何でもいいから消えてくれ 2

nandemo iikara kiete kure

何でもいいから消えてくれ 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神106
  • 萌×232
  • 萌14
  • 中立3
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
15
得点
703
評価数
158
平均
4.5 / 5
神率
67.1%
著者
ひなこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics iHertZシリーズ
シリーズ
何かいいの見つけた!
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784813033301

あらすじ

一番最低なのは この状況を喜んでしまっている 俺自身だ

八度陸は、一学年先輩の鴫原洋二のことが大好きだった。
初めての恋は、ありえない場面をみて終わる。
もう関わることはない──はずだった。しかし、
八度の前に度々、顔をみせる鴫原は、
付き合っていた頃と同じように接してくる。
いくら拒絶しても引いていかなかった鴫原が、
急に顔をみせなくなり……
『何かいいの見つけた!』鴫原✕八度編・第2巻!

表題作何でもいいから消えてくれ 2

鴫原洋二、高校3年
八度陸、高校2年

その他の収録作品

レビュー投稿数15

言葉を失うほどのヤバさ

鴫原がやみ(闇・病み)過ぎて言葉を失いました。パワーアップしてる…
1巻の続きが気になり過ぎて待ち望んでいた2巻ですが、またもや続きを欲する終わり方でした。
えー…えー…ええー……。

鴫原が怖い、怖すぎます。
私の方がトラウマになりそうです。いやもう、陸の心は大丈夫なのか心配で堪りません。
1巻読後、陸がとにかく幸せになるように願っていましたが、この展開ではまだ分からないです。鴫原の狡猾さやダークさが際立っていて、背筋がゾゾッとなりました。

鴫原の陸へのアプローチの方向性、間違ってないかなと思うばかりです。何でこんな風に恐怖や脅しの形で囲い込むようにするんだろうと不思議でなりません。
おそらく、それこそが鴫原の心の闇なんですよね…まだ多くは語られていない鴫原の過去や根底にあるものが表出してくると、また違う見方が出てくるのかも知れませんが、まだ先になりそうです。
ほんの少しだけ、子どもの頃の様子を伺い知れる一場面がありましたが、今後のストーリーにどう絡んでくるのか注目です。

鴫原は確かに怖い。でも何だか彼が泣いてもがいてるような気にもなるんですよ。陸に執着している理由もそこにありそう。
陸が鴫原に捕らわれている印象に見えてしまうけど、実は鴫原こそが陸に捕らわれているんじゃないか?とも思えてしまいました。陸への執着心は中毒症状に近い。
陸への歪んだ愛だけでなく鴫原の救済にも繋がるストーリーとなるのなら、かなり濃厚で深い作品になると思います。


ひなこ先生の画力とダークな世界観が、この上なく圧倒的で素晴らしいです。鴫原のこのヤバさが、結末へのただの通過点に過ぎなかったと思うように早くなりたいです。心臓に悪い…

怖いけど、やっぱり見たいです。2人の結末がめっちゃ見たいし、最高の結末を期待しています!
次巻に期待を込めて神評価にしました。

17

怖くて気持ち悪いけど先が気になる。

1巻に引き続き、読めば読むほど攻めの鴫原が気持ち悪いです。
でもその異常な執着心にゾクゾクしました。

前作の「何かいいの見つけた!」で鴫原が2年生のトイレ使ってるシーンがあったのですが、今作で陸をストーカーしてたからだと分かって戦慄しました。
1巻読んでいれば当たり前なのですが、普通に怖いですね。

そしてそこまで陸に執着してるくせに、いきなり距離をとったり、女の子を家に上げたりして揺さぶりかけるというか、試し行為をするのが怖い。そのくせ自分は小春に嫉妬して無理やり。ゾッとしました。

でも正直、このまま陸が折れてくっついちゃうのは見たくないですね。
鴫原が陸にちゃんと謝って心を入れ替えてくれないと、陸が可哀想だし、めちゃくちゃ心配です。

読む前は2巻で和解してハピエンかな?
と思ってたら全然そんなことはなく、2人の気持ちは近づきそうで遠いまま3巻に突入。
どうやって決着つけるか(決着つくのか?)楽しみです。

13

闇!

2巻です。
完全に続きもの(時系列同じなので、“何かいいの見つけた!”も読んでからの方が)なので、1巻から読むのをオススメします。
今回もまだ続きます。

今回は、描き下ろしも含めてとにかく全てが闇っています。ラブラブ甘々は皆無ですね。
その闇が最高でした!(今回も女の子とベッドにいたりしますが、完全にお互い洋服着て未遂なとこしか描かれていないので男女描写苦手な方は安心です)
呼んだ女の子の前で受けにフェ○させるとか…、大分ヤバい。(女の子完全に傍観者なので3Pではない)

攻めの闇表情も多め。
“何いい”で気になっていた、小春を人質にしたその後が読めてめっちゃ嬉しかったです!!

次巻も楽しみにしております。











紙本購入
修正は細い白短冊です。(修正薄いとこをオススメします!)

9

自分でやってて疲れてきたw

元ネタとの絡ませ方うまいですよね
あの裏側ではこんなことになってたのね と


前巻の殴り書きがテンション高すぎて 口汚くなりすぎたので (← 毎度ですが?) 猛省して今回はじっくり……


あぁぁぁぁぁもぉぉぉおッ クソ過ぎて最高だよ しぎはらぁぁああああッ!


ほんとゲスの極み キングオブ・グズ
思いやりやら優しさなんてかーちゃんの腹ん中で喰いちぎり踏みつぶしてきたんじゃね? なんならさぁ って 結局いつも通りじゃんッ((怒)) 


あぁぁごめんなさい  鴫原がサイコーすぎて目眩する


あれですかね? サイコパス診断ってのがあって 何回やっても『まあまあのサイコパス』と診断されるあたしだからそう思うんですかね?



好きだと思っていた部分が否定に変わり 恨み憎んだところで染められた身体が疼いちゃう陸の哀れさより 鴫原の言動ひとつで揺れ動いちゃう自分でも理解できない想いの燻り

変なところで素直やほだされがでちゃう陸に追い打ちかける鴫原


他人の不幸までは望まなくても自分の利益を望み 知らない人がどうなろうと知ったこっちゃない 罪の意識は低く怒ると手がつけられない


あのね 執着とかじゃないんですよ いや 傍から見りゃ執着なんですけど
これが普通の思考で 好きな子と仲よくしたいだけなんです

ただ 他人の気持ちを操るというか 無意識でそうなってしまう だから自分は悪くないし なんなら言うこと聞かない 思い通りにならない相手が悪い


自分のものなのに 自分だけのものなのに 
なんで離れる? なんで自分以外に意識を向ける?

自分の手の中から離れるなんて許さない

はぁぁぁぁ  わかる Orz
鴫原が言いたいことも 陸の感情ではどうにもできないものも 抗いも Orz

疲れる ほんっと疲れる
鴫原の言ってることも やってる事も無茶苦茶なんだけど いやほんッとわかる
これをどう表現すれば理解されるのかがわからないんだけど ほんとに好きなのよ陸のこと 可愛いのよ

手のひらにおさまる小動物をこねくり回して ぎゅっと握りつぶしたくなるあの衝動に似て
相手の反応なんてどうでもいい 自分なりの可愛がり方を遂行するというか 自分の意の通りにしようとするからおかしく拗れてるだけ

なんだけどそこに 気づけないの



この巻【何かいいの見つけた!Re:】で小春が鴫原に拉致られた前後のお話を読ませただけ
組み敷かれ 開かれはしてもシャットダウンしたふたりの関係はそのまま 進展なし

ただ気になるところがでてきたんですよね
そう 鴫原の中にある「病み」

あぁぁぁん また気になるもの残して終わったのよォォ
まぢムリ こんなところで終わられたら発狂するわあたしッ!

あぁぁぁぁあぁぁあぁぁぁぁ 続きはよおおおおおおおお

8

歪みの中にあるもの

待ちに待った第2巻〜!
鴫原の陸に対する歪んだ愛情と闇の深い言動にゾクゾクしっぱなしでした。
彼は本当にブレることなく壊れていて、それが怖いのにクセになってくる不思議。

1巻の最後で陸が鴫原に放った言葉が、今後の彼にどう影響していくのか気になっていましたが。
小春を巻き込むだけでなくふたりの関係を更に拗らせてしまうことになるという、悩ましい展開にハラハラしました。

鴫原はどうしたって陸が欲しくてたまらない。でもただ側に置きたいだけではなく、陸の意思で自分のところに来てほしいという身勝手さがますます陸を遠ざけてしまっていて。
鴫原がやっていることはクズに変わりないし擁護できないけれど、ふたりが上手くいくための方法が見つかって欲しい気もしてくるような切なさはありました。

今は同じところをぐるぐる回っているような状態のふたりですが。そのカタチを変えていくのか?それとも昔のように戻っていくのか?今後の展開に期待して、次巻を楽しみに待ちたいと思います。

8

2巻も最高でございました

待望の2巻〜!
なんだか「ページ数少なくなってない?」と心配になる程夢中であっという間に読み終えてしまいました。
先生の作品でダントツに好きです。
「洋二の闇に飲み込まれる2巻」とあとがきにありましたが、本当に…!一巻にも増して洋二の破茶滅茶っぷりが垣間見れます。
そして闇が深い!いいぞもっとやれ!

しかし人間的な情緒が洋二にも少しはわかってきたかな…?という描写もあり。
糖度は少なめですが、光も見える感じです。

私は関連作の「なんかいいの見つけた!」は未読ですが、こちらを読んでいると新たな発見ができる仕組みになっているようです^^
先生ファンには嬉しいですね!


次の巻が最終巻でしょうか…?どうまとめるのか気になります!

8

ふぅ…

2巻でも鴫原の闇が振り切れ過ぎていっそ清々しい。

フッと天井見上げちゃった。

陸が可哀想で。

言っても仕方ないけど、なんで同じ高校行った!?
そりゃあ、同じ高校行かなきゃ今のお話成立しないけどそれは置いといて…。

自分に言い聞かせるように言い訳してるけど、やっぱり……鴫原の事が…なのぉ?

あぁぁぁぁ、陸ぅぅ。と叫びたい。

今回は、小春がちょいちょい出てきて、あ、なるほど。
この時のこれなんだ。
え、神か。
え、この設定凄すぎない?

と、またもや天井を…。

いや、しかし、暗い。
暗いぞ。

クセになる…。

ひなこ先生の絵にゾクゾクしながら、又、読み直そうっと。

8

洋二の真意は

陸目線で描かれるので、洋二の気持ちというか、行動の真意がわかりにくいんですが、洋二大丈夫か……??
と、やってること自体は陸にとって嫌で仕方ないと思うんですけども、洋二をめちゃくちゃ応援しておりました。
早く、またラブラブできたらいいね。

陸が、どこまで本当に洋二から離れたいと思っているのか。
結局のところ、かなり優柔不断というか、洋二をほっとけない、理性ではわかっていても、気持ちの面では振り切れきれないんだなぁという。
そういうところも、洋二にとってはよりアクセルをかけるスパイスになっていそう。
泣いているような、過去のトラウマに傷ついているような、洋二が心配で、可哀想可愛いでした。

昔のような、ピュアピュアな気持ちで慕う陸に戻ることはなさそうですが、どうか幸せになってほしいなぁと願わずにはおれません。
続き楽しみです!

1

静かな狂気

ともかくひなこ先生の描く絵が美しくて大好きです!!攻めの歪んだ愛から結局逃げきれない受け。同じ時間軸なのに「何かいいの見つけた」とは全く異なる狂気の世界観。この先が楽しみで仕方がないです!!

0

怖っっ

楽しみにしていた2巻でしたが全然ラブラブになる気配は微塵もありませんでした。
そして洋二のちょっとした表情に何度も何度も怖ってなりました。闇が深過ぎます…。

洋二の抱えている闇が今ひとつ見えて来ないので、この先2人がどうなってしまうのか想像が尽きません。なんであんな風に歪んでしまったのか…。

陸もまだまだ洋二に執着を持ってることは分かりました。でも大杉や室襠CPみたいな変化は起こり得ないだろう事は想像出来ました。

純粋に洋二に懐いて好意を持っていた陸の事を思うと、どうして洋二は単純に愛してやれないんだろうと切なくなりました。

どちらの表情も暗いので読んでてキツいと思ってしまう2巻でした。
でもこういう作品も大好きです。次巻では収まるところに収まって幸せになって欲しいと思いました。

9

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