愛の蜜に酔え!

ai no mitsu ni yoe

愛の蜜に酔え!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神101
  • 萌×259
  • 萌23
  • 中立11
  • しゅみじゃない4

140

レビュー数
31
得点
821
評価数
198
平均
4.2 / 5
神率
51%
著者
樋口美沙緒 

作家さんの新作発表
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イラスト
街子マドカ 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
愛の巣へ落ちろ!
発売日
価格
¥648(税抜)  
ISBN
9784592876847

あらすじ

クロシジミチョウ出身で天涯孤独の里久は、クロオオアリ種の有賀家で世話になっている。次期王候補で片想いの人でもある綾人が病気と知り、治療のため星北学園に編入するが!? 
擬人化チックファンタジー!

(出版社より)

表題作愛の蜜に酔え!

有賀綾人,18歳,クロオオアリの次期王
黒木里久,16歳,クロシジミチョウ

その他の収録作品

  • あとがき&おまけ(SS「王子様のお人形」)

レビュー投稿数31

綺麗で切なくて。

今まで読んだBL小説の中でベスト10に入るくらい好きな作品です。

BLを読み始めたばかりの頃は、ファンタジー要素のある作品にはあまり興味がなかったので有名だとは知りつつも読んでいませんでした。
「パブリックスクール」がとても良く、同じ樋口美沙緒先生の作品だということで、“ムシシリーズ”を読んでみることにしました。その中であらすじと設定を読んで一番気になったものを読もうと思って手に取ったのがこの作品です。

結論から言うと、とてもとても良かったです。
ムシシリーズは、他の作品で言うところの身分差と、虫の生態を組み合わせた唯一無二の作品だと思います。身分差ゆえの行き違いが切ないです。そしてなによりクロオオアリとクロシジミチョウの共存関係がうまく作品の中に落とし込まれていてとても面白かったです。
気になって読み終えた後調べたりして、勉強にもなりました。

男性同士の恋愛の葛藤は全く描かれていませんが、普通の恋愛小説としてでもすごく面白い作品だと思いました。

一番この小説で好きなのは、綾人のグンタイアリの病の設定です。怒ると目も髪も金色になるという特性が話の展開のなかですごく綺麗に描かれています。
とにかく綺麗で切なくて最高の作品です。

0

黒アリx黒シジミチョウ

2012年の人気作を今頃読んで、びっくりしたのは、
黒オオアリと黒シジミチョウの関係、これは、作品内の妄想じゃなくて、
本当に自然界でそういう関わりが有るんですね。

★「シジミチョウの幼虫がアリを操っていることを発見 - 神戸大学」
・・・シジミチョウとアリは、異なる生物種がお互いの利益を交換しあう「相利共生」の代表例として知られています。
・・・「好蟻性(こうぎせい)昆虫 代表的なのが、シジミチョウの仲間です。 化学物質の力でアリを欺くチョウ.
・・・シジミチョウ -アリと共生するチョウ-: アミメアリに随伴されるムラサキシジミの幼虫: 幼虫はアリに蜜を提供し、・・

驚いた。・・綾人が、まるで悪いことをしてしまったように描かれているけど、
実際は、里久が無意識に出す化学物質の為に起こしていた衝動じゃないのかな。

短命で病弱な里久だけど、捕えようによっては、黒シジミチョウが、一方的に幸せな環境を黒アリ族から得ている物語だった。
面白いだけじゃなくて、昆虫世界の勉強にもなりました。

0

攻めの嫉妬が大好きなんだよなあ

ムシシリーズ2作品目!
これはわりとシリーズ序盤の作品なんだけどこの作品単体で完結してるので最後の最後に寝かせてました
今回はハイクラスのクロオオアリ✖️ロウクラスのシジミチョウ

.
全然知らなかったけどシジミチョウって蟻と一緒に暮らす種なのね。シジミチョウが蟻に甘露をあげる代わりにシジミチョウは蟻から蟻酸を貰うギブアンドテイクでできてるらしい(ふーーん)

今回のお話はシジミチョウで身体の弱い里久(受)が有賀家の次期王 綾人(攻)と再び再開し、恋に落ちるお話になっております☺️❤️もう自分は黒髪センター分けが大大大好きなので綾人のビジュたまらんかったです
.

2年前の過去でお互いに誤解があってわだかまりのある2人がある出来事をきっかけに同じ学園に通い、2日に一回逢瀬をする事に。『お前なんか好きじゃない』といいつつ情事の時は冷たく出来なくて未練タラタラな綾人が萌でした正直2年前の事でこんなに食い違ってるのになんで最後の最後まで気づかないんだ?って思ったけどなw
.

愛の蜜に酔え!は、綾人の里久への愛が深くていいですね〜、攻めが勘違の嫉妬で激怒したり、普段キツイ態度なのに受けが苦しんでる時には誰よりも紳士でいてくれることが大好物なのでそこも良かった

なんやかんやありながらも、最後は2人に憚る障害やすれ違いも万事解決し、幸せな世界線で安心しました‍♀️

0

シリーズ2作目

「愛の巣へ落ちろ!」よりも好きでした。色々突っ込みたいところはあれど、「愛の巣へ落ちろ!」同様にテンポいいし読みやすいし、娯楽としては自分に合っています。

終盤までの里久のうじうじ加減や、対話しないことで生まれるすれ違いにはうんざりしていたのですが、それを上回って綾人が好きでした。
王になる血統、優秀な頭脳、穏和な性格を持ちながら完全に恋に溺れた男…もっと楽な生き方があっただろうに。里久にしても綾人にしても、天ちゃんの「世界が小さすぎるんだよ」のセリフの通り、世の中互いだけじゃないぞとは思う。
おそらく柔和なお顔の作りであろう彼が、金髪を振り乱しながら皿を割りまくる情景を想像するだけでかなり好き。駆け落ちを目論みそして失敗するあたりの若さと浅はかさもかなり好き。成績優秀でも、狡猾で策略家タイプではない賢い子なんだと思うと可愛い。
里久に出会わなければ平和な人生だったのでしょうけど、おまけSSで微塵もそんなこと思ってなさそうで、やや狂気すら感じさせる彼が非常にいいです。

天ちゃんが里久に「次の男はお前のこと好きになるって」と言うのだけど、男確定なんかい!って突っ込んでしまう。そう、最初に書いた通りツッコミどころは満載なんですよ。

萌〜萌2

0

キレ過ぎの攻め(病気)×無知受け

虫シリーズ、気になった巻だけツマみ読んでるんですが、このお話の世界観を受け入れないと終始ポカンとしてしまいがちです。特にこのお話とか。

なんか冒頭から薄幸の地味メン(受け)が、仲が良かったのに突然自分をフッた攻めが病気ってんで、それを治せるのは自分しかいないとか言うもんだからそれまでずっと会ってなかった攻めに今、会いに行きます……ってところから話が始まります。
そっから攻めがサ◯ヤ人化する病気(金髪になってやたらとキレやすくなる)で、治療法は受けとのセックス……ということで訳もわからぬままベッドイン。
キレやすくなってる攻めは、困惑気味の受けを有無も言わさず無理矢理抱き、何かあればキレ、受けが泣けばヘニャヘニャ、受けが他の男といればキレ散らかし、となんだか忙しい様子。

前半の受けは何も話が飲み込めていないので、終始「なんなん?」って感じで、それに対して攻めはキレ散らかしまくるので私も一緒に「なんなんなん???」って感じでした。
そっから名探偵◯ワロかよ、みたいなネタバラシが展開され、攻めが「俺は幸せにはなっちゃいけないんだ…!」とか面倒くさいことになりつつも二人は幸せなキスをしてハッピーエンド……。
まぁ、二人が幸せならそれでオッケーです。


とりあえずこのシリーズの癌は狂った大人で、そりゃあこんな大人の下で育ったらみんな狂わざるを得ないよね……みたいな話でした。
受けが白痴系と健気の合わせ技で泣かせるんですが、それよりも後半のネタバラシがちょっと馬鹿っぽくて涙が引っ込みました。

余談。
攻めがナイフみたいにキレやすいのは病気の所為、みたいな書かれ方してるんですが、BLの攻めって大体こういう面倒くさい拗らせ方してる攻めばっかなんで、ちょいちょい「キレやすいのは病気の所為」って台詞を見て「そういやそうだった…」とハッとすることが数回ありました。じゃあ病気でも無いのに、やたらとグジグジギャアギャア騒いでるBLの攻めって一体……いやでもこの攻めが普段菩薩系なのか……?ならなんかそういう菩薩要素を病気克服後に見たかったです。

2

激しくすれ違う恋の行方!

なぜか未読だった本作ですが、
シリーズ再読の中でようやく読んでみました。
正直いうと、あまり萌えられなかった……

ハイクラス・クロオオアリの綾人とロウクラス・クロシジミチョウの里久。
クロシジミはクロオオアリから蟻酸をもらわないと生きていけない生態なんですよね。
自然界でもクロオオアリに擬態して世話をしてもらうのがクロシジミの特徴です。
こんな世界があるなんて知らなかったなぁ。
とても不思議ですよね……と、普通に感心してしまいました^^;

二人の恋はすれ違いの恋ですね。
綾人も子どもだったと思うくらい、
里久に振られたと勘違いした後は冷たく当たりまくる。
クロオオアリから怒りでグンタイアリとして定着してしまった綾人でしたが、
結果的に有賀家から解放されて自由になれました。
里久もまた、綾人から定期的に蟻酸を貰えることになって元気に、
自由になりました。
色々あったけど、結果的には良かったのかなと思います。

あまり記憶喪失という展開が好きでないこともあるのと、
記憶喪失中の里久が積極的なのもあって違和感を感じてしまいました。
ただ、遠距離中の綾人の健気さには萌えた♡
カフェで2日に一回手紙を書くエピソードにひっじょーに萌えました(〃ω〃)

ただ、涙が止まらないほど泣いてしまった他の作品ほど切ないと思えなかったので、そこが自分の中で残念でした。

0

振り回される

ムシシリーズ第二弾。クロオオアリとクロシジミなので、気楽に読み始めたら内容が痛かった。周りにあまりに振り回される二人が気の毒すぎて萌がやや減少したため、萌にしました。もう少し強い二人の方が好きなのかもしれないです。本編270P+あとがき+後日談9P。

絶滅危惧種のクロシジミである里久(りく)。クロオオアリの有賀家で保護してもらっていますが、ある日、女王から「もう蟻酸は与えない、今後はパートナーからもらえ、また、綾人が病気になったのでその治療に役立つように」と言われ、綾人の通う星北学園に一時入学することになり・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
天ちゃん(テントウムシ、有賀家のアルバイト)、有沢遥(綾人と同じく王候補)、有塚(有賀家の分家筋、星北学園生徒)など。
澄也もちょびっとだけ出てきました。

**内容に触れる感想

出会った頃の二人は幼過ぎて、大人の思惑どおりに振り回されて、気の毒過ぎて。
有賀家女王様の思惑は分からなくもないのだけど、それで子供たちの人生を大きく左右してよいものでもないし、だからといって酷いと女王を責める気持ちにもなれず、もやもやしたので、萌が減ってしまった感じです。

二人して酷い事態を乗り越えて、なんとか二人の新しい人生を勝ち得て終わったので良いのですが、後日談の9Pだけじゃ甘さが足りなーい。もっともっと甘いお話を読みたい!!!
二人の同人誌を探してみます・・

0

虫シリーズの2作目

虫シリーズの2作目です。
現代の文明が滅亡し、生き残るために虫と融合した人類の世界が舞台で、虫がカギとなるとても独特な設定です。
シリーズは出版順ごとに読んだ方が理解がし易いかもしれません。
特に1と3と4は繋がりが深く、6と7はほぼ前編後編です。

今作はクロオオアリの綾人×クロシジミチョウの里久→ハイスペック執着攻めと健気無垢不憫受けのお話です。
両片思いがすぎる!二人ともお互いへの気持ちが強すぎてこじれがハンパないです。
終始「違うの!ほうれんそうだよ!ちゃんと報告、連絡、相談して!」と脳内で叫んでいました。
天涯孤独設定や駆け落ちの約束、他人からの策略、そして昔懐かしの禁断の手法(記憶喪失)までも出てくるので最後までドラマチックな展開に切なさとワクワクハラハラで夢中になりました。
途中の里久の不憫ぶりは相当です。里久…
今作も虫ならではの生態が興味深く、読了後はかなりググりました。

5

擬人化世界観は神評価です


ドラマCDを少しだけ聴いて「こういう健気受けは好きかも!」と思い、原作を購入しました。1巻の「愛の巣へ落ちろ!」も読了です。(村瀬歩さんの小動物系受けボイス最高すぎます!!)
切なさは期待に裏切らなかった。一気に読み終え、号泣しました。クロシジミの受けちゃんがかわいそうで、かわいくて…(涙)幸せになってくれて本当によかった…。

正直最初は「擬人化設定でなければ普通の王道BLじゃん、ストーリーの展開が韓流ドラマみたい」って思ってたんですが、白泉社のものだと気付いたとき「!!!」ってなった。某先生の某作品のあとがきの中で、「新人時代白泉社で本を出させてもらえたんだけど、タイトルに◯◯をつけなければならないとか、設定は◯◯でなければならないみたいないろな厳しい条件付きで、大変苦労した」という話をされていました。虫シリーズも樋口先生の初期の作品なので、もしかしたらこの作品もそうではないかと勝手に推測しました。
だからいろいろな厳しい制限の中でこのような壮大な世界観を作り上げた樋口先生に尊敬しかありません。パブリックスクールシリーズはまだ未読ですが、ますます興味が湧いてきます。Charaさんのバースデーフェアのときに買おうかと思います。
虫シリーズの次作は時間があったら読んでみたいと思います。

0

萌えるし泣けるし最高!

虫シリーズの2作目。
1作目のような、執着攻×健気受が大好物なわたしにとっては、今作も1作目と似たシチュエーションに願ったりな2作目でした!

身分差やすれ違いに萌え、さらに途中から
すごく泣ける...(;O;)

可哀想な受が好きな方は読んで損しないと思う!!!!!
私は、健気でスキがありまくる受けがモブや当て馬にちょっかい出されちゃうのが大好きなので、本当に本当に萌えました///
ハラハラするけど、
最後にはちゃんと報われるので、安心して読んでもらいたい!

3

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