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ai no arika ni chikae
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
いやぁ、長かったですね...このふたりは!
もう大公様の情緒未発達ぶりにフリッツじゃないけど何回「おいおいおい!」となったかw
よくもここまで頑なにできたなってくらいのシモンでした。
そんなシモンに、ずっと、じっと、理解しようとしてほほえみ続けてきたアオイ。
いくらお母さんでもなかなかできないよ!
見ていて苦しかったよ…!!
シモンがギリギリの淵に立ってようやく本心をぶちまけられた時のアオイの返答。
からのようやっとの営み。
長かった……
そしてそこからのシモンのがっつきw
感情が揺さぶられまくった2冊でした。
やー…!!待ってました、シモンの「愛してる」。
これを聞くまでが…長かった。。
前作の「愛の在り処をさがせ!」の続編であるこちら。
甘さで言えば確実にこちら(の後半)が勝っているのですが、なんでだろう、ドキドキハラハラ感の違いかな…?自分はどちらかというと前作の方が好みで、この二人、一体どうなっていくんだろう…!?という先の読めない展開にグッときていた気がします。
なんせ、シモンの「愛してる」が聞けるまでの葛藤が…!長くて…!!健気な葵が本当に可哀想になってしまい、焦ったさに焦れてるうちに一回ぶくぶく沈んで行ったような気がします笑
シモンにはシモンなりの大公としての責務や論理があるし、恐ろしい母親のトラウマが付き纏っているから、仕方がないことではある、というのは分かってる。分かってるけども!長かったよーーー!!!「愛してる」までが!
自分を妊娠させ、国民に大公妃・葵を認めさせるために抱いているのだ、と葵が誤解するのも納得の言葉足らずさが、(かなり×100)もどかしくも。
そのもどかしさがあったからこその、誤解が解けた後の溺愛執着への萌えがあったのだという気も。
「愛の嘘を暴け!」から入ったこちらのシリーズ、大きくなったテオしかよく知らなかったのですが。
今回こちらと前巻を読んだことで、テオの成長やフリッツの手助けなど、いろんな部分がピン!と繋がった感じがしました。大・満・足!!テオがいい仕事しすぎてて泣けた( ; ; )「愛の嘘を暴け!」も読み返さないとですね。
シリーズ他作品はまだ何作か読めていないので、引き続きちょこちょこ追っかけで読んでいこうと思います(読み終えたくないー!)。
あのシモンが!後半は甘くなった(シモンメーターでだけど)愛を知らなかったシモンの心を葵が芽生えさせたんだよなぁ。愛の言葉を言うのにどれだけかかったか…ヤキモキした…。葵の健気なことよ…国に馴染むように自ら対話しに行く姿勢が良かった…。子供達が産まれて先はあまり長くないのかなって表現もあったけど長生きして欲しい。
「愛の在り処をさがせ!」からの続き作品なので、必ず前作から読むことがおすすめです。
前作「愛の在り処をさがせ!」は本当に神作品だったのですが、今作は少しご都合主義過ぎる展開が多くてちょっとそこだけ気になってしまいました。
前作では山あり谷ありでやっと家族3人で暮らせるようになったと思ったのですが、今作でも次から次へと問題が起きてハラハラしながら読みました。
最終的にはハピエンで凄く良かったですし読後感はすごく良かったです。
離ればなれだった二人がシモンの元へ行き、めでだしめでたし…かと思いきや!!
まだまだ両手を広げて喜べない状況が続きます…。
前半は本当にお互いの主張がすれ違い、もどかしい~~ッ!
こんなに辛いことあるのか!?というくらい、葵が可哀想で健気。
シモンは愛情が分かり易くなったものの、息子は歓迎されるのに葵へは相変わらず意地悪や無視されるのが気に喰わない様子。
対する葵は、それでもいいと我慢し続けます。
2巻目で薄々気づいたのですが、もしかしてどちらも頑固…?
でも、その代わり周りの人が大人です。
おそらく、この人たちがいるからどうにかやっていけている。
側に居られればそれでいいと思ったけれど、やっぱり愛されたい葵がずっとグルグルしています。
まぁ~~精神年齢7歳のシモンはなかなか手強い…。
「葵には性欲を感じない、できない」と断言した瞬間は、こちらも泣いてしまいそうでした。
しか~~し!!
後半、葵がまた命の危機にさらされてからのシモンの感情が爆発。
執着好きの私、大歓喜!!
これだけで私、ここまで耐えてきて良かったと思いました。
本当に樋口美沙緒先生は落として上げるのが天才です。
一種の麻薬効果もあるのかと思うほど、報われます。
とはいえ、ムシシリーズの中で一番もどかしいカプでした。
やっぱり記憶を消してもう一度苦しんで読みたい。
上巻の感想で結構好きじゃないところを書いてしまったけど、作品としては面白くてしっかり楽しんでます!
特に続刊にあたるこちらはシモン視点がたっぷりで、攻め視点好きには大満足。
モヤっとしたところはこちらにも勿論あるにはある。葵がまた子供の前で手を挙げてるな…とか(前巻の、テオの前でアリエナ、空の前でシモンに引き続き)。
あとお互いを"お前"と呼び続けるところとか。英語ならyouだから関係ないのかもしれない。
それはそれとして、国を背負う立派な男のシモンと、こと恋愛に関しては7歳児のシモンが共存しているところがたまらない。7歳を乗り越えたら性に目覚めた中高生になってしまったわけだけど笑
愛しさが天元突破して、葵をなかば襲ってしまうシモンの想いが過激でよかった。唐突なようで、むしろここでこう以外しようがないというか。
こんなに愛の深い人になれるとは、フリッツも城で働いていた皆も衝撃だろうな。そう思うと使用人達はもっとそれを受け入れてもいいように思えるけど、フリッツ自身がその自分を受け入れるのに相当な時間を要したのだから周りもしかり。
変わっていくことを受け入れて、変わっていく自分と環境に合わせて努力する2人が好きになる、ムシシリーズの中でも特に気に入りの作品でした。
萌2〜神
『愛の在り処を探せ!』『愛の在り処に誓え!』 樋口美沙緒先生 読了
どタイプの王道設定。好きだぞ!!!(笑)実はこのシリーズは1、2巻しか読んでいないんですが、とりあえずフォロワさんが大絶賛しているこの2冊を先に読んでしまいました。やっぱり今回も安定の樋口節で安心して読める感じで好きです。
大体の展開は読めてるのに、登場人物それぞれ個性溢れて愛らしくて、特に葵の健気さがほんと気絶するほど(笑)可愛くて…全然退屈せずに最後まで2人の恋を見届けることができました。
そして今回は性モザイクという設定で、主人公の葵はガチの半分女性半分男性という体になります。正直BL読む上では女体化とかこういう半分女性とかの設定はあまり興味ないんですが、どちらかというと「ボーイズラブ」なので、性同一性ではない限りやっぱり生理上の男2人の方がしっくりくるというか…
うん…でも今回は割りと濡れ場以外ではそういう表現少なかったので、葵の中性的な美を強調しているし、あまり違和感を感じずに読めました。
個人的に1、2巻では受けちゃんはかなり小動物系でロウクラスで弱々しい印象だったんですが、ハイクラスでも受け(?)になれるのかってふつうに思いました(笑)。
そして今回読んでいてすごく思っていたのは、この作品がシリーズの中でもすごく人気の理由。やっぱり性モザイクということで、葵は女性としての立場もあり、子供を産んでから母にもなっている。なので実はこの作品、BLと見せかけて女性目線の部分もあります。女性読者が多い分、自分も含めてすごく共感できるところがあるし、こういう旦那をしっかり支える妻になりたいという気持ちも少なくとも私の中ではありました(笑)。
実質少女漫画、みたいな?(笑)
そして人前では威厳のある一国大公だけど実は愛情表現に拙く、好きという感情に乱されることを嫌うシモンもなんだかんだで憎らしくて愛らしい。
フリッツとテオにセッのことで怒られて、葵に「何かしてほしいことある?」って聞いて、「家族で海に行きたい」と返されて、廊下に出た途端「セッではなかったぞ!!!」って腹立ちながら今にでもフリッツに言い返そうという勢いのシモン、流石に可愛すぎて「あんた子供かい?!!(笑)」ってなりました。
いや、確かに子供ですね。愛についての知識は子供の頃からずっと知らずに生きてきたから、葵みたいな愛情深い人に初めて出逢って色々テンパって迷走するのは普通かもしれません。
最後は急に修羅場からの抱き潰す展開で「???」ってなりながら、そういうこともあるかって自分を納得させました(笑)。なんせシモンなんだから。
なんて言えば良いのかな?直線的で、思いついたら思い込みが激しい、亭主関白…じゃないけど自分は弱い人を守らないと!という人。不器用だけどその分可愛い。
そして脇役、てっきりフリッツは可愛い可愛い葵を好きになるのでは?と思ってたんですが、流石に大公妃を奪う展開とかあり得ないよね(笑)。私の中ではこういうフランクでかっこよくて優しいお兄さんは絶対遊◯浩二の声してるって想定しています!(笑)
今回も素敵な世界観を見せて頂いた樋口先生、ありがとうございました。未読の巻また読んでみたいと思います。
(毎回評価の5択すごく迷うんですが、そんなボタン一つで評価まとめられないのに…評価選択せずにレビューできるようにしてくれないかな…(汗))
電子書籍版を購入。
挿し絵あり、あとがきなし。
「愛の在り処をさがせ! 」の続編ということで、
迷わず購入。
このCPはムシシリーズの中でも特に大好き。
電子限定書き下ろしの「愛の在り処は見つけたけれど」と「続・愛の在り処は見つけたけれど」も切なくて良かった。
今度の続編はその後の話かな?
と思いつつ、確かに不安は感じていました。
でも、あらすじのところに一言も触れられてないし、そもそも題名も違うし大丈夫よね??と恐る恐る購入したら。。。
がーん。
やっぱり、かぶってた。
丸っきりそのまんま。
でも、まぁ、重複していたのは全体の半分くらい。
(葵視点の2章のみ)
こちらには、「愛の在り処は今もまだ」も、書き下ろしSS「悩める大公シモン・ケルドア」(電子限定)もあるし、わかっていたとしても結局は購入したかもしれません。
こちらを購入した方は、「愛の在り処は見つけたけれど」と「続・愛の在り処は見つけたけれど」をくれぐれも間違えて購入しないように。。。
前作が「こっからが読みたいんじゃー!」となる所で終わってたので、続編楽しみにしてました。
シモンが葵を受け入れてラブラブな感じからかと思いきや、何だか逆行してる?てな展開。
葵に対して欲情しないなんて…葵の気持ちを考えると可哀想すぎです。
シモンにとっての「愛」のトラウマは本当に根強くて、そんなふうになったシモンも可哀想ではあるんですがね。
葵の暗殺未遂事件をきっかけに、シモンの気持ちの変化をもたらしての葵への欲情!
ここまで来るのに本の2/3です…長かった…。
箍が外れたシモンはやりすぎ(笑)ですが、そんなシモンが見たかったのです!
前作といい今作といい、葵はよく頑張りました…。
シモンが過去を受け入れそして愛とは何かを知ったのも、葵の愛あってこそ。
2作続けてじれったい気持ちを味わった分、読後は何だか清々しかったです。
次作はマヤマヤか?との事。
受け?まさか攻め?どっちにしろ、今から楽しみです。
前回のでハッピーエンドしてなかったのね。。
というわけでシモン✕葵編再びでございます。
シモンを支えるべく、シモンの元にやってきた葵。
しかし、歓迎されているのは明らかに息子のみ。
それに怒りを覚えるシモンは・・・・!?
前作でのシモンが嘘のように葵を大事にしようと奮闘するシモンが見どころです。
少々やり過ぎなところはありますが、不器用ながらと思うとちょっとキュンとする。
そんな中でも、渦中の葵は~というのがお話。
いじめ問題、シモンの暴挙問題。もろもろありますが、
個人的に一番旨が熱かったのはお母さんとのエピソードかな。
自分はいらない子。
子供が嫌いな母親は。
そんなふうにずっと思っていた葵。
でも久しぶりに再開した母を見て、本当はな現実。
これからベッタリってことはまずないでしょうが、
お母さんも葵を大事にしてて、かわいいと思っていたのであろう
エピソードに泣いた。良かった(´Д⊂グスン
そしてもう一つ。
攻に性欲がないってどーゆーことよ!!
言ったそばからの後半。
無駄に絶倫に変貌したシモンには笑わせていただきました。
もう少しじちょうせぇと。
子供産ませすぎw
ま、幸せそうで何よりではございますが。
末永く。愛深く。
『さがせ!~』のあとがきではマヤの話を書けそうというようなことが書かれていましたが、これはまた次回のお楽しみということで、シリーズ7作目は以外にも前作の続編でした。
前作はページ数が多い長篇でしたが、本当の意味での恋はまだこれからというところだったので、恋も愛も知らないまま育った大公さまが葵のおかげで愛を知っていくのかな、そして愛したい愛されたいと思う寂しがりな葵の切ない片思いがこれで両思ってことなのかなと想像し希望が見えたところで終わってしまったのが残念に思っていました。
なので、その続きの話を書いてくださって樋口先生感謝です。
息子と共にケルドアにやって来た葵。
シモンと一緒に親子仲良く幸せに暮らしましたとは簡単にならないんですね。
ケルドア公国は異国人&異種を受け入れることはなく葵の苦労の始まりです。
蔑みや侮蔑だけではなく命まで危険に晒されたとき、愛すればこそとはいえ葵を守るために隣国に出そうとした時はほんともうこのバカと叱りたくなりました。
こんな敵だらけの中でいつか受け入れられる日が想像できませんでした。
けど、全ては愛です。
愛が何もかも解決です。
葵の母親への複雑な思いが少し解消されてよかったです。
大事にされていないと思っていたけれど、少なからず親としての情や想いはあったのだと理解できました。
葵も親になって自分が得られなかった愛情に対するトラウマみたいなものが解消できたと思う。
忙しい合間を縫って会いに来て葵の衣装を作ってくれたのがどんなにうれしい事かと感動しました。
シモンは立派な大公様ですが情緒面では息子の空以下かもしれません。
葵の子育ての中にシモンも含まれそうです。
まともに育つ方が不思議と思われる環境の中で葵との出会いは僥倖でした。
お互いが相手なしに今の穏やかな幸せは望めませんでしたから。
運命の相手なんだなと思います。
ムシシリーズ7作目。前作「愛の在り処をさがせ!」の続編です。
カップリングは、シモンx葵。
前作にて、空を連れてたった2人でケルドアに来た葵。
城内でも国民からも身分の低い外国人ということで嫌われ、無視されている葵。自分は隠れて我慢していればいい…そんな態度を取っているけど、シモンは葵が蔑ろにされているのが我慢ならない。
それは十分に「愛」だと読者的には思うけど、異常な母親アリエナの妄執と自分を重ねてしまうシモンは葵への感情を押し殺してしまうし、葵は葵で自分が空を産んだから規則で結婚しようとしているのかも、なんて考え始めるし。すれ違う思惑がもどかしい。
葵の「愛」は理解しやすい。母性愛もシモンを慕う愛も謂わば伝統的で教科書的である。
一方シモンは母から向けられる激情を恐れたまま時間が止まっている存在で、その愛は形を成してもいない。
その意味で、前作と本作のタイトルがきっちりと意味を持ってくる。
愛の在り処をさがす。葵の中に。自分の中に。
愛の在り処に誓う。2人で、2人の愛のカタチ、愛の居場所を作っていくのだと。
「あとがき」後のエピソードにて、子供も増え幸せな家族になった一家の姿が描かれます。そして少しの哀しみも。現実の時間軸で永遠ではないからこそ、幸せな時間はケルドアの美しい海辺の別荘で、シモンが泳ぐ沖で、葵が手を振る砂浜で、夢の中で、永遠になり得る…
評判がよくて、期待しすぎていた気がします。個人的には、期待以上ではありませんでしたが、おもしろかったです。
切ないシーンがたくさんあり、続きがどんどん気になり一気に読んでしまいました。ただ何だかんだ主人公は、周りから愛されているなと感じました。
片思いの痛みというより、周りから嫌われている痛み、独占欲を抑えようとする気持ち、価値観の違いから起こるもどかしさなどがたくさんあって、普段読んでいるblとは、違うおもしろさがありました。
虫嫌いの私でも「ムシシリーズ」を読んで少し虫にも興味をもつようになったくらいに大好きなシリーズなのですが、この作品はちょっと〈もやもや〉が残りました。
なのでこの作品が大好きという方は読後感のよくないレビューになると思いますので、ごめんなさい、スルーしてください。
前作『愛の在り処をさがせ!』では子作りの目的での体の関係はあったものの気持ち的にはまだ気づいた程度で終わっていたので、これからしっかり愛を育むんだろうな~とか、想いが重なった後の行為はどうなっちゃうのかなぁ~?とか、わくわくして読み始めたのですが、進展どころか、あれあれスタートライン⁉に逆戻りさせられた感じでした。
確かに5年という歳月を経て新たに構築していかなくてはいけない部分も多くあるとは思うのですが、なにせシモンの精神年齢が…幼さすぎる…
家族を省みない父、精神に異常をきたしている母、十分な愛情を得ることもなく、一方で次期大公国としての重責と、それに伴う子作りに励まされる生活で苦しみ、傷ついてきたので、愛とか情とか心の襞が感じられないのは仕方ないとしても、子作り以外のセックスをする意味が分からないという展開にはちょっとびっくり。9ヵ月も一緒のベットに寝ていて相手が全く欲情しないっていうのはあまりにも葵が不憫で可哀想でした。
だからこそ、トラウマに苦しみもがくシモンに優しく寄り添い、不満を口にすることなく、愛情深く葵が接することで、抱えてきた深い闇を脱却し二人が身も心も深く結ばれたシーンはかなり萌えたのですが、このシーン以外では私はあんまりテンション上がりませんでした。
どんなに虐げられ、陰口をたたかれ、暗殺未遂まで起こされても、全く非の打ちどころがない聖母のような葵の言動に、いくら「昼は清楚で夜は淫ら」と言われても、なんかピンとこないというか萌えないというか…
むしろそんな葵が、恥ずかしがりながらエロエロのおねだりしちゃったり、激しい艶態をシモンの前だけでは見せてしまうっという展開だったらギャップ萌えでかなり盛り上がったと思うのですが…箍が外れたシモン主導でただやりまくってるだけってところが今一つドキドキできずにもやもやが残ってしまった原因だと思います。
ただ単に恋人に母性愛を求めるタイプの攻めが私の地雷ということもありますが。
それにも増して葵の「いい子」発言は地雷どころじゃない破壊力でしたが。
話自体は面白かっただけにう〰んちょっと残念でした。
次は女性的な容姿とは裏腹に正義感が強く、熱血漢で、腕っぷしの強い大っ好きな真耶先輩の話がやっと読めそうなので今から楽しみです!
中身は漢の真耶先輩が年下の手のかかるやんちゃな問題児の攻めに身も心もメロメロにされたり…しないかぁ〰(笑)
ムシシリーズの大ファンなのですが、前作の「愛の在り処をさがせ!」では、正直そこまで萌えませんでした。ここで終わり!?という不完全燃焼感がすごかったのです。ちゃんと完結はしていたのですが、いつものムシシリーズの良さが感じられなかったのです。
しかし、この作品を読んで、やっと納得です。続編ですが、この2冊で一つの作品として完結していると言っていいと思います。もう、涙あり、感動あり、萌が大量にありで、一気に読ませてくれます。前作が辛い展開に耐える試練の巻だとすると、今作は萌えに萌えさせてくれるご褒美の巻だと言えると思います。前作は辛かったという方、安心して読んで下さい!
と言っても、今作でも葵は相変わらず酷い目に遭います。大公妃として認められず、精神的にも肉体的にも傷つけられています。また、頼りになるべきシモンが、相変わらず「愛する心」が未熟なまま。そのせいで二人は上手く噛み合わず、すれ違います。シモンの幼少期を思えば仕方ない部分もあるのかもしれませんが、あまりのダメダメっぷりにちょっと苛立ったりもします。
しかし、ここからが神です。葵が危機に陥り、葵を失うかもとなった途端に、シモンが一気に独占欲と執着を見せてくれます!
このシリーズの醍醐味は、最初は冷たく傲慢で受けを酷い目に合わせる攻めが、受けに本気で惚れてしまい、デレて情けない姿を見せてくれる所にあると思うのです。それがここでも遺憾なく発揮されます。もう、前作とは別人かと言うくらい、デレてます!怒濤のイチャイチャを見せてくれます。エッチも、これでもかと甘いです。これが読みたかったのです!! 先生、ありがとうございます!!! 前作でへこたれず、読んで良かったです。
あとがき後におまけがありますが、こちらもとても素敵でした。すごく甘くて幸せで、ちょっとホロリとさせてくれます。
とても心を動かされて、勢いで初レビューして見ました。失礼な部分があったらすみません。お付き合い下さり、ありがとうございましたm(_ _)m