前作の大ファンです。
なので続編を楽しみにしていましたが、本当に残念。
ロウにニコという気になる同僚が現れる展開。
私は、当て馬を登場させるなら佳乃側にあてるべきではないかと思うのです。
ロウを妬かせてギリギリさせて欲しかったのに、何でお前がまた佳乃を不安にさせてんだよ!です。
「オレがフリーだったら全然アリ」のセリフはマジでないし、佳乃と一緒に行こうと言っていたランチに先にニコと二人で行くのもない!
ノンデリが過ぎる!!
相変わらず佳乃は可愛くて健気で好き。
ただただロウが良くない。社会人としてどうかと思うところもあるし、成長してなくてガッカリ。
きっと、スイニコのスピンを作りたいんですよね?
でも、続編ならまず第一にロウと佳乃の揺るぎない関係、ラブラブな姿をたっぷり見せて読者を安心させて欲しかったです(前作のロウがアレなので特に)。
WEB小説のコミカライズ。
続きものの1巻です。
美形×フツメンの幼なじみBL。
両親と幼馴染の縢(カナ)に「可愛い」と言われて育ち、自己肯定感の高い梛帆(ナホ)。
次第に自分は可愛くないのでは?と気付き始めてーー…という展開。
私は、受けが攻めと距離を置こうとする展開が好きです。
なので、この作品は大好物です!
本当は縢も自分のことを可愛いと思っていないとか、好きな人は他にいるとか思って距離を取ろうとする梛帆がかわいそ可愛いです。
コミカライズだけ読むと縢の気持ちが見えてきませんが、原作を読めばそんなにシリアスでも闇があるわけでもないと分かります。
多分こうなんだろうなー、こうだったらいいなー、という展開になっていくので。
15分程度で気軽に読めるボリュームなので、先が気になる方は原作をお読みになるのもいいかと。
そして原作派の方にも、コミカライズ巻末のSSはオススメです。
1巻は原作の半分弱ですが、出来たら次で完結して欲しい。
絵柄は原作のイメージによく合っていると思いますが、 1冊あたりのページ数と値段が釣り合っていない気が……
作家さん買いですが、期待が大きかった分ガッカリ感が強かったです。
というのも、十和と満のラブストーリーが予定調和だったのと、キャラクターが混みすぎ。
この話、群像劇の1エピソードならアリかなと思います。
ただ、これで完結というには浅いし、他のキャラたちが置き去りにされた気がする。
双子の片割れ・大和とか警察官の兄とか(ゴリとか)……
大和に対する十和のコンプレックスも、優秀な弟ってならまだしも、ただのヤンキー(そう見えてしまった)に対して卑屈になることないような……
そして、肝心のラブストーリーの方もね。
満に優しさと居場所を与えた存在が十和だというのなら、ゴリでもいいんじゃ?そこは顔?
大和もねー、兄が警察官なのに売られた喧嘩は買うスタイルは駄目だと思う。
優しい兄の足を引っ張りかねない。
それでも、雰囲気はいいしキャラデザも可愛かった。
次回作に期待してます。
シリーズ8冊目。
夜光先生の作品の中で、今のところ一番好きなシリーズ。
なんといっても有生がいい!
家族にさえも興味がない有生が、慶次にだけめちゃくちゃ甘いのですよ。
で、何だかんだいつも慶次を守って甘やかす有生が、今回はめちゃくちゃ甘えるわけ。
もうねー、萌えツボ連打でノックアウトされました。
珍しく調子を崩す有生。
弱って慶次に甘える姿が可愛すぎ。
看病イベント最高!
有生がそうなってしまった理由が後から判明するのですが、これがまた健気でギュンとなりました。
8巻は、それほど不安にならずに読めるお話でした。
中休み的な感じもありつつ、最後には有生の出自について大きな事実が発覚。
また、慶次にも転機が……?という、絶妙な引き。
とはいえ、ちゃんと完結しているので読後感は良いです。
同棲開始という点も、本家の離れという安心感がありました。(なんせ狙われていますからね)
エロの方もしっかりみせてくれて期待以上。
シリーズ重ねても独特の世界観は色褪せませんね。
続編も楽しみです。
作家さん買い。
突然、外国の王に嫁ぐことになった日本人青年の異国花嫁BL。
受けは、寝耳に水な普通の大学生。
一人で異国に発ち、強引に迫られたとはいえ「してみてもいい」でいきなりエッチしますか?
上から目線な王にもイラついた。
「私に溺れるぞ」って、どれだけ経験積んできてんの?
あらすじに難攻不落とありますが、私には受けちょろ…としか思えませんでした。
1巻完結なので仕方がないけれど、好きになるのもあっという間だしヤッてばっかり。
バートも愚か過ぎません?
母親は本人任せすぎるし、大学のことも気になった。
そもそも、契約書の内容がお互いに違うのって酷くない?
騙されたのかな?と思ってしまった。
全体的に悪いとは思わないけど、刺さるものはなかった。
唯一、受けが攻めにかける寝技は好きです。
ついに完結。
前作あたりからすごく嫌な予感がしていましたが、やっぱり…という感じ。
この作品て真冬と立夏の話だと思ってたんですけど、最後まで真冬と由紀の話だと感じました。
よくも悪くも、影の主役は由紀ですよね。
真冬が音楽と立夏と共に生きていこうと決意した理由も覚悟も伝わってきましたが、二人の物語としてはまだ始まったばかり。
春秋に関してもその後の話がもっと読みたかったし、シリーズ後半は肝心の「ギヴン」が蔑ろにされていたように感じました。
ただ、見開きの丁寧な作画は素晴らしかった。
由紀とのやりとりを踏襲した、「帰ったら〜」のセリフも個人的には良かったと思う。
けど、最後の最後まで由紀の存在がチラついてしまったのは残念としか言いようがない。
いくら群像劇とはいえ、これは違うかなと思いました。
あれだけ引っ張ってきたのに、最後は早送りしたようにあっさり終了したのもガッカリ。