Enamaさんのマイページ

レビューした作品

男性Enamaさん

レビュー数0

ポイント数2

今年度666位

通算--位

  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 小冊子
  • GOODS
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

丁寧な作品

デビューコミックスと知り驚いた、とても洗練されたタッチ。そしてコロコロと変わるくんの表情が魅力的で、画面が華やかです。

自分たちがいつの間にか失ってしまった新鮮な視点で心を貫くゆうくんの言葉、好きの意味が変わっていくくんの京くんへの想い…
1冊としてストーリーの流れや没入感が美しく終始楽しめました。

スーツ姿だけでなく、学ラン姿の京くんもとても刺さりました。
5話と6話の扉絵めちゃくちゃ可愛いです…!構図も細部の描き込みも素敵でした

ぜんぶかわいい

咲先輩のピュアで優しい愛らしさが、三澄くん視点で自然に描写されながら始まります。ストーリーが滑らかでありつつほわほわした雰囲気なので、終始内臓に優しい上質なキュンを摂取できました。
恋愛に対する価値観において咲くんに親近感を感じられて、コミュ強同士の軽快なトーク展開も含め変に引っかかるところがないとっても素敵な作品です。
ときめきを学ぶうちに三澄くんに本当にときめいてしまう咲先輩があまりにもかわいい…
予備情報はあまり入れずに、真正面から楽しんでほしいです。

激ヤバ特典が幻とならずに本当によかった!!!

褪せないきらめきの本編・装丁・新規描き下ろし等、新装版としてこれ以上ない1冊になっています。表紙の蒼生くんが初恋すぎる。

カラーイラスト3ページ目と新規描き下ろし「学校ではほどほどに。」が特にお気に入りです。みんな大好き輝人くんと勇志くんの初出し要素もあります!

最大の衝撃は新装版から収録された、雨宿りカフェの過去特典です。
これ、やばいです。
みんた先生による(公式の)IF幻覚を覗けてしまいました…!!
想像上でキュー雷をもう1冊読んだかのような満足感です。
自分は雨宿りカフェ時にBLと出会っていなかったので、遡って旧版キュー雷を読んだだけでは得られない感情に出会えました。

新装版にして完全版、まさに永久保存版です

追撃を読んでほしいから

以前出版されたキュー雷の内容に加え、カラーイラストや以前の特典、新規描き下ろし等と盛り盛りの2冊になっており、こちらはその1冊目です。
初読時のときめきが蘇る感覚、今のしんあおを見られる感覚でレアな体験ができました。

新規描き下ろしの「心理戦」がとーってもかわいいです……
以前からの可愛らしい絵柄から更に磨き上げられたタッチの、まさに恋の表情!な慎吾くんの装丁も素晴らしいです。紙書籍推奨。

もちろんこちらも充実した一冊なのですが、2冊目の「追撃」の新装版が新規コンテンツ含め最高なので一緒に読んでいただきたいです。

人生の一冊

年を重ねるだけじゃ、大人になんてなれない。親にだって、なれない。
家族とは? 親とは? ひろくんの成長を追いながら2人の「パパ」が自分たちにとっての答えを模索する話です。
3人が築きあげる「愛(Love)」と「家族」が詰まっています(R描写はないですが奈央くんと愛くんのパートナーとしてのラブもあります。あまーい。)。家庭環境で苦しんでいる自分には奈央くんに感情移入しすぎてしんどい部分もあります。でも愛くんが考えを巡らせて必ず奈央くんを救ってくれる。ラストは涙が零れ、じんわり温かい気持ちになります。
そして終始言葉選びが100点満点です。2人が常にひろくんの気持ちファーストなのも素晴らしい。
自分に子どもはいないけど、迷いなく人生の指針にしようと思った作品です。

好きってなに? 恋人ってなに? BLってなに?

「好き」だから「恋人」になる。「好き」だから「同棲する」。 …本当に?

自分の好意に従いド直球アプローチする湊と、恋愛観を拗らせに拗らせた結果彼のようにできない航の物語。考えさせられる要素もありますが、あくまでも爽やかでコミカルかわいいラブコメ。おもに航視点。

かわいいし面白いしそこを具体的に挙げていったらキリがないので、航の恋愛観についての感想をば。
好きな相手に好意をぶつけて相手に見返りを求めることができない人って、決して少なくないと思うんです。でも、航がもがきながら・時には周囲の人生の先輩(時々バブ)からヒントを得ながら、自分で自身の航への気持ちに気づき整理し答えを見つけていく姿が、人間くさくて、そして立派できらきらしていました。自分も自身の気持ちと今一度向き合ってみようと決意できた、かけがえのない一冊です。
そしてこの深く難しい話題を軽快に読めるラブコメへと落とし込む技量たるや。決して難解な話でも、薄味な話でも、また極端に現実離れした展開もありません。航も湊も違和感なくただかわいいです。

そしてR描写はなし。個人的に、ただやってるだけでストーリーのない作品や、ラストで一件落着エッチ且つそこに至る経緯があやふやな作品はBLの皮を被ったエロ漫画だと思っているので(そういう作品も好きですよ、エロ漫画として。)、エロの有無に関わらず、丁寧に2人の心情や関係が紡がれている今作は紛うことなき傑作BLです。みなさんはどうなんですかね…。

自分にとって「好き」とはなんなのか、「恋人」とはどんな関係なのか考えながら、2人だけの恋模様を何度も何度も大切に読ませていただきます。