嫌だと言ってモラトリアム

iyada to itte moratoriamu

嫌だと言ってモラトリアム
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神78
  • 萌×245
  • 萌27
  • 中立13
  • しゅみじゃない6

--

レビュー数
24
得点
664
評価数
169
平均
4 / 5
神率
46.2%
著者
Hiカロリー 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784047376137

あらすじ

ダメって言うまで やめないよ

ミツは高校時代、片想いしていた幼馴染のナナと身体の関係があった。
しかし、突然ナナに「こういうのもうやめる?」と聞かれ、嫌だと言えず失恋してしまう。
それ以来、ナナと連絡をとることはなかったが、気持ちは引きずったまま大学生になったミツは、バイト中に彼と再会してしまう。
自分に気づいていないようで安堵したのも束の間、バイト終わりを待ち伏せされ、一緒にミツの家に行くことに。
そこでなぜかミツに執着を見せるナナ。
傷ついた記憶がよみがえる一方で、彼への想いが残るミツは――。

表題作嫌だと言ってモラトリアム

ナナ、一条七生、大学生
ミツ、宇多川、大学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし ハッピーバースデー!
  • カバー下

レビュー投稿数24

No Title

【私的好き要素】
幼なじみ・両片思い・身体の関係から始まる
【スケベ度】
★★★★☆
→致してるシーンは多くないけど致してる時の表情がえっちすぎて最高

物語の流れはセフレの関係から始まり、両思いなのにお互いに素直に気持ちを伝え合いきれずに関係がこじれて疎遠になって…みたいな王道的ストーリー。序盤〜付き合うまでのストーリー展開、キャラクター性、台詞回しは個人的にはそこまで刺さらず。ただ、付き合ってからの甘々なシーンとラストの綺麗な終わり方が好き。むしろこれからの二人の話が読みたい…!
あと、SNSで一目惚れした作者さんの絵柄がはちゃめちゃに良い!!絵柄がほんとにすごく好みで、一コマ一コマがとても目の保養になった。
付き合うまでの過程を読むのが大好きマンだけど、この作品ばかりは付き合ってからのイチャラブセッのシーンの方が一番好き。自分の気持ちに素直なミツと、そんなミツに絆されて余裕が無くなるナナが良すぎる…。
夏が嫌いだったけど思い出が塗り替えられたとお互いに打ち明け合うラストシーンも個人的に好き。あの夏の日にお互いに同じくらい傷ついて同じ気持ちを抱えてやっとここまで来たんだね…と胸がギューンとなってしまった。

0

教訓!本気の恋に駆け引きは不要也

先生の「ドアの向こうにはロマンス」がとても好きだったので遡ってこちらの作品も読ませて頂きました

幼馴染みのやり直しLOVEです
割と展開自体は予想通りの範疇ですれ違ってしまった時間にもやもやと悩み、振り回され、それでもやっぱり好きで…!!という両片想いの一途さを楽しめる1冊です♪

どっちもどっちで相手を好き過ぎる気持ちと、自分への自信の無さから臆病になっちゃって、よせばいいのに相手を試す様な変な駆け引きみたいな事を言っちゃって取り返しがつかなくなる、、、というヤツです

せっかく仲良しな幼馴染みなんだからもっと話したら良かったのにね?
イケメンDKのナナは恋に溺れて無様になっちゃう男のホントのカッコ良さをまだ分かってなかったんだろうなぁ~
不用意な一言であんなにミツを傷付けちゃって…٩( ・ิω・ิ)۶プンプン
でも、おんなじミスを繰り返さずに必死になった後半は頑張りましたね~♡

ミツもミツで厄介で大変w
ナナが必死になってるのに隠れちゃう、、、
もぉ、、、無駄な時間を (*´д`)ハァ…んもぉ…ッ

って、、、チクチク思って、、、私、気付きましたΣ(゚Д゚)!!
この作品タイトル!!!
そう…!!
この子達は今が1番人生で無駄な時間を謳歌して、その無駄な時間こそが贅沢だ!と後で気付ける大人になり切る前の貴重な時期!【モラトリアム】真っ最中に居るのだ、という事を…!

そしてきっと彼らは学んだはず
本気の恋に必要なのは駆け引きなんかじゃなくてちゃんと伝える事だって♡

もぉ完全に夫婦喧嘩は犬も食わねぇってお話しでした( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
2人とも良かったね!
あと!くれぐれもコウちゃんとハルくんに感謝しなさいよぉ~笑

評価は萌~萌2ですがキャラ、特にナナが魅せる色気のある表情とあとはお洋服ナド含めたキャラデザやスタイルが好きでしたので、作画萌え加点強めで萌2にしました♪

修正|輪郭ケバケバ系白抜き&たまに無(ebj)

1

ツッコミどころは多々あれど、綺麗な絵柄と執着攻めが良きでした

「ドアの向こうにはロマンス」は連載中に拝読しました。こちらはアワードランクインで気になっていたので読んでみました。商業デビュー作ですね。

まず絵がとても綺麗!
攻めのナナは色気のある男前、高身長でかっこいい!ミツをロックオンしているねっとりした目線がエロいです。
受けのミツは目が大きくて可愛いけど、しっかり男の子な感じがいいですね。
わりとしっかり体格差あるのも好きです。

再会後の最初のキスシーン。
とても丁寧で官能的な描写に読んでいてドキドキします。
後日のトイレでのキスシーンもすごくエロチックですね。先生の描くキスシーン、すごく好きです。ゾクゾクしちゃいます。

ただ、ナナがミツに「抱きしめたいしキスしたいしそれ以上もしたい」って、もう明らかに口説いてるし、好きって気持ちが態度にも出てるのに、ミツ気づかないって鈍すぎん!?てちょっと思います。昔のことがトラウマになってるとはいえ。

ナナはナナで、ミツを試すようなこと言って、翻弄するような態度を取るので、いや君はずっと片想いでミツが好きなんじゃないんかい!とツッコミたくなります。気持ちと行動がちょっとチグハグに感じるんですね、う〜ん。
ミツに距離取られちゃうのは自業自得な感じしますね。

後半ではミツの友達二人がナイスアシストでした!この二人、察しがいいし、性格いいし、かっこいいしで好きです♪

二人は高校時代に結構な期間、体の関係があったので、その間にナナが告白する機会なかったの?とちょっと思いましたが、まあ無事くっついてよかったよかった。
同時告白のシーン、ナナの「愛してる」に長年の想いの重さを感じて萌えました♪

最終話はイチャコラする二人が大変良きでした♡
「好きすぎて頭おかしくなりそう」いーいセリフだなぁ。

ちょっとツッコミどころは多かったですが、綺麗な絵柄で、執着攻め好きなので、最後まで楽しく読めました。今後が楽しみな作家様です。
高評価の「ドアの向こうには〜」も単行本で読んでみたいです。

書き下ろし、カバー下、電子版特典(2P)、どれもよかったですが、カバー下の「二人の関係を察した友達コウちゃんの記憶」が特に好きです♪

シーモア 白抜き修正

1

解せない性格が面白さの足を引っ張る

とても面白く絵も綺麗で読みやすかったです。デビュー作品として評価するならばレベルが高く素晴らしいです。
攻めのナナはモデルのような容姿で人目を惹くハンサム君。ルックスの良さを自覚しているような若さ故のおごりを感じさせる自信家の雰囲気があり、ピアスもしていて大学生らしいセクシーさがあります。
受けのミツは美人で優しい性格。ナナの押しの強さにノーと言えず突然の再会に戸惑っています。

ここからはナナ君への苦情です。
幼馴染で高校時代友達以上に仲良しだったんでしょ。大好きだったんだよね?だったらなんであんな人を試すようなこと言うかな?
偶然の再会後また以前のように一緒に居たいと思うなら、あの夏突然ミツに言った言葉に対して何の言い訳もなく何も無かったように振る舞える神経がよく分からないよ…。

その部分に納得出来ずに評価を下げてしまい申し訳ありません。
ナナの気持ちは分かるけど、もう少しこの大事なエピソードをふくらませてドキドキさせて欲しかったです。そこがクリアー出来たら評価は神までアップします。
まだ1回しか読んでいないから何度か読んだら気にならなくなるのかな?
次作も楽しみ、チェックします。

0

なぜ!

面白かった!面白かった上で、ここまで執着するならどうして過去あの手を使ったのか、せめて再会した時すぐ謝れなかったのかってとこに腹立ってきちゃって、ミツが可哀想になっちゃった。ヘラヘラしてんじゃないぞ!!!
ナナのエロい雰囲気も、ミツの可愛いとこも好きだけど、ミツよ、本当にその男でいいのか。またミツのお友達がすっごくいい子な分、ナナめ…って気持ちになってきちゃって。「二度と離れないで」って話したのはナナじゃないか!
キャラクターとストーリーさえ上手くハマれば人気作家さんになりそうな気がする。手厚いレーベルから作品出してほしいなぁ。

0

大好きすぎる

幼なじみ両片想いすれ違い…好きです!2人ともかわいい♡なんでこんなにこじれてしまったのか…お互いが大好きなのに。ナナくんの愛重めで好きすぎる…不器用なところもビジュアルも好きすぎる…余裕ぶってるけど本当はミツくんのこと大好きすぎて不安だったんだよね。途中のちょっと意地悪なとこも良かったけど想いが通じあってからの甘々なかんじも良かったなあ。過去の反省から好きって言うようにしてるのかなって。
ミツくんも…ミツくんがまたカワイイノヨ♡ナナくんに無理矢理色々されて困り眉で赤くなってるのがたまらん。かわいい!!はあ〜もう2人とも大好き。ずっとナナミツのことばっかり考えてる。続き出ないかな?
ほんとにキュンなお話で絵もきれいで読みやすくて萌えが詰まってる最高の作品でした!!

0

攻めの激重愛が好きすぎる…

幼なじみの両片想い最高すぎたーー!!!(特に攻めの年季の入った愛が強強で最高すぎるし、絵も好みすぎるー!!)

というこのお話。

高校時代、攻めが受けを好き過ぎて体の関係に。でも受けが女子に告白され、喜んでいるのを目撃し、自ら体の関係を終わらせてしまう。受けはショックを受け失恋。
それから大学生になり、受けのバイト先に攻めがやって来て再会し、そこから攻めの激重愛をぶつけられ…

最高オブ最高。

まりあげは的キュンポイントがいっぱいつまっていた!!
攻めはこれくらい受けを好きでいてほしい…マジで。しかもこれが初コミックスとか、本当に次回作も期待大(プレッシャーになったらごめんなさい)すぎる…!

攻めの長い激重愛好きな方は、ぜひオススメです(胸を張りながら)



0

違和感しかない

小中高と幼馴染でセフレでもあったナナとミツが大学で再会したところから始まるお話です。

再会後のナナがミツを好きなことは一目瞭然なのに高校時代に別れを切り出したことが不思議で、ミツに対し強気な言動をする割に告白しないことに違和感しかなく、お話に入り込めませんでした。

ナナが別れを切り出した理由はミツに別れるのは嫌だと言ってほしかったからでしたが、その前に告白するほうが先では?としか思えませんでした。
タイトルを回収したかったのは分かりますが、それならナナが告白しない理由も描いてほしかったです。

ebookは白抜き修正でした。
両想いになってからのえっちはミツが素直で可愛かったです。

7

王道が読みたいときに。

幼馴染み×拗らせ×両片想い×執着×溺愛の王道作品。
絵は綺麗だし、かっこいいのでそこは間違いはないです。
とにかく上記キーワードが読みたいとき、ただただじれじれキュンキュンとしたいときにオススメです。

ただ、それ以上のものが読みたいときは物足りないかも…。どこを取っても見たことがある感じしかないです。タイトルが一番捻ってるかも?
冒頭が面白そうで期待した分残念です。
デビュー作のようなので、先生の今後に期待します!

2

バッキバキの両片想い

賛否両論で気になっていたこちら・・・

誰がどう見ても絶対両想いなのになぜか拗れまくっている二人、という設定にちょっと?があったかも・・・?好きだから慎重になっちゃうのはわかるんですが、DK時代から周囲も公認レベルのイチャつき加減だったわけで・・・なんかすぐ誤解とけそうだけどなぁ、、大学も知らないとか無理あるジャン_(:3 」∠)_

とまあ、気になる部分はあるんですが、そこを無視して読めばただのイチャラブあまあま幼馴染モノで、これはこれで美味しいです!

ナナが結構イジワルなのがいい・・・そしてナナにめちゃくちゃ甘いミツ・・・決意したのに流され侍がすぎる!とも思いますが、元から関係があったことを考えるとそこは自然なんだよなあ・・・キスで終わるわけないし、「ホントは期待してるんでしょ?」と言われて赤くなってるところがめちゃくちゃ可愛いです、ご馳走様です。

もっと付き合った後も不安になったり周囲を牽制しまくるナナくんとか見たいんですが、お互いにお互いのことが好きすぎるのでそれはちょっと難しそう。ラストのイトコちゃんとのやりとりは微笑ましかったです。本当になんて写真撮ったんだ笑

3

絵は凄く好み

こちらの作品がデビューコミックスなんですよね?2次創作で声を掛けられたそうなので、絵は抜群に上手いと思いました。

ただストーリーはもう一歩と言ったところでしょうか?冒頭に別れのキッカケがボヤかしてあったのですが、後にそのシーンが明らかになると「え???そんなことで!」って呆れの方が強くて…確かにあの時のミツはデリカシー皆無だったしナナは臆病で先走り過ぎだしと妙に白けた自分がいました。

2人の表情とかミツの切ない心情の描写とか雰囲気は凄く良いのですよ。なので2人が別れてしまった理由が凄くショボく感じました。ここら辺はこれから進化して欲しいですね。

待ち合わせしてナナが逆ナンされるシーンを見て怖気づくミツの感情とかは凄く良かったし、ミツの友人のアシストも凄く良かったです。
もっと大学内でのナナのモテっぷりが見たかったし、それを冷たくあしらうシーンが欲しかったです。せっかく同じ大学なのでエロを減らして学生らしいシーンが欲しかったです。2人がサークルに所属してないのも、シーンを省くためなのかと穿った見方をしてしまいました。

凄く実力がある作家さまだと思うので次作に期待したいと思います。

1

幼馴染み再会BL!!しかも両片想い!

幼馴染み再会BL!!しかも両片想い!
もう最っっ高でした。
ナナくんとミツくんずっとお互い思いあっていたのにすれ違いから別れることに…。
ナナくんのミツくんに対する執着&独占欲強いのが良い!
もうとにかくミツくんが1番!て感じで必死になるところが純粋に可愛い!
一方のミツくんは失恋したことでトラウマ状態に。本当は今でもナナくんのことが好きなのに、また別れてしまったらという恐怖心から壁を作り、距離を作ろうと頑張る姿が健気で切なくもなりました。
紆余曲折ありましたが、ハルくんとコウくんのおかげでようやく本当の両想いに!
誤解が解けた瞬間、2人の間に甘々な雰囲気が♡
エッチ中の甘々なセリフもたまらない!
エッチシーンが本当にエッチで2人の絡みが最高でした。
2人が幸せそうでよかったです。
嬉しい感動的な結末に心をグッとつかんで離されませんでした。

1

少しずつ追い詰めていく

嫌だと言えないミツ(受け)を少しずつ追い詰めていくナナ(攻め)がたまらなく良かったです!このジワジワくる感じがたまらなく好きです!
ミツの心の内を丁寧に描いて下さっていたので感情移入しすぎて感情の浮き沈みが激しくて辛い部分もありましたが結果何だったんだーと思うくらい幸せな気分を味わえました。
絵が綺麗で話も丁寧!スケベシーンあり!
幼馴染、拗らせ愛が好きな方は是非に!
名場面はトイレです!(致してはいないです)

0

拗れまくって遠回り

幼馴染で元セフレ、そんなふたりの両片想いのお話でした。

セフレを解消してから疎遠になっていたナナとミツが大学生になって偶然再会し、なんだかんだでまた関係を持ちながら。やがてお互いの気持ちをきちんと相手に伝えるまでが描かれていました。

最初に関係を終わりにしたいと言ったナナのほうがグイグイきて、戸惑いながらもナナのことが好きなミツは抗えずセフレ(仮)みたいな関係になってしまって。
高校時代と同じことを繰り返しているのは良くないことだとわかりながらも、求められたら拒むことができないミツの様子は切なくもありましたが…
そもそもどうしてセフレ解消という流れになったのかわからず、このふたりはなぜすれ違っているのだろう?と不思議な気持ちに。
その答えはきちんと明かされるのだけど途中のふたりのやり取りから、もしかしてシリアスっぽい結末になるのか…?なんて思っていたら、それほど大きな問題でもなくて。
拗れまくったわりには着地点は甘々で、うまい具合にふたりに振り回されてしまったなぁという印象でした。

お話の中身は「うーん?」と思う部分もあったのですが、ナナの重たくて面倒くさい愛情表現と執着はすごく良かったし、ビジュアルもめちゃくちゃ好みだったので、最後まで楽しんで読むことができた作品でした。

2

誤解

 心理描写が上手すぎてたまらん。
 受けがべらぼうに可愛い。攻めもカッコ可愛い。
 特殊プレイしていないのに、えろ度が1000くらいある。絵も綺麗。

0

骨格は面白いと思った

初めましての作家様
表紙買いです

構成だったり表現は好きだったけど、ありえない展開とキャラクターが好きになれなかった、、。

高校時代に幼なじみから身体の関係を持つようになったナナとミツ。ある日ナナが関係を終わりを告げられ拒否できなかったミツは失恋します。大学生となり偶然再会すると、ナナが執拗に迫ってきますが、未練があったミツもハッキリ拒絶できずに交流を再開させます。

タイトルにある"嫌だ"は、高校時代の別れたくないの"嫌だ"、大学時代のナナを止めるための"嫌だ"、と上手く掛けてあると思いました。
また高校時代に別れのきっかけとなったのは、女の子に笑うミツ。大学時代に関係が動くのも、女の子と一緒にいるナナがきっかけで、状況の逆転とデジャヴが組み込まれていて構造が面白いと思いました。

一方で"萌え"と言う点に対しては、ナナはメンヘラ執着だし、ミツは鈍感だし、すれ違いだけど、うずうずしちゃうすれ違いではなく、イライラしちゃうすれ違いで萌えは…。
描き下ろしではイチャイチャして萌えはあったものの、本編とキャラ変わってるし別物語みたいでした。

技法は素敵だと思いましたが、それに組み込むためなのか、キャラクターやイベントが不自然で勿体なく感じました。

7

王道ですね。大好物です。

両片思いのふたり(主に攻くん)が傷付いたり葛藤したり臆病だったり勇気出したり王道まっしぐらに展開していくの様は、ふんすふんすでキュンキュンどギュンで最強の栄養源です感謝です。








タイトルが超絶効いてるなと個人的には思いました。


再会後、ハッキリ『嫌』を言うミツ(受)。
高校当時にはナナ(攻)の欲しい『嫌』が、ミツからもらえなかったんだとわかったときは、過去と今で二重にナナが傷付いたんじゃない?!とか考え(個人的見解です)なんだか胸が苦しかったです。


モノローグはほぼミツなのに、ナナの心の葛藤がわりと丸見えなので「ああ今ナナはこう思ってるんだろうな」とか、妄想力を刺激されニヤニヤニヨニヨめっちゃ健康に良ッです。




気持ちよく展開していくので、ゲヘゲヘ言いながら一気に読み終えました。
ほんッッと良質な供給を得て感謝感謝なのですが、ですが、個人的にはもうひとスパイス欲しかったなと思います。
胸に刺さる何かが欲しい。胸をえぐる何かが。

あとは幼なじみ設定も生かしきれていない感じがしました。

それと一番思ったことは、ミツが頑張るところも見たかった。ナナばっかりが頑張っていると感じてしまったので。




もし続きがあるのなら、さらなる王道展開希望です。
当て馬登場からのナナのヴィラン顔ど執着具合いを鼻息荒く見守りたい。
強気にみえて実は繊細メンタル攻と、吹っ切れた後はただただ素直なおおらか受って最高ですね。

0

視点が変われば見方も変わる

ミツ視点とナナ視点では話の見え方が変わるな〜って印象です。

物語の冒頭はお別れシーンから。
幼馴染み兼セフレのナナとミツがその後再会し、距離を縮めていくストーリーです。これといって派手な展開とかはなく、心理描写重視の物語かなと思います。繊細で丁寧な心の動きが心に響きました。


ミツ視点だけだと心許ないです。ナナの行動がハテナだらけなんですよね…過去にミツを振っておいて今なぜ距離を縮めてくるのかイミフなので。どう見てもミツに未練があるのは分かるし、誰が見てもミツに執着してるし、ミツのことを本気に想ってるのも伝わるのに、ミツを振った事との繋がりが見出すのが難しかったです。

しかし、この疑問の解決はナナ視点に全部あります。彼の視点から見ると、また物語の様子が変わります。
ミツ視点だとミツに気持ち寄せがちですが、ナナ視点だとナナに同情しちゃうかな。全体的にナナの気持ちの方がしっくりきました。
過去のミツの言動を見ると、ナナのことを本気で好きに見えなかったなぁ…ちょっと軽いっていうかチャラいっていうか。
そこはナナ視点のフィルター掛かってるかも知れませんが、ミツの記憶を補完する意味では嬉しい情報でした。


ミツに関して言うと、ナナからのメッセージ無視してるのに、ナナが美人と一緒にいたら「俺に飽きた?」の思考がよく分からないし(ちょっと面倒くさい)、少しだけミツの人物像が固まってないのかなって印象を持ちました。
そもそもこの2人、どちらも不器用すぎ。
ミツにしてもナナにしても本音で気持ちをぶつけ合ってないから、すれ違って拗れてるだけなんですよね。身体の関係持ったり、口説いたり、それを安易に受け入れて許したりしてんのにね。

友人2人の方が圧倒的に勘がよく、現状もよく見えているって言うのに、好きの感情が絡むとうまくいかないもんです。そんな2人の遠回り恋愛をドキドキハラハラしながら見守っていきました^ ^

気持ちが通じ合ってからは、文句なしの面白さでした。絵もとってもキレイで読みやすかったです。
描き下ろしもラブラブだし、電子おまけ漫画も笑っちゃうほど面白かったです♪

3

幼なじみもすれ違いも好きなので

楽しめました。

攻めくんは最初の感じだともっとSっ気あるのかとおもいましたが、肝心なところでヘタレな受けくん大好き人間でした。

絵もとてもキレイだし、お友達2人も良い人なのでこの後の大学生活も見たいです。

1

幼馴染もの

試し読みして良さそうだなと思って購入しましたが、なんというかまぁ幼馴染すれ違いこじらせ系BLとでもいいましょうか。
お互いの気持ちの表現方法により、なんてめんどくさい奴らなんだ?と思ってしまうところがすれ違い系の難しいところだと思うんですけど
お互い自分勝手な感じもあり、伝えなくてもわかるよな系なのに勝手に勘違いして距離置いたり...
めんどくささ極まりない2人だなぁーと思います
この話はそんな感じでした...良くも悪くもすれ違い系って難しい!!
もだもだうじうじしながらガチ両思いになる過程が好きな方にオススメです

10

小難しそうなタイトルを買うのは止めたほうがいい?

タイトル害(買い)したんですけどね モラトリアムという言葉がいまいち理解できてないんすわ
一時停止? 猶予期間? 準備期間? 大人の領域に踏み込めずウロウロしてる状態?

いやまぁ確かに キライになれずかといって受け止めきれもしないところをずっとウロウロはしていましたけれども


盛大な思い込みですれ違っているのはすぐにわかるんだけど  なんですかね?
好き を確認する方法なんていくらでもあるだろうに ずいぶん幼稚で 自分勝手で 他力本願なやり方を選んだな とか 

つけた傷の深さも知らずによくもまぁノコノコと とか

攻めの独占欲はいいんだけど肝心なところはヘタレだし それでいて強気なのがなんだろ? 好きになれない?

攻めに なんか変に腹黒さがあるような
自分のキモチは出さず相手に選ばせる高度な技と言いましょうか ただの狡猾さなのかもしれんが 小狡いような コスいような 

いやこれは逆に小賢しいのか?


偶然の再会から付き合うまでの短い期間のお話だし 互いの中に燻り続けた想いがあるからなんだろうけど 受けのわだかまりが全然どこにも響かなくて ただの口だけの流され受になっちゃってるんだよね 

要は 股の緩い女 みたいな

しかも友人のアシストがいいのか悪いのか 用法容量は間違ってなかってんだけど  
喰らった痛みにもう少し毅然としたものがあったらな って思うくらい軽くすんじゃったのよ 見せ場が

苦しさもせつなさも これと言って感じられないまま終わっちゃったのよ
いやまぁ 自分がそういうのに疎すぎるからいけないんだけどね 毎度 

んんん はじめましての作家さまに幼馴染に寄せる温度差をなかなか面白く読ませていただけはしたんだけど
ちょっと次への期待につながった ってことにしておいてもらっていいですかね?

9

ミスコミュニケーション

初読み作家さん+表紙買いです。

なんて説明すればいいのかなぁ。
シリアスな雰囲気のわりにすれ違いのレベルが少女漫画、だと思いました。

受けもさ、その程度 (って言っちゃ失礼かもだけど) の誤解であんな極端な避け方をして、今後も大丈夫か? 心配です (^^;)
なので、個人的にもっとコメディよりが良かったですね。

絵柄はとてもキレイで、特に攻めの顔がめっちゃイケメンでした。

軽いすれ違いの再会モノが好きな方にオススメです。

6

不器用一途な攻め最高!!

幼馴染すれ違いの男子大学生BLです!

攻めは間違いなくモテそうで、何なら遊んでそうな恋愛に対して余裕ありそうな雰囲気のある攻めで、受けは攻めに振られた過去を引きずりながら攻めを好きなのをやめることができない、そんな2人のお話です。

この遊んでそうな攻めが、実は受けに超一途でかなりの執着をかかえ、しかも恋愛不器用というギャップの持ち主で最高でした。個人的にボーリング勝負のシーン、仕掛けておきながら負けるというキマリきらないところに落ちました。

そしてそんな攻めに好かれてないと思い込み、振り回される受けの色んな表情、泣き顔照れ顔幸せそうな顔、笑顔、どの反応も本当に可愛くて私は圧倒的に受けの味方です。
結ばれてからも攻めを無自覚に可愛く煽る受け…推せます!!

本当にきゅんきゅんする大満足な1冊でした!

5

幼馴染、誤解、再び萌え上がるラブ

ナナ×ミツ


誤解だらけの幼馴染、
再会において、
受けが恋の気持ちを抑えようとするのに、
攻めが強引な執着エロアタックを仕掛けてくる!
過去の痛みと今の欲望、
そして再燃する熱い想いが爆上がりで、
大学生の青春のひとコマにぴったりな
もどかしさと甘酸っぱさがハラハラするほど、
すごく共感できるのだ!


ミツがすっとナナのことを片想いしている。
高校時代からの体の関係もあったけど、
想いを寄せるナナからの「もうやめる?」という一言で、
その関係が終わった。

その後は連絡も取らず、
ミツがただただ傷心を引きずる日々が続いた。

運命的な再会が!
ナナが、その再会の日にミツの家までついて行って
強引なエロいことを・・・

そして、なんと、
2人は実は同じ大学に通っている。
という展開。

ナナ、イケメンで、
まるで全てが手の中にあるみたいな余裕感、
興味がないものには目もくれないところとか、
完全に勝手なずるい男だけど、

ミツがそんなにナナに振り回されても、
ナナの愛がないと思っても、
どうしても拒めない、
すぐに流されてしまうのは、
やっぱりーーナナが好きだから!
さらに、ナナに拒否されるのが怖くて、
もう一度傷つくことを恐れている、
それでもナナのことが好きで好きでとちう気持ちが、
純粋で、ハートに直撃して疼いてしまうの・・・。

トイレ個室が、
2人だけの秘密のキスポイントになるのが萌え萌え!

ナナの視点から見ると、
完全に不器用で子供っぽい一面があって、
ミツへの濃厚な想いが伝わってくるし、
ミツへの執着っぷりがチラチラ見えるの、
その強引な男のギャップもいい。

うーん、でも、
ナナ、
もうちょっと悪い男っぽくいてほしいかも〜。

誤解が解けた瞬間、
エッチは即座に甘く・・・!
描き下ろしの
あまあま全開なキッチンエッチ、
もう、ドキドキが止まらない!

2人の高校時代の友達とか大学の仲間たちが、
2人の関係をじっくり見守っていることが、
恋のリアルな感じを醸し出している。

ミツがナナのことが大好きそこ、
恋心にブレーキかけようとして、
隠せない欲望ともがいている、
その切なくもどかしさと、
ナナの高飛車な態度の裏に
秘めた執着の塊にもグッとくる!
めちゃくちゃ不器用だけど、
お互いへの一途な想いや、
溢れる「好き」という気持ちや、
萌えたっぷりエロエロと共に、
ギュッと伝わってくる、
胸キュン度のマックス一冊でした!

4

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