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一途な大学院生×魔性の大学助教授、11年の時が紡ぐ燦爛初恋譚
manatsu no yuriika
研究に打ち込む鵜飼を好きになる頭のいい土岐がよかったです。生い立ちが苦しいものでも品よくまっすぐに育ったのが美しい。
そんな土岐に鵜飼がきゅんときちゃうのもわかりますし。
昭和な時代背景もいい感じでした。
レトロな世界観と学問と2人の相性がいい。
ただストーカーが土岐の出番を作るための役割にしか見えなくて、あの後どうなったのかとか気になつてしまいました。
エロシーンが生々しく迫力ありました。まじめな2人が性欲に素直な姿がアップで描かれ濃かったです。
こちらのお話は70年代の学生運動時代あたりが舞台なので少し独特な雰囲気のあるお話でした。
理学部助教授の鵜飼はゼミ室を訪れていた文学部院生の土岐と出会い恋に落ちます。
この時代は今より同性愛に理解のない時代なので色々大変そうですが、鵜飼は昔愛する人を学生運動の動乱に巻き込まれて亡くしています。それ以来かなり自分を抑えて生きてきたような彼の前に現れた土岐。
鵜飼は色気があるせいなのか男のストーカーに付きまとわれたりしますが、土岐が助けてくれます。
鵜飼は初めて会った時から土岐のこと気になっていたけど、実は彼は以前交流したことのある少年で。
個人的にこのあたりの時代のお話が好きなので楽しく読めました。
ある程度時代背景知ってるとより楽しめると思います。
そして吾瀬先生の圧倒的な画力でHシーンがめちゃくちゃ色っぽくて、汗とかもういろんな描写が凄かったです。
未亡人味のある鵜飼に、まだ若くて情熱的な土岐の2人普段本来の自分を抑えているからこそ2人きりの時間が濃密でいけないことしている背徳感も相まってドキドキしました。
修一郎のがっしりした顔つきと身体の描写、そして天方さんの育ちの良さがにじみ出る立ち居振る舞い。どちらも眼福でした。
わぎもこ先生は時代背景などきっちり調べて描かれる方なんですね。舞台は1979年頃の九州大学。九大ではないけど旧帝大に同じ頃通っていたので、鵜飼さんのカバン姿を見て、「あの頃の助教授の先生って大抵ああいうカバンかけてたよね」と笑ってしまいました。
そしてあとがきにある「伏せられた固有名詞」って何ですか? 本来は化粧用とかの香油だけど作品中で別の用途に使っているとかですか???
「香油 レトロ 花の香」とかで色々検索してみましたが見つけられず。
気になる。
全体を通して流れる昭和の空気が何とも言えず美しくロマン溢れていて、すっかり入り込んで夢中になって読ませて頂きました。
鵜飼先生のように、目が合うと好きになられて困るという人、実際にいますよね。 鵜飼先生も、きっととても魅力的な瞳なのでしょうね…。
私は、鵜飼先生のように、自分の好きな分野に没頭して夢中になっている人や、自分の好きなことを嬉々として語ってくれる人が大好きなので、鵜飼先生が現実世界に存在していたら、きっと好きになってしまうと思います。
それから“遠”で“はるか”と読むお名前もとても美しく、鵜飼先生にぴったりだなぁと思いました。
そして、あんな可愛かったシュウくんがこんなに大きくかっこよくなってるなんて…!
博多弁もとても良かったです。自分も数年間福岡に住んでいたので凄く懐かしかったです。
肌を重ねるシーンでは、迫力があって湿り気のある肉体のぶつかり合いが最高にエロくて美しかったです…!
描き下ろしでは、遠さんを好きで好きでたまらない土岐くんが描かれてあって、幸せのお裾分けをもらったような気持ちになりました。
舞台は1979年、45年前の設定なんですね。
それよりさらに10年前の物語も描かれているので、昭和の物語!といった空気が全編に渡って流れています。学生運動といった言葉も何度も出てきて、今とは違った時代背景が伺えます。
10年前の夏に出会った学生と少年が10年の時を経て再会する、といった物語なのですが、タイトルがとても素敵。全体を通して時代を感じる、時代ものBL?という感じでしょうか。
先生の作品は全て読んでいますが、画力とエッチなシーンのエロさ、肉々しさが今作もすっごいです。
身体、汗、ほとばしるエロス!
ストーリーとしては少年の憧れからの尊敬、愛、鵜飼先生の方は過去の失った恋愛と色々詰め込まれているのですが、レビューで他の方も書いている通り、淫乱の目?の設定はなくてもよかったかなぁ。
そういうことでなく、先生はとても魅力的で良くも悪くも人を惹きつけてますね。
土岐くんは終始素晴らしくいい子。心の広さ、真っ直ぐさ、先生の過去に対しても敬意を払う、簡単なことではないことをサラッとこなしてしまいます。パーフェクト!
時代背景を考えたら簡単な恋ではないと思いますが、2人が幸せそうでよかったです。
舞台は1979年。鵜飼さんはほんと不思議な色気がある人!これは魅了されてしまう誰だって。天方さんも素敵な人だったよね。土岐くんの若さとまっすぐさが眩しかった。さすがわぎもこ先生、大迫力のラブシーンですっっっっごかった……!描き下ろしも!!!
昭和、学生運動の最中から高度経済成長期を舞台にした作品。
10年ほど前に出会っていた少年(後の攻め・哲学を志す学生の土岐)と、大学助教授で数学をこよなく愛する“魔性”の青年(人を惑わせる目を持つ鵜飼)を主軸に展開するストーリー。
昭和という時代背景、バリバリの博多弁という事もあり、若い世代の方は読み進めにくいかもしれません。
でも、スマホもメールもない、SNSやス◯バ的なカフェやタワマンもない時代に、密かに同性同士の愛を深めていく土岐と鵜飼からは、現代の若者とは違う熱量や意志を感じました。
10年も前の「帰ってくるけん、今度会ったら・・・」という口約束一つを頼りに再会を果たすというのは、いささか都合良すぎにも思えるのですが、でもね、「不便」が当たり前だった時代だからこそ、これはあり得る設定なのかもしれないです。
スマホ世代とは、時間の流れ方が違うのです。
人が自身の脳内で処理出来る速度で時間が流れている・・・
そんな時代だからこそ成立するストーリーなのだと思いました。
それから、わぎもこ先生は圧倒的に確かなデッサン力をお持ちで、安心しながら読み進められますね。
まぐわうシーンも肉感や湿度の表現が素晴らしく、誌面から湯気が立ちそうなほど。
鵜飼が元カレ・天方に未練がありつつも、土岐に惹かれたのは納得です。
鵜飼もまだ若いですしね。
というか、鵜飼はもともと知性に色気を感じるタイプなのでしょう。
サピオセクシャルというそうですが。
自分の話す難解な数学的トピックにもしっかりついてきて、時に的確なコメントを土岐がくれるというのは、鵜飼にとって最高の前戯なんだと思います。
全体的に大きな喧嘩や当て馬騒動は無く、土岐と鵜飼二人の間でちょっとしたすれ違いがある程度なので、ストレスフリーに読み進められます。
博多弁の独特なテンポと、知的な男性二人が織りなす恋の方程式。
学術系BLがお好きな方はぜひどうぞ。
いろいろな要素が噛み合っていない印象を受けました。
たとえば、再会。以前子供だった頃に交流を持っていた土岐が大学生になって鵜飼の前に現れる。
自分がこの向日葵より大きくなったら会いに行くので待っていて、という科白もありますが、お話の芯がこれだけであれば、可愛い初恋の再会話として読めたと思うのですが、問題は、このとき鵜飼には好きな人がいたということ。土岐にとっては鵜飼が全てだったかも知れないけれど、鵜飼にとっては当時天方という恋人が居たということ。
その過去の恋も要素の一つですが、鵜飼にとって天方との恋は、天方が死んだ今でも忘れられないくらい強い思いが残っているのか、それともただの思い出として既に片が付いているのか。ところどころに登場する挿話を見ると、天方への思いはまだまだ健在で、他の人が入り込む余地がないのかなと思えるのですが、その割にはあっさり土岐にときめいているので、どっち?となりました。
また、以前淫乱の目だと言われて人と目を合わせられなくなったというエピソードがありますが、これについても思い悩んでいるのか、言葉は自虐だけど自分の武器だと思っているのか、やはりどっちなのか分からなかったです。
さらに、ストーカー問題。不気味っぽい演出されているのですが、土岐と何が違うのかと思ってしまう。鵜飼が相手を好みと思うかどうかが境目で、その辺りはセクハラの真髄なのでしょうが、ここまであの学生に怯えているのに土岐といい仲になることに違和感が拭えませんでした。逆にストーカー君が鵜飼の好みど真ん中だったらそういう関係になったということ?
土岐とストーカー君のキャラ立ちが近く思えたので余計にそう思ってしまい、そもそも天方のことは?とも思ってしまい、入り込めませんでした。
数学の研究の話とか、昭和の大学の雰囲気とか、全編博多弁とか、魅力もたくさんあったのに残念です。
まるでなにかのつづきものかのように唐突にはじまったというのが、私の印象でした。
理由は世界観だと思います。
年代や、口調が、すごく個性的なので、
なんの前情報をなしによんだ私には
世界観にスムーズに入ることが出来ませんでした。
でもハマルひとにはハマる作品なのだと思います。
そして、わぎもこせんせいのかく男同士が裸でまぐわっている姿は、本当にえろいな、、、と思いました。個人的にはニッチな作品ではあると思うのですが、どうなんでしょうか。
いや…無自覚だから魔性なんでしょうね…
わぎもこ先生の新刊!
前作で天授さんに骨抜きにされたワタクシ、
とっても楽しみにしておりました…!
真冬に発刊された真夏の物語。
美しかった~!ものすごく美しい世界でした。
わぎもこ先生、魅力的な攻めさまを描かれる先生と
お見受けしておりましたが、
今作は儚げ年上受けさまの魅力が溢れてました…!
この受けの助教授、鵜飼先生…
ちょっと抗えないくらい、猛烈に魅力的なんです…。
控え目で知的。シンプルな白シャツからも匂い立つ色香、
さらに嗜虐心を煽ってくる照れ困り顔…!すぐ赤くなっちゃう…
黒縁メガネをズリ上げながら目をゴシ…かっわ!!!
こ、これは…ワタシ知ってる!これが魔性や…!!!
で、年下攻めの土岐くんは、ちょうど性の目覚めの時期、
ピュアーな小学生のときに、清楚で知的なお色気を放ちまくる
ヤング鵜飼に出会ってしまい(当時25歳くらいかな?)
癖をバキバキに歪められてすくすくと…
(実際は複雑な家庭環境でしたが)育ってしまうんですね。
まあこんな美人で優しい知性派だけど生活能力からきしダメで、
自分が支えないとダメなお兄さんおったら、
誰でも守ってあげたい…ポワポワポワってなるし
その宇宙とか数字にフワフワいってる意識を
自分に向けてもらえたらハァハァ…って、
まあ、なっちゃいますよね~わかる。
この、12歳年下の土岐くんが大学に入ってきて、
助教授となっている鵜飼と再会するところから物語は始まります。
年の差や時代背景なども相まって、お話自体はハピエンですが、
甘いだけではない恋愛で切なく、かなり大人っぽい展開を楽しめます。
博多弁も柔らかいのに芯は強い感じが作品の世界にピッタリで、
ページごとの充実度も含めて映画を見ているようでした。
しかしワタシにとって本作の超絶萌えポイントは…
なんとゆーても!年齢を重ね妖艶さがマシマシな鵜飼先生…ッ!
勉強にしか興味なさそうなテイなのに
夜はガッツリグッチュグチュのソロプレイ。
ギャップすご!!!前のページの切なさと儚さはど、どこへ…!
我慢できず体を重ねる2人の肉体の厚みたるや…!
(突然の雨、いい仕事してくれた…!)
ギリシャ彫刻がセッしてるみたいな美しさでございました。
ムッキムキじゃないんですよ。きれいな筋肉のつき方してる体…。
(シーモア版でしたが、修正も甘めだと思います!)
とにかくギャップ萌えが…この普段は清楚な先生が…ッええッ!アッ!
結構…アッ!大胆にこう、淫蕩に耽る姿が…ッ!OH…!
なんかもう、えっちすぎて
いけないモノを見てしまっている感がすごいッス…。
(電子の描き下ろしでは、土岐くんの土岐くんを
おくちに含んじゃったり結構上手だったり…(赤面))
前作では攻めの天授さんの魅力に抗えなかったのですが、
今作は受けの鵜飼先生の魅力に抗えないワタクシでした…。
このヒトになら人生狂わされてもきっとみんな幸せなのでは?
ほんとの魔性はビッチにあらず。無自覚な色気に勝るものナシ…!
こんなすばらしい受けさまを爆誕させてくださった、
わぎもこ先生に感謝でございます…!