を特別扱いしない、優しくない優しさに特別を感じる
そして既にとうか君からは「特別」を伝えられている
こんな2人が一緒に居ない世界線がBLにあってはならないょ、、、
と、共に歩く人生を強く願って止まない2人
そんな2人の近付いて重なって行く行方をじっと見守れるこの2巻は3年待った事を長かった、、、って思わせない位に感動をくれる1冊でしでした
本当に読みたかったのはコレでした!
と心から思えた2巻
また3巻も楽しみにお待ちしております
他の方も触れていましたが、3年振りの新刊だそうです。
もうそんなに経つんだあという驚きとともに、着実に2人のペースで愛を育んでいった2巻。
とうとう終盤では致します。
というのも、五十鈴が十嘉へ対して心を許し、寄りかかってもいいと思いたい、同じくらい大切にしたいと思う相手となったからでした。
本音を言い合えるなかになった2人。
とくに五十鈴の感情の変化は、目を見張るものがありました。
そのシーンで、「特別」な人にしないで でも 君の特別にして という五十鈴の言葉は、この作品だからこそ。
この2人だからこそ、キュンとするセリフでした。
すごいなあ。
このさじ加減。
天才すぎません?!!
読んだとき、鳥肌立ちましたよねえ?!!(同意求めるパティーン)
からの、孤独だった2人がお互いの大切な人となっただろうラストページは、次巻へ向けての良き助走となるのか。
それともまた新たなる嵐の予感なのか。
次巻で最終巻とのことなので、おそらく前者だろうと信じております。
というか、心をじわりと熱くする結末がどのようなものなのか、楽しみで仕方がないです。
個人的には、お表紙のカラーが1巻白とピンク系
→2巻ブルー系ときて、次はなに色なんだろうというのも気になっています。
黄色系かな??
それとも、、、??
耳の不自由な五十鈴と大学でヴァイオリンを学ぶ十嘉の物語、第2巻。
前巻が出てから3年だそうです。そんなになるのかー、と1巻を読み直ししてからの2巻読書。
第1巻では、知り合ってから仲良くなって、まだまだ恋には発展していない五十鈴の心情がメインでしたが、続巻である本作は十嘉がメイン。
ヴァイオリンと向き合い、自分自身とも向き合い、通訳を介しての先生とのやりとり、翻訳アプリを通じての先生との直接の会話、溶け込めずに浮いている同級生との合奏課題、そして、五十鈴への思い。様々なエピソードとそれに伴う十嘉の揺れ動く気持ち。とくに、五十鈴のことを何度も何度も好きになる、大切に思う気持ちがつぶさに描かれ、十嘉という人物を多角的にこれでもかと描ききり彫り出され、加えて彼にとって五十鈴がどれくらい特別な存在なのかも分かります。
ものすごくじっくりと丁寧に、気持ちや考え方の変化を描いていて、読み進めるのが勿体ないような、不思議な心持ちになる作品でした。
麻生先生の美しい絵が、作品世界にとても合っていて、少しの目線の変化、キャラクターが捉える事象、光と陰、音と静寂、何もかもがこの繊細な筆致に現れています。
今回もたっぷりのページ数で、満足度がとても高いです。
小さいエピソードの積み重ねを経て、一緒に居ることが“普通”になっていくのが伝わります。居ることが嬉しい、会えないと淋しい。恋人同士なら当たり前の感情に戸惑う五十鈴と十嘉を、読んでいるこちら側も追体験するように味わえる。すごい作品だなあと思います。
ろう者の登場する作品は他にもありますが、この作品の世界観は独特で、メインの二人にぐっと焦点が当てられて、そこからはずれない。つねに「寄り」なのが、特徴で魅力と思います。
3巻以降変わっていくのか分かりませんが、敢えて広角にする必要もないように思います。
(同じ著者の「リバース」もメイン二人にずっとズームしたままだったので、本作もそうかもしれません)
書き下ろしの「夜明けにいちばん近い夜」は、おまけとかSSとかではなく小品と称したくなる、芸術品みたいな番外編でした。
2巻、めちゃ良かった
1巻で丁寧に2人のキャラを理解して、その上で2人の間にある隙間を知り、その間を埋めていく2巻
続きもので読ませる構成がバッチリです!
尚、あとがきによると3巻で完結、との事
2巻で完結な訳ではないけれど終わり方としては3巻を穏やかに、でも心待ちに出来る終わり方をしてくれています
なので、読みたいけれど完結待ちしようか迷ってる方、、、読みたい気持ちを開放してもきっと大丈夫だと思いますよ~(๑❛ᴗ❛๑)と言いたい位に2人の「恋」はもう既に遠くはない、、、と思います♡
それでも未完なのにはちゃんと壬生くんサイドのお話しや、「これからの2人」のお話しがきっと読めるのではないか、、、?と期待できるのかな~と思わせて下さる余韻が十分!
こんなに気持ちよく読めて、まだ先を期待できるという幸せな2巻
読んで良かった (ღˇ◡ˇ*)♡
五十鈴さんは声でお伝えする事は出来ないけれど文字で伝える事が出来ます
壬生くんは音を拾う耳はいいのに人の声と想いを聴くのが苦手
人と違う事(耳の事や独学で自分の音楽を表現する事など)で「特別扱い」される事に違和感を感じ辟易したり諦観を感じていた2人
そんな想いを超えて「あなたの特別」になりたいと伝える
海辺のシーンというドラマ性もバツグン(*˘︶˘*).。.:*
もぉ物語に浸れる、、、浸りまくる、、、
砂浜に残る壬生くんの足跡に自分の一歩を重ねる五十鈴さん…!
何でしょうか、、、めちゃくちゃ愛おしい…~~(>ω<)‼
…最高のLOVE STORYをありがとう
文字だけでなく体の動き、目線や手指の動きや流れる周りの情景など、、、描写の全てで「流れるように」彼らの物語が紡がれている…!漫画の力を凄く感じます
バイクの描写とか、ほんと上手だなぁ~。。。と、風を感じる描写に心が沸き立ちました.゚ .(´∀`*). ゚.
五十鈴さんが壬生くんの腰に回した手にきっとギュッと力を強めたんだろうな~。。。なんて彼らの時間を疑似体験出来るような感覚にさせてくれます
もの凄く読後が穏やかに、心が優しくなれる1冊でした
3巻、とても楽しみです♡
そうだ…!1巻レビューで気になった壬生くんの首元はタトゥーでしたね~
分かってスッキリ!
あと、番外編を読む順番は1巻→番外編→2巻でも、1巻→2巻→番外編でもきっと大きく影響はしなさそうですのでお好きなタイミングで良きかと♡
私的には2巻の余韻がとても良かったので1巻→番外編→2巻がハマったかな?とも思いました
1巻の創り込みが丁寧だったからこそ成せる業ですね!!!
素晴らしい~~~٩(๑´3`๑)۶
1巻が出てから長かった!この三年の間に認識が変わってしまったところがあって、数年前に読んでれば神作品だったなあと思いながら読み終えました。
十嘉と五十鈴の恋は、じっくり丁寧に進んでいきます。五十鈴の聴こうとする前向きな姿勢は本当に可愛くて、十嘉が惚れるのも分かる!って感じです。同時に、それだけ十嘉の声は誰にも届けられずに生きてきたのかな、と。
五十鈴の必死な姿勢は、難聴であるがゆえに培われたもので、十嘉が五十鈴に惹かれている要素の全てがそこに繋がってる気がしてすごいです。五十鈴にとって、十嘉の想いがいつか救いにもなれば良いなあと思います。
五十鈴の方は、パーソナルスペースに入り込んでくる人自体が少なかっただろうから、惚れることへの共感と、傷付くことがありませんようにという願いが一緒に湧いてきます。
前巻で気になっていた刺青の謎は、わりとあっさり十嘉の口から語られました。理由は拍子抜けなような、十代の学生なのを考えたら納得なような。
思うところが出てきてしまったのは、難聴(障害)者=善でなければ、みたいなところ。五十鈴個人がどうという話じゃなくて、これはこれとしてとても良い作品です。ただあまりに綺麗すぎる描かれ方は、メタ視点で見るとちょっと…。
とはいえラブストーリーとしては最高なので、3巻も楽しみにしています。
お気に入りは電子描き下ろしのもにもに五十鈴。あれ可愛すぎた!
一巻が発売されてから、二巻発売までが長かったので、物語の時間自体はさほど進んでいないのに、何故か二人がとても心が成長したように感じました。それくらい、丁寧に二人の心が表現されていました。
十嘉はヴァイオリンの演奏でとても難しい壁に当たっているけど、五十鈴の強さに感化されて自分なりに進もうとしているのが心に染みました。
五十鈴は聞こえている人と聞こえない人との違いの中で曖昧な「空白」か出来た時のその空白から広がる不安、そして、それを温かい優しさで満たしてくれた十嘉との触れ合い。この辺りの心と身体の表現が麻生ミツ晃先生らしいとても感動的な表現でした。
音楽の表現の事はよく分かりませんが、それでも聞こえない五十鈴でも理解出来るような言葉や表現を尽くして、海での音を理解しようとす五十鈴の尊さが目に眩しかったです。足跡を辿って行く五十鈴可愛すぎます涙
心の内をストーリーで表現されるのが上手な先生だと思っていましたが、今までの作品以上に丁寧に二人の想いを表していました。そして二人が美しいんです。
三巻で完結という事で、これからの十嘉のヴァイオリン奏者としてのお話や、五十鈴がどんな恋人になっていくのか、次巻を楽しみに待ちたいと思います。
一つだけ、気になった事がありまして…
過去を回想するシーンや、周囲の声が頭に入って来ない様な場面で絵をぼんやりとさせる効果法を多用されていて、これが前後のコマとの隔たりを必要以上に感じてしまいます。それと子供の頃の十嘉君はこの表現をされると、ずっとぼんやりとした絵でしか見ることが出来ないのかな?と。その点が少し残念でした。
ワタシ、身体に障がいを持つ方が登場する物語が苦手で…。
漫画っていうエンタメにするには、感情の置きどころが難しいし、
上から目線の感動ポルノ的に落とし込むのはもっと嫌いで…。
まあ、地雷っちゃ地雷なので、
だいたい恐る恐る読むことにしているんですが
すみませんでした…ミツ晃先生の作品に対して
それは杞憂でございました…。
(1巻2巻通してのレビュになります!)
障がいを持って生活する困難さや、孤独感などの描写は
読者が理解できるギリギリに抑えてあるし、
それよりも十嘉という、五十鈴としたら未知の世界との関わり、
音や声への興味など、物語の焦点を
ポジティブな方に全振りしてくださっていたので
五十鈴を「野性味があって才能に溢れる魅力的な十嘉に
ドキドキしゃう、たおやかでめちゃくちゃ可愛らしい人」
として、雑念は捨てて素直に読み進めることができました。
1巻でBLあるあるな拾うスタイルきっかけで知り合った2人。
五十鈴は難聴のデイトレーダー、十嘉はかなりクセ強め芸術家肌の音大生。
一人は音のない世界に生きていて、一人は音を生みだす世界に生きる。
お互いに足りない部分を補い合いながら、成長していく姿が
それこそ吐息ひとつもらさずにすくいあげる繊細さで、丁寧に描かれます。
この2巻では、2人の時間を過ごすうちに、
戸惑い気味だった五十鈴の気持ちがはっきりしたモノとなり、
2人はさらに親密な関係になっていきます。
電車内、十嘉の肩にもたれまどろみ、
夢の中でとてもおしゃべりな五十鈴に号泣不可避。
「『特別』な人にしないで、でも君の特別にして」
これがもう、本当に素晴らしく沁みる言葉でした。
ワタクシ、現実的にはありえない存在の2人だとしても、
「この」世界を懸命に生きる美しい十嘉と五十鈴を見守る所存…。
先生が魅せてくださる、圧倒されるほど繊細な世界線の波に乗って、
意外にも自分に残っていたちょっぴりキレイな部分を愛でながら
余韻に浸りつつ次巻を待ちたいと思います。
ミツ晃先生、いつも素晴らしく上質な作品をありがとうございます。
次巻も楽しみにしています。
実は一巻でもモヤった点があったんですね。
でも、二人の行方を見届けたい一心でこの二巻も手に取りましたが、やっぱり違和感がどうしても大きくてこの二巻で脱落決定……。
声を大にして言いたいのは、むかしから作家買いしてるくらい大好きな先生だということ。
この二人の心の通わせる様もとてもいいと思う。
五十鈴が言う「特別な人にしないで でも 君の特別にして」というセリフには天才か?!とゾクゾクした。
そして「耳を塞いで」と言うところの一連シーンは、まどみちおの「おんがく」という詩を思い出してすごくすごく好き。
ーーー
おんがく
かみさまだったら
みえるのかしら
みみを ふさいで
おんがくを ながめていたい
ーーー
耳を塞ぐ十嘉と耳の聞こえない五十鈴が、二人で静かな空間で音楽を眺めているとかいいなってこの詩が思い出されて。
なんだけど、やっぱり音楽に関しての描写がどう考えてもありえないだろ……と我に返ってしまう瞬間がちょいちょいあって、この素敵な世界に浸りきれない自分がいる。
一巻での引っ掛かりは、楽譜読めないのに音大入れたというところ。
いくらコンクール入賞の特待制度があったとしても。
聴音とかソルフェージュの授業どうすんの?
それとヴァイオリンを独学でというのもありえないだろと思っていたんですね。
でも、常人離れした聴覚の持ち主と、ヴァイオリンに魅せられてというよりも取り憑かれてということで無理やり納得させていました。
あとは、ヴァイオリンは成長に伴ってサイズが変わるので、数回買い替えが必要なのにどうしてたんだろう?とか。(お金が当然かかる)
そして二巻。
書き込みがたくさんある楽譜が載っていて、ついついさがで、お!何の曲かな、何弾いてるのかなー?と見たら、ベートーヴェンのソナチネ ヘ長調(第1楽章)というピアノの楽譜だった……。ピアノ。
それと「ピアノと合わせて弾いた事がない」とあり、それはいくらなんでも設定に無理ありすぎだ……と思ってしまい……。
(でも読み返したら既に一巻で「おれまだ他の楽器と合わせらんないし」と言ってた…。)
自由曲一本で勝負できるコンクールはあるけれど、入学後の前期、後期試験はどうしてたんだろう?と。
(普通は自由曲ではなく、課題曲がでます。ピアノ伴奏の曲も勿論出ます。ピアノ伴奏がある曲が弾けないということはありえないので。)
あと一般の授業とかオケの授業も不参加っぽいけど、単位どうすんだろ?とか。
(当然だけど、どんだけ実技が優れてたとしても単位不足で留年になる)
そして決定的にもうダメだ……と思ってしまったのは、砂浜を踏む足音とか手の叩く音で音名を言ってるところ。
というのも、私自身含めて、同級生や仲間の誰ひとりとしてそのような音で音名を言える人はいないので。
絶対音感の精度が低いとかそういうものではなく、そういう音は色んな高さの音が重なってできた噪音でしかないから。
(拍手に音名があるなら、拍手でメロディ演奏できる人がいてもおかしくないはず)
でもね、もし拍手の音名と海の音名が同じだったら素敵だなとは思いました。
思ったけど、浸れない自分が悔しい!!!!
(麻生さんのXで、取材をした海の動画投稿も拝見しましたが、3秒目にドの音が、一瞬ふわっと聞こえます。海鳴り?)
本当にこんな感想になってすみません。
一巻の「(楽譜は)知らない文字で綴られた手紙」「聞こえないは僕にとって存在しない動物を一生懸命想像すること〜」という言葉など、ハッとさせられることも多かったんです。
だから二巻も期待していましたが、とうとう違和感のほうが上回ってしまいました。
こんなクソ野暮な感想でごめんなさい。ほんと自分がやだ……
そして、どんなに好きな作家さんでもクラシック関係の題材は読まないほうがいいんだなとわかりました。
待ちました。待ったかいがありました。
1巻が大好きですばらしくてさっき自分のレビューを読み返したら興奮していてめちゃくちゃ恥ずかしい。
2巻はその1巻を軽々超えてこられました。1巻があっての2巻ですが、や〜すばらしい。
十嘉が五十鈴を好きな気持ちが言動の端々から伝わってくる描写がたまらなくて。バイクに五十鈴を乗せる時なんてなんて男前なの?!ときゅんきゅんしました。
五十鈴が十嘉を思って見つめる表情も同じくで。
光の描き方が美しくその景色の中での2人の交差がみずみずしくて引き込まれっぱなしでした。
具体的にどうこう言えたらいいんですけど言葉にならなくてすみません。
1巻から引き続き、五十鈴の生き方や言葉に刺激を受ける十嘉が自分自身やバイオリンが変化していくところがめちゃくちゃいい。
五十鈴も十嘉に惹かれて影響を受けて変わっていく。
変化による怖さや辛さもあるけど相手がいるから自分も…と勇気が出る感じが恋よな〜と染みます。
五十鈴は聞こえないことによる余白があってそこをネガティブな想像で埋めたら怖くて人と関われなくなると言い…そこを彼は乗り越えて立っている。母親の教えとはいえ自分の力で立っている強さ。
そりゃ十嘉も惚れるわとなります。かわいい上に強いんですもの。美しい。
余白をネガティブな想像で埋めたら人と関われなくなるというのは難聴でなくても誰にでも当てはまることで五十鈴いいこと言うな〜と十嘉みたいな反応になりました。
強く立っている五十鈴だけど十嘉に満たされて初めて乾いていたことがわかるというのもよかった。一人で立ってがんばってきたんですもんね。
最初から最後まで全てすばらしくて言葉になりません。絵、表情、セリフ、モノローグ、タトゥーの意味…他全部。2人ともちょっと髪切ったよね。そこも好き〜とテンション上がりました。
近かった距離がゼロになった喜び。2人の気持ちが伝わって目の奥がじ〜んとしました。
ずっと感動しっぱなしでした。
2巻もすばらしい作品をありがとうございます。
3巻で完結なんですね。めちゃくちゃ楽しみです。
余談ですが、BLの続きもので当て馬が登場せず邪魔が入らず2人の世界を深く進めて下さるだけで私の中では神なのですがそんな次元じゃなかったです。そんなこと忘れるくらいすばらしかった(何度でも言う)。こういう続きが見たいんです!と心底思わせてくれる点でもうれしかったです。
少しずつ糸を紡ぐように、とても繊細かつ丁寧に描かれた恋の描写が素晴らしく、とびきりやわらかくてやさしい雰囲気が素敵な作品だなと思います。
自分の手元に置いてページをめくりたくなるというのかな。
画面越しではなく、実際に紙に触れて読みたくなる作品です。
年の差・学生と社会人・聴者と難聴者。
彼ら2人の間にある肩書きや記号のようなものは、一見すればあまり交わらなさそうなのだけれど、そっと手を取り合うようにゆっくりゆっくりと時間をかけて自然に溶け込むように交わっていきます。
好きなシーンや好きなセリフをあげ始めたらきりがないほど、全ページから目が離せない作品ってなかなかないのではないかと思うのです。
それくらい丁寧に恋を描いて魅せてくれる、世界でいちばん遠い恋が大好きです。
個人の深い部分まで掘り下げた心理描写。
相手のことを大切に想う焦がれるような気持ち。
そのどちらもが非常に印象的で、十嘉と五十鈴の距離が縮まっていく一瞬一瞬を目に焼き付けておきたくなります。
彼らの何気ない言葉のやりとりはもちろん、私がこちらの作品で強く惹かれるのはセリフのないシーンでした。
視線のその先。好きな人の瞳。
音や言葉のない画から、こんなにも胸がじわじわと高鳴るような恋を描いてくれるのかと驚くばかりです。
十嘉の歩幅を後から辿る五十鈴が本当にかわいらしくて頭を抱えました。
恋をしている人の表情ってなんて愛らしいんでしょうか。
肩を預けて寄り添いながら、時間をかけて弱音も嘘のない本音もこぼせる特別な関係性になった2人。
まるで人生の中でひとつだけ足りなかったピースに出逢えたような…
恋愛面だけではなく、お互いの存在がお互いを満たし合い、影響し合いながら己の殻を破ろうと静かに葛藤する姿にも惹き込まれました。
素敵な未来が待っていることを期待しながら、アンダンテで進む2人の恋を最後まで追いかけたいです。
好きという感情にこれほどまでに誠実に向き合った作品というのがあったでしょうか。
1巻から受け継いできた2人の物語はますますの盛り上がりを見せ、五十鈴が抱く十嘉への好意にグッと寄っていくストーリーは圧巻。ゆっくりと育まれていく想いも、2人で過ごす温かい時間も、交わす叙情的な言葉も、全てが洗練されていてしっとりと酔いしれました。
心情表現が豊かで巧みで、そして美しい……。儚げだけど力強さも感じる2人の通い合う想いは"至高"と呼ぶに相応しいです。
ボーイズラブの枠を超えたヒューマンドラマがそこにあって、胸の震える思いでこの作品の世界に没入しました。
超久しぶりの新刊というこで浮き足立つ気持ちを抑えつつ、じっくりと言葉1つ1つを取りこぼすまいと読み耽りました。
2人の想いが1つになる。2人の心が通い合う。
BLとしての見せ場の持っていき方、そのシーンの演出等々、作者さんのプロデュース力に平伏いたしました。
2人の気持ちが通い合うまでに色々あり、そこに辿り着くまでのドラマが濃密なこと。自分自身の過去だったり、足元を見直す、原点に戻る……好きと言う感情の背景にあるものの丁寧な描きに引き込まれました。
漫画の世界であるにも関わらず、詩的で、まるで小説を読んでいるかのような趣さえ感じる世界がそこに広がっていました。綴られるセリフ1つ1つの色味がとてもキレイで、そこに纏う空気感も同様です。
澄みきったこの清涼感ある世界の虜にならずにいられない…っっ!!
十嘉と五十鈴の恋愛模様から目を離すことができませんでした。
五十鈴との出会いで十嘉の音楽の関わり方や、見える景色が変わっていくことに、大きな成長と変化を感じる巻でもありました。十嘉にとって五十鈴がなくてはならない大きな存在だということの証明だと思います。
何ていうんでしょうかね。……もう良いところしか見つからなくて、ラブの進展は特にヒーハーフィーバー!!(=´∀`)人(´∀`=)
ウヒウヒするしかない最高の続刊でした。
"良い"とか"最高"とか。そんな感想の作品はたくさんありますが、そこを一歩も二歩も超えた感情が湧き上がるかどうかがきっと名作と称されていくんだろうなと思います。
色んな情動を突き動かされた続刊でした。高揚感で最高潮に満たされています。
待ちすぎたので1巻から読み返しました、、、麻生先生の作品のなかで一番好きな作品です。美しい”余白”を味わえる至高のラブ・ストーリーと言えるのではないでしょか。
ちょっと間が空いてしまって個人的な熱量が1巻ほどではないんですけど、でもでも、紙面から伝わる温かさ優しさになんどもみぞおちのあたりがギュ…ってなってしまいました。こんなに美しいラブ・ストーリーって最近あったでしょうか(否…)ってくらい、純度高い尊みに溢れてました。
割とオーソドックスな流れだと思うんですけど、たくさんのラブ・ストーリーを読んできても、そのオーソドックスさのなかに”これは…!”って感動してしまうってゆーのは、言葉選びとかキャラクターの表情の繊細さとか間のうまさとか…ひとつひとつの構成要素がピタっと心の琴線に触れてふれてしょうがないっていうやつなんでしょうね。
海辺のシーンとかいい意味のベタ。なんかここ見て心動かないってどんだけ疲れてるんやろ…なくらい名シーンと思います。潮の匂いを感じましたもんw。気持ちを通わせるってことは、相手を通して自分の見えないものを見たり、聞こえないものを聞いたりするってことなんだなーって、この二人を見てるとそう思っちゃいます。
慌ただしくさっとページをめくってしまうのはもったいない、ゆったりと静かな時間のなかで紙面から伝わってくる”音”を感じながら読みたいものです。評価はほぼ”神”なんですが、ちょっと五十鈴が可愛くなりすぎてるかな〜ってところが気になりました。
十嘉と五十鈴は音じゃない2人だけの言葉で通じ合っていて、眼差しからも唇からもその共振がこちらにも伝わって胸が震えてしまう。まだ友達?もう友達はいやだ…あぁなんて愛おしい。
十嘉くんのタトゥーに五十鈴が触れる事が出来て、寝顔見つめてる幸せとかもう見ているこちらも溶けてしまいそう。結ばれた2人のこれからがまたとても楽しみ。1と2の間にある番外編「近くて遠い」での十嘉の真剣な想いが段々響いていく様子も良い。玄関先の向こうとこちらの境界線、それはやがて受け入れられて踏み込めて…一緒にいる1つの空間になるのだよね。愛しくて泣く…。
どうしても紙でじっくり読みたくて注文し、首を長くして待っていた2巻!
今日届いてから、時間をかけて味わって一冊読みました。
2巻もたまらなく優しく、暖かく、沁みて沁みて沁みるお話でした。
もう全く何一つ文句なし!!、の「神」です✨
麻生先生、3年ぶりの続刊、本当にありがとうございます( ; ; )
1巻では十嘉からの突然のキスに驚き拒み、「友達」なのに、と言っていた五十鈴。
そんな五十鈴の中でゆっくりと恋心が育ち、友達という感情を超えていく様子に
「わあああ…!」と叫び出してしまいそうな気持ちに。
10歳の年の差、聞こえる者とそうでない者。
そういうものを「乗り越える」わけではなく、ただ受け入れて一緒にいる、
それが決して無理をした形じゃなく、五十鈴にとって初めての”自然体”でいられる形だということ。
五十鈴の淡々とした日々にさざ波(どころか大波!?)を起こした十嘉と、
自分を叩きつけるように、どこか爆発させるようにヴァイオリンを弾いていた十嘉が
五十鈴の顔色を伺い、聴いてくれる”人”を意識するようになり、
更にそこから”人と合わせ、共に演奏を作る”ことを受け入れられるようになったこと。
そうやって互いの心に影響を与え合い、少しずつ変化していく二人の関係性が
なんとも言えず心に響いてくるお話でした。
二人が家に上がった際、玄関に置かれた靴にフォーカスしたコマで
五十鈴のスニーカーがきちんと揃って置かれているのに対し、
十嘉のスニーカーは脱ぎっぱなしになってたりするのも、対照的な十嘉と五十鈴の性格を表してるようで微笑ましい・:*+.
十嘉の若さや瑞々しさ、情熱が、こう…浅はかな感じなんか全然しなくて、ただただ
眩しく心地いいのがんなんともたまらないです。
…まあ、自分だったら「靴揃えて!」ってその後うるさく注意しちゃいそうなんだけども!笑
二人のエッチも、勢いに任せて抱こうとしてしまった自分に気付き、
どっちがいいのかちゃんと五十鈴の希望を聞く十嘉の健気さが胸を打ちます。
十嘉の広い胸の中で、安心して眠っている五十鈴の姿、見ていたらなんだかじーんとして涙が出てきてしまった…
玄関先までしか上がることを許されていなかった十嘉。
それは五十鈴から見た心の距離を表していたけれど、離れて眺めるだけでなく、
抱きしめ合える関係になれたこと、その十嘉の喜びがしみじみと伝わってきて、
甘いんだけれど胸を締め付けられるような思いがしました。
そんな『いち恋』、次巻で終わりなのですね。。二人に会えなくなるのは寂しい( ; ; )
でも確かにこの目で見届けたい!!
何年でも待ちます!待ってます✨
重度の感音性難聴で人を頼ることが下手な五十鈴は、自由人だけど優しい十嘉に徐々に弱みを出せるようになっていき、2人の関係が大きく動く2巻です。
1巻から3年も経っていたんですね〜
そんな感じはしませんが、1巻では踏み出せずにいた五十鈴が2巻では自分の気持ちにしっかり気づき、十嘉に気持ちを伝え、2人はやっと結ばれます。おめでとう!おめでとうございます。
こう書くと数行ですが、そこまでの流れが最高によかったです。
麻生先生にしか描けない、繊細で本当に美しい世界に心からジーンとしました。
五十鈴の本心がね、私達読者にしか分からない心の内もあるのですが、切なくて、でもすごーくいいんですよ。
そして十嘉は演奏家としての壁と向き合い、五十鈴と出会ったことで大きく変わっていきます。
恋愛だけでなく、十嘉のバイオリニストとしての成長や未来も気になるところです。
あとがきを読みましたが、波乱のある展開も考えたそうですが今回の形になったそうです。
2人にはこの2巻の展開こそがぴったりですよ。波乱とか読者泣きますよ。
そして次の巻が最終巻の予定だそうです。
絶対に幸せになって欲しいなぁ。
2人のこれから、見守りたいと思います。
未完ではありますが、しっかり文字通りくっついて、大変キリが良いところで終わります。これはありがたい。まだ1巻を持っていない方は買い時だと思う。
あとがきで、波乱の予定だったけれど…と書いてありましたが、自分は断然この展開が好きだ。次の巻も波乱よりは平和な展開とか、希望溢れる展開だといいな〜。ただ少なくともトウカは乗り越えるべきものがある。
日常から相手の好きなところを見つけたり影響を受けたり。この2人は感受性高いなと読者に気づかせる意図もあるのかな。トウカは芸術の人って感じの過敏さで、五十鈴は隙間を埋めようと伺っている故の。
すかしてるように見えるトウカの五十鈴を好きって目線とか表情が好き。初めて出掛けることを意識してたり、間(ま)をとったあとの「今度は」とか。過剰な表現の"ボーイズラブ漫画"ではなく、すごくきちんと恋する人を描いてる。
無理矢理なすれ違いを描くのではなく、トウカが五十鈴のことが好きだからこそ五十鈴のことをとてもよく見ていて、気持ちが変化していることに気づく描写が素敵だった。トウカに会うだけで明るい表情を見せる五十鈴や、トウカの足跡を辿る五十鈴の可愛いことよ。
1巻はおろか2巻の終盤まで、トウカの刺青に全然気付いてなくてすみませんって気持ち。
すごく素敵でした
二人の歩み寄り方が優しくて力強い
十嘉くんめちゃめちゃがんばったよね
音楽も五十鈴のことも、どちらもとても大切に思っているのが伝わってきました
演奏シーンがいつもとても素敵で音が聞こえてきそうです
彼の演奏がどんな音に変わったのか聞きたい
バイクのシーンも良かった
二人の体格差に悶えました
カッコイイ
今回もとても美しい画で眼福でした
二人の気持ちが通じ合って、これから二人がどんな道をすすむのか楽しみです
【五十鈴・・・オレはまだ友達?(十嘉)】
エロス度★★
第2巻。
ついに・・・ついに待ちに待った第2巻なのですね・・・!?
おやおやおや、圧倒的な美しさと響き合い共鳴するかのような想いが素晴らしくて数秒間惚けてしまいましたよ。
五十鈴との触れ合いで避けていた事象に関わっていこうと歩みはじめる十嘉の変化や五十鈴に向ける優しさに満ちた表情・眼差し・言葉・・・どれもが尊い秘宝の塊のようで胸が土器土器でした。
五十鈴も十嘉を前にしたときの子どものように表情をキラキラ輝かせたり、胸を揺さぶる気持ちに向き合っていくのがたまらなく、終盤の展開は・・・おやおやおやおや♡
楽しみに待っていた2巻です。
う、嬉しい〜。
まず、表紙が素敵です。
綺麗な色合い…シンプルな服装だけど、お、お揃コーデ〜〜。
とっても良いです。素敵です。
こんな素敵な2人を海辺で目撃したい!
と思っていたら、バイクで海へお出掛けしていました。
五十鈴は十嘉のおかげで世界が広がっている感じがします。
十嘉は、五十鈴のおかげで音楽が深まっている感じでしょうか…。
お互いの存在がなくてはならない2人になりましたね。
ひゃ〜、あっという間に読み終わってしまいました。
次巻、とっても楽しみです。
が、3巻で終わり!?
くぅっ!寂しい…!いやだぁ〜!
作家さま買いが続いておりますが 雰囲気ありすぎて毎度作家さまが読ませたいところをきちんと理解しないまま流されるように「んんん いいッ!」と唸ってしまう
ダメじゃん あたし
このお話 いろんなものを削ぎおとして残ったのは 伝えることの難しさ でした
アッテマスカ? またあたしだけ違うものを読もうとしてますか? シンパイデぇス
ふたりが自分の中に湧く思いを淡々とぶつけ合うだけ
そこに向き合わなきゃいけない自分がいて 聞いて 寄り添って 支えあって
出逢った人の存在で今までの世界が変わるお話はた~んと読んだつもりでいたのに こうも知っていくすべてが新鮮で 触れた先から色を纏うように自分が変わっていくお話を読んでしまうと まだまだあるもんだな と
重ねる時間に募る想い 求めてやまない場所
語られているものは音楽のなのに 恋の部分が深まっていくのがね カァァァァ魅せてくださる
いやぁ 友達のライン越えたのか ここから更に十嘉の音が安定していくんだろうね 五十鈴の存在だけで
互いに足りなかったもの補うとかっていう恩着せがましいものじゃなくて なんてんだろうね この関係
なんだかな この巻読み終わってこのお話しが自分の存在意義を探すお話にも見えてきたんですけど また読み間違っちゃってるのかなぁ あたしったらもぉ
心待ちに、楽しみにしていた第2巻。
麻生先生の作品は紙コミックで一気読みしたいので、ひたすら発売を待っておりました。
紙コミックのカバーに『3年かかってしまいました』と麻生先生の言葉が記されていて、3年間も待ち焦がれていた自分に驚きました。
わくわくドキドキページをめくり、まずカラーの1ページ目の色使いがとても美しいし、2人が寄り添っている姿と表情にわぁーーーっと気持ちが昂りました!!!
次のページ、次のページと読み進め、繊細な美しい丁寧な描写と一文字も無駄のない深い言葉に何度も何度も感動し涙がじわり。
全ての線、全コマ全ページの凄さ!圧巻!!!
五十鈴と十嘉の全ての表情、全てのセリフが目の前でブワッと迫ってくるような吹き出しセリフやモノローグがなくても絵だけで多くを語っている凄さに圧倒され、心揺さぶられ何度も涙しました。
この感動をうまく言語化出来なくてもどかしいです。
麻生先生のことは、冬縞しぐれ先生が麻生の大ファンだと仰っていて、特別対談が掲載されていた雑誌で知ることができ、そこから既刊作品を集めて読み漁ったのですが、全ての作品が切なく素晴らしくて心に突き刺さる名作ばかりです。
でも、私は今作が1番好きです。
何年かかっても次巻を楽しみに待ちます!
嘘ですよね???????(2回目)
1巻のレビューで「2巻が待ち遠しい」と投稿させていただいてから三年。
どのページも素晴らしく、絵、表情、仕草、台詞すべてが私の期待を超えていて、とにかく大好きです。
今回は特に五十鈴の気持ちの変化の描写がわかりやすかったです。五十鈴の普段の生活、日常の中に確実に十嘉の存在があって、玄関までしか許されていなかった十嘉の事を考えるとこう、グッとね。刺さるんですよ。
麻生先生の素晴らしいお言葉をお借りするなら、凪のような存在だった十嘉が五十鈴の心にさざ波を起こしたそうです。はぁ~~~~素敵すぎる……。
バイクに乗る服装を調べる五十鈴、ちゃんと天気予報を見てる五十鈴、タトゥーに触れて喜ぶ五十鈴。などなどカワイイ五十鈴が盛り沢山でした。まだまだあるのでぜひ読んでください!!!!
それで十嘉の方はというと、五十鈴が大好きで大好きで、五十鈴に恋をして変わったんだというのがありありと伝わってきました。
1巻と比べて表情の変化が多かったです。笑う顔も、照れてる顔も、五十鈴を見つめる時の優しい顔も真剣な眼差しも全部すきです。
音楽面でも五十鈴の言葉を思い出しながら頑張っていました。これからが大変だと思うけど、五十鈴と気持ちが通じあえた十嘉はたぶんきっと無敵なので成長していく姿がとても楽しみです。
いやそれにしても、好きな時にキスしていいのか考える十嘉がカワイイ。ちゃんと五十鈴に聞こうって思うとこもカワイイ。
でもちょっとだけ気になるのは、十嘉の名前をマジックで消してた子(名前出てたらごめん)、五十鈴と同じところにホクロがあるけど、これ、後々なにかある?ない?気にしすぎだったらいいんだけど、とても気になった!!!
という感じで本編5クールしたあとに、カバー裏を見ましてね。
先生の素晴らしいお言葉の中にね、とんでもない一文があったんですよ。
「“いち恋”は次巻で終わります」って。
嘘ですよね???????(3回目)
待ってくださいそんな心の準備ができてないですむりむりむりむりです、もっとイチャイチャする幸せな五十鈴と十嘉を見守らせてくださいお願いします!!!!
3巻で“いち恋”が終わって、“いち恋season2”がスタートするとかそういうオチを!!!何卒!!!!
3年ぶりの新刊です…!待ってました…!!
うわ~~分厚い!!うれしいぃぃ (;///;)
2巻もめちゃくちゃ良かったです。
泣きたくなるような気持ちが迫り上がって、
少しだけ息が詰まって苦しくなるんだけど、
大丈夫だよって包まれてる感じもする。
【言葉】と【感情】と【伝える】こと。
1巻の時から徹底して丁寧に紡がれていますが、
これって読者に対してもだな…と実感しました。
十嘉と五十鈴だけの世界で完結せずに
読者にもわかりやすく画面から伝えてくれる。
読者を置いてきぼりにしない感情のやりとり。
ゆえに優しさですら少し泣きたくなるような心の震えがくるんだなと…。
例えばなんですが、冒頭の映画館のシーン。
私は健聴者だけど五十鈴の気持ちがわかるんですね。
映画を観たあとの興奮ってその場だけの生感であり、
感想を話す相手がいなくて悶々としながら帰宅し
家族に聞いてもらう頃には直後の興奮は収まってて。
BLを読んでる時もそうなんですけど、
一旦自分の中で感情を飲み込むと感想が書けない。
(なので、いつもレビューは読み終わった後に)
(感情の赴くままバーッと書いちゃってる…;)
五十鈴の中にある感情のズレの表現が上手いなと。
冒頭で一旦泣きました。わかるよ…!五十鈴…!
そして1巻で2人の関係の下地が整ってるせいか
2巻は五十鈴の感情が常にダイレクトに描かれて。
表情に言葉が全部乗ってる感じがする…!
「好きです」って言葉にしなくても
全身から「十嘉くん大好き」が滲み出てて可愛い。
んで十嘉はというと、
五十鈴の言葉を逃さないよう"見てる"わけで。
それこそ僅かな機微すらも逃さないほど見る。
そんな十嘉が気付かないわけがないよね…!!!
っていうさーーーーー(尊みの大の字)
そんなこんなで、
2巻の五十鈴は表情の変化がめちゃ良かったです。
安心感、喜び、心を締め付けるような愛しさ。
はしゃいでる様子も見られてグッときました。
1巻を鑑みるに五十鈴が素直にはしゃげるのって
相当信頼してないと出来ないですもんね(;///;)
五十鈴が可愛い…。可愛さ爆発しておる…。
五十鈴といるときの十嘉も随分変わりました。
表情が豊かになったし、
自分の弱さも全部言葉にして丁寧に伝える。
五十鈴といて自然に変わった部分でもあるし、
五十鈴のためにしていることでもあるんですね。
"形にしないと"
"五十鈴を置いてきぼりにしてしまう"
このモノローグがとても印象に残りました。
伝えることで五十鈴を1人の世界にしない優しさ。
十嘉の五十鈴を想う気持ちがグッときます。
音楽の世界ではまだまだ藻掻いてる最中ですが、
「感情」と「聞くこと」と「伝えること」に
真摯に向き合っている姿はとてもカッコイイです。
五十鈴の言葉を力に変えるトコがグッときました!
そしてついに…!ですね。
読後の今は幸せな微睡みの中をふわふわ浮いている気分です。
アニメイト小冊子は、
ホテル滞在中の幕間のイチャイチャでした♡
十嘉の浮かれっぷりと五十鈴の可愛さが堪能できます♡
十嘉×五十鈴
待ち望んでいた2巻。
温かいタッチで描かれる
どんな時も自然に相手を想う気持ちや、
音の意義がお互いに影響し合い、
2人が何かに気づく一瞬一瞬が繊細で、
「好き」という気持ちが徐々に重なり合って、
体温まで共有する特別な関係になっていく様子・・・全てに心を揺さぶられた。
五十鈴の中で、
次第に大きくなっていく十嘉の存在、
その恋心を自覚する過程が純粋で、なんだか眩しい。
少し照れる顔や、
話せない分、感情に滲み出てくる表情が愛おしい。
2人が一緒にお出かけするシーンが心地よく、
特にバイク2人乗りのデートが大好きで、特に高速で切り抜ける風。
五十鈴が十嘉の背中の温もりを感じながら、
共に走る感覚がこっち心が浄化される。
十嘉と過ごす時間によって、
静かに「音」が届く受感、
十嘉の声を聴きたいという気持ち、
人との関わりに対する弱音も微妙に力強さへと向かう方向、
すべてがゆっくりと語りかけてくるように感じられる。
十嘉も五十鈴へのどんな小さな部分も逃さず知りたがりから、
天才でありながらも、
音を通じて人に想いを伝える力への戸惑いが
音の本当の意味に気づき始めるきっかけとなる。
五十鈴が聞こえない、十嘉が聞いている音と、
十嘉が気づかなかった、五十鈴が感じ取り人の微細な感情。
五十鈴の静寂の世界と、
十嘉の音があまりにもうるさすぎる世界。
2人の世界が少しずつ交わって、
共に変わっていく様子や、
その純愛の良さに感動しました。
3巻が待ち遠しいです。
リリース前日に開催された先生のインライで
1巻の十嘉が、なんて殺伐としていたんだと
そして、2冊かけて片想いの期間の2人の気持ちの変化を丁寧に描くことができました。と
仰っていらっしゃいましたが、
描かれているものが深く複雑で
色々な感情を引き出されるような読後感と
読み応えが半端なかったです。
今回は、五十鈴さんのターンといった内容で
しまい込んでいた五十鈴さんの本音と感情が
語られるのが、本当に切ないんですよね。
障害者というマイノリティの孤独感
自分というものを分かっていなければ
それは何が出来て、何が出来ないといった類いのものが殆どなんですが
また周りに合わせた自分を整えていかなければ
他人の前に立つ自分の足がすくんでしまう
そうやって紡がれてきた五十鈴さんの感情を、
十嘉くんが解放するように解いていくような、
そんなやりとりのひとつひとつに心を打たれます。
本当は、感情が豊かで無邪気で
優しい五十鈴さんが
また更に見えてきて、読んでいる
こちらも嬉しくなってきます。
こうしたことを言葉で説明するのではなく
話の流れのなかで彼らの会話や表情から知っていく感覚で伝えられる丁寧な描写は
ラストにかけて明かされる
五十鈴さんのモノローグ
(ここ本当に泣けます!)の
言葉の解像度というか、
そこから伝わってくるものが
本当に複雑な感情で、
読んでいて胸がいっぱいになります。
ぜひこの読み応えは実際に読んで味わっていただきたいです。
私は普段、電子オンリーなんですが、
先生の繊細なタッチは紙本でも読みたいなぁ
と今回改めて思いました。
初の有償小冊子を読みたいというのもありますが。
完結となる次巻では、
このセンシティブなやりとりが更に
交錯するとのことで、とても楽しみです。
多分、普段味わうことのない感情にまた
浸らせてもらえるんだろうな。
おすすめです!!
続きをずっと楽しみにしてました!
ゆったりとした空気を表現するコマ割りとか、五十鈴のセリフ選びが、、先生本当にすごい( ; ; )
次巻で終わりというのが寂しすぎるけど、最後まで素敵な2人を見守りたいと思います!