不器用なリーマン×囚われの烏天狗

明烏夢恋唄

akegarasu yume koiuta

明烏夢恋唄
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神99
  • 萌×250
  • 萌17
  • 中立6
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
20
得点
752
評価数
173
平均
4.4 / 5
神率
57.2%
著者
朔ヒロ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
双葉社
レーベル
マージナルコミックス
発売日
電子発売日
価格
¥720(税抜)  
ISBN
9784575380699

あらすじ

あんた俺を買ったんだから 好きに触れたらいいよーー…」

会社員の暁人が豆腐小僧に連れられ、足を踏み入れた妖怪専用の遊郭。そこで出会ったのは、黒髪褐色の烏天狗・翠蓮という美しい男娼で――…。
絢爛豪華な「遊郭」を舞台に繰り広げられる、男娼と客の純愛絵巻。

コミックス描き下ろしも収録!

表題作明烏夢恋唄

金沢暁人,サラリーマン
御岳山太郎坊翠蓮,200歳,烏天狗の男娼

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下・本編その後、設定裏話

レビュー投稿数20

クリティカルヒットやわ

遊郭モノ、和風ファンタジー、黒髪褐色美人お兄さんと一途でイイ人すぎる攻めの、切ない純愛、だと…?

わしの大好きなワードばっかりじゃん。
えっ、コレ、間違いなく「神」でしょ?

もうね、すべてが自分の好みに命中しすぎて客観的にレビューが書けない。すみません (^^;)

『恋染龍雨衣』が良かったので、次にシリーズ1作目のこちらを読ませていただきました。相変わらずの絵の美しさと伏線回収の凄さに圧倒されました!特にクライマックスのシーン、先がもう絶望しか見えなくて泣きそうになりました。

朔ヒロ先生の作品はどれも本当に素晴らしい。いつか先生の上下巻マンガとか読んでみたいです!

0

読むのが逆になっちゃったけど

「明烏夢恋唄」「羅城恋月夜」「恋染龍雨衣」の中では1番切なかったと思いました。

それは暁人が1番平凡な人間でお人好し故に、危ういと思ったからです。実際に翠蓮と出会ってなくても真っ直ぐで無鉄砲な生き方は長生き出来ないと思いました。

でも、そんな暁人だからこそ翠蓮は禁忌を犯してまで彼を危険から遠ざけようとするんですよ。それが逆に暁人を危険な目に合わすとは思ってないんです。

誰にも理解されずに年季が明けるまでを淡々と過ごしていた翠蓮の元に届いた光が暁人なんです。このお互いを思う気持ちにジンっと来ました。

やはりこのシリーズ大好きです。もっと人気が出てその後の3CPのお話が読んでみたいです。続巻希望します。

個人的に暁人が買った壺に入ってた犬の妖怪が好きでした♡

1

作画が天才

遊郭モノ。ストーリーは、男娼の足抜けを攻くんが(結果的に)サポートするというあるあるなんですが、受ちゃんが妖怪(烏天狗)で攻くんが人間なので、ちょっと勝手が違います。

まず、作画がめちゃくちゃ綺麗!受ちゃんが黒髪褐色という大優勝設定。長髪キャラってそんなに好みでないんですが、そんなの蹴散らされるくらいに美しいです・・・お顔だけではなく身体も美しいのが、本当に天才!

もっとエロ強めかなと思いきや純愛でした。

禿の豆腐小僧?も可愛い。最新作まで3冊購入してるので、続きも楽しみです!

0

妖怪と遊郭なんて2倍美味しい

妖怪いいし、黒髪褐色肌美人もいいし、遊郭もいい。
良いところたくさんの設定で、面白く読めました。

翠蓮が暁人に会いたくて、遊郭の結界を破ったシーン。そして現世で暁人とデートするシーンが好きです。たった半日の自由。好きな人と過ごすという、翠蓮にとっては夢みたいな世界。
暁人を危険な目に合わせたくないから、もう会うのはやめようとする、そういう健気な姿に私はとても弱いんです。
暁人がちゃんと翠蓮を迎えに行ってくれて良かった。

もしかしたら、このまま妖怪の世界に住んじゃうのかなと思ったら、2人とも現世で生きていくんですね。妖怪が見える時点で、ちょっと特殊な能力がありそうな暁人なので、妖怪の世界でも生きていけそうな気がするんですよね。

寿命の長さが違いそうな2人。これから問題山積みですが、翠蓮を幸せにしてほしいです。

0

明烏夢恋唄

いつか読みたいと思いながら、あまりファンタジーは選ばないのでずっと積んでました

読んだ感想はレビュー通り、素敵なお話でした
サラリーマンと妖怪のお話
線が細い絵にぴったりの世界観で不思議な雰囲気がとても心地よかったです

人と妖怪のままならない気持ちや、会いたいだけで会えない距離
ファンタジーなのにすごく切なくて美しかったです

設定も面白かった
まだシリーズでお話があるのでそちらと合わせて読むのも大変お薦めです

ファンタジーあまり好きでは無かったですが、こちらはがっつり人外ですが心情が繊細なのでとても好きです

0

正統派ラブストーリー

モノノケ系作品自分から選ばないジャンルだけど、オススメされてるのを見て興味持って買ってみました。

遊郭モノは好きなジャンル。
妖怪専用の遊郭にうっかり迷い込んだ暁人と
そこで男娼として働く烏天狗の翠蓮。

妖怪たちがたくさん出てきて楽しい。なんか知ってるような知らんような妖怪たち。(水木しげる妖怪大百科みたいなのを子供の時によく見てた)

妖怪と出会ってもうろたえず平然としてる暁人。小6まではよく見てたって、すげーな。
割と順応性がある。ギャーギャー騒がず現実を受け止めるタイプ。(そーゆーヤツ好き)

だからといってノンケの暁人は、美しく妖艶な翠蓮が抱いてもいいよと言えども流されないまともな好青年。
最近読んでた本とは違うなー。ノンケなのに誘われたらすんなり寝ちゃう奴ばっかりだった。

このお話に出てくる子たちとても真っ当で意地悪な事もないし、ひねくれてたりもしない。
お話も山場は勿論ありますが、突拍子ない事は起こらないので、素直に読める作品。

だから、重版かかって第四版になるくらい人気なんだろうなー。

ただ、私はついついヒリつく展開を期待しがちなので、遊郭なら翠蓮がお客と寝てるシーン(ひどい事されているなら、なお良い)があると、甘いシーンとの比較でより萌えられるのになーなんてゲスいこと考えてしまいました。

[個人的に良かった点]

烏天狗の羽が生えているので、羽の部分が工夫されたエッチな和装

翠蓮が無防備にちびっこみたいな顔でスヤァーしてるのかわええ

暁人、ダサT着て近所ぶらぶらしてるのに、翠蓮が自分の元にやってきた時に、そのダサTを翠蓮が着て喜んでる(いいなぁと、思ってそうな顔してる)時に恥ずかしがってるトコ。(好きな子の前ではカッコよくいたいんよね)

街ブラデート中腰をガッチリホールドしてるトコ

気合の入った作画のシガーキス♡

2人共がヨくなれる方法としての69
「…ほら、口動かひて」
って
攻めが普通言うセリフを翠蓮に言われちゃってる暁人

0

2人とももどかしい

サラリーマン×天狗の男娼のお話でした。
攻めちゃは余計な事に首を突っ込むことを
気にしており。受けちゃはある事情があって
働いていました。
受けちゃの手馴れた雰囲気が攻めちゃによって
少しずつ絆されていく姿は非常に萌えました…
受けちゃの大きな羽が致す際に邪魔じゃないか
気にする姿もまた良き。
続編が気になりましたが、羅城の方が連載されていたのでないのかなと思います。
睡蓮の自由に生きる姿をもっと長く見守りたかったですが、2人が幸せなら!

1

純愛!ピュア!遊郭!

初めての作家さん。
羅城恋月夜が気になったので、お先にこちらを読ませていただきました。

絵がとっても綺麗で、見ているだけで惚けてしまうほど。
かすみ楼の描写は特に素敵ですね。

ストーリーは切なくてしっとりしていて、ほどよくエロくて、とにかくピュアで素敵。
2人の想いにキュンとしてしまいました。

遊郭モノということでもっとエロいのかな〜と思っていたんですが、そうでもなくて読みやすかったです。

素敵でした〜!!今から羅城恋月夜も読みます!楽しみ!

0

ファンタジー漫画を読む楽しさ

妖を助けたことから妖怪の遊郭に招待されるヤンキーリーマンのお話。
烏天狗の翠蓮が健気系の受けなんですけど、ちょっと妖しさもあってすごく好きなキャラでした。羽付き用にデザインされた服が全部素敵で良かったです。豆腐小僧も可愛くて好き。
暁人は風俗にハマって身を滅ぼす男みたいになってて心配しましたが、展開は違う方向へ。束の間の現世デートは切なくてとても良かったです。ただ暁人視点しかないので翠蓮がどういうきっかけと決意で現世に来たのか見えなくて、そこがもっと知りたいと思いました。
ストーリーの良さはさることながら、背景や小物のデザインが幽世の雰囲気を出していて、この世界にどっぷり浸かりながら読めました。ファンタジーを漫画で読む醍醐味を十分に味わえたというか、とにかく目が楽しかったです。
じんわり幸せ気分になれる読後感でした。

0

ひと味違う遊郭もの

現世と幽世。
交わることのない世界の狭間に煌めく、妖怪専門の遊郭船・かすみ楼へと招かれ、足を踏み入れてしまったサラリーマンの暁人。
そこで出逢ったのは、とても美しい羽根を持つ、烏天狗の翠蓮という男娼の青年だった。

妖怪を助けた攻めが、訪れた者に一夜の泡沫の夢を見せる遊郭船へと招かれる…と、そもそも暁人はなぜ妖怪が見えるんだ?なんてこともなぜかそこまで気にならず、序盤の掴みから世界観に惹き込まれる作品。
なんでだろうな。すごく不思議。
暁人視点で進むので、彼と共にかすみ楼という「現実世界ではないどこか」に迷い込んだ感じが強く出ていたからなのかもしれない。
妖怪という要素が良いアクセントとなっていて、普通の遊郭ものとはひと味違ったドラマティックな展開の数々にときめいたり、切なくなったりと非常に読み応えがありましたね。
丁寧に描かれたストーリーが好きでした。
それから、なんといっても絵が綺麗。
背景から小物に至るまで美麗で繊細な絵にも目を惹かれ、細部にも作家様のこだわりを感じます。
翠蓮の着物やピアスなど、装飾品が毎回異なる点も楽しんで読めました。カバーイラストの瞳の色と同じ色のピアスが素敵。

今作の受けである、黒髪褐色肌の翠蓮がまた美しいんだな。そして、どうしようもなく健気で可愛らしいんですよ。
多くを語りたいけれど、詳しくは本編でぜひ。
カバーイラストの彼にピンと来た方は1度読んでほしい。きっと、萌えはあれど損はしないはず。

純愛ものの言葉に偽りなしの素敵なお話でした。

2

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