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トモヤでございます

あまりアイドル萌えとかないので、アイドルものはファンタジーが過ぎるし、普段読まないのですが、大好きな大島かもめ先生なので買ってしまった。結果期待を裏切りませんでした。


キレイな絵が魅力と思っていたけど、ここそこで見られる小ネタとギャグも美麗な絵と同じくらいかそれ以上にいいんだったー!と思い出させてくれる感じで、爆笑なところと、クスッと笑えるところがたくさんありました。


見つけた推しが他メンバーのうちわ持ってたり、エゴサしてしょせん顔だけ?って落ち込んだり、天下のアイドルなのにあのときの性欲強い高校生呼ばわりされてたり、ファンが作ってくるのがエビチリというクセ強メニューだったり、、、テンポよく笑えてぐいぐい読み進めちゃいました。部屋に行ったら裸で別メンバーが出てきて、昭和の漫画みたいなあからさまな当て馬キター??と思ったらフリでみんないたりとかも笑っちゃいました。


かと思いきや、ストーカーが出てくるところで突然ホラー漫画になって背筋凍ったり、緩急激しく読み応えありました。


嫌なおじさんの警護したあとにあんな健気なトモヤくんを見ると浄化されるというか、小学生の運動会見て涙ぐんじゃう大人の気持ちになってトモヤに絆されたんだな〜と共感できました。そう思うとあの嫌なおっさん歌手すらもいい仕事してた!グッジョブ!!


完全ファンタジーなピュアなトモヤと、ガタイいいイケメンのケイさんと、フィクション120%なんだけども、みんなに崇められてるトモヤが実は俺のこと部屋に写真飾るくらい好きなんだーって心の中で思ってにやってしちゃったり、さわやか笑顔とトロトロえっちになっちゃった顔を見比べて悦に入っちゃったり、俗っぽい、人間っぽい優越感がケイさんに見られたところがキレイだけじゃなくエロさを加えていると思って萌えました。

そして、私は見逃しませんでした。ドリームランドという遊園地、仕立て屋と坊ちゃんの二人も行っていたあそこだ!あのやや不気味なマスコットキャラはロード・コドクダーネⅢ(42)!懐かしの仕立て屋と坊ちゃんもついでに読み返しちゃいました。


大島かもめ先生の作品今後も楽しみに待ってます!

表紙はムラサキ

毎回表紙がスタイリッシュで本当に見惚れますが、今回は紫色でまたまたとっても素敵でした。

今回は二人に萌えるとかエロシーンより、ギャグが多い巻だったかなという印象。喘ぎ声合戦など萌える展開になるかなと思ったらそうでもなく。個人的に1番萌えたのは、巻末の書き下ろしの整腸剤のところでした。胸キュンでした。

全編面白いけど、ギャグが最も冴え渡っていたと感じたのはレオくんボディ消失事件のところでした。同業他尻ってことばが一生頭から離れなさそう。はらだ先生うまいこと言い過ぎぃー!

そして、他作品とのクロスオーバーも結構多い今回ははらだ先生ファンとして嬉しいです。ひよりはよるとあさいちのバンドファンで手首しゅっしゅしようとした彼女で、ユウジはアサイチのバンドから抜けた人だったかな?そしてやたももからは栗ちゃんが登場して、また隣の騒音被害にあってるー!!そして栗ちゃんのアニメ化作品が無課金装備で無双、略した名称がむそむそ。。。そういう遊びごころも大好きです。今後栗ちゃん経由でやたももの現況を聞けることに期待して次巻もおとなしく待ちます!

最高の後日譚!

続きがみられるなんて思いがけず大変嬉しかったです。結局隕石は落ちないポスト・アポカリプス社会は結構淡々と進んでいるようで、現実的でよかったです。

先生の作品はたまにくるドライなジョークが結構笑えるところも好きなんですが、今回も、しぶとく生きていた母はあっさり着信拒否とか、え、死んだ?!が1コマ後に寝落ちで解決とか、ぶはっ!と吹き出しちゃうところもありまたよかったです。

本編読んだときの、二人の今後についての感想として「末永くお幸せにという気持ち半分、引き続きりっくんは自由人で真澄は闇堕ちでヤるかヤられるか、みたいな修羅場を何度も演じながら中年になるゲイカップルになってもおもろいな、みたい。。。が半分です。」と書きましたが、前者が当たりつつも、まだ私は後者もいつか来る未来ではという予想をして終わりたいと思います。でも何度も修羅場になったりする中年カップルになっても、あの日々を乗り越えて、リフォームも乗り越えて築いた絆があるのだから、きっと何があっても大丈夫!と思える大変幸せで素晴らしい番外編でした。先生ありがとうございました!

最&高

1番大好きな作家さんの絵津鼓先生、単話で読むのを我慢して単行本待っていました。

今回も最&高でした。澄春(この漢字もまた爽やかで素晴らしい語感)の好感度がものすごく高くて、こんなの彼を応援しながら読むっきゃないでしょう、いじらしいのに爽やかでどこまでも感じが良い好青年で本当にいい子でした。また、大悟もちょっと不器用だけど真摯でよい青年。たまに身近で、あの人とあの人が付き合ったんだ!ほんとにいい子同士だよね、すごい嬉しい!!っなるカップルがいますが、まさにそんなふうに感じさせるお二人が、微笑ましく歩み寄り、ベストなタイミングで通じ合って、感動でした。

先生のどの作品も、相手が近づいてきてドキドキする瞬間とか、そんなときの陰影の描写が臨場感あり大好きなんですが、今回もそんな、一緒に動悸がしてしまうような場面が結構ありました。高校生大悟が横からさっと同じ紙に文字を書く距離感、車内に二人で、大悟だよ、大悟しかいないじゃん、の涙など、キスもハグも何もなくても恋心とはこういうこと、という気持ちが凝縮されていて、切なくて一緒に涙が出ました。

この二人以外の住人たち以外の男子達の会話も、プッと笑えるものが多いんだけど、非現実的にキャピキャピしておらずみんな地に足がついた自然な会話で、軽快で、すごく心地よく楽しみました。若いみんながこれからも、自分の心に寄り添った選択をしていき、より良い未来を築いてほしい、と、最後のモノローグとみんなの姿を見ながら再度涙ぐんだおばちゃんでした。

細かいことですが、ティエンくんが外国人とかなんとかラベル付けされることなくティエンくんなのが、すごく嬉しかったです。金髪碧眼のイケメン、とか、ハーフ、とかの特別枠でしか非“純”日本人は存在させてもらえない日本のフィクション界において、ただただティエンくんはティエンくん、で存在させてくれた絵津鼓先生の感覚が尊く嬉しかったです。

ここからまた先生の既刊を再度全部読み返す巡礼読書をして、絵津鼓先生の味をまた噛み締めていきたいと思いました^^

最&高

1番大好きな作家さんの絵津鼓先生、単話で読むのを我慢して単行本待っていました。

今回も最&高でした。澄春(この漢字もまた爽やかで素晴らしい語感)の好感度がものすごく高くて、こんなの彼を応援しながら読むっきゃないでしょう、いじらしいのに爽やかでどこまでも感じが良い好青年で本当にいい子でした。また、大悟もちょっと不器用だけど真摯でよい青年。たまに身近で、あの人とあの人が付き合ったんだ!ほんとにいい子同士だよね、すごい嬉しい!!っなるカップルがいますが、まさにそんなふうに感じさせるお二人が、微笑ましく歩み寄り、ベストなタイミングで通じ合って、感動でした。

先生のどの作品も、相手が近づいてきてドキドキする瞬間とか、そんなときの陰影の描写が臨場感あり大好きなんですが、今回もそんな、一緒に動悸がしてしまうような場面が結構ありました。高校生大悟が横からさっと同じ紙に文字を書く距離感、車内に二人で、大悟だよ、大悟しかいないじゃん、の涙など、キスもハグも何もなくても恋心とはこういうこと、という気持ちが凝縮されていて、切なくて一緒に涙が出ました。

この二人以外の住人たち以外の男子達の会話も、プッと笑えるものが多いんだけど、非現実的にキャピキャピしておらずみんな地に足がついた自然な会話で、軽快で、すごく心地よく楽しみました。若いみんながこれからも、自分の心に寄り添った選択をしていき、より良い未来を築いてほしい、と、最後のモノローグとみんなの姿を見ながら再度涙ぐんだおばちゃんでした。

細かいことですが、ティエンくんが外国人とかなんとかラベル付けされることなくティエンくんなのが、すごく嬉しかったです。金髪碧眼のイケメン、とか、ハーフ、とかの特別枠でしか非“純”日本人は存在させてもらえない日本のフィクション界において、ただただティエンくんはティエンくん、で存在させてくれた絵津鼓先生の感覚が尊く嬉しかったです。

ここからまた先生の既刊を再度全部読み返す巡礼読書をして、絵津鼓先生の味をまた噛み締めていきたいと思いました^^

ひろくん

一巻の最後の緊張感から、何年も経ってやっとお二人の続きを読めました!

すれ違いでなかなか動かないんだけど、後半二人が出会ったあとの緊張感にドキドキして、うまくいってー!と息を殺して祈るように読みました。何回も亮くんが出て行ったり籠城したりと危機があり、その度にあーーー!とサスペンス映画並みにハラハラしました。周防が今回ばかりは押して押して逃さないでいてくれて本当よかったですが、最後までうまくいくのか読めずハラハラしっぱなしな展開でした。一回拒否された惨めな思いで傷ついて涙する繊細な男心に、共感して一緒の涙が出ました。好きな人に拒否られたらそんな悲しいことはないよねぇ!と。

そしてひろくん呼びで頭が萌え爆発を起こしました。その衝撃でひろくんということばとこの漫画のことは、死ぬまで忘れないでしょう。。。ありがとう日高ショウコ先生。

ジャージ姿の最上選手に萌えるだけじゃない!

一巻も大好きでしたが二巻は、予想外に政治的というか、現実世界の同性愛権利問題に思いをはせるような内容になっていて嬉しい驚きでした。またジャージ姿の最上選手に萌えたーいわくわく、と読み始めたのに思いもよらない真面目な読後感を感じ、BLって萌だけでない、すごいなーと改めて思いました。

Subをスポーツ界でカミングアウトするということが、現実世界でもスポーツ選手のカミングアウトは特定の競技以外だとものすごく少ないことにも理由があるのだろうなと思いを馳せました。お兄ちゃんが思いの外悪役ポジで引っ掻き回してくれましたし、スキャンダル報道もあったけど、根っからの陽キャかつ自分の人生自分で掴んでいく人最上選手がぱきっと最後は解決してくれるでしょうと心から信じられるようなキャラ設定なので、心から安心して読めました。それはもう最後は正義が必ず勝つ水戸黄門を見ているような安心感でございました。

期待を裏切らず最上選手は数々の名言を残してくれ、なかでも心に残ったのは、「ほんとに自分が正しいと思っていたら考え方の違う人を認めても自分が間違いになるわけじゃない」ということば。政治的視点の違いで罵り合う人も多いご時世ですが、多様性を認め合うことの根本はこういう心持ちだよな、と感動しました。

また、最後はパートナーシップ制度など、法的なところから個人を守る、という視点が新しいと思いました。困難は個人の頑張りで乗り越える!結末なストーリーは多いですが、現実問題、個人の頑張りに頼らず法から、制度から変えて個人が守られてなきゃいけないよなと改めて気づきました。

でも、やはり最上選手の個人としての勇気と強さと愛が結局は周りを動かしたわけで、そんな人物描写が素晴らしい主人公でした。マイノリティの権利が少しずつ向上していく歴史には、いつもこのような素晴らしい先人の勇気と強さがあるのだよなと、思わず歴史にまで思いを馳せる、素晴らしい読書体験でした。

Subになってとろとろになっちゃう最上選手もいいのですが、俺が呼んだら必ず来るって言われるハゼクラ先生の方がdomだけど尻に敷かれてるっていう関係も微笑ましいです。

ラブ重視の1巻も最高でしたが、真面目でも愛が更に深まる2巻更に最高でした!

後頭部とうなじ

前巻よりさらに嗜虐がひどいので、手放しに萌える!って言うのは陸くんかわいそうなんですが、今回はちょっとだけ洋二のトラウマや依存、弱いところがかいま見えたので深みが出てよかったです。

印象に残ったのは、洋二が陸の後頭部を上から見て愛しそうに思わず口づけしちゃうところと、陸が弱った洋二のうなじと後頭部が上から見えてすごく印象に残ったんだろうなっていう描写でした。キャラたちの目線で見えるものを表現して、そのときの気持ちをことばじゃなく絵でこちらが想像できる、というのが漫画ならではでとてもよかったです。お互いに蜜月時代の思い出が心の大事なところにしっかりしまってあるから、それを一瞬思い出しては切なくなっちゃうのかなという描写がお上手です。

陸はもうかわいくていじらしくて、いじめたい気持ちもちょっとわかっちゃうイイ子なんです。なので、最後のちょっとだけ上がってから、やっぱ脅迫かよって落とすところの感情ジェットコースターは、こちらも辛くなってしまった!

次巻も待てないです!!

確かに事件です

他のレビュアーさんでこれは最高すぎてもう事件であるって書いている方がおりましたが、激しく同意します。本当に、最高傑作過ぎてBL界の事件ではないでしょうか。思い出し泣きも止まらないのでもう少し心を落ち着けた後にまたあと3回くらい一巻から二巻をゆっくりと堪能したいのですが、読後すぐの感動を書いておきたいと思います。

かつて若者だったわたしたちと、いま若者である皆さんに、作者様からの本当に優しいメッセージが漫画にのって届けられており、この殺伐としたご時世に、人間の良心と創作力の素晴らしさに、すごく前向きな心になれました。インターネットが普及し、一度の過ちが激しく叩かれてしまう昨今ですが、「若者であることに罪や罰はないよ」、というトレヴァーの赦しのことば、人間はこんなに優しく寛大にもなれるのだと感動し、自分も世界も、もう少し寛容になるべきときがあるのでは、と思いました。

また、愛する人を得て人生が、心が豊かになることの素晴らしさが余すことなく表現されていたと思います。年齢の近いトレヴァーの気持ちになると、愛しているけど、確かにこんなに前途ある若者には、もっともっと羽ばたいてほしいと絶対に思ってしまうかなと思います。また、恋だけではなく少しの野心もあり、成功も手に入れたいという葛藤というのは、男性同士の恋愛ならではという感じもして、愛しているけど相手の成功を願い背中を押したい気持ち、愛しているけどもっと広い世界を見たい気持ちの二人の葛藤というところにすごくBL的萌えも感じました。

また、離婚訴訟のクライアントの彼女のとことで、先人の小さな積み重ねと弛まぬ努力により享受できている当たり前があるというところ、LGBTQの人権、女性の人権というところにつながる話で、恋愛以外でもこんないいメッセージが入っているんだなと感動しました。アメリカはエイズ問題が深刻であった80-90年代を乗り越えて、連帯し戦ってきたゲイコミュニティという土俵があるので、権利がある程度保障されたいまがあるように。自分も女性として、大それたことはできなくても、仕事も私生活も女性だからと諦めることなく小さな努力をして、のちに続く人たちの道に少しでも貢献できるよう頑張ろう、と襟を正す気持ちになりました。

最後が曖昧、と思う方もいるようですが、ちょっと気まずい、どうしようというジーンに、甥っ子ジーンが、トレヴァーのことばを引用して、焦らず、自分の気持ちを大事に、というラストは完璧だったと思います。ゲイとして“先人”であるトレヴァーが、自分の性のアイデンティティに悩む甥っ子ジーンへの素晴らしいことばをかけて、彼の心を救い、彼もまた、トレヴァーからもらったことばでジーンを励ます、という、優しいことばのバトンが次へ次へとつながる描写が秀逸でした。

すいもあまいもあるけど、人生は続いていくんだから、優しさをつむいでいきたいねという人生讃歌として、一生心に残る作品となりました。

※最後に現実的なとことして、自分で考えると22からの15年なんて怒涛であっという間に過ぎた感じがするので、ジーンとトレヴァーも案外心配しなくても15年の空白は(ベッドでいちゃいちゃすれば一発で)埋まるんじゃないかなと、あまり心配せず見てました笑笑

生き別れの双子説濃厚

続きが今年も見れて、生きててよかったハピクソライフ!

まずは毎回思いますが、表紙のかっこよさがいつもぶっちぎってますよね。今回の和装もサイコーで、ページをめくる前から眺めて楽しいです。

もうナチュラルに一瞬同棲スタートしててドキドキしちゃったけど、そこのオチも最高に面白かったです。おケケ問題あるあるだよなと思いましたが、個人的には下だけでなく、男子は足とか腕とかからもパラパラ落ちてんだよねきっとと思っているので、多分剃っても落ちるよカッスー笑

もう本当に仲良くて、マブダチを通り越して生き別れの双子説が、おちんのサイズで裏付けされる科学的展開にも脱帽です。絶対そうだそうだ!と思って読みました。二人ともニートになったとこで、髪も服装も黒ver. と白ver. みたくそっくりになっていったところからも立証されてるじゃん!と思いました。

そんな二人がたまに見せる執着と雄な顔が前2巻よりも多くて、ドキドキが止まらないけど、絶対にそのフラグが爆笑により折られる安定感が楽しかったです。もうちょっと甘いとこみたい、とか思いつつも、これが爆笑によりフラグ折られない展開が来るときがきたら、逆に心臓が持たないかもしれないと思うくらいです。

ジャングルの王者ターちゃんの徳弘先生レベルの爆笑下ネタ漫画を、美麗なイラストとBLのコンテクストで展開してくれる、という稀有な作品として後世に伝説として残って欲しいハピクソ。はらだ先生神さま!いつもありがとうございます!!