愛の在り処をさがせ!

ai no arika wo sagase

愛の在り処をさがせ!
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神88
  • 萌×239
  • 萌14
  • 中立6
  • しゅみじゃない12

--

レビュー数
12
得点
644
評価数
159
平均
4.2 / 5
神率
55.3%
著者
樋口美沙緒 

作家さんの新作発表
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イラスト
街子マドカ 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
愛の巣へ落ちろ!
発売日
価格
¥824(税抜)  
ISBN
9784592877448

あらすじ

ナミアゲハ出身の葵は、ロウクラスに紛れ隠れるようにタランチュラの子供を育てていた。ある日、グーティサファイアオーナメンタルの最後の1人で、ケルドア公国大公シモンの来日を知り心を乱され…

表題作愛の在り処をさがせ!

シモン、グーティサファイアオーナメンタルタランチュ
並木葵、オツドアイを持つ性モザイクのナミアゲハ

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数12

樋口先生らしい落として上げるが素晴らしかった

ムシシリーズ6作品目にあたる今作。愛の在り処をさがせ!→愛の在り処に誓え!の読み順です。
まず2人のビジュがめちゃくちゃ良い個人的にはムシシリーズで1番好みの容姿だと思う、読む前から期待高まりました
.
お話は性モザイクという何万人に1人に生まれる種であり短命で、男性でもありながら子供を産む機能がついている蝶の葵が、どうせ命短いのなら何か役に立つことがしたい。と思い、遥か遠くケルドア公国の大公と世継ぎを残すため妃になるお話。
.
.
今回も、樋口先生らしい落として上げるが素晴らしかったです

自分は見るところが他の人と違うかもしれないけど、
このお話の登場人物の(攻)であるシモンは14歳の頃から後継を残す為に30人以上の女性と性交渉をして育ってきたので、そもそもの交わることへの意味が一般の人とかけ離れている。だから葵と本当に結ばれた後も性に対して重要性を見出せず苦しみます。
.
他にもシモンの母アリエナは、夫を失い可笑しくなり、シモンの最愛の妻である葵を虐めたり、常日頃ヒステリックモードで最終的には自ら死ぬ事を選びます..
.
シモンもアリエナも世間的に見れば、道徳が欠如してるようなコトバが多いんだけど、何歳になってもその人の育った環境や想いで、理解出来ないことって沢山あるよなあと思いました逆に育った環境を考えればその考え方になるのが当たり前だと思ってしまったりする。
.
だからこそ、葵がシモンに対してこうあって欲しいと思うのは自分のエゴだし、シモンは変わらなくていい。と自分自身に言い聞かせ、相手に期待しない事を良い意味で心掛けていたのは個人的に凄いなあと思いました

描き下ろしの数年後のエピソード凄く微笑ましかったですシモン×葵ファミリーに幸あれ。

0

続刊があると知って読めるありがたさ

子供が3歳以上に成長していることが分かった状態で始まる構成、安心する始まり方。

半分ぐらい読んで、どんどんシモンが絆されていってるのが面白かったのだけど、そこからそれ自体にシモンが葛藤し出すという構成も良い!戸惑うよな…と深く納得できる。

以下、マイナスの感想

テオがいなければ2人の関係はいっこうに進行しなかっただろうな。こちらの偶然は物語として良い偶然。一方、ホテルの清掃に葵がはいるのはかなり唐突で、もうちょっと上手くやって欲しかった。要人が宿泊するスイートと思しき部屋、当のお客が滞在中に外部業者の清掃に入るというレアケースもレアケース。複数言語話せるハイクラスなら、もっと素直に"ホテルで働いてる"でも良かったのでは。フリッツが糸引いてそこに宿泊〜で。ここまで面白かっただけに冷めてしまう。「銀河鉄道の夜」の取り入れ方も、なんとなくオシャレだから程度のノリしか感じず、なんのために出てきたんだと。2人で電車乗ったらカンパネルラは死ぬぞ…

「彼らは一様に背が高く、同じようなねずみ色の髪に、くすんだ青の瞳をしており、全員が葵より頭一つは背が高かった。」なんぼほど背が高いのよと笑ってしまった。編集さん気にならないのか。

萌〜萌2

0

誰も描けない世界

 他の作家にないものを追い求めそれを表現している感じだと思いました。特殊な環境に置かれているゆえの心理描写、嫌なことをされても許そうとする受け、理由があって冷たい人間となってしまったシモン……いろいろと心に残って、読み終えたらすぐに続編の本も読み始めました。
 主人公は、顔を知らない結婚相手に愛や必要とされることを求めていましたが、それを表現したシモンの冷たい言葉が印象に残りました。出会った頃は、どちらも足りないものがいっぱいあったと思います。

0

いよいよスケールアップの一作

ムシシリーズ6作目。
一読しての印象は、これは愛に関しての物語。愛、それも母の愛…

本作もシリーズ作に則って、身分差、すれ違い、女体化、妊娠がモチーフとなっています。
そして、攻め受けのイメージも大体同じで、冷徹で話を聞かない攻めと、不憫な受け。
本作は日本を飛び出して、絶滅寸前のハイクラス中のハイクラス、最後のグーティ・サファイア・オーナメンタル・タランチュラであるケルドア公国の大公シモンの元に、ナミアゲハの性モザイクである並木葵がタランチュラを出産するためだけに赴く、という話。
そのバックグラウンドとして、シモンも葵も母親の「普通の」「人並みの」愛情が全く与えられず、心の中に深い欠落感を抱えている事が描かれます。
途中からは昆虫の話という枠を越え、愛を知らない男シモンと子産みの道具としての葵のすれ違う心の物語となり、愛を知り始めたシモンの不器用な愛情表現としての別れと、それを知らされずに傷つく葵との物語、そして秘密裡に産み育てているシモンとの子供空(ソラ)との日常となってくるとすでにBLの枠すらも越えてくる印象です。
ムシシリーズでは、6作のうち本作を合わせて4作が女体化や妊娠が扱われていますが、本作において遂に「母性」についての言及があるように思えます。
つまりは「優母」と「毒母」。
物語においては「毒母」がどこまでも子供の心を無視し傷付ける言わば虐待モンスター。「優母」に愛されたい、「優母」さえいれば…
でも現実の女性・母親の心には「優母」も「毒母」も同居して、絡み合いながら子供に接している…決して正解に辿り着けない毎日の中で。そんな事を思ってしまいました。
本作は読み応え重量級。物語としては「萌x2」だと思うけど、BLとして見ると母性テーマが重いし、結局「母は強し」的固定観念が見える気がするので「萌」といたします。

4

求む!続編。お願いします。

ちるちるさんでムシシリーズを知って、夏に大人買いで一気に読んでいたので、新刊も予約して楽しみにしておりました。

相変わらずの格差恋愛。はかなくか弱い受と、完璧でオレ様な攻。はじめは否定してても、だんだん攻が受を好きになっていっちゃうというムシシリーズの王道パターン。大好物です。

ただ、今回は作者様もあとがきで書いていましたが、ようやくくっついたってところで終わってしまってます。イチャイチャが少なくて無くて残念!
やや物足りなさを感じたので萌×2で。
ぜひ、続きが読みたいです!!

6

ムシシリーズ大好きです♥

今回のお話も最高でした。
辛かったりハラハラしたりすることが続きますが、その分最後の感動が大きくて泣きました。

孤独であろうとするシモンにも愛や情はたくさんある。

愛されるために愛するのではなく、愛したいから愛する、
淋しさをなくすために愛するのではなく、淋しいから愛する、という言葉は心にぐっと響きました。

これからの2人(3人)の幸せが想像されます♥


ムシシリーズまだまだ読みたいです!

あ、でも、できれば真耶さま以外がいい。真耶さまはミステリアスでいろいろと妄想できる存在であってほしい…(切実)
これからも活を入れて皆を支えてくれる女王様であってほしいです…

13

もっとくれ !!!

泣いた。・゚・(ノД`)・゚・。誰にも必要とされない。
そんな自分を求めてくれるなら。
国を超えた先に待っていたのは思ってもみない相手だった。。
終始悲しい、淋しいがつきまとう
。求めても手に入らないもの。家庭は裕福でも欲しいのは。
というところ。
またトンデモ攻だなと思った出会いから、
少しずつ見えてくる優しい部分に絆されていくのが解るから尚更切ない。
なんでこんななのに離れ離れなのかな種明かしは後半。

これ続編読みたいなー勿体無いなー。
ラブラブイチャコラが見たい!
足りないよぅ・・(´;ω;`)ウッ…

ま、ただ・・・正直両性というか、
女性器を描かれた地点で、BL的エロで楽しめなかったのが少々残念ではある。

15

デレをくれ!デレを!!

ムシシリーズ大好きで、今回の新刊も楽しみにしておりました。
シークレットベビーものはハーレクインでも大好物なので、内容も満足しているのですが・・・え、もう終わり?っていうのが正直なところでして・・・なんだか受けの子ばかり頑張っていて、彼からの愛情の戻りがあまりにも少ないと思いました。きっとこれからなんでしょうが、だったら小説の中でそこまで書いてくれたらいいのに・・・物語としてとても面白いのに、ただただ残念でならない。あとがきで番外編6編くらい書きたいとおっしゃってますが、それは本編の内容が足りてないとわかってらっしゃるからなのでは・・・

デレ補給するために、甘々系の小説今から読みます。

4

絶滅危惧種の定め

「愛の巣へ落ちろ!」を読んだ時、澄也が陶也に「レッドニーとホワイトニーは同格だ」というのを読んで、気になりネットで検索してみた。
結果、物凄くリアルなタランチュラのその姿に震えてしまった。
今作の攻めのシモンのグーティ・サファイア・オーナメンタル・タランチュラの姿も気になり検索したが、前回の衝撃から半目でしか見られなかったが、やっぱりその画像は衝撃を受けた。

世界で最後の一人となってしまったグーティ・サファイア・オーナメンタル・タランチュラを起源種としたシモン。
シモンにはその前に13人のグーティの兄がいて、みんな幼くして亡くなっている。
グーティは3歳までの生存率が極めて低い。

14人のグーティとシモンの弟であるロウクラスのレディバードスパイダーの男の子を生んだアリエナ。
グーティを産むことができるのがプライドだった、タランチュラを起源種に持ち、綺麗だったろうと思わせる見た目のアリエナ。
13人の兄たちは名前がすべてシモンといい、ロウクラスでグーティではない幼い弟には名前が与えられず、その存在は母親のアリエナには認識されなかった。
後にシモンがテオと名付けた。

最後の一人のグーティとなってしまい、絶滅を恐れた人々によって14歳から子孫を残すために子供を作ることを強要され続けたシモン。
深夜に母親がベッドに入ってくるのに恐怖を感じた過去。
13人のシモンと自分を同じ人間と認識し、シモン個人を認めてくれなかった精神に異常をきたしていた母親。
そんな母親からの愛情を、諦めなければいけなかった幼かったシモン。
シモンの愛という情緒は7歳で成長が止まってしまった。
個を殺し、周りの大勢の大人たちの望むように成長をする。そうしなければ生きていけなかった。
そこに突然、全く価値観の違う自分のかつて諦めて遠い過去に封印したものを揺さぶる存在が登場した。
自分の欲しかった愛情を与えようとしてくる葵という存在の登場。

でもずっと諦めて諦め続けて、自分を殺し、そうしなければ生きてこられなかった、それしか道がなかった自分の価値観を、全力で揺るがそうとする葵の登場に混乱してしまう。

葵はシモンの個を見ようとし、シモンという個の存在を求め、シモンを苦しめた母親のアリエナへ自分が言えなかった誰も言ってくれなかった言葉を言う。

終始、葵視点で話が進んでいくので、その中からシモンの心の機微を抽出するのが大変だったけど、ポツリ、ポツリと零していくシモンの思いを読んで理解すると、涙が出てくる。
葵の愛情深いところや、シモンやテオに対して、その存在を大事にしようとする姿にだんだん心を動かされ、葵の存在がいつしかとても大事になっていく。

そしてだんだん葵が、アリエナや使用人たちに冷遇されていることを知っていくシモン。
葵が殺されそうになる現場を目撃して、ここにいては駄目だ、自分の大切な人たちが殺されてしまうと危機感を持ち、テオと葵を早々に国外に出して、自ら孤独を選ぶのだ。
なんて辛い生き方だろう。

葵には性モザイクだけど、願わくば「愛の罠にはまれ!」の篤郎くらい子だくさんになってシモンと空とみんなで幸せになってほしい。
グーティ、もういらないよと言われるほどに産んで、丈夫に育てて大家族になってほしい。
そして「この血を絶やすことを望む」というシモンを幸せにしてほしい。

今回、受けの葵が性モザイク設定ということで、女性器描写があります。
苦手な人は注意した方がいいですが、虫なので、種を如何に後世に残すかという戦略の一部としてありかなと思いました。

18

むぼち

たまゆままさんの願い、「グーティ、もういらないよと言われるほどに産んで」のくだり、私にはその発想が全くなかったため、ぽんと膝を打つ思いでした。

二人の子は空一人だけだと思い込んでいたのですが、うじゃうじゃ子クモに囲まれる二人を想像するとものすごく楽しいですね。

子ができないこともあってのシリアス本編のあと、周りから「もういらんわ!」とつっこまれるほどの子だくさんになる展開、面白いです。


淋しいがたくさん

ムシさんシリーズです。
今度はどんなカップルなんだろうとワクワクし、いつもと始まり方が違うなと
思いながらもぐいぐいと物語に引き込まれていきます。

続編を是非!ということで神に近い萌2です。

5

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