軽い痛みを伴う胸キュン作品が多数ランクイン。期待の新人、そしてベテランが切磋琢磨、意欲作を次々発表しており、来年度の小説界も活況を呈しそうです。
他人じゃないけれど
樋口美沙緒 徳間書店
王道ながらの王道だからこその良さをみせられました。年の差があるからの、相手が何を考えているか分からないドキドキ感。年下だからこその大切にしたい感情。とても良く表れていて読後じんわりしました。
すぱんきん太郎さん
is in you
一穂ミチ 徳間書店
恋だけで動くわけじゃない大人の恋愛という感じだったのに、それでもピュアさもあって。感動しました!
りにさん
高校時代、大人になってからのストーリーそれぞれが素晴らしく、また、まるで香港の景色が目の前に広がっているかのようなリアルな情景描写が素敵です。後半、タイトルである『is in you』が出てくる所など、主人公と同じように高校時代の楽しい時間を思い起こさせるスパイスになっています。本当に素敵な作品だと思いました。
shikiyoさん
たおやかな真情
崎谷はるひ 幻冬舎コミックス
崎谷はるひ先生の慈英×臣シリーズはいちばん好きなんですが、やっぱり今年もぶれなくおもしろかったです。
匿名さん
これはもう、エッチな話ももちろんですが、慈英と臣が実際にいて生き続けているような感覚を与える話(シリーズ全体に対して)。
パトカーや景観を見ると臣を思い出します。宗教がらみの今回の話は、私的にはマイナスでしたが、主人公2人の魅力が大きすぎてどうしても購入してしまいます。
匿名さん
meet,again
一穂ミチ 新書館
『雪よ林檎の香のごとく』(新書館)が大好きで、このお話もかなり期待大で読みました!なのに裏切ることなく、というか全く違う次元で…。とても胸がいっぱいで、しばらく他の作品本が手につかなかった程。こんなすごい作家さんが普通にいるから、BL界は素晴らしいのだと思います!!
りにさん
サスペンス的な要素もある、ちょっと知的な新しい形のBL小説かと思います。
ofnoticeさん
男の花道 Don't Worry mamaシリーズ
木原音瀬 リブレ出版
こんなに笑わせてもらったBLはなんだか久しぶり。イラストも最高に良かった! 1月だし、いい1年になりそうな気がしました(笑)
みっくんさん
オネエな攻に開眼させていただきました。
あむりさん
職業、王子
砂原糖子 幻冬舎コミックス
もうこれは、好きだ!としか言いようがないのです。 とにかく泣いた!衝撃のアラブとトカゲ!→『職業、王子』です。
竹@松さん
奴隷に攻めさせるっていう設定が斬新で面白かったです。王子らしく傲慢なところのある受けだけど、ずっと孤独に生きてきた過去が切なかったです。攻めの愛情に溶かされていく様がとても可愛かった。
よたさん
アラブの王族が受けだというところが新しくて良かったです♪リインがめっちゃ可愛い !
じゅごんさん
悪夢のように幸せな
宮緒葵 プランタン出版
新人ながらよく書けていると思います。特に腹黒洗脳攻めの病み加減が堪らなく萌えます。ああいう傾向の作品は、最近の作家さんでは見ない作品だったので、これからが楽しみです。
SNOOPYさん
遠くにいる人
ひのもとうみ 心交社
2011年読んだ作品の中で初めて泣いた作品であり、私好みの設定が盛り込まれた作品でした。地味でガリガリの佐倉が容姿のせいで恋に傷つきながらも、少しづつ成長していく過程が深く心の中に沁みました。今期読んだ作品の中で一番幸せになって欲しいキャラです!
夛椛さん
なりきりマイペット ~愛ハム家・入門編~
chi-co アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
書店でのインパクトと振り切った感じが楽しすぎた。
スガノクマコさん
挿絵と文章のマッチングが素晴らしすぎた『なりきりマイペット』は別格だと思います。 絵を書く人が有名かどうか、美麗かどうかではなく、雰囲気に合う人かどうかを考えて挿絵は選ぶべきなんだとつくづく思いました。
眠れる森さん
狸といっしょ
本宮榎南 心交社
同人時代から本宮作品を読んでいる者にとり、本宮さんらしい作品でのデビューが叶なったのは喜ばしい事でした。 愛すべき存在の受を書かせたら日本一の作家さんだと思っています。
トンパさん
黄昏は魔女の時間
はなさくら 二見書房
読みやすくて、面白くて、あっという間に読み終わっていました。ふんわりと新鮮な風を感じた
りにさん
攻め視点でお話が進むのが新鮮でした。ストーリーも良かったです!
匿名さん
凍える吐息
和泉桂 幻冬舎コミックス
桐谷黎士×古閑侑生 もう攻も受も性格が好きすぎて好きすぎて…。モロに好みのタイプでした。いつまでも屈せず対等であり続けたいと思い。決して媚びることはないけれど、憎みつつも、離れられない、離したくない唯一の存在だとちゃんと認識している。でも、それさえも素直に伝えようとしないところが好きでした。桐谷は逆に策士のようでありながら、意外と無意識に手を伸ばしてしまったりと感情面での「愛」を含む執着が激しくみられるのがかわいくさえ見えたり。この2人はとりあえずくっついたと言える後も見ていても平穏な日々になることはなさそうで見てて飽きないと思います。自分ではそうは思ってなかったんだけどもちるちるの検索で調べたら「痛い」にも「エロエロ」にも入ってた…。、
サガン。さん
理系の恋文教室
海野幸 二見書房
笑いと切なさのバランスが絶妙で、笑っては胸が締め付けられ、の繰り返しでした。
Razさん
文章やストーリーが斜め上なかんじがやっぱり好きで、内容もとてもよかった!
りにさん
薔薇の陰謀
夜光花 大洋図書
薔薇シリーズは続きが気になって気になって…惹きつけられます。
MMさん
とにかく薔薇シリーズの展開にハラハラさせられました。陰謀は終わり方があんなだったので、早く次を読みたくて仕方なかったです。
夏目なつめさん
「薔薇シリーズ」は、どっちの攻とくっつくのかが見逃せません。選べないほど素敵なのは分かるけど、やはり”あっち”とくっついてほしい…最終巻が楽しみだけど怖くもあります。
ともじさん
業火顕乱 二重螺旋6
吉原理恵子 徳間書店
私のお気に入りの作品で、ガチ兄弟でこんなに濃厚で、ストーリー性のあるBL作品は珍しいと思います。毎回出るたび展開がハラハラドキドキで次が読みたくなって仕方がありません。年に1回と言わずもっと出してほしい!
SNOOPYさん
FLESH&BLOOD 18
松岡なつき 徳間書店
私がBLを初めて知るキッカケになったのは、『FLESH&BLOOD』です。物語もだし、イラストも、CDも全部大好き‼ 心に残る大切な作品です‼!
さゆりさん
花蝕の淫
華藤えれな ブライト出版
とても良かったです。特に本作は、内容が朝南かつみさんの素晴らしい挿絵ととても合っていて、きっとこれからもずっと好きでいる一冊です。本作に限らず、場面場面をこまやかに丁寧に描写なさっていた朝南さんの素晴らしい挿絵は本当に忘れがたいです。同じく『梨園の貴公子~外連~』(リブレ出版)も、挿絵と内容の合致が素晴らしい作品だと思います。円陣闇丸さんの凛とした絵柄が同じく凛とした常盤&浅葱の人物像に似合いすぎです。
rhodoriteさん