「ただ好きで、心ごと丸裸にされる」

やたらやらしい深見くん 3

yatara yarashii fukamikun

やたらやらしい深見くん 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神94
  • 萌×221
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない2

25

レビュー数
21
得点
557
評価数
118
平均
4.7 / 5
神率
79.7%
著者
松本あやか 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
彗星社
レーベル
Glanz BL comics
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784434350641

あらすじ

遠距離でセックスできなくなった時、この関係はどうなるのか?
梶への転勤辞令をきっかけに、関係を終わらせることを選択する2人。
そして迎えた梶の送別会。
「最後」のセックスをしようと、梶と深見は夜の街を駆け出して…
――禁断の○○プレイ!?単行本限定描きおろし収録

表題作やたらやらしい深見くん 3

会社員、営業部エース
会社員、技術部SE

その他の収録作品

  • 巻末描き下ろし

レビュー投稿数21

恋を知った2人に感動

1巻読んだ時は「面白い"ラブコメ"」っていう印象だったんですが、巻数が進むにつれ梶と深見れぞれの過去のトラウマから来るキャラ設定が深く掘り下げられ、気付けばお互いにホントの恋を知ったピュアBLとなってました。エロ盛りだくさんなのに"ピュア"が全面に感じられる完成度の高い作品だなと感じました。
3巻は特に梶が深見のことを心の底から愛おしく思ってるのがヒシヒシ伝わってきて、ちょっとウルッとなってしまうくらいでした。
ほんといい作品だなー。
いよいよ始まる?同棲編楽しみです!

0

No Title

予想外に感動の3巻でした。

正直1~2巻は王道の域を出てなくて
なんとなく展開も読めてしまうなぁと思っていたのですが、
この3巻は深見の中で梶の存在が大きく変わっていったり、
ようやく二人の想いが通じ合ったりと目が離せませんでした。

職場から梶の転勤辞令が出たところで終えていた前巻ラスト。
深見に想いを伝えるも、恋愛がわからないという彼に対して
長期戦覚悟の梶でしたが、まさかの離ればなれに。

深見に転勤のことを伝えようとしますがタイミングを逃しているうちに
深見は他の人から梶が転勤することを耳にしてしまいます。

これまで誰にも恋愛感情を抱いたこともなく、
早くに両親を亡くした過去からも大切な人を作ることに臆病な深見は
梶との関係を終わらせることを決断してしまいます。

どこからどう見たって梶に心を開いているし、もう好きに決まっているのに、
その気持ちを容易く口にできない深見の葛藤が切ない。
対する梶も深見と離れたくないのに想いを伝えても受け容れてもらえず、
通じ合いそうで噛みあわない二人の気持ちに悶絶してしまいます。

けれど、梶の送別会の夜、最後にもう一度と深見を誘ってみると…
ここからの展開は一気読みでした。
まさかあの鈍感で他人に興味のない深見がここまで変われるなんて!
不器用なりに言葉を尽くして梶に気持ちを伝えるシーンは
必死に梶を繋ぎ留めたい気持ちが滲み出ていてぐっときてしまいました。

そうして実験的に恋人関係が始まった二人ですが、
意外にも糖度も高めでニヤニヤしてしまいました。
その上梶の転勤をきっかけに傍にいるために転職まで考えてしまうなんて、
お試しどころか愛が深すぎでは?

相変わらず深見は鈍感だし、それでもふとしたときに甘ったるかったり、
ちゃんと恋人同士になっている二人に萌えが込み上げてしまいました♡

次は同棲編?今巻よりもさらに糖度高めな二人が見れるかと楽しみです♪

0

まさかの、深見くんの考えていたこととは?!!

梶の異動打診を受けての3巻です。

梶じゃないですが、プレート持った人が、やっぱり異動はなしだよ♪ などと言ってくれる展開を期待していましたが、、
そんなことはなく、、、

あまつさえ一瞬別れ話っぽくなって、まりあげはの情緒はおかしくなったわけで、、、

けれど、梶が頑張りました。

あの、梶! が!!

深見くんのあの別れ際の涙顔見てしまったら、やはり別れ話は本心じゃないって分かっちゃうじゃないですか。
そして、深見くんもヒヤヒヤさせておきながら、まさかの告白で…♡

もう本当に物理的以外にも離れ離れにならなくて良かったなあ、とその一言に尽きる回でした。

梶がカッコ悪かったですが、必死に深見くんを大切に想う気持ちがビシバシ伝わってきて、人としてカッコよかったですし、だけど身体から始まった関係でしたがけっして一方的じゃなく、ちゃんと両想いになっていたふたりの関係が尊かったです。(深見くんの妹と同じお気持ち)


今巻のラストでは、いよいよ深見くんが新居の梶家にサプライズ上陸♡
次巻からは同棲編が始まるわけですが(そうですよね?!!)、もうその事実を知れただけで今夜もぐっすり眠れそうです!

よかったよかった!(←昔話の〆の、めでたしめでたしみたいな言い方で)




3

恋は人を熱く変えますね

熱い巻でした。
2人とも感情や考えがちゃんとあるのに自覚の度合いや表現方法が違うので、すれ違いというよりその前の段階で相手がどう思っているのかわからない。
それでも惹かれあう描き方がいいな~と読んできましたが。
2人がなぜこのような人格になったのか…背景がわかり納得させられるものがありました。ここを重くならずコンパクトにわかりやすくおもしろく描かれる松本先生すごい~となりました。
特に、梶が自分は恋愛できないと思っていた理由がわかったし、それが深見くんを好きになることでどんどん変わっていくのがめちゃくちゃ伝わって深見くんに一喜一憂する梶に感情移入していました。
深見くんが自分を好きであろうとわかった時、恋人になりたいと言われた時、一緒に住みたいと言われた時…深見くんの思考回路が読めないので梶は戸惑ったり驚いたりするのもわかるし、涙が出そうなほどうれしそうなのがこちらまで感動してよかったな~と身内のことのように喜びました。
その時、深見くんがきょとんとして梶の心中をわかっていなさそうなところが本作らしくておもしろいです。
そんな深見くんが自分たちは相手の話を聞くことが大事と言ったのは、深見くんなりに考えて成長しているんよな~と感慨深い。
2人とも恋をするとこんなに変わるのね…と微笑ましくなる展開で熱さと感動とあたたかみを感じるいい巻でした。
同棲編もめちゃくちゃ楽しみです。

3

大切なモノに気付く

ようやく心の距離が近付いてきたか…?というときに梶の転勤が決まり、
それぞれ言いようのない不安に満ちたところで終わっていた2巻。

離ればなれになって続くか、それともこのまま切れるか。
どっちに転んでも切ない展開になるなと思っていたのですが…
この表紙を見ただけで「あ。これは良い方向にいくな」と確信。
深見の表情がこれまでと全然違っていて、梶への想いが変化したことを瞳の輝きが伝えてくれていたので、安心して読み始めることができました。

序盤はこれまでと同じような攻防があり、ハラハラする部分もあるけれど。
深見の前ですっかり素を出せるようになった梶の飾らない言葉はしっかり深見の心へと届いて、
ついにふたりの気持ちは交わることに…!
いいシーンなのになんとなくビシッと決まりきらない、そんなふたりらしい緩さが逆にグッときて(笑)ものすごく感動しました。

これまでのふたりの日々を振り返るとだいぶ性欲に振り切っていたところはあるけれど、
その関わり合いの中で自分の中にある大切なモノをそれぞれに見つけて、それが彼ら自身が変わるキッカケにもなっているのが素敵だなと思います。
どちらか一方が歩み寄るのではなく、一緒に新たな扉を開けた場面に立ち会えて本当に幸せでした。

本編ラストの甘さを感じる『恋人同士』なやり取りがたまらなすぎる…!!
可愛い深見の破壊力、やばいです。
この余韻に浸りつつ、次巻も楽しみに待っています…!

4

やたらかわいい深見くん

お互いの過去の話にすれ違い…うるっときちゃう3巻でした。
それでも読んでいてどよんとしないのは、梶さんも深見くんも“相手待ち”ではなく現状打破しようと自らぶつかっていくからだなあと!
爽快でテンポの良い漫画なので、4月からのアニメも楽しみです♪

そしてそして…深見くんの「恋人になろうよ」発言にはもうびっくり~~!
1巻・2巻は梶さんのポンコツっぷりにキュンでしたが、3巻は感情が表に出てきた深見くんがめちゃめちゃ可愛かったです!

エロのバリエーションも相変わらず豊富で♪
ティッシュを取ろうとする梶さんのソレをパクッとしちゃうとこがめちゃ好きでした(笑)

3

激しい展開と磨きがかかったどエロさで、読み応え抜群!

この作品、巻を追うごとにボルテージがあがっていく…のか?1巻より2巻、2巻よりも3巻!
そう、3巻、マジヤバ!
お互いが意思疎通する前に、思考を暴走させてドタバタの大騒ぎ。まぁ、1巻からそんな感じではあったけれど、親密になればなるほどすれ違い度がデカくなってドタバタ度も高くなるの、どーしてなのよー(ものすごく最高)
読んでて息できなくなっちゃいそうなほど感情が乱高下するから、1話ずつ読み止めて、心を落ち着かせながら読んだ。
一気に読んだら「んがっ」とか「あ゙ひゃ」とか変な声が出たり、その辺のものを叩きまくって気持ちを抑えなきゃならなくなりそうな程、マジで興奮させてくる。
一筋縄ではいかない梶くんと深見くんの関係、あまりにヒートアップし過ぎたので、まさか上手くいったら、めでたしめでたし…ってこの巻で終わってしまわないよねぇ?と心配しちゃうくらい展開が激しいしラブラブだし…もう、最高。1周目を読み終え心地よい疲労感で満足したところで、気を引き締めて2周目(爆死)、そして3周目(心身ともに溶解)、4周目以降(召された後の天国)…と延々と読んでいられるほど素晴らしい!!!

初の特装版(電子書籍)を購入。
中表紙…本物の表紙より引いた目線で梶くんの上裸体が入ってる中表紙のカラー特典が無いの、ちょっと残念だったけど元々カラーじゃない…とか?
つか、深見くんを膝に載せてる梶くん、めっっっっちゃエロいんだもん。いい体してるよね。カラーで拝みたかった。
小冊子の漫画は、深見くんが北海道の梶くん宅をサプライズで訪れた初日の夜の話。オシャレなグラスでお酒を飲んでるの堪らん。そういうグラスが出てくるところが“梶くん”だよね〜
あと、アニメか漫画自体かの資料が数枚入ってて…ニヘラッて変態的な顔で眺めてしまった。梶くんと深見くんの体のちょっとした違いを眺めて…ゴクリ。良き資料をご馳走さまです。

1巻の深見くんが梶くんの中で0点から100点に変わったあのドヒャーってノリで面白さを感じて読み始めたが、こんなに自分の心の本棚の上位に入ってくるような作品になるとは思ってもみなかった。

エロさとドタバタさが好きな人には、猛烈にオススメしたい。

アニメ化も期待しています。

5

No Title

続きを待ってました!
ちょっとー深見くんが人間味増していて、かわいさも増しているんですけど!良い!
そして、いざという時に過去のトラウマ、母親に捨てられた傷がむくむく出てきてしまった梶。
自分でも突っ込んでるけど、俺に惚れさせてやるぜ!だったくせに、なに急に引き気味になってるの!と思ったり。実は繊細で、恋愛じゃなくて駆け引きしかしてなかったから、本当に深見くんのことが好きになってしまって。
そこの微妙にすれ違ってるような気持ちのやりとりと深見くんがぐいってくるリズムがすごく面白かったです。
この後どうなるのか、続きが楽しみです。

3

No Title

梶の転勤話からすれ違ってしまう2人にハラハラ。好きなのにもう〜!
クズ男だった梶はすっかり深見一筋になり真剣に誰かを愛する事を知るし、気持ちをうまく表に出せない深見くんが必死に想いを伝える様子はもう可愛いしかない!!
好きって楽しいばかりじゃなく苦しい事もあるけど、それも相手を想うからこそでぐちゃぐちゃな気持ちも愛おしいね。ちゃんとした恋人同士になった2人は、やっぱり非常にやらしくて甘々で最高〜♪
ラブラブ同棲編ありますよね??続きもぜひにお待ちしてます!

2

むすばれた

やたらやらしい深見くんは、短話で読んでいたのですが、
そのうちに、深見くんに恋愛感情がないことがわかって、梶さんが報われないのが辛くなって、しばらく読むのをやめていました。
梶さんは前向きだけど、なんかそれでもキツかった。

そして今回未読ぶんが単行本で発売したので、購入した。
最初やっぱキツイ…と思ったけれど、
あれれ深見くんが…!

心が結ばれるところで泣きそうになりました。
それからは同棲のために会社やめるとか、サプライズで会いに来るとか、心が平穏になりました。まとめて読めるのいいですね。

2

この作品が収納されている本棚

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