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オメガバースの最高傑作!
52hertz no kyoshin
とにかく、素晴らしかったです。
早寝電灯先生の作品は恥ずかしながら初見でございました。
靴下が両足同じじゃない人、たまにいますよね。
気にしない性格なのか、おっちょこちょいなのか…。
攻めの清成くんはそんな人。
受けの武史くんは几帳面で気づいちゃうんだけど。
それをあえて伝えたりしない人。繊細。
2人の距離感を、靴の触れ合いや纏う空気感で
キラキラと伝えてくれるのが、とても心地よかった。
高校の時、後ろを振り向かずあっさり帰っていた彼が
白根くんには振り向いて挨拶するところ、ギュンとした。
Ωに生まれたら、Ω性にガチガチに捕らえられてしまう苦しみ。
女性が生理に苦しむのに近いなっていつも思う。
誰も女性を選んで生まれてないし、
子ども産みたくない人も生理はくる。
女性がオメガバース設定を本能的に苦手に感じる部分
(もちろん全員じゃないです!)て、
毎月毎月イヤってほどそれを痛感してるからだと思う。
なんで私が?今日いきなり?明日受験なのに、旅行なのに、面接なのに。
性に振り回される苦しみ、それと白根くんは果敢に戦ってる。
逆に清成くんはα性のレッテルをくだらないと思ってる。
αだから優秀。これは「男は男らしく」みたいなのに近いと思った。
男に生まれたくて生まれてない。でも、男らしくしろってなんか言われる。
男なんだから泣くなとか。無茶苦茶言われる。
持って生まれた性を、
何も気にしない人も、簡単に受け入れることができる人もいる。
でも、そうじゃない人もいる。
それは理解されにくい、孤独。
そうじゃない人は、どうしたらいいの?
その苦しさを同じように分かち合える人に出会えてよかった。
孤独なクジラでいる覚悟は必要だけど、そうならなくてよかった。
白根くんは(考えてみたら2人の名前も凛として清らかですね…)
清成くんと一緒にいることで、
他の存在に影響されにくい自分でいられることに気づき、涙する。
「偶然が生まれた瞬間それは運命だから」
冗談交じりに交わされたこの言葉、ワタシはとても好きでした。
自分の中にもある、いろんな落としどころのない感情を
まとめて涙で流してくれて、救ってくれた幸せな物語。
間違いなく神作品です。
早寝先生もオメガバもまだまだビギナー読者です
急速にファンタジー慣れを進めている中、ずっと「いつか必ず読む!」と決めていたこの作品を読ませていただきました
この作品を送り出して下さった早寝先生、そして教えておススメして下さった素敵な声の数々に最大限の感謝よ、届け…!
オメガバを読み始めてツライ描写ばかりじゃない、というのも分かって来たのですがこの作品を読んだ事で「こんなにも優しい世界」をオメガバ設定だからこそ味わえる、という事も知れました
バース世界の解釈の幅の広さに可能性の奥深さを感じ、ますます読みたい作品が増えていきそうです!!
清く優しく傍にいるだけで心が休まりそうな2人
2人の周りの空気は澄んでそうで呼吸が楽になりそう、と勝手に思っています
混じりっ気のない美しさを感じます
物凄く高級な香水や効果バツグンなアロマの香りではなく、自然由来の澄み切った空気で肺が広がるような感覚です
思いっ切り空気を吸い込みたくなる…!
大袈裟に感動を煽る訳ではなく、ただそこにある事で感動が自然と生まれる、、、温かさが滲み出るようです
「共振」空気の振動同期して通じ高めていく、、、この作品のタイトルも素敵でしかない
寝起き一発目に読み、頗る気分が良いです!!
でもこの作品、1日のどの時間帯に読んでも気分が良くなれます!!
すごくすごく良かった…!(アワード〆切ギリギリに読んでしまった事だけが、、、(¯―¯٥)あぁ…素敵な作品が多過ぎて困る、という幸せな悩み、、、)
私のように「オメガバースあんまり得意/好きじゃない…」という方にも自信を持っておすすめしたい、大好きな作品です。
好きすぎて一時期毎日読み返してました。
オメガバースは自分には合わないんだ、と諦めていた自分の固定観念がひっくり返されました。
切なく、優しいオメガバース。
高校時代の同級生の、社会人になってからの再会ラブストーリーです。
タイトルの謎はぜひ読んで確認していただきたい(雑
番にならないし、アルファに襲われたりしないし、妊娠・出産もありません。
攻めの清成(α)がね…すごくすごく白根のことを大事に思っていて、絶対に傷つけたくなくて、でも距離を縮めたくて…!って葛藤する様子がめちゃめちゃ伝わってきて、胸がきゅーっとします。
好きな場面はありすぎて書ききれない感じなんですが←、
必見だよ!と思うのが
まだ清成→白根への一方通行の恋の時、二人で食事に出かけ、テーブル下で白根に足をコン、とぶつけるシーン。
偶然か、意図的かちょっと判断が難しいぐらいの絶妙な塩梅で、白根を見つめながら”好き”をアピールするんです。
エモっ…思い出すだけで情緒不安定になれる…(?
お互いの想いを確認した後のセッも、優しくて濃厚で。
受けの白根が、しっかり「男性」の体つきなのも、注目ポイントです!!!
ほどよく肉感があって決して女性的ではない白根が乱れる姿がセクシーすぎる。
あとあと、電子の「巣作り」のお話も必見かと。
まあとにかく、読んで…!と声を大にして言いたいのです。。
穏やかなようで激しい情熱があり、優しいようで悲しい想いがあり、愛があり恋があり…めくるめく青春のドラマに胸が熱くなったり、大人になった彼らにじんわり泣いたりしました。
理性と本能に翻弄されるオメガの白根。高校時代の彼を忘れられないアルファの清成。彼らの葛藤と恋愛を描いた作品です。タイトルの『52ヘルツ』については、作中で語られています。どの個体とも共鳴しないクジラの声の周波数。この作品には『身体共鳴』という、アルファとオメガが問答無用に影響しあう設定があり、それを厭う白根はそのクジラのように、誰とも共鳴したくないと思っているのです。
しかし途中、恋愛が進むにつれて「52ヘルツじゃなくてよかった」と白根が言うシーンがあります。そこでパッと膜が破れたというか、殻が割れたというか。白根が誰かと想い合い、身体共鳴でお互いを共振し合い、影響し合えることの嬉しさ、幸せを見出だしてくれて良かったと思いました。
でも『52ヘルツの共振』というタイトルを考えると、52ヘルツのクジラは一頭ではなく、ペアとなるべきもう一頭がいたではないかと、そんなことも思いました。白根と清成がその唯一のパートナーであればいいなと。この作品には『運命の番』という言葉は出てきませんが、2人にはそんな運命を感じています。
あの、ここまで真面目に書いててなんですが、白根が発情期でシャワー浴びてるシーンで、あのムチムチの身体が色っぽくてエロくて興奮しました(笑)エッチシーンがまためちゃくちゃエロくて優しくて激しくてたまらないんです!これ絶対見どころ!!
巣作りの話もすごく良かったなぁ。文学作品のようなBLを楽しみたい方にぜひ読んでほしいです。
高校教師でオメガの白根が修学旅行の打ち合わせで高校の同級生でアルファの清成に再会するところから始まります。
清成が白根を好きなことはすぐに察せましたが、白根がいつ清成に惹かれたのか全然分からず、白根の告白が唐突に感じてしまってお話に入り込めませんでした。
高校の時の清成の話が白根の助けになったというのもよく分からず、両想いなのに番にならない理由もよく分からずで、己の読解力の無さに忸怩たる思いです。
ebookは白抜き修正でした。
ストイックな白根が乱れるギャップが良かったです。
表紙がとっても魅力的で一時期評判になってたので気になってました。
いつもの如くあらすじも試し読みもせずに購入。
なんだか、学生物かな?と思ってたらまぁ、回想が半分くらいあるので間違ってはないけど、大人の恋愛話、そして意外にもオメガバースだった。
こちらの世界では、アルファ10%オメガ5%の割合で存在するんだって。
主人公達は、アルファ、オメガである事にコンプレックスを抱いていて本能的に求めてしまう性質に嫌悪感抱いてるんだけど。
なんか、不幸ぶって自分に酔ってるめんどくさい奴って思ってしまった。人に釣られてヒート起こしてしまったりはしたものの、襲われたり襲った経験ある訳でもないのに、[オメガになんで生まれたくなかった、こんな事なら52ヘルツのクジラみたいに誰とも共鳴せずに孤高の存在ならよかったのに]って極端じゃね?
ベータ(平凡)ならよかったのに。じゃなく、なぜ孤高。結局特別なんがいいんかい。
なんかめんどくさいわ、この思考と思ってしまって1ミリも共感せず。
モノローグが多過ぎにも感じた。
心の声ばっかだから受けも攻めもウジウジしてるように余計に感じたのかもしれない。
オメガとアルファだからより引き寄せあったんだからお前ら感謝しろよ?どっちかがベータだったらまたクヨクヨしてたんだろ?他にもっと共鳴する相手いるかもしれないって。
なんか、このキャラはどのバース性でも拗らせそうで苦手。
自分の好みではありませんでした。
あと、表紙と中の絵が違いすぎました。カラーの方が素敵な作家さんなのかな?身体も胸板が厚過ぎて服着てる時と脱いだ時のギャップが凄過ぎてついていけませんでした。着痩せし過ぎでは?
シーモアで購入。
白抜き修正。
作者買いをした後で苦手なオメガバースであることを知り、読むのを先送りにしてたのをやっと読みました。
早寝電灯先生は不思議系というかファンタジー?なお話が多い印象で、オメガバースもファンタジーかと納得。登場人物もいつものように穏やかで優しい感じが安心感がありました。エッチはいつも淡白な印象でしたが、今回はオメガバースだからか濃厚で驚きました。脱いだらむっちりした体がヤラしい…。
静かに本能に抗う姿や、お互いバース関係なく惹かれ合っていたのが良かったです。
ようやく読みました。また乗り遅れた。
すごい評価が高かったので逆に怖くて。
高校時代のバース性のせいでの不安定さ不安感、生徒達の噂や性別がわかってしまうことの嫌悪感。
そんな二人がお互いの言葉や存在に、なんというか自分を許されたような認めてもらえたような?自由になれたような?
そうだったの?とあかされる順番もおそらく計算されてたんでしょうが、読んでる自分は、ええ!?といきなりでびっくりで。
萌え上がるまではいかず。
こんなにオメガに理解のある同級生がいることを当時わかっていたら…。
そしてこんなにも大切にヒートを過ごしてくれるなんて…。
理解が届きそうで届かない、なんかフワフワした雰囲気のお話でした。
大好きな早寝電灯先生の作品。発売後すぐに買ったのに万全の状態で読むんだとあっためてしまう悪い癖。
連載時も読んでいたのにやはり単行本で読むとパワーが違う!作画がちょっと変わったかな?変わってる途中かな?顔は可愛くて身体もむちむち気味だった気がする。この方向性は好きなのでこのまま行ってほしい。
以前先生の作品に対するレビューで「先生の作品の受けは壁があった時に避けるタイプが多い気がする」と書いたけど、白根はなかなかキリッとしたタイプで好きでした。攻め視点の作品も読みたいってこともよく書いてますけど、描き下ろしと電子限定おまけの清成の雄っぷりがよかったので、また願いが強くなる。清成も好きだったなぁ。清成はやや手慣れてる感じがありましたね。シートベルトの辺りとかさ。しかし軽い訳ではなく誠実。うん、そこも好きだ。
あと今作、さすがオメガバースというか、早寝電灯先生の作品では1番エロかったのでは。そこ一辺倒じゃないところがまた好きなんだけど。マウスピースがこんなにエッチに…いやはや…
高評価を見て電子版購入。
早寝電灯先生初読みでした。
読み終えて残る余韻が幸せで優しくて、余韻と一緒に再読、再再読して二週ほどおいてまた読み返してもまた生まれる多幸感に恍惚としてます。
オメガバースという設定で、こんなに自然に違和感なく現実味ある日常の幸せを感じられる作品は初めてです。
清成と白根の今後が見たい。見た過ぎる!
作品の完成度的に続編はないかなと思いながらも読者の熱い想いが届けば短編などでまた会えるかもと編集部にも感想送ろうと思います。
こんなレビューですみません。作品に舞い上がる自分にはレビューは無理だと分かっていますが、それでも作品愛を叫びたかった!
早寝電灯先生、ありがとうございます〜
今夜もう一度寝る前に読み返します。