愛の巣へ落ちろ! 3

ai no su he ochiro !

愛の巣へ落ちろ! 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神9
  • 萌×212
  • 萌6
  • 中立6
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
117
評価数
33
平均
3.7 / 5
神率
27.3%
著者
南十字明日菜 

作家さんの新作発表
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原作
樋口美沙緒 
媒体
漫画(コミック)
出版社
白泉社
レーベル
花丸コミックス・プレミアム
シリーズ
愛の巣へ落ちろ!
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784592721154

あらすじ

ロウクラス種シジミチョウ科出身の翼は、憧れていたハイクラス種タランチュラ出身の七雲澄也を追って、夢にまで見たエリート校・星北学園に入学。
強引なようでいて優しい澄也と次第に距離が縮まっていく中、このまま穏やかな時間が訪れるかと思いきや、澄也の従兄弟で、タランチュラの陶也が帰国してきたことで、新たな波乱が……
寝た相手を共有するほど澄也と陶也が強い絆で結ばれていると知って、翼はショックを受け、自分の想いに戸惑うが!?
俺様タランチュラ×健気なワケありシジミチョウの学園カーストラブ!
花丸文庫のヒット作、樋口美沙緒先生のムシシリーズ待望のコミカライズ第3巻☆
2023年1月刊

表題作愛の巣へ落ちろ! 3

七雲澄也,高校3年生
青木翼,高校1年生

その他の収録作品

  • 「ひまわり」(描き下ろし)

レビュー投稿数7

今回切ないけど、面白い。

陶也が翼に手を出さないように
必死で翼に興味ないフリする澄也。
でも、いざ陶也が翼にちょっかい出すと我慢できずに庇ってしまうっっっ。

陶也と澄也のイチャイチャを絵で見せられるとインパクト大だった。チューしながらの陶也のドヤァな顔とか。
なんか、澄也といちゃつく相手って必ずドヤるなぁ。トロフィー感あるのかな。澄也は、俺に夢中なんだぜぃ、ドヤァ!みたいな。

今回は澄也と翼のすれ違いのターン。
原作読んでるから、絵になるとどうなるかの確認のような読み方になる。割と、澄也済ました顔してるけど、好きなのバレバレな行動と表情してて面白い。なのに、口では翼に酷いことばっか言うから翼は悲しくなっちゃう。体調も悪いし気持ちが萎えるよね。
央太もマヤマヤも兜もみんな翼に優しい。
マヤマヤと兜は、長年澄也といるからあぁは言いつつ翼の事を好きなのを見破ってて、2人を応援してくれてる。
わざと澄也に嫉妬させる兜のシーン、面白かった〜。
澄也ってば、翼の事めちゃ好きやん。でも、無自覚。兜が悪巧みしてるとても悪い顔で、面白かったw
はぁ、続きが早く読みたい。
単行本は、年イチ発売だから来年だなー。
全ムシシリーズコミカライズ希望です。
南十字明日菜先生!お願いします。

2

受様にとって受難の巻でした

本シリーズは
ハイクラスのメキシカンレドニー・タランチュラと
ロウクラスで性モザイクのシジミチョウのお話です。

攻様の従兄弟の登場で歪み、すれ違っていく2人の関係と
攻視点での幕間的短編を収録。

ロークラスな上に性モザイクとして生まれた受様ですが
攻様に憧れて身体の秘密を隠しながら
攻様の通う学園に入学します。

攻様はタランチュラを起源種にもち
多くの者を惹き寄せるフェロモンを発していて
受様もその影響で攻様と身体の関係を持っています。

攻様は弱い受様を護ると言う体裁の元
受様を抱き続けていますが

それを攻様同様タランチャラ種である従兄弟に
ハイクラスらしくないと揶揄した事で
攻様は受様と距離をとる事にします。

というのも従兄弟は攻様に執着していて
攻様が寝た相手に手を出すのが常だったからです。

しかしながら従兄弟にとってロークラス種は
ハイクラスな自分達が対等な関係を築く事はもとより
執着する事しら考えられない劣ったモノなのです。

従兄弟に揶揄された攻様は
受様に執着し始めている自分を否定するため
受様との関係を白紙に戻すのです。

そして受様もいつかは攻様に飽きられると思っていたため
泣くほど悲しくても攻様に何も言う事ができません。

攻様と離れた事で自分の気持ちを自覚した受様でしたが
どうすればいいのかすらわかりません。

そんな中受様の身体の秘密が暴露されてしまい!?

樋口美沙緒さんの同名小説
「愛の巣へ落ちろ!」のコミカライズ3巻目は
攻様の従兄弟の登場に合わせて受様を邪魔者と思う人物により
攻様が受様から離れ、受様の身体の秘密がバレる巻となります。

小説を丁寧にコミカライズしているために
ちょっとまどろっこしさを感じてしまった巻でした。

ハイクラス種としての攻様の矜持はわかりますが
受様に惹かれている自信の気持ちを認められない上に
攻様は上位種であるが故に
自分の言動の与える意味を正しく理解していません。

だから受様がどうして憤っているのかも
本当にわからないのだとは思うのですが
攻様の態度はひどすぎる ๐·°(৹˃ᗝ˂৹)°·๐

なかなかハードなところで以下続刊です。

続きを待つのが少々辛いですが
これからのターンで攻様がどれだけ弱いか
受様がどれだけ強いかがわかっていくはずなので
半年後を待ちたいと思います。

1

嫌がらせ総受け

必要なエピソードだとは思うけど、んまー…読むのが楽しくない巻でした。それもまるっと全部。

これまでもハイクラスの翼への嫌がらせやイジメには怒り心頭でしたが、ラスボスポジの澄也のいとこが登場して更に雰囲気悪いしで、どーーなってんのって感じです。
とことん翼を追い詰める展開に胸が潰れそうで痛い…。飴宮パイセンのしつこさにはウンザリしますね〜…いい加減にしやがれ。
ハイクラスハイクラスうっせーし、やってること下等下劣。品も素行もよくないのにハイクラスを看板にイキってる姿がなんとも哀れです。(澄也は飴宮に塩対応だけど、でも身体の関係があるってだけで、澄也にもちょっとイラっとする)

3巻の評価は前もって知ってましたが、翼が可哀想との感想を多々目にしたので、4巻が発売されたタイミングで購入しやっと読むことができました。3巻は翼の試練の回ですね。生徒会のメンバーがいなかったら翼も私も精神やられていたと思う。
澄也いとこは何かオーラからしてキメーってかんじなので無視ヨロシクですが、澄也が一番しっかりしろよーって感じです。
何となく翼に冷たくする理由は分かりますが、やり方間違ってない?と思うばかり。翼のためにせざるを得ないことかも知れないけど、翼のためになってないような気がしてなりません。

4巻を読んだあとでの3巻レビューなんで、割と冷静にみることができていますが、それでも3巻の翼への仕打ちは色々と酷い。翼を突き放して置きながら、激しい執着をみせる澄也にもイライラしました。
この感情の収め方は、最終巻である次巻を読むしかない!…ってことで、3巻でモヤった読者の方々は4巻を読んで心を浄化させましょう。

1

鬼畜とドM?拗らせ合いの焦らし愛。

捕食者と餌。ただそれだけの関係だ!などと言ってみたり。
早々に絆されてラブラブしてみたり。
従兄弟が登場すれば、牽制した挙句、翼を突き放す澄也。
1巻から通して読んでみると。どうも支離滅裂なんである。澄也にしろ、翼にしろ、情緒不安定なこと、この上無い。翼を突き放したところでフォローも何もしないものだから、カッとなった翼は、やはり澄也に弄ばれて飽きられたと思い込む。
いや、何で⁈ 君らイチャイチャと常に一緒に居て、勉強見てもらったり。
部活動に入れない翼の為に、生徒会に入れる様に配慮してくれたりしたよね⁈
「好き」ってどういう事か分からない、などとクヨクヨする翼。そのクセ、迫られれば憎まれ口を叩きながらアッサリ気持ち良くなって抱かれてしまう。
澄也に「淫乱」と言われても、これは致し方無い。

悪意のある誰かの仕業で、ホルモンバランスを整える薬を失った翼は、自身の身体に異変を感じ始める。性モザイクと呼ばれるその身体に澄也の子供を宿したかもしれない、というところで次巻へ。ロウクラスと結婚なんかしない、と言った直後に「お前と結婚する」と翻す澄也。ああもぅ!そりゃ動転するよね。

節足動物と融合して進化した人類、なんてSFから。その起源の種による、厳しいカースト。その棲み分けは、何だかオメガバース臭くなり。
未成年の妊娠⁈ と、盛り盛りの設定。一応勉強をしている風で、学年1番だ3番だと言ってはいるものの。タランチュラ等肉食の捕食者は、セックスばっかりしている。
セックスばっかりしている高校生…。うーん。もうちょい勉強してくれ。
文化祭とか体育祭とか、もうちょい青春してくれ。忘れそうになるけど、彼等は高校生なのだ。

物語後半で、心無い生徒たちの罵声に抗う翼の言葉をそっくりそのまま返したい。
「そんなくだらないことに人生使ってる時間、もったいないと思わないのかよ!」
お前もだぞ、翼 ‼︎
セックスに溺れてクヨクヨばっかりしていないで、勉強をしろ!
たまに威勢のいいところを見せる健気な翼。実はドMなんでは?と思い始めてもいる。
このまま拗らせ合いとすれ違いでジレジレ引っ張るのなら、続きを読むかは悩ましいところ。

3

コミカライズの難点

樋口美沙緒先生のコミカライズ第3巻。
小説未読、コミカライズ1,2巻から拝読しています。

1,2巻、虫の擬人化(正確には虫との融合)と言う設定に面白いと読みつつ、進みが遅いと感じつつ。
ところが3巻、急に動くと言うか、ハテナを残したままトントン進んで置いていかれた。
私がどこか見落としてるのか、重要なところを中心に描かれているのか、もう少し丁寧な説明が欲しかったかな。
小説で読めばいいんだろうけどシリーズ長くてなかなか手が出せず、、漫画の方が気軽に読めるし。
物足りなさが大きかったです。

2

この淡白さであってるのか?

活字となかなか仲よくなれません
なのでコミカライズは見つけしだいすべからく読むをモットーにしております

いや 読むのめんどくさくなるとアニメに頼る時もある

そういや 青い文学シリーズ好きだったな
えぇえ? そんな話だったの?的な衝撃がハンパなくて 

特に『走れメロス』


誰かの記憶に残れる人生を

愛らしさや昆虫設定やラブみより 自分の生い立ちに自分でけりをつけ飛び込んだ世界でみた屈辱 ってのを楽しんでます

性格悪い?
でもさ 哀れみより屈辱の方がわかりやすいし 胸を抉るものがあるじゃないですか

だからあたしは屈辱ものが好きッ!



さて 2巻で質の悪いヤツがでてきてから「みどりってだれ?」と

「今晩なに食べたい?」『さより』「…さよりって だれッ?」
の困惑さながらに 美登里ってだれ?をいい続け この巻でも 美登里ってだれ?がとまらない

なのですが んんん  美登里ってだれ?より 1巻からずっと気になってることが

このお話 スクールカースト それだけの話じゃないと思うのだけれど
時に哀れで 時に屈辱的に 時に痛々しく 時に甘かったり と愛らしい絵面で蝕まれるところ だけ を上手く見せられればそれでいい みたいになってないかな?と

きちんと 性モザイクってのを気にして身体の変化は気にしてるし 家庭の事情を気遣うあまり それに伴うリスクにまで気遣えない幼さがあるのも彼の不憫さを煽っていいし
弱きを助けるそれとは対照的に その出自のせいなのか 停止された思考に違和感を感じつつ無意識ながら手にしたものへの執着や欲が剝き出しになってきたのもほんとよかったんだけど

なんだろ? いろんなものが中途半端に入っているからなのか お話のすすみかたに雑さが見えるというか 

光をみて 悩み 迷い 虐げられ 支えられ 立ち直りまた挫折する
これを繰り返してはるんだけど それのどこにもこう(ガンバれあたしの語彙力)  

つまんない?←バカか語彙力死んでんだろ

言葉が悪すぎますね 違うんです 
あの ダラ~っとしてるんですよ 起伏がないというか

誰の昂ぶりも 誰の非情も悲観も感じない いや激情も 泣いて喚いて 喧噪も焦燥もあるんです
確かにあるはずなのに そこになにかを思わないし 思えない

ごめんなさい あたしの読み方のせいなんだろうけど
ここまで読んで ドキドキやハラハラってものを一切感じなかったってのが  
 
いや 面白いんだとは思うんです 思うんですが うううん 


俺様というより感情が餓死てる澄也の何かが変わるのを読むにはまだなにも始まっちゃいない
侵食されるだけのか弱きものの起死回生 があるのかはわからないけど あるなら是非読みたいのでこの先も追いかけはしますが 

やっぱりちゃんと小説読まなきゃダメなんですかね?

1

コレじゃない感じ…

原作ファンで、コミックス1、2巻も面白く拝読しました。3巻の発売も楽しみにしていました。

ワクワクしながら読み始めたのですが、読み進めるうちに「?」なんだか違和感が…。原作を読んだ時のようなドキドキ感があんまりない。どうもあっさりしすぎている。
なんだか登場人物の表情にあまり感情を感じられなくて、感情移入もしづらい感じです。

冒頭の「シジミチョウ」と突き放す場面。
兜に挑発されて翼を抱く場面。
子どもができたのは?!となる場面。

どれも原作を読んだ時には、その緊迫感や、登場人物の気持ちにドキドキして読んだのに、それが感じられない…。
感情移入できないというか、原作を読んだ時にブワっときた感覚がない。

特に攻め。
上記の場面では、もっと感情を揺さぶられていて葛藤があって、苦しんでる様子さえあったのに、漫画だと表情が薄くて、それが感じられなくて…。なんだかシラッとした感じです。

3巻も楽しみにしていた分、正直残念でした。コミックスはもう読むのやめるかもです…。

絵は綺麗ですし、読みやすくはあります。原作既読でも気にならない方もいるかもしれません。

でも原作未読の方には、原作はもっと違うんだよ〜っとお伝えしたくなりました。

淡白とレビューされている方もいるので、そう感じた方は、機会があればぜひ原作を読んでみてほしいなと思いました。

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