25時、赤坂で 5

25ji akasaka de

25時、赤坂で 5
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神158
  • 萌×240
  • 萌10
  • 中立4
  • しゅみじゃない1

12

レビュー数
20
得点
984
評価数
213
平均
4.6 / 5
神率
74.2%
著者
夏野寛子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
シリーズ
25時、赤坂で
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784396785864

あらすじ

通常版/小冊子付き特装版 同時発売
特装版の20P小冊子(漫画16P)には描き下ろし番外編「甘やかし」を収録!
※電子版は特装版のみの配信となります。

羽山麻水はイギリスへ映画撮影に向かい、白崎由岐は主演ドラマの撮影が始まった。
座長としてのぞんだ白崎だったが、監督はかつて衝突したことがあるパワハラ監督。
率直な気質の白崎は、この壁にどう立ち向かうのか…?
一方、羽山はイギリスで小説家として成功した父の役を演じる。
お互い、時差がありながらも撮影の合間をぬって励まし合うが――。

表題作25時、赤坂で 5

羽山麻水、人気俳優、由岐の恋人
白崎由岐、若手俳優、27歳

レビュー投稿数20

じわじわ〜〜っと…

さらなる萌えは、もう感じないな。
って、初見の率直な感想。何度も何度も読んでくうちに、じわじわ〜〜っと心の奥に染み込んでいくような萌えの発見があった。
あの羽山麻水が、白崎くんとのビデオ通話で顔を隠してた理由。可愛い。
白崎くんが、あのフレグランスを思いっきり嗅いで、監督と冷静にお話するって、すごいことじゃないかな。
ぷち遠恋でも、お互いの存在の大事さをひしひしと感じてるふたりが尊い。
普段から、白崎くんのよくわかんないムーブで会わない(羽山さん側は会えない)ことはあるけど、物理的距離の圧倒的重圧。
だからこその久々会った時のふたりのやり取りが、とにかくやらしい。でも切ない。そしてやらしいんだけど、浄化される(私が非常に!!)。

0

佐久間くんが好きだ

遠距離恋愛編というよりも、役者2人が仕事と自分の心にそれぞれ真剣に向き合う巻といった印象が強い5巻でした。
話の流れ的にも、なにかあっと驚く大きな動きがあったかといえば決してそうではないかなと思うのです。
けれど、1俳優としても人間としても徐々に殻を破って成長していく恋人同士の図をじっくりゆっくりと追える「25時、赤坂で」のこの雰囲気が好きです。
なんだかずっと読んでいたくなってしまうなあ。

先述の通りお仕事描写が抜群に良かったのですが、中でも特に良かったのはTHE・白崎由岐が炸裂する現場での一幕。
昔ながらの根性論タイプの気難しさを持ったドラマ監督の第一印象があまり良くはなく、ああこういう人か〜…ちょっと苦手だなあ…なんて思いながら読んでいたのだけれど、良くも悪くも真っ直ぐな由岐がドカドカとぶつかっていくとあら不思議。
時代に合わせて変わることができずにいる監督の不器用さと、由岐から遠慮なしにぶつかられて本音を吐露する姿を見ると悪印象が一変してなんとも人間味のある憎めない人に思えてくるではないですか。
続編も同じ監督で撮ってほしいななんて思ってしまった。
そう思えるほど監督が解けていったのも、由岐が疑問や指摘だけではなくて、良いところも好きなところも臆さずに伝え続けていたからなのではないでしょうか。
場の空気を読むという言葉を知らない由岐がポジティブに効いていて気持ちが良かったです。

そして、初登場時からその場にいるだけで空気を柔らかくしてくれる佐久間くんが好きだ。
佐久間くんみたいな人って他人にとっては本当にありがたい存在で、でもどこか無理をしているのではないかと心配になってしまう人でもあると思うんですよ。
2人の関係性がどうなるのかはまだわかりませんが、山瀬がよく見てさり気なく寄り添っているようなので安心かな。

麻水さんと麻水父の関係性についてはもう少しだけ深掘りしてほしかったかもと思いつつ…
お仕事描写だけではなく、恋愛面でも頼り頼られる背中を預け合えるような間柄に自然となっていく2人の姿が見られてうれしかったですね。
羽山麻水と白崎由岐。
かわいいとかっこいいのどちらもを持ち合わせたCPのその後をまだまだ追いかけたいです。

1

No Title

おすすめされて読みました。

3巻くらいまで読み応えがあり、テンポよく読めていたのですが、
新刊に関しては、あっさりしていて時折急に話しが飛ぶ感じにあまりついていけなかったです。

私の理解力の問題だと思います。

絵が優雅で綺麗な印象でした。
実写化もされているとの事ですので、大人気作品なんだろうと。

実写拝見しましたが、絵が美しいのでアニメ化のが良かったのでは?

4

貴方と私は

結局ですよ、麻水さんの美しい顔が見たくて読んでるってところはあると思う。俳優陣とそれ以外をきっちり作画分けてるところがいいですよね。無慈悲に。

貴方と私は別物だ、というのが今回のテーマのようで。貴方と私は同じ考え方をもっている、理解してくれている、と碌な対話もなしに考える父親。貴方を演じることはできても、貴方と私は別物だと言い切れる麻水。貴方はどう考えているのか考えることの重要性に気づいている由岐。特に小冊子でこのテーマが補完されていたようで。貴方のして欲しいことでないと意味がないし、自分はコーヒーを飲むけれど貴方はお茶が好きだと知っている由岐。

別物だから面白かったり、別物だから同じところを見つけて嬉しくなったりするわけです。

この巻数で面白さを保ってるところはすごい。引き続き続刊が読みたいし。
萌2〜神

4

愛を深めた距離

毎度新刊が出るたびに楽しみにしているのが、表紙を見るのと帯を読むこと。
記事みたいな書き方の帯がすごく好きで、途切れてしまっているところも全部読みたい!といつも思います。
今作も表紙は文句なく素敵で、帯も相変わらず魅力的でした。

大好きなシリーズなので読むのが勿体無さすぎてしばらく寝かせておこう…と思っていたけれど、帯を読んでいたら彼らがどんな風にプチ遠恋な日々を過ごすのか見てみたい欲に負けて、結局一気読みしてしまいました(笑)

映画の撮影のためイギリスへ行った麻水と、日本で主演ドラマの撮影をしている由岐。
忙しい上に時差もある中でこまめに連絡を取り合ったり相手を気遣う様子に、これまでふたりが重ねてきた時間の温かさが表れているなと感じます。

会いたいけれど会えないことなんて忙しい彼らならこれまでもたくさんあったと思うけれど、
距離に阻まれている今はどんなに無理をしても会うことはできなくて、我慢の日々に切なさは募る…。
でもそんな生活をしているからこそ、相手の存在に救われたり愛おしさが増すことを実感できた"短期遠恋"だったのではないかなと思いました。

会えないときに限って素直な気持ちを大胆にぶつけてしまう、ちょっぴりズルい由岐の言葉を受け取って。顔は涼しいまま心の中で余裕がなくなってしまう麻水が最高に好きでした。
でもそんな風に内側を"由岐でいっぱい"にできたから、撮影も乗り越えられたところがあったのかもしれませんね。
表情ではわかりにくいけれど、今回の役は彼にとっては相当葛藤していたことが伝わります。
ぶつけようのない感情に支配されたままではなく、そこに由岐の存在があったことで上手く乗り越えられて本当に良かったなと思いました。

離れていても愛は深まることを知ったふたりの日々が描かれていた5巻。大満足でした。
たくさんのキラキラを摂取できて本当に幸せ…!
また次巻も楽しみに待ちたいと思います。

5

遠距離恋愛編

離れていても距離の遠さを感じさせない2人のお話しでした。
本当に安定感があって、すれ違うであろう場面でもそれぞれがお互いを思っていて、穏やかな空気が最高です。

佐久間くんの登場も多く良いおにいさん的存在で癒されました。

由岐くんが監督と対話してあの撮影現場の雰囲気が良くなったのとか由岐くんにしかできない距離の詰め方で面白かったです。

ハリウッドスターにも褒められた麻水さんが今後どうなっていくのか気になります。
6巻も楽しみです。

4

5巻もますます加速する萌え。日本とイギリス、離れていても互いを想う心

昨日からページをめくる手が止まらず、シリーズ1巻から読み始めてついに最新刊まで来ました。

5巻は麻水がイギリス、白崎が日本での撮影で遠距離になり、それぞれのお仕事にフォーカスされた内容。

いい意味で”空気の読めない”白崎が、諦めずに監督とコミュニケーションをとるところ、素直にああすごいな、眩しいなと感じました。自分だったら絶対怖くてできない……
普通の人が尻込みしてしまうような場面でも、ひょいとハードルを超えていけるところが白崎の強さだなと。(それは危うさでもあるけれど、佐久間くんなど周りの素晴らしい仲間がそれをフォローしてくれてるのも素晴らしい✨)

素直に「セックスしたい」って言えちゃう白崎の潔さもまた、自分が麻水だったらたまらないだろうなー!って、ニヤニヤしながら読みました(。-∀-)

白崎の後押しがあって、日の父親が原作の映画への出演を決めた麻水。自分だけイギリスに残って執筆を続けた父親を真の意味で理解したり、許す気持ちになることはきっと難しいしこの先不可能なことかもしれないけれど…

恋人である白崎の存在があってこそ、直接対峙する気持ちになれたのかな、そういう意味で白崎は本当に麻水にとってかけがえのない存在なのだなと感じられ、じーんとくるものがありました。

えちシーンは少なめなんですが、一日早く帰ってきた麻水と白崎の絡み、アツくて美麗でとんでもなく萌えた…!!

すっとずっと眺めていたい二人、今から次巻が楽しみでなりません。待ちきれないよ〜!

3

素晴らし過ぎる!

ドラマ化後に発売された今作。
もうノリに乗ってる感じがしました。お話が面白いし切ないしハラハラするしキュンとするしかわいいしドキドキするしいいものがたっくさん詰まってました。
今回は、麻水さんはお父さん原作小説の映画主演でイギリスに。白崎くんは主演ドラマで弁護士役初挑戦。
それぞれの仕事との向き合い方、離れている時にお互いを思い合う素敵さが溢れていました。
遠距離でギクシャクするような展開じゃないのが素晴らしい!悩みに対して明確な答えを言うわけじゃないけど、話を聞いてもらうことが大事なんだな。少しずつ対人関係を学んでいってる白崎くんの成長が著しい。たまにやってくる白崎くんのデレにノックアウトされる麻水さんがよい。

山瀬と佐久間もちょっとずつ進展してるよね。
山瀬は確実に佐久間に気がある。まだラブではないかもしれないけど、好意は持ってる。この2人の今後も気になるなー。

離れていたからより自分の気持ちに自覚した麻水さん。家族や愛情よりも自分のしたい事を優先した父。ハリウッドや海外での大きな仕事よりも白崎くんとの甘くて心乱される日々の方を大切に思う麻水さん。離れていた期間の分思う存分イチャついて欲しい。

紙本で購入。
真っ白修正ってか、元々描いてないのかもしれない。

7

遠く 遠く はなれていても

今作もとても好きでした。

離れていても大丈夫そうなふたりがしっかりと寂しそうにもしていて、そういう気持ちをストレートに零す瞬間が良いですね。

隣にいられない中でぶつかるそれぞれの壁に、励ましの言葉選びがスペシャルに白崎くんらしさを爆発させていて最高でした。

麻水さんとお父さんの関わりは案外アッサリしていて、ちょっと読み切れないところがありました。
ただ、麻水さんの頑ななまでの距離の置き方は、父の気持ちをわかってしまう日が来るのが怖い、と言っているようにも思えて。
それほどまでに白崎くんが大切で仕方なくて、それほどまでに演技が楽しいんだな。大切なものを大切なまま、抱えて生きていく術を見つけてほしいなと思いました。

片や白崎くんもぶつかる壁。
大切なものが増えて、それまでみたいに振る舞えないもどかしさ。
解決の切り口はやっぱり麻水さんとの対話の中にあって。交わした言葉の中からのじんわりとした気づきを、白崎くんが自分の中で噛み砕いて成長していくような姿が清々しくて眩しいです。

隣にいられる時も、そうじゃない時も。
背中を押して押されて、本当に良い関係性だなと思います。

5巻はほとんどが遠距離恋愛なふたりなので、麻水さんの帰国からのふたりのシーンはより甘さが引き立つように感じました。麻水さんの我慢できなさが白崎くんの起爆剤になる感じがお見事。
かわいくても夜はやっぱり一枚上手な麻水さんも、普段たくましくても最終的にはとことんかわいくなっちゃう白崎くんも良きです!

まだまだ応援し続けたいふたりです。

4

今回はお仕事色も強かったけれど、、、

撮影のためにイギリスへ行ってしまった麻水。
由岐とは遠距離になってしまいます。

そして、それぞれ仕事へ向き合う2人。

由岐が主演を務めるドラマの監督が、よりによって過去にバチバチしたことのあるパワハラ系監督でした。
もうこれね、
今の社会で問題なやつですよね、、、

由岐も由岐で、歯に衣着せぬ物言い? 違うな、真っ直ぐなのかな? なので、読みながらハラハラしてしまいました。
しかしそこで、由岐もマネージャーや山瀬たちのおかげで、ワンランク成長します。


けれど、最終的に由岐の背中を押し、さらに成長させた一言は、やはり大好きな麻水でした。


そして、監督ともコミュニケーションを図り、座長として雰囲気をポジティブなほうへ舵を切りました。


で、麻水帰国後、麻水さんがいない時間も、麻水さんがいてよかったと思う的なセリフに、5巻分の絆を深く感じました。
泣くでしょ。
このセリフ。



麻水も由岐に逢いたくて1日早く帰国しましたし、愛が深いなあとは思いましたが、今回のこの由岐のセリフにすべて持ってかれた感がありました。


それから麻水父の件もあっさり? な感じで終わりましたが、これはこれでもう終わってしまったエピソードなのでしょうか。


ますます続きが気になる5巻でした。

それにしても本当にいつも画がキラキラすぎていて、眼福です。
とくにお表紙とメイトのクリアファイルのイラストは、破壊力最高の美です。
今回もうっとり眺めながら読ませていただきました。(両手を合わせながら)



6

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