ケツで善がれるか知りてえんだっけ?

メイジー・ラヴを綴って

mazy love wo tsuzutte

メイジー・ラヴを綴って
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神241
  • 萌×271
  • 萌26
  • 中立14
  • しゅみじゃない14

9

レビュー数
61
得点
1581
評価数
366
平均
4.4 / 5
神率
65.8%
著者
くれの又秋 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784813033837

あらすじ

俺とまたエッチしてくれる約束は覚えてる?

ストレートの瀬野敦は、
年上のゲイ・日高に抱かれている。
きっかけは、友達に連れられて
仕方なくゲイバーを訪れた夜のこと。
酔った勢いでゲイへの嫌悪感を口にした敦は、
居合わせた日高に『おしおき』をされた──
とろけるようなキスをされ、
超絶テクでぐずぐずになるほどイかされ、
なりゆきで体の関係を約束してしまったのだ。
飽きるまでの付き合い、
そう思いつつも、いじわるでいて
時おり優しさを覗かせる日高を
好きにならずにはいられなくて……?

イケナイおにいさん×なまいきチョロボーイのメイジー・ラヴ♥

表題作メイジー・ラヴを綴って

26歳,古着屋
20歳,大学3年生

その他の収録作品

  • 描き下ろし(19P)
  • あとがき

レビュー投稿数61

ワカラせられちゃう

敦くんは友達らからのセクハラに苛立ちを募らせていて「そういう人ら」に転嫁してとんでもない暴言を吐き散らした結果ザマァなことになってしまった

元から女の友達ともするし行きずりもありみたいなかんじなので、要はさつきとの行為にハマっちゃったってこと?て印象
友達から向けられる性的客体視は居心地が悪いけれど、特定の相手からなら、その場面でなら良いって、まぁ普通か

夜のことって、回数重ねるとどうしても情が湧くし、差し出した分相手への好意があることになってっちゃうとこあるような気がする

だって、別に好きになるような関わり方してる?
半裸での調理を危険だと止めてくれるみたいな辺り?

最初のときの敦の暴言と、今後も会うと言うまで虐めるみたいなのが最悪すぎて、この人らが互いに好きになるって、時間がいるんじゃない?て思う

暴言について、その言葉で傷付いたのはさつき一人じゃなくて、その全員に敦に何か思う自由があることを蔑ろにしない展開は良かったと思う
そのせいで複数人から暴行されたり社会的制裁をくらったりもしていないし、落とし所が良かったと思う
さつきに庇われつつ意地悪を受けてややキレて謝って、許したぽい人もいるての、ちょうど良さそう

0

いじわる×生意気で、わからせ

大学生の敦は友達とゲイバーに行き、ホモフォビア発言をかまして周囲からの顰蹙を買う。
その後、酒に酔って年上のゲイである日高にさんざん抱かれて開発されるというところから始まるお話。
いじわる×生意気で、わからせ。
敦が日高にはまっていったのは、もちろんセックスも良かったんだろうけど、安心感なのかなと思ったんですよね。
大学生で、いつも遊んでいる友達からは得られない関係性というか、一緒にいるだけで多分刺激になるし、何を言っても受け止めてくれるし、おかしなことを言ったら窘めてくれる。会話というか、対話を、敦は求めていて、日高とはそれが成り立った、っていうことなのかなと。
作中でも言ってましたけど、敦は根はいい子で、自分の非を認めるし、素直。ただまだ子供なので、世間を舐めているところがあり、周囲があまり見えてなかった。
個人的には、ゲイバーでゲイを悪く言う敦の浅はかさには嫌悪感しか抱かないし、そういう鼻つまみ者を肴に、女を抱けない身体にしてやれ、とやいやい陰口を叩いて賭け事の対象にするゲイバーの皆さんに対しても、良い感情は持てないしで、あまり私はよい読者ではなかったです。
終盤の、敦が真実を知ってしまった場面前後はとくに読むのがつらかったです。
ざまぁ、と思えばよいのでしょうが、思えない。どちらの気持ちにも寄り添えませんでした。
私が敦だったら、真実を知った瞬間に日高とはもう会わない。私が日高だったら、敦が謝った時点でもう終わりにする。
それだとなんのドラマも産まれないから、やはりこの作品の読者ではなかったということですね。

4

若者アツシの成長期

なんでもっと早く読んでなかったんだろうって後悔するくらいによかったです。

受けちゃんかわいそうってレビューが多かったのでどれどれと思って読みましたが、個人的には内輪でからかわれてるの聞いちゃうところ含めて、ありきたりじゃない展開で、すごくよかったです。


まず冒頭のアツシくんの暴言の数々は、昨今ネット上に溢れるヘイトスピーチを彷彿とさせました。性的マイノリティに対してしかり、人種差別的発言しかり。ネットだとお互いいいっぱなしかつ、一回不適切発言あるとコテンパンにやられておしまい、批判のしあいはあるけど対話はない、ということが多いと思います。それとは異なり、このお話では、こいつの発言サイテー、ゼッテー許せん、って人とも、なぜそうなのかってところを対話して、意外とイイところあるじゃんと思って人間関係スタートできる、っていうところ、案外このご時世必要なんじゃないかしらと思いました。


アツシ君の場合、冒頭の発言は意外にも同族嫌悪的なところからきてたのね?!ってのが説得感ありよかったし、相談に乗ってくれちゃう人生の先輩・日高さんのお言葉がすごくよかったです。あと、悪意があるなし関わらず、配慮ない発言を我慢しつづけるのってすり減るし、ここで日高さんに押されて、自分の心に素直に、イヤだとお友達に言えたのって今後のためにすごくよかったのではと思いました。


クライマックスであわやキャットファイトになるところも、ちょっとフィクションすぎとは思いつつもやだ、やっちゃうやっちゃう?!って緊張感高まってドラマチックだったし、いやだったことスルー、じゃなくてかっこ悪くても徹底的に話し合うっていうのがすごいよかったと思います。二人とも潔くてとても好印象でした。


そして、基本物腰柔らかい優男風なのに、要所要所ではキッツい口調で手懐けちゃう、調教しちゃう日高さんの攻め度がぶっちぎりに高くてドキドキさせてもらえました。


アツシくんかわいそうとか、女子とやるのいやとか、わかりますけど、ハタチの大学生だもん、セクシュアリティも人間関係の向き合い方も迷子、性にはやや乱れ、間違いや失礼ばっかでも自覚なし、って、誰もがそういう若者時代を大なり小なり通って成長するのでは。潔癖に思わず大目にみて若者の成長を見守ろうよ!と思いました。今後この関係が万一うまくいかなかったとしても、まっすぐ向き合ってくれた人がいたことは彼の人生の大きな財産になるでしょう、がんばれ若者、がんばれアツシくん!


最後に修正ですが。。。Rentaでは、これいいの。。。?ってくらいにほぼ修正なくて、もう全部見えちゃってて、え、え、え、あれもこれも、見える、見える〜と、手で顔を多いつつ指の間からガン見っていう気分なくらいもう丸見えでした。別に普段、露骨に性器が見えるとか見えないとか重要に思ったことなくて、物語ありきでしょ、と、思っていたんですが、日高さんの手のひらにふかっとのっかるアツシくんのおたまの質感とかわいさと無力さに不覚にも胸が熱くなってしまい笑 作家先生たちのそこの描写にかける情熱に脱帽、またBLを読み続ける気持ちを新たにしました。

1

日高さつき、落ちるしかなかったです...

同作者の他作品を探していた時にたまたま見つけた本作。

1話目を試し読みしたところ、生意気な大学生がエッチうまそうなお兄さんにおしおきされてまして、これがまぁ最高の第1話。
続きが気になりすぎて単行本を購入、最後まで読みましたが続編とドラマCD化を希望せずにはいられない1冊となりました。

セフレからはじまる2人の関係ですが、とにかく攻めの日高さつき(名前が可愛い)の攻め力が高い!加えてお気に入りがいる時は他に相手がいないことや口数少ないながらも優しい面を見せられると勘違いしてしまうのも頷けます。

受けの敦くんは酔っていた時に発した言葉のせいで第一印象が最悪なスタートですが、そんな彼もいつまでも悪ぶっているわけでなく自分の非を認められる素直な面だったり健気な部分が可愛く好感が持てます。

私はヤンキーなどの自分のことを強いと思っていたり口が悪くてなかなか素直にならない、しっかりと自分を男だと認識している男性が超絶テクで翻弄され落とされていくさまを見るのが大好きなので、本作は1話目にそれが詰まっていて最高でした。
2話目以降は割と優しめエッチですがテクと色気と絆され受けは健在してるのでご安心ください。

というわけで第1話からエッチな描写がとにかく突き抜けている本作ですが、個人的にはさつきさんがめちゃえろい。
そんなさつきさんの初めてが下だった時の話も詳しく...知りたいです...(直接描写はありませんがそういった表現、事実があること自体が苦手な方は注意かも)
さつきさんは表情筋がおとなしい方なので、
彼が快楽に顔を歪ませている姿も見たいなぁと妄想しています。

そしてラスト。最終話でさつきさんが『"好きになる努力をしてもいい子"だと思ってるんだよね』と敦に告白するシーンで陥落しました(私が)。
あのくだり、神か?と思いました。
敦くんはモノローグなどで心の中がわかるし性格的にもわかりやすい子なのですがさつきさんはただでさえ何を考えているのかわからない点があるので、ここの台詞は全て予想外で攻撃力が半端なかったです。
『敦くんに夢中になる姿』が見れるなら、というか見たいのでやはり続編希望。
恋人(仮)としていつもと違うさつきさんにどぎまぎする敦くん、見たすぎます。

セフレから恋人(仮)になったところで本作は終わってしまっているので、購入した方は皆さん続きを探してしまうのではないでしょうか。
ドラマCD化もしたら絶対に買います。

とにかく色気MAXのイケナイお兄さん×チョロかわ健気な大学生...、虜になること間違いなしです。是非。

2

No Title

ノンケの敦はある晩泥酔して友人たちと訪れたMix Barで、ゲイを侮辱する暴言を吐く。それを聞いていた常連客の日高にその場でキスだけで腰砕けにされ、そのまま超絶テクでのお仕置きを受ける事になり…。体だけのはずがどんどん日高にハマっていく敦。でもある日、日高の友人たちが彼と自分を貶めて捨てる賭けをしているのを聞いてしまい…。
それでも日高を好き!って真っ直ぐな気持ちが変わらない敦が、ほんとお馬鹿でいじらしくて可愛い。日高もちゃんと敦への特別な想いがあって、無事に付き合えて良かった!
日高の至高の攻め様っぷりが最高でエチエチがすぎる〜!これは続きはないのでしょうか?しっかり目覚めてしまった可愛い敦との、その後のラブラブぶりも読みたいよ〜。

0

続編お願いします!


敦君は本当に頑張った!ありがとうもごめんなさいも言える素直なこで、最初あんなに口悪かったのに可愛く見えてきます!そして何より日高さんの本気恋人モードがみたいです!お願いししますm(_ _)m。
最後の溺愛展開を期待していたらもうページがない!?
この残り数ページでどうまとまるんだろうと思いましたが、日高さんの心はいったい…?という感じでの終わりだったので消化できず、もやもやが残ってしまいました…
先生どうか、2人のイチャラブMAXを見せてくださいお願いします!なんなら敦君よりも愛重めの日高さんがみたいです…!!!m(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m


気長に待ちます。

1

大好き

大好きな作家さんなので作品買いですが、いつも無駄な文章や擬音がなく、絵でしっかり魅せてくれるし、間の入れかたが上手なので感情移入し易くて何回読んでも飽きないです。

ソファーのシーンの角度エロくてめちゃくちゃ絶景です。ありがとうございます!!

受けの泣き虫なところ可愛いです。

1

めちゃめちゃ萌えた! けど…

攻が非処女、かつその相手が頻繁に出没します。
攻の穴一方通行過激派な私、前情報がなく心の準備をしていなかったため、そこの描写だけ本当に呻き声を上げながら読みました…。

6

すごく良かったです(続編希望)

まずは絵がすごく綺麗です!
くれの先生の絵はどんどん綺麗で丁寧になっていくので、購買意欲が沸きます。
韓流っぽい雰囲気の男子が多いなぁという印象を受けました。

ストーリーについて。
始まり方や、攻めが何を考えてるのかよく分からないキャラクターだったので、受けが投げたものが自分に返ってきてもおかしくないし、どう着地させるのかハラハラしながら読みました。
BLは甘々ハッピーエンドが多いので戸惑う人もいるとは思いますが、個人的にはキャラクターの心理描写が丁寧で読み応えがあって目が離せなくなりました。

いかにも何か裏があるぞ…と感じさせられる攻めと、チョロすぎ男子の受けの出会い方、それからの流れ的には十分なハッピーエンドだと思いました(もうダメかも…と思ったので)。

受けが傷付くシーンがありますが、こういう容赦無い描写はハッピーエンド確定なBLでは珍しいし、その後の受けの感情の流れを楽しめました。

受けに感情移入をし過ぎる方には辛いかもしれません。作品として受け入れられれば、感情を表に出さない攻めの気持ちも分かって深く味わえる作品だと思います。

続編、いつになっても良いので描いて頂きたいです。
他のキャラクターも良かったし(印象が悪いままのキャラもいるので)、この2人がどういう恋人(仮)になるのか、(仮)が取れるのか、などなど気になるところが盛りだくさんなので!

ご検討よろしくお願いします。

5

わくわくからの急降下

受けが言う「もういきたくない」は3度の飯よりおいしいものがあるよなあと、あっという間に敦くんをとろけさせていく日高の見事な手腕にわくわくとしながら読みました。
ベッドでの口調がまたずるいんですよね。
べたべたに褒めて甘やかしながら、確実にハマらせるように快楽を教え込んで囲い込む。
この攻め、なんてえっちなんだ。
よしよしされる受けの図がお好きならたまらないのではないかな。

ゲイバーで配慮がない生意気な口をきいた大学生が、危険な色気を持ったえっちなお兄さんに分からせられてしまうお話。
しょっぱなの敦くんのあの発言はどうかなあといったものだっただけに、嫌というほどの快楽と甘やかしによって、あっさりとごめんなさいと口にするちょろすぎる姿にすっきりします。
そもそもが最低からのスタートだったからなのか、読めば読むほど印象が悪かった敦くんの根っこの素直さと愛らしさが自然とじわじわ染み出してくるのが上手かった。
ふと気づけば、かわいくないがかわいいに変わってるんですね。
これはくれの先生マジックかな。

どろりと濃厚な性描写も、読めない顔で心を翻弄するずるい攻めも、そんな大人にハマっていく青い受けもよかったのです。
でも、うーん。
初めに感じていたわくわく感が後半に進めば進むほどしぼんでいくというか…これは萌えなのかなと疑問に思う自分もいて評価に悩みます。
敦くんの発言は確かに悪いものだったとは思うのだけれど、説教部分をここまで引っ張ってしまうとバランスが悪く見えました。
ゲイ集団のやり取りも男性的というより、どちらかというと女性社会にありそうな陰湿さを感じて、私はBLにこういった流れを求めてはいなかったので、上がっていたテンションがやや下降気味に。
自業自得ではあるのだけれど、ここまで謝り通しな受けを見させられるとわくわくはしなかった。
日高が最後まで敦に対して上から目線だったのも対等じゃないんだなと気になってしまい、完全には萌えきれずこちらの評価になりました。

フェチ的な部分は◎。続きが気になる度も◎。
ただ、途中の展開がモヤつきが残るものだっただけに、最後はもっとガツンと萌えさせてほしかったです。

28

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