羅城恋月夜

rajou koizukiyo

羅城恋月夜
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神152
  • 萌×244
  • 萌11
  • 中立4
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
21
得点
973
評価数
214
平均
4.6 / 5
神率
71%
著者
朔ヒロ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
シリーズ
明烏夢恋唄
発売日
電子発売日
価格
¥720(税抜)  
ISBN
9784575380903

あらすじ

3刷出来の大人気作『明烏夢恋唄』のシリーズ作品。
妖怪専門遊郭・かすみ楼を舞台に、鬼と陰陽師の禁断ラブストーリー!

「あなたのように悪い子は鬼(わたし)が貰います」

京都に住む大学生の陰陽師・紺は幼い頃から、異形や異界に夢中だった。
ある日、妖怪専門の遊郭「かすみ楼」から結界を修復する仕事の依頼を受ける。
かすみ楼へ向かう途中で出会ったのは、四本角の美しい鬼・茨木という元男娼で……?

敵対関係の二人が織り成す人外和風ファンタジー。

蜜月の描き下ろしも収録。

表題作羅城恋月夜

茨木童子(シキ),元男娼の鬼
東御門 紺,大学生,陰陽師

その他の収録作品

  • 春を待たない(描き下ろし)
  • カバー下

レビュー投稿数21

3年ぶりの続編が出るにあたって、再読しました!

3年ぶりの続編を読むにあたり、再読を始めたら、設定からしてもう切なすぎて号泣のまりあげは。


X(旧Twitter)で、3年前に購入したときの自身の読了レビューと今のレビューを答え合わせしてから書こうかと思ったのですが、なぜか検索かけても出てこず、、で、、、涙



率直に、今読んだ感想(ざっくりと)です。

・まず、鬼と陰陽師という敵対する関係が切ない。けれど、出会うべくして出会った2人

・強かった茨木が、今や探し物のために廓にいる現実…切ない…

・もう千年、愛しいものを想って探し物をしていた茨木の一途さ。あれだけ強かった人が、愛していた人の探し物を求めて、かなぐりさまよう姿、切なくなる

・懐いた瓦楽ちゃんかわいい

・幻術で逢いに来た茨木。もうこれは、、、そういうことですよね?? ロミジュリ展開大好きすぎるが、あまりにも切なすぎる2人。でも結果、茨木が好きになった相手が、紺でよかったと思う


・紺だからこそ、千年もの間、茨木がひとり抱えていた苦しみなどの感情が受け入れられたんだと思う


・角、返ってきた。よかった。よかったよ泣


・だというのに、ヒトと鬼という関係が……泣泣


・3年後……その、3年後を今からまりあげはは読むわけですね……歴史的再会に立ち会える……ワケ……です…ね??(生唾をゆっくりと呑む)



久しぶりの1巻で滝泣きしたまりあげは。
ハピエンだけど、ハピエン持ち越し的なラストで終わってしまった前回から3年後の展開が、泣かないわけがないでしょう。

そちらも続けてレビューしたいと思います。


0

鬼と陰陽師とかすみ楼の日常

鬼と、鬼の天敵である陰陽師との恋愛です。本来ならお互いに惹かれ合う様な存在でなかったのですが、陰陽師の紺は妖と仲良くなりたい、人間の中では浮いた存在だったり。そして、鬼の茨木には紺と何かしらの因縁があるようで。。

妖の船形遊郭かすみ楼で結界を修復する為に滞在している紺と楼の用心棒の茨木、そしてそれを取り巻く妖達との生活が今回はたくさん読む事が出来て楽しかった!茨木は元陰間という事もあって、話し方も、態度もとても優雅な感じのする美しい鬼です。それなのに、干し柿やら漬物やら作ったりしている所などは遊郭でありながら本当に普通に生活している妖で微笑ましかった。
今回、紺に懐いたドクロの妖、瓦楽がとても可愛らしく、大きなドクロの姿になっても、話しかける紺の優しさもあって、とても愛らしいと思いながら読みました。瓦楽の存在が茨木の紺への気持ちも変えていったんですよね。
紺と茨木がどのように惹かれあっていくのか?とても興味を持って読み進めていきましたが、
紺も茨木も自分の居場所が見つからないで今まで生きて来たのだという事が心の根底にあって、そこに、大切な人を守れなかったという後悔の気持ちを持っていて。
特に茨木は千年以上前から無くした大切な人の形見を見つけられずに、闇に堕ちる手前まで行っていたので、紺との出会いが茨木を再生させたと言っても良いでしょう。過去に陰陽師との因縁があった事と、現代の紺の妖に対する接し方が茨木の探していたモノを見つけるヒントになっていたのがとてもストーリーとして上手い!と思いました。
ラストに紺が、茨木との再会を誓いますが、次巻で紺がどんな風に逞しくなってるのか?楽しみです。
エンタメとしての要素以外にも、萌えに関してもきちんと描かれています。恋愛に疎い紺があれよあれよと茨木に奉仕されてしまって、そのまま絆された感じですが、読み進めると、紺にも人間との関係が上手く築けないコンプレックスがあったのだと。茨木も酒呑童子に対する気持ちはあっても、紺を愛しく想っている様子が鬼である故思ったように近づけなくて切なくなったり、可愛かったりして、とても楽しく読めました。

2

妖怪世界が魅力的

明烏に続き、ますます世界観と美麗な絵がマッチして見ているだけでも楽しいです。
特に茨木の美形が先生の画力ぅ〜と拝みたくなる美しさでうっとりします。
ストーリー、キャラ的にも明烏〜より好きです。
細かい設定までしっかりしていて深みが増していると思いました。

まず冒頭の巨大骸骨がかすみ楼を背負い頭上に美形鬼と土蜘蛛を乗っけている見開きで心わしづかみにされました。
元ネタは百鬼夜行?の巨大骸骨の絵ですよね。検索して歌川国芳の「相馬の古内裏」というタイトルだと初めて知りました。ためになったね〜とうれしいです。
私は妖怪については全く詳しくなく、でも史実や伝承を元にこのシリーズは作られていると思うので、気になるワードが出ると検索してそういうことか〜と知ることができるのも楽しかったです。

今作は特にストーリーにつながっている細かい設定がたくさんありどれもよかった。
・紺が人間嫌いで妖怪が友だち
・妖怪を守るために結界の術を磨いた
・その紺の籠目の結界が他の陰陽師より速くて美しいと茨木にはわかる
・だから茨木は紺は薄情者ではないと思い、紺の良さを見抜く。薄情者は自分だと茨木は思っている
・茨木がお茶が好きでお茶受け作りをするのがかわいい。紺「おじいちゃんかな?」が笑いました
・がしゃどくろは「お墓に埋葬されなかった人の骸骨や怨念が集まって巨大なドクロの姿になったといわれる妖怪」で、瓦楽は「人間の子供の魂があつまってできた物の怪なので人に優しくされたい」
・現世に行った茨木を追いかけて陰陽師に捕まった瓦楽が涙ちょちょぎれてたのがかわいい
・かすみ楼の番頭さんは白うかりという妖怪だったんですね。この妖怪に憑かれるとぼんやりしちゃうというのがおもしろい。「ふりぃぱす」がかわいい
・翠蓮の登場の仕方がかっこいい。百花の主、命の力が紺を助けるために効いてくる
・明烏〜で翠蓮が結界を出た時に茨木の助けがあった。2人の会話がいい
・紺が茨木の右手の先が「ある」と思ったのは同じ血統の陰陽師だからで、そのため結界に入れたというのも納得。それをきちんとわかるように説明してくれたのが親切
・酒呑童子は「怨みとは程遠い 豪気な鬼であったから…」かっこいいし、茨木が千年も思い続けたのがわかるし、土蜘蛛が慕うほどの人物(鬼)だった
・土蜘蛛のキャラも好き
・付喪神…文福茶釜、太鼓のお化けもかわいい
・鬼は人を攫うもの…というラストの決め台詞が最高

特に、紺が現世からなかなか帰ってこないので迎えに行った茨木が萌えだし
そんな茨木を「好きやなぁ」何も解決してへんのに…と紺が思う場面がよかったです。
物事が解決していなくて大変な真っ只中でも好きという気持ちはわきますもんね。

気になった点
・(明烏〜でも思いましたが)幽世と現世で時の流れ方は同じなのね
・茨木の妖力が強いのに交わって紺にダメージはないのね(約定を結んでいるからかな)
・酒呑の角が戻って何かドラマチックなことが起こるのかと思いましたが…それはなく。ただ取り戻したかったのか。供養できてよかったねてことか
全て先生の中では設定があると思います。私が読解力、想像力を鍛えろって話です。精進します。

今回もあとがき、設定裏話、お道具解説がおもしろいし、世界観がよくわかりありがたいです。
先生は長編がお好きとのこと。私も同じなのでうれしいです。特にBLは長編、シリーズものが大好きなのでこのシリーズが続くのがとてもうれしいです。

おもしろい要素が盛りだくさんで長くなってしまいました。
私は長く生きているくせにこれまで妖怪に興味がなく、本作で初めて妖怪に興味を持ち軽く調べたりしておもしろさがわかった気がします。
先生が描く妖怪たちがすごく魅力的なんですもん。朔先生すごい!
読み応えありまくりな作品をありがとうございます。

3

もっと人気が出て欲しい

「恋染龍雨衣」を読んだ時に、こちらの作品が関連作と知りずっと読んでみたいと思っていました。

世界観といい朔ヒロ先生の絵が色気があって美麗で素敵でした。
こちらの作品より「明烏夢恋唄」の方が先なのですが、読むのに支障はありませんでしたが「明烏夢恋唄」であった出来事がこちらの作中で語られていたので、そちらを先に読んでおく方が絶対に良いです。

個人的に鬼のお話は大好きなのですが、茨木(シキ)の侘しさとか紺と出会った時からの気持ちの変化を知ると凄く萌えました。

それと紺の現世での生きづらさとか、友達を祖父に殺されてからの決意に胸が熱くなるんです。
こんな素敵な作品を買って満足して、そのまま忘れてた自分に怒りを覚えてしまいました。

タイムリーで読んでないので発売当時にどうだったか知りませんが、より多くの方に読んで欲しい名作だと思いました。お勧めです!

2

鬼×陰陽師

妖怪×遊廓シリーズ、2作目。
今回の主人公は陰陽師な大学生と鬼!しかも敵?仇?の家系なんて、、他の方も書いてますがモノノケ版ロミジュリ。

作画は相変わらず美しいです。身体は大きいけどビジュアル的に鬼が受なのかな?と思ってましたが、逆でした。

前作に続き、遊廓モノにしてはエロは控えめ。代わり?ではないですが、モノノケ周りのストーリーが詰まっていました。ファンタジー好きには、前作よりさらに盛り上がるのでは?と思います。

今作もお付きの妖怪が可愛かったです。

2

羅城恋月夜

シリーズ作品ですが、こちらだけでも楽しめます。
世界観がしっかりあって、魅了されるファンタジーです。
とにかく絵が美しいです。

鬼と陰陽師という敵対する関係なのに惹かれる王道ストーリーなのですが、世界観がしっかりとあって、二人の気持ちがとても繊細に丁寧に描かれているので響きます。

ハッピーエンドまでしっかり描かれていないので、これからの二人の時間はまたどこかで読みたいです。

あまりファンタジー作品は読まないのですが、こちらのシリーズは好きです。

1

茨木の表情

ぜひぜひ茨木の表情の変化を見てほしい!
何年も何百年も何千年もずっと辛い思いをしていたから…切ないくらい茨木が笑わなかったのに、途中からふっと見える笑顔がキレイすぎて、そしてあるシーンの茨木は若いからなのか彼といるからなのかとても可愛くてニコニコしてる!もう、あの笑顔が好きすぎてずっと見ていたい!!
でも、現実の茨木も時を追うたびに表情が柔らかくなってきてラストあたりのちょっと悪戯っ子のような表情もめっちゃ好き!
表情のことしか言ってないけど少しずつ変化していく茨木を皆に本当に見てほしいです!
朔ヒロ先生表情で語らせる天才だと思います。
このシリーズまだ続くようで、またこの二人がワンシーンでもいいので見れることを楽しみにしてます!

2

世界観と人物像が素晴らしい妖怪遊郭BL

前作「明烏夢恋唄」が好きで、今作を知り購入しました。

かすみ楼という遊郭が舞台なのですが、全作以上に世界観や人物像の描写が深くて。
BLですが歴史ファンタジーを読んでいるような素晴らしい作品でした。
(前作を読んでいるとより楽しめますが、単品でも大丈夫です。)

テンポ良く進むストーリーの中にも、不穏なソワソワとする展開と、鬼と陰陽師という立場だからこそ上手くいかない恋...禁断ラブストーリー的展開。
ただ、2人以外のキャラも良いですし、妖怪という異世界の設定や過去の話、自分の性格に対するコンプレックスなど全てが物語の核をまとう大切な要素で、読後の満足感がとてもありました。

恥ずかしいですが、私は切ない2人のすれ違いに萌えるタイプですのでそこも充分満たされましたし、
夜のシーンも扇状的でした♡

私は史実や伝記を元にしたフィクション、妖怪やその世界観、そして遊郭という舞台好きなので同じような趣味の方は絶対買いですね!
遊郭BLでストーリーが深いものって中々出会えないなぁと思っている時にこのシリーズに出会えたので嬉しかったです。

次作もあるようなので楽しみに待ちたいと思います。BLって本当に心の栄養になりますね。

2

シリーズ2作目、更に良かった

前作の明烏夢恋唄が良かったので、こちらも。
知り合いに激推しされた作品です。受けの見た目が、前作のが好きかなと思ってましたが、なんの!こちらの方が好きなお話でした!
陰陽師の血筋の人間の紺と鬼の茨木。
私、眼鏡男子好きなんですよねー。ミステリー調のお話も好き。美人も好き。好きが詰まってたーーー!

鬼で元男娼の茨木。えーーー!抱く方も抱かれる方もどっちもしてたとな?!
うわぁーーー!抱かれるの見てみたかった。(地雷の人もいるから無いんだろうけど、見たいでも無い、残念)

このシリーズ、ストーリーがしっかりしてるからどうなるんだろと読み進めてしまう。
鬼なのに丁寧で優しい言葉遣いと態度な茨木と京言葉がエッチシーンでは艶かしく思える紺くんステキなカップルです。

紙本で購入
局部はライトセーバーです。白くぼやんとぼかされてます。穴も指で隠されています。しかし、あんなに尖った爪だと攻めはお尻を指で責められないですね。今後、爪切りとヤスリで整えたりすんのかなw

3

心の安らげる場所を見い出す物語

「明烏夢恋唄」が好きなので、繋がったお話を読めて嬉しかったです。明烏の登場人物たちも出てきてくれて、本当に嬉しい。
人間嫌いの陰陽師・紺と鬼の茨木。どちらも本来属する界隈から見ると、異質や異端と呼ばれてしまう性質ですが、そんな二人が出会うことで前へ進むきっかけになり、癒しや居場所を見い出したことにとても感動しました。
紺も茨木も自身の目的のために交流を深めていく中で、お互いの優しさや温もりに触れ、次第に惹かれ合っていく様子があたたかいです。
紺がとにかくあたたかい。心があたたかい。本人は薄情だと自負し、ある側から見れば薄情なのかもしれませんが、もう一方から見ればそうではない。どの視点から見るか、どこに重きを置くか、に依るのだと思いますが、紺が大切にしようとする視点には共感しました。ひたすらに「護る術」を磨いた紺、素敵です。
茨木はひたすらに大切な存在である酒呑童子の角を求める余り、追い詰められて極端な考えに陥っていましたが、他者への思い遣りの心は失っていなかった。瓦楽ちゃんの世話をし、翠蓮を逃がしたように。それでも、自責の念や諦観から、心の温もりとは程遠かった。
茨木の頼みを紺が承諾する形で始まった二人の関係は、思いの外、優しく柔らかく、幸せまで感じました。それはおそらく、お互いに対して尊敬・尊重する気持ちがあるからだと思います。お互いに自身のことを薄情だ、優しくない、と評する二人が交わす言葉は優しかったです。
陰陽師という存在、鬼や妖怪という存在、それらの設定もしっかりしていて、納得しながら世界観に浸れました。元々、そういう分野も好きなので、酒呑童子や茨木童子の名前にもわくわくしました。
三年後、紺の気持ちが変わっていなければ、「悪い子は鬼が攫う」宣言をする茨木がかっこよかったです!再会する二人やその後をとても見たいです!あとがきによると、続編が決定しているとのことで、楽しみにしています!

4

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う