ヒーリングパラドックス

healing paradox

ヒーリングパラドックス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神304
  • 萌×2141
  • 萌55
  • 中立13
  • しゅみじゃない8

242

レビュー数
53
得点
2262
評価数
521
平均
4.4 / 5
神率
58.3%
著者
昼寝シアン 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
電子発売日
価格
¥710(税抜)  
ISBN
9784801972544

あらすじ

日々残業漬けで疲労困憊、限界社畜の広告マン・黒岩直斗は
同僚に勧められ、スゴ腕と絶賛される岸辺整骨ラボへ行くことに。

同い年だというモデル顔負けのイケメン院長・岸辺一舞の
人懐っこくて積極的すぎる性格に圧倒されるも、
施術を受けるとまさに異議なし天国!!

「とろっとろに…
気持ちよくして差し上げますんで」

ねちっこい手つきと的確な指圧に思わず声が漏れ、
心地よい手さばきに寝落ちてしまって気づけば翌朝…。

すっかり岸辺の施術の虜になってしまいラボへ通うようになるが、
施術はまるで前戯かのようにだんだんと過激になっていき
おかしいと感じつつも、じわじわと体の奥から
作り変えられる感覚に抗えなくなっていく――。

しかし、幼少期に野球で右肩を痛めている黒岩は、
岸辺がそこを避け施術していることに気が付いて――…?


人懐っこい溺愛執着整体師×限界社畜のズタボロ広告マン
巧みな話術と施術でカラダの奥まで解される、
陥落トラップラブ!

表題作ヒーリングパラドックス

28歳,整骨院院長
28歳,社畜リーマン

その他の収録作品

  • テイスティングパラドックス(描き下ろし)
  • あとがき

レビュー投稿数53

エピソードの温度差が目立つ

ベッドで「入れただけでイっちゃったの?」と言う攻めは、受けへの執着心の強さと気持ち悪さが飛び抜けていると思っています。

最高のマッサージを与えてくれる整体師と、疲れに疲れた身体で毎日がんばるサラリーマンの組み合わせ。
施術中のそれはちょっと…と、攻めの岸辺がよくない意味の方でなかなかの気持ちの悪さを見せつけてくるものですから、第1話を読み終えた時点では、はたしてこのお話にのりきれるのだろうか?と思うところもありました。
続編発売を機に最後まで読んでみた結果、正直なことを言えば攻めにも受けにもグッとくるものはなかったのですが…
知らず知らずのうちに岸辺にどハマりしていく直斗の図と、指先ひとつで徐々に直斗を甘いクモの巣におびき寄せる岸辺の手腕の見事さは楽しめたかなと思います。

準備の準備というか、下準備を念入りにしたうえで虎視眈々と直斗が自分から落ちてくるのを待つ岸辺の忍耐力と執着心がすごいです。
攻め受けともにボリュームのある身体のラインや、絶対に逃さないといわんばかりの攻めの抱き方も見事でした。
ただ、攻めの中で受けへの執着が芽生えたきっかけでもある2人の幼少期のエピソードと、現在にいたるまでへの流れのギャップが激しかったせいか、あのかわいい子のどこをどうしたらこうなった?と感じてしまった部分も。
うーん…執着は執着でも、この幼少期のエピソードだともっと綺麗な執着になりそうなのだけれど。
直斗が岸辺=カズマだと気付いた一連のシーンが良かっただけに、1冊を通して読んだ際の温度差が気になりました。
問題がありそうだった岸辺の家庭環境に関してももう少し掘り下げがほしかったです。

種明かし後の2人は、どちらかというとこっちが読みたかったなあというものだったので、その後の2人が見られる続編に期待をしつつ…
単巻で考えて、2.5寄りのこちらの評価になりました。

0

エロの描写が好きです

こちらの作品はドラマCDを先に聞くというちょっと邪道な入り方をしたのですが、原作を読んだ後そういう入り方で正解だったのかもしれない、と思い直しました。

ドラマCDは尺に収めるためか大幅カットがされており、冒頭の岸辺のナニシーンが全カットされていました。
そのおかげなのか執着変態感は原作より薄めで、ちょっと執着が強めの攻めの印象で聞くことができ、それなりに楽しめました。
面白かったし、原作も読もう!と読んだ結果、岸辺にドン引きする、という事態になったわけです。
逆だったらドラマCDは聞いていなかったかもしれません。

20年という月日を考えれば岸辺の行動にも一定の理解は出来るのですが、やはり気持ち悪さが先に来てしまいヤバい男感が拭えず、黒岩逃げて〜!と思ってしまいます。
岸辺はちょっとアレですが、黒岩が気持ちが良いことに弱いのは可愛かったです。
あと、受けだけど元スポーツマンらしく筋肉質で体格が良く男前なのも、女の子みたいな見た目の受けが苦手な私のような人にはポイント高いと思います。

この作者さんは絵がとても上手く、筋肉の描写や濡れ場シーンが大変良く満足度が高いです。
そういうシーンが多めなのも頷ける描写力なので、エロいBLが読みたい!気分の時におすすめです。

2

もうトロトロにいやらしく癒される執着溺愛の真骨頂です

レビューがどこのサイトでも高くて続編も出たので買いました。もう読んで大正解です。エロも癒しも顔面も文句なし!イケメン幼馴染みの溺愛執着で受けはタジタジ~!!夢中で読み込んでしまいました。もう設定からエロいです。接骨院のイケメン院長!?なんだその設定。絶対施術中にあんな事やこんな事になること確定事項でしょ!ってもう期待を裏切らない展開で本当にありがとうございます。この作品が初作品みたいで本当に世に出していただいてありがとうございます。

1

これは溺愛&執着攻め。やべー男です。岸辺一舞(攻め)

表紙もよくよく見たらやべぇですが、中身もかなりやべぇです。

初手からだいぶナオトさん好き好きな岸辺先生。
ナオトさん、気持ちいいことに弱いの可愛すぎるーーー!

幼少期それはそれは可愛らしい岸辺先生、その性癖を歪ませたのは紛れもないナオトさんでした。
いや、歪み方が凄いのだけども。だいぶ振り切っている。

エロがめちゃくちゃ多いです。
絵は可愛い系なのに、内容はちょっと、いや、だいぶエロ漫画です。(褒め言葉)
その点ではややBL上級者向きかもしれないですね(^^)



1

No Title

筋肉美を描くのがお上手なシアン先生、と聞き、
初読みです。

いやぁ、エロかったですねッw
カズマ先生の目付き(と手付き)が最初っから
ヤバかったのですがw、20年間の執着の賜物だったとは!
ナオトとカズマの幼少期を知ってからカズマ先生を見る目も変わったけど、狂気すら感じる愛です。

じっくり、じんわり、落としていく。
これ、ナオト、ビビらずに素直に落ちるのかー⁇
って不安になった私をヨソに、収まるところに収まったのでした♡
クセになる味わいの本です笑

1

まずは身体から癒されて

岸辺せんせいクセ強すぎ。これは好きな感じでした。

お疲れサラリーマンの黒岩さんが同僚に勧められて向かった整骨院で出会った岸辺せんせい。
初対面から妙な距離感の近さで落ち着かないのに、しっかり腕は良いから心地よさに飲み込まれて。

眠る黒岩さんの隣で初っ端からソロプレイをキメる岸辺せんせいがどう考えてもヤバそうなのに気になっちゃいます。
読み進めればそのヤバさにも納得の、一途すぎる思いと執着の深さ。小さい頃に芽生えた恋を変わらずに実らせようとする真っ直ぐさが怖くもあります。

そのヤバさに黒岩さんが気付いた頃にはもう抜け出せないところまで来ていて。
あの頃憧れられていた自分とは全然違う今の自分に気付かされて苦しみながらも、それすら全肯定するような岸辺せんせいを前にして覚悟を決める黒岩さんの表情が良かったです。

ふたりともガッチリ、筋肉がつまったような身体でのぶつかりあいもとても見応えがありました。
岸辺せんせいがゴリゴリに押しながら何だかんだそれが嫌じゃない黒岩さん、という感じでもっと読みたいふたりです。

1

ちょっと迷った評価…

なぜってそれは、攻めである岸辺がヤバすぎるから…。読んでる途中何回か「こわ」「やば」「エグ」と呟いてしまいました(笑)

【PR会社(?)に勤める黒岩は、ブラック業務に晒されて常に疲労困憊。同僚に薦められた整骨院へ行ってみると、院長である岸辺の施すマッサージの気持ちよさに朝まで眠ってしまった…!その後も岸辺に身体の隅々まで癒されるが…】

テーマとしてはすごく好きなんです。疲れたリーマン、マッサージ、絆され……でも岸辺の行動と執着がすごすぎて怖い!

まず最初の寝ている黒岩の横でナニしてるシーン、めちゃくちゃ怖かったんですけど…!いや、のちに分かる関係性を知ってればまぁ、そうなっちゃうのも致し方ないと思えたのかもしれませんが、この時点では分からないのでホント、異常者か?と思ったくらいで…(笑)

分かったあとも、黒岩を絡めとるその用意周到な手法に若干引いたり、準備期間の長さにまた引いたり…。いやでも、ストーカーもここまで社会性を持ってやると立派!相手も周りも納得させる方法を選んで実行するのすごすぎる!!ってことで、この評価になりました。

身体の描き方が素晴らしいです。黒岩はくたびれリーマンのはずなのに、元スポーツマンだからめっちゃ筋肉質。そしてそんな黒岩に近付くために完璧な人間を目指して筋トレする岸辺の身体も筋肉質。やっぱり筋肉見ると癒されますよねー(?)

岸辺には、そこまで執着して努力して欲しかったものが手に入れられて良かったね!でもそれ、本当はストーカーだから!!と言いたいです。

1

整体師とサラリーマン

整体師の岸辺と疲れたサラリーマン黒岩のお話。

良いところも沢山ありましたが、気になるところはかなり気になる作品でした。
良くも悪くも作中一番気になったのは攻め(整体師)の言動です。

一話目の攻めがとにかく最低で気持ち悪くて良かったです。
出会って直ぐの喋り方から距離の詰め方にドン引きしてしまったのですが、それを遥かに凌駕するトンデモない気持ち悪さを一話のうちに見せ付けてくれたので全てがぶっ飛びました(笑)

この一話目があったので施術中にエロい展開になった時も本性現したな程度の印象だったのですが(マッサージものあるある)、読み進めてしまうと攻めがこの段階で主人公に手を出したのは非常に残念だったなと思いました。
物凄い執着攻めの計画的犯行で(小学生時代からの執着)、身体だけ落としても意味が無いというようなことを後々語っているのですが、本編でやったことと泥酔させて既成事実を作るのとで何が違うのだろうと思ってしまいました。寧ろ施術中に手を出す方がよっぽど最悪だと思います。
一話目の施術も二話目最初の施術も整体師としての技術で主人公を唸らせていたので、仕事中はエロ抜きで頑張って欲しかったです。
そして主人公は主人公で施術中に手を出された後の思考回路がわりと理解不能でした(通報しても良いんだよ!!!)。

良いところも沢山ありました。

攻めの過去回想が良かったです。特に施術を受ける主人公を攻めが盗み見るシーン。本当にただ施術を受けているだけなのですが、攻めの性の芽生えとして描かれていたことで背徳的なエロさがありました。

主人公が攻めの正体を知った後の一連の流れも良かったです。特に主人公が「なんにもなれてないのに」と言うシーン。野球選手になることを約束したにも関わらず、夢やぶれてサラリーマンになっている虚しさというか……色々詰まっているセリフだなと思いました。
気付いた瞬間に攻めに会いに行った所も好感度が高かったです。

エロ多めの作品ですが、一番エロいなと思ったのは酔いつぶれた主人公を自宅に届けた回でした。帰宅したと見せかけた攻めが主人公の自慰を玄関で盗み聞きしているシーン。最低で良かったです。全体的に背徳感のあるシーンが際立った作品だと思います。

1

デビュー作?

いや、これがデビュー作ってマジですか?という程こなれて面白い一冊でした。面白いペンネームですが、最近シリーズ化しているバレエ作品(BL)の方なんですね。

確か丸木戸マキさんの対談か何かで、大御所先生が描ける人は最初から描けるとおっしゃっていたのを思い出しました。

野球の夢を怪我で絶たれ、社畜?として毎日疲れ切っている主人公。
ゴッドハンドの整体師を紹介されて行ってみると、最高級のヒーリングを提供されます。
しかも何かこのイケメン整体師、自分にだけは他のお客さんとは違う態度で。。

コミカルで勢いのある作品ですが、かなりの執着ものでもあります。
絵が上手いのとお話し運びが洗練されててとっても面白い一冊でした。

2

続編も楽しみ

なんでこの作品今まで読んでなかったんだ。。。。。。。。。。?

【執着×溺愛×整体師】
絶対好きじゃん...
いま続編を連載されていて、お見掛けして気になったので購入しました!

もともとエロ整体師にほだされて~系が好きだったんですが、
ちゃんと整体師としてマッサージしてくれる描写に「最高~~~~~!!!!!!!!!!」という声が出ました。。これこれ!
えっちなだけじゃないのがいい!

お互いに努力して支えるためにと執着する攻めが紳士で変態でしたぁ...
お話も広告マンという少し業界用語や雰囲気が垣間見えますが、コアな表現もないのでお仕事BLとしても楽しめます。

駆け引きが上手く、ぜったい俺なしじゃなきゃダメにする
俺を欲しがって!という執着溺愛っぷりにかわいさ爆発しました♡

受けも整体がうますぎてえっちなことされてもなかなか言い返せず、
自分以外には態度が違う様子に違和感を感じながらも流されて知らず知らずのうちに渦中へ.....

続編め~~~っちゃ待ってます!!!

2

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