同級生で、男で、友達で、 〝それ以上〟になりたくて

風の色まで憶えてる

kaze no iro made oboeteru

風の色まで憶えてる
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神41
  • 萌×29
  • 萌1
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
15
得点
247
評価数
55
平均
4.6 / 5
神率
74.5%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784758028493

あらすじ

高校一年生、春。
入学したばかりの森美津留は、その美しい容姿から〝男子校の宝〟と噂される同級生・道音静一の存在を知る。

ある日、ひょんなことから美津留は友人の代わりに静一の連絡先を聞きに行くことに…。

浮足立つクラスメイトたちをよそに、特に意識することもなく静一のもとへ向かう美津留だったが、
一目見た瞬間、その瞳に心を奪われて――

「道音のことを、もっと知りたい」
――気づけば静一のことばかりを考えるようになり――。

《収録内容》
◆『風の色まで憶えてる』1~6話
◆描き下ろし9P

表題作風の色まで憶えてる

高校生
高校生

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数15

モノローグの言葉運びが沁み入る!!

待ってました!!
飾先生のみつせい本!!

新芽が芽吹いたばかりのようなお表紙から漂う、二人の恋模様。
匂い立つ風の湿度や気温、鼓動のドキドキなど臨場感が伝わってきます。


で、出会った瞬間に道音静一に一目惚れした美津留。
結婚したいとまで考えてしまうほどの衝撃を受けます。

連絡先を聞き出したは良いけれど、その先へ進むには難しいと感じていた矢先、バイト先のガソスタのカフェでまさかの静一がバイトを始めます。
休憩が一緒になり、ぐんと距離が近づきます。

初めは、美津留の片想いかと思いきや、途中から静一も好きになっていき、両片思いとなります。
なかなかそれでも告白の機会がなく、誤解によってすれ違うパターンは恋愛モノにおいてお決まりだったりもしますが、みつせいは一進一退を繰り返しながらも瑞々しく、必死に。
二人を応援したくなる恋模様でした。

直接的な、えちはありません。

けれど、えちだけでは補完されない萌えがたくさんありました。
恋人同士なのに、なんで名前呼びしてないのかと、勇気を出して呼んでみたり、連絡先の登録名を名前にしたり、、、


少しでもこの関係が続きますようにと願ったラスト。
ぜひ、その後の二人がどうなったのか。
定期的に二人の風となって、見守りたいと思いました。

0

絵柄と内容がとてもマッチしている

表紙絵の雰囲気や絵柄が素敵だったので手に取りました。
恋愛経験も無い高校生同士のとても初々しい恋愛物語でした。特に驚く様な出来事は無いものの、見た瞬間に惹き付けられる静一のお顔の繊細さや、美しい静一にどんな風に接して良いか戸惑いながら距離を縮めていく美津留の純粋さや、高校生らしい性欲に対しての罪悪感の様な気持ちなどがとても丁寧に描かれていて、2人の様子を見ているだけで満足感に満たされる感覚がある作品でした。
飾先生はこちらが初コミックスという事で、今後の作品もとても期待出来る先生だなと感じる1冊でした。
絵柄と作品全体のストーリーや表紙絵、タイトル等全てマッチしている作品なので、表紙買いしても期待を裏切らない作品だと思います!

0

…っ‼な…なんてエモーショナルな空間なのでしょうか…(ღ˘͈︶˘͈ღ)

厳選された言葉、文字、コマが配された美しい透明感を感じる作画
すっきりとしているけれど温かさに満ちています

最初、作品タイトルや表紙、そして試し読みで感じる雰囲気から少し文学的なタイプかな?と思ったのですが、実際は決して高尚過ぎるような敷居の高さを感じるタイプではなく、すごくスッと自然に読み入れるとても読み易い1冊でした(´ ˘ `*)

腰を据えてじっくり読んでも良し、大好きな飲み物や素敵な音楽や香りに包まれてリラックスした状態で読むも良し
いつ読んでもきっと寄り添ってこの甘酸っぱい空間に連れて行ってくれる1冊です

森美津留くん×道音静一くん
バイト先が一緒で距離が近付くクラス違いの男子校の高校1年生

高校1年生というその年齢でしか迷えないような感情を、しっかり脚色っぽさを一切感じさせず「読ませて」「魅せて」くれる漫画の上手さが冴えわたっています
これはもぉ私なんぞの稚拙なレビューでは伝え切れない…切れる訳がナイ…!!!

是非とも思春期の擦れてないBLがお好みの方に心からおススメいたします(ღ˘͈︶˘͈ღ)
読んでください…!読んで欲しいです♡とても…!

エモーショナルなシーンがとっても多いのですが、クスッと出来る所もとっても良かったです
個人的には、、、
「…はい みつるです」
がとにかく好き…‼
もぉ、、、可愛すぎてエモい…!!

絶対にこの先も飾先生作品は追いたいです(o→ܫ←o)

修正|ぼかし白抜きで無に近い感じですが、絡みというか…オナサポ的描写と1人で…という、、、まだ性処理という感じのシーンでしたので修正はあまり気になりませんでした(シーモア)

0

【出逢った瞬間・・・・・・君と結婚したいとさえ思ったんだ(美津留)】


エロス度★

おやおや。高校生同士が友達から恋人に変わるまでの過程がエモさに溢れていて素晴らしいですね。

美津留と静一が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

〝男子校の宝〟と噂される美男子に一目惚れし、接点がないまま終わる恋かと思われたら縁が結ばれるきっかけが起こる展開が美味しい。

美津留の長男気質で世話焼きな性格が下心を持って接してくる輩たちにウンザリしていた静一にとってはとても居心地が良く、静一も美津留に惹かれていく様子に爆タヒ。

両片想いの切なさ、超ピュアな恋人同士の時間・・・・・・心音響く青春が刺さりますね。

0

透明感に惹かれる

高校1年生という大人と子どもの狭間にいるような
柔らかい感情を持っているふたりの
恋に揺れて変化していく気持ちが瑞々しく表現されていて、シンプルな恋の物語ではあるけれど印象的なシーンが満載でした。

美津留が静一に一目惚れしたことから始まる恋ですが、好きになって結婚したいとさえ思うことってなかなかないと思うので、その出会いが本当にすごい衝撃だったことがわかります。
仲良くなりたいのに接点がなくてヤキモキしたり、バイト先が偶然同じになって一気に目の前が明るくなったり。
美津留のよく動く感情を追いながら、こちらまで胸が躍るような気分でした。

そして静一もまた、美津留と過ごすうちに自然と惹かれていくことになり。
そこから両想いになるまでの道にもたくさんのキュンが詰まっていて、甘酸っぱくてくすぐったいような恋に心が洗われるようでした。

そして。絵がとにかく美しかった…!
シンプルだけれどものすごく透明感があって、いつまでも眺めていたくなるくらいの美しさ。
表紙をみた時点でググッと惹かれるモノはありましたが、読み進めていっても惹かれる気持ちが途切れなくて。
彼らが感じた胸の高鳴りまで絵を通してしっかり伝わってくるので臨場感もたっぷり、本当に素晴らしかったです。

0

いつ読んでも沁みます

Xで知って、同人誌も買っていたので連載されると知ってからずーっとずっと待っていた!

男子校のマドンナ的生徒とその子に一目惚れする生徒のお話。
ストーリー的には王道なのですが、まぁとにかく絵が綺麗。
2人が気持ちを通わせる過程が丁寧にあたたかく描かれていてまるで映画を見ているようです。
疲れている時でも、落ち込んでいる時でも、楽しい時でも、いつ読んでも心に染みる絵とお話。
せいみつよ、永遠なれ!

0

疲れた心が洗われる

ずっと2人の物語を読んでいたい。5.6月頃のポカポカする季節が合う作品だなと思っています!

文字数や場面展開が多いというわけではなく(むしろシンプル)、一場面ごとの表情や言葉を噛み締めたくなります。

両方の視点が描かれていて(ナチュラルに切替わる)、どういった所で好きになったのか分かったのが嬉しい!

全特典、静一可愛い〜!美津留愛〜!!と叫んでおりました。特に電子特典の描き下ろしが私は好きです!!

2

あまりの美しさに尊いという言葉しか出てこない。

隅から隅まで美しく、ときめきにあふれた1冊でした。良質なBLを摂取してしまった…

ストーリーは美人過ぎる同級生にひとめ惚れしてしまった男の子が偶然バイト先が一緒になったことから距離が縮まり、恋を加速させるという特段変わった設定のないごくありふれた日常のお話なのですが、それがとんでもなく良い。

変に拗れすぎることなく、好きだな意識してもらいたいなと思って気にかけたり優しくしたり守ったり、一方で優しさが辛い叶わない恋が辛いって好きを思わずぶつけてしまったり、そういう真っ直ぐな恋心を丁寧に描かれているお話にずっとドキドキしていました。

何よりモノローグの言葉選びが素敵でいちいち心に沁みます。こう表現するか~って何度も息をのみました。
あと森くんは人生何周目なんでしょうか、ちょっといい男すぎませんかね?
いつまでも自然に好きを大事にしあう2人でいてほしいです。すごいおすすめです!

4

男子校の宝、、、私の宝にもなりました。

こ、これは、、、
題名がまず素晴らしくて拝読後に表紙を眺めました。

読み手によって何色にもなる風の色。想像を掻き立てる素晴らしい作品でした。ピュアでゆっくり進展していくのがお好きな方に良いと思います。

内容は爽やかで私には眩しかったです。もう、こんな爽やかで初々しい頃には戻れないのかと、、、憧れを感じました。

雨の匂いも風の温度も木々の揺れの音もこちらに伝わってくるような作者様の才能に驚きました。

「男子校の宝」、、、私の宝にもなりました。

2

続きは

SNSで知り電子書籍を購入しました。
読み終えて、続きは?となりました。
絵が綺麗でさらっと読めてしまうのですが
心に残る爽やかさが後をひきます。
同人誌とか出されるのかな?
これから追っていきたいです。
楽しみな作家さんに出会えて嬉しいです。

2

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