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STAYGOLD
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
日高が吉田さんとの未来を前向きに考えてきはじめたと思ったら、吉田さんの家族のことだったり島ならではの噂がすぐに広まったりと前半はなかなか辛い話でした。
吉田さんがいい人すぎて哀しかった。
でもやっとコウが日高に意識を向けてくれたのが嬉しくてしょうがなかったです。
やっと想いが届いたのねと親目線で泣けました。
次がどうなるのか気になりすぎるので早く読まなくてはという気持ちでいっぱいです。
このシリーズはずっと追っかけていきたいです。
大人の男3人の、ひと夏の奮闘劇。淡々とした空気の中に苦味とほんのり甘さが滲むこのシリーズの魅力は、BL界でも唯一無二だなぁと改めて感じました。メインの相手以外のキャラとの関係が本腰を入れて描かれるところ、素敵ですよね。だって、世界には2人だけしかいないわけじゃないし。環境が変われば新しい人と出会い、新しい感情を向けられ、自分も新しい感情を持つ。吉田に対する日高の想い、福永に対するコウの想い。短くも率直な台詞とモノローグで書かれているので共感しやすいです。
もし吉田の祖母が同性愛の可能性も考えられていて抵抗がなかったら、このまま日高は吉田と添い遂げる決断をしたのでしょうか。触りたいと言われて嬉しく思った日高。でも、日高は吉田に触りたいと思ったのかな。高校時代のコウのように、相手の好意に応えたいという善意や、同性、しかも自分を好きになってくれる男なんて滅多にいないのだから、断る理由もないならその好意を拒むべきではないという消極的な理由で、吉田とのことを考えているようにも見えました。
BLに限らず、誠実な人が振られる展開は心苦しい。自分の曖昧な感情をありのまま日高に伝えた吉田の誠実さは本物だと感じました。島に残る吉田がまた恋愛とは縁遠い生活に戻るかもしれないと思うと辛いです。でも、そういう根本的な気持ちを無視して付き合っても双方にいいことなんてないのだから、吉田の祖母を説得するくらいの気力が今の日高にないのなら、やっぱりこの決断が正解なんでしょうね。昔の自分を見つめ直したコウと、新しくどんな関係が始まるのか、3巻が楽しみです。
よ、吉田さーーーん!!と叫びたくなる2巻でした。いやここまで心情描写が丁寧なBL漫画ありますかね。もう、先の展開がどうなるかも分からないしハラハラドキドキでした。吉田さんとくっつくエンドだって有り得たんじゃないだろうか、だってこれは何が起こるか分からない人生なのだから…と読了後は悟りを開きました。ハピエンの予兆があって嬉しいと同時に激重両片思いが終わってしまうのが少し寂しくもあるワガママ腐女子心を黙らせながら3巻を待ちます
これは本当に先生のすごさを感じました。
1巻を見ていた時は、吉田さんがすごく嫌で嫌で、、、なんでこんなにカッコよくないの!!!コウの後だと応援できないんだけど!!と思っていました。
でも、、2巻を読んだらまさかのまさか、日高と吉田付き合ってくれ!と思ってる自分がいてびっくり
なんだろう、、、全然吉田さんかっこよくないんだけど日高に対して真っ直ぐなんだよね、、、
はやく幸せになってくれ!!日高!!!日高を幸せにしてくれるなら誰でもいい!!!って思って、吉田×日高をすごく応援していました、、、
ただ最後、、、、最後の最後のコウ、、、、、やっぱりかっこいい、、見た目もだし全部、、、吉田さんとは全然違うね、、
昔の日高なら嬉しくなって飛び跳ねちゃうようなことをコウに言われたんだけど、日高はまさかのスルーって感じでびっくり。すこし日高の心に吉田さんが残っているのかなと感じて嬉しかったです。
本当にはやく3巻が読みたいです、、、!!
ただただ日高に辛い思いをしてほしくない、泣いてほしくない、その思いしかないです。日高、、、早く幸せになれよ!!!!!
もう一言で言うならばしんどい!!
読書中も読後も苦しくて涙が止まりませんでした。
切なすぎてすれ違いという言葉では表現できないくらいにボタンの掛け違い過ぎてこんなにしんどいなんて、、
私の中では当て馬の吉田さんはもはや馬どころじゃないです!!ブルドーザー吉田と命名しました!!
もはや当たり屋ですよ!まさか吉田さんがこんなに番狂せを起こすなんて、、
こんなにも日高の中で存在が大きくなってしまったところも既にしんどすぎるんですが、それでも日高が幸せならって気持ちも思わない事もありませんでした。(本編からのコウ×日高推しなので日高がコウ以外と親密になればなる程苦しくはありましたが。)
だけど日高に訪れるのは辛い現実。
そんな時にやっと待ち望んだコウが日高の前に現れるんですよ!!!
やっとここから!って期待しちゃいますよね??
日高がコウの前で吉田さんの事で涙を流すのも最高にしんどーーー!なんですけど、
遠回りしすぎた2人はやっとここから動き出せますよね???ってとこで2巻が終わり。
本当に本当に続きが気になりすぎる終わり方!!!
こんなにも読者の心を鷲掴みにして握り潰されそうな気持ちにさせてくれる秀良子先生は本当に見事な手腕をお持ちで驚愕させられます。
本編から見事な心理描写を巧みに表現されていてあくまで漫画の世界ですがキャラ達のリアルで繊細な心の動かし方等本当に圧巻です。
3巻が出るまで私には苦し過ぎて読み返せないんですが、こんなに激しく感情を揺さぶられた事この世界に入り込ませてもらえた事凄く凄く感謝しています。
早く続きが読みたくて仕方ない!文句なしの神作です!!!
もう、こちらの作品に関しては…
読むべし。
としか言えない。。
本当に最高of最高でした。
日高くんさえ幸せになれれば、他に何も望みません( ; ; )
吉田さんが本気で日高のことが好きで、一緒に歩む未来を考えてくれているのは分かる。
その吉田さんの情熱に触れて、日高も前に進もうとするんですよね。
(※でもやっぱりどうーも吉田さんが好きになれない、、当て馬だからというのもあるけれど、コウの見た目が良すぎるから比べてしまうんだ〜〜!!!
…ほんと自分勝手ですけど、やっぱり見目麗しいカップルが見たいという自分の本音があるんだなと再確認、、)
吉田さんの手をとり、踏み出してみようかと思うけれど、見えてしまう現実と将来。
病室での吉田のばーちゃんの、悪意の全くない「ひ孫の顔見るまでは死ねないんだから」の一言の衝撃たるや。。
その後のコマでは、日高くんの顔、何も描かれていないんですよね。
一体どんな顔で、どんな気持ちでその言葉を聞いたのか。本当に胸が痛くなる。
そして終盤の空港での再会、日高と一緒に私の目からも何か透明なものが、、、
…みなさま、読むべし。
秀良子さんは天才かなって思います。
1巻あとがきで書かれていたように、あれで終わってもよかった物語の続きがどうすすんでいくのか、ちょっとドキドキしながら読み進みました。
島の吉田さんとの関係を、大事に育てようとする日高。
一方のコウは、適当な女の子と体の関係はあるものの、上司の女性が少し気になっていて。。
それぞれの別の生活の中で、もしかしてこのまま、別の幸せを見つけていくのかな、という雰囲気が。
しかし各話のタイトルはコウ×日高編。どう進むのか?
この巻の終わりで、物語の方向が見えてきます。
それはぜひ読んで頂きたくネタバレなしで行きたいと思います。
けれど、このお話の中に、人生の展開、痛いほどの切なさ、紆余曲折ありながらの自分の恋愛の模索を入れ込んでくる秀さん。
3巻も正座して読むことになりそうです。
やはりこのシリーズは1冊の中にある情報量がすごくて毎巻夢中になって読んでしまいますね。
決して多くは語られず、ページの中にある情報を自分の中で少しずつ噛み砕いて咀嚼しながら飲み込んでじっくりと読める作品だと思います。
じっくり読みすぎて毎回レビューが長くなってしまいます。
それから。の中で、コウが女性とインスタントな関係を持とうとするのは、異性愛者である自分の辞書の中にはなかった男性同士の関係…日高と吉田さんについてばかり考えてしまってぐちゃぐちゃと散漫になった頭を、今までの自分に戻そうとリセットするためだったのかななんて思ったり。
乱されている。乱されているぞ中山コウ。と思いながら読んでしまいました。
女性との関係を切らしたことがなさそうだったコウが、ここまで特定の誰かのことを深く考えていたことがあったか?と思うと、なんだかもうそれは初恋のようではないかと思えてならないのです。
そして、前巻で恐怖を覚えた強烈な存在・吉田さん。
前巻のレビューで彼が無意識に日高を傷付けてしまうのではないかと書いたのですが、さもありなんとはこのこと。
自分も誰かに求められたり、異性が当たり前に経験することを自分もしたそうにずっと蚊帳の外から見ては淡く焦がれていた日高。
そんな日高の手を取りながら、蚊帳の中に住む人間の「普通」という価値観の屈託のない悪意で容赦なく突き落とす吉田家族が非常に残酷で印象的でした。
吉田さんという人は、日高にとっては善人に見えているようだけれど、実際のところ自分のことしか考えていない人なんだろうなと私は思うのです。
なんというのか…好意の種類についてはひとまず置いておいて、彼が日高へ好意を抱いているのは本当だと思う。
けれど、島にはいない都会的な日高のことを、自分を満たすためのステータスやアクセサリーのように無意識下で思っているのでは?と思えて仕方がないのです。
島で仲が良かったのも自分。ゲイだと打ち明けてくれたのも自分にだけ。弱った姿も見せてくれた都会の人。
うっすらとした優越感と興味と好奇心が滲み出ていて、こういう人ってどこにでもいるよなと生々しさを感じました。
好きか嫌いかで言うと私はこういう善人の皮を被った人間はあまり好まないのですが、このキャラの立ち方は嫌いではなかったです。
コウに執着していた昔の日高にどこか似ている部分もあるなあと思ったり。日高の場合は崇拝めいていましたが。
外見と性格が違うだけで、似た性質はあるというのにこうも印象が変わるものかと…秀先生、上手いです。
最後の最後に、コウの口からモノサシという言葉が出て来てとてもすっきりしました。きっと2人ともずっと自分の物差しだけでものを考えていたところがあるのではないかな。
それにやっと気付いた今、どうなるかは彼ら次第でしょう。
正直、2人にとって良い結果になってもならなくても良いと思っている自分がいます。
トントン拍子に上手くは来ていない2人ですから、あっさりとまとまってしまうのも何か惜しい気もしたり。
もちろん良い結果の方がうれしいですけどね。
どんな結果になるにしろ、しっとりと淡々と描かれる、ままならない関係の続きを見届けたくて仕方がないです。
今作も読み終えた後にじわじわと余韻が残る良作でした。
いやもう読み終わってから、ずっとコウと日高のことばかり考えてます。
脳内占領されちゃって困ります笑
余韻がすごい。
でも、この作中で多くを語らない、この感じが大好きなんです。
秀良子先生さすがです。
まず、吉田さんですが、私としては、島に来てすぐの傷心の日高にとって癒やしの存在であったことに間違いはないと思うので、その点では感謝してます。
でもなあ、まあ考えが浅かったですよね。
日高との将来のことまでは全然考えが及んでなかったですもんね。
でも、あのビジュアルで(ごめん)
一瞬でも、日高が幸せなら吉田さんもありなのかもしれないと思わせた(私だけ?笑)のはよくがんばったのではないでしょうか。
そして、コウ!!よく島まで来てくれました(泣)
そして、コウの告白ですが、抽象的な部分が多くまだまだ私の中で落とし込みができてません。
コウは日高のことが大切だから、酔っ払った日高からずっと好きだったことを告げられ、その気持ちに応えようとした。
でも、ノンケで女の子大好きな自分は、女子との恋愛しか知らない。
そこに日高を無理矢理あてはめてみたけど、うまくいかない。
日高は元々ゲイだから、コウが合わせるかたちになる。コウは本来性欲とか関係なく日高が好きだったのに。
こういう不均等にむかついてたという解釈でいいのでしょうか…。
そして、日高の「俺の方が絶対お前のことを好きだった」発言。
過去形なところが気になりましたが、これは以前の何においてもコウを優先していた日高ではなくなり、コウと対等な立場に立ったということなのか…。
今まで、コウと日高の「好き」は少し違いましたが、それが今後どういったかたちで着地するのか続きが気になって仕方ありません!
とりあえず、日高の涙はもう見たくないので、日高の幸せを願ってます。
最後にこれはただの妄想ですが、コウってまた日高とセックスできるのかなあと考えてた時にリバの可能性もあるのではとふと思いました。
昔、先生がインタビューでリバ好きって言ってたような。
個人的にはコウ受けめちゃくちゃ萌える!と勝手に妄想してテンション上がりました以上です笑
面白かった…!
ステイゴールドはBL漫画で1番好きと言っても過言ではなく、もちろん新刊が出てすぐに買いました。
描写がBL漫画の中でも細かいところまで描かれていて、むしろそういう小さいところが積み重なって全体的にめちゃくちゃいい感じに仕上がってるなあと。
とにかく、ただイケメン同士をくっつけようとか主要人物を手っ取り早く結ばせようってのでなく、新しい出会いであるとか、複雑な事情やそれぞれの葛藤など、めっちゃ紆余曲折がありのなんだのな展開で、大満足、お腹いっぱいでした。
こういうBLにはなかなか出会えません。
秀良子先生、これからも応援してます…!
いやー吉田さん、BL史に残る名当て馬ではないでしょうか(笑
純朴な良い人なんだけど、全く空気を読めない絶妙な感じが「こういう人いるわ〜」とリアルで存在感ありますね。
当て馬としてこのキャラを持ってくる秀良子先生すごい!
だけど日高も吉田さんに癒やされた部分ありましたよね。笑ってたし。
やっぱ人から求められるっていうのは嬉しいし、日高には救いだったんだろうなぁ。
でも「まだ結婚は考えてない」ってあの一言はダメ。「今はまだしないけどそのうち時が来たら結婚する」ってことでしょ。その未来に日高はいない。やっぱ現実が見えてないよ吉田さん。
結局日高はまた傷ついて…辛い。
そこへきてコウの登場ですよ!
コウからの告白?これは告白なのか?
諦めた恋が動き出す…続きが楽しみで仕方ないです。
吉田さん、賛否両論!
色々な意見があるから「私はこう思った」って語りたくなっちゃいました。
それもまた、この作品の持つ魅力かなと思います。
私は吉田さんナシ派です。
外見もさることながら、中途半端なところがダメだな〜と思います。
1巻でのエピソードですが…島を去る前にゲイであることを日高がぽろっと告白して、それを受けて吉田さんが「ネットとかでゲイのこといろいろ調べてみて(中略)おれは日高っちのこと好きなんじゃないかって思って」って。
それを聞いた日高は「それはたぶん『違う』ということを俺は知っている」って思う。
日高がゲイだと知らなければ、調べもしないし好きだとも思わなかったわけですもんね。
そして、通販で散財したり(しかも主体性がない)、たびたび東京に来たり(おばあちゃんに負担がかかる)と周囲が見えていない。
閉鎖的な島という環境での周囲の目や、お互いの今後の仕事のことなどは全く想定してないし、問題の存在に気づいてもいない。
後先考えず、なりふり構わずなのは、恋とはそういうものだからといえばそうなんですが、いい大人であるし、ことによっては相手の人生も左右してしまうのだから、行動に起こす前に熟慮が必要かと…。
つまり考えが甘い。
だけど独占欲は強い。
とまあ、私には吉田さんが「いい人」には思えなかったんです。
日高にはコウと幸せになって欲しいですけど、ここで恋人になったとしても、なんやかんやコウに泣かされそうな気がしなくもないですよね…
どう着地するのか、期待して次の巻を待ちます。
私からは以上です!
やっとやっとコウが動き出した…
女の子好きのコウだもの…何年かかってもいいよ…
吉田さんには幸せになってほしい。一時の気まぐれとしてではなく、ちゃんと失恋して過去のものにしてばあちゃんを安心させてほしい、というのは身勝手な意見だが。
しかし、どノンケ2人を惑わすなんて!魔性だわ!!!(店ねオネエさん目線)
物語がどこに到着するのか楽しみです。
やっとここから始まるのね。
読者をここまでたっぷりじれじれさせたのだから特大の甘々をください!
吉田さんに押しまくられて、触りたい等と求められてなんかその気になったみたいだけれど、日高の方は触りたかったんだろうか
吉田さんの日高への態度って、日高がコウのこと追いまくってたのと被っちゃうから、コウが絆されたのってこんな気持ちだったんかなって、その上でコウは日高を抱けたわけで、それをもって日高がコウは自分を愛しているって信じてくれたら良いんだけどな
そんで、日高は好きで追いかけまくることを無駄だったとは考えないだろうから吉田さんを振ることもできると思うんだよな
てか吉田さん日高が好きな方が自分の好きな方て、日高だったらそこは隠してたからね?それ口で言って気分良くなる相手だったらその関係ヤバいからね?
てか、日高コウのこと好きだったって言ってるけど、今は?今はどうなの??
コウへの傷心を癒やした吉田さんを諦めたタイミングでコウが自分を追ってきて追ってきたと告げるって、日高求められる恋ができてるじゃん!コウと!どうかこのままうまく行ってください
キッカら家族に優しかったコウがとても好きなので、親友が勝手に自分に恋して、それに付き合ったにも関わらずいなくなったっての理不尽で可哀想だったの
コウが日高といたいんならかなって欲しい!!
日高は結局やりたいようにやってるからね
コウが日高をいいようにしたことなんてないもん
コウの自分は果たして欲しいんかなって考える機会がこれまでなかったのはなんでなんだろか
あの上司も、叱ってたしなめたけれど、そうなる可能性がある状況自体は楽しかっただろうな
魅力があって求めればくれる人
相手が満足してることで足りてしまう人
軽いけど私にはコウは優しいとしか見えないんだよな
吉田さんにイラッとしても攻撃的なことは思いもしないし、バカにするみたいなところもなかった
続きがあることが不安だけれど、コウと日高が居心地よく一緒にいられる2人になれるように願って次の巻を待つことにする
STAYGOLDは大好きな作品で、新刊が出るるのを毎回とても楽しみにしています。
秀良子先生のタッチの良さ、絶妙な画面作りで紡がれるお話が大好きです。
が、吉田さんが、どうにも受け入れ難いキャラクターでした。
今までどんなキャラが出てきても楽しく読めていたのになぜだろうと
自分で不思議に思い考え込んでしまったほど。
リアルで良いキャラクターなのですが、なぜか最後まで好きになることができませんでした。
もしかしたら、自分で思っていた以上に「BL」に「見目麗しい男性」を
求めているのかもしれないな、と思ったり。
お話はいつも通りとても面白いです。次も楽しみにしています。
STAYGOLDシリーズずっと追ってます。
おまけの続編のここに来て、最強の当て馬吉田さんがかなりイイ線まで頑張っていて。絆されるにしてもほどがあるんじゃない〜〜って読者の悲鳴が聞こえる。これは秀先生だから描ける展開ですよね。普通の作家さんなら初期のキャラデザやプロットで編集NGでそう。
読者の3巻での「それから」の期待が、怨念のように渦巻いてますね。一刻も一秒でも早くくっついて幸せになるように祈ってます。
あと、今後、他作者さんや他作品で、どんな当て馬が出てきても心優しく見守れるようになりました。ありがとう、吉田さん。
私も吉田さんが苦手です。
人としては嫌いではないのですが、やっぱりあまり好きではないかも。
突然チャンスが舞い降りて、それに浮かれている姿が見た目のマスコット感に相まって正直滑稽に思う時もありました。
あの歳まで独り身で身なりも気にせず祖母と2人それなりに満足して暮らしてきだろうカースト下層の人(同級生女子?にいじられている辺りでも都合のいい人お察し)が、分をわきまえたりもせずああも大胆に動ける…私の中にないものでした。
どこから来るのかなその行動力と自信…家族に愛されて生きてきたお陰かな?
それ本当に恋?アイドルに夢中になる感覚に近くない?という疑問を抱かせられたりもしました。
自分に自信なさげだけど優しくて魅力が伝わってくる抱擁型くまさんだったならまた印象が違ったのかもしれない。
現実のゲイ世界ではよくいる見た目だと思うし、こういうラッキーはよく考えたら少女漫画ではよくある展開だし、実を言うとリアルでこういうラッキー展開を妄想したことはあります。
私が吉田さんだったとしても同じく浮かれていることでしょう...その姿を想像してもやっぱり滑稽に思えてしまうのです。(あんなに積極的には行動できないけど)
同族嫌悪なのかな?分かりません。
こういうキャラクターを登場させるチョイスが秀先生らしいなと関心します。
そんな吉田さん、いい所まで順当に進んでしまって。
日高には小さなひっかかりはあったみたいだけど、それでもまだ真剣にこの先を考えていた。
それが、おばあちゃんのあの言葉がダメ押しになっていたので、不謹慎にもおばあちゃんありがとうと思ってしまいました。
やっぱり、お似合いってある。
合う相性もある。
日高は追いかける恋が似合う人だと思う。
そんなこんなで、コウ日高のリスタートへの地ならし巻といった感じでした。
端々でしょっぱいというか、平凡でリアルな空気感で進んでいくところからは秀先生の妙技が味わえます。
大好きな作品なんですが、この巻だけを評価すると私は萌えかな。
次からまたギュンと萌える予定でいます。
3巻が待ち遠しいです。
日高の笑顔を見るまでは、
彼の幸せを見届けるまでは死んでたまるかって思ってる。
だから、“それから”が始まった時はそれは嬉しかったものです。
だって、この番外編は日高を幸せにしてあげるためのお話でしょう?
勝手にそう思い込んで読んでたんですけど…
それ…なのに、日高、また泣いちゃってるじゃん!!!
前巻、偶然再会を果たした日高とコウ。
またコウの切ない片想いがぶり返すのかと思いきや、
教師時代、住んでいた島の“吉田さん”と急接近してゆく日高。
どこからどう見ても立派なモブ顔で、当初の予想とは
遥かにかけ離れたタイプではあるけれど一途に日高を想ってくれる人。
できるならコウと成就して欲しかったけれど、
日高が幸せなら当て馬エンドだってかまわない。
だって、当のコウは今回も相変わらずヘタれでクズなんですもの。
人はそう簡単に変わらないし、
ましてや大人になってしまえばそうそう変われない。
いくら友情以上の感情に気付いてしまったって、
離れていれば女の子とセフレみたいなのは続いてるし、
隙さえあれば上司にだって手を出そうとするクズ野郎。
日高から距離を置かれて、吉田さんから牽制されたくらいで、
拗ねてないで、少しは甥っ子を見習って。
ここで変わらないといつか日高はどこかへ行っちゃうよ。
たとえ、コウが友情以上に、恋情以上に
日高をかけがえのない存在だと思っていたとしても、
その複雑怪奇な感情は誰にも理解しえないのだから。
一方の日高は、なんだか吉田さんといいかんじ。
遠距離ながらも週末には吉田さんが会いに来て、
花火大会には浴衣デートをしたり、
いよいよ日高の恋のゴールも見えてまいりました。
と、思ったのに!!
またしても、つかみかけて、こぼれ落ちてゆく日高の恋。
吉田さんのおばあちゃんの無邪気な期待が突き刺さる。
よりにもよって日高相手に
「あの子 どんな女の子と付き合ってるのかしら?」なんて。
だけど、おばあちゃんには悪気はないんだよ。
おばあちゃんの中では“それが普通”のことだから。
とどめは「ひ孫の顔を見るまでは死ねないんだから」。
もうやめてくれ…。
それでも吉田さんはおばあちゃんよりも日高を選んでくれたのかもしれない。
日高を幸せにしようとしてくれていたのかもしれない。
だけど、肝心の日高の心がおばあちゃんの好奇心によって
ずたずたに引き裂かれてしまった。
その後、吉田さんの前から黙って去ってしまった日高。
お別れも言えないくらいに打ちのめされていたくせに、
それでも「まだ傷は浅い」って、そんなの嘘って読者は知ってます。
どうして、どうして、日高ばかりがこんなにしんどいの。
終わりに、空港で打ちひしがれる日高の前に現れたコウ。
「なんで?」と聞く日高に
「何だろ ストーカー?」と笑うコウ。
コウ…お前……日高を追ってきたんか!!
コウの顔を見たら気が抜けたのか、我慢の限界だったのか、
ボロボロと泣き出す日高。
そんな日高の涙の理由もよくわからないままになぜか隣に座り、
慰めるどころか間男よろしく告白めいたことを口にしだすコウ。
本来ならメイン攻めにバトンが戻ってきたことに
喜ぶべきなんだろうけれど、ぬか喜びにならないか心配なんです。
駿人と優士のときもそうだったけれど、
二人の間を阻む壁(吉田さん)がいなくなり、
二人の気持ちが同じ方向を向いていたって
=ハッピーエンドというわけではないわけで。
夢にまでみたコウの「好き」が聞けたのに、
日高はちっとも嬉しそうじゃないし、
なんだか遠い昔の話をしているみたいな雰囲気が怖い。
今度こそ、拗れに拗れた二人の恋が実りますように。
日高を笑顔にしてくれる人と幸せになれますように。
もう、日高が吉田さんに流されそうになってビビリましたよ。
吉田さん良い人だけど日高にはコウと上手く行って欲しいんです。
2巻では日高に好かれようとする吉田さんが凄くイタい人間に見えてしまってダメでした。服を選ぶにも日高の好みを聞いて、日高に吉田さんはどちらが好きなの?って聞かれても日高に決めさせたいって所がもうダメでした。
しかも婆ちゃんを利用しようとした時点でダサ過ぎました。花火大会の日に日高が言ったことを理解してたら、狭い世界(島)で日高は暮らしていけないことは分かると思うんです。想像力が無い時点で彼には日高の手を取る資格は無いと思いました。
だからと言ってコウが許されるとは思ってません。息を吸うように女の子を誘って寝て、日高が自分以外の人の手を取りそうになった時点でやっと気がつくとか。あのコウの女上司がコウの悪気の無さを指摘してて、行動によって引き起こされる結果について選択させてたのが小気味良かったです。面倒くさいことは後回しにする癖があってこの事態を引き起こしたんだと思いました。
上下巻の予定だったようですが、2人の軌跡を丁寧に描いて頂けるのならあと2巻くらいでも待ちます!
楽しみにしてました。1巻があんな感じだったのでね…
これです、この感じ、日高くんがとにかく不憫。
ずっと日高くんが苦しんできたことで、怖がってること、たぶんそれは吉田さんには理解できてなかったんです。
最近のBLではスルーされがちな同性問題。
やっぱりこういうのがBLって感じてしまうのは世代の差なんでしょうか。
コウくんの中にはずーっと日高くんに思うところがあって、仕事もおろそかになってしまったことで現実を改めてきちんと過ごして、きっと今まであまり考えてなかったけどうまくやれてた、と思ってたことが実はそうでもなかったと気づいたのかな、と。
日高くんはきっと自分を好きになってくれて受け入れてくれてる吉田さんに期待したかったんだと思います。
誰でも良かったとは思わないけど、ぶっちゃけ、コウくん以外は自分からのめり込む事ももうないだろうし。
吉田さんは日高くんに対して確かに好意も欲もあったと思いますが、覚悟まで意識はしてなかったんでしょう。
だから軽はずみにおばあちゃんをだしにして日高くんを呼び寄せたんですよね。
でも、たぶんそれで良かった。
日高くんの心配は的中したし、島で吉田さんと過ごす未来は無いという事をきちんと認識できた…つらいですけど泣
でもコウくんが日高くんに会いに来たのは、ちゃんと日高くんとのこれからを考えての事だと思います。
日高くんいま弱ってるだろうし、コウくんにもう一度捨てられるかもしれない怖さのあまり簡単には行かないかもしれないけど…でも時間がかかったとしても、きっと次巻以降で報われると信じてます。
余談ですがイラストカード見て、あーやっぱコウくん髪伸ばして欲しいなぁと思いました…
“コウ&日高編”とはいうものの、一冊の大半は別々の時を過ごす二人が描かれていました。日高は吉田と、コウは仕事やら何やら。
一番気になったのは、作者は吉田にどういう感情を乗せて描いているか。癒し系の友人までは分かるけど、恋愛に絡ませるなら本命と同じかそれ以上の魅力を持たせて、こっちとくっついた方が幸せなのでは?と思わせて欲しいです。
相手に嫌われないことを優先し、相手に合わせながらも感情だけは重いものをぶつける吉田は、失恋した直後は特に関わりたくないタイプと思ってしまいます。何より恋への不慣れ感に触れるのは気を遣う。心が疲れてる日高にこういう相手をぶつけるって、コウと正反対の男という以外にどういう意図で描いてるんだろう。
最後はあまりに日高の夢のようで、ぽかんと見てました。驚くほど都合の良すぎる展開。本当に失いそうになって初めて気づく大切さは人の分かりやすい感情だけど、ここにきて急にリアル感が消えて戸惑いました。
吉田といるときはずっと頭で考えていた日高が、コウに会ってしまえば感情だけになる、あの一瞬はこれまでの吉田のすべてが無になる瞬間に見えました。なんとも言い難い切なさと虚しさと。吉田とはいったい…ってなる。
一応振り返る日高が救いではあるのかな。こんな最後を迎えるキャラにしては吉田を引っ張りすぎというか、コウがあっさり持って行きすぎというか、変なモヤモヤが残ります。
やっと話し合えた二人ですが、日高の告白は過去形で、これからどうなるのか気になります。
カバーのコウだけで
神をつけたい所ですが、、、
まあしょっぺぇです。
なんだろこの読後感。他の方たちも感じてると思うけど普通にBLに萌えてる読後感じゃないですよね。
ステゴはステゴ。
私は吉田さんが好きじゃないので1巻は
しんどかったんですが
そこはひとくぐりできてよかったです。
2人の復縁?しか願っていないので。
吉田さんの当て馬?展開はもうわかってた展開なんですけどね。
1巻の日髙と2巻のコウとで上下巻にしたかったみたいですがまだ続きます。
日髙の元バイト先ゲイバーのいつもの2人が
水星のコスプレをしていた!!時事ネタ?
かわいいしいつもあのお二人変わらなくて
大好き。ミオスレコス1番萌えました。
俺のが好きだったと言い合うコウ&日髙
けど時間軸がずれてる。。
ほんとに早くなんとかしてください。
ここまでリアルな感じでなんとかなるのだろうか涙
次で納得の最後くるのかあ?
また曖昧なラストは嫌っす。。
次は神をつけたい。
私的にはBLの読後って甘ーいかうまいっ!のどちらかが多いのですが、
STAYGOLD、特にそれからになってからの読後はしょっぱさに満たされています。でもそれが良いんです。
連載が決まった時、軽率に「コウと日高がメインになるなら勝ち確だね!2人に幸あれ」と自分が今まで読んできた作品の王道的なカップリング成立方法を想定して未来に浮かれてたのですが、ステゴがそんな簡単に、しかも無印であの結末を迎えた2人にそんな綺麗に整備された道が用意されているわけなかったのでした。
この世界には女性もいるし、性別問わず女性的な人だっているし、男性的であって同性が好きな人だっているし、皆が何かしら悩みも仕事もプライベートも持っています。それが巧みに描写されていて、コウや日高にも密接に関わってきて…。
キャラクター1人1人が読者である私達と変わらず生きていることが、結果読者として想定していなかった選択をキャラクター達がしても“ひたすら見守る姿勢”でお話を追わずにはいられなくなりました。
この世界で結ばれる事ができたら、なんて奇跡なんだろうと泣けてくるかもしれません。リアルタイムで色んな人達とこの作品を追えていることが嬉しいです。
表紙下で秀先生もおっしゃっていたように2巻くらいで完結するのかな?と私も勝手に思っていたので、続行というのは意外だったのですが、じっくりたっぷり積年の巨大感情の行く末を見届けるっていうは贅沢な趣向かも、、、なんて思いました。
が、なんとゆーままならなさ!!w
「好きじゃね」「好きだったよ」
時制ですれ違う心憎い演出。コウ、もう遅いんだよw
「好きじゃね」「好きだよ」
で海を見ながら抱き会って再会を喜び会えるほど若くない2人が重ねた年月を感じさせる絶妙な場面だな〜と噛み締めました。
でも一言言わせてください…この日高の台詞は伏せたままで読ませてほしかったな…。知らないまま読んだ方がもっと萌えた気がするのは私だけなんだろうか…(汗)
吉田さんというどの角度からみてもモブなキャラクターが主役の彼氏候補として快進撃を始めたときは、ええええ?!でも秀先生なだけにそういうこともありうるのか?新鮮すぎる!ってドキドキしてました。日高が吉田さんのおばあちゃんの言葉に世間というものを実感して正気にもどってw、吉田さんとの蜜月を冷静に省みる件とかは意外だったんですが(誠実さにうっかり期待しちゃってたんだろうか。。。)、今までの人生で傷つきすぎて、もはや傷つく以前に諦めるようになった”大人”日高の”メタモルフォーゼ”を感じさせられました。そんな日高に対して、まだ現役”男の子”なコウ。
表紙のコウのアンニュイさが2巻そのものっていう巧さも素晴らしくて、私は懸命に日高に好かれたいと頑張るBLらしからぬ当て馬w吉田さんにも愛おしさをおぼえて、最終的には吉田さんも含めてみんなが幸せになればいいな~って願わずにはいられないのでした。
1巻を手にしてからずーーっと気になってることが1つあって
2巻にもなってもやっぱり気になる 紙がピンクっぽく見えるのよ
失礼ながら 難解で厄介で 結構な苦戦しながら読んでます
んんん たぶんBLを読む姿勢では読んでないつもりなんだけど
てか 普段読み慣れてるBLとは違うぞッ!って身構えてるところが余計にダメなんですかね
ただ恋をして 結ばれて ヤりまくって ってんじゃないから困っちゃう
なんだかズルい人ばっかりで ウジウジぐずぐずしまくってんな って一歩引いて見てるところがあります
確かに 恋や好意に潜む歪んだものや 人の中に必ずある薄暗く汚い穢れの部分をみるには面白いんだけど どっかに胸くそ悪いものが溜まっていくんですよね
ハッキリ言って 吉田さんがキライです
吉田さん自体はほんとにいい人なんだろうと思う でもあたしの中では 恋慕をおしつけてくる どうでもいい人
なのに押しが強くなりすぎて 目に余って いるよな こういう女 って目になってきちゃってキライが急加速したな
そもそも コウも日高もどうしたいのか さっぱりわからない
確かに 日々の忙しい中にあって その事だけをゆっくり考えることができないのはわかるんだけど
いろんな人の感情が錯綜してるのに 何でこのふたりのキモチだけ読めないんだろ?
ヤりちんが一皮剥けて大人になったからって 直ぐに何かは動かないし日高が救われるわけじゃない
けど 吉田さんとの関係がこれで 立ち消え したのならあたしは救われる
正直元ネタから読んできて 自分みたいなガサツなヤツが読んじゃいけないお話なんじゃないかとは思ってるんだけど 逆に この繊細でいて残酷なお話だからこそ読まなきゃいけないんじゃないかと思えてきたりもしてる
だから最後まで脱落しないよう とえりあえず 次が出るまでにはちゃんと落とし込んでおきます
読みましたよ。読みました。
こんなにカバー下に同意しながらもそんな自分を否定したい漫画あるかいなと。これでさ、BL漫画らしく吉田もとい吉田さんがキラッキラのビジュアルしてたらどうよ?吉田×日高に揺らぐ人ももう何割かは増えたんじゃなかろうか。それがね、少なくとも自分は花火大会のあたりで「え?いやいやまさかね…でも…え?」と、期待しているものの供給がないことに怯えたりしたもんです。そんな自分の感覚が恐ろしくなったりもしたもんです。でも娯楽として読んでんだからそれでもいいじゃんとも思う。げに恐ろしや。嫌いと言い切れる方がよほど清々しい。1巻のカバー下の先生のご意見とおり、失恋で終わる話でも全然構わないはずだったのに、こうなれば貪欲。
コウがいる場所に留まらない日高を2巻連続で見せつけられている。文字通り飛んできたコウすら置いていける日高に成長を見る。成長だよな?モノローグから、投げやりではないと信じたい。
吉田さんは日高の友達で、吉田さんの気持ちに応えたい日高は、吉田さんのことが…まぁ好きだったよなぁ。
相変わらず秀良子先生は生きてる人間を描いてくれますね。
追記:コウという存在がいなくなった日高って恐ろしいほど冷静というか、人生においての冒険しなさが出てる。いや、一度心折られた人間が石橋を叩いている様子なのか。
吉田さんの「俺 まだ結婚とか考えてない」もな…まだか…「しない」とか「日高といたい」とかじゃなくて、まだ…か…
非常に興味深い「コウ&日高」編の2巻。
えっ!なんとまだ完結してない。
だからまだどう転ぶかわからない。キ〜ッ‼︎
前巻で日高がアノ10年ノートを焼いた。
だから私は、日高はコウとまた始める気はないんじゃないかと思ってる。少なくとも前と同じことはしない。
でも吉田さんともどうなんだろう?
そう思ってたらやっぱり立ちはだかってきたよね。
おばあちゃんの無邪気な言葉の一つ一つが、自分の行く先に立ちはだかるよね。
自分が幸せになることが相手の未来を捻じ曲げて奪う。日高はきっとそう感じたんだよね。
そして、そうしてまで吉田さんと、っていうところまでは行けないんだよね。
この2巻では、吉田さんと進むかと思いきやのお別れフラグと、まさかのコウとの再会が描かれているけれど、やっぱりコウに対してもかなり低温ですね。
このままでは誰とも前に進めなさそうな日高だけど、「日高の幸せ」は一体どんな形をしているんだろう?
その形はまだ見えない。恋だけが幸せとは思わないけれど、とにかく日高の弾けるような笑顔というものが見たいですよ。たとえコウを踏み台にしてもね。
一方、吉田さんだってブサイクだから振られて当然なんてことがあっちゃいけない。吉田さんもなんとかなんないかなぁ…
何でこんなにも色々な立場の人の気持ちを描けるのか。
登場人物たちの心理がどれも分かり過ぎて苦しい。
きっと、ゲイの日高はコウが男だから好きになったのだと思う。
けれど女の子としか恋愛してこなかったコウが、性別関係なく日高が大事だと言った。
だからこその、「俺のほうがよっぽどお前のこと好きじゃね?」なのだと思う。
揺れ動く心が切なくも愛おしく、ここから始まるかもしれない恋を期待せずにはいられない。
今回も吉田さんは痛々しく、ごめんだけど半退場でホッとした。
(それから。を読む前に、絶対に『STAY GOLD』を読んで欲しいです。)
コウと日高を応援してる身としては、あまり楽しくない内容でした。
…前半部までは。
コウは相変わらず女性関係がふわふわしてて何やってんだーって感じ。
日高の方は、吉田さんとのことを前向きに考えてみようと動き出し始めました。
それぞれの時間軸で物語が動いていて、コウと日高の接点は終盤までありません。コウはコウの生活を、日高は日高の生活を送る中で、たまに過去のことを思い出してはお互いがそれぞれの日々を過ごしています。
ここで何に気付くのかと言うと、コウの時計の針は止まっていて、日高のそれは動いているということです。コウは過去に、日高は未来に意識が向いています。
日高は吉田さんとの未来を考え始めるようになっていきました。
吉田さんの日高へのアプローチが熱烈ですごい。彼は日高の反応に一喜一憂したり、無邪気で感情豊かな人。コウと対照的な人物像を当ててきたのは作者さんの敢えての意図なんでしょうか。なかなか面白いです。
吉田さんは積極的ではあるけど、日高への恋心や本気度は未知数。ゲイじゃないけど、でも日高を好きというのは確かで、男同士のことも色々と調べたり向き合っています。日高が吉田さんとのことを真剣に考えられたのは、彼のそうした熱い気持ちを感じられたところが大きいと思います。
でも、吉田さんの背景に見え隠れする大事な家族、仕事、島での生活が、吉田さんの思いと同じ方向を向いてくれるとは限りません。
男同士の恋愛が抱えるリスクを知っている日高だからこそ、吉田さんと共に進む未来に慎重にもなるし真剣にもなる。日高の苦悩がすごく伝わってきました。
一方で、コウは日高との過去に思いを馳せていて何が正解だったのかを探し回っているように見受けられました。
コウの恋愛ってサラッとしてるというか、執着しない引きずらないイメージがあるんですけど、こうして日高とのことはずっと考え続けているのって、日高がコウにとって特別な存在だからなんですよね。
コウは色々と考えている段階です。これまでの異性との恋愛と比べたり、自分の中での日高の存在を確認したり。
コウの中のパズルのピースがなかなかハマらなくて、違和感だらけの日高への感情の原因と模索をずっとしてきた彼が、行き着いたその答えはなんだったのでしょう。
わざわざ日高を追って島にまで会いに来てその思いを伝えたというのに、日高にはうまく伝わっていないのが何とも残念…(苦笑)ですが、ここから物語が大きく動いていきそうでめっちゃドキドキしました。
日高に会えてコウの表情が明るくなったように感じました。コウの止まっていた時間もやっと動き始めたみたいで良かったです。
日高は今までたくさんの恋愛を諦めてきたと思います。いや、諦めざるをえなかったって言うのが正しいかな。
もうこれ以上日高の涙を見たくはありません。次に流すのは嬉し涙であって欲しい。心から幸せに包まれた日高の笑顔が早く見たいです。
次巻は、吉田さんのことにしてもコウとのことにしても大事な局面に入っていきそう。読み終わった瞬間から続きが気になって仕方ありません。
あー。
読後感、まずこの一言に尽きる。
先生、大好きですー!
何なの、これ。
もう「最高」しか出てこない。
どれだけ言葉を重ねてレビューを書いても、この作品の素晴らしさは書ききれない気がする。
ずっとコウのことが好きで。
身体を重ねて、でもその恋心が成就することはなくて。
そして赴いた先で自分を好いてくれる吉田さんと出会って。
という、前巻からの続きから。
吉田さんからの熱烈な求愛に戸惑いながらも、それでも自分にまっすぐ愛を伝えてくれる吉田さんに絆されていく。でも、今までの経験からその次の一歩が踏み出せない。ゲイではない吉田さんを、信じ切ることができないから。
感情をあらわにすることのない日高くんが見せる、葛藤と切なさが胸に迫ってくる。
そしてコウも。
仕事上の先輩(女性)と良い感じになっていく、その過程が実にリアルです。
仕事上のトラブルを共に切り抜け、共に過ごす長い時間の中で抱いていく、上司への信頼とほのかな下心。
2人の心情がめちゃくちゃリアルで、この「平凡な日常」を上手に切り取るその手腕はさすが秀良子さんならではか。友達からいきなり恋人にはなれないし、ノンケさんが男に恋しろと言われても…、という、昨今の出逢ってすぐに恋してエッチして、という展開の速いBL作品とは一線を画す作品です。
正直に言ってしまうと、吉田さん、モブ感がすごくて。
いやいや、日高くんの恋人にはなれないんじゃない?
と思っていてごめんなさい。
日高くんに会うために服を何着も買っちゃったり、喜ぶことをしてあげたいと思ったり、彼のすべては日高くんのためにある。そんな彼に、少しずつ絆されていく日高くんの感情も手に取るようにわかる。
からの、急展開。
しかも、誰にも悪気がないだけにしんどい。
そこに、相手を想う愛情があるからとわかるだけに、日高くんの哀しみはどれほどだったのかと思うと胸が痛い。
コウなんか捨てちゃえ、と、私は思うわけですよ。
コウなんかよりいい男はいっぱいいるよと日高くんに言いたい。
が、それが恋なんだろうなあ…。
最後の終わり方がまた良い。こんなん、続きが気になるにきまってる。はよ続きを…!
正直日高くんと吉田さんがあれほどいい感じになるとは思ってなかったんですよね。コウとは正反対の(見た目も中身も)男性なので。
コウへの想いは恋に「堕ちちゃった」。
吉田さんには「ほだされた」。
のかな?と思ったりしました。だからコウとのことを振り切るまでには時間がかかったし、吉田さんは自分の意志で彼のもとから去ることを決意できたのではないかと。
いままで日高くんはそれなりの付き合いをしてきたのだろうと。
身体だけの、それだけと割り切っただけの。
そんな中で、コウへの愛情は明らかに一線を画しているわけで、二人が再会した今、これからどんな展開を見せるのか気になる。
でもなー、コウには何かしらの天罰が下ってほしいよね。
日高くんをあれだけ振り回したからね。
と思いつつ、でも願うのは日高くんの幸せだけなんだよな。悔しいことに、日高くんを幸せにできるのもまた、コウしかいない気もするし。
2巻完結だった(予定)とのことなので、次巻で完結なのかな。
早く続きが読みたいです。
さすが、さすが、派手じゃないのにドラマチック。神作品だ。
白黒つかないコウの感情がわかるような分からないような…苦しんでいるのは日高だけじゃないんだよねって気付かされる気がしました。ただ、今後この二人がどう転ぶかが分からない、コウの言っていることもわかるようでやっぱり分からない。日高が求めている関係とコウが求めている(求めている?模索している?)関係に折り合いがつくのかが分からない。
吉田さんは吉田さんは…うん。こんな芋兄ちゃんの手をとらざるをえない(言い方ごめん)日高の気持ちが正直可哀想というか。
ヤキモキの後のこの展開も神が勝っていたなあ。
これが真のBL漫画だと思います。
コウ×日高
秀良子先生は本当に感情描写が上手です。
想われるという感情に彷徨う日高。
難解な心情に縛られるコウ。
自己まで失うほど夢中になる吉田。
3人の男たちの揺れ動く様子と
一緒に心がドキドキして震わせました。
日高:
想われると想うのバランスが崩れていく。
モヤモヤしている感情が悩みながら、
ごちゃごちゃしていても、
長年の膨大な一途な想いには始終に勝てない・・・
切なくて涙が出てしまう。
同性愛者である孤独感と、
吉田のへの思いやりの虚しさが、
さらに痛みを増している。
コウ:
迷う想い、本当に深い。
難しい焦燥感の中で、
どうしても手放したくない複雑な気持ちがある。
まるで迷宮のように入り組んで
果てを探し回って、
心の奥底に隠された出口は・・・?
モテモテ男のずるさも少し感じるかもしれない。
吉田:
熱狂的な憧れ。
その強い想いに取り憑かれている姿に共感し、
経験したことのあるような高揚感と不安。
報われてほしいけど・・・。
当て馬で決してイケメンキャラではないのに、
そんなにも愛おしく感じさせる。
同性愛はまだまだ受け入れられずに、
その未来性の悲しさが、
心にズシンと刻まれました。
エロなしでも、
特に激しい場面もない。
それでも、静かな雰囲気で、
恋に翻弄されてしまった
途方もなく大きくて強力な感情には圧倒され、
秀良子先生の神様のような才能や、
3人の内面の葛藤や苦悩の鮮やかさに心を奪われました!
彼らの恋愛の行方が気になって仕方ない。
次の展開が待ち遠しいです。