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お前は俺の、すべて
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
おっ⁉︎
コウと日高編。イイネ。
…というわけで、私はコッチの方が読みやすいですね。
近親とか年の差がダメなわけではないけど、13才14才がイキってるのは…
な〜に言ってんだよ、少しは本でも読めや、となっちゃうの。どうしても。
一方コウと日高。というか日高。
彼は興味深い。
すごい無口。表面は。でも頭の中では色んな事喋ってる。
で、10年間の純愛。ん?純愛?執着?
なのにぃ。なんでこの均衡破れてしまった?
はじめはギャグっぽく描写されてますよね。日高の背後で爆発がおきたりして。
だからこれから日高はウキウキハッピー!
かと思いきや、ですよ。
コウのフリーダムさも不思議だな、と思ってたのに、コウもずるい部分があったのかも。
日高が就職して、近くなら続ける、離れたら離れる…っていう事なのかな。それがなるようになる、って事だと思ってたのかな。
でもさ。
今までの幾多の元カノたちと日高、その喪失感てのは比べ物にならない事が今更ながらにのしかかってるのではないだろうか。
そしてこの感情そのものが、日高を知らずとも苦しめていた日々への罰のように感じているのかも。
ワキの2人が主役の巻です。
友人だった二人の関係が動き出します。
片思いの物語をあまり読んでいないせいか、非常にグッと来ました。日に何度も思い出して泣いてしまうほど、美しい想いを見せてもらいました。
愛情だけではセクシャリティの壁は越えられない辛さをリアルに教えてもらいました。
のどかな雰囲気の島民やゆったりした学校生活が、新しい幸せを運んで来てくれることを切に願います。
長く続かなかったコウの恋愛にも、良い風が吹くと良いな。
3巻では影が薄かった日高。
今回はまるまる1冊コウと日高のお話です。
日高は無表情ながら心の中で喜んでいたりと
かなり健気な寡黙男子で、ずっとコウとの恋が実りますように…と応援してきました。
当の本人は別に付き合いたいとかじゃなくて、
コウの一番心の許せる存在ポジションでいいと思ってるんですよね。
最初から諦めてるんです。そこが切なかった。
でも、そこからもずっと切なくて、
コウと身体を繋げれるようになったのはよかったはずなのに、読んでて悲しくなりました。
4巻はちょっときついですね。
コウが悪いだけじゃないのはわかってるけど
完全にが日高サイドだから読んでるととてつもなく悲しくなります。
はぁ…つらい…。
あんなに泣く日高を見たくなかった…。
3巻の終わりで大人びた駿人にめっちゃ萌えてめっちゃ興奮してたのに!4巻は冒頭からサブカプの話が…なぜなのいきなりスピンオフ…。エピソードはすごく良かったんだけど、良かっただけに、こんな間に挟まれたものでなく落ち着いた状態で読みたかったです。
日高は本当にボタンの掛け違えって感じなのかな。タイミングのズレ…致命的な。あの時に覚えてさえいれば…!って後悔がすごそう。これは悔しくてたまんないだろうなあと思います。
コウには根無し草のようなイメージがあったので、それと誠実って両立するんだと思ったりしました。彼らの話はこれで終わりなんでしょうか。何とも言えない読後感。
とりあえずメインカプおあずけア゛ァァ…ってなってるので、早く次が読みたいです。
こんなにも素晴らしい作品に出会えて本当によかったです。
美しい絵と言葉一つ一つがこれでもかというほど胸をえぐってきました。
『10年ぶんのコウと過ごした時間。
その一瞬一秒は、永遠に忘れることはない。』
中学からの親友である日高くんとコウ。
このままでいいと思っていたはずなのに、状況は変化し欲望にかられます。
無表情な日高くんの中に渦巻く10年間の大切な大切な思い出と爆発してしまいそうなコウへの気持ちを想うと涙がでます。
落ちつけ落ちつけと自分を諭す日高くんの鼓動がこちらにまで伝わってきそうでした。
またコウにとっても日高くんは大切な親友で、どんな形でも関係を続けていたかったと思います。でも真剣に考えて、日高くんを想っての言葉ですよね。きちんと言葉にすることは残酷で、でもコウはそこから逃げていません。本当に優しくて、めっちゃいいやつで、とても尊敬します。だから余計に切なくもあります。
友達ならずっと一番近くにいることができたかもしれない。でもこれでよかったと、よくないけどよかったと。日高くんもきちんと自分と向き合っていて、とても立派で尊敬します。
うまく言葉にできませんでしたが、私は自分とも人ともこんなに向き合ったことがないので、2人に心動かされましたし羨ましいとすら思いました。
ちょっとまだ仕事は手につかなそうですけど、
出会えてよかったと心から思います。
ありがとうございました。
よくBLの主人公にある設定で「過去に大きな悲劇アリ」とか「トラウマ持ち」とか。そんな彼が作中で出会った人に払拭してもらう・・・というストーリーがありますが、
この4巻はその主人公である日高の過去の話なんじゃないかな。コウは日高にとって過去のオトコになるのかな。そういう所にスポットを当てたこの話が凄いと思った。
コウはただのチャラ男じゃないから難しいよね。ノンケかゲイかって事ではないんでしょう。コウは誰が自分にとって一番好きかとか大事かとか決めたくないんだろうなって思いました。
悲しい終わりでしたが、モノローグ通り「これでよかった」んだと思いました。
4巻のレビューなのであらすじは割愛させていただきます。皆さん分かってらっしゃる方々だと思うので!
いきなり個人的で申し訳ないですが、この作品の私の最推しは日高くんです!「お前は俺の、すべて」帯にもありましたが、ほんっとにこの言葉が日高くんにぴったりすぎます。日高くんのコウくんに対する、表には見せない忙しない重すぎるくらいの純粋な想いが、その短い言葉に詰まっているように感じました、、。
私たちは日高くんのその内に秘める想いを知っちゃってるワケですよ。そりゃあ応援するじゃあないですか。だから4巻初めの18話からあーなってこーなって、ほんであの23話ですよ!!!!もうね、感情があああああーーーー!!!!ってなるのは必然なんですよ。。
読みましょう。私はSTAY GOLD史上1番心にキました。
最初から日高さん推しでした。
髪の毛切ったのかっこいい。
日高さんのモノローグがすごくいい。切なくて、心に響く言葉ばかりでした。
普段は口数少なくてクールな感じなのに。。
10年片思いで大好きで大好きでコウが俺のすべて。
そんなコウと体を繋げることができるようになりますが、フラれてしまいます。
「何も知らないで知らないで100年生きるより これでよかった」
泣きました。。。
読み終わって即もう一度読みました。
まだ物語は続くので、二人の結末も変わってほしい!
丸ごと1、冊コウと日高編でした。
まさに「俺のすべて」ともいえる10年分の日高の恋心に泣かされました。
この4巻ではこれまで描かれてこなかったコウの視点が加わります。
兄と甥がキスをしようと、家出した姉が3年ぶりに帰還しようと、
飄々としていて、彼女は取っ替え引っ替えで、薄情そうにも見えますが、
日高と過ごす時間には女の子たちにはない心地よさを感じていました。
コウにとっても日高との10年は確かに重みのあるものだったんですね。
なんだか嬉しいです。
日高は女の子たちには敵わないと劣等感を感じていましたが、
次々と去ってゆく女の子たちとずっと隣に居続けた親友とじゃ、
日高の方が大事に決まってるのにね。
一緒にいられるなら友人のままでいい、と思ってきた日高でしたが、
ある日、酒の勢いからコウとキスをしてしまいます。
そのキスで長年抑え込んでいた恋心のタガは外れ、
何度も触れ合ううち、身体まで繋げるようになってゆく二人。
決して一方的な関係ではなく、ちゃんとコウからも求めていて、
日高を引き寄せてキスするコウに、初めて〝雄〟の格好良さを感じました…
ずっと夢見ていた光景、感触に泣きたくなる程に幸せを噛み締める日高。
無表情な割に心の中は喧しく、コウの言葉一つで花が咲き乱れたり、
爆発したり、心象風景がめちゃくちゃ豊かな日高が面白可愛いかったです。
バイト先の客やクラスの女子たちは日高が実は一途で、
心の中では百面相しているのもバレていて、応援までされているのに
コウにだけ気付かれていないのが勿体なかったです…
その後、遠方への就職が決まり、遂に気持ちを伝えた日高。
シリアスな場面なのに、積もり積もった想いを込めすぎて
告白の台詞がボリュームありすぎてちょっと笑ってしまった…
対するコウの答えは意外なものでした。
それはいつものような軽さではなく、考えに考え抜いた真剣な答えで、
だからこそ、なんで?という思いが頭の中をぐるぐる回っていました。
てっきり、二人の心も繋がっていると思っていたのに…
ただただ、日高の涙が切なかった。
だって、10年。
それだけの恋を喪って、ただ時が過ぎ傷が癒えるのを待つことしかできず、
それまでの間、何度泣いて、何度悲しみをぶり返せばいいんだろう…
それでも「何も知らずに100年生きるより これでよかった」 と
コウと出会い、恋をしたこと、抱き合えたことを良かったと思える
日高が素敵でした。
もうこの言葉で号泣だよ…
ほんと、どこまで純粋で、愛情深いのか。
はじめはモブキャラ程度にしか思ってなかったのに、日高が大好きです。
どうか、幸せになってほしい…
でも、一度終わったってことは、また始まることもあるんですよね。
恋が始まりすらしていなかった昔とはもう違う。
だから、今はその日がやってくるのを信じて待ちます。
コウが寂しいと感じているうちはまだ可能性はあると思いたい!
わあ!日高が短髪になってる!!
かっこいい!!
私、日高ファンの短髪好きなのでうれしい。
コウの日高についての独白
「空気みたいに自然にただそこにいる しずかに優しく」
いいですね〜。日高いい。
え〜!?
女の子とシている時にコウは日高のこと考えるん!?
いくらモテて女性に困らないとは言え…そうですか。ま、その後の展開につながるからいいけど。
海に行きたいとコウに言われた日高…心の中でめっちゃしゃべってたw
コウが聴いていた音楽を一緒に聴き
「俺は一発で夢中になった」
の日高がww
制服のまま全身波にのまれとるww
それくらいの衝撃やったんやね。
で、日高は心の声が饒舌。
無口な人が意外と手紙好きということがあるらしく、口には出さないけど、人一倍感じたり考えることが多いタイプか。
そうだ、コウは日高にとって
「俺のすべて」
でしたね。すごいな〜。
出た!色即是空 空即是色!!
(どうでもいいけど昨日偶然、般若心経についてツイートしたとこだったw←どんな呟き)
立てば明王 座れば菩薩 歩く姿は阿弥陀如来
初めて聞いた!!
めっちゃありがたいやん!!
どんだけ崇高に思っているのかよくわかる。
そうか、優士は駿人がいなくなって寂しがってるんよね。そりゃそうよね。それを話すコウがいいね。
え、日高はコウに
「めちゃくちゃに──てほしい」
の??逆じゃなくて。
えー!?
コウから日高にちゅう!?
「きのーの仕返し」
て、なに?なにがあった?!
無表情で動揺する日高かわいい。
バーテンのバイトしてたのか。モテるやん。
男同士のちゅうについてコウの
「嫌じゃなきゃよくない?」
に爆発する日高ww
わかる、わかるぞ!!
(関係ないけど、私は萌えを浴びて毎日のように爆発しています)
わあ!ほんまにちゅうし合う仲になっとる!!
「生きてて良かった〜〜」
ほんまやね。絶望してたのにね日高。
日高はやっぱ受けだったか。
バーのお客おもろい。
日高が急にめっちゃしゃべって、その後フリーズすると
「ローディング中なのかも」
「データが重いのね 待ちましょ」
に笑ったw
「つまりセフレだったの?」
て、待ってへんしー!!
そして日高は悩みます。
「俺は…俺…俺が」
の後、めっっっちゃしゃべるやんwww あ、コウも同じリアクションしてた。
ああ〜そうかあああ〜〜。ここでくるよね。
日高が赴任先へ向かいながら、独白とともに、コウにめっちゃしゃべって気持ちを伝えた後どうなったかを振り返る。
現在、気持ち(独白)、回想をオーバーラップさせるやつ。
ここぞ!てところでこの作品で何度も効果的に魅せられる。
今回も日高目線でずっと進んでいたから、私はすっかり感情移入してるし、日高が泣いちゃうので、こっちもぐわんぐわんなるね。
わ!コウ、髪切ってる!
かっけ〜。美形やもんねこの人。
日高のリアクションが見てみたい。
日高が離れて、コウやっぱ寂しいよね。
くぅ〜、ここで続く…か〜。
先が気になる気になる。
コウと日高の回です。
出会ってから10年。
日高の恋のすべてがこの1冊に詰まっています。
出会い。
見守り続けたコウの恋。
後から来ては、当然のような顔でコウの隣に立って、そして去っていく女の子たち。
それに比べて、10年、コウの近くに居続けた自分。
気持ちを伝えてだめになるくらいなら、このままこの位置で…。
切ないです。
切ないけどところどころ笑えます。
そしてこの巻を読むまでは、ずっと日高は抱きたい方だと思っていて、実際のポジションに衝撃を受けたのを覚えています。
友情と、友情を超えた想い。
日高の気持ちを知った上で、知らないふりをしながら日高を抱いたコウは一体どんな気持ちだったんだろう。
ずっと「良い友人」だと思っていた相手を抱いたのは、抱けたからなのか、抱きたかったからなのか、抱いてみたかったからなのか。
ふう…。
一個だけ気になる点が。
教員は地方公務員なので、東京都の試験を受けたら赴任先は都内(島含む)のみ。
県外に赴任することはないということだけ、コウと日高の会話で気になったので。
この巻は次の日予定がない日に読むことをオススメしたい。
夜中に布団の中で号泣し、次の日瞼がパンパンになった私からの忠告です。
10年間コウに片思いし続けてきた日高の物語でした。
教育実習を終えて疲れ果てた日高が酔って寝ちゃって、起きたらパンイチのコウが隣に居た…という展開!
親友として1番近い場所でいられたらそれでいいと思いつつも、キスできるようになり、そうしたら欲望は止められず最後まで…。
コウも多分しっかり考えたんだと思うの、2人の先行きを。
だけどなるようにはならなかったんだな…。
赴任先の海辺で嗚咽する日高に、こちらも涙、涙でした。
夏の日の回想が、10年間の思い出が走馬灯の様に流れて、自分の事のように、いやそれ以上に泣けた。
何も知らずに100年生きるより
絶対良かったと思うんですよね。
最高に幸せと思える時を持てたって事だけでも。
そしてね、まだ日高にはチャンスが残されてると思うから、まだ諦めないで欲しい。
私もまだ諦めてないです。
大逆転見せて欲しいです。
本誌で何かがあったのでたまらずまた読んでしまいました。
もうやっぱり4巻は神すぎですよね。
ありがとう秀先生。
コウ日高編1番評価とかも多いんですね。
人気カプだよすんごいわかるよ。
日高執着健気受けだよ。
せつなくて苦しくて胸かきむしられるってこのことですよ何回読んでも泣く。
まさかのコウ日高セックスする編。
日高10年片思いの終わり。
ずっと欲しくて手が届かなくて
諦めてたもの
なにも知らないで100年生きるより
失ってしまっても
そのずっと見たかった風景
その唇や体温を知れた方がと
八丈島の太陽と10年
思い出のスマパンtonight 日高と一緒に
号泣必至です。
コウの日焼けをカリカリはがして最初にやるとこがほんとエッロい。いける雰囲気を作るだけ
えろいよ。いくしかないやつ。
でぐわあってなってやりまくり突入よすぎ。。
コウはもうなんなのなんなので
いるよねいつもセフレとかいる体温低い系つらのいいセク困った事ない男子。けどはじめて日高と別れて
さみしくて仕方ないんだ
数多の元カノセフレと違ったでしょう
ハヤトにコウ兄めっちゃさみしいじゃんと言われて
つまらなそうに
さみしいって言うコウ。
ラストの顔ね。やりきれねぇなと思ったよ。
大事な親友。もう後悔してもどれませんよ!!
日高の大失恋で終わるかと思った4巻ですが
5巻でなんか2人がすれ違ってて
まだ続きがある!ので
正座して待ちます。待ってます。待ちましょう。
日高は変なモブとセックスしないで
早くコウが幸せにしろ。
書き下ろしのDK時代の日高がかわいすぎるので
ほんとによろしくお願いします!!
日高とコウの回。
かっこよくていい奴のコウに10年越しの片想いをしている日高。それだけじゃお話にならないんだろうけど、知らないよりはより知った方が良かった、ということが二人に起こる。
酔って記憶をなくした日高は、コウに何かしてしまったらしい。
なんとなく二人はキスしたりHする様になる。死ぬほど待ち望んでいたことが現実に。
でも、教員試験に合格し、八丈島(七?)行くことになった日高。その前に、と、とうとうコウに告白する。けれど。。
切なくて涙が出る、これは。そして、日高の気持ちが分かるほどに、コウがかっこよく描かれている。一瞬小泉くんかなと思うけど、コウは全然いい奴。それだけに辛いね。
日高には、幸せになってほしい。ほんとに。
もう、胸に突き刺さるモノローグのオンパレードで
軽く呼吸困難におちいってます。
地味に笑える場面もそれはそれはたくさんあるんですよ。
海に行くフラグごときに内心おたついている日高とか、
彼のバイト先の常連の『キスする?』でお馴染みの二人組とか、自分の知ってる意味以外のってるはずもないのに(セフレ)をググっちゃう日高の意味不明な行動とか。
告白時のセリフの多さなんて私史上No.1で、プッと吹き出してしまったんですけど・・・やっぱ泣けてきてしまって。
読み終わってから、わりとどんな場面でもコウの笑顔に救ってもらっていたことに気づくんです。
そんなコウが笑わないんですよね、日高の気持ちに自分なりの答えを返すシーンでは。感じられる空気は軽やかですらあるのに、深く心をえぐってくる喪失の瞬間。
【しずかに優しく 10年
空気みたいに 自然に ただそこにいる】から、
【そして欲望は加速する】までの
展開が鮮やかすぎる故、気持ちの強さなんて 何の役にも立たない…と理解していた日高を知っている私は、幸福の最高値を更新していく彼を応援しつつ不安が募っていくのです。
「この男がそれを教えてくれるのだとわかった」
それは幸せな結末なのかどうか。
最初に書こうか迷ってたら結局締めの文になってしまいましたが…リバに消極的な私でさえ、髪を切って男らしくなった日高にリバの期待が一気に高まる。いやいっそリバってはくれまいか。
STAYGOLDを1巻から追いかけ始め、ついに4巻目。
今回は駿人と優士のお話はおやすみ。
個人的に待ちに待ったコウと日高のお話だったのですが……
読後、こんなに放心状態になってしまったBL漫画作品は初めてでした。
良かったとも、良くなかったとも言えない複雑な読後感で…よく分からない感情のまま、なぜか自然と神評価ボタンを押している自分がいます。
勝手に日高×コウだと思い込んでいたもので、まさかの逆で驚きましたが、読んでみるとこの2人はこうだろうなと妙に納得。
前半から中盤にかけての盛り上がりと、ラストに向かう途中でモノローグを使った心情の描き方がとんでもなく上手い。
切ないけれど何度でも読み返したくなってしまいます。
「何も知らずに100年生きるより これで良かった」
好きだけれど、1番近い場所で1番心を許される「友達」という今の関係でいた方が良いと思っていた日高。
このモノローグひとつの中に、100万回ずっと想像していたコウの体温や香り、見たかった景色、濡れた肌が擦れる感触、蝉の声がうるさかったあの夏を知ってしまった事を、涙しながらも後悔はしていないと思う彼の姿が見えてとても切なかった。
10年もの長い時間を共に過ごした一瞬一秒を、彼は一生、永遠に忘れることはないのでしょう。
日高目線で読むと本当につらくて、トントン拍子に上手くいかない辺りがものすごくリアルでした。
初めのエピソード以外はほぼ日高目線で進むので、コウの日高に対する気持ちは殆ど何も分からないままなのですが…
付き合う女性がころころと変わり、どの女性とも長続きはしていなかったコウ。
そんなコウが家族以外で唯一10年も一緒にいる相手が日高という…
ラストのあの表情とセリフに僅かな希望を抱いてしまいます。
貞操観念が低く、いつも飄々としているようで、とても優しい人間なのが1巻からちらほらと描かれていたコウ視点でのお話が読みたい。
メイン2人の行方も気になるところではありますが、こちらの2人の行方も本当に気になります。
日高の幸せを願わずにはいられません。
2人にくっついて欲しい気もするし、このまま終わって欲しいような気もする…
読中、読後も不思議な気持ちにさせられる作品でした。
続けて5巻も追いかけたいと思います。
高校生のコウ、存在がエロい。
日高がコウと海行ったりカニ見たりしてる時の思いを想像しながら読むと、あ〜カッコいい〜とか考えてるんだろうなという視線をしている。そして続きの答え合わせ、案の定である。
1巻から読み返して4巻を読んだのでもうただひたすら泣くしかありませんでした。1巻で「お前が無駄にする1回でいいから」と言った彼は、1回どころか夢の数ヶ月を手に入れて。「人生で一回くらいそっちもありかな」と言っていた彼も人生の一回をここで使って。
この無表情な中に巨大な感情を秘めている日高が、その涙が、たまらなく美しいです。「何も知らずに生きるより、これでよかった」と言える恋愛の一端を見せていただきました。
気になって仕方が無かったコウと日高編でした。
無表情だけれども心の中では多弁な日高が可愛いです。
ふとしたきっかけでキスする関係から、一気にセックスするようになった時は、これで日高は両思いになれるのかと思ったんです。
でもあの決死の告白の後があのシーンに繋がるとは思わなかったです。泣
考えてみれば日高の10年分の気持ちにコウは気付いてもいなかったわけですよね。
海で泣く日高が切なかったです。
でも最後に「寂しい」と言っていたので、コウの気持ちが追いつくのはこれからだと信じたいです。
早く続きが読みたい!
1巻でピンと来たカップルだったのですが、3巻までは駿人と優士に主役を譲ってくれていたので、ここに来てコウと日高の話をメインで読めたのは嬉しい誤算でした。前巻までは完全に駿人×優士に気持ちを持っていかれてたけど、やっぱり最初の印象の通り、コウと日高の関係性はドンピシャで好み。濡れ場で日高が受けなのは予想外でしたが、これもめちゃくちゃ萌えました。
普段はもはや希薄な関係なんじゃないのと思わせるくらい、淡々と会話する2人。でも、少なくとも日高の方は、常に脳内に爆発しそうなほどの思考を抱えていて。表情にも態度にも一切出さないけれど、彼のコウに対する好意は我々の想像を遥かに超えて、尋常でないほどの熱量を持っているのです。そして、分かりにくいけれど微妙にちょっとずつ距離を詰めてくる日高を、コウはやはり淡々と受け入れてくれます。嫌じゃないからいいんじゃない?というシンプルな考えは、いかにもコウらしいですよね。だからつい、期待してしまう。なんだかんだ日高の気持ちも、そのまま受け入れてくれるんじゃないかと。
でも、甘い期待は裏切られてしまう。そうか、一見コウって遊び人に見えるけれど、深く知ってみると誠実な人でしたね。だらだらセックスを続けるのではなく、彼は一番の親友の真剣な想いに、真剣に答えを出してくれた。親友を失うかもしれないリスクを冒してまで。それだけコウにとっても日高が大切な存在だったということに、胸が熱くなりました。そして、離島で静かに流された日高の涙に、楽し過ぎた夏休みが去っていく時のような、何とも言えぬ寂寥感を覚えました。でも、最後にコウも同じく寂しさを感じているというシーンがあったので、まだ期待は持ちたいな。この2人に再び穏やかな春がやってくることを願わずにはいられない4巻でした。
読了後、気管支から胃にかけて切ないが詰まって呼吸しづらくなりました。
遂にコウと日高が動くのか!
とウハウハで手にとって読んだのですが覚悟が必要でした。覚悟が必要です。もう一度言います、覚悟が必要です。
全編通して秀良子先生特有のまるで漫画の世界が目の前にあるように感じさせる日常のシーンひとつひとつに読んですぐ引き込まれました。
日高がコウの友達、というポジションである事に
喜びもあるけれどやはり苦しみの方が大きくて…。
遂に一線を超えてしまう瞬間の幸せそうなことたるや!
ここで一気に色シーンに行かずに徐々に距離が詰まっていく過程を繊細描いているところも流石の秀先生。
日高が幸せの高みに登っていく姿に私まで幸せになりました。
しかし、日高自身も関係の不安定さは自覚している所。コウの反応ひとつひとつで一喜一憂姿に読者は応援せざるを得ないこと請け合いでしょう。
就職、新生活、性別、互いの関係…
一言では表せない想いがつもってつもって物語は終盤に。結局はこの曖昧な関係に終止符を打つことになってしまいます。
友人でも、セフレでもなくなってしまった
日高は小さな島でたった一人で新生活が始まる。
きっと悲しさと寂しさと不安に押しつぶされてしまいそうだったでしょう。
それでも
何も知らずに、100年生きるより
この一言に全てが詰まっている気がします。
秀良子先生の絵のタッチと、穏やかでいて実は気が抜けない緊張感を孕んだ独特の作風だからこそ表現できる切なさの極地。
胃がよじくりかえるぐらい次の話が気になりました。
私は、コウと日高がこれで終わらずどこか温かく落ち着ければ嬉しいです。
自分は甥×叔父カップルが好きなので、お兄さんの友達の話はあまり興味が惹かれないなぁと思いながら読み始めたのですが、読み進めるにつれ親友に10年も片思いしてきた日高くんに感情移入してしまい、久しぶりに漫画を読んでいて胸が締め付けられるような感覚になりました。
3巻の続きではなくて、1冊丸ごと日高くんの物語ですが、充分読み応えがあります。
前々からコウと日高くんの話が1番読みたい!!と思っていたので、念願叶った今巻でした。
コウのこと大好きなんだなーとわかっていたつもりだったけど、予想以上の愛の深さ…!
「約束しなくても会える」って学生時代の輝かしい特権で、ただの友だち間であってもそれを失ったときには寂しさを覚えるものですが、こと10年愛した相手となれば死活問題だよなぁ…。
家族の中でのコウも魅力的だったけど、日高目線で見るコウは少し眩しい感じもして、キャラクターとしてもっと好きになりました。
親友・日高の想いに対して真摯で紳士な姿もよかった…。
あんな態度なかなか取れないと思う。
だってコウからしたら、10年来の大親友の本当の気持ち知らなくて、親友という価値観を共有してるつもりだったけど、相手はそうではなくて(日高としては親友であり最愛の人だったろうから、嘘ではないんだけど…)よく考えて、相手に嘘をつかず、真正面に向き合った結果、親友を失うかもしれないわけで…。
二次創作BLあまり読まないんですけど、原作では親友ポジの2人が恋愛してるっていうのがツラいからという理由があって…。
恋人と友だちって違うじゃん!
この子から親友を奪わないでって思ってしまうんです(笑)
どちらも幸せにしてやりたい。
自然にコウが日高に恋愛感情持ってくれたら最高。
もしくはまた親友に戻れても、それは最高、ですよ。うん…。
けど次巻は3巻の続きなのかなー!( ;꒳; )
丸っと1冊10年の片思いをこじらせてる日高とその想い人コウの話でした コマの流れが無表情な日高の心境に同化するかのよう読んでいて辛かったりドキドキしたり飽きませんでしたこの続きもあるのでしょうか最高シリーズ続きが待ち遠しい
丸々、コウ×日高でした。
日高がホントに無口で、でも脳内で色々会話してるのですんごくわかりやすい。
言葉に出してないだけで、態度をよく見れば実はすごくわかりやすい人なのでは?
むしろコウの方が、本心を見せないので、上手く世渡りしてそうでわかりにくい性格なんだろうなと思います。
というか、コウ自身も自分の事がよくわからないんだろうなぁ。
最後に寂しいって言ってたのが本心だと思うので、この先も期待大です。
中山家の自由な次男・コウに片想いしている友だちの日高。
ずっと好きな気持ちを隠して側にいたのに、ある夜2人は一線を超えてしまう…。
隣に居られればそれでよかった…
近くて遠い関係でも。
でも、一度先を知ってしまったら、もう戻れない。
考えに考えて日高に「ごめん」を告げるコウ。
離島で教師としてやっていくことを決めた、日高。
離れることになったけど、何も知らずに100年生きるよりこの方がよかったと思う日高が切なくて…
防波堤で一人泣く日高と一緒に、涙が出ました。
最後は、日高がいなくなって寂しいと素直に吐露するコウだったので、まだ日高にワンチャンあると思いたい。
そう思わせてください…
そうでないと、切なすぎます…
受け攻めがまさかでした。
日高くん右側なの?!っていう…。
1〜3巻もずっとコウに対するラブ描写がありましたが、勝手に抱きたい方だと思ってたのでびっくりしました。日高くんは抱かれたい方だったのか…。
あと1巻丸ごと日高くんとコウの話とは思っておらず、主役の二人が最後にちょろっと出てきただけなのは少し残念でした。3巻の引きが良すぎたんで続きがめちゃくちゃ気になってたんです…。
でも内容的にはすごくよかった!
日高くんの一途さがもうかわいくてかわいくて。ずっと攻めだと思って見てたから急に思考を切り替えるのがちょっと大変だったんですが、ものすごくかわいいですよね日高くん。
見た目も髪切ってイケメン感が増したと思います。秀良子先生の塩顔男子大好き。
コウが日高くんの気持ちをあっさり受け入れたのが結構ええ〜??って感じで、適当な性格ゆえなの?って思ったんですが、コウはコウで色々考えてたんだなあと最後にわかってときめきました。
ラストの日高くん泣くとこ切なかった…でもかわいかった。
そしてこんなとこで終わりというもどかしさ。
優士と駿人の続きはよと思ってたのにこっちはこっちで気になりすぎる。
BLは続刊待つのがつらいですほんと。
読後なんとなく、ほかの本を読む気になれません。
いつまでもどこまでもせつなくて…でも私からするとやっぱりキラキラして見えるんです。
彼がひとりで泣く姿にただただ涙が溜まってきて止められなかった。
もちろん、生きててよかった〜!(&ゴング)でガッツポーズもしたけどね。
次に大粒の涙を見るのはきっと……
きっと!!!
あの曲は、私にとっても青春の曲です。
秀良子さんは作家買いしているのですが、3巻でのホームドラマ色強めの印象が即購入に至らず漸く今日読みました。
…ナニコレ最高…言葉失うわ…終始切ないのにユーモアセンス輝きまくってるってどういう技なのでしょう?やっぱり秀良子さんは神だった。気が早いけど早くも自分ランキング今年度一位来たかもってくらい「これよこれなのよっっ」とドンピシャでした。
なんですぐ読まなかった私、馬鹿じゃない?我ながらほんと残念。
★ぜひ日高のあのシーンでスマパン(smashing pumpkins)の「tonight、tonight」流して読んでみて欲しい!
コウとの思い出そーまとーなあのシーンにぴったりの疾走感ある美しいメロディが、更に涙腺を崩壊させること間違いないです。
そして和訳を調べたら何となく日高の心境ともリンクしていてグッときました。
泣いた。とにかく泣いた。見開きの美しい防波堤シーンで涙腺がドドーンと決壊しちゃって大変。
だって日高がむせ返るほどに泣くんですよ??
泣かずに読むのは無理ですよ。
コウの中では”しゃべらない日高”が10年間の想いをぶち明けるシーンは想像していたロマンチックな愛の告白とはかけ離れていたけど、日高がいっぱい詰まってましたね(笑)
ラストコウの「寂しい」ってセリフに興奮のあまり発狂しそうになりました!
髪にも♡
早く5巻が読みたいです!!!!
漫画の帯に書いていた言葉が本編の中で出てきたシーンがものすごく胸に刺さりました。日高くんとコウくんの関係も何気無いやりとりも丁寧に描写されていて、台詞に意味を含ませたり行動や表情などから語ったりするのがとても上手だなと感じました。読後しばらく感傷に浸ってしまいました。四巻を読んだ後にシリーズを読み返すと、あのシーンは実は…とか、この時考えてたことは…とか、また新しい発見があり新鮮な気持ちで楽しむことができます。ラストも続きが気になる形だったので続巻を心待ちにしています。この作品に出会えてよかった〜!!
何も知らずに100年生きるより-
私的にはこの二人が大好きなので4巻は最高でした。
日高は顔には全く出さないけど、相当コウが好きで頭の中はコウ一色。コウに惚れてからずっと親友としてそばにいたけど、いよいよ体の関係を持つことに。
4巻を読んで思ったのは、やっぱりコウって超いいヤツだなぁーと。
今までも菊花のお世話してたり、いいヤツだなと思ってたけどただのアホなヤリチンではなかった‼
日高の自分に対する思いを知って拒絶するわけでもなく、受け入れるわけでもなく、より良い可能性のある方に賭けた。そして一生懸命考えて答えを出そうとする。ここが凄いなぁと。
けど、日高の望むようにはいかず…
結局日高は島で教員としてやっていくことに。
この先がかなり気になります。終わりがかなり意味深で。
私としては日高に幸せになってほしい。二人が結ばれてほしい。
コウはもうさんざん女と遊んできたんだから、日高を幸せにしてやってくれ!
切ない!! 切なくて読み終わった後も感傷に浸ってました。コウの表情や雰囲気から心の変化が見受けられました。今後どうなっていくのでしょうか。楽しみで仕方がありません。
ノンケ×ゲイ。
あらすじを拝見して辛い展開が予想されて手に取れずにいましたが
結論として、読んで良かったです。
日高くん目線で展開していくため、最後のシーンではどっぷり日高くんに感情移入してしまいました。
悲しいラストですが、ノンケの友人と関係していく過程が丁寧にかかれているため、読むことを後悔するようなことはなく、逆に、続けて何度でも読み返したくなりました。他の方がおっしゃられているように、美しいお話でした。
日高くんには幸せになってほしい
船を買って漁師になった菊花ちゃん母が島で漁師になっていて・・・島編突入とか・・・
この後の日高くんが読めるといいなと思います
基本、家族血縁もの(この作品内のカップルは誰も血はつながっていないのですが)が苦手で、優士と駿人のカップルにはそこまで興味がなかったのですが、今回この4巻目を手に取って本当に良かったと思っています。
この作品を読んでから2日が経ちますが、いまだに日高(特に終盤海岸のシーン)を思い出し胸が締め付けられます。
「何も知らずに100年生きるより」
確かに、何も知らずに長く生きるよりも、短い間だけど知ったほうが幸せなこともある。だけど、知ってしまったからこそ失うと寂しさは大きいに違いない。確かにきれいな終わり方なのかもしれない。でも二人が一緒に幸せになる続きが読みたいです。
たまたま連載でコウと日高がいよいよ!という21話と22話だけ見ちゃって、何がどうなったらここに辿り着くんだかさっぱり分からなかったので、四巻に収録されて全体で読めるのを楽しみにしてました。
それにしても日高。
いつもクールというか無口で顔の表情がかわらない男だと思ってたけど、心のうちは予想以上にコウ一色だった。
心の中があんなにやかましいキャラだったとは知らなかった。
コウの言動で思わずお経唱えちゃったり、ちゅどーん!となってるそのコミカルさと、ずっと女子にかっさらわれてきたのを見続けてきて「気持ちの強さなんて役に立たない」という焦げ付くようなやり切れなさとが相まって、コウへの10年愛が痛いくらい伝わってきました。
だから日高に100%感情移入させられた末での、あの海のシーンは、もう日高の気持ちになりきって泣くことしか出来なかった。
もうただただ日高と一緒になって泣きました。
改めて、秀良子さんの構成とかモノローグの巧みさに脱帽しました。
この二人、どうなるのかなぁ。
くっついてほしいけど、でもこのままでも美しいなぁって思う。
全体を通してずっと気になっていた日高を楽しめる1冊でした。
このままでも綺麗かもしれないけど、私はどうしてもハッピーエンドが一番な甘ちゃんなので続いて欲しいです。
私自身、一人の人に学生時代から卒業しても片思いしていてあの長年の思いのやり場というのはとても共感してしまって、泣きそうになりました。
登場人物みんなが魅力的だからこそ、欲張ってそれぞれのストーリーを追いたくなってしまう。秀良子先生はさすがです。
すごく良かった…。
読み終わった後に、やり場のないような胸がぎゅっとなるような気持ちになりました。
これ続くんですかね?
このまま終わってもそれはそれで、なんか良いっていうか、良いとは違うけどなんか、納得できるというか綺麗だな〜とは思うんですけど。
やっぱり!幸せになってほしいですね!
秀良子先生はやはり天才ですね…
たった今読み終わったばかりで、興奮しております…(すみません…)
こちらの作品ですが、個人的には、“なにも知らない状態で(ネタバレせず)”読まれた方が楽しめると思います。また、1~3巻を読まれたことがない方も4巻のみで『STAYGOLD』を楽しめると思います。
1~3巻を読まれた方はお分かりでしょうが、絶賛コウくんに片思い中の日高くんは、とにかく感情が表に出にくい!(まあ、そんな日高くんだから、10年間もコウくんに察されずに片思いし続けることができたのでしょう…)
今まで色んな作品に「無口キャラ」「無表情キャラ」はいましたが、他作品と違うところは、日高くん視点の描写がとにかくうるさい(笑)文字が多い(笑)全く表情に出ない代わりに、日高くんの心の中は激しく一喜一憂しているんですね(笑)
そんな日高くんの描写が全部可愛くて面白くて、秀良子さんは天才だなぁと…
笑えるシーンもありつつ、せつないシーンもありつつ、最後には胸がぎゅっとなります。
もちろん、エロ描写もちゃんとあります。日高くん視点の描写だからか、ちゃんとエロいのに、なんか清い!清いんですよね!!!!
読む前も、読んでる最中も、読んだ後も、共通してわたしは日高くんの幸せを願っています。
わたしの語彙力では「神作」と語るのに足りないのですが、とにかく一度手に取って読んでいただきたいです…
絶対後悔はしないはずですし、読む人の心に訴えかける何かがこの作品にはあります。
BL。
これぞBL。
月9でやってくんねーかな。
深夜ドラマじゃなくて9時10時台の時間帯でステイゴールドやってくれる世の中にならないかなぁ。
映画化でもなおよし。アニメ化も捨てがたい。(独り言)
1巻から通して分厚い小説を読んでいるような重みある内容、登場人物の機微な心情表現にありきたりな言い方だけど胸がキュンとなる。
秀良子先生はどの作品も哀愁を感じさせてくれて切ない気持ちを思い出す。
コウ日高編は特に…ううっ、涙が止まらない。
最初気がつかなかったんだけど、表紙のコウのサングラスに写ってるの、日高くんだよね。コウの日高くんにだけ向けてる心開いた顔なんだよね。。。
待った甲斐ありました。最高です。本当に。
教育実習に向けて日高が髪を切る場面ではじまり、ラストではコウが…!!
シリーズ最初から、ずっと気になる存在だった日高の沸騰する想いが堪能できる4巻でした。そして、やはりシリーズの一部のストーリーだなぁとつくづく感じたのが、1~3巻まで読んでてコウという男がどんなキャラクターなのか(ただの軽薄な兄ちゃんじゃない)、日高が今までコウにどういう態で接してたか(ただの執着愛じゃない)ということを知っていてこそ、4巻に萌えを感じることができるんだよな~というところでした。全体の大きな流れの一部の物語なんですよね。
人生には”どうしてたら正解だったの?”って思うことはたくさんあるわけですが、日高一生分のそれがこの短いコウとの蜜月に詰めこまれていて…ちょっと可笑しくてちょっとしんどかった。”何も知らずに100年生きるより(これ名言ですよね!)”、傷ついてボロボロになって、たとえ大切なものを失ったとしても、かけがえのない思い出と時間が残る、だから日高、それ正解だよ!と言ってあげたい気分になりました。何も伝えずに、友人を装ってずっと傍にいるほうがつらいはず~とか、切なすぎて色々な思いに囚われてしまいました。
この二人はこれで”THE End"でも自然な流れですが、コウが軽やかな女性遍歴を重ねてしまっていることが(真剣に一人と長くつきあっている印象がない)、日高との今後の関係性の伏線になるのでは~という期待も捨てきれません。。。
すれ違うべくしてすれ違う二人のお話。
10年恋を秘め続けちゃったせいで、キスからセックスに発展しても、日高はまだコウにちゃんと思いを告げられない。
心の中では、どんなに、どんなに嬉しくて、感動して、幸せでも、それをコウに伝えて、その重さに退かれてしまうことを恐れて、何も言葉にできずにいます。
何となくの、なし崩しの関係のままで、ずっとそばにいられたらいいのにと思っても、時の流れは容赦なく、就職で赴任先が島にに決まり、物理的な距離が開くことになり、とうとう日高は今までの思いを一気に言葉にするのですが、このシーンが圧巻。
ここに至るまでの、今までのモノローグ全部よりも饒舌な告白。
そして、日高は島に行き、、、。
これって続きはちゃんとあるのでしょうか。
きっとあるよね。
3巻では優士と成長した駿人の再開シーンで終わり、待ち望んでいた4巻!
しかし、表紙を見て、、ん?コウが表紙?
これはもしや、、、と思いながら開いて最初に目に入った登場人物紹介を見て確信に変わる。4巻のメインカプはコウとその友人の日高!
この二人は私の中で勝手に箸休めというか、オマケ的な印象だったので、こんながっつり描かれるとは思いませんでした。
優士と駿人の続きはおあずけかぁ、、と肩透かしくらったような気持ちで読み始めましたが、、いい意味で予想外。
日高がとにかく健気で切なくて、切なくて。。たまらなく胸を打たれました。
いつも無表情、だけど心の中は常にコウへの気持ちが溢れまくり 笑
出会ったその日からコウが全て。だかこそ一番近い場所で心を許される"友人"という存在でいいと思っていたはずが、卒業という岐路を目前に、変わり始める環境。うっかり溢れた本心。思いがけず進んでしまった関係。。
恋人でもない、ただの友人にも戻れない。
そしてあっけなく離れる距離。
ほとんど日高目線ということもあり、コウの気持ちはいまいちつかめないんですが、最後の言葉に希望の光を見たので、期待して待ちます。
中山家の男達はそれぞれ違った魅力のあるキャラでいいなぁ。秀良子先生さすがすぎます。
ますますこのシリーズが大好きになりました!!
あと、受攻も個人的に大満足w
blのコミック作品では、このstaygoldとヨネダコウ先生の囀る鳥~だけを手元に置いています。本当にお気に入り中のお気に入りの作品です。個人的にですが、漫画は1冊完結だとどうしても途中から展開が読めてしまうような部分があるので基本シリーズ物を好んで読んでいるのですが、単行本コミックス派なので1巻読んだら次巻まで1年以上待たないといけないわけで、もともと飽きやすい性格なのもあり、大半の作品はその待ち時間の間に何回か読み返すうちに飽きて手放してしまうのですが、これは読み返せば読み返すほど味が出てきて次巻への期待がより高まるスルメ漫画のようです。
さて、amazonで予約注文して今か今かとそわそわしながら毎日ポストを覗きに行き、昨日ついに届き、わくわくして開けてみると、なんとコウ×日高編!そうかー・・。高校生になった駿人と優士の話は次までお預けかー・・。と少し残念な気持ちもありつつ読みはじめましたが、、、いや~よかったです。
いや、別にもともとコウと日高の話がどうでもいいとか思っていたわけではないけれど、いかんせん主人公2人に比べるとそこまで思い入れがある2人ではなかったので最初ちょっと残念とか思ってしまったわけですが、さすが秀良子先生の作品だなという感じでひき込まれてあっという間に読んでしまいました。
秀良子先生の作品は、テーマとしてはきらきらチャラチャラ夢物語系とは違ってかなり重めだと思うのですが、絵柄がいい意味でその雰囲気とは違って柔らかくふわふわした雰囲気なので、読後感が疲れをあまり感じずに、それでいてよく練られた厚みのあるストーリーを楽しめるという希有な作品だと思います。また、行間を読ませるようなコマが隋所にあり、私は何から何まで全部書いてある作品よりも、多くを語らず余韻で読ませるみたいなこの雰囲気が大好きなので、ツボにドはまりな作家さんです。
この4巻も、切ない展開ではありましたが、プレイボーイではあるけれどコウってすごい優しい人なんだろうなっていうのが感じられる描かれ方でしたし(菊花ちゃんとの接し方からして前から優しさはあふれてましたが)、何よりずっと友達という関係を壊したくなくて気持ちをひた隠しにしてきた日高くんが本当に本当に大きな一歩を踏みだして、ものすごく成長したなと思います。何も知らずに100年生きるより、ずっと見たかった感じたかったコウの顔や匂いや体温を知ることができてこれでよかったと、コウとの十年間を思いながら涙を流す日高くんの姿には、特に思い入れがあったキャラではなかったのにうるっときてしまいました。島で教師としての生活が始まる日高くんのこれからを応援していきたいなと思いました。島の人たちもみんな優しそうなのでよかったです。先輩の先生も、実習の時の器がミジンコなみに小さい小物とは違って、少し酒癖は悪そうなものの温厚で人望がありそうな頼り甲斐のある感じでした。農家の吉田さんの純朴さにも、今後度々癒される(私が)だろうなと思いました。まだこのコウと日高くんのお話も続いていくようなので、主人公2人と同じくらい思い入れを持って追いかけていこうと思います。(最後のページのコウの寂しいと言った表情もなんだか今後のことを考えると意味深な感じがしてます、そしてコウは短髪の方が似合うと前から思っていたので短くしてくれてよかったです)
また1年長いですが、次は駿人と優士の展開も楽しみによい子で次巻を待っていようと思います。
3巻から駿人と優士がどうなるのか気になってたので、4巻で日高編になると知って少し残念に思ってたんですけど
日高編、なんて切ないんだ…。ウゥ〜〜!!!
10年間という長い間、日高は「想いを伝えたい」「(関係を終わらせるくらいなら)このままでいい」という相反する気持ちを持ちあわせながらコウの隣にいたんですね。
たった一度のキスを一生の思い出にしようとしながらも、抑えられない、欲張ってしまう、期待してしまう苦しさ…
コウは何も考えていないように見えて、実際はとても思慮深く、友達想いなんだなあと思いました。だからこその(終盤のカラオケでの)言葉だったんだなと。
またものすごく気になるところで終わって焦れったい!!!願わくば、どうかこの先また、コウと日高が(どんな関係性であったとしても)穏やかに同じ時間を過ごせますように。
え……最高……なんだこれ……語彙力…………
読後反芻しながらほうけてしまった私です。
独特で印象に残り過ぎる秀さんの間(ま)!!!
モノローグでも勿論切なくなりますがあの間でぐわっとくるんですよね!!
日高があれだけ普段無口で無表情なのに
考えてることは全部コウのことばかりで
本当に日高のすべてはコウなんだなぁと感動すら致しました。
友達でいられればそれでいいと思っていたはずが
キスが許されると欲張ってしまうのはもうしょうがない。
どんな未来になろうとも、
コウと出会って10年側にいられて体の熱をも感じられたなら
日高は後悔なんてしないだろうけど
やっぱり忘れられなくて苦しいよね…。
“何も知らずに100年生きるより”、とても胸に刺さる言葉です。
もう過ぎてしまっても確かにあの時間はあった、
幸せに想えたことは決して幻ではないし嘘でもない。
……にしてもしんどいな───!!!
コウが貞操観念緩くて助かったような、
チャラそうなのに色々考えてくれる人なんだなって
嬉しくなったけど……そうなんだ……そういう結論なんだね……。
ラストのその寂しさはどういった類のものなの!?
もう一度日高にしんどい想いさせたらぶっとばす!!!くらいの心境ですみません。
いやでも違う違うコウを許せないとかじゃなくてむしろ感謝っていうかダメだ色んな感情が押し寄せてきすぎてよくわからないけど
とにかくめちゃくちゃ面白くてめちゃくちゃ切ない。
なんかもうアレだ、秀良子祭り開催しようそうしよう。
待ちに待った『STAYGOLD』の4巻。
あー。
最高。
何度でも言う。
最高だった…。
4巻は、中山家のチャラ男・コウのお話。
コウにずっと片想いしてた日高くんとコウがメインのお話。メイン、というか駿人と優士はほぼほぼ出てきません。
3巻で駿人と優士の話が良いところで終わってたので、読み始めてこの二人の話じゃないんかい!って思わず突っ込んだのですが。
『STAYGOLD』って何が凄い、って、巻数が進めば進むほど萌えが滾るところだと思うんですよね。
登場人物が多いわけではない、ストーリーが複雑なわけでもない。
なのに、奥行きがめっちゃ広い。
登場人物たちの報われない恋心、ゲイであるという葛藤、愛情とは何ぞや、という問いかけ。
シリアスなだけでもない、コミカルなだけでもない。登場人物たちのちょっとしたしぐさやセリフの一つ一つが五臓六腑に染み渡る、というのか。
秀さん、最高。
2巻で初登場した日高くんですが、その後どんどん存在感を大きくしてきました。
女の子大好きで、チャラ男で、プレイボーイ。女の子が切れることのないイケメン・コウに惚れちゃった日高くんの葛藤はいかに。
序盤こそコウ視点でストーリーは始まりますが、その後すぐに日高くん視点に切り替わります。
これがさ。
めっちゃ爆笑。
イケメンで、寡黙な日高くんが、その胸の内で何を考えているのか。
秀さんらしいコミカルなギャグを盛り込みつつ、でも、そこに描かれているのは日高くんの切ない恋心。
コウの言動で一喜一憂するさまがなんとも可愛らしいのです。
プレイボーイのコウなので、割と早めに日高くんと身体の関係を持ちます。
持つけれど、コウの気持ちが見えてこない。
日高くんの想いを受けたからなのか。
それとも快楽に流されて?
そんなモヤモヤを、日高くんとともに抱えながら読み進めました。
コウが出した答えはいかに。
日高くん視点でストーリーが進むことに加え、秀さんのストーリー展開にまんまとハマり、すっかり気持ちは日高くん。なので、最後、日高くんとともに泣きました。
ゲイであるという葛藤。
「親友」という立場を崩すくらいならこのままでいい。
そんな日高くんの想いは、まさにBLの王道といえるでしょう。
分かっているのに、萌えが上がり切って降りてきません。
ところで、何の根拠もなくコウが受けだと思ってたので、え、そっち?って思いました。
思ったのだけれど、日高くん受けがクッソいい。
日高くんの想いが流れ出てる濡れ場が、エロいというよりも、綺麗で、そして切なかった。
一緒に海に行けるだけでよかった。
それが遊びでキスをして。
そして想いはさらに膨らむ。
日高くん、幸せにしてあげてほしいな。
欲しいけど、コウもきちんと考えたうえで答えを出した感じだし。
いや、続きが気になる。
駿人と優士のターンも気になる…。
早く次巻が読みたいです。
これまで3巻まで読んできて、ハッキリとした言葉には出来ないけど、とにかく肌に合う、しっくりと心に馴染む…そういう理由から〈神〉評価をつけてきた、『STAYGOLD』。
4巻まできて、その気持ちがさらに更新されました。
本当に好きだ…この作品。
泣きました。とにかく泣けました。
「ぜひこの4巻を読むために1巻から読んで欲しい」
そう言えるほど素晴らしい。
日高くんの恋に焦点を当てた4巻。
駿人と優士の本編の進行はありません。
一冊まるごと日高くんとコウのお話。
『STAYGOLD』は駿人が中学生だったこともあり、本編は恋愛的にはすごーくゆっくり進行なわけだけど、そんな作品内において大きく恋愛的萌えを与えてくれていた〔日高くんのコウへの片想い〕エピソード。
私はこのエピソードが1巻からとても好きでした。
無表情で淡々とした性格の日高くんだけど、心の中はコウへの熱い想いで滾っていて。
その静かに燃えるようなモノローグが、たまらなく胸にくるんです。
10年間の片想い。
中学時代にコウに一目惚れをして、自分がゲイであることをハッキリと自覚した日高。
コウの親友として、冷静な顔をして過ごしてきた10年間。
大学卒業を控えた2人。
日高は中学教員を目指し忙しくストレスを抱える日々を送っています。
そんなある日、酔った勢いでコウにキスしてしまったことから、2人の関係は徐々に体の関係へと発展していくことに…
元々ヤリチンで彼女を取っ替え引っ替えしてるようなコウ。
そのへんの感覚はわりとライトで緩めなため、2人は何度も体を重ねます。
長く片想いをしてきた日高。
想いの強さや深さなら誰にも負けないのに、コウと恋愛関係になれるのは昨日今日出会ったばかりの〔女の子〕たち。
そんな性の壁に打ちのめされてきた日高は、ポーカーフェイスを続けながらも、コウと性的な関係になれたその千載一遇のチャンスを心の中で喜び、享受します。
ところが、進路もほぼ決まり卒業を控えた頃から、唐突に始まったその関係は徐々に失速し始めて…
そんな状況の中、離島への赴任が決まった日高。
そしてコウへの告白。
この告白に、涙がポロポロ出ちゃって、こんな時間だから文字通り枕を濡らしましたよ…
本当に泣けた…
むっつり無表情な日高くんだから、告白シーンもむっつり無表情なんだけど、言ってる内容はこれ以上ないほどに、10年間の想いが詰まったすんごい告白なのね。
ページをめくった瞬間ビックリしたけど、じっくりとその告白を読みました。
そしたら何かその10年間がブワーっと頭に思い描かれて、勝手に涙が出てきた。
よく年取るにつれて涙腺が緩みやすくなる…なんて言うけど、私は逆で、年々感動とか泣けるシチュエーションに耐性がついちゃってて、多分泣ける場面なんだろうなぁ〜というときでも泣けないことが多いです。
でも日高くんの恋には、本当に泣けてしまった…
長年の片想いっていうシチュエーションが、丁寧に、ユーモアなんかも入れつつ、ものすごく切なく描かれていて。
4巻連続で言うけど、本当に秀先生のセンスが光っています。
言葉のセンス、漫画のセンス。
好きです。大好きです!
今回は大学生同士ということで、『STAYGOLD』初のエッチありです。
前巻までは、日高×コウなのかな?と思っていたけど、左右逆でした。
途中「めちゃくちゃにしてほしい」みたいなモノローグがあったから、あ、日高くんは右なんだな、と。
でもすごくスッキリする左右でした。
この作品に限っては、ノンケを後ろの快感で落とすって話じゃなくて心底よかった。
コウの温度、その熱さ。感触。知りかった雄の顔。
「何も知らずに100年生きるより」
ずっと知りたかったもの。
知ってしまったからこそ苦しいもの。
ayaayac様のレビューにて、この2人の話は続くと知り、とても安心して嬉しくなりました!
まだ終われないですよね…この2人。
5巻はどちらの話が来るのかな。
半々くらいでどちらの続きも追いたい!というのが個人的な希望です。
『STAYGOLD』は、甥の駿人が、叔父の優士を追いかける話だと思ってました。
雑誌『onBLUE』を読んだ時、全寮制の高校に進学した駿人が、男らしくなって帰ってきたので、いよいよ甥と叔父の恋も動き出すのか!と思いましたが、、、
4巻はまるごと一冊、優士の弟・コウと、コウに10年片想いしている日高の話。
駿人と優士も登場しますがあくまでも脇役で、4巻はスピンオフみたいですね。
そしてコウと日高の話は未完、まだ続きます。
甥姪が家に居てもお構いなしに女を連れ込んでセックスしちゃうコウ、
無口で自分のことは話さない日高、
二人はタイプは全然違うのに、ネタがある時は会話して、なければお互い好きなことをする、10年ずっと友達でいた。
日高は表情変えないし、無口だし、コウには日高の本音はわからない。
コウが「海に行きたい」ってつぶやいたら、日高はただ「行く?」とNO温度で答えたように見えたのに、、、
その一言を絞り出すまでに、日高の脳内はグルグルと考えを巡らせてます。
日高にとってコウはすべて、コウと一緒に居られるだけでそこは天国、脳内はお花畑ですw
大変な教育実習の後、コウに会えた時、念仏を唱え出した日高には思いっきり笑わせてもらいました~♪
で、そんな ”すべて” な男がですよ、パンツ姿でベッドの隣に寝てるんですよ!
日高にとっては地球が割れるくらいの大事件です!
さらに、さらに、コウが「きのーの仕返しな」と突然キスをしてきて…
日高は執着型のムッツリ男です!
コウに恋して10年、コウの好きなもの、コウが付き合った女のこと、書き貯めたノートも複数溜まりましたw
でも、女達が次から次へとやってきて、日高が欲しくても叶わないものを簡単に手に入れていく…
「気持ちの強さなんて何の役にも立たない」
だから日高は、コウのいちばん近い場所で、いちばん心を許される関係を続けてきた。
それが、「嫌じゃなきゃよくない?」と友達の延長上線のノリでキスを許された!
そしてオカマ達の恋バナ(下ネタ?)からヒントをもらって、コウを攻めるとコウが応えてくれたーーーーーっ!
勢いづいてコウのモノにかぶりついて、ついに、とうとう、やっとコウに抱いてもらえたーーーーーっ!
日高はコウに抱かれたい願望があるんだってわかるモノローグがあるんですが、ページの構成で見落としやすくしてあるんですよ。
私は日高×コウだと思いこんでいたっていうのもありますが、そのモノローグを見落としていたので、えー?コウが抱かれる側だったの???って本気で驚きました!
コウに抱いてもらえて、コウと一緒にいられて、日高の最高は毎日毎時間更新されていく。
でも、コウと日高は恋人じゃないから、不安定な関係はゆるやかに失速していく。
コウはある答えを出して、日高はそれに何もできずに、コウのいないところで新しい生活を始める…
表情は無表情なくせに、コウのことばっか考えて、脳内は慌ただしい日高。
バカだー、ムッツリだー、笑うわー、って楽しんできました。
そして笑った分だけ、日高の泣いてる背中に涙しました…
めちゃくちゃせつないよー。
女好きヤリチンのコウが、友達としてじゃなく、恋人として日高を受入れるには、たくさんハードルがあると思うよ?
でも、日高の脳内をお花畑にどうか戻してあげて!
駿人と優士の話も気になるけれど、コウと日高の続きがめちゃくちゃ気になります!
5巻もコウと日高の話でありますように。
※アニメイト有償特典の小冊子に掲載されている番外編「Q.18話でコウが気付いたキスマークについて」で、日高にキスマークをつけたのが誰だかわかります。