お前のほうからキスしてくれよ

omae no houkara kiss shitekureyo

お前のほうからキスしてくれよ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神701
  • 萌×296
  • 萌25
  • 中立2
  • しゅみじゃない11

2

レビュー数
97
得点
3966
評価数
835
平均
4.8 / 5
神率
84%
著者
やまやで 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス moment
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784801982857

あらすじ

きっちりした仕事ぶりで社員からは少し恐れられている経理部の上野と、
次期マネージャー候補と呼び声高い営業部エースの神田は、
一見すると水と油のような2人。
しかし実は、神田が上野の家に入りびたるほどの友人関係なことは、誰も知らない。

ゲイであることを明かしてもなお、無防備に距離を詰めてくる神田に、複雑な心中の上野。
一方神田は、過去に「タイプじゃないからお前とは何も起こらない」と宣言されて以降、モヤモヤを募らせていた。

大切な友人として過ごす日々の中で、
お互いの存在は次第に大きくなっていくが──

「友達」でいたかった、でも……

描き下ろし漫画4ページ収録!

表題作お前のほうからキスしてくれよ

会社員(経理部)
会社員(営業部エース)

その他の収録作品

  • 描き下ろし(4P):おまけ

レビュー投稿数97

No Title

この読み応えと読了後の満足感で1巻なのが信じられません。
全体を通して穏やかな物語ですが、要所要所で胸をギュッと掴まれます。
話の流れが丁寧で、心にすっと入ってきます。
一気にやまやで先生のファンになりました。

そして攻めの上野が見た目から甘やかし方からどタイプでした。
過去の経験から友人→恋人へのステップアップにかなり臆病だった上野が、思いが通じ合ってからは安心したような甘い顔を見せていて本当に末永く幸せでいて欲しいと思いました。

伏線になりそうな要素もいくつか散らばっているので続編が心から待ち遠しいです。
両片思いが好きな方は是非読んでみてください。

1

大好きな作品

最初は絵が好きだなぁと読み始めたのですが、ストーリーや2人の人柄、全てが刺さってしまい大好きな作品になりました!初めてカフェにも行き、忘れられない作品です。これからの続編に期待しています♡個人的には上野を好きな人が出てきて神田をモヤモヤさせて欲しいっ!

0

BLとしての完成度が高い

ゲイとノンケの話は少なくないですが、この作品は2人それぞれの葛藤の描き方に唯一無二の魅力が光っていると思います。
神田は友達として一線を引く上野に踏み込めず、対する上野は過去のトラウマからノンケの神田に踏み出せない。
ストーリーが進むにつれてじわじわと見えてくる2人の人の善さと過去に納得させられて、いつしか応援せずにはいられなくなります。
当て馬(ではない)ポジションの小林のファインプレーも光っていて、ストレスなく没頭できる作品でした。

1

BL人生で一番の作品です。

15年以上BLを読んできましたが、ここに来てこんなに素晴らしい作品に出会えるとは思っていませんでした。
素晴らしさを言葉で伝えるのはうまくできなくて恐縮ですが…とにかくキャラの心情を描かれるのが上手な作家さんだと思います。
人前で叫んだりみたいな、現実では誰もやらないでしょ、といった大袈裟な表現が苦手なのですが、この作品にはそういう描写はなく、でも込み上げてくる思いがひしひしと伝わってきます。
出会えたことに感謝したいレベルです。

「キャラが魅力的」とか「世界観がすごい」とかそういう一点で評価されるアワードにはなかなか上位には食い込みにくい作品ですが、総合点は間違いなくトップレベル、私の中では過去一番です。
たくさんBLを読んできた人にこそ読んでほしいです。
本当に本当にいい作品です。

0

No Title

両片思いが両思いになるまでを丁寧に描いてあって、大好きな作品です。とにかくやまやで先生の絵が綺麗で、上野と神田のキャラが持つそれぞれの色気や、体格差、スーツの着こなしなど繊細に描き分けてあります。ストーリーに引き込まれてしまって、読み終わってからやっと気づいたんですが、本編では実は挿入までいってないんですよね。それくらい読ませるパワーのある作品でした。余白の多い2人ですので、続編では今作巻末にあった2人のヒミツなどが明かされて行くのかなと楽しみです。

1

年間1番読み返した作品かも

今年1番読み返した作品かもしれないな、って思ってます。

最初は絵から入りました。攻めの上野の顔がとにかく好みで、おおってなって。受けの神田のくちびるのラインが可愛くて、笑顔にやられた感じでした。

すごく流れが素敵な作品なんですよね。映画を見てるみたい。まず攻めの目線でスタートして、攻めから受けへのベクトルがしっかり描かれて、そのあと受けのターン。ここから完全に攻めの心象風景がシャットアウトされるので、最初に安心したはずなのに、受けの気持ちが切なすぎてとにかく不安にさせられました。

多分読んでて、みんなが泣いちゃっただろう最後の神田の畳みかけからの大団円。作者様の手のひらで気持ちよく転がされます。号泣からの天国。優しい世界。タイトルの回収まで最高で、そこでまた泣けるっていう。

あと、挟み込まれる神田の独白が個人的にとても好きでした。隣の席の子好きになっちゃうみたいに…とか、名ゼリフだと思います。

引き寄せられるみたいにこの作品に戻っては読み、同じシーンで律儀に毎度泣いて。でもほんとに爽やかで満たされる。

続編が楽しみで仕方ないです。何年経ってもきっと、読み返す自分的金字塔作品です。やまやで先生ありがとうございます…

6

久々に出会った泣ける作品

正反対な性格の2人だからこそ拗らせてしまう恋愛模様が丁寧な心理描写で描かれていて、ふたりの恋を心から応援したくなります!!!!

又、まるでドラマを見ているかのようなストーリー展開に夢中になってしまい、何度読んでも同じところで感動が堪えきれず涙が止まらないです……

主人公たちの日常生活の中で、2人の関係が周囲の影響を受けつつ、じわじわと変化していく流れをじっくり読みたい!ときにぴったりの作品のひとつではないかなと思っています

3

萌え萌え

超キュートした

2

ノンケとの恋は怖いよね

想像以上に良い作品だった(;;)(;;)
上野の気持ちめっちゃくちゃ分かるよ、、離れていったらって想像したら受け入れるのがこわくなるよね、、受け入れたらもう元に戻れないし(;;)
そして神田がひたすら良いやつすぎた(;;)(;;)神田の表情で何回もウルウルしちゃった。
てか会社のみんなもいいやつ、嫌なやつ出てこない、しあわせBL、、、ありがとうありがとう、、、

続編あるみたいでめちゃくちゃ嬉しいです。からだも結ばれるのを期待してます…!!

あ、あと絵が最高にすきでした!!!めちゃきれいだしうえのかっこいいい

2

だいすき

もう、、大好きな作品です。
何よりやっぱり2人の気持ちが通じた時はめちゃくちゃ感動しました。絵もかわいいし早く続きが読みたいです。絶対名作BL!

2

繊細な描写で感情移入して泣ける作品

話の内容も絵もなにもかもが個人的にドストライクでした。最高です。

3

タイトルに負けない、キスに本気な作品

友達だったはずの同期への独占欲と優越感に向き合い、友達から踏み出して、恋人としてキスするまでの話。

第5話。
上野の「お前が安心できる場所が1つなくなるのが嫌なんだ」というセリフには彼の心の柔らかい部分が存分に表れていて、
その分だけ神田は友達に戻れない自分に気づかされる。
対する上野も、「ゲイじゃないと付き合えない」の真の意味に立ち返って腹を括る…
お互いの相手が上野と神田だったからこそ惹かれあったんだろうなぁという説得力がすごいです。

じわじわと伝わる心情描写の中で何度も重ねられていく2人のキス。
強引なキスや幸せを噛み締めるキスに朝の優しいキスまで、それぞれの熱のぶつかり合いや通じた気持ちが精緻な画面で直に伝わってきて、この作品のキスに向ける先生の本気度を感じます。

2人の人間性を知るのに不足しない綺麗な情報の回収がなされ、ベストタイミングで入る回想で互いの視点で経緯を見せるなど、1冊を通した展開が見事です。読み返し始めればいつも最高のタイトル回収まで一気読みしてしまう作品です。

6

I love the detail progress of the relationship

The relationship of the two main characters were not suddenly incurred, during their daily routine, they started to know each other (including personality and daily habits), I love the story with a detail description of love progress instead of a sudden sex. (I feel it's the trend nowadays...). They both fall in love with each other but hesitated to express the feeling was one of the best part of the story.

5

もだもだもだ(以下略)そして、きゅん。 はっきり言って最高かよ。

一言で言ってしまえば、よくある両片思いで最後はハッピーエンドな王道of王道なオフィスラブ的作品です。
が、そんな一言で終わらせるには有り余るほどのもだもだもだ…そしてキュンキュンなシチュエーションに見事にハートを撃ち抜かれる方が多数のはず。
それぞれが相手のことを思って悩んでいたり、うだうだ悩んでいたりとか・・・・あぁぁぁもうじれったいっ!と地団太踏む方もきっと多数のはず。
これ以上書くとネタバレになりそうなので突っ込んだ内容に関しては控えますが、さすが各サイトやSNSで話題になっている作品だと思います。
絵柄も内容も読みやすく、万人受けする作品かと思いますので読んだことがない人は是非、試し読みだけでもお勧めします。(超個人的には、攻めの目つきの艶めかしさに是非ときめいてほしいです。受けを見つめる視線がもう、言葉に出できない・・・)

5

でたー

最高、両片思い!
こちら、何度も読み返したくなる作品のひとつ。
 
オフィスラブ。同期、経理部の上野君×営業エース神田君。2人は傍目からはライバル関係なんですが、実は毎週のように上野宅に出入りする仲。
この作品の癖に刺さったのが攻がゲイ、受がノンケ!
片方ノンケとの葛藤描写が、とても丁寧に描かれてる作品です。

前半、上野くんにゲイであることをカムアウトされながら、タイプではないと線引きされての2人の距離感。
でも、すでに友達以上だよね?と問いたくなる2人。

神田君→隣の子好きになっちゃうみたいに俺のこと好きにならない?
上野君→一番近くで喜ぶ顔がみたい。
互いのモノローグからしてもうお互い好きじゃん!ていう…
どちらかと言うと神田君がぐいぐい攻める。上野君好みの外見にシフトしたり、無防備になついたり。これ無自覚だからこわい。

この作品のよいところは、互いが大切な存在になった経緯と、ゲイの葛藤によるすれ違いがしっかり描かれているんです。
神田君は父親の存在に暗い影がある。それは負い目であり、普段の自分からは見せたくない部分。そこに対しての上野君の言動が彼を救ってくれるのです。
グラデーションのあるやつなんだよなあ…という、神田君からの印象表現の仕方が的確。上野君はドライなようでとても繊細。
でもそれは彼自身にも見せたくない部分があって。
このキズが本人すら気づかないほど深いから、上野君は神田君に好きとは言えない。思わないようにする。
この葛藤が本当に切ないです。
恋に臆病になることに、ノンケもゲイもないんだよな。
上野→いけるかな?(お前でも)
神田→いけるかな?(俺でも)
同じワードなのに、受け取り方が全然違う。神田のそれは、相手の気持ちを伺ってでた言葉なんだよーと、言葉ひとつとってもすれ違う、作者様のテクが素晴らしい。
それでも健気に追いかける神田君ですが、どうしてもノンケに拘る上野くんへの、台詞。

「他の男と付き合って証明したらいいの。それで生まれ変わったら俺を好きになってくれるの」

…私の2024健気台詞大賞です。おめでとうございます。


互いが想いを確認してからも、神田君の健気ぶり、クールなようでデレが甘い上野君の変貌ぶり。
このへんもぜひ見ていただきたい、素敵な作品です。
絵もどストライクで、特に上野君の垣間見える独占欲、熱を持った眼差しや神田君の蕩けそうな甘え顔、キス描写…奥行きが広いです。

これはもう、その後の2人も見たい。続編も希望しております。

2

No Title

『お前のほうからキスしてくれよ』を読んで、とても楽しみました!仕事では厳格で冷静な上野と、明るくて人気者の神田という対照的な二人の関係性が、とても自然で引き込まれます。友人関係からお互いの気持ちに気づいていく過程が丁寧に描かれており、時に笑い、時に胸が締め付けられるような瞬間がたくさんありました。一巻完結の中に詰まったドラマとロマンスが心に響く素敵な作品です。

続編が待ち遠しくてたまりません!

4

神田よくやった!!!

大きな波乱はないながらも、大切な友人を続けていた2人の関係がゆっくり変わっていく感動的なストーリーでした。

この作品のMVPはなんといっても神田。
過去のトラウマから好きな気持ちを認められず、ありえないという思い込みから神田の好意すらも気づかない上野の心を開かせた神田に金一封です。
"一生かけて証明すればいい?"には堪らず涙でした。
その後からどんどん可愛くなっていく(神田はもちろん)上野に萌の嵐です。

お互い不慣れながらも恋人として歩み始めたところでエンドなので、続編でどんな2人が見られるのかとても楽しみです。

3

No Title

何回読み返したかわからないくらい大好きな作品です。
続編早く読みたいです!

2

どちらの気持ちにも寄り添える

営業部エースの神田は、経理部の上野とは同期で、周囲からは二人は仲が悪いのではと思われている。
でも神田は上野の家の合鍵を持ち、日常的に家に転がり込むなど本当は仲良し。
上野がゲイだと知っても、神田の態度はまるで変わらず、むしろお互いに居心地がよくて一緒に居るのですが、そんな二人の関係性が少しずつ変わっていくというお話。

読み応えがありました。第1話だけでもかなり濃密でした。
二人の気持ちそれぞれにスポットを当ててじっくり描かれているので、読みやすくわかりやすく、気付くと作品世界にのめっている感じです。
上野も神田も、どちらにも寄り添って読めます。
たとえばこのお話が上下巻だったら、ここでもう一波乱あるんだろうな、というポイントがあるのですが、全1冊なのでそこには踏み込まずに過ぎて行きます。そういうお話作りの妙のようなものも窺えました。
お互いが一緒にいることで心地好いと思っていて、いまの関係を壊したくないから「友達」で居続けたい。でも、たとえば相手が自分以外の人と一緒にいるのを許せるのか?と考えたときに、明確にそれはいやだ、と思い、果たしてこの気持ちは友達って言えるの?と、神田は踏み込んだけど上野は一歩引く。この違いも良かったです。
続編準備中というお話を聞きました。とても楽しみです。

4

超泣ける

本当に泣けます。迷ってるなら絶対読んで欲しい。
しかも続編も決定しているので...!

4

何度読んでも同じところがきになる

心があたたかくなる作品ではありますが
すこし社会人同士のやりとりとしては
モブやわき役たちも含め
子供っぽすぎるのが気になりました

「少し話そう」というメッセージや声かけ、マチアプで男を呼ぶ
急に脚立が倒れてくる、突然お父さんが金をせびってくる
など、キャラが動いているというよりは動かしたくて動かしているというか
必然性を感じる展開が少なくて勿体なかった
これはBL漫画なんだという前提があるからこそ
面白く感じるんだろうな

このキャラと関係性のまま学生ものだったら
先生ももっとキャラを動かしやすかったんじゃないかな

5

友達から恋愛へ、最上級BL

きっちりした仕事ぶりの経理部の上野と、次期マネージャー候補と呼び声高い営業部エースの神田は、一見すると不仲にも見える関係です。
でも実は家に出入りするほど仲が良い友達関係にあります。
上野はゲイ、神田はノンケ、お互い分かった上で家に泊まったりと仲良く過ごしています。

一緒の時間を過ごす中でノンケの神田は上野に惹かれていって、上野はずっと神田を特別に思っていて…
もーーー、友達から始まる恋愛の最高パターンでしたね。
社会人BLとしても完璧です!
ノンケの友達を好きになってはいけない、ノンケだけどゲイの友達に惹かれてしまう、おそらくBLではあるパターンなのですが、それが最上級に描かれております。
友達としての2人の関係もすごく素敵なんですよね。なのでそれを壊したくないのも分かって、すれ違いが悲しいけどめちゃめちゃよかったー!
ノンケの友達を好きになっても仕方がない、その葛藤も分かりみが凄すぎました。

紆余曲折を経て結ばれる2人なのですが、上野のスパダリっぷりがやばかったです。
神田もね、ずっと可愛いけどすごい可愛い。

これ、2人のその後、お付き合い編はないのかしら。
めちゃめちゃその後の2人が読みたいです。
タイトル回収もとーっても素敵でした。

3

純度100%!不器用な2人の社会人BL

ときめきの純度が高い!!類稀なるピュアが光る社会人BL!!最高です!!

2人とも不器用なところがいい!側から見れば一目瞭然の特別な関係なのに、それぞれが背負うバックグラウンドのせいで絶妙にすれ違ってしまう…。

すれ違いがあっても、読者は2人の心のうちを知っているので安心して(?)その関係の進展を見守れます!

2人の関係が「ただの同期」から「仲のいい友だち」「両片思い」、そして「両思い」へと変わっていく中で…上野さん!!!上野さんの変遷がすごいです!!!

特に、恋人になってからの上野さんが破壊力抜群!こんな恋人最高でしょ!!

そして、この物語にはまだ明かされていない部分がたくさん。神田の父親や上野の実家、そして上野のセフレ…?

続編が楽しみで仕方ありません!!!

4

尊い2人。じわじわくる大好きな作品

引き込まれて、全話一気に読みました‼️

多分ノンケで営業の神田くんと、ゲイで経理の上野くんのリーマン同士のお話です。
すごい山場があるわけでもなく、シンプルに、淡々と話は
進むのですが、、、なんか、なんかとても良いのです‼️
とにかくこの2人、素直でやさしくて、素敵な2人なのです。

相手の喜ぶ顔が見たい、今まで築いてきた友情を壊したくない、
好きになるのが怖い、真面目で優しくて、自分の気持ちを抑えていたどこかクールな上野くんが、
陽キャな神田くんの素直なアプローチに心を開いていく様子がとても良かった。
クールな上野くんのデレも最高です♪
後輩の小林くんが、とても良い動きをしてくれて、注目です。
読後感も良く、読み手の心にスッ入ってくる素直な作品で、個人的には大好きです‼️
続きあるなら、読みたいです。
楽しみにしてます。

1

無表情黒髪男子がデレるの最高です

黒髪短髪無表情美人の上野(攻)、最高に好みです。

もだもだすれ違ってるの最高〜!!
相手の気持ちが分からなくて、不安になるけど直接聞けなくて、勝手に思い詰めて距離取るのも最高〜!!!!

上野は無口でクールですが、そこまで許すのは神田くんだからじゃん!気が付いて!!と伝えたかった。
神田くんは皆に優しいけど、甘えてわがまま言うのは上野にだけじゃん!気が付いて!と伝えたかった。
つまりは最高の両片想いです。最高です。

「好き」と言わなくとも、その行動や表情が愛おしさを語り尽くしている。もうお前それって好きじゃん!!と言いたい。

まさに王道のすれ違いBLでした。

1

古き良きBL

BLに求めてるのはこれなんだよ!
私が好きなの、すれ違っちゃうこれなんだよ!!!と私の中のBL妖怪が暴れ出しました。

丁寧な心理描写が好きな方にはすごく刺さる作品です。
あまりにも良くてすごく久しぶりにレビューしたいと思ってしてみました。

イラストも可愛くてもっとキャラの色んな表情を見てみたい!と思います。

人を想う心っていいな…と人間の心を思い出しました。

7

地味リーマンBL!こういうの大好き

今のところ2024年度ランキングで大差の一位だったので、期待しながら読んでみました。こ…これ…広告で気になってたやつ!と、勝手にテンション上がりまくりで楽しみました。
ごくごく平凡なリーマン設定の二人のお話で、生活感を感じられるとこが好き。
神田と上野は友人のままでも素敵な関係性に見えたけど、恋人になるって独占欲を相手に見せても良い存在になるってことか~と納得。他の人を選ばないでって、友達じゃ言えないこと。ノンケとかゲイとか関係なしに、友人と恋人について考えたくなる作品でした。
付き合ってからの二人は、特に上野が可愛すぎる!神田は甘やかされるのが上手そうというか、上野に甘やかさせるのが上手そう笑。お似合いのカップルにほっこりしました。こういうの大好きです。

1

もっとはやく読まなかったのか後悔

前から気になっていたんですがようやく購入し読みました。

なんでもっとはやく読まなかったのかと後悔…!
そのくらいキャラもストーリーも魅力的でした!
二人とも可愛くて身悶えました。
続編も楽しみにしています。

1

すばらしき王道リーマンBL

すごい人気、高評価作品で気になりやっと読みました。
前半はなんてことないリーマン同僚の友だち始まりのやつか〜でもこれだけの評価なのですごいクライマックスがくるのかなと思ったのですが、特にそのようなことはなく平和にスムーズに安心して読めた内容でした。
奇をてらったり裏切りなどはなく、普通にクオリティ高い(偉そうにすみません)いい作品だと思います。そりゃそうですよね。だからたくさんの読者に支持されてるんですもんね。

神田が上野への「好き」を意識するところ、傷心する姿などが少ない言葉と絵で伝わる丁寧な描写が好きです。
慎重ながらも神田の好きを受け入れる上野もよかった。抑えてきただけに受け入れてからのデレが萌えな描かれ方も最高。
くっつくまでの流れ、通じ合う描写がすばらしい見せ場でした。
あと絡みの絵がめちゃくちゃいい。好きです。

神田の
─上野に指導権を奪われたい
にぐっときました。
ノンケな神田が受けになる必然というか、それだけ上野が好きだし絶対的な信頼の表れだと感じました。

2

ありきたりなのに

ノンケにトラウマ持ちのゲイ(攻)とそんな彼に押して押して押しまくるノンケ(受)のリーマンドラマ。ありきたりな題材でありながらこんなにも心揺さぶられたのは久々でした。神田が、神田があまりに光過ぎる…。上野にゲイだとカムアウトされてからハッキリと脈無し発言されてモヤッとする神田。少しでも意識されたくて上野の好みになりたくて見た目も弄って彼の家に入り浸り、がんがんアピールしていく様が好き過ぎました。いや好きじゃん。大好きじゃん。上野はそんな神田に惹かれながらも過去の経験からノンケ相手には臆病で…もーっ胸が、鎖骨辺りがキシキシする程に切ない。神田に泣きながら告白されてようやっと結ばれてからが…堪らん。ふたり、可愛過ぎます。続編をいち早く望むくらいには素晴らしい作品でした…!神、一択!!

4

BL初心者向けなのかな?

最初の方はサクサク読んでいて違和感も無かったけれど、攻め君が、セフレを仄めかすのに、受け君とは、最後までやらないのかぁとか、単純に1冊じゃ書けなかったのかな?
と思ってしまいました。

攻め君が過去の恋愛を引きづって臆病なストーリー展開になるんですけど、これはヘタレ攻めと言うやつなのかな?と思いました。

受け君のキャラクターは普通に良かったから、攻め君の魅力は、タイトル回収もしちゃったしもし続くとしたらどうなるんだろう?

4

喉に小骨が引っかかる感じ

可愛らしい絵とお話のデビュー作品でレビュー数も相当数ありますが萌から萌2の評価です。神率下げて申し訳ないです。

大筋では面白いしドキドキしますが普段ならスルー出来るちっさい事が、リーマンものだとリアルさ重視になり気になるエピソードが幾つかありました。

小冊子付き電子レンタ以外での発売を待ちすぎて期待が膨らみすぎたのが原因だと思います。
熱が冷めて厳しめに読んでしまいました。
続編ではどんなお話になるのかを期待して待ちながら、もう少し気持ちを落ち着けて読み込んでみます。

3

傑作

リーマン作品を結構読んでいるつもりだったのですが、見逃さなくて良かった。

読みたかったものが全て詰め込まれていて素晴らしかった。

常に携帯して読み返したかったので電子と紙で揃えました。

他の方も書いていましたけど、上野くんの分け目は最初の方が魅力があっていいなと感じます。(細かいこと言ってごめんなさい)

続編もあるとの事なので待ち遠しい。

ありがとうございます。

5

自分には合わなかった

皆さんが良い良い!と言う部分が刺さらず…逆にツッコみたい部分が多かったです。流行りものがとことん合わない体質辛い…

6

続編が楽しみすぎる作品

社内では水と油に見えるふたりが実は家に入り浸るほどの関係で。大切な友達でいたかったけれど変化していく心情。
無自覚で見た目を好みに寄せたり、振られたと思っていたり。両片思いがとてももどかしい作品。
続編も楽しみです。

4

ストーリー重視で心に響く

トラウマ持ちのゲイ×ワンコ系ノンケ
神田(受)は気づいたら上野(攻)に振り向いてもらいたくて努力してるのが可愛い。まさにワンコ!
普段は明るいのに闇を持っています。そんな神田に上野(攻)がさり気ない優しさを見せてくれたり寄り添ってくれたりします。
側から見ると両想いなのに!なのに!上手くいかない!ここまで来てるのに!この切ない気持ちとかハラハラ感とか読者の心を刺してきます。
弱さを見せる攻めって良いですよね!
それもカッコ悪く見えない。
エロは少なめですがとても丁寧に2人の恋が描かれていて満足感があります。

0

大大大好き!

もう続きが気になって課金しまくった作品です。
また続編が始まるとお聞きしているので、ずっとたのしみにまっています。
読んで損なし。
むしろ読まないと損!!

キュンキュンと涙と…たまらん作品です。

0

ちょっとしたシーンに最高にときめく

凄く良かったです。
二人の感情の変化を丁寧に描いていて
しかもちゃんと1巻で収まっていて読後とても満足感がありました。
双方の心情に寄り添っているのでどの様にすれ違っていくのか分かりやすく、
途中受けにも攻めにもしんどく切ないシーンがあったり
キュンキュンするシーンがあったり…
両片思いの醍醐味をたっぷり堪能できました。

ちゃんと1巻で収まっているにもかかわらず、ちょっとした伏線(家族のこととか)を残しているので続編があるのもうれしいです。

二人が両思いになるためのエピとして必要ではあるけどそこまで掘り下げる必要はない。
けれども欲を言えばやっぱり掘り下げて欲しい箇所があったりするので今後見ることができるのかなと期待。

上野が神田に勢いでネクタイを渡したはいいけれどだんだん後悔していくシーンが凄く好きで
しかもなんだかとってもリアルでわかる!っとなりました。

上野に会いたくてつい上野の最寄駅でおりちゃって
そんな自分に落ち込んでる神田のところに上野が現れるところも大好きなシーン。
「神田?」と呼ばれて神田の目のアップのコマの後の上野の姿。
アレ、神田視点の上野ですよね。
会いたいけど無理だなと思ってる人があんなふうに来てくれたら
そりゃ嬉しいし決定的に恋に落ちちゃうよなあ…

両思いになった翌日寝てる神田をしゃがんで見ている上野もとてもよかった。
そっと指先で髪を掬い上げたりして、たまらない程愛おしく想っているのが伝わってきました。

あと作者のスーツの描き方とツースキャラの佇まいがとても好きです。
シャツの後ろ姿とかポケットに手を突っ込んでる姿とか…神田のベスト姿も最高。

4

萌えと幸せ満載の一冊

タイトル、表紙の構図、レビュー点数の高さで購入したものの、しばらく放置していた一冊です。
途中からこれはとんでもない良作だと確信。

会社では同僚、家では仲良し?な2人。
お互いの距離感、気持ちの隔たりが徐々に埋まっていく過程が、いい意味で普通じゃないというか予想を裏切られるエピソードが続きました。

当て馬、邪魔、恋敵っぽいのが出てきてだいぶひやっとしましたが、こちらもまた良い意味で予想を裏切られました。

中盤から終わりにかけての関係の進みかたが最高に萌えました。
タイトルに深く納得するシーン、エピソードにさらに萌えました。

繰り返しますが良作です。
萌えと幸せに満ち満ちた一冊でした。

0

同僚、ノンケ✖️ゲイ

タイトルからどんな話かなと想像しながら読んで見たら、いい方向に想像と違ってた。ノンケの神田とゲイの上野のお話。営業マンでコミュ力があって優秀な神田だけど、他人には言えない闇(と私は思う)も抱えててそれを察知してくれた上野に惹かれ好きになって、なんだかんだ言って家にいつくし、気を引こうと色んな事をしていくし、感謝でも絡んでいく。上野も神田が好きだけど過去の似たような状況がトラウマとなって受け入れられない。我慢出来ず神田が行動に出て友達の域を越える事をいたすがそこからギクシャクしてしまう。同じく会社の後輩でゲイの小林君に相談して酔った勢いで神田が上野を好きと分かり、小林君のおかげで2人が話す機会も出来てお互いの気持ちをぶつけてやっと上野も神田の気持ちを受け入れる事が出来、一安心。神田の好きが丸わかりの行動が可愛すぎます。上野も要所要所でいい顔を見せてくれる。続編も決まってて2人の恋人としての日々を早く見たいです。上野はきっと嫉妬深く溺愛ではないだろうかと勝手に妄想してます。もう一度神田が可愛いので読んでみてほしいです。

2

ゲイ×ノンケの最高峰

リーマンでゲイ×ノンケの恋愛でいうとわたし的には最高峰でした。

人が人を好きになるってだけなのに性別って障害になるし臆病になるんだなぁっていうのが重苦しくなり過ぎず不自然に都合よくなり過ぎずドラマチックに描かれてました。


一番の萌えは、付き合ったあと攻めの表~~~!!!
受けと共にニヤニヤしちゃいました。


性急に二人の関係が進まないのがめっちゃいい!!
お互いの気持ちを軸に進み付き合ったあともゆつくりと確かめ合う感じがたまらない!!

続きも早く見たいよ~~~

2

良かった

グッと来るラブストーリーが読みたい、そんなときにオススメの一冊です。
リーマン同士。仲良くなって、しょっちゅう家にも来る関係。だけど、自分はゲイで、向こうはノンケ。恋愛には発展しないはずの二人。。
っていう設定です。

ゲイの上野はある程度職場でもオープンにしていて、飾らない人柄だけど芯は強くて、でも恋には慎重。一方の町田は明るくて無邪気。人懐っこく皆に好かれるタイプ。自分に懐いてくるのは友情なのかそれとも?

お互いに自分と相手の気持ちを育てつつ確かめる、リアルなラブストーリーでした。
丁寧な心理描写がとても良かった。
オススメの一冊。

1

No Title

自分からリーマンもの
爽やか系には手を出しませんが
ちるちるレビューランキングに
ずっとあるので気になってしまい
読みました!

試し読みだけじゃアカン!
二話目から神田の真の姿が明らかになって
感情もってかれました。

最初はユルくて図々しい
上野のゲイ心を揺さぶる
ただのノンケ男かと思っていたよ..。

家庭環境大変じゃん..苦労人!クスン
え、
いまの髪型は上野の推しのマネってこと?
..可愛すぎる..
ゲイの小林君に相談しちゃうんだ?
もう確定ジャン..。

そして上野はクールで優しいんだけど..
(描かれてないけど)
マッチングしてるんだ?
そやつらが置いていった派手なパンツが
ベッド下にあるんだ?
えろイイネ!

神田が「俺でいいじゃん」からの
押し倒した時の上野の顔が
冷静さを失っていて雄々しくて
めちゃくちゃセクシーでした~♡

小林くんのナイスアシストにより
結ばれたといってもいいのでは。
良い人すぎる小林くん。
上野、神田ときて
山の手線の駅名くるかと思ったけど
小林くん。

上野が「おいで」キュン!

神田が「俺をどうにかして」ギャフン!
キュンキュンだわ…

こんななっちゃって神田くん
もう..試し読みで判断しちゃってごめん

レビュー多いものはやはりチェックですな
と思った作品でした

1

ナチュラルボーン小犬・神田……!

「誰にも見せなかった自分の弱い部分に、さりげなく寄り添ってくれた男に惚れちゃうノンケ」と、「過去の恋愛のトラウマから臆病になり、好きだからこそ友人でいたいと願うゲイ」が、すれ違いながらも結ばれる……という、良く言えば王道、悪く言えばありがちな設定とストーリー。
私は王道が好みなので、主役二人のキャラにハマれば大好きな作品になるところだけど、上野と神田については半々かなあ。二人ともグッとくるところもあったけど、モヤッとくるところもあり。

モヤッの例を挙げると、神田は全裸で部屋をウロついて、見られても隠しもしないところ。相手がゲイだと知っててそれは無神経すぎる。遠慮がないのとデリカシーがないのは違うよ。しかも実は上野を意識してたとわかって、ますます残念。気を引きたいとか反応を見たいとかなら、10000歩譲ってパンイチにして……。
上野のほうは、神田に迫られて簡単に流されたところ。あんなに慎重だったのに……これこそ、いちばんトラウマが発動するとこでしょ? 据え膳しっかり食っといて、あとからトラウマが、って自制心弱すぎだよ。多少揺らぐのは仕方ないけど、せめてキスまでで留まろうよ。
二人とも「え、そんなことする?」と思うところが、他にもちょこちょこと。
こういうの、作品によっては(ギャグ多めのラブコメとか)さほど気にならないんだけど、心の機微を繊細に描いた作品だからこそ目についちゃって、萎える。自分の持病なので仕方ないんですが。

マイナス面を先に書いてしまったけど、好きなところもありました。
上野がネクタイをプレゼントするかしないか……のところとか良かった。神田のリアクションを見るのが怖くて矢継ぎ早にしゃべっちゃうの、わかるなぁ。そして、返ってきた最高の笑顔。
神田は表情豊かで小犬みたいで可愛かった。自分は小犬系じゃないって凹んでたけど、髪型変えちゃうその健気さがすでに小犬系だから! 上野にも最初(水漏れのとき)から小犬認定されてたから! 上野の前で涙を溢したシーンは、切ないんだけどそれ以上に可愛いくて、もってかれました。
恋人になったあとは引っ掛かる部分もなく、心穏やかに楽しめました。
小林もいい後輩だった。察しが良くて気も利くけど、余計なところは踏み込んでこないあの距離感が好き。いちばん頼りになる男だったりして。

7

尊いとはこういう事か

きっちりしすぎて周りに怖がられてる経理部の上野と、人気者の営業部のエース神田。正反対に見える2人だけれど、実は社外では神田が上野の家に入り浸る程の仲。上野がゲイである事を明かしても変わらず接してくる神田。お互いに大切でかけがえのない存在だからこそ「友達」にこだわりそれを守ろうとしたけれど、抑えきれない想いが大きく膨らんで…。
好きだからこその相手を想っての行動がすれ違いを呼んじゃう両片思い。一歩踏み出して友達を超えられた2人がもう、それはそれは尊くてうわぁ~ん。タイトルの意味はそういう事なのね!
リーマンものだけどDKのような初々しさ清々しさがあって(でもちゃんと大人)、上野君も神田君も本当に好青年!これは好きにならずにはいられない〜。2人を取り巻く世界はハッピーオーラに包まれていて、こちらも幸せな気持ちになれた。

1

上野に対する神田の気持ちがめちゃくちゃ刺さる

【強く抱きしめられた時、上野に全身で求められてる感じがして・・・これがずっと欲しかった、と思った(神田)】

エロス度★★

おやおや、大人同士の不器用で焦ったい青春が素晴らしい恋物語ですね。
リーマン同士、一見するとタイプが違い仲が悪そうなのですが・・・。

はじめは〝ただの友達〟関係だったはずなのに、ノンケの神田の中で上野に対する特別な感情が芽生えてきたり、逆にゲイの上野は神田に対して〝友達〟としての距離から逸脱しないようにしているという両片想いな展開が最高ですね。

次第に〝友達〟の容器では収まらなくなってくる想いが溢れる描写や好きだからこそ一歩踏み出せない臆病さが切なくて刺さります。

終盤はエモさMAXで悶えました。

5

恋愛に1歩踏み出せない大人の恋心。

ノンケに恋する葛藤が丁寧に描かれている作品でした。両片思い大好物さんや付き合うまでのモダモダが大好物な方には特にオススメです。

ノンケとの恋愛で傷ついた過去のある上野(攻)が仲のいい同僚ノンケ神田(受)に好意を寄せらるが、自分の気持ちも相手の気持ちも上手く受け止められずモダモダすれ違います。
上野の恋するのが怖いという気持ちはとても共感できるし、神田くんがめちゃくちゃ素直で素敵な方で、キャラクターも作品全体のストーリーも魅力的で面白い作品でした。

2

スーツリーマンの等身大の

やまやで先生、ちるちるでは本作が一つ目ですが、ほんとに一つ目???とページを進めるごとに驚きが大きくなっていきました……
いや~~~~~~~めちゃめちゃよかった!!!!!!

会社とかいう読者のわれわれにも身近な舞台で、若き人々がモダモダやってるわけなんですが、なんだこのおいしいモダモダ……!!
1巻完結(続編は発表されているがお話としては1巻で一区切りを迎えている)なのですが、その中で回想などを挟みつつ互いの恋心の変遷もきちんと提示されていてすごく読み入ってしまいました。
仕事しながら恋愛感情に振り回されるスーツリーマン……おいしすぎる……。。。。。。

自身がゲイだから気持ちにストップをかけてしまう攻め様・上野サン、とっつきにくいと思ったら繊細で優しい心の持ち主だったことを知り好きになってしまう受け様・神田サン、二人とも本作開始時点で両片思い状態ですよねこれ……なんとかわいらしいことか…!!
とりあえず一回目読んで、なんか書きたくなってレビュー書いちゃってますがこれはもう一度読み直さないといけないやつだ……

そんな本作ですが、私的には絵も!絵もいちいちよくてページをめくるたびに「あ゛あ゛!!!」みたいな感じになってました。
黒髪攻め好きなのですが、なにこのスーツが似合っちゃう男前黒髪攻めは。途中パーカー着てらっしゃるところもよかった!てかいちいちお身体きれいすぎなんよ!!!!!!
受け様の方も顔はかわいい系入ってるけどガタイいいしスーツ似合っちゃってるし!!!
全体を通して、丁寧に書かれた絵の感じが非常に良かったです……やまやで先生、スーツとか身体とかうますぎんか……

わ~めちゃよかった~~と思って情報を探したら続編決定とのこと……!
またこの二人が見れる日を心待ちにしております

5

モダつこう。モダつきましょう。見届けます。

普段はキテレツ(尊敬)みが強めなBLを好むため、
あまりシンプルなリーマンものを読まないのですが
レビューの高さに惹かれてチャレンジ。

いや~ちるちるさんのレビュワーさん方の信頼度の高さよ。
よがっだ!!!お゙も゙じろ゙がっ゙だ!!!です!!!

あでも、面白い、っていう表現が正しいかわからない。
なぜかというとすごい切ないしグっとくるお話なので。
でも、読後はスッキリ幸せで、
は~素晴らしくおもしろかった!
もいかい読もう。となる漫画でした。

受けの神田くん、ノンケのコミュ強、無自覚?素直、
童顔しごでき。どうやら家庭に問題アリ。
たまに着用するスリーピースのスーツが
ちょっぴり似合ってなくてカワイイ。

攻めの上野くんはオープン?ゲイの黒髪クール美人。
アゴから首にかけての色気すごい。
過去に恋愛がらみでトラウマアリ。
惚れると尽くしまくるタイプとみた。
(溺愛ありがとうございます)

エロは少な目なんですが、もうこれが大正解。
プレイ目的じゃない「大事な友達」だから、エロい性欲=罪悪感~!
ピュアな気持ちと言葉がギュンギュン刺さりまくり、
情緒がもってかれるので今はエロどころじゃないんだよ~!

(付き合ってからはもちろん尊いエッチを見せてくれます)

一緒にいて居心地イイ。でもそれだけじゃ足りないみたい。
ノンケの神田くんの気持ちはどんどん膨らんでいくけど、
ゲイの上野くんは神田くんを好きだからこそ臆病になってしまう。

お風呂出たら平気で裸でウロウロしちゃう間柄なのに…。
寂しいときは添い寝しちゃうのに…。
同性で友達から恋人になるって、なんと難しい…!

そんな、重ための両片思いのあまりモダモダする2人を
丁寧に描いてくれている作品です。

みなさんおっしゃておられますが、やまやで先生、とにかく台詞が!!!
台詞のリアルな質感…神田くんならこう話すだろう、
上野くんはきっとこう言うだろう。
ひとつひとつの言葉が丁寧に描かれた表情と合わせて、
ものすごい説得力で迫ってきます。
(で、間違いなくギューン!!!となる仕組み)

ぜひぜひ、この素敵なモダモダを
ゆっくりゆっくり味わって読んでください…。

11

言葉がほんとうに凄い。尊い。。ダイレクトに心に響く、、

やまやで先生、凄い。。。こんなにたくさんの切ない台詞、どうやって生み出されるのか、、
繊細に描かれるふたりの表情から発する台詞の(心に響く)破壊力が凄すぎて。。感動しっぱなしで何度も読み返しています。

主人公ふたりの関係性がとても丁寧にわかりやすく描かれており、互いの心の動きや葛藤をリアルに感じることができ胸が締め付けられるシーンの連続でした。

ドラマのように様々な角度から立体的に描かれている部屋でのふたりのシーン、”どーだろな”の神田の斜め後ろ姿、手や服の描写だけで切なく感じるタクシーの空間、タイトル回収の腕を掴んでからのキスシーン情景(震えました!最高すぎる!)など、、どのページを見てもふたりの気持ちと距離感の変化を細かく感じとることができ、終始心が持ってかれっぱなしでした。

優しいタッチの画も素敵だし、余分なエピソードがない分ふたりの気持ちに集中して読み進めていくことができたので、より一層ふたりを愛おしく感じられました。
続編うれしい~!引き続きふたりを応援したい!

7

台詞がグッと来る

神田が玄関で泣き出してからのやり取りが凄く良くて、読んで良かったって思った
みんなも読んで

序盤の風呂上がり半裸スタイルとかは色仕掛だったってこと?とかなんか面白い

神田の父親との関りとかなかなかしんどいなって思うんだけど、そういう解決しない部分もあるのも悪くなかった
色んなままならないこともあるんだけれど、恋をして頑張って働いて、きっとこれからもその問題が気持ちに影を作るときも訪れるんだろうけれど、何選んでもしんどいみたいなときが来そうな気もするけれど、上野がいるから決断したことを正しいと思うことが出来る、みたいな風になるのかな

9

心理描写が

秀逸です
昨今のBLは時代なんでしょうか
ゲイがノンケに恋してるのに葛藤1ミリもなく
ハッピッピー♡みたいなのもあるんですよ…
でも現実ってまだまだそんなんじゃないと思う
そら漫画なんだからあんまりリアル寄りに見せられて
もツラいって意見もあるかもだけれど個人的には
シリアスな話は葛藤ありき、で読みたいので
本作は久しぶりにちゃんとあるべき葛藤を描いて
いる作品だな、と思いましたし其処が良い
両片思い…間違いなく互いに惹かれ合っているのに
過去のしがらみで一歩踏み出す勇気がない
上野の「ても怖いんだ」のところ
切なくて泣けました
商業デビュー作品でしたっけ?
素晴らしい作品ありがとうございました
続編も楽しみです

10

好きカプ設定を捻じ曲げられた素晴らしい作品

 ノンケとの恋にトラウマ持ってるゲイ攻め×一途ノンケ受け。
 ノンケ×ゲイが好きで、逆はあまり好きじゃなかったんですが、受けの方が攻めに好き好き♡してたので手に取る他ありませんでした。
 攻め・上野はコミュ力の塊の陽キャな受け・神田がやけに自分に懐いてくるわ質問してくるわで、ゲイだって言えば近寄らなくなるかな、と「実はゲイなんだ」と打ち明ける。
 しかし神田は気にすることなく、上野の部屋に頻繁に遊びに行ったり泊まりも平気でする。タブレットを借りて動画サイトを見てると、男性アイドルの動画履歴が沢山あって、これが上野の好みなのか……と自分とは真逆の見た目性格をしたアイドルと自分を比べて少しだけ落ち込む。
 見た目だけでも好みに近づけようと、髪を少し伸ばしてゆるふわパーマをかけた神田が愛くるしい。

 終盤の、上野が「お前はノンケだろう」と神田からの告白を拒んだ際に、「ならお前以外の男と付き合って一生終えて、生まれ変わったら付き合ってくれる?」と泣きながら訴えたシーンは胸がギュッとなった。うるっとする。

 大変おすすめの一冊となっております……。

7

お前のほうからキスしてくれよ

とても大人の恋愛してました
ずっと俺のことを好きでいてくれるなら、なんて子どもみたいな告白
言葉にするのすごいなと思います

その言葉が自然と受け入れられるくらい丁寧な心情描写があって
とても切なくて愛おしいお話でした

いろいろなところでの評価がすごく高くて
読みたくて読みたくてやっと読めたので
とても期待値の高かった作品ですが
その期待すら軽々と超えてくれました

初コミックスとのこと
続編もあるとのこと
これからもますます期待しかないです

職場の人もいろいろいててそのキャラクターも興味深かったです
どんなお話が見られるのか今から楽しみです

6

No Title

帯の「大人の青春は涙が出るほど切なくて臆病で愛おしい」に深く頷けてしまう物語なかなか踏み出せない上野くんが切ないし、「あの後」の神田くんの動揺に胸がギュンとなってしまうし読んでて涙が出てきちゃうんだよね

4

社会人BLの中では上位に入るくらい神作

私は社会人BLが好きで、いろんな作家さん作品をよんでいるのですが、この作品は、恋愛の意味で好きだけど、友達でいた方が良いと気持ちを隠して続けていくもどかしさ、大人だからこその葛藤、それをシリアス過ぎずコミカルに描いているのが、とても良かったです。

この 大人 だから 友達だから こそ 友達から恋人になる そこの葛藤が社会人BLの醍醐味だと思っているんですが、本当に読みやすくて素晴らしかったです。

SNSの試し読みで惹かれて買ったんですが、本当に買って良かったって思っています。

6

大好きな一冊になりました

すべてが最高でした。これか私の求めていたリーマンBL!!!!!久しぶりにBLで泣きました。
甘くてギャグ要素もあるのに、ノンケとゲイの恋愛をはじめる難しさも丁寧に書かれていてすごく感情移入してしまいトキメキと切なさの絶妙なバランスに魅せられてしまいました。
続編決定とのこと本当に嬉しいです!!!!絵もとてもかっこよくて、ギャグパートも可愛くてクスッと笑えて愛おしくなりました。
神田が泣いているところでは私ももらい泣きしてしまいました。
2人が幸せになったその後を続編で見れることを心から楽しみにお待ちしております♪

5

甘美な両片想い

続編決定おめでとうございます。元々リーマンBL好きですが、書店で手に取った時に帯の台詞に惹かれました。それ以上に作中には、胸がいっぱいになる台詞がたくさんあります。友達関係から恋愛に発展していく過程やお互いが惹かれあう経緯も丁寧に描かれていて、ページ数多いはずなのにあっという間に読み終えてしまったので続編がある事がとても嬉しく思います。全てが愛しくて尊いです。読み終えてもすぐ手を伸ばし再読しています(笑)絵も可愛いくて、神田くんの垂れ目な感じと特に上野くんの唇の描き方が好きでして、キスシーンは最高に美味です!!(物言わせぬキス…)他の方が書いていらっしゃいますが、上野くんのスイッチ後の雄感もたまりません。歓喜!!神田くんの真っ直ぐな感情表現や上野くんの臆病な心の機微に気づいてあげれるところや作品名回収するところ素敵過ぎました。語り尽くせない程(皆さん一緒に読みましょう)優しい気持ちになれる秀逸な作品だと思います。上野くんの生え際の書き方が4話当たりから変わっていて、最初の方の自然な感じが好きだったので、そこは少し気になりました。

9

リーマン、両片想い、好きしかない

理想がすべてつまってる。
ゲイとノンケ。お互いのセクシュアリティを知っているからこそ踏み込めない、踏み出せない、その葛藤が切なくとてもよかった。
神田の告白シーン、あれは近年読んだ作品の中でピカイチでした。好き。
すぐえっちしないのもほんと助かる。最後まで大切な宝物のような二人を見守ることができた。ありがとうございます。

6

短髪時代の神田天使。小林にも感謝

 すべてにおいて絶妙でした。序盤では上野から神田へのまだ無意識な好意が軸となって進んでいくのかな、と思ったんです。ゲイからノンケへの、自覚し始めたら切なくてしんどい恋。神田は上野がゲイだと知った上で彼の家で全裸になれるほど飄々としていて、良くも悪くも周りをまったく気にしない人間なんだなと。さばさばしているから友人として付き合う分には気持ちがいい人間だけど、恋してしまうとちょっと大変そうなタイプだなぁと思ったり。

 しかし、上野視点がずっと続くわけではなく、すぐに神田視点の話が始まります。この切り替えで2人の関係の見え方がぐっと変わるんです。いつもあっけらかんとしていて、営業の仕事も難なくこなして、日々実に楽しんで生きているように見える神田の本当の姿。元々同僚としのて好感を持っていた上野にカミングアウトされたと同時に、お前はタイプじゃないから大丈夫と言われたことがずっと引っかかっていた彼。もちろん上野のその台詞はノンケへの気遣いの塊で、「だから気にしないでね」と軽く肩を叩くような言い方だった。でも、何度も上野の家に通い、彼のさり気ない優しさや包容力に触れるたび、最初に言われたその言葉が神田の心に深く食い込んでいく。

 真面目そうなありふれた新入社員から、いつの間にか垢抜けて人好きのするふわふわした雰囲気を纏うようになった神田ですが、それがすべて上野を意識した変化だったと知り、なんて切なくて可愛くていじらしいんだろうと思わずにはいられませんでした。他人の家で全裸になれるなんて良く言えば大らか、悪く言えばがさつな性格なんだなぁと思いきや、まったく真逆で上野の目を気にして気にしての行為だったなんて。文字にするとゲイをからかう悪意のあるノンケのように聞こえるかもしれませんが、読めば神田がいかに真剣に上野を振り向かせようとしていたかが分かってもらえると思います。

 また、神田はセンスで出世街道を楽々と駆け上がってきたわけではなく、実は苦労人。上野はそんな神田を高い所から憐れむこともなく、本人の意思を無視してお節介することもなく、お前がしんどいことは分かっている、1人でいたくないなら一緒にいよう、と誠実な心地よい態度でずっと接してきた一面もあります。その存在に甘えたいと思うようになる神田の心情変化がとても自然でした。神田が大切だからこそ、恋人にはなれないとはっきり告げた上野もただ臆病だったのではなく、彼との付き合いを維持させたいという強い気持ちがあったからこそ。そして、最後にもう一度アタックした神田。彼の真摯な恋心が上野の苦い思い出を払拭し、心に届いて本当に嬉しかったです。恋人になってから初めて家に「おいで」と言われた時の神田の反応がとても可愛かったですね。

12

モダモダ両片想い

モダモダ両片想い最高です。
神田くんと上野くんの距離が縮まっていくところや、2人の心情が丁寧に描かれていてすごく良かったです。 しかし、途中で過去の出来事からノンケの神田くんと距離をとったりする上野くんの姿が切なかったです。 このまま2人どうなってしまうのかハラハラしました。 もう神田くんが誠実で一生懸命、自分の気持ちを上野くんに伝えるシーンに感動しました。
上野くんのことが好きで好きでたまらない思いがすごく伝わってきました。
そしてついに!2人が両想いに!!
長かったー!良かったー!!
両想いになってからの2人のキスシーン最高でした。 もう大好きな作品です。
これからも先生の作品をたくさん読んでいきたいと思いました。

5

もっと二人の事が知りたくなる

ストイックなむっつり攻めが大好きなんだけどそれの何がよいかってむっつりの理性が崩壊する時。
むっつりが解除された際の攻めの雄みや色気や可愛さが一気に噴出して大量に浴びることができる醍醐味!
普段クールで下ネタなどとは無縁な安心安全男な分、その特大ギャップ!
攻めだとその欲望が受動的ではなく能動的な行動として出るのがなお良い。
その上実はスキンシップに慣れてる感じだったりすると
おまえ!そんなもん隠し持ってたのか!!と萌えと動揺で情緒がやばい。
上野はそれを思い切り堪能できるキャラで最高だった。

有能エリート営業マンの神田は表面上はで明るく人好きのする、色眼鏡で人を見ないオープンな性格
仕事ができるのを鼻にかけないし、責任感あるし、後輩にも慕われてそう。いい奴。
さぞかし恵まれた環境、家庭の中で愛されて育ったんだろうなと思わせるけど
実は毎月金を無心にきて、おそらくはちゃんと定職につかないであろう父の存在がコンプレックスになってる。
父と会っている時の神田は妙に大人びて冷めていて何かを期待する事を諦めているようで
それが明るくくったくない普段の神田とのギャップでドキッとさせられた。
ドキッとするといえばエレベーターの中で小林と小林の同期が見かけた神田の横顔
普段明るく楽しそうな人の真顔ってちょっと怖いと同時に色気があるなーと感じた一コマだった。
あの神田の横顔がとてもとても好き。
思わぬ健気な一面が晒された時や弱ってる時の神田はたまらなく愛おしかった。

一見上野の方がモテそうだけど人との間に壁を作ってしまう上野より神田の方がモテるんだろうなあと思ったり。

続編があるということで神田のバックボーンはもちろんえぐ太と言われる上野の実家も気になるところ。

8

評判通りでした

普段あんまり多くは読まないジャンルの作品はやっぱりレビューとかの声がすごい後押しになります

今回もレビューランキングやレビュー内容をみて、そしてインタビュー記事も読んで購入しました
本当に買って良かったです

1冊の本を読んでいる醍醐味をしっかり味わえる物語構成や細部へのプロとしてのクオリティを感じる描写
読んでも見ても楽しい1冊でした

自分は今回読む前に情報をある程度知った上で読みましたが、あらすじだけやネタバレなしレビューだけで読んでも十分楽しめると思いました

なのでネタバレは少なめで自分的に好きだなぁ~と思った所を、、、
神田君が上野君に最初の出会いの頃にタイプじゃないと言われて、その後明らかに上野君のタイプであろうアイドルの存在を知る、更にそのアイドルに自分の雰囲気を寄せて行ってる、、、という無意識の内に意識が始まっていた展開がすごくいいなって思いました

きっと普段からリーマンBLを読んでる人も満足な内容なのだと思いますが、リーマンBLを積極的に読まない人でも大人過ぎたりする事なくBLの良さを感じ切る事が出来る作品だと思いました
迷ってる人がいたら是非読んで欲しいなと思います

13

両片思いの神作品

電子版で読んだのですが、良すぎて紙でも欲しいです。
勘の悪い私には、最初神田がなんであんなにうざがらみしていたのかわからなくて、

神田も好きだったんだ。上野に好きになって欲しかったんだ、と途中でわかると、
2回目よんだ時に神田の行動すべてがいとおしかったです。1回目は平気だったのに、2回目は読みながら泣けた。
みんな大好きな両片思いものですけれど、これは本当にみんなが好きな作品だと思います。
単行本化の予定が最初はなかったときいて、応援したいと思いレビューしました。
本当に本当に素敵なお話です。
絵が大丈夫なら絶対読んで欲しいです。
ちなみに私は上野のビジュアルがめちゃ好きです!

7

電子書籍派の方へ

有償の10P小冊子付きが売っているのは(少なくとも現時点では)rentaのみです。自分はすんでのところで気づきましたが、通常版買ってたら後悔してたのでとにかく伝えたくて。ちなみに竹書房だけど修正は白抜きです。この巻では本番なしで、白抜きだなぁってコマもそんなに多くないです。

さて、非常に良かった!!!これは今年1の可能性が十分ある。現代のBLの旨味があるところも好き。大っぴらにこそしないまでも同期数人にはゲイと言えて、会社内でも特に不利益は受けず(小林もそう。上野は実家極太の安心感からくるカムアウトかも知れないが。)、でも本質的な部分はさらけだすのをためらう。これは性的指向とは関係無く誰だってそう。神田には父親の存在がある。実家極太の相手にこの父親の存在をああいう風に受け止められて卑屈にはならない神田が本当に愛しいし、互いが互いを好きになる説得力がある。そこがリアルだと性愛に及ばないこともあるかも知れないけれど。大人だし会社では頼られてる男が、弱ってるの最高。完璧超人みたいな2人じゃ無くて、欠点もある人物描写に弱い。

ストーリーも作画も地に足がついている感があり丁寧で、全てを伝えきらず描ききらず、表情だけで見せたり、第三者を通して見せたり、デフォルメで表現したり…あぁ漫画がうまい!顔の描きわけもうまい!続編があるですって!無論買う。

読み返したら小林スーパーファインプレイよね。あと「そんで生まれ変わったら〜」のセリフがヤバい。早く抱きしめろ。抱きしめてた。

31

切なくて愛おしい

リーマンものが大好きだしSNSでも良いと評判だったので読んでみたらすごーーく良かった。

ストーリーは両片思いのすれ違いでいたってシンプルなんだけど、二人の感情の移り変わりの描写がきれいに1巻で収まっていて、最後あわただしいなとか無理やり収めようとして説明的すぎない?とかの違和感なく二人に気持ちよく感情移入できた。

神田ははたから見たらちゃんと恋愛感情としての好意を口にしているんだけど上野はそれを全くわかろうとしていなくて…けど過去のトラウマ描写があることで、そりゃあんなこと言われたらめちゃくちゃ慎重になるし素直に信じて速攻相手の気持ちに応えるとか難しいよね…わかる…となる。

一方の神田は神田で無自覚段階から上野の好みに髪型寄せてったりとか、本当に友人か?とモヤモヤしたりとか、だんだんと上野が気になっていく過程がよい。実は家庭環境に引け目に感じているけれども表面上はそれを全く感じさせないしごでき陽キャで、なのに自分の弱い部分を察して気遣う上野の優しさにふれて甘えたくなっちゃうっていう…そーゆう気持ちの変化が愛おしい。

重要な脇キャラの小林は当て馬として登場するわけでなくカムアウトしたことでほんのりと絡んでくる、きっと現実でも会社だったらまあこんなもんだよねと思わせる程よい距離感の後輩。でも要所要所で二人の関係がドライブする際いい仕事してくれるグッジョブな奴で好感度高かった。小林の若気の至りの過去話し読みたいなあ。

彼らの勤めてる企業はセクマイ差別が蔓延してる古い体質ではなく、かといってゲイだってカムアウトしたらそこそこ広まっちゃうってくらいの…令和のコンプラが程々に行き届いたそれなりに意識がアップデートされた上場企業なんだろうなあと想像でき物語の解像度が高まった。なんとなく日暮里から東京駅まで山手線使って丸の内辺りの企業に通ってません上野くん?とか妄想したり笑

普段あまり感情を表に出さないクールな上野の欲情スイッチ入ったシーンが普段とのギャップも相まって大変色気があってやばかった!そしてセリフでの説明はないけど上野キスうまいのでは??と思わせる情熱的なキス描写もスキ。

気持ちが通じ合ったシーンは二人のしんどさがMAXになってからの両思いでめちゃくちゃカタルシス!その後の上野のデレと神田への溺愛はご褒美すぎて最高!待ちきれなくて迎えに行っちゃったり、張り切ってテーブルセッティングしてご馳走つくっちゃったりと上野の内面の舞い上がり様が垣間見れて、そっかあー上野そーなんだそーゆうやつなんだーー…と神田と同じ気持ちになりつつ今後の続編にめちゃくちゃ期待!

17

文句なし!の「神」

ずっと気になっていて電子化を待ち、やっと読むことができたこちらの作品。

レビュータイトルどおり、文句なしの「神」!です。

壊したくない大切な関係だからこその上野の「友達でいよう」という言葉や、”好き”という気持ちが溢れて、友情の壁をどうしても突破したい神田の気持ちどちらにも共感・感情移入できて、心が揺さぶられました。。

二人のキスシーンだけでも可愛くてきゅんとして満足だけど、やっぱり体も繋がって満たされるところも見てみたい、という欲が…続編お願いしますキリッ!と思っていたら、続編決定したんですね!!嬉しい✨

エッチはもうなくてもいいので、二人のラブラブ・イチャイチャをより多く目に吸収させたいです笑

(余談ですがなぜか私、途中まで攻め受け反対だと思っていた…なんでだろ?
神田が受けっぽい言動になってから初めて「あれっ!?」と思い始め、神田が上野に襲いかかったシーンでやっとちゃんと気付く、という;)

4

感情を揺さぶられました!!

連載時から談話室で話題となっていて、レビューランキングも上位で気になっていた作品。こちらがBLデビュー作ですね。評価やレビューは見ずに読んでみました。
(以下ネタバレありますのでご注意ください)


まずは絵がとっても綺麗!受けも攻めも美形で、且つちょっとあたたかみもある絵柄で好きです。
またなんと言っても、スーツがとても綺麗に描かれています!神田のスリーピース最高です!スーツフェチにはたまらない♡

攻めと受けの両視点で、気持ちのすれ違ってしまう二人の心情を丁寧に描いてますね。
ストーリーは割と王道な両片想いだな〜、と思いながら読んでいたのですが…。

中盤、上野の部屋で神田が「相手 俺じゃだめ?」と告白するシーン。
神田にフェ○された後の、上野の変貌が凄い!目の色が変わり、突然雄化するのがもう、色気ムンムン!からのキスの雨に、神田に二人のを握らせて自分はギュウッと抱きしめてガブガブキス!
というこの描写が凄かった!とにかく上野の雄みがもの凄くて、ドキドキゾクゾクしました!
それまで抑え込んでいた感情が噴き出すような、素晴らしいキスシーンでした!

上野はあるトラウマから、神田の気持ちをすぐには受け入れられない。
両想いなのに気持ちがすれ違い、ギクシャクしてしまう二人が切ない。弱っていく神田がかわいそう(泣)

そして、神田を知りたい、でも怖いと、上野が一人涙するシーンは、切なくてもらい泣きしてしまいました、うう〜。

終盤、上野の家で二人が自分の気持ちを吐露するシーン。
振られたと思っている神田のつらさや、神田の気持ちを受け入れることが怖い上野、二人の心情が、読んでいて身につまされるというか、胸に迫ってきて、ここでもまた泣けてしまいました。なんとも感情を揺さぶられるシーンです!

最後は上野が勇気を出したというか、殻を破ったというか。よかった!上野がんばったね!神田の嬉しそうな笑顔も可愛い。
そして、ここでも素敵なキスシーンにキュンとさせられました♡

両想いとなった後。
神田の「家行っていい?」への、上野の笑顔の「おいで」には、もう心臓をズキューンと撃ち抜かれました!!!何これ、カッッッワ!!!ヤバ!!!!w
好きと認めてからの、上野のデレの洪水が、半端ないです!ニヤける〜〜w

神田を姫抱きしてからのキスシーンも素敵!上野かっこいい、神田は可愛い。

終盤はズキュン!となるシーンが目白押しで、もう心臓がもたないよ〜〜という感じでした!キュンの嵐だ〜〜w

最後に濡れ場がありますが、初めてなので挿入はなし。挿入なしで終わるって珍しいですね。
初めに読んだ時は、ないのか〜と残念だったのですが、読み返してみると、たくさんキュンキュンさせてもらって、挿入なくても満足な読後感を得られました。
とにかく本作はどのキスシーンもとても素敵です。上野の男らしさを感じられて萌えます♡

読む前に想像していたよりも、ずっと感情を揺さぶられて、たくさんの萌えやキュンを摂取できる、素敵な作品でした♪

続編決定とのこと。そちらも楽しみにしています!

紙本 トーン修正(薄めですが、よくみると筋など見えるコマも。濡れ場は少なめです)

16

待った甲斐がありました!!!この気持ちを共有したくなる1冊!!!

とにかく読みたかった…!待ちに待ちましたが待った甲斐があった以上の満足度!
これだけ読みたくて待つ時間が長いと期待値が爆上がりしてしまいがちですが、そんな振り切れたメーターすら一蹴してしまえる程のパワーのある作品でした

パワーがある、と言っても決して圧があるとか勢いが凄いとかではないのです
寧ろ正反対
とっても「読ませて」下さる1冊
ページを進む度に「え⁈」という驚きが何度も訪れます
心臓がギュってする驚きではなくてお話しの面白さの驚きが大半なのでどんどん引き込まれます

もう溢れるほどのレビューが上がっていますが、この作品を読んだら「すっごいいい作品に出会ったんです、私!!!」という気持ちを皆さんに知って欲しくなるし、出来たら多くの人に読んで貰いたい!という気持ちが自然と沸き上がります

キャラ萌えするというより作品に惚れこむ、やまやで先生のデビューをお祝いしたくなる、そんな感覚がムクムクと沸き上がって来てレビューを書きたくなっちゃうんです♡(あ、もちろん神田君のいじらしさは可愛すぎるし上野君の苦悩を見せないいじらしさも堪らない‼のでキャラにも十分萌えますよ♡)

ほんとに心から読んで良かった!って思えるしたくさんの人に知ってもらうべき作品だと思います!

やまやで先生、デビューして下さってありがとうございます!
先生のこれからの作品も絶対に追いかけたいです(≧▽≦)
そして続編決定との事!!
嬉し過ぎるじゃないですか♡♡♡最高ですっ!!!

12

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