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女性麗音さん

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体から始まる恋

あらすじが面白そうで、試し読みしたら絵も好みだったので読んでみました。

始めての作家さんでしたが絵がとてもきれいで好きです。

驚くような展開や後からあっと気づく伏線とかもありませんが、ゆったりのんびりしたいときに読みたいです。
ストレスなく楽しく読めるお話でした。

心理描写が的確で、感情の動きとか心の動きがいい感じであらわされていてので共感できました。

お仕事BLとしてもきっちり描かれているところがよかったです。

受けの一途な片思いからの攻めの独占欲

男前な海香くんが女の子だったっていうのは上巻でびっくりしましたが、香の元奥さんの映画監督がかっこよくて海香の性格はママ譲りだったんですね。

性的コンテンツな香はじめとして、みんな素敵でかっこいい大人ばかり。
顔面偏差値高すぎで、大満足な眼福でした。

この先どんな家族になっていくのかな、これからもいろいろな問題に対面しながら愛が深まるのだろうなとか、海香がどんな大人になっていくのかなとかいろいろ妄想が広がります。

なんつうタイトル!でも面白そう、と読みたくなりました

バツイチ子持ちのというと健気な受けという勝手なイメージだったから
フェロモンダダ漏れ超人気俳優がどんな美形でエロいのか見てみたくなりました。
池 玲文さまの美しく華麗な絵で魅せてくれました。

一途に人気俳優を想う脚本家の司之介がとあるでき事のおかげで(?)でなんと同居することになるところから二人の恋物語が動き出します。
大人な色気たっぷりな香がほんとに素敵で好きになっちゃう司之介の気持ちわかるよわかるよと言いたくなるヤバイ色気でした。

切なさ控えめ

好きな作家様でステキなイラストなので期待大きく読みました。
恋愛を怖がっているちょっと寂しがりやのゲイと彼に振り回される三人の男たちの物語りという感じのストーリーに惹かれたのですが、私の好みではありませんでした。
萌に至るまでの展開が長すぎるというか消化不良というか…
記憶にないワンナイトの相手は誰なのかを探っていく話は初めは面白くて先が楽しみな感じではありましたが、割とすぐわかってしまい意外な展開とかどんでん返しもなくミステリじみた展開はあまり楽しめませんでした。
振り回される三人の男たちは魅力的で面白かったです。

暴君竜が帰ってきた

イラストは相変わらずとてもきれいで大好きです。
暴君竜のシリーズに再会できるとは予想外でした。
慈雨のお話が読めて嬉しい。倖や家族の幸せを考えて全寮制の学校に進んだ慈雨のお話です。
いろいろあっても前向きに頑張る姿に応援したくなります。
ルームメイトのルカ先輩との出会いにワクワクドキドキ。
ルカ先輩に誘われての実家訪問は騒動が起きたりしんみりしたり、ルカ先輩を守りたいのに守れなかったと悔いる慈雨が切なかったりと様々な展開にページを捲る手が止まりませんでした。
竜になってしまう人間というか恐竜の遺伝子を持つ人間にも驚きましたが退魔師というのが絡んでくるのも意外で面白いです。
づっと続けて欲しいシリーズです。

美大を舞台の優しい恋のおはなし

芹澤先生の作品を初めて読ませていただきすっかりハマりました。
ストーリー展開が凄く良いです。

美大を舞台にした3カップルの恋愛オムニバスのものがたりです。
気持ちの変化が丁寧に描写されていて、メインキャラはもちろんですがサブキャラたちもそれぞれの背景が見えてくるところがみんなを一層魅力的にさせます。
読了後の余韻がよくいい終わり方だと思いますが贅沢を言えばこの先の彼らの姿も見てみたいと思いました。
続編希望です。

アオハル

美麗な絵に惹かれた読み始めたシリーズです。
今回も美しいです。



どうしてるのかな〜と知人のように気になっていた既刊で出来上がったカップルたちがそれぞれ愛を育み幸せそうでよかった、と思える1冊でした。
映画部が舞台のせいか映画を観ているような気分です。
映画が大好きで仲のいい映画部の部活動で青春だなぁという感じがします。

寿と真央の関係性がすごく好きでそのままずっとラブラブでいてと願っています。
悩みやすれ違いがあってもちゃんと分かり合える素敵なカップルですね。

傷ついたり追い詰められた人たちの新しい旅立ち

異世界に転移してチート能力で好き放題なのか、森でのんびりスローライフなのかと思ったけどどっちもちょっと違う物語でした。

某国の人間の王に召喚された受が強大なチート能力を利用されたり騙されたりで人間不信や自己嫌悪から大森林の奥で一人暮らしていました。
そこに傷ついたわけあり獣人兄弟がやってきたところから始まります。
偶然出会った攻と幼い異母弟も絶望的な立場で八方塞がりな状態。
幼い弟が自分の立場を理解してよくわかっているのがとっても切ないです。そんな中で三人で暮らしていくうち少しずつ子どもらしくなっていく様子に安堵しました。
後半で理想の国を求めて旅立つ三人の姿は感動的でした。

翻弄されすれ違う両片思い

華藤えれな先生の帝政ロシアの世界観のオメガバース。
先生らしい優雅で美しい背景の中で奏でられる壮大な物語でした。

受けのオメガであるエリクは、自分のせいで体に傷を負ってしまった相手への恋心を封印してもしきれず、甘えたり依存したりしながらも、成長していく中で自立しようと足掻くのですが、空回り気味だったり危なかしくてニコライにしたら放って置けないのだろうなと思いました。

ニコライは側近として生真面目で有能な面とエリクへの執着や恋情を隠して尽くす攻めなところが素敵です。

女帝の思惑や隠された真実が明かされていく過程がスリリングでした。

可愛いアラフォーと年下部下の恋物語

可愛げのある年上がしっかり者の年下に愛される展開は好きなので手に取りました。
思った通りの可愛すぎるアラフォー雀を堪能できました。

40歳を前にして残業中にふとやりたいことリストを書いていたら、偶然部下の慶司に見られたうえに「一緒にやりましょう」と言われてしまった十条の困惑。
年下部下に誘われるまま共に過ごすうちに惹かれていく中で傷つき悩みながらそれでも慶司の手を取ろうとする様子が切ないでした。

やりたいことリストをふたりで叶えるのが微笑ましくてほっこりするいいお話でした。
これからもずっとふたりでいろんなことを楽しんでいくんだろうなということが想像できて優しい気持ちになりました。