いつかお前を飼い馴らしたい

ドメスティックビースト

domestic beast

ドメスティックビースト
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神158
  • 萌×266
  • 萌22
  • 中立5
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
40
得点
1125
評価数
254
平均
4.5 / 5
神率
62.2%
著者
ミナヅキアキラ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
スモーキーネクター
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784813033523

あらすじ

蔵持桜次郎は人血を糧とする「バイター」であり、
実家は「バイター」の名家だ。
だが、自身の起こした不祥事が原因で本家から放逐され、
分家の大庭壱真の管理下に置かれることに。
不自由な生活に不満を抱いた桜次郎は、
本家の命令に淡々と従う壱真を奴隷のようだと嘲る。
すると、壱真は桜次郎の体内の抑制器を作動させ、
桜次郎をペットのように扱おうとしてきて……

表題作ドメスティックビースト

大庭壱真,蔵持家の分家長男,桜次郎の監督者
蔵持桜次郎,蔵持家次男,バイター

その他の収録作品

  • 檻の外
  • あとがき

レビュー投稿数40

執着が美味しい

スモーキーネクターを2冊復習してから読みました。

桜次郎がなんだか可哀想な生い立ちでしたね。親父クソだな!
見て見て!構って!が満たされなくて、なんかめっちゃ能力高くて…。歪んで育つよね(泣)

壱真の執着がいいですね〜!執着大好物です。憎まれても殺されそうになっても手放さない。ここまでされちゃったら桜次郎も満たされるよね?

殺してやる!から僕を見てろ、まで読み応えがありました。壱真すごいね君!
桜次郎の丸ごと心も体も手に入れて看取るまで離れないって。

そうなんだよね!スモーキーネクターの方でも思ったけど、バイターって孤独だもんね。
しかもあのクソ親父だし。これからは自由に生きていけるといいね!

0

特別感が良い

「スモーキーネクター」のスピンオフでバイターの桜次郎と管理者の壱真のお話です。
独特な世界観なので前作を読んでいたほうがより楽しめると思います。

序盤は桜次郎を飼い馴らそうとする壱真の執着が怖くて、甘さの欠片もない展開が少々しんどかったです。

しかし、壱真の真意を知った慶宗によって壱真と引き離された桜次郎が自らの意思で壱真の元へ戻った時は心に来るものがありました…!
桜次郎の孤独を癒せるのは壱真だけという特別感が良かったです。

シーモアはトーン修正でした。
お互いを求め合う壱真と桜次郎にときめきました。

最後はもう少し説明が欲しかったですが、有生とみつるの仲睦まじいところが見られたので概ね満足です!

0

お兄ちゃんが好きすぎる

ドメスティックとは家庭内のという意味だそうで。
乱暴に直訳をすると家畜やペットとなってしまいそうなところですが、今作を読んでみると「俺だけの獣」かな…なんて印象を持ちました。

前々作・スモーキーネクターで存在感を出していた桜次郎のスピンオフとのことで、これは一筋縄ではいかないんだろうなあと思ってはいたものの、相手となる壱真もなかなかのクセ者でしたね。
あんみつCPとは真逆のヒリヒリとした関係性がとても新鮮で、環境が異なるだけでこうも雰囲気が変わるものなのかとバイター設定のおもしろさに唸る。他の家がどうなのかもすごく気になります。
全体的に仄暗さが漂う、彩度と糖度が低めの世界観+下剋上+主従+執着…と、刺さる人には刺さる組み合わせなのではないでしょうか。
私はどちらかといとスモーキーネクター組の方が好みでしたが、このタイプの執着攻めの執着っぷりは読んでいてわくわくとしました。

スモーキーネクターを読んだ際、桜次郎という人は歪んだ心を持った小さな子供のような人だなと感じたのです。
そんな彼のバックボーンと共にその後の姿が描かれていくわけなのですが、歪んだ心を持ったまま育ってしまったのも理解が出来るもので、なんというか非常に生きづらそうなんですよね。
美しくて孤独な獣。桜次郎を欲してやまない壱真もある意味獣なのかもしれません。
飢えた獣同士の攻防戦のようなやり取りは読み応えがありましたし、一筋縄ではいかない関係性も良かった。
しかしながら、2人のCP的には萌かなと。
あんみつCPほど大きくは刺さらず…壱真が桜次郎にここまで執着をする過程がもっと読めたのならと思います。
ただ、桜次郎の兄・慶崇のエピソードが良かったので萌寄りのこちらの評価で。
不器用な愛情が切なくもどかしい、弟大好きなお兄ちゃんが気になって仕方がありませんでした。兄弟エピソードももっと読みたかったな。
お兄ちゃん好きな方はコミコミスタジオさん特典のリーフレットをぜひ。

1

チッチッ…

読むの勿体なくてずっと読めてなかったんですけど、やっと読みました。やっぱミナヅキ先生は天才だなって.................

本作はスピンオフ作品なので、スピンオフ元のスモーキーネクターを読んでないと、ちょ〜っと世界観が分かりづらいと思います。
まだ読んでないという方は、絶対に、絶対に、読んでくだだだだださいーね、ガチ、へへ

以降はネタバレしかない感想です。

スモネクだと当て馬...にまではいかないちょっとしたスパイス程度のキャラだった、桜次郎が主人公です。
この桜次郎くんはバイターという吸血鬼みたいな存在なんですけど、ちょっとやっちゃあいけないことを色々したわけで.......ア〜〜〜ッ説明すんのがめんどくさいので、手っ取り早く試し読みして下さい!!!!

この桜次郎の面倒をみることになった、攻めの壱真の歪み具合にゾクゾクきましたね。
試し読みの時点では、真面目なイメージしかなかったのに、本性はドロドロ執着剥き出しチッチっ男なんですから...チッチッ

桜次郎は強気で俺は誰からにも指図は受けねえ〜!シャーシャー猫ちゃんみたいな受けなので、相性最悪じゃん!!こんなのどうやってセックスに持ち込めば...!?って思ってたら、それを逆に嬉しそうに受け止める壱真よ...
違うわこれ相性最悪じゃなくて、相性最高なんだ...

壱真は飼い馴らしたいと、桜次郎は飼い殺すと、どっちもどっちやんけ〜!って
誰にも求められてこなかった桜次郎が、壱真に求められて懐柔させられてハッピーエンド?でした。
桜次郎は猫ではないけど、猫ちゃんって最期は家族から離れたがるってよく聞くので、猫っぽい桜次郎が壱真に、飼うならちゃんと看取ってって思ってるのきゃ〜らしか!!!て思いました。にゃ〜ね〜〜〜〜(?)

ミナヅキ先生の画力が高くて毎度驚くんですけど、ドメスビでめちゃくちゃ良いな〜って思ったのは表情でした。
桜次郎の余裕のある時とない時とコロコロ表情が変わるのに対して、あまり態度を崩さない壱真が、濡場では余裕がなく獣くさい表情がちゃんと描かれてて良い。
画力が高すぎる故に分かる、壱真が何着ててもちょっとパツパツの服たちがかわいい、かわいそうに、、、え?笑

こういう逆転主従関係いいな〜って目覚めました。ミナヅキ先生ありがとうございます。これからも最高な作品を生み出していってほしい。
あ!ちゃ〜んと、スモネク好きには嬉しいあんみつもちょっと出ます!!ねえ〜嬉しいねえ〜あんみつはいくらあっても助かりますからねえ〜〜...あんみつforever...しんじろforever.......ほな...チッチッ

5

新鮮なかんじ

最近のBL作品は似た内容が多くて新鮮味を感じられなかったのでなんとなく離れていました。
前作が面白かったので買ってみました

最初から最後まで歪んでて、これハッピーエンドでいいんだよね?って感じで新鮮味があり読み応えがありました。
受けの歪む原因のエピソードは結構納得できたんですが、攻めの執着の理由がなんとなく弱かった気がして、あれだけだとただのMやん…って。まだきっとあったと思うんです。そこら辺の心理描写もう少し深掘りしてほしかった感じはあります。
かなりボリュームはあるんで読み応えはバッチリ
それに加えて作者の絵が上手いので評価を底上げしてくれました

居場所?愛?家族?受けが欲しかったものが手に入ったけど、攻めは結局受けの何を求めてたんだろう。
恋人になりたかった?服従させたかった?居場所を作ってあげたかった?それともそばにいてくれれば愛なんていらないオッケー!くらい歪んでたとか?読み取れなかった私はまだまだ未熟者です。

最近お決まりのBL作品よりもこうゆう新しい終わり方の方が好きかもしれないです

2

かっこいいBL

多分表紙カバーイラストを見て気になった人は「買い!」だと思います
前作未読で表紙に惹かれて気になって仕方なくなりました
レビューを読んだりして前作未読でもいけそうかもと思い、思い切って買ってみました

そして「買い!」とお勧め出来る位にハマりました
多分前作にあたる「スモーキーネクター」も買ってしまう気がしますw
レビューでも見かける「あんみつ」や「家」事情を知りたくなりました

甘すぎない関係性や対立するような主従関係から始まる話が好きな人には読んで欲しいです
もし、この作品に続編があるなら最高のバディものになっていくと思います

つまり・・・続編読みたいです!!笑

2

スピンオフ作品嬉しい。

佐藤拓也さんが好きで、スモーキーネクターのドラマCDからコミックに来ました。
桜次郎のその先がとても気になっていたので、「ドメスティックビースト」とても楽しみにしていました。

執着独占欲が大好きなので、
壱真の執着っぷりが堪らないです。
一途な想いが行き過ぎていて、でも、純粋なただ欲しい。手に入れたい。桜次郎が自分を選ぶように、身を引くところはギュゥってなりました。

なのに、ベランダから見える所で、舌を鳴らすとか、敢えて部下を使って、桜次郎にイギリス赴任と結婚のことを聞こえるようにしているところとか、、、
策略家なところが好き。

お兄ちゃんはお兄ちゃんてただ弟を愛しく想っている兄弟愛も魅せてくれた。

6

ド執着攻め

スモーキーネクターが大好きだし作家買いです。
受けくんがかわいすぎるビジュアルはあんまりなんです。髪型どうなっとる?
攻めは雄みたっぷりでアンナより身体が大きいし
ドタイプやなーって思いつつ
積んでるうちにちるちるの一位になっており
急いで読みました。
うんやっぱり極上の執着攻めでしたね。
ミナヅキ先生の描く攻めってほんと極上です。
目力がすごいの。腹黒っぽいのも今回よかった。
桜次郎はもともとお姫様で幼稚なキャラだから
あんまり好きじゃなかったんですが
王道な陥落?こんな身体にしたお前が
全てなかったことにして結婚だとお??は?
ってな執着→箱庭エンド。
美しかったけどまた足首に抑制器つけてたよね?
なんですか?プレイ?自由になったはずでは?
そこちょっと気になりました。
面白いけどスピン元を上回るほどではないかな。

3

スピンオフだけど今作だけでも楽しめます!

作家様買いです!前作のスモーキーネクター2冊が大好きだったので期待大で購入しましたが....重めの執着で素晴らしく良かったです〜!!

足枷で管理される受けと口の中(舌ピに見える)の抑制装置で制御する攻めという設定がドストライクでした!
若干ヤバめな重めな攻めとそれに抗う受けを堪能できる素晴らしい一冊でした!

本編後のお話ももっとどこかで読めたらな〜と願ってます。あとほんとに絵がうますぎて、全コマ美麗です。

4

激萌え♡前作よりも好きすぎるスピンオフ

雑誌掲載時から単行本化を心待ちにしていました。
前作『スモーキーネクター』はだいぶ前に読んで、復習せずに一読したのですが、世界観を掴むのが少し難しかったです。前作を復習後に再読したらすごく楽しめました!(Renewは未読)

受けの桜次郎は可愛い顔をして行動がエグい、かなりじゃじゃ馬で女王様な強気美人の吸血鬼「バイター」。
その管理者の壱真は、初めは涼しい顔をしてますが、実は桜次郎を飼い慣らそうと画策している、ちょっと腹黒な俺様執着攻めです。

壱真は色気があってお顔が好きです。体もがっしりしていて素敵。滲み出るエロスを感じます。オフでは前髪下ろすのも良きです♡

序盤、壱真が桜次郎に本性を現す場面、下剋上を感じさせて萌えます。壱真に組み伏せられ、殺意を抱くほど憎む桜次郎。しかも壱真を変態呼ばわりw
ここからどうBL展開になっていくのか、ワクワクします♪

次第に明かされていく壱真の長年の執着。前作に続きここにもドのつく執着攻めが!w

そして桜次郎に、吸血の必要となる繁殖期がきます。普通はドナーを用意されますが、血の提供は壱真のみと宣言されてしまう。出た〜独占欲〜!
初めて吸血する一連のシーンは、ゾックゾクしました。猛獣を飼い慣らさんとする壱真の興奮がこちらにも伝わってきます。吸血される壱真、嬉しそ〜w

この繁殖期を過ごす二人の描写が大変エロい!壱真に雄みが出て、桜次郎が圧倒されてちょっと可愛くなるとかもう…たまりません!

後半、桜次郎の兄に二人の関係性を勘付かれ、引き離される二人。壱真が桜次郎の家の前に来て、目線を合わせるシーンがまた良かった〜。桜次郎の「粘着ストーカー男」とあざける顔が嬉しそうです。

ラストは桜次郎が自ら壱真の元へ。
壱真が穏やかな表情でストレートに桜次郎に求愛し、それを桜次郎が見下しながらも嬉しそうに応じる場面は、とんでもなくトキメキました…。
孤独な幼少期を過ごしてきた桜次郎には、壱真の強い執着が嬉しいんだなぁと。

書き下ろしのラストは、桜次郎がツンデレな可愛い子ちゃんになっちゃって、壱真は優しい溺愛攻めになって、めちゃくちゃ激萌えで終わりました!うーーわーーー最高ーーーーー!!

執着攻めと強気美人受けを愛する自分には、最高の作品でした!これからも何度も読み返しそうです♡

続編も!って感じの終わり方ではないですが、もうちょっとこの二人の物語が読みたい!!
ぜひぜひ番外編を〜〜〜!!

紙本購入 トーン修正(緩めな修正です)

15

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